JP6618557B2 - 水槽 - Google Patents
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Description
しかし、上方から水槽内部を照らしだす照明方法の場合、水草等によって上方から照射された光が遮られてしまい水底まで光が到達しにくくなる。このため、中層から下層にかけて暗くなりやすく、せっかく綺麗にレイアウトしたアクアリウムが見た目に暗い印象になりやすいという問題がある。
特許文献1、2には、水槽本体部の底板ガラスの下方に照明部を設けた水槽が開示されている。そして、照明部の光源を点灯すれば、観賞魚などを光の中に浮かび上がらせて幻想的な効果を発揮できるようになる旨が記載されている。
第2発明の水槽は、第1発明において、前記台座部の空間内には、前記台座部の側壁内面に基端が固定された板状のブラケットが設けられており、前記照明部は、前記ブラケットに着脱可能に取りつけられるソケットと、該ソケットに着脱可能に取り付けられる光源と、を備えており、該光源は、前記照明部を前記ブラケットに取りつけた状態において、該光源の先端部が前記本体部底のガラス壁の中央部付近に位置するように配置されていることを特徴とする。
第2発明において、照明部の光源が本体部底のガラス壁の中央付近に位置するように配置されているので、光源を点灯すれば、本体部の底壁に対して下方から適切に熱を供給することができる。このため、本体部の収容空間内に水を収容すれば、収容した水をより適切に保温することができるので、寒さに弱い熱帯魚や水草等を適切に飼育することができるようになる。
以下では、本水槽をアクアリウムとして使用する場合について説明する。
図1、図2または図6に示すように、本体部10は、上部に開口が形成された、水Wを収容する収容空間10hを有する箱状の部材であり、横断面の形状が三角形となるように形成されている。そして、この本体部10を構成する各壁11、12は、透光性の素材で形成されている。なお、本体部10を構成する各壁11、12の素材は、上記機能を有するものであればとくに限定されない。例えば、各壁11、12の素材として、ガラスやアクリル、プラスチックなどを採用することができる。
この本体部10を構成する各壁11、12は、隣接する壁11、12の接近した端縁同士が互いに接合されている。具体的には、各壁は、本体部10の収容空間10h内に水Wを収容した際、内部から外部へ接合部分から水Wが漏れ出さないように接合されている。この接合方法は、上記機能を有するものであれば、とくに限定されない。例えば、水槽を形成する際に一般的に使用されるコーキング剤14などを採用することができるほか、後述する接合部材13で接合してもよい。
例えば、図1または図6に示すように、シリコン製のコーキング剤14を使用する場合には、各側壁11を底壁12の端縁に各壁の端縁同士を接近するように保持した状態で、隣接する各壁の内面同士で形成される各コーナーを収容空間10内から埋めるようにコーキング剤14でコーキングすれば、本体部10の収容空間10h内に収容した水Wが漏れないように本体部10の各壁を互いに接合することができる。なお、接合部材13で隣接する壁11、12の端縁同士を接合する場合については後述する。
つぎに、本水槽1の本体部10を載置する台座部30について説明する。
図1または図2に示すように、本水槽1の本体部10の下方には、本体部10を載置するための台座部30が設けられている。
図1、図2、図4または図7に示すように、この台座部30は、複数の側壁31を備えており、隣接する側壁31の幅方向の端縁同士が連結するように形成された部材である。そして、台座部30の複数の側壁31で囲まれた内部には、後述する照明部40を配設するための空間30hが形成されている。
なお、この側壁31の上端部には、内方に向かって突出した板状の保持部材32が設けられている。この保持部材32は、側壁31上端に沿配置されており、本体部10を台座部30の上部に載置した状態を適切に保持するための部材である。
例えば、図1、図2、図4または図7に示すように、台座部30の平面視形状が本体部10の底壁12の平面視形状と相似形となるように三角形状に形成し、その大きさが本体部10の底壁12よりも若干大きくなるように形成することができる。
図1、図2、図4または図5に示すように、本水槽1の本体部10の上方には、上部部材20が設けられている。この上部部材20は、本体部10の上部、具体的には、本体部10の複数の側壁11の上端に引っ掛かるように乗せることができるように形成された部材である。
例えば、図5に示すように、上部部材20は、複数の側壁21を備えており、隣接する側壁21の幅方向の端縁同士が連結するように形成された部材である。そして、上部部材20の複数の側壁21で囲まれた内部には、後述する照明部40を配設するための空間20hが形成されている。
この係合部材22は、本体部10の上部に乗せたときに本体部10の側壁11上端が係合するように機能を有するものであれば、とくに限定されない。例えば、係合部材22は、上部部材20の側壁21内面から内方に向かって突出するように設けられた板状の部材でもよいし、断面L字状や断面コ字状の部材を側壁21内面に連結して設けてもよい。例えば、図5に示すように、係合部材22は、板状の下側係合部材22bと板状の上側係合部材22cと両者の端部同士を連結する板状の連結部材22aとを備えた、断面コ字状に形成することができる。この係合部材22は、上下方向(図1の拡大図または図5(A)の拡大図では紙面の上下方向)の長さが上部部材20の側壁21の上下方向の長さよりも短くなるように形成されている。そして、図1または図5に示すように、この係合部材22は、上部部材20の側壁21内面に取り付けた状態において、上部部材20の側壁21の上端と係合部材22の上側係合部材22cとの間および上部部材20の側壁21の上端と係合部材22の下側係合部材22bとの間には隙間が形成されるように配設されている。
例えば、図1、図2、図4または図5に示すように、上部部材20は、平面視形状が本体部10の開口の形状と相似形となるように三角形状に形成し、その大きさが本体部10の開口よりも若干大きくなるように形成することができる。
図1〜図5または図7に示すように、上部部材20の内部空間20hおよび台座部30の内部空間30h内には、本体部10の収容空間10h内を照明するための照明部40が設けられている。
照明部40の光源41bは、光Lを放射するものであればとくに限定されず、例えば、蛍光灯やLED光源などを使用することができる。例えば、光源41bとしてLED光源を使用する場合には、指向性の度合い(光の広がり)がある程度弱いもの、つまり、ある程度の広がりを持って光Lを照射するLED光源を使用するのが望ましい。この場合、消費電力を抑制しつつ、本体部10の収容空間10h内を高角度で照らすことができる。一方、発熱量の多い蛍光灯等を台座部30の内部空間30に取り付けて使用すれば、本体部10の底壁12に対して熱を供給できるようになる。
例えば、ブラケット23、33の本体部23a、33aの基端の先端角度が、上部部材20の隣接する側壁21の内面間で形成されるなす角または台座部30の隣接する側壁31の内面間で形成されるなす角と略同じ角度を有するように形成すれば、内部コーナーを形成する隣接する側壁21、21、31、31の内面にブラケット23、33の本体部23a、33aの基端の側面が略接するように固定することができる。
このため、従来の水槽のように上方からのみの照明で水槽内を照らしだす場合と比べて、収容空間10h内に収容した水W中に形成されるかげを少なくできる(図3、図11〜図12参照)。すると、例えば、図11に示すような本体部10の収容空間10h内に複数の水草や流木などを綺麗にレイアウトして鑑賞するアクアリウムを作成した場合には、上部部材20に設けられた照明部40の光源41bから照射される光Lによって水草等を上方から照明することができる。このとき、上方から照射された光Lが水草等で遮られてかげを形成してしまうが、これらのかげは、台座部30に設けられた照明部40から照射される下方からの光Lによって薄められる。
以下では、本体部10の隣接する側壁11の端縁同士が、この接合部材13で接合されている場合を代表として説明する。
図1および図6に示すように、この接合部材13は、表面に接着剤を有する層(接着剤層)が積層された金属製の薄膜層13aと、この薄膜層13aの背面(つまり薄膜層13aの接着剤層と反対側の面)に積層するように形成されたはんだ層13bと、を有している。つまり、本体部10の隣接する側壁11、11の端縁間には、一の側壁11の端縁から他の側壁の端縁に向かって順に、薄膜層13aの表面に積層された接着剤層、薄膜層13a、はんだ層13b、薄膜層13a、薄膜層13aの表面に積層された接着剤層が、それぞれ形成するように接合部材13が設けられている。
まず、隣接する側壁11のそれぞれの端縁の端面を覆うように銅テープを貼りつける。この銅テープには、側壁11の端縁の端面に対向する面に接着層が形成されている。ついで、この銅テープを貼りつけた側壁11、11の端縁の角を接近させて保持する。かかる状態において、側壁11の端縁の端面間には、空間が形成される(図6参照)。ついで、この空間に溶かしたはんだを注入しながら埋めていきそれぞれの側壁11、11の端縁に貼りつけた銅テープ同士を連結していく。
すると、はんだが固化すれば、隣接する側壁11の端縁同士は、互いに銅テープを介してはんだで接合された状態となる。つまり、かかる状態における側壁11、11の端縁間では、一の側壁11の端縁から他の側壁11の端縁に向かって順に、銅テープの接着層(接合部材13の薄膜層13aの表面の接着剤層に相当)、銅テープ(接合部材13の薄膜層13aに相当する)、はんだ(接合部材13のはんだ層13bに相当する)、銅テープ(接合部材13の薄膜層13aに相当する)、銅テープの接着層(接合部材13の薄膜層13aの表面の接着剤層に相当)、が積層するように形成することができる。
また、図1〜図3または図6に示すように、本水槽1の本体部10の隣接する各壁11、12の端縁間に金属製のボールチェーン15を固定してもよい。具体的には、上述したように、本水槽1の本体部10を構成する各壁11、12において、隣接する各壁11、12の端縁同士を金属製の接合部材13で接合する場合、隣接する各壁11、12の端縁に沿って接合部材13のはんだ層13bに金属製のボールチェーン15の一部(例えば、ボールチェーン15のボールの約半分とチェーン部分)を埋め込むように固定してもよい。
とくに、図1〜図3、図6、図9または図12に示すように、本水槽1の本体部10の側壁11の上端部にボールチェーン15を配置すれば、人が本水槽1の本体部10の一の側壁11を正面から見たときに、見た人に対して、本体部10の収容空間10h内のアクアリウム(例えば、図11〜図12に示すような本水槽1の本体部10の収容空間10h内にアクアリウムを作成したような場合)が額縁に入れられた絵画が飾られているような印象を与えることができる。
例えば、本体部10が断面正三角形となるように形成した場合、本体部10は、底壁12の一辺の長さを約50cm(図6(B)では紙面左右方向の長さ)、底壁12の背面から側壁11上端までの長さ(高さ)(図6(B)では紙面上下方向の長さ)が約60cmの内底を有し上部が開口した正三角柱となるように形成する。
上部部材20および台座部30は、平面視正三角形であり、一辺の長さが本体部10の底壁12の一辺の長さよりも若干長く(例えば、50〜51cm程度)、側壁21、31の下端から上端までの長さ(図5(B)および図7(B)では紙面上下方向の長さ)が約10cmの、上下に開口を有する正三角柱となるように形成する。
そして、各パーツ10、20、30を、図2に示すように、台座部30、本体部10、上部部材20の順に組立てれば、一辺の長さが約50cm、高さが約80cmの正三角柱の本水槽1を形成することができる(図1、図9〜図10参照)。
10 本体部
11 本体部10の側壁
12 本体部10の底壁
13 接合部材
15 ボールチェーン
20 上部部材
21 上部部材20の側壁
30 台座部
31 台座部30の側壁
40 照明部
41a ソケット
41b 光源
Claims (2)
- 断面三角形状の水槽であって、
水を収容し得る収容空間を有し、上部に開口を有するガラス製の本体部と、該本体部を載置するための台座部と、前記本体部の上部に乗せられ得る上部部材と、を備え、
前記上部部材内および前記台座部内には空間が形成されており、
該空間には、前記本体部の収容空間を照明するための照明部が設けられており、
前記本体部は、
隣接するガラス壁の端縁同士が接合部材で接合されており、
該接合部材は、
ガラス壁に接する接着剤層が積層された銅テープからなる薄膜層と、該薄膜層に積層したはんだ層と、を有しており、
隣接するガラス壁の端縁間には、
前記接合部材のはんだ層に埋め込むようにはんだで固定された金属製のボールチェーンが外方に位置するように設けられており、
側壁のガラス壁の上端には、
該上端縁に沿って前記接合部材が設けられており、該接合部材のはんだ層に埋め込むようにはんだで固定された金属製のボールチェーンが設けられている
ことを特徴とする水槽。 - 前記台座部の空間内には、
前記台座部の側壁内面に基端が固定された板状のブラケットが設けられており、
前記照明部は、
前記ブラケットに着脱可能に取りつけられるソケットと、該ソケットに着脱可能に取り付けられる光源と、を備えており、
該光源は、
前記照明部を前記ブラケットに取りつけた状態において、該光源の先端部が前記本体部底のガラス壁の中央部付近に位置するように配置されている
ことを特徴とする請求項1記載の水槽。
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