JP6622786B2 - ゲームプログラムおよびゲーム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の選択肢から1つの選択肢をユーザに選択させることによって進行するゲームを実行するためのゲームプログラムおよびゲーム装置に関する。
従来から、複数の選択肢から1つの選択肢をユーザが選択することによって進行するゲームが知られている(例えば、特許文献1参照)。複数の選択肢の中には、あらかじめ1つの正解の選択肢と複数の不正解の選択肢とが含まれている。
そして、例えば、ユーザが正解の選択肢を選択した場合には、ゲームのストーリーが進行するが、ユーザが不正解の選択肢を選択した場合には、ゲームのストーリーは進行しない。
特開2012−100914号公報
しかしながら、前述のとおり正解の選択肢があらかじめ1つに定められている場合、ゲームを進めるためにユーザはその正解の選択肢を選択せざるを得ない。その結果、ゲームが単調なものとなってしまっていた。
本発明の目的は、ユーザの選択肢に幅を持たせ、多彩なゲーム性を備えたゲームを実行することのできるゲームプログラムを提供することである。
第1の発明は、ユーザによる操作を受けつける操作部を備えたゲーム装置を、
少なくとも1つの正解の選択肢と、少なくとも1つの不正解の選択肢と、を含む複数の選択肢を生成する選択肢生成手段、
前記ユーザの前記操作部に対する操作に基づいて、前記複数の選択肢から1つの選択肢を選択する選択手段、
前記ユーザが前記正解の選択肢を選択した場合にはその正解の選択肢に基づいたイベントを発生させ、前記ユーザが前記不正解の選択肢を選択した場合にはその不正解の選択肢に基づいたイベントを発生させるゲーム進行手段、
前記ユーザが前記不正解の選択肢を選択した回数である不正解回数を計数する計数手段、および
前記不正解回数が所定条件を満たした場合に、前記ユーザにゲーム進行に関わる特典を付与する特典付与手段、
として機能させ
前記操作部は、前記操作を受けつけるとともに前記操作の位置に対応する領域を表示する入力位置検出装置を含み、
前記ゲーム進行手段は、複数のステージを生成し、前記ユーザが前記正解の選択肢を選択した場合に前記ステージを別のステージに移行させ、
前記選択肢生成手段は、前記ステージごとに、前記領域内において、前記正解の選択肢に対応した領域と、前記不正解の選択肢に対応した領域とをランダムに設定し、
前記特典付与手段は、前記不正解回数が前記所定条件を満たした場合に、前記特典として、前記選択肢生成手段に前記ユーザが選択した不正解の選択肢を正解の選択肢に変更させ、前記正解の選択肢が選択されたと判定する、ゲームプログラムである。
また、第1の発明において、前記ゲーム進行手段は、
前記ステージごとに、前記正解の選択肢が選択された場合に第1のポイント値を加算し、前記不正解の選択肢が選択された場合に第2のポイント値を減算して、前記第1のポイント値と前記第2のポイント値との合計値を算出し、
所定の制限時間内において、前記合計値が所定値になるまで、前記ステージを新たに生成し、生成した前記ステージに移行させることが好ましい。

第2の発明は、第1の発明のゲームプログラムを記憶する記憶部と、前記ゲームプログラムを実行する制御部と、
を備えるゲーム装置である。
本発明によれば、ユーザの選択肢に幅を持たせ、多彩なゲーム性を備えたゲームを実行することのできるゲームプログラムを提供することができる。
本実施形態における、ゲーム装置の機能的構成を示す図である。 図1におけるゲーム装置のゲーム画面を示す図である。 図1におけるゲーム装置のゲーム画面を示す図である。 図1におけるゲーム装置のゲーム画面を示す図である。 本実施形態における、選択肢変更処理を示すフローチャートである。
[実施形態]
本発明の実施の形態にかかるゲーム装置1について、図1〜図5を参照して説明する。
<ゲームの説明>
図1に示される本発明のゲーム装置1では、ユーザが仮想ゲーム空間上のキャラクタを触ってポイントを獲得するためのステージが複数用意されたゲームが実行される。このゲームは、ユーザが制限時間内に所定量のポイントを獲得することができるか否かがゲームクリアの条件となっている。
本実施形態では、液晶画面140には、仮想ゲーム空間上に配置される猫41、ゲームの残り時間を示す残り秒数ゲージ42、および、ユーザが獲得したポイントの合計値を示すポイントメータ43が表示されている。そして、猫41が表示された液晶画面140の位置に対応づけられたタッチパッド150の位置をユーザがタッチすることで、所定のゲームが進行する。
具体的には、猫41が触ってほしい部位をユーザが触った場合には、図3のとおり、猫41が喜ぶゲーム画面が表示されるとともに所定量のポイントが加算されたのち、ステージが次のステージに移行する。次のステージでは、猫41が触ってほしい部位が新たにランダムに設定される。
一方、猫41が触ってほしくない部位をユーザが触った場合には、図4のとおり、猫41が怒るゲーム画面が表示されるとともに所定量のポイントが減算され、ステージも移行しない。
そして、残り秒数ゲージ42が0になるまで(本実施形態においてはゲーム開始後180秒経過前)に、ポイントメータ43が例えば100ポイントに到達した場合にゲームクリアとなる。一方、残り秒数ゲージ42が0になるまでにポイントメータ43が100ポイントに到達しなければゲームオーバーとなる。
<ハードウェア構成>
図1を参照して、本発明のゲームプログラムを提供するサーバ装置2のハードウェア構成、および、サーバ装置2からダウンロードされたゲームプログラムを用いてゲームが実行されるゲーム装置1のハードウェア構成について説明する。
なお、各ユーザには、それぞれ異なるアカウントが付与される。そして、アカウントごとにID(識別符号)が付与される。各ゲーム装置1が通信ネットワーク3を介してサーバ装置2と通信を行う場合には、当該ゲーム装置1からユーザのアカウントが送信される。送信されたアカウントは、サーバ装置2において所定の認証がなされる。これにより、サーバ装置2と各ゲーム装置1との通信が可能となる。
<サーバ装置2の説明>
サーバ装置2は、制御部20、記憶部21、および、ネットワークインターフェース22を備える。
記憶部21およびネットワークインターフェース22は、バス200を介してサーバ装置2の制御部20に接続される。
制御部20は、サーバ装置2の動作を制御する。
記憶部21は、主にHDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)で構成される。記憶部21には、例えば、本発明のゲームプログラムを配信するための配信プログラムおよびデータが記憶される。
ネットワークインターフェース22は、サーバ装置2とゲーム装置1との間でデータを送受信するために、通信ネットワーク3に接続される。
<サーバ装置2の制御部20の機能的構成>
サーバ装置2の制御部20は、前記配信プログラムを実行することにより、情報処理手段201、照合手段202、および配信手段203として機能する。
情報処理手段201は、本発明のゲームプログラムの配信に必要なデータを、ゲーム装置1との間で送受信する。
情報処理手段201がゲーム装置1から受信する情報としては、例えば、ダウンロード要求情報およびユーザのアカウント情報が含まれる。
情報処理手段201がゲーム装置1へ送信する情報としては、例えば、本発明のゲームプログラムがゲーム装置1へ適切に配信されたか否かの情報が含まれる。
照合手段202は、ゲーム装置1から送信されるユーザのID等を用いて、ユーザのアカウントの認証を行う。
配信手段203は、情報処理手段201でダウンロード要求情報およびユーザのアカウント情報を受信したのち、本発明のゲームプログラムを当該ゲーム装置1に配信する。
<ゲーム装置1の説明>
ゲーム装置1は、スピーカ130、液晶画面140、およびタッチパッド150が内蔵される、例えば、スマートフォンなどの端末装置である。このゲーム装置1において、サーバ装置2から配信されたゲームプログラムおよびデータに基づいてゲームが進行する。
また、ゲーム装置1は、他ゲーム装置1およびサーバ装置2との間で、インターネットあるいはLANなどの通信ネットワーク3を介して互いにデータ通信をすることができる。
ゲーム装置1は、制御部10、記憶部11、ネットワークインターフェース12、オーディオ処理部13、グラフィック処理部14、および操作部15を備える。
記憶部11、ネットワークインターフェース12、オーディオ処理部13、グラフィック処理部14、および操作部15は、バス100を介して、制御部10に接続される。
制御部10は、ゲーム装置1の動作を制御する。
記憶部11は、主にHDD、RAMおよびROMで構成される。記憶部11には、例えば、本実施形態におけるゲームを実行するためのゲームプログラムおよびデータが記憶される。
ネットワークインターフェース12は、ゲーム装置1とサーバ装置2との間でデータを送受信するために、通信ネットワーク3に接続される。これにより、ゲーム装置1に本発明のゲームプログラムおよびゲームデータがダウンロードされる。
オーディオ処理部13は、制御部10の指示に従ってデジタルのゲーム音声を再生および合成する。また、オーディオ処理部13には、スピーカ130が接続される。ゲーム音声は、スピーカ130から出力される。
グラフィック処理部14は、制御部10の指示に従って仮想ゲーム空間およびキャラクタなどを含むゲーム画像を動画形式で描画する。グラフィック処理部14にて動画形式に描画されたゲーム画像は、ゲーム画面として液晶画面140に表示される。
操作部15には、ユーザからの操作信号が入力される。本実施形態において操作部15には、入力位置検出装置であるタッチパッド150を介してユーザからの操作信号が入力される。ユーザはタッチパッド150をタッチすることによって、選択肢の選択、あるいは、オブジェクトの操作等を行う。
<ゲーム装置1の制御部10の機能的構成>
ゲーム装置1の制御部10は、サーバ装置2からゲーム装置1にダウンロードしたゲームプログラムを実行することで、ゲーム進行手段101、通信手段102、選択肢生成手段103、選択手段104、計数手段105、および、特典付与手段106として機能する。
<ゲーム進行手段101の説明>
ゲーム進行手段101は、ゲームデータに含まれるゲーム空間オブジェクトおよびテクスチャなどのデータを記憶部11から読み出し、二次元または三次元の仮想ゲーム空間を生成する。
また、ゲーム進行手段101は、仮想ゲーム空間に猫41などのキャラクタオブジェクトを配置する。そして、ゲーム進行手段101は、ユーザによるタッチパッド150への操作信号、および、ゲームの進行状況に応じて、仮想ゲーム空間における猫41の行動を制御する。
また、ゲーム進行手段101は、これらの仮想ゲーム空間および猫41をゲーム画面として液晶画面140に表示するための情報を生成する。これらの情報に従って、図2〜図4のとおり、グラフィック処理部14が液晶画面140上にゲーム画像を描画する。
また、ゲーム進行手段101は、ユーザがタッチしたタッチパッド150の位置に対応する部位が猫41が触ってほしい部位であった場合には、正解の選択肢が選択されたと判定する。
そして、ゲーム進行手段101は、図3のとおり、ユーザが正解の選択肢を選択した場合にはその正解の選択肢に基づいたイベントを発生させる。図3では、ユーザがタッチした猫41の部位が正解の選択肢であったため、猫41が喜ぶゲーム画像が表示されている。
一方、ゲーム進行手段101は、ユーザがタッチしたタッチパッド150の位置に対応する部位が猫41が触ってほしくない部位であった場合には、不正解の選択肢が選択されたと判定する。
そして、ゲーム進行手段101は、図4のとおり、ユーザが不正解の選択肢を選択した場合にはその不正解の選択肢に基づいたイベントを発生させる。図4では、ユーザがタッチした猫41の部位が不正解の選択肢であったため、猫41が怒るゲーム画像が表示されている。
さらにゲーム進行手段101は、あるステージに設定されている正解の選択肢をユーザが選択した場合、ポイントを20ポイント加算したのち、ステージを次のステージに移行させる。一方、ゲーム進行手段101は、あるステージに設定されている不正解の選択肢をユーザが選択した場合、ポイントを2ポイント減算する。この場合、ゲーム進行手段101は、ステージを移行させない。
<通信手段102の説明>
通信手段102は、例えば、ユーザの操作に基づいて、新たなゲームデータのダウンロード要求情報をサーバ装置2に送信する。このゲームデータは、例えば、ユーザが課金することによって新たに使用することができるようになるアイテム(例えば、キャットフード)などのデータである。
<選択肢生成手段103の説明>
選択肢生成手段103は、ステージごとに、1つの正解の選択肢と、少なくとも1つの不正解の選択肢と、を含む複数の選択肢を生成する。前述のとおり、正解の選択肢とは、猫41が触ってほしい部位である。一方、不正解の選択肢とは、猫41が触ってほしくない部位(猫41が触ってほしい部位以外の部位)である。
本実施形態では、前述のとおり1つのゲームには複数のステージが含まれる。そして、選択肢生成手段103は、ステージごとに猫41が触ってほしい部位をランダムに1つ設定する。猫41が触ってほしい部位は、例えば、ゲーム開始時点のステージでは頭に設定されており、ユーザが猫41の頭を触ると、次のステージで次の部位が新たに猫41が触ってほしい部位として設定される。
なお、1つのゲームに含まれるステージ数には限定がない。すなわち、制限時間内であってポイントメータ43が100ポイントとなるまでは、ユーザが正解の選択肢を選択する限り、新たなステージが生成される。
<選択手段104の説明>
選択手段104は、ユーザによるタッチパッド150に対する操作に基づいて、複数の選択肢から1つの選択肢を選択する。
具体的には、猫41には、頭、背中、尻尾、足などに当たり判定領域が設けられている。そして、選択手段104は、ユーザがタッチしたタッチパッド150の位置に対応する液晶画面140の位置に表示された猫41の部位(選択肢)をユーザが選択したと判定する。
<計数手段105の説明>
計数手段105は、ステージごと、および、不正解の選択肢ごとに、ユーザが不正解の選択肢を選択した回数(以下、「不正解回数」という。)を計数する。例えば、計数手段105は、3回のステージにわたってユーザが3回連続して同じ不正解の選択肢を選択したといったように不正解回数を計数する。また、計数手段105は、猫41が触ってほしくない背中にユーザが3回触った、あるいは、尻尾に2回触ったというように、部位ごとにも不正解回数を計数する。
<特典付与手段106の説明>
特典付与手段106は、不正解回数が所定条件を満たした場合に、ユーザにゲーム進行に関わる特典を付与する。具体的には、特典付与手段106は、不正解回数が所定条件を満たした場合に、特典として、選択肢生成手段103に当該ステージ内でのみユーザが選択した不正解の選択肢を正解の選択肢に変更させる。
本実施形態において所定条件は、複数のステージにわたってユーザが同じ不正解の選択肢を所定回数選択することである。例えば、3回のステージすべてにおいて猫41の尻尾を触ることが不正解である場合に、3回のステージにわたってユーザが猫41の尻尾を3回触った場合に、特典付与手段106は当該ステージにて所定条件が満たされたと判断する。そして、そのステージでのみ、ユーザが猫41の尻尾を触ることが正解の選択肢に変更される。その後、計数手段105は、新ステージに移行する際に尻尾に関する不正解回数を初期化する。
一方、2回のステージにわたってユーザが3回連続して同じ不正解の選択肢を選択した場合であっても、特典付与手段106は不正解回数が所定条件を満たしたとは判定しない。
<選択肢変更処理の説明>
以下、図5を参照して、本発明の選択肢変更処理について説明する。
まず、選択肢生成手段103が正解の選択肢を設定する(ステップS1)。1つのステージで正解の選択肢がいったん設定されると、ユーザが正解の選択肢を選択するまで(そのステージが終了するまで)その正解の選択肢は維持される。
ついで、ゲーム進行手段101が、ゲームが開始されてから制限時間内(ゲーム開始から180秒経過前)であるか否かを判定する(ステップS2)。
ゲームが制限時間に達している場合(S2:NO)には、ユーザが得たポイントが100ポイントに達しているか否かをゲーム進行手段101が判定したのち、本発明の選択肢変更処理は終了する。
一方、ゲームが制限時間内である場合(S2:YES)には、選択手段104は、ユーザが猫41にタッチしたか否かを判定する(ステップS3)。
ユーザが猫41にタッチしていないと判定された場合(S3:NO)には、処理はステップS2に戻る。
一方、ユーザが猫41にタッチしたと判定された場合(S3:YES)には、ゲーム進行手段101は、ユーザが不正解の選択肢を選択したか否かを判定する(ステップS4)。すなわち、ゲーム進行手段101は、ユーザがタッチしたタッチパッド150の位置に対応する液晶画面140の位置に表示される猫41の部位が、猫41が触られたくない部位であるか否かを判定する。
ユーザが不正解の選択肢を選択した場合(S4:YES)には、計数手段105は、不正解回数を計数した(ステップS5)のち、不正解回数が所定条件を満たしたか否かを判定する(ステップS6)。
不正解回数が所定条件を満たしたと判定された場合(S6:YES)には、特典付与手段106は、選択肢生成手段103にユーザが選択した不正解の選択肢を正解の選択肢に変更させる(ステップS7)。例えば、当該ステージにおいて猫41の尻尾が不正解の選択肢であっても、不正解回数が所定条件を満たした後は、選択肢生成手段103は、当該ステージにて尻尾を正解の選択肢とする。
ついで、ゲーム進行手段101は、猫41が喜ぶゲーム画像を生成するとともに、ポイントを加算する(ステップS8)。その後、計数手段105はその不正解の選択肢に関連づけられた不正解回数を初期化する(ステップS9)。ついで、ゲーム進行手段101が新たなステージを設定し(ステップS10)、選択肢生成手段103が正解の選択肢を新たに設定する(ステップS11)。そして、本発明の選択肢変更処理は終了する。
ステップS6に戻って、不正解回数が所定条件を満たしていない場合(S6:NO)には、ゲーム進行手段101は、猫41が怒るゲーム画像を生成するとともに、ポイントを減算する(ステップS12)。その後、処理はステップS2に戻る。
ステップS4に戻って、ユーザが正解の選択肢を選択した場合(S4:NO)には、ゲーム進行手段101は、猫41が喜ぶゲーム画像を生成するとともに、ポイントを加算する(ステップS13)。その後、ゲーム進行手段101が新ステージを設定し(ステップS14)、選択肢生成手段103が正解の選択肢を新たに設定する(ステップS15)。その後、本発明の選択肢変更処理は終了する。
以上の手順により、本発明の選択肢変更処理が実行される。
なお、前述された制御手段および処理手順は一例であり、本発明の実施形態はこれらには限られない。処理手順等は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜設計変更が可能である。
以上をまとめると、本実施形態のゲームプログラムは、
ユーザによる操作を受けつけるタッチパッド150を備えたゲーム装置1を、
1つの正解の選択肢(猫41の頭を触る)と、少なくとも1つの不正解の選択肢(猫41の尻尾を触る、など)と、を含む複数の選択肢(頭、背中、尻尾、足を触る)を生成する選択肢生成手段103、
ユーザのタッチパッド150に対する操作に基づいて、複数の選択肢から1つの選択肢を選択する選択手段104、
ユーザが正解の選択肢を選択した場合にはその正解の選択肢に基づいたイベントを発生させ(猫41が喜ぶ)、ユーザが不正解の選択肢を選択した場合にはその不正解の選択肢に基づいたイベントを発生させる(猫41が怒る)ゲーム進行手段101、
ユーザが不正解の選択肢を選択した回数である不正解回数を計数する計数手段105、および
不正解回数が所定条件(例えば、ユーザが3回のステージにわたって同じ不正解の選択肢を3回選択する)を満たした場合に、ユーザにゲーム進行に関わる特典(不正解の選択肢を正解の選択肢に変更する)を付与する特典付与手段106、
として機能させる。
<発明の効果>
本実施形態のゲームプログラムによれば、ユーザの選択肢に幅を持たせ、多彩なゲーム性を備えたゲームを実行することができる。
[他の実施形態]
前記実施形態においては、不正解回数が所定条件を満たした場合に、特典として不正解の選択肢を正解の選択肢に変更させる例が記載されているが、本発明はこれには限られない。例えば、ユーザが正解の選択肢を選択した回数である正解回数が特定の条件を満たした場合、あるいは、不正解回数が所定条件を満たした場合に、発生するイベントが変更されてもよい。
具体的には、ユーザが複数のステージにわたって正解の選択肢を連続で選んだ場合に、猫の喜び方が変わってもよい。また、ユーザが不正解の選択肢を選択したとき、不正解回数が所定条件を満たすまでは猫が怒る動作を示す一方、不正解回数が所定条件を満たした場合には、猫が呆れる動作を示してもよい。このように、猫が通常とは異なる喜ぶ動作あるいは呆れる動作をすることで、猫がユーザに親しみを感じつつあることを表現する動作が実行されてもよい。
また、ゲーム進行手段は、ユーザが同じ不正解の選択肢を連続して選択した場合において最初に不正解の選択肢が選択されたときのみ、その不正解の選択肢が選択されたことに基づいてポイントを減算してもよい。
また、計数手段が、不正解の選択肢ごとに不正解回数が満たすべき条件である所定回数を抽せんで決定してもよい。例えば、ある不正解の選択肢は2回のステージにわたって5回選択されることによって正解の選択肢に変更されるのに対して、別の不正解の選択肢は4回のステージにて3回選択されることによって正解の選択肢に変更される。この場合には、ユーザがただ連続して不正解の選択肢を選択するだけでは正解の選択肢に変更されないので、より一層興趣に富んだゲームが提供される。
また、計数手段が、ユーザが不正解の選択肢を選択するごとに、それを不正解回数として計数するか否かを抽せんで決定してもよい。この場合には、あるときはユーザが不正解の選択肢を選択したことが不正解回数として計数されるが、別のあるときはユーザが不正解の選択肢を選択したことが不正解回数として計数されない。そのため、ユーザがワンパターンに不正解の選択肢を選択するということを抑制することができる。
または、あらかじめ定められた期間(ユーザが10回タッチできる期間)にユーザが不正解の選択肢を選択した場合に、不正解回数が計数されてもよい。
また、前記実施形態においては複数のステージにわたってユーザが不正解の選択肢を選択した場合の例が記載されているが、本発明はこれには限られない。例えば、同一ステージにてユーザが連続して5回不正解の選択肢を選択した場合、あるいは、同一ステージの10秒間で3回不正解の選択肢を選択した場合に対しても本発明が適用可能である。
また、不正解回数が満たすべき条件として、不正解の選択肢は同じ選択肢であってもよく、異なる選択肢であってもよい。例えば、不正解の選択肢である猫の頭をユーザが2回触った場合に、不正解回数が2回とカウントされてもよいし、ユーザが不正解の選択肢である猫の頭を1回、足を1回触った場合にも、不正解回数が2回とカウントされてもよい。
また、前記実施形態においては、不正解回数が所定条件を満たしたステージ内でのみ、不正解の選択肢が正解の選択肢に変更される例が記載されているが、本発明はこれには限られない。例えば、あるステージにて不正解回数が所定条件を満たした場合には、計数手段が不正解回数を初期化せずに、それ以降のステージにおいても、選択肢生成手段は不正解であった選択肢を正解の選択肢としてもよい。
また、前記実施形態においては、所定の制限時間内に所定量のポイントがたまった場合にゲームクリアとなる例が記載されているが、本発明はこれには限られない。例えば、1つのステージ内にてユーザが正解の選択肢を1回選択した場合にゲームクリアとなってもよいし、特典付与手段が特典を付与した場合にゲームクリアとなってもよい。
前記実施形態では、正解の選択肢は1つである例が記載されているが、2つ以上であってもよい。
また、正解の選択肢または不正解の選択肢にかかわらず、ユーザが触りたくなる部位が存在する場合がある。この場合には、選択肢生成手段は、ユーザが触りたくなる猫の部位、例えば猫の肉球など、ユーザが頻繁に触る猫の部位を正解の選択肢に設定することもできる。そして、これによって猫が喜ぶ動作をした場合には、ユーザは、猫がユーザに懐いてきたと感じ、より一層猫に対して親近感を覚えることができる。
さらに本発明を発展させることで、以下のような処理を行うことができる。すなわち、液晶画面に仮想ボタンおよび「仮想ボタンを押せ!」の表示がなされている場合において、例えば、ユーザが仮想ボタンと若干ずれた部位を10回連続で押した場合には、制御部が、仮想ボタンの表示位置をユーザが押した部位に補正することができる。具体的には、ゲーム進行手段が、仮想ボタンの表示位置および仮想ボタンの操作判定領域の位置を変更する。
また、前記実施形態においては、ゲーム装置はスマートフォンなどの端末装置である例が記載されているが、本発明は、これには限られない。例えば、ディスプレイおよびコントローラが外部接続される据え置き型のゲーム装置、あるいは、パーソナルコンピュータであってもよい。
1 ゲーム装置
101 ゲーム進行手段
102 通信手段
103 選択肢生成手段
104 選択手段
105 計数手段
106 特典付与手段
2 サーバ装置
201 情報処理手段
202 照合手段
203 配信手段
3 通信ネットワーク

Claims (3)

  1. ユーザによる操作を受けつける操作部を備えたゲーム装置を、
    少なくとも1つの正解の選択肢と、少なくとも1つの不正解の選択肢と、を含む複数の選択肢を生成する選択肢生成手段、
    前記ユーザの前記操作部に対する操作に基づいて、前記複数の選択肢から1つの選択肢を選択する選択手段、
    前記ユーザが前記正解の選択肢を選択した場合にはその正解の選択肢に基づいたイベントを発生させ、前記ユーザが前記不正解の選択肢を選択した場合にはその不正解の選択肢に基づいたイベントを発生させるゲーム進行手段、
    前記ユーザが前記不正解の選択肢を選択した回数である不正解回数を計数する計数手段、および
    前記不正解回数が所定条件を満たした場合に、前記ユーザにゲーム進行に関わる特典を付与する特典付与手段、
    として機能させ、
    前記操作部は、前記操作を受けつけるとともに前記操作の位置に対応する領域を表示する入力位置検出装置を含み、
    前記ゲーム進行手段は、複数のステージを生成し、前記ユーザが前記正解の選択肢を選択した場合に前記ステージを別のステージに移行させ、
    前記選択肢生成手段は、前記ステージごとに、前記領域内において、前記正解の選択肢に対応した領域と、前記不正解の選択肢に対応した領域とをランダムに設定し、
    前記特典付与手段は、前記不正解回数が前記所定条件を満たした場合に、前記特典として、前記選択肢生成手段に前記ユーザが選択した不正解の選択肢を正解の選択肢に変更させ、前記正解の選択肢が選択されたと判定する、ゲームプログラム。
  2. 前記ゲーム進行手段は、
    前記ステージごとに、前記正解の選択肢が選択された場合に第1のポイント値を加算し、前記不正解の選択肢が選択された場合に第2のポイント値を減算して、前記第1のポイント値と前記第2のポイント値との合計値を算出し、
    所定の制限時間内において、前記合計値が所定値になるまで、前記ステージを新たに生成し、生成した前記ステージに移行させる、
    請求項1に記載のゲームプログラム。
  3. 請求項1または2に記載のゲームプログラムを記憶する記憶部と、前記ゲームプログラムを実行する制御部と、
    を備えるゲーム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015195998A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 株式会社 ディー・エヌ・エー クイズ生成処理システム、ゲーム提供装置、クイズ生成処理プログラム及びゲーム提供装置

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