JP6624701B1 - 薬剤経口投与器具およびそれに適用される筒部材 - Google Patents

薬剤経口投与器具およびそれに適用される筒部材 Download PDF

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Abstract

【課題】容器の入り口部分に薬剤を配置するのみで、薬剤と粘性液体との混合が容易に行え、使用者にとって利用しやすい薬剤経口投与器具の提供を課題とする。【解決手段】可撓性のある袋容器100に、粘性液体を充填している。この袋容器100の一端には、薬剤を入れるのに充分な大きさの筒部材200が配置されており、使用者は、筒部材200の開口部の蓋を空ければ、開口部から薬剤を投入できる。筒部材200は二重管構造で、内壁203には内部孔206が開口しており、使用者が薬剤を投入した状態で袋容器100を握って押圧変形させれば、内部孔206から粘性液体が薬剤の上部を覆い被せられる。即ち、粘性液体によって薬剤をサンドイッチ状に覆える。使用者は、その状態で筒状部200を口でくわえ、かつ、同時に袋容器100を更に握って、袋容器100の内部の粘性液体を吸引すれば、粘性液体と共に薬剤を同時に飲み込むことができる。【選択図】図7

Description

本発明は、薬剤を経口投与する際、使用者が容易に薬剤を飲み下しできるようにする薬剤経口投与器具およびそれに適用される筒部材に関する。
薬剤を経口投与する際に、薬剤を粘性の液体に浸し、薬剤を粘性液体と共に飲み下せるようにする器具として、特許文献1の技術が知られている。
この特許文献1に記載の技術では、液体容器の奥まで一旦薬剤を入れて、薬剤と粘性液体とを混ぜ、その混合状態の液体と薬とを共に飲むようにしている。
特許第6168160号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、容器の中で薬剤と粘性液体とを混合する手順が煩雑であった。特に粘性液体は、その粘性特性により、薬剤が容易には容器の奥に移動できず、薬剤を直ちに飲み下ししたい使用者には、不便であった。
本発明は上記点に鑑みて、容器の入り口部分に薬剤を配置するのみで、薬剤と粘性液体との混合が容易に行え、使用者にとって利用しやすい薬剤経口投与器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ポリプロピレンやポリエチレンなどの可撓性のある袋容器に、粘性液体を充填している。この袋容器の一端には、薬剤を入れるのに充分な大きさの開口部が形成された筒部材が配置されており、使用者は、筒部材開口部の蓋を空ければ、開口部から薬剤を投入することができる。
また、筒部材は、使用者が粘性液体を吸引するのに適した径に形成されている。この筒状部は二重管構造となっており、かつ、内壁には内部孔が開口している。使用者が薬剤を投入した状態で袋容器を加圧変形させれば、内部孔から粘性液体が薬剤の上部を覆い被せることができるようになっている。
即ち、使用者が袋容器を握れば、薬剤は粘性液体によってサンドイッチ状に覆われる。その状態で、使用者は、筒状部を口でくわえ、かつ、同時に袋容器を更に握って、袋容器内部の粘性液体を吸引することにより、粘性液体と共に薬剤を同時に飲み込むことができる。
本発明では、薬剤を袋容器の内部に押し込む必要が無く、蓋を空けて薬剤を投入するのみで、薬剤を粘性液体と一緒に飲み下すことができ、煩雑な手間をかけることなく、容易に薬剤を飲むことができる。特に、袋容器内部に粘性液体を保持するので、水やコップが無い状態でも、薬剤を経口投与することができ、携行性に優れる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかる薬剤経口投与器具の全体を示す正面図である。 袋容器の斜視図である。 筒状部の断面図である。 筒状部の平面図である。 蓋部の断面図である。 筒部材内部での粘性液体の移動を示す説明図である。 蓋部を外した器具の斜視図である。 第2実施形態にかかる薬剤経口投与器具の全体を示す断面図である。 図8に示す薬剤経口投与器具の筒部材を取り付ける前の状態を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
以下、図に基づいて本発明の薬剤経口投与器具の一実施形態を説明する。
図1は、器具の正面図であり、100は、ポリプロピレンやポリエチレンなどの可撓性のあるフィルム材料からなる袋容器で、内部にゼリー状の粘性液体を保持している。袋容器100は、図2に示す様に、周囲の三方を溶着して内部に粘性液体を保持する空間101を形成している。図2の102は、溶着部を示す。溶着部102の幅は、5mm程度である。袋容器100の底部103は、楕円形状となっている。
袋容器100は、底部103の大きさが80mm程度、高さが55mm程度である。袋容器100の上部には、幅20mm程度の開口部104が設けられている。換言すれば、開口部104は溶着されていない。
開口部104には、図3に示す樹脂製の筒部材200が配置されている。粘性液体が漏れ出ることがないように、筒部材200の周囲に袋容器100が密着している。筒部材200の上方の外周には、蓋部材300がネジ止めされるネジ部201が形成されている。
筒部材200の上方部分の径は、使用者が口に含むことができる大きさであり、本実施形態では25mmとしている。筒部材200は、袋容器100の開口部104から抜け出ることが無いよう、下方部分はラッパ状に末広がりとなっており、下端部の外径は本実施形態では32mmである。
筒部材の内部には、薬剤を係止するバー202が十字状に形成されている。また、筒部材200は内部が二重構造となっており、中空状、本実施形態の場合は漏斗状の内壁203が形成されている。内壁203の開口端204は、筒部材200の上端と連続していて、径は25mmである。一方、内壁203の下端205は縮径されており、その径は10mmである。図4や図7に示すように、内壁203には、内部孔206が多数設けられている。
蓋部材300は、筒部材200に固着している固着部302と、筒部材200のネジ部201と螺合する取り外しキャップ部303とからなる。固着部302と取り外しキャップ部303との間は、切り離しが可能なように、切れ目が設けられている(図1参照)。取り外しキャップ部303には、図5に示すように、筒部材200のネジ部201と螺合するネジ部301が形成されている。
取り外しキャップ部303の内径は、筒部材200の上方部外形と同様であり、取り外しキャップ部303の外径は、29mmである。また、取り外しキャップ部303の高さは、19mmである。
粘性液体は、薬剤を飲むのに必要な量であり、一例としては30mlの量が望ましい。粘性液体の粘性は、後述のように、開口部から薬剤を投入した際、早期に薬剤が液体に沈むことがなく、かつ、使用者が液体を飲むときに容易に飲み込むことができる程度の粘性が望ましい。
また、粘性液体は、薬剤と一緒に使用者が飲むため、特別な成分を含まないことが望ましい。ただ、使用者が飲みやすくするため、果汁の香りや味を添加しても良い。
次に、この器具の使用例を説明する。
使用者が、器具を使用する前には、蓋部材300の固着部302と取り外しキャップ部303とは、一体となっている。そして、使用の際には、使用者が取り外しキャップ部303を摘まんで回すと、筒部材200のネジ部201と蓋部材300のネジ部301との係合によって、取り外しキャップ部303は上方に引き上げられる。その結果、蓋部材300の切れ目によって、固着部302から取り外しキャップ部303が引き離される。
取り外しキャップ部303を取り外した状態で、使用者は筒部材200内部に薬剤を投入する。薬剤は、通常直径が数mmから1cm程度の錠剤であるので、投入された薬剤はバー202に係止される。
薬剤を投入した後、使用者は袋容器100を多少押しつぶすように加圧変形させる。この押しつぶしにより、図6に示すように、粘性液体400が二重管構造の筒部材200の内壁203を上方に進み、内部孔206より漏斗状内壁203の内側に流入する。
即ち、二重管構造の筒部材200は、内壁203の開口端204側が閉じ、下端205側が開いており、かつ、内壁203は漏斗状に縮径しているので、内壁203と筒部材200との間に流入した粘性液体400は、中心部分の粘性液体より早く上方に流れ、内部孔206から垂れ落ちることとなる。
この粘性液体400の、二重管構造の筒部材200内での上方への流入により、薬剤500は袋容器100内部の粘性液体400と上方から流入する粘性液体400によって、サンドイッチ状に挟持される。
使用者は、この状態で、筒部材200を口に含み、袋容器100を一層押しつぶすように加圧変形させると同時に、内部の粘性液体400を吸引する。この吸引の状態では、バー202に係止した薬剤500は袋容器100の上方部、即ち、使用者の口に近い部分に位置しているので、吸引時に確実に薬剤を飲み込むことができる。
本実施形態では、粘性液体400は30ml程度内蔵されているが、1つの錠剤を飲み込むのには、袋容器100の内の上方部のみの液体で充分であるので、一度に多数の錠剤を飲む場合には、全ての錠剤を一度に筒部材200から投入するのではなく、錠剤を何度かに分けて飲むこともできる。
勿論、使用者のニーズによっては、多数の錠剤を一度に飲むことも可能である。また、薬剤は、錠剤に限らず、粉状の薬剤であってもよい。
経口投与する薬剤を飲むための器具である特性に鑑みれば、この器具は毎回の薬剤の服用により使い切りとするのが望ましい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態にかかる薬剤経口投与器具について説明する。
図8は、本実施形態にかかる筒部材200を取り付けた後の薬剤経口投与器具の断面図である。また、図9は、筒部材200を取り付ける前の状態での薬剤経口投与器具の様子を示した図である。本実施形態では、筒部材200を着脱式としている。図8および図9に示されるように、袋容器100については、例えば内部に粘性液体400が封入されている汎用品を適用し、この袋容器100に対して筒部材200を取り付けることで薬剤経口投与器具が構成されるようにしている。
汎用品の袋容器100としては、空間101に、ゼリー飲料などのように、ゼリー状の粘性液体400が封入されたものが用いられる。汎用品の袋容器100は、開口部104に円筒状の飲み口110を有した構成とされている。飲み口110の径は、使用者が口に含むことができる径とされ、例えば筒部材200の外径よりも小さな径とされている。飲み口110の外周には、ネジ部111が形成されている。飲み口110は、図9に示すように、使用者が粘性液体400を服用する前の状態においては、蓋部材112で覆われている。蓋部材112の内壁面にはネジ部113が形成されており、蓋部材112のネジ部113が飲み口110のネジ部111に螺号されることで、蓋部材112にて飲み口110が覆われるようになっている。
本実施形態の筒部材200は、飲み口110から蓋部材112を取り外した後の飲み口110に対して取り付けられる。このため、本実施形態の筒部材200には、飲み口110に締結するための締結部210が備えられている。締結部210は、開口端204と反対側に備えられ、円筒状で構成されていると共に、内壁面にネジ部211が備えられている。そして、締結部210のネジ部211が飲み口110のネジ部111に螺号されることで、締結部210が飲み口110に締結される。このようにして、筒部材200が汎用品の袋容器100に取り付けられる。
締結部210は、内壁203から所定距離離れた位置に形成されている。このため、締結部210の内部と、内壁203の内周側の中空内と、内壁203の外周側の空間とが繋がっている。そして、袋容器100を押しつぶしたときに、内壁203の内周側の中空内と、内壁よりも外周側に粘性液体400が流動させられるようになっている。また、締結部210の外径については、飲み口110の外径に対応して設定されている。締結部210の外径と筒部材200における締結部210以外の部分の外径との間に差がある場合には、締結部210において縮径される。
なお、筒部材200のうち締結部210以外の部分の構成については、第1実施形態と同様である。
以上のように、袋容器100に対して筒部材200を着脱可能な構成としている。このような構造としても、粘性液体400が二重管構造の筒部材200内において上方へ流入するようにできる。そして、図6と同様に、薬剤500を袋容器100内部の粘性液体400と上方から流入する粘性液体400によって、サンドイッチ状に挟持できる。したがって、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、薬剤500の服用後に袋容器100に対して粘性液体400が残っている状態であれば、それを繰り返し薬剤500の服用に利用しても良い。上記したように、経口投与する薬剤500を飲むための器具である特性に鑑みれば、この器具は毎回の薬剤500の服用により使い切りとされるのが望ましい。しかしながら、本実施形態の場合、袋容器100に対して筒部材200を着脱可能な構造にしていることから、薬剤500の服用後に、再び筒部材200を袋容器100から取り外して洗浄することもできる。このため、筒部材200を清潔に保つことが可能になるし、再利用も可能になる。口に付着した粘性液体400についても、筒部材200内に残るようにして筒部材200を袋容器100から取り外すようにすれば、袋容器100内に残る粘性液体400についても、清潔に保つことが可能となる。したがって、同じ袋容器100に入っている粘性液体400についても、繰り返し利用することが可能となり、経済的である。
(他の実施形態)
上述の各実施形態は、本発明の適用例として望ましい形態を示したが、本発明の範囲内で種々の変更が考えられる。例えば、袋容器100や蓋部材300の大きさは一例であり、寸法は適宜変更可能である。また、粘性液体の量も、30mlは一例であり、変更可能である。大人用と子供用の大きさの器具を用意しても良い。また、第1実施形態の薬剤経口投与器具については、一度の薬剤500の服用により使い切るのが好ましいが、必ずしも1度の使い切りとしなくても良い。
また、上述の各実施形態では、薬剤500を係止するバー202を設けたが、薬剤は粘性液体の表面に浮かぶのが通常であるので、バー202は廃止してもよい。
また、上述の各実施形態では、筒部材200の内壁203に内部孔206を周方向全周に亘って多数形成したが、この内部孔206の位置や数も適宜変更可能である。内部孔206は、薬剤を投入後、袋容器100を押しつぶすことで、粘性液体400が薬剤の上に覆いかぶさることができればよい。
また、上述の各実施形態では、内壁203を漏斗状とし、二重管構造の内壁203と筒部材200との間に粘性液体400が流入しやすくしていたが、製造上などで要請があれば、必ずしも、漏斗状とすることは必須ではない。
また、上述の第2実施形態では、筒部材200の構造を締結部210以外については第1実施形態と同様としている。つまり、蓋部材300にて筒部材200を覆うことができる構造とし、外周にネジ部201を備えた構造とした。しかしながら、第2実施形態のように、筒部材200を袋容器100から着脱可能な構造にする場合、筒部材200を蓋部材300で覆うことができる構造としなくても良く、ネジ部201などを備えない構造としても良い。
100・・・袋容器
104・・・開口部
200・・・筒部材
201・・・ネジ部
202・・・バー
203・・・内壁
204・・・開口端
205・・・下端
206・・・内部孔
210・・・締結部
300・・・蓋部材
301・・・ネジ部
302・・・固着部
303・・・取り外しキャップ部
400・・・粘性液体
500・・・薬剤

Claims (6)

  1. 可撓性材料からなり、内部に粘性液体(400)を保持可能な袋容器(100)と、
    前記袋容器(100)の開口部(104)に配置され、使用者が口で含める外径をなす外壁を有する筒部材(200)と、
    前記筒部材(200)の開口部を覆う蓋部材(300)と、を有し、
    前記外壁の内側に中空状の内壁(203)が備えられることで前記外壁と前記内壁とによる二重管構造が構成され、前記内壁(203)における開口端(204)が前記外壁における前記袋容器と反対側の端部となる上端と連続していると共に、前記内壁(203)の外径が前記上端側から前記袋容器(100)側となる下端(205)側に向かって縮径され、かつ、前記内壁(203)に内部孔(206)が形成されており、
    前記内壁(203)の中空部内に配置された薬剤(500)は、前記内壁(203)の前記中空部を通じて流動する前記粘性液体(400)と、前記外壁と前記内壁との間の空間から前記内部孔(206)を通じて前記内壁の前記中空部内に流動する前記粘性液体(400)とによって挟持され、前記使用者の口に供給されることを特徴とする薬剤経口投与器具。
  2. 前記蓋部材(300)は、前記筒部材(200)と固着する固着部(302)と、前記筒部材(200)のネジ部(201)と螺合するネジ部(301)を有する取り外しキャップ部(303)とを有し、前記固着部(302)と取り外しキャップ部(303)とは切り離し可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の薬剤経口投与器具。
  3. 前記内部孔(206)は、前記内壁(203)の周方向に沿って複数開口していることを特徴とする請求項1または2記載の薬剤経口投与器具。
  4. 前記筒部材(200)は、薬剤を係止するバー(202)を備えることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1つに記載の薬剤経口投与器具。
  5. 前記内壁(203)は、前記筒部材(200)の開口端(204)側から前記袋容器(100)側となる前記下端側(205)に向かって漏斗状に縮径することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1つに記載の薬剤経口投与器具。
  6. 内部に粘性液体(400)を保持可能な可撓性材料からなる袋容器(100)に対して取り付けられることで、薬剤経口投与器具を構成する筒部材であって、
    使用者が口で含める外径とされた外壁と、前記外壁の内側に備えられた中空状の内壁(203)と、が備えられることで前記外壁と前記内壁とによる二重管構造が構成され、前記内壁(203)における開口端(204)が前記外壁における前記袋容器と反対側の端部となる上端と連続していると共に、前記内壁(203)の外径が前記上端側から前記袋容器(100)側となる下端(205)側に向かって縮径され、かつ、前記内壁(203)に内部孔(206)が形成されており、
    さらに、前記袋容器(100)の開口部(104)に配置された飲み口(110)に締結されると共に、内部が前記二重管構造における前記内壁の外周側の空間と前記内壁が構成する中空内とに繋がる締結部(210)が備えられ、
    前記内壁(203)の中空部内に配置された薬剤(500)は、前記内壁(203)の前記中空部を通じて流動する前記粘性液体(400)と、前記外壁と前記内壁との間の空間から前記内部孔(206)を通じて前記内壁の前記中空部内に流動する前記粘性液体(400)とによって挟持され、前記使用者の口に供給される、薬剤経口投与器具に適用される筒部材。
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