JP6625085B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
この種の遊技機として、下記の特許文献1を例示する。
近年の遊技機は、処理装置の高速化、制御データの大容量化、及び制御対象となる電子機器の数の増加、電子機器間における配線長さの増大等の傾向性にあるため、上記のような不具合が増加傾向にある。
また、本発明によれば、第一基板と、第二基板と、前記第一基板と前記第二基板とを電気的に接続する第一配線及び第二配線と、備えた遊技機であって、前記第一基板は、パラレルデータをシリアルデータに変換し、変換したシリアルデータを、前記第一配線を介して前記第二基板に出力する変換部を有しており、前記第二基板は、前記第一配線から入力したシリアルデータを復元してパラレルデータを生成する復元処理を実行する復元部と、前記復元部による前記復元処理が実行可能であるか否かを示す可否信号を、前記第二配線を介して前記第一基板に出力する受信側制御部と、を有しており、前記変換部は、前記復元処理が実行可能であることを示す前記可否信号の入力を契機として、パラレルデータから変換したシリアルデータを前記第一配線に出力することを特徴とする遊技機が提供される。
まず、本実施形態の遊技機10の概要について、図1、図9、図10、図11、図12を用いて説明する。
図1は、遊技機10の正面図である。図9は、メイン制御基板100に含まれる電気構成を示す回路図である。図10は、メイン制御基板100に実装されている送信回路部IC1に係る機能ブロック図である。図11は、中継端子板300に含まれる電気構成を示す回路図である。図12は、中継端子板300に実装されている受信回路部IC3に係る機能ブロック図である。
本実施形態における第一基板とは例えばメイン制御基板100であり、本実施形態における第二基板とは例えば中継端子板300である。本実施形態における第一配線とは、例えばコネクタCN1の第1端子及び第2端子と、コネクタCN3の第1端子及び第2端子と、の間を接続する一対の配線である。本実施形態における第二配線とは、例えばコネクタCN1の第3端子とコネクタCN3の第3端子との間を接続する配線である。
なお、ここで述べた第一基板、第二基板、第一配線及び第二配線は一具体例であり、本発明の実施においてこれらの数や種別は上記に限られない。
ここでパラレルデータとは、パラレル伝送方式で伝送可能なフォーマットによって構成されているデータをいう。また、ここでシリアルデータとは、シリアル伝送方式で伝送可能なフォーマットによって構成されているデータをいう。
ここで可否信号とは、復元部による復元処理が実行可能であるか否かを示す信号である。本実施形態における可否信号は、後述するLOCKN端子から出力される信号が相当し、該信号がLowである場合には復元可能であることを示し、該信号がHighである場合には復元不能であることを示すが、この態様は一具体例であって本発明の実施はこれに限られない。例えば、可否信号は、Highである場合が復元可能であることを意味し、Lowである場合が復元不能であることを意味してもよい。
このような特徴を有しているので、本実施形態に係る遊技機10は、第一基板(送信回路部IC1)から第二基板(受信回路部IC3)に対して、制御データを確実に伝送することができる。
以下、本実施形態に係る遊技機10についてより詳しく説明する。
図1から図4を用いて遊技機10の構造について説明する。
図1は、遊技機10の正面図である。図2は、図1に示す領域IIに配設されるLED群を示す図である。図3は、図1に示す領域IIIに配設される操作ボタン群及びその周辺を示す瞰図である。図4は、遊技機10内に設置される遊技盤50を示す図である。
なお、図1から図4に図示される各構成は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要なものを挙げたに過ぎず、ここに図示しない構成及び機能を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成又は機能が省かれても良い。
前枠20は、遊技領域50aを覆うように配置された透明部材25を備え、透明部材25によって遊技領域50a及び遊技盤50を透視保護している。
前枠20は、遊技球を貯留する上球受け皿27及び下球受け皿29を備え、上球受け皿27と下球受け皿29は上下に離間して前枠20と一体的に設けられている。
前枠20は、下球受け皿29の右側方に操作ハンドル31を備え、操作ハンドル31の回動操作によって、上球受け皿27に貯留された遊技球が遊技領域50aに向けて発射されるようになっている。
また、上球受け皿27の側方には、図示しないモータ等のアクチュエータにより動作する可動装飾体22が設けられている。
メイン表示部81に表示される演出図柄群の変動表示において、表示される演出図柄群は、一又は複数の列をなす。変動表示されている演出図柄群がなす列の方向は特に制限されず、例えば、上下方向、左右方向、奥行き方向、又はこれらの組合せ(斜め方向)のいずれであってもよい。
ここで奥行き方向とは、実際にはメイン表示部81の表示画面上の平面的な表示変動であるにも関わらず、メイン表示部81の奧方から手前方向又はその逆方向に演出図柄が変動しているかのように認識させる手法(例えば、遠近法)を用いた表示態様において、遊技者が認識する仮想的な方向をいう。
ここで保留画像とは、始動口への入球を契機として取得された乱数のうち、現時点において実行されている図柄変動ゲームに用いられた乱数又は現時点において保留されている乱数を表す画像である。保留画像は、その形状や色彩等によって特典(例えば、大当り遊技)が付与される可能性を示唆しうる。
なお、本実施形態における図柄表示装置90に係るLEDの配置や数は図2に示すとおりであるが、これは一具体例であって、図柄表示装置90に係るLEDの配置や数はこの例に制限されるものではない。
第1特別図柄は、「特図1」と略称される場合があり、第2特別図柄は、「特図2」と略称される場合がある。また、特別図柄は、「特図」と略称される場合がある。
なお、以下、普通図柄のことを「普図」と略して表記する場合がある。
また、以下の説明において、普通図柄表示装置93を変動表示させた後に普通図柄を停止表示させる図柄変動ゲームを「普通図柄に係る図柄変動ゲーム」と称する場合がある。
或いは、以下の説明において、上述のメイン表示部81に表示される演出図柄の変動表示は、「特別図柄に係る図柄変動ゲーム」や「普通図柄に係る図柄変動ゲーム」と区別して「演出図柄に係る図柄変動ゲーム」と称する場合がある。
なお、以下の説明において、単に「図柄変動ゲーム」と称した場合には、特段の説明がない限り「特別図柄に係る図柄変動ゲーム」を意味する。
ここで風車52とは、遊技球の落下の方向に変化を与えるための機構であって、くぎ状のものをいう。
第1始動口57に係る入賞が判定された場合の少なくとも一部において、第1特別図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件が成立する。
なお、本実施形態に係る遊技領域50aは、第2流路Yから転動した場合に比べて、第1流路Xから転動した場合に多くの遊技球が第1始動口57に向けて転動するように、遊技釘等の障害物が配置されているものとする。
第2始動口59に係る入賞が判定された場合の少なくとも一部において、第2特別図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件が成立する。
なお、本実施形態に係る遊技領域50aは、第1流路Xから転動した場合に比べて、第2流路Yから転動した場合に多くの遊技球が第2始動口59に向けて転動するように、遊技釘等の障害物が配置されているものとする。
大入賞口55の上方には特別電動役物65が配設されている。特別電動役物65は、大入賞口55に遊技球への入球が容易である開放状態又は入球が困難である閉鎖状態に可換に遷移する部材であり、ソレノイドコイルSOL1の作動により開放状態又は閉鎖状態のいずれかに遷移する。
特別電動役物65が開放状態である場合には、大入賞口55への遊技球の入球が容易となるため、賞球を獲得できる機会が大幅に増大しうる。
なお、本実施形態において、第1流路Xから転動する場合と比較して、第2流路Yから転動する場合に多くの遊技球が大入賞口55に向けて転動するように各障害物が配置されている。
なお、本実施形態において、第2流路Yから転動する場合と比較して、第1流路Xから転動する場合に多くの遊技球が普通入賞口67に向けて転動するように各障害物が配置されている。
続いて、図5又は図6を用いて遊技機10の制御構成について説明する。なお、上述した図1から図4に図示されている各構成要素に触れて説明する場合があるので、これらの図面も適宜参照されたい。
図5は、遊技機10の主要な電気的構成を示すブロック図である。図6は、遊技機10の主要な制御構成を示す機能ブロック図である。
なお、図5又は図6で図示される各構成要素は本実施形態の遊技機10を説明する上で必要な構成要素を挙げたものであり、ここに図示しない構成要素を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成要素の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成要素が省かれても良い。
より具体的には、メイン制御基板100及びサブ制御基板200は、CPU101又はCPU201、RAM102又はRAM202、ROM103又はROM203などを有している。メイン制御基板100及びサブ制御基板200は、CPU101又はCPU201がROM103又はROM203から読み出した制御プログラムを実行し、RAM102又はRAM202に種々のデータを書き込み又は読み出しを行うことにより種々の機能を実現する。
図5では、一つのサブ制御基板200が図示されているが、サブ制御基板200は、複数の基板で形成されていてもよい。サブ制御基板200が複数の基板で形成される場合、メイン制御基板100に複数のサブ制御基板200が並列に接続されていてもよいし、メイン制御基板100に対して複数のサブ制御基板200が階層的に接続されていてもよい。
また、各機能構成を実現する基板は、図5に示される基板に限定されるものではなく、メイン制御基板100若しくはサブ制御基板200又は他の基板上で実現されてもよい。
特図遊技制御部120は、特別図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する。
普図遊技制御部130は、普通図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する。
遊技状態制御部140は、大当り遊技を制御する機能、確変状態や変短状態を管理し、これらの付与や解除(通常遊技状態への移行)を制御する機能を有する。
図柄表示制御部150は、特別図柄に係る図柄変動ゲームの結果として選択された特別図柄、又は、普通図柄に係る図柄変動ゲームの結果として選択された普通図柄、を図柄表示装置90に表示させる。
情報伝送部190は、メイン制御基板100で実現される各機能構成にて生成された制御情報(コマンド)をサブ制御基板200上で実現される機能構成(例えば、演出制御部210等)に伝送する。情報伝送部190によって伝送されるコマンドには、特図抽選や普図抽選の結果、確変状態の有無、変短状態の有無、保留されている乱数に関する情報、大当り遊技の実行に関する情報等が含まれてもよい。
演出制御部210は、照明装置35による点灯(点滅)演出、又はスピーカ33による音声演出についても制御することができ、これらの演出表示、点灯演出、音声演出等を組み合わせて遊技者の興趣を喚起することができる。また、演出制御部210は、プッシュボタン37やカーソルボタン38にて受け付けた遊技者の操作に応じて各種演出を可変に切り替えることもできる。
以下、始動口の入球時処理を制御する始動口入球時処理部110について詳述する。
始動口入球時処理部110は、特図保留制御部111と、先読み判定部112と、を有する。
また、特図保留制御部111は、第2始動口59に遊技球が入球した時、即ち第2始動口59に入賞した時に、保留されている乱数M2の数が保留上限数(例えば、4個)に達していない場合には乱数M2を取得して保留させる。
特図保留制御部111は、第1始動口57の入賞を契機として取得される乱数M1と、第2始動口59の入賞を契機として取得される乱数M2と、を区別して保留する。なお、乱数M1及び乱数M2は、後述する当否判定部121による判定(特別遊技状態に係る当選判定)に用いられる。
このとき、図柄表示制御部150は、特図保留制御部111の要求に応じて、保留されている乱数の数をLEDの発光パターンによって図柄表示装置90に表示させてもよい。
また、演出制御部210は、情報伝送部190を介して入力したコマンドに応じて、保留されている乱数の個数に等しい数の保留画像を、演出表示装置80に表示させてもよい。
ここで先読み判定部112によって判定される特定の演出には、例えば保留画像の態様(色彩等)を変化させる演出が含まれてもよいし、複数回の特別図柄に係る図柄変動ゲームにわたって連続性を有している演出が含まれてもよい。
以下、特別図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する特図遊技制御部120について詳述する。
特図遊技制御部120は、当否判定部121と、特図選択部122と、リーチ抽選部123と、変動パターン決定部124と、を有する。
より具体的には、当否判定部121によって当選が判定された場合、特図選択部122は乱数抽選を行うことによって当選を示す特別図柄(当選図柄)を選択する。即ち、当否判定部121によって当選が判定された場合、特図選択部122は、予め複数とおりに用意されている当選図柄のうちいずれか一つを選択する。
或いは、当否判定部121によって落選が判定された場合、特図選択部122はハズレを示す特別図柄(ハズレ図柄)を一意に決定する。
当否判定部121によって乱数M2が判定された場合、特図選択部122によって選択された特別図柄は、後述する第2特別図柄表示制御部152によって第2特別図柄表示装置92に表示される。
なお、当否判定部121によって落選が判定された場合、その判定に起因する図柄変動ゲームの結果はハズレであるため、当該図柄変動ゲームでリーチ演出を実行したとしても最後に仮停止する列の演出図柄は他の列の演出図柄と異なる種別になる。
また、当否判定部121によって当選が判定された場合、その判定に起因する図柄変動ゲームの結果は当選であるため、リーチ抽選部123による抽選が行われずとも、当該図柄変動ゲームの実行中には原則としてメイン表示部81においてリーチ演出が行われ、さらに最後に仮停止する列の演出図柄が他の列の演出図柄と同種になる。
変動パターン決定部124によって決定された変動パターンは、第1特別図柄表示制御部151又は第2特別図柄表示制御部152に対する制御情報として出力され、当該制御情報を入力した第1特別図柄表示制御部151又は第2特別図柄表示制御部152は当該制御情報が示す時間にわたって特別図柄に係る図柄変動ゲームを実行する。
また、変動パターン決定部124によって決定された変動パターンは、情報伝送部190を介して伝送されるコマンドとして演出制御部210に出力され、当該コマンドを入力した演出制御部210は当該コマンドに含まれる変動パターンを用いて演出(リーチ演出等)を制御する。より具体的には、演出制御部210は、入力した変動パターン(変動時間情報)が示す時間に合わせて、当該変動パターンに基づく演出図柄に係る図柄変動ゲームを終了させるように演出図柄の変動態様及びそれに付随する演出態様を決定して実行する。
これにより、演出制御部210は、特別図柄に係る図柄変動ゲームが実行時間に合わせて、当該図柄変動ゲームに対する演出を実行することができる。
以下、普通図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する普図遊技制御部130について詳述する。
普図遊技制御部130は、普図保留制御部131と、普図抽選部132と、普通電役制御部133と、を有する。
普通電役制御部133は、変短制御部144によって変短状態が付与されているとき、開放状態をとる時間が単位時間あたりで増加するように普通電動役物61を制御する。即ち、普通電役制御部133の制御は、後述する変短制御部144による変短状態の付与に起因して変動する。
以下、大当り遊技、確変状態、及び変短状態を制御する遊技状態制御部140について詳述する。
遊技状態制御部140は、大当り制御部141と、確変制御部143と、変短制御部144と、を有している。
ここで確変状態とは、当否判定部121による当否判定の当選確率が通常遊技状態より高確率になる遊技状態をいう。
ここで変短状態とは、以下の少なくとも一つが行われる遊技状態をいう。
(i)普図抽選部132による抽選の当選確率が通常遊技状態より高確率になる。
(ii)普通電動役物61の開放時間が通常遊技状態より延長される。
(iii)普通電動役物61の開放回数が通常遊技状態より増加される。
(iv)普通図柄表示装置93における一回あたりの変動表示時間が通常遊技状態より短縮される。
なお、(i)において言及した普図抽選部132によって行われる抽選の当選確率は、通常遊技状態において零であっても良いし、零でなくても良い。
なお、本実施形態に係る確変状態の付与条件は一具体例であって、本発明の実施に係る遊技機における確変状態の付与条件はこの例に限られない。例えば、いわゆるVゾーンと称される特定領域に遊技球が入球したことを契機として確変状態を付与してもよい。
なお、本実施形態に係る確変状態の解除条件は一具体例であって、本発明の実施に係る遊技機における確変状態の解除条件はこの例に限られない。例えば、特別図柄に係る図柄変動ゲームの回数に関わらず大当り遊技に当選することのみを契機として、確変制御部143は確変状態を解除してもよい。或いは、確変状態を解除するか否かを決定する抽選(転落抽選)に当選することを契機として、確変制御部143は確変状態を解除してもよい。
なお、本実施形態に係る変短状態の付与条件は一具体例であって、本発明の実施に係る遊技機における確変状態の付与条件はこの例に限られない。例えば、大当り制御部141によって実行される大当り遊技が終了した場合の一部を契機として、変短制御部144は変短状態を付与してもよい。
なお、変短制御部144による変短状態の解除条件は、確変状態の解除条件と同一の条件であってもよいし、異なる条件であってもよい。本実施形態に即していえば、変短状態の解除に係る所定回数は、確変状態の解除に係る所定回数と同一の回数であってもよいし、異なる回数であってもよい。
まず、当否判定部121によって当選が判定された場合、特図選択部122によって特別図柄が選択され、選択された特別図柄が第1特別図柄表示装置91又は第2特別図柄表示装置92に停止表示された後に、大当り制御部141は大当り遊技を開始させる。
大当り遊技が開始されると、大当り制御部141は演出制御部210に大当り遊技の開始を示すオープニング演出に関するコマンドを情報伝送部190を介して演出制御部210に出力する。演出制御部210は当該コマンドに従い所定時間(オープニング時間)にわたってオープニング演出を実行する。なお、本実施形態に係るオープニング演出では、遊技者に右打ちを推奨する等して、大入賞口55に向かう第2流路Yへの遊技球の打ち出しを促すことが好ましい。
オープニング演出の終了後には、大入賞口55が開放されるラウンド遊技が予め定めた規定回数(ラウンド回数)を上限として複数回行われる。ラウンド遊技では、大入賞口55が所定回数(例えば1回)開放される。また、開放された大入賞口55に規定個数の遊技球が入球した後、又は規定時間(ラウンド遊技時間)が経過後に、大入賞口55が閉鎖されてそのラウンド遊技が終了する。
ラウンド遊技の終了後には、大入賞口55が所定時間(インターバル時間)だけ閉鎖され、次のラウンド遊技の開始と共に再び大入賞口55が開放される。
特別電役制御部142は、大当り制御部141から受けた制御情報に従って、特別電動役物65を開放させる。
特別電役制御部142は、特別電動役物65を開放させている間、1回のラウンド遊技中に大入賞口55に入球した遊技球の個数をカウントスイッチSW7の検知に基づいて監視している。そして、特別電役制御部142は、監視している入賞した遊技球が上限数に達したとき、ソレノイドコイルSOL1を作動させて特別電動役物65を閉鎖させる。
規定のラウンド回数が終了すると、大当り制御部141は情報伝送部190を介して演出制御部210に大当り遊技の終了を示すエンディング演出に関するコマンドを出力する。演出制御部210は入力したコマンドに従い所定時間(エンディング時間)にわたってエンディング演出を実行し、大当り制御部141は大当り遊技を終了させる。
以下、各図柄に係る図柄変動ゲームと演出表示について詳述する。
図柄表示制御部150は、第1特別図柄表示制御部151と、第2特別図柄表示制御部152と、普通図柄表示制御部153と、を有する。
第1特別図柄表示制御部151は、第1特別図柄表示装置91における特別図柄の変動表示と停止表示を制御する。
第2特別図柄表示制御部152は、第2特別図柄表示装置92における特別図柄の変動表示と停止表示を制御する。
普通図柄表示制御部153は、普通図柄表示装置93における普通図柄の変動表示と停止表示を制御する。
演出制御部210は、予告演出を実行する場合、予告演出に係る演出表示を演出表示装置80に表示させる。特に特別図柄に係る図柄変動ゲームの実行中に関していえば、演出制御部210は、複数列の演出図柄群がスクロールした後に確定停止した演出図柄の組合せによって、大当り遊技に当選したか否かを、演出表示装置80に報知させる。
演出制御部210は、特別図柄に係る図柄変動ゲームの実行中において、図柄表示装置90による特別図柄の変動時間に合わせて、演出表示装置80による演出表示(演出図柄に係る図柄変動ゲームを含む)を実行させている。換言すれば、演出制御部210は、図柄表示装置90における一回の特別図柄に係る図柄変動ゲームと、演出表示装置80における一回の演出表示(演出図柄に係る図柄変動ゲームを含む)とを、原則として対応付けて実行する。
ただし、複数回の特別図柄に係る図柄変動ゲームにわたって連続性を有している予告演出が実行される場合や、一回の特別図柄に係る図柄変動ゲームに対して複数回の演出図柄の変動表示を含む予告演出が実行される場合もある。前者の代表例は上述した連続演出であり、後者の代表例は擬似連演出と称される予告演出である。
ここで擬似連演出とは、遊技者に認識可能な区切りから区切りまでの期間である変動サイクルにおいて一連の演出図柄群をスクロールさせ、一回の遊技(特別図柄に係る図柄変動ゲーム)において複数回の変動サイクルを含める演出である。
また、演出制御部210は、プッシュボタン37にて受け付けた遊技者の操作に応じて各種演出を可変に切り替えることもできる。
また、演出制御部210は、上サブ表示部82、左サブ表示部83又は右サブ表示部84の移動制御を実行することができ、さらに図5では図示していないが、いわゆる装飾可動体の移動制御を実行することができてもよい。
次に、メイン制御基板100において実現される各種処理の処理手順について、図7及び図8を用いて説明する。なお、上述した図1から図6に図示されている各構成要素に触れて説明する場合があるので、これらの図面も適宜参照されたい。
なお、これらのフローチャートで図示される処理手順は、本発明の処理手順やその実行タイミングを限定するものではない。このため、本発明に関する処理を実施するときには、その複数の処理手順は内容的に支障のない範囲で変更することができ、また複数の処理の実行タイミングの一部又は全部が互いに重複していてもよい。
また、図7及び図8に図示される各処理は、本発明の説明に必要な主たる処理であって、遊技機10によって実行される全ての処理を示すものではない。
第1始動口57又は第2始動口59への入球がカウントスイッチSW1又はカウントスイッチSW2で検知されるまで(ステップS102のNO)、ステップS104以降の処理は行われないまま待機となる。
また、第1始動口57又は第2始動口59への入球が検知されたとしても(ステップS102のYES)、特図保留制御部111による保留数が上限に達していれば(ステップS104のYES)、ステップS106以降の処理は行われないまま待機となる。
まず、特図遊技制御部120は、変動開始条件が成立しているか否かを判定する(ステップS202)。ここで「変動開始条件」とは、(i)ステップS202の判定時において特別図柄に係る図柄変動ゲームが実行されていないこと、(ii)ステップS202の判定時において大当り遊技が実行されていないこと、(iii)ステップS202の判定時において保留記憶が1個以上存在すること等が挙げられる。
ステップS202の判定が否定されるとき(ステップS202のNO)、ステップS204以降の処理は実行されずに、その図柄変動開始処理は終了となる。
ステップS204において、当否判定部121は、特図保留制御部111に保留記憶されている順番で乱数M1又は乱数M2を読み出してもよいし、一方を他方に優先して読み出してもよい。
ここでステップS206に含まれる処理としては、具体的には、上述した当否判定部121による当否判定や特図選択部122による特別図柄の選択が少なくとも含まれる。また、(i)変短状態が付与されているか否か、(ii)演出図柄をリーチ目で停止させるか否か、(iii)特定の演出を行うか否か等の判定処理が、ステップS206の処理に含まれてもよい。
変動パターン決定部124は、ステップS206の処理結果及びステップS208で特定された保留数を用いて変動パターンを決定する(ステップS210)。
メイン制御基板100に実装される送信回路部IC1と、中継端子板300に実装される受信回路部IC3について、主に図9から図12を用いて説明する。
図9は、メイン制御基板100に含まれる電気構成を示す回路図である。図10は、メイン制御基板100に実装されている送信回路部IC1に係る機能ブロック図である。図11は、中継端子板300に含まれる電気構成を示す回路図である。図12は、中継端子板300に実装されている受信回路部IC3に係る機能ブロック図である。
なお、図9から図12に図示されている各構成要素は本実施形態の遊技機10を説明する上で必要な構成要素を挙げたものであり、ここに図示しない構成要素を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成要素の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成要素が省かれても良い。
メイン制御基板100は、集積回路である送信回路部IC1を有している。
また、送信回路部IC1は、ソレノイドコイルSOL1及びソレノイドコイルSOL4が作動中である旨を示す各制御信号(図9においては開放1及び開放4と表記)を並列的に入力する。ここで挙げたソレノイドコイルの作動に基づく各制御信号は、特別電動役物65及び普通電動役物61の開放の有無を示すパラレルデータであると言い換えることができる。
送信回路部IC1の端子S3に入力される制御信号を、図9においては「未使用」と表記しているが、これは本実施形態における遊技機10の構成において、該制御信号を生じさせるカウントスイッチが存在しないことを意味している。
端子S3は、始動口が3つ存在する遊技機を想定し、3つ目の始動口への遊技球の入球を検知したことを契機として生じる制御信号を入力するための端子である。
送信回路部IC1のS10端子、S11端子及びS12端子に入力される制御信号を、図9においては「未使用」と表記しているが、これは本実施形態における遊技機10の構成において、該制御信号を生じさせるカウントスイッチやソレノイドコイルが存在しないことを意味している。
S10端子、S11端子及びS12端子は、大入賞口が複数存在する遊技機、いわゆるVゾーン(特定領域)を遊技球が通過することを契機として確変や大当りを付与する遊技機、或いは特別電動役物が複数存在する遊技機等を想定し、これらの検知や作動を契機として生じる制御信号を入力するための端子である。
なお、本実施形態における送信回路部IC1のLOCKN端子は抵抗素子を介して定電位源(例えば+3.3V)に接続されており、中継端子板300(受信回路部IC3)側でHighとして出力された可否信号を入力する場合に、送信回路部IC1において所定の閾値を超える(Highとして検知される)ことを担保する措置(いわゆるプルアップ)が講じられている。
なお、PDN端子の入力をHigh/Lowに切り替える切替回路SW8は、後述する送信回路部IC1のデータ変換に係る処理手順が正常に行われることを確認するために設けられるものであって、本発明を実施する遊技機から省かれてもよく、切替回路SW8を省いた遊技機においてPDN端子の入力はHigh側に固定されることが好ましい。
CMOS入力部IC11は、S1端子〜S12端子によって入力される各制御信号と、CLKIN端子によって入力されるクロックと、を受け付ける。
フォーマット部IC12は、CMOS入力部IC11によって入力された制御信号のそれぞれを1bitのデジタルデータとしてデジタル信号(パラレルデータ)にする。
変換部IC13は、フォーマット部IC12によって生成されたデジタル信号(パラレルデータ)に対して、CLKIN端子から入力されたクロックを重畳してシリアル伝送に対応する形式のデジタル信号(シリアルデータ)に変換する。
ドライバ部IC14は、変換部IC13によって変換されたデジタル信号(シリアルデータ)を一対の差動信号としてTXP端子とTXN端子とから出力させる。
PLL部IC15は、位相同期回路(Phase Locked Loop)であり、入力した電圧(リファレンス電圧)に基づいて変換部IC13に対してフィードバック制御をかけることにより、ドライバ部IC14から出力される一対の差動信号の周波数を補正することができる。
制御部IC16は、PDN端子の入力がHighであれば送信回路部IC1を動作状態に遷移させ、PDN端子の入力がLowであれば送信回路部IC1をパワーダウン状態に遷移させる。また、制御部IC16は、LOCKN端子の入力がHighからLowに変化することを契機として変換部IC13による変換を許容し、LOCKN端子の入力がLowからHighに変化することを契機として変換部IC13による変換を制限する。
中継端子板300は、集積回路である受信回路部IC3を有している。
なお、PDN端子の入力をHigh/Lowに切り替える切替回路SW9は、後述する受信回路部IC3のデータ変換に係る処理手順が正常に行われることを確認するために設けられるものであって、本発明を実施する遊技機から省かれてもよく、切替回路SW9を省いた遊技機においてPDN端子の入力はHigh側に固定されることが好ましい。
具体的には、受信回路部IC3は、カウントスイッチSW1に係る制御信号をR1端子から、カウントスイッチSW2に係る制御信号をR2端子から、カウントスイッチSW4に係る制御信号をR3端子から、カウントスイッチSW51に係る制御信号をR4端子から、カウントスイッチSW52に係る制御信号をR5端子から、それぞれ出力する。
具体的には、受信回路部IC3は、ソレノイドコイルSOL4に係る制御信号をR6端子から、ソレノイドコイルSOL1に係る制御信号をR7端子から、カウントスイッチSW7に係る制御信号をR8端子から、それぞれ出力する。
なお、本実施形態では、受信回路部IC3のLOCKN端子の出力がLowである場合に復元処理が実行可能であることを意味し、LOCKN端子の出力がHighである場合に復元処理が実行不能であることを意味する。
CLKOUT端子から出力されたクロックは、中継端子板300上で行われる処理に用いられてもよいし、中継端子板300から他の基板に伝送されてもよい。
レシーバ部IC34は、RXP端子及びRXN端子から入力した一対の差動信号(シリアルデータ)を受け付ける。
CDR部IC35は、レシーバ部IC34が受け付けた一対の差動信号から、シリアルデータとクロックとを分離して抽出する。即ち、CDR部IC35は、上述のクロック・データ・リカバリを実行する構成である。
復元部IC33は、CDR部IC35によって抽出されたシリアルデータをパラレルデータに復元する。
フォーマット部IC32は、復元部IC33によって復元されたパラレルデータをパラレル伝送に対応する形式のデジタル信号にする。
CMOS出力部IC31は、R1端子〜R9端子に対して各デジタル信号(パラレルデータ)を出力し、CLKIN端子に対してクロックを出力する。
制御部IC36は、PDN端子の入力がHighであれば受信回路部IC3を動作状態に遷移させ、PDN端子の入力がLowであれば受信回路部IC3をパワーダウン状態に遷移させる。また、制御部IC36は、受信回路部IC3が動作状態であればLOCKN端子の出力をLowにし、受信回路部IC3がパワーダウン状態であればLOCKN端子の出力をHighにする。
メイン制御基板100(送信回路部IC1)から中継端子板300(受信回路部IC3)へのデータ伝送に係る処理手順について、主に図13及び図14を用いて説明する。
図13は、送信回路部IC1による伝送処理に係るタイムチャートである。図14は、受信回路部IC3による伝送処理に係るタイムチャートである。
なお、図13に表記されている「TXP/N」は、TXP端子及びTXN端子の略記であり、図14に表記されている「RXP/N」は、RXP端子及びRXN端子の略記である。また、各タイムチャートに記されている特定の時間(矢印にt○○との表記を付して表す)の時間長さは、表記上の矢印の長さと必ずしも相関関係にあるものではない。
送信回路部IC1は、VCC端子から電力が供給されること(VCC=High)を契機として、PDN端子のレベルが立ち上がる(PDN=High)。この「VCC=High」から「PDN=High」の時間tTPDは、ほぼ零である。即ち、「VCC=High」と「PDN=High」は略同時に発生する。
次に、送信回路部IC1は、「VCC=High」且つ「PDN=High」であることをもって動作状態に遷移し、クロックの入力(CLKIN端子による受付)及びパラレルデータの入力(S1端子〜S12端子による受付)が開始される。
続いて、送信回路部IC1は、「PDN=High」を契機として、テストデータをTXP端子及びTXN端子から出力する。ここでテストデータとは、受信回路部IC3に対してLOCKN端子の立ち下げること(LOCKN=Low)を要求するデータである。
ここで「PDN=High」からテストデータが出力されるまでの時間tPLL0は、約10ミリ秒である。
ここで「LOCKN=Low」からシリアルデータが出力されるまでの時間tTNP1は、約10ミリ秒である。
ここで「LOCKN=High」からテストデータが出力されるまでの時間tTNP0は、約10ミリ秒である。
ここで「PDN=Low」から出力停止までの時間tPLL1は、約20ナノ秒である。即ち時間tPLL1は、時間tPLL0、時間tTNP1及び時間tPLL1と比較して、格段に短い時間長さになっている。
或いは、送信回路部IC1は、パラレルデータから変換したシリアルデータを第一配線に出力している最中に、復元処理が実行不能であることを示す可否信号を第二配線から入力した場合、第一配線への出力をシリアルデータからテストデータに切り替えるとも言える。
受信回路部IC3は、VCC端子から電力が供給されること(VCC=High)を契機として、PDN端子のレベルが立ち上がる(PDN=High)。この「VCC=High」から「PDN=High」の時間tRPDは、ほぼ零である。即ち、「VCC=High」と「PDN=High」は略同時に発生する。
次に、受信回路部IC3は、「VCC=High」且つ「PDN=High」であることをもって動作状態に遷移して、テストデータの入力を待つ。
そして、受信回路部IC3は、テストデータをRXP端子及びRXN端子(第一配線)から入力すると、LOCKN端子の出力を立ち下げる(LOCKN=Low)。なお、受信回路部IC3がテストデータを入力している動作状態を、便宜的にテスト状態と称する。
ここでテストデータの入力から「LOCKN=Low」になるまでの時間tRPLL0は、約10ミリ秒である。
ここで「LOCKN=Low」からパラレルデータが出力されるまでの時間tRLCK0は、約5ミリ秒である。
なお、本実施形態における受信回路部IC3は、CLKOUT端子の出力をHighにする契機を、立ち上がりエッジにするか立ち下がりエッジにするか選択的に定めることができるようになっており、図14に図示されるCLKOUT端子の出力波形は、トリガーを分離したクロックの立ち上がりエッジを契機として出力をHighにする場合について実線で図示しており、トリガーを分離したクロックの立ち下がりエッジを契機として出力をHighにする場合について破線で図示している。
なお、CLKOUT端子がクロックと同視しうる信号波形を出力する場合、その周期は送信回路部IC1のCLKIN端子に入力されるクロックと略同一になる。
なお、図14において、無効扱いになったパラレルデータは「無効データ」と表記される。また、受信回路部IC3の処理が不安定になる状態を、便宜的にアンロック状態と称する。
ここで「PDN=Low」から「LOCKN=High」までの時間tRPLL1は、約10ナノ秒である。即ち時間tRPLL1は、時間tRPLL0及び時間tRLCK0と比較して、格段に短い時間長さになっている。
ここで「復元処理が実行不能である」とは、具体的には、上記のパワーダウン状態、テスト状態及びアンロック状態のいずれかに該当する場合をいう。
ここまで図1から図14を用いて説明される実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
即ち、パラレルデータを変換したシリアルデータを伝送する際に、必ずしもクロックを重畳させなくてもよい。
(1)第一基板と、第二基板と、前記第一基板と前記第二基板とを電気的に接続する第一配線及び第二配線と、備えた遊技機であって、前記第一基板は、パラレルデータをシリアルデータに変換し、変換したシリアルデータを、前記第一配線を介して前記第二基板に出力する変換部を有しており、前記第二基板は、前記第一配線から入力したシリアルデータを復元してパラレルデータを生成する復元処理を実行する復元部と、前記復元部による前記復元処理が実行可能であるか否かを示す可否信号を、前記第二配線を介して前記第一基板に出力する受信側制御部と、を有しており、前記変換部は、前記復元処理が実行可能であることを示す前記可否信号の入力を契機として、パラレルデータから変換したシリアルデータを前記第一配線に出力することを特徴とする遊技機。
(2)前記変換部は、電力が供給されることによって動作し、動作してから前記復元処理が実行可能であることを示す前記可否信号を入力するまでテストデータを前記第一配線に出力し、該可否信号を入力した後にパラレルデータから変換したシリアルデータを前記第一配線に出力する(1)に記載の遊技機。
(3)前記変換部は、パラレルデータから変換したシリアルデータを前記第一配線に出力している最中に、前記復元処理が実行不能であることを示す前記可否信号を前記第二配線から入力した場合、前記第一配線への出力をシリアルデータからテストデータに切り替える(2)に記載の遊技機。
(4)前記受信側制御部は、前記復元処理が実行可能に動作しているにも関わらず前記復元処理が実行不能であることを示す前記可否信号を前記第二配線に出力している場合、前記第一配線からテストデータを入力すると、前記第二配線への出力を前記復元処理が実行可能であることを示す前記可否信号に切り替える(2)又は(3)に記載の遊技機。
(5)前記変換部は、パラレルデータから変換したシリアルデータにクロックを重畳したデジタル信号を前記第一配線に出力し、前記復元部は、前記第一配線から入力した前記デジタル信号からシリアルデータ及びクロックを分離して各々を復元する(1)から(4)のいずれか一つに記載の遊技機。
15 外枠
20 前枠
21 ヒンジ機構
22 可動装飾体
23 シリンダ錠
25 透明部材
27 上球受け皿
29 下球受け皿
31 操作ハンドル
32 上枠部
33 スピーカ
34a、34b 左右側枠部
35 照明装置
36 球抜き機構
37 プッシュボタン
38(38a、38b、38c、38d) カーソルボタン
39a 玉貸ボタン
39b 返却ボタン
50 遊技盤
50a 遊技領域
51 外レール
52 風車
53 内レール
55 大入賞口
57 第1始動口
59 第2始動口
61 普通電動役物
63 ゲート
65 特別電動役物
67 普通入賞口
69 アウト口
80 演出表示装置
81 メイン表示部
82 上サブ表示部
83 左サブ表示部
84 右サブ表示部
90 図柄表示装置
91 特別図柄表示部
91 第1特別図柄表示装置
92 第2特別図柄表示装置
93 普通図柄表示装置
100 メイン制御基板
101 CPU
102 RAM
103 ROM
110 始動口入球時処理部
111 特図保留制御部
112 先読み判定部
120 特図遊技制御部
121 当否判定部
122 特図選択部
123 リーチ抽選部
124 変動パターン決定部
130 普図遊技制御部
131 普図保留制御部
132 普図抽選部
133 普通電役制御部
140 遊技状態制御部
141 大当り制御部
142 特別電役制御部
143 確変制御部
144 変短制御部
150 図柄表示制御部
151 第1特別図柄表示制御部
152 第2特別図柄表示制御部
153 普通図柄表示制御部
190 情報伝送部
200 サブ制御基板
201 CPU
202 RAM
203 ROM
210 演出制御部
300 中継端子板
IC1 送信回路部
IC11 CMOS入力部
IC12 フォーマット部
IC13 変換部
IC14 ドライバ部
IC15 PLL部
IC16 制御部
IC3 受信回路部
IC31 CMOS出力部
IC32 フォーマット部
IC33 復元部
IC34 レシーバ部
IC35 CDR部
IC36 制御部
SOL1、SOL4 ソレノイドコイル
SW1、SW2、SW4、SW51、SW52、SW7 カウントスイッチ
SW8、SW9 切替回路
X 第1流路
Y 第2流路
Claims (2)
- 第一基板と、第二基板と、前記第一基板と前記第二基板とを電気的に接続する第一配線及び第二配線と、備えた遊技機であって、
前記第一基板は、パラレルデータをシリアルデータに変換し、変換したシリアルデータを、前記第一配線を介して前記第二基板に出力する変換部を有しており、
前記第二基板は、前記第一配線から入力したシリアルデータを復元してパラレルデータを生成する復元処理を実行する復元部と、前記復元部による前記復元処理が実行可能であるか否かを示す可否信号を、前記第二配線を介して前記第一基板に出力する受信側制御部と、を有しており、
前記変換部は、前記復元処理が実行可能であることを示す前記可否信号の入力を契機として、パラレルデータから変換したシリアルデータを前記第一配線に出力し、
前記変換部は、
電力が供給されることによって動作し、
動作してから前記復元処理が実行可能であることを示す前記可否信号を入力するまでテストデータを前記第一配線に出力し、
該可否信号を入力した後にパラレルデータから変換したシリアルデータを前記第一配線に出力することを特徴とする遊技機。 - 第一基板と、第二基板と、前記第一基板と前記第二基板とを電気的に接続する第一配線及び第二配線と、備えた遊技機であって、
前記第一基板は、パラレルデータをシリアルデータに変換し、変換したシリアルデータを、前記第一配線を介して前記第二基板に出力する変換部を有しており、
前記第二基板は、前記第一配線から入力したシリアルデータを復元してパラレルデータを生成する復元処理を実行する復元部と、前記復元部による前記復元処理が実行可能であるか否かを示す可否信号を、前記第二配線を介して前記第一基板に出力する受信側制御部と、を有しており、
前記変換部は、前記復元処理が実行可能であることを示す前記可否信号の入力を契機として、パラレルデータから変換したシリアルデータを前記第一配線に出力し、
前記変換部は、パラレルデータから変換したシリアルデータにクロックを重畳したデジタル信号を前記第一配線に出力し、
前記復元部は、前記第一配線から入力した前記デジタル信号からシリアルデータ及びクロックを分離して各々を復元することを特徴とする遊技機。
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