JP6617782B2 - 通信装置 - Google Patents

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本明細書によって開示される技術は、NFC(Near Field Communicationの略)規格に従った通信方式であるNFC方式で無線通信を実行可能な通信装置に関する。
特許文献1には、NFCデバイスが接続されるインターフェースを備える情報処理装置が開示されている。情報処理装置は、情報処理装置自身が省電力状態であるのか通常動作状態であるのかに応じて、NFCデバイスの動作モードを切り替える。これにより、情報処理装置は、NFCデバイスを利用して、情報処理装置自身の状態に応じたNFC通信を通信端末と実行することができる。
特開2011−44092号公報
本明細書では、NFC方式の無線通信を利用して、通信装置の状態に応じた適切な情報を携帯端末に送信し得る新規な技術を提供する。
本明細書によって開示される通信装置は、NFC(Near Field Communicationの略)規格に従った通信方式であるNFC方式の無線通信を実行するための第1のインターフェースと、制御部と、を備える。制御部は、通信装置の状態が、通信装置でエラーが発生しているエラー状態である状況において、第1のインターフェースを介した第1の接続が携帯端末と確立される場合に、第1の接続を利用して、エラー状態に関係する関係情報を携帯端末に送信する第1の通信制御部と、通信装置の状態が、通信装置でエラーが発生していない非エラー状態である状況において、第1のインターフェースを介した第2の接続が携帯端末と確立される場合に、第2の接続を利用して、関係情報とは異なる特定情報を携帯端末に送信する第2の通信制御部と、を備える。
上記の構成によると、通信装置は、NFC方式の無線通信を利用して、エラー状態であるのか非エラー状態であるのかに応じた適切な情報を携帯端末に送信し得る。
上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の通信装置と上記の携帯端末とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 多機能機のエラー監視処理のフローチャートを示す。 多機能機のエラー状態処理のフローチャートを示す。 多機能機の非エラー状態処理のフローチャートを示す。 多機能機がエラー状態である状況でNFC接続が確立されるケースAのシーケンスチャートを示す。 多機能機が非エラー状態である状況でNFC接続が確立されるケースBのシーケンスチャートを示す。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、多機能機10と携帯端末50とウェブサーバ100とを備える。多機能機10と携帯端末50とのそれぞれは、NFC規格の通信方式であるNFC方式の無線通信(即ちNFC通信)を実行可能であり、さらに、Wi−Fi Allianceによって策定された通信方式であるWi−Fi方式の無線通信(即ちWi−Fi通信)を実行可能である。また、携帯端末50は、Wi−Fi通信、3G通信等を実行して、インターネットにアクセス可能である。ウェブサーバ100は、インターネット上に設けられている。
(多機能機10の構成)
多機能機10は、印刷機能及びスキャン機能を含む多機能を実行可能な周辺機器(即ちPC(Personal Computerの略)等の周辺機器)である。多機能機10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、無線LAN(Local Area Networkの略)インターフェース20と、NFCインターフェース22と、制御部30と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を多機能機10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。
無線LANI/F20は、Wi−Fi方式の無線通信を実行するためのインターフェースである。Wi−Fi方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格又はそれに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に従った無線通信方式である。
より具体的に言うと、無線LANI/F20は、Wi−Fi Allianceによって策定されたWFD(Wi-Fi Directの略)方式をサポートしている。従って、制御部30は、WFD方式の無線ネットワーク(以下では「WFDNW」と呼ぶ)を利用して、無線LANI/F20を介して、Wi−Fi通信を実行することができる。WFD方式の詳細は、Wi−Fi Allianceによって作成された「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。また、米国特許出願公開第2013/0260683号公報にも、WFD方式の詳細が開示されており、当該文献を参照して引用する。
NFCI/F22は、NFC方式の無線通信を実行するためのインターフェースである。NFC方式は、例えば、ISO/IEC21481又はISO/IEC18092の国際標準規格に従った無線通信方式である。NFCI/F22は、例えば、NFCフォーラムによって定められるTypeA又はTypeFを有するI/Fであり、NFC規格のP2P(Peer to Peerの略)モードをサポートしている。特に、NFCI/F22は、NFC規格のSNEP(Simple NDEF Exchange Protocolの略)で定められているクライアント及びサーバのいずれとしても動作可能である。なお、NDEFは、NFC Data Exchange Formatの略である。
無線LANI/F20とNFCI/F22とは、物理的に異なるチップによって構成されている。無線LANI/F20を介した無線通信の通信速度(例えば、最大の通信速度が11〜600Mbps)は、NFCI/F22を介した無線通信の通信速度(例えば、最大の通信速度が106〜424kbps)よりも速い。無線LANI/F20を介した無線通信における搬送波の周波数(例えば、2.4GHz帯、5.0GHz帯)は、NFCI/F22を介した無線通信における搬送波の周波数(例えば、13.56MHz帯)とは異なる。また、無線LANI/F20を介して無線通信可能な最大の距離(例えば100m)は、NFCI/F22を介して無線通信可能な最大の距離(例えば10cm)よりも大きい。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラムに従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、上記のプログラムの他に、さらに、エラーフラグと、URL(Uniform Resource Locatorの略)データと、無線プロファイルと、を格納する。
エラーフラグは、「0」又は「1」を示すフラグである。エラーフラグ「0」は、多機能機10の状態が、多機能機10でエラーが発生していない非エラー状態であることを示す。エラーフラグ「1」は、多機能機10の状態が、多機能機10でエラーが発生しているエラー状態であることを示す。
多機能機10では、様々な種類のエラーが発生し得る。様々な種類のエラーを以下に例示する。(1)カバーオープンエラー;筐体に対してカバーが開かれている状態。(2)印刷媒体ジャムエラー;印刷媒体を印刷実行部16に搬送するための印刷媒体搬送装置に印刷媒体が詰まっている状態。(3)原稿ジャムエラー;スキャン対象の原稿をスキャン実行部18に搬送するための自動原稿搬送装置(即ちADF(Auto Document Feederの略))に原稿が詰まっている状態。(4)媒体無エラー;印刷媒体が給紙トレイに無い状態。(5)カートリッジエラー;例えば、インクカートリッジ、トナーカートリッジ等が多機能機10に装着されていない状態、又は、装着されているカートリッジ内の色材が無い状態。(6)メモリフルエラー;メモリ34内の空き容量が所定値未満である状態。
URLデータは、複数種類のエラーのそれぞれについて、当該種類のエラーコードと、URLと、が対応付けられたデータである。URLは、後述のウェブサーバ100内の位置を示す情報である。カバーオープンエラーに対応するURL、印刷媒体ジャムエラーに対応するURLは、それぞれ、「U1」、「U2」である。
無線プロファイルは、WFDNWで利用される無線設定情報であり、SSIDと認証方式と暗号化方式とパスワードとを含む。SSIDは、WFDNWを識別するための識別子である。認証方式、暗号化方式、及び、パスワードは、WFDNWで実行される認証及び暗号化で利用される情報である。CPU32は、電源がONされると、多機能機10をWFD方式のG/O(Group Ownerの略)状態に移行させて、WFDNWを形成する。その際に、CPU32は、当該WFDNWで利用される無線設定情報を準備して、メモリ34に格納させる。
(携帯端末50の構成)
携帯端末50は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末装置である。携帯端末50は、無線LANI/F60と、NFCI/F62と、制御部70と、を備える。
無線LANI/F60、NFCI/F62は、それぞれ、多機能機10の無線LANI/F20、NFCI/F22と同様である。制御部70は、CPU72と、メモリ74と、を備える。CPU72は、メモリ74に格納されているプログラム(後述のOS(Operation Systemの略)プログラム等)に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ74は、OSプログラムと、ブラウザアプリケーションと、多機能機用アプリケーションと、を格納している。以下では、アプリケーションのことを、「アプリ」と省略して記載する。
本実施例では、OSプログラムは、Android(登録商標)である。ブラウザアプリは、インターネット上のウェブサーバ(例えば100)から提供されるHTML(Hyper Text Markup Languageの略)形式のウェブページデータを解釈して表示するためのプログラムである。多機能機用アプリは、例えば、印刷機能とスキャン機能との少なくとも一方を多機能機10に実行させるためのプログラムである。多機能機用アプリは、インターネット上のサーバから携帯端末50にインストールされてもよいし、多機能機10と共に出荷されるメディアから携帯端末50にインストールされてもよい。
(ウェブサーバ100の構成)
ウェブサーバ100は、多機能機10のベンダによって提供されるサーバである。ウェブサーバ100は、多機能機10で発生し得る複数種類のエラーのそれぞれについて、当該エラーの解消方法を示すウェブページを表わすウェブページデータD1、D2等と、当該ウェブページデータの位置を示すURL「U1」、「U2」等と、を対応付けて格納している。具体的には、URL「U1」に対応するウェブページデータD1は、多機能機10のカバーオープンエラーの解消方法を示すウェブページを表わす。また、URL「U2」に対応するウェブページデータD2は、多機能機10の印刷媒体ジャムエラーの解消方法を示すウェブページを表わす。
(エラー監視処理;図2)
続いて、図2を参照して、多機能機10のCPU32によって実行されるエラー監視処理の内容を説明する。エラー監視処理は、多機能機10の電源がONされることをトリガとして開始される。
S10では、CPU32は、多機能機10を構成する各部(即ち各ハードウェア)から、当該各部の状況を示す各信号を取得する。例えば、CPU32は、カバー、印刷実行部16、スキャン実行部18、印刷媒体搬送装置、原稿搬送装置、メモリ34等のそれぞれから信号を取得する。
次いで、S20では、CPU32は、メモリ34内のエラーフラグが「0」を示し、かつ、多機能機10がエラー状態であるのか否かを判断する。CPU32は、S10で各部から取得される各信号のうちの少なくとも1つの信号がエラーを示す場合に、多機能機10がエラー状態であると判断し、当該各信号のいずれもエラーを示さない場合に、多機能機10が非エラー状態であると判断する。CPU32は、エラーフラグが「0」を示し、かつ、多機能機10がエラー状態である場合(即ち多機能機10が非エラー状態からエラー状態に移行する場合)に、S20でYESと判断して、S22に進む。一方において、CPU32は、エラーフラグが「1」を示す場合、又は、多機能機10が非エラー状態である場合に、S20でNOと判断して、S30に進む。
S22では、CPU32は、メモリ34内のエラーフラグを「0」から「1」に変更する。次いで、S24では、CPU32は、NFC通信のための機能を一時的に停止するためのコマンドをNFCI/F22に供給する。この場合、NFCI/F22は、NFC通信のための全ての機能(例えば接続を確立するための信号の受信及び送信)を一時的に停止する。これにより、NFCI/F22は、後述のS26で変更される変更後の動作モード(即ちクライアントモード)に従って適切に動作することができる。
次いで、S26では、CPU32は、サーバモードからクライアントモードへのモード変更指示をNFCI/F22に供給する。この場合、NFCI/F22は、NFCI/F22の動作モードをサーバモードからクライアントモードに変更する。サーバモードは、SNEPのサーバ動作をNFCI/F22に実行させ、その後、SNEPのクライアント動作をNFCI/F22に実行させるためのモードである。また、クライアントモードは、SNEPのサーバ動作とSNEPのクライアント動作とのうちのSNEPのクライアント動作のみをNFCI/F22に実行させるためのモードである。SNEPのサーバ動作は、NFCI/F22が、外部機器(例えば携帯端末50)から受信する情報を、制御部30(即ちCPU32)に供給する動作である。SNEPのクライアント動作は、NFCI/F22が、制御部30(即ちCPU32)から取得する情報を、外部機器(例えば携帯端末50)に送信する動作である。なお、クライアントモードでは、NFCI/F22は、仮に、外部機器から情報を受信しても、当該情報を制御部30(即ちCPU32)に供給しない。S26が終了すると、S10に戻る。
S30では、CPU32は、メモリ34内のエラーフラグが「1」を示し、かつ、多機能機10が非エラー状態であるのか否かを判断する。CPU32は、エラーフラグが「1」を示し、かつ、多機能機10が非エラー状態である場合(即ち多機能機10がエラー状態から非エラー状態に移行する場合)に、S30でYESと判断して、S32に進む。一方において、CPU32は、エラーフラグが「0」を示す場合、又は、多機能機10がエラー状態である場合に、S30でNOと判断して、S10に戻る。
S32では、CPU32は、メモリ34内のエラーフラグを「1」から「0」に変更する。S34は、S24と同様である。これにより、NFCI/F22は、後述のS36で変更される変更後の動作モード(即ちサーバモード)に従って適切に動作することができる。次いで、S36では、CPU32は、クライアントモードからサーバモードへのモード変更指示をNFCI/F22に供給する。この場合、NFCI/F22は、NFCI/F22の動作モードをクライアントモードからサーバモードに変更する。S36が終了すると、S10に戻る。
(エラー状態処理;図3)
続いて、図3を参照して、多機能機10のCPU32によって実行されるエラー状態処理の内容を説明する。エラー状態処理は、多機能機10がエラー状態である間、即ち、メモリ34内のエラーフラグが「1」である間に、実行される。換言すると、エラー状態処理は、NFCI/F22の動作モードがクライアントモードである間に、実行される。
S50では、CPU32は、多機能機10のNFCI/F22と携帯端末50のNFCI/F62との間にNFC方式に従った接続(以下では「NFC接続」と呼ぶ)が確立されることを監視する。多機能機10のNFCI/F22は、NFC接続を確立するための要求信号を外部に定期的に送信する。同様に、携帯端末50のNFCI/F62も、要求信号を外部に定期的に送信する。一対のNFCI/F22,62の間の距離がNFC通信可能な最大の距離(例えば10cm)以下になると、一方のNFCI/Fは、他方のI/Fから要求信号を受信して、応答信号を他方のI/Fに送信する。これにより、一対のNFCI/F22,62の間にNFC接続が確立される。この場合、多機能機10のNFCI/F22は、NFC接続が確立されたことを示す情報を制御部30に供給する。この結果、CPU32は、S50でYESと判断して、S52に進む。
S52では、CPU32は、メモリ34内のURLデータ(図1参照)から、多機能機10で現在発生しているエラーに対応するURLを取得する。なお、CPU32は、多機能機10で2種類以上のエラーが現在発生している場合には、例えば、予め決められている優先度に応じて、最も優先度が高い1種類のエラー(即ち最も早期に解消されるべきエラー)に対応するURLを取得する。
次いで、S54では、CPU32は、取得済みのURLをNFCI/F22に供給する。NFCI/F22の動作モードがクライアントモードであるので、NFCI/F22は、CPU32から取得するURLを、携帯端末50に送信する(即ちSNEPのクライアント動作を実行する)。即ち、S54では、CPU32は、NFCI/F22をSNEPのクライアントとして動作させて、S50で確立されたNFC接続を利用して、URLを携帯端末50に送信する。S54が終了すると、S50に戻る。
(非エラー状態処理;図4)
続いて、図4を参照して、多機能機10のCPU32によって実行される非エラー状態処理の内容を説明する。非エラー状態処理は、多機能機10が非エラー状態である間、即ち、メモリ34内のエラーフラグが「0」である間に、実行される。換言すると、非エラー状態処理は、NFCI/F22の動作モードがサーバモードである間に、実行される。
S60は、図3のS50と同様である。CPU32は、NFC接続が確立される場合に、S60でYESと判断して、S62に進む。
S62では、CPU32は、NFCI/F22から無線プロファイルの要求を取得する。上述したように、図3のエラー状態処理では、CPU32は、NFC接続が確立された後に、携帯端末50から要求を受信しなくても、携帯端末50に送信されるべきURLをNFCI/F22に供給する(図3のS54)。これに対し、図4の非エラー状態処理では、CPU32は、携帯端末50から要求を受信するまで、携帯端末50に送信されるべき情報をNFCI/F22に供給しない。そして、NFCI/F22の動作モードがサーバモードであるので、NFCI/F22は、携帯端末50から無線プロファイルの要求を受信する場合に、当該要求を制御部30に供給する(即ちSNEPのサーバ動作を実行する)。即ち、S62では、CPU32は、NFCI/F22をSNEPのサーバとして動作させて、S60で確立されたNFC接続を利用して、携帯端末50から無線プロファイルの要求を受信する。
次いで、S64では、CPU32は、メモリ34から無線プロファイルを取得し、当該無線プロファイルをNFCI/F22に供給する。これにより、NFCI/F22は、制御部30から無線プロファイルを取得する場合に、当該無線プロファイルを携帯端末50に送信する(即ちSNEPのクライアント動作を実行する)。即ち、S64では、CPU32は、NFCI/F22をSNEPのクライアントとして動作させて、S60で確立されたNFC接続を利用して、無線プロファイルを携帯端末50に送信する。S64が終了すると、S60に戻る。
(ケースA;図5)
続いて、図2〜図4の各処理によって実現されるケースAを説明する。ケースAの初期状態では、多機能機10が非エラー状態であり、NFCI/F22の動作モードがサーバモードである。
T10では、ユーザによって多機能機10のカバーが開かれることに起因して、多機能機10において、カバーオープンエラーが発生する。この場合、T12では、多機能機10のCPU32は、モード変更指示をNFCI/F22に供給する(図2のS20でYES、S22〜S26)。これにより、T14では、NFCI/F22は、サーバモードからクライアントモードに移行する。
その後、ユーザは、携帯端末50を多機能機10に近づける。これにより、T20では、多機能機10のNFCI/F22と携帯端末50のNFCI/F62との間にNFC接続が確立される(図3のS50でYES)。
T22では、多機能機10のCPU32は、カバーオープンエラーに対応するURL「U1」(図1参照)をNFCI/F22に供給する。T24では、NFCI/F22は、SNEPのクライアントとして動作して、T20のNFC接続を利用して、URL「U1」を携帯端末50に送信する。
T24の時点では、携帯端末50では、ブラウザアプリ及び多機能用アプリを含むいずれのアプリも起動されていない。この場合、携帯端末50のCPU72は、OSプログラムに従って、SNEPのサーバ動作をNFCI/F62に実行させる。従って、T30では、NFCI/F62は、多機能機10から受信するURL「U1」を、CPU72に供給する。この結果、T32では、CPU72は、ユーザから指示が与えられなくても、ブラウザアプリを自動的に起動する。
T40では、携帯端末50のCPU72(即ちブラウザアプリ)は、無線LANI/F60を介して、URL「U1」を含むHTTP(Hyper Text Transfer Protocolの略)要求をウェブサーバ100に送信する。これにより、T42では、CPU72は、ウェブサーバ100から、無線LANI/F60を介して、URL「U1」に対応するウェブページデータD1(図1参照)を受信する。そして、T44では、CPU72(即ちブラウザアプリ)は、ウェブページデータD1によって表わされるウェブページを携帯端末50の表示部(図示省略)に表示させる。
ユーザは、T44で表示されるウェブページを見ることによって、カバーオープンエラーの解消方法(例えば、どのカバーをどのようにして閉じるのか)を知ることができる。従って、ユーザは、多機能機10において、カバーオープンエラーを解消するための動作を実行する。この結果、T50では、ユーザによって多機能機10のカバーが閉じられることに起因して、多機能機10において、カバーオープンエラーが解消する。この場合、T52では、多機能機10のCPU32は、モード変更指示をNFCI/F22に供給する(図2のS30でYES、S32〜S36)。これにより、T54では、NFCI/F22は、クライアントモードからサーバモードに移行する。
なお、仮に、T10で印刷媒体ジャムエラーが発生する場合には、T22,T24,T30では、URL「U2」の通信が実行され、T40では、URL「U2」を含むHTTP要求の通信が実行され、T42では、ウェブページデータD2の通信が実行される。この結果、T44では、印刷媒体ジャムエラーの解消方法を示すウェブページが表示され、T50では、印刷媒体ジャムエラーが解消される。
(ケースB;図6)
続いて、図2〜図4の各処理によって実現されるケースBを説明する。ケースBの初期状態は、図5のケースAの初期状態と同じである。ケースBでは、ユーザが、携帯端末50の多機能機用アプリを利用して、携帯端末50内の画像データによって表わされる画像の印刷を多機能機10に実行させる。
T100では、携帯端末50のCPU72は、ユーザから指示が与えられることに起因して、多機能機用アプリを起動する。そして、ユーザは、携帯端末50を多機能機10に近づける。これにより、T110では、多機能機10のNFCI/F22と携帯端末50のNFCI/F62との間にNFC接続が確立される(図4のS60でYES)。
T120では、携帯端末50のCPU72(即ち多機能機用アプリ)は、無線プロファイルの要求をNFCI/F62に供給する。これにより、T122では、NFCI/F62は、SNEPのクライアントとして動作して、T110のNFC接続を利用して、無線プロファイルの要求を多機能機10に送信する。
T130では、多機能機10のNFCI/F22は、SNEPのサーバとして動作して、携帯端末50から受信する無線プロファイルの要求を、CPU32に供給する。これにより、CPU32は、無線プロファイルの要求を取得する(図4のS62)。
次いで、T132では、多機能機10のCPU32は、メモリ34内の無線プロファイルをNFCI/F22に供給する(図4のS64)。この結果、T134では、NFCI/F22は、SNEPのクライアントとして動作して、T110のNFC接続を利用して、無線プロファイルを携帯端末50に送信する。
T140では、携帯端末50のNFCI/F62は、SNEPのサーバとして動作して、多機能機10から受信する無線プロファイルを、CPU72に供給する。この場合、T142では、CPU72(即ち多機能機用アプリ)は、無線プロファイルを利用して、無線LANI/F60を介して、多機能機10との無線接続を確立するための様々な通信を実行する。当該通信は、例えば、無線プロファイル内のSSIDを含むProbe Request信号の送信、無線プロファイル内のパスワード等を利用した認証のための通信等を含む。これにより、多機能機10の無線LANI/F20と携帯端末50の無線LANI/F60との間に、Wi−Fi方式に従った無線接続が確立される。即ち、携帯端末50は、WFD方式のCL(Clientの略)状態に移行して、多機能機10がG/O状態として動作するWFDNWに参加することができる。
T144では、携帯端末50のCPU72(即ち多機能機用アプリ)は、WFDNWを利用して(即ちT140の無線接続を利用して)、無線LANI/F60を介して、画像データを多機能機10に送信する。当該画像データは、例えば、携帯端末50のメモリ74に格納されている複数個の画像データの中から、印刷対象としてユーザによって指定される画像データである。
多機能機10のCPU32は、WFDNWを利用して、無線LANI/F20を介して、携帯端末50から画像データを受信する。この場合、T150では、CPU32は、携帯端末50から受信される画像データを利用して、当該画像データによって表わされる画像の印刷を印刷実行部16に実行させる。
上述したように、ケースBでは、多機能機10は、T110のNFC接続を利用して、無線プロファイルを携帯端末50に送信する(T134)。この結果、多機能機10と携帯端末50との間にT142の無線接続が確立され、携帯端末50は、T142の無線接続を利用して、画像データを多機能機10に送信する(T144)。これに代えて、携帯端末50が、T110のNFC接続を利用して、画像データを多機能機10に送信する構成が考えられる。しかしながら、NFCI/F22を介した無線通信の通信速度は、無線LANI/F20を介した無線通信の通信速度よりも遅い。従って、仮に、上記の構成が採用されると、画像データの通信に時間がかかるので、印刷物をユーザに迅速に提供することができない。これに対し、本実施例では、T110のNFC接続を利用して無線プロファイルが送信されるが、無線プロファイルのデータサイズが画像データと比べて小さいので、無線プロファイルの通信が短時間で済む。その後、T142の無線接続を利用して、画像データが高速で通信される。このために、印刷物をユーザに迅速に提供することができる。
なお、携帯端末50のユーザは、多機能機用アプリを利用して、原稿のスキャンを多機能機10に実行させてもよい。この場合、携帯端末50のCPU72は、T144において、画像データではなく、スキャンの実行指示を多機能機10に送信する。この場合、多機能機10のCPU32は、原稿のスキャンをスキャン実行部18に実行させて、スキャンデータを生成する。そして、CPU32は、T142の無線接続を利用して、当該スキャンデータを携帯端末50に送信する。
(実施例の効果)
図5のケースAに示されるように、多機能機10は、エラー状態である状況でNFC接続が携帯端末50と確立される場合(T20)に、当該NFC接続を利用して、URL「U1」を携帯端末50に送信する(T24)。これにより、多機能機10は、カバーオープンエラーの解消方法を示すウェブページの表示のための動作(T40〜T44)を携帯端末50に実行させることができる。また、図6のケースBに示されるように、多機能機10は、非エラー状態である状況でNFC接続が携帯端末50と確立される場合(T110)に、当該NFC接続を利用して、無線プロファイルを携帯端末50に送信する(T134)。これにより、多機能機10は、画像データの送信のための動作(T140〜T144)を携帯端末50に実行させることができる。このように、多機能機10は、NFC通信を利用して、エラー状態であるのか非エラー状態であるのかに応じた適切な情報を携帯端末50に送信することができ、この結果、エラー状態であるのか非エラー状態であるのかに応じた適切な動作を携帯端末50に実行させることができる。
(第1の比較例)
本実施例では、多機能機10がエラー状態である間にNFCI/F22がクライアントモードで動作し(図3のS26)、多機能機10が非エラー状態である間にNFCI/F22がサーバモードで動作する(S36)。これに代えて、第1の比較例では、多機能機10がエラー状態であるのか非エラー状態であるのかに関わらず、NFCI/F22の動作モードをサーバモードに維持する。ただし、この場合、多機能機10は、携帯端末50から要求を受信しなければ、情報を携帯端末50に送信することができない。従って、第1の比較例では、多機能機10は、携帯端末50からURLの要求を受信する場合に、URLを携帯端末50に送信し、携帯端末50から無線プロファイルの要求を受信する場合に、無線プロファイルを携帯端末50に送信する。このために、第1の比較例では、URLの要求を多機能機10に送信するための特別な仕組み(例えば特別なアプリ)を携帯端末50に設けなければならない。
これに対し、本実施例では、多機能機10がエラー状態である間にNFCI/F22がクライアントモードで動作するので、多機能機10は、携帯端末50から要求を受信しなくても、URLを携帯端末50に送信することができる(図5のT22,T24)。そして、携帯端末50のOSプログラム(例えばAndroid(登録商標))は、多機能機10からURLを受信する場合に、ブラウザアプリを自動的に起動させて、ウェブページにアクセスする(T30〜T44)。従って、特別な仕組みを携帯端末50に設けなくても、エラーの解消方法を示すウェブページを携帯端末50に表示させることができる。
例えば、第1の比較例において、携帯端末50の多機能機用アプリに上記の特別な仕組みを設けることが考えられる。ただし、この場合、多機能機用アプリが複雑になるので多機能機用アプリを作成するのに手間がかかるし、エラーの解消方法を示すウェブページを携帯端末50に表示させるために、多機能機用アプリを携帯端末50に必ずインストールさせなければならない。これに対し、本実施例では、多機能機用アプリに上記の特別な仕組みを設けずに済むので、多機能機用アプリが複雑になるのを抑制することができる。また、本実施例では、仮に、携帯端末50が多機能機用アプリを備えていなくても、携帯端末50がOSプログラムとブラウザアプリとを備えていれば、エラーの解消方法を示すウェブページを携帯端末50に表示させることができる。
(第2の比較例)
第2の比較例では、多機能機10がエラー状態であるのか非エラー状態であるのかに関わらず、NFCI/F22の動作モードをクライアントモードに維持する。そして、多機能機10のCPU32は、多機能機10がエラー状態である状況でNFC接続が確立される場合に、URLをNFCI/F22に供給し(即ち当該URLを携帯端末50に送信し)、多機能機10が非エラー状態である状況でNFC接続が確立される場合に、無線プロファイルをNFCI/F22に供給する(即ち当該無線プロファイルを携帯端末50に送信する)。ただし、第2の比較例では、多機能機10のCPU32は、多機能機10が非エラー状態である状況でNFC接続が確立される場合に、携帯端末50から無線プロファイルの要求を受信しなくても、無線プロファイルを携帯端末50に送信する。即ち、携帯端末50で多機能機用アプリが起動されていなくても、多機能機10から携帯端末50に無線プロファイルが送信される。携帯端末50で多機能機用アプリが起動されていないので、携帯端末50は、多機能機10から無線プロファイルを受信しても、当該無線プロファイルを解釈することができず、当該無線プロファイルに応じた動作を実行しない。即ち、第2の比較例では、携帯端末50が解釈不可能な不要な情報が、多機能機10から携帯端末50に与えられ得る。このような不要な情報が携帯端末50に与えられると、携帯端末50の動作が不安定になり得る。
これに対し、本実施例では、多機能機10が非エラー状態である間にNFCI/F22がサーバモードで動作するので、多機能機10は、携帯端末50から要求を受信することを条件として、無線プロファイルを携帯端末50に送信することができる(図6のT130〜T134)。即ち、多機能機10は、携帯端末50で多機能機用アプリが起動されている間にのみ、無線プロファイルを携帯端末50に送信することができる。従って、携帯端末50が解釈不可能な不要な情報が、多機能機10から携帯端末50に与えられるのを抑制することができる。
(対応関係)
多機能機10が、「通信装置」の一例である。NFCI/F22、無線LANI/F20が、それぞれ、「第1のインターフェース」、「第2のインターフェース」の一例である。図5のT20のNFC接続、図6のT110のNFC接続が、それぞれ、「第1の接続」、「第2の接続」の一例である。図5のT24のURL、図6のT122の要求、T134の無線プロファイルが、それぞれ、「関係情報」、「特定要求」、「特定情報」の一例である。カバーオープンエラー、印刷媒体ジャムエラーが、それぞれ、「第1のエラー」、「第2のエラー」の一例である。URL「U1」、URL「U2」が、それぞれ、「第1種の関係情報」、「第2種の関係情報」の一例である。サーバモード、クライアントモードが、それぞれ、「第1のモード」、「第2のモード」の一例である。
図3のS50〜54の処理、図4のS60〜64の処理が、それぞれ、「第1の通信制御部」、「第2の通信制御部」によって実行される処理の一例である。図2のS26及びS36の処理が、「モード制御部」によって実行される処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)多機能機10は、上記の第1の比較例の動作を実行してもよい。即ち、多機能機10は、NFCI/F22の動作モードをサーバモードに維持し、携帯端末50からURLの要求を受信する場合に、URLを携帯端末50に送信し、携帯端末50から無線プロファイルの要求を受信する場合に、無線プロファイルを携帯端末50に送信してもよい。本変形例では、URLの要求に応じてURLを携帯端末50に送信する処理、無線プロファイルの要求に応じて無線プロファイルを携帯端末50に送信する処理が、それぞれ、「第1の通信制御部」、「第2の通信制御部」によって実行される処理の一例である。
(変形例2)多機能機10は、上記の第2の比較例の動作を実行してもよい。即ち、多機能機10は、NFCI/F22の動作モードをクライアントモードに維持し、多機能機10がエラー状態である状況でNFC接続が確立される場合に、携帯端末50から要求を受信しなくても、URLを携帯端末50に送信し、多機能機10が非エラー状態である状況でNFC接続が確立される場合に、携帯端末50から要求を受信しなくても、無線プロファイルを携帯端末50に送信してもよい。本変形例では、要求を受信せずにURLを携帯端末50に送信する処理、要求を受信せずに無線プロファイルを携帯端末50に送信する処理が、それぞれ、「第1の通信制御部」、「第2の通信制御部」によって実行される処理の一例である。
(変形例3)上記の実施例では、多機能機10のNFCI/F22と携帯端末50のNFCI/F62とが、SNEPのサーバ動作とSNEPのクライアント動作とを実行して、NFC規格のP2Pモードに従って通信を実行する。これに代えて、各NFCI/F22,62は、NFC規格の他のモード(即ち、CE(Card Emulationの略)モード又はR/W(Reader/Writerの略)モード)に従って、以下の(変形例3−1)〜(変形例3−4)の通信を実行してもよい。一般的に言うと、「第1の通信制御部」と「第2の通信制御部」とは、上記の実施例のように、NFC規格のP2Pモードに従って携帯端末と通信を実行してもよいし、本変形例のように、NFC規格の他のモードに従って携帯端末と通信を実行してもよい。
(変形例3−1)図2のS26では、CPU32は、NFCI/F22をCEモードで動作させてもよい。この場合、携帯端末50がReaderモードで動作すれば、図3のS54では、CPU32は、URLを携帯端末50に送信することができる。また、図3のS64では、CPU32は、NFCI/F22をCEモードで動作させてもよい。この場合、携帯端末50がReaderモードで動作すれば、CPU32は、無線プロファイルを携帯端末50に送信することができる。
(変形例3−2)図2のS26では、CPU32は、NFCI/F22をWriterモードで動作させてもよい。この場合、携帯端末50がCEモードで動作すれば、図3のS54では、CPU32は、URLを携帯端末50に送信することができる。また、図3のS64では、CPU32は、NFCI/F22をWriterモードで動作させてもよい。この場合、携帯端末50がCEモードで動作すれば、CPU32は、無線プロファイルを携帯端末50に送信することができる。
(変形例3−3)図2のS36では、CPU32は、NFCI/F22をCEモードで動作させてもよい。この場合、携帯端末50がWriterモードで動作すれば、図3のS62では、CPU32は、携帯端末50から無線プロファイルの要求を受信することができる。
(変形例3−4)図2のS36では、CPU32は、NFCI/F22をReaderモードで動作させてもよい。この場合、携帯端末50がCEモードで動作すれば、図3のS62では、CPU32は、携帯端末50から無線プロファイルの要求を受信することができる。
(変形例4)上記の実施例と上記の変形例3では、NFCI/F22は、NFCフォーラムデバイスと呼ばれるI/Fであり、NFC規格の3つのモード(P2P、R/W、及び、CE)のいずれかで動作可能である。これに代えて、NFCI/F22は、ICタグのみとして機能するNFCフォーラムタグと呼ばれるI/Fであってもよい。特に、NFCI/F22は、ホスト側(即ち多機能機10側)のCPU32からの情報の書き込みと情報の読み出しとを許容するI/Fであってもよい。この場合、例えば、CPU32は、多機能機10が非エラー状態からエラー状態に移行する場合に、URLをNFCI/F22に書き込む。これにより、携帯端末50がReaderモードで動作すれば、NFCI/F22は、URLを携帯端末50に送信することができる。また、例えば、CPU32は、多機能機10がエラー状態から非エラー状態に移行する場合に、NFCI/F62に書き込んだURLを消去する。この場合、携帯端末50がWriterモードで動作すれば、NFCI/F22は、携帯端末50から無線プロファイルの要求を受信することができる。そして、CPU32は、NFCI/F22から無線プロファイルの要求を読み出し、その後、無線プロファイルをNFCI/F22に書き込む。これにより、携帯端末50がReaderモードで動作すれば、NFCI/F22は、無線プロファイルを携帯端末50に送信することができる。一般的に言うと、「第1のインターフェース」は、NFC方式で無線通信を実行するためのインターフェースであればよい。
(変形例5)上記の実施例では、図3のS52,S54では、多機能機10のCPU32は、多機能機10で発生しているエラーの解消方法を示すウェブページのURLを携帯端末50に送信する。これに代えて、以下の(変形例5−1)〜(変形例5−3)のいずれかが採用されてもよい。一般的に言うと、「関係情報」は、エラー状態に関係する情報であればよい。
(変形例5−1)CPU32は、エラーの解消方法を示すテキストを携帯端末50に送信してもよい。この場合、携帯端末50は、当該テキストを表示すればよく、ウェブサーバ100にアクセスせずに済む。本変形例では、上記のテキストが、「関係情報」の一例である。
(変形例5−2)CPU32は、エラーの解消方法を示していないと共に当該エラーの種類を示すテキストを携帯端末50に送信してもよい。本変形例では、上記のテキストが、「関係情報」の一例である。
(変形例5−3)CPU32は、ウェブサーバ100内の位置を示すURL(以下では「第1のURL」と呼ぶ)ではなく、他のサーバ内の位置を示すURL(以下では「第2のURL」と呼ぶ)を携帯端末50に送信してもよい。この場合、携帯端末50は、第2のURLを利用して上記の他のサーバにアクセスして、上記の他のサーバから第1のURLを取得してもよい。そして、携帯端末50は、第1のURLを利用してウェブサーバ100にアクセスして、ウェブページデータを取得してもよい。本変形例では、上記の第2のURLが、「関係情報」の一例である。
(変形例6)上記の実施例では、図4のS62,S64では、多機能機10のCPU32は、携帯端末50から無線プロファイルの要求を受信して、無線プロファイルを携帯端末50に送信する。これに代えて、以下の(変形例6−1)〜(変形例6−3)のいずれかが採用されてもよい。一般的に言うと、「特定情報」は、「関係情報」とは異なる情報であればよい。
(変形例6−1)多機能機10がアクセスポイントによって形成される特定の無線ネットワークに所属している状況を想定する。多機能機10のメモリ34は、上記の特定の無線ネットワークで利用される無線プロファイルを格納する。図4のS64では、CPU32は、当該無線プロファイルを携帯端末50に送信してもよい。これにより、携帯端末50は、当該無線プロファイルを利用して、アクセスポイントとの無線接続を確立する。そして、多機能機10は、上記の特定の無線ネットワークを利用して(即ちアクセスポイントを介して)、無線LANI/F20を介して、携帯端末50から画像データを受信する。本変形例では、上記の特定の無線ネットワークで利用される無線プロファイルが、「特定情報」の一例である。
(変形例6−2)図4のS62では、CPU32は、携帯端末50から認証情報を受信してもよい。当該認証情報は、多機能機10がインターネット上のサーバにログインするための情報である。そして、S64では、CPU32は、当該認証情報を受信したことを示すOK情報を携帯端末50に送信してもよい。本変形例では、上記のOK情報が「特定情報」の一例である。
(変形例6−3)多機能機10は、BlueTooth(登録商標)の無線通信(以下では「BT通信」と呼ぶ)を実行するためのI/Fを備えていてもよい。図4のS64では、CPU32は、BT通信を実行するためのペアリングキーを含む無線プロファイルを携帯端末50に送信してもよい。本変形例では、BT通信のための無線プロファイル、BT通信のためのI/Fが、それぞれ、「特定情報」、「第2のインターフェース」の一例である。
(変形例7)「通信装置」は、印刷機能及びスキャン機能を実行可能な多機能機(即ち多機能機10)に限られず、印刷機能のみを実行可能なプリンタであってもよいし、スキャン機能のみを実行可能なスキャナであってもよい。また、「通信装置」は、印刷機能及びスキャン機能とは異なる機能(例えば、画像の表示機能、データの演算機能)を実行する装置(例えば、PC、サーバ、携帯端末(携帯電話、スマートフォン、PDA等))であってもよい。即ち、「通信装置」は、NFC方式の無線通信を実行可能なあらゆるデバイスを含む。
(変形例8)上記の各実施例では、図2〜図4の各処理がソフトウェア(即ちプログラム)によって実現されるが、図2〜図4の各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時項目記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下の特徴は、出願当初の特許請求の範囲に記載の要素である。
(項目1)
通信装置であって、
NFC(Near Field Communicationの略)規格に従った通信方式であるNFC方式の無線通信を実行するための第1のインターフェースと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記通信装置の状態が、前記通信装置でエラーが発生しているエラー状態である状況において、前記第1のインターフェースを介した第1の接続が携帯端末と確立される場合に、前記第1の接続を利用して、前記エラー状態に関係する関係情報を前記携帯端末に送信する第1の通信制御部と、
前記通信装置の状態が、前記通信装置でエラーが発生していない非エラー状態である状況において、前記第1のインターフェースを介した第2の接続が前記携帯端末と確立される場合に、前記第2の接続を利用して、前記関係情報とは異なる特定情報を前記携帯端末に送信する第2の通信制御部と、
を備える通信装置。
(項目2)
前記第1の通信制御部は、前記第1の接続が確立される場合に、前記第1の接続を利用して、前記携帯端末から要求を受信しなくても、前記関係情報を前記携帯端末に送信し、
前記第2の通信制御部は、前記第2の接続が確立される場合に、前記第2の接続を利用して、前記携帯端末から特定要求を受信し、前記特定要求に応じて、前記特定情報を前記携帯端末に送信する、項目1に記載の通信装置。
(項目3)
前記制御部は、さらに、
前記通信装置の状態が前記非エラー状態から前記エラー状態に移行する場合に、前記第1のインターフェースの動作モードを第1のモードから第2のモードに移行させ、前記通信装置の状態が前記エラー状態から前記非エラー状態に移行する場合に、前記第1のインターフェースの前記動作モードを前記第2のモードから前記第1のモードに移行させるモード制御部を備え、
前記第1のモードは、第1の動作を前記第1のインターフェースに実行させ、その後、前記第1のインターフェースに第2の動作を実行させるためのモードであり、
前記第2のモードは、前記第1の動作と前記第2の動作とのうちの前記第2の動作のみを前記第1のインターフェースに実行させるためのモードであり、
前記第1の動作は、前記第1のインターフェースが、前記携帯端末から受信する情報を、前記制御部に供給する動作であり、
前記第2の動作は、前記第1のインターフェースが、前記制御部から取得する情報を、前記携帯端末に送信する動作である、項目1又は2に記載の通信装置。
(項目4)
前記第1の動作は、前記NFC規格のSNEP(Simple NDEF (NFC Data Exchange Formatの略) Exchange Protocolの略)で定められているサーバの動作であり、
前記第2の動作は、前記NFC規格の前記SNEPで定められているクライアントの動作である、項目3に記載の通信装置。
(項目5)
前記関係情報は、前記携帯端末が前記エラー状態に関係するウェブページを表示するためのURL(Uniform Resource Locatorの略)を含む、項目1から4のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目6)
前記通信装置は、さらに、
前記NFC方式とは異なる通信方式で無線通信を実行するための第2のインターフェースを備え、
前記特定情報は、前記通信装置と前記携帯端末との間で前記第2のインターフェースを介した無線通信を実行するための無線プロファイルを含む、項目1から5のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目7)
前記第1の通信制御部は、
前記通信装置で第1種のエラーが発生していることに起因して、前記通信装置の状態が前記エラー状態である状況において、前記第1の接続が確立される場合に、前記第1の接続を利用して、前記第1種のエラーに起因する前記エラー状態に関係する第1種の前記関係情報を前記携帯端末に送信し、
前記通信装置で前記第1種のエラーとは異なる第2種のエラーが発生していることに起因して、前記通信装置の状態が前記エラー状態である状況において、前記第1の接続が確立される場合に、前記第1の接続を利用して、前記第2種のエラーに起因する前記エラー状態に関係する第2種の前記関係情報であって、前記第1種の関係情報とは異なる前記第2種の関係情報を前記携帯端末に送信する、項目1から6のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目8)
通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムは、前記通信装置のプロセッサに、以下の各処理、即ち、
前記通信装置の状態が、前記通信装置でエラーが発生しているエラー状態である状況において、前記通信装置の第1のインターフェースであって、NFC(Near Field Communicationの略)規格に従った通信方式であるNFC方式の無線通信を実行するための前記第1のインターフェースを介した第1の接続が携帯端末と確立される場合に、前記第1の接続を利用して、前記エラー状態に関係する関係情報を前記携帯端末に送信する第1の通信制御処理と、
前記通信装置の状態が、前記通信装置でエラーが発生していない非エラー状態である状況において、前記第1のインターフェースを介した第2の接続が前記携帯端末と確立される場合に、前記第2の接続を利用して、前記関係情報とは異なる特定情報を前記携帯端末に送信する第2の通信制御処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
2:通信システム、10:多機能機、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、18:スキャン実行部、20:無線LANインターフェース、22:NFCインターフェース、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、50:携帯端末、60:無線LANインターフェース、62:NFCインターフェース、70:制御部、72:CPU、74:メモリ、100:ウェブサーバ、D1,D2:ウェブページデータ

Claims (9)

  1. 通信装置であって、
    NFC(Near Field Communicationの略)規格に従った通信方式であるNFC方式の無線通信を実行するための第1のインターフェースと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記通信装置で発生しているエラーに関係する関係情報を記憶するメモリと、
    前記通信装置の状態が、前記通信装置でエラーが発生しているエラー状態である状況において、前記第1のインターフェースを介した第1の接続が携帯端末と確立される場合に、前記メモリ内の前記関係情報を前記第1のインターフェースに供給し、前記第1のインターフェースに第2の動作を実行させることによって、前記第1の接続を利用して、前記携帯端末から要求を受信しなくても、前記関係情報を前記携帯端末に送信する第1の送信制御部であって、前記第2の動作は、前記第1のインターフェースが、前記制御部から取得する情報を、前記携帯端末に送信するクライアントの動作である、第1の送信制御部と、
    前記通信装置の状態が、前記通信装置でエラーが発生していない非エラー状態である状況において、前記第1のインターフェースを介した第2の接続が前記携帯端末と確立される場合に、前記第1のインターフェースに第1の動作を実行させることによって、前記第2の接続を利用して、前記携帯端末から特定要求を受信する受信制御部であって、前記第1の動作は、前記第1のインターフェースが、前記携帯端末から受信する情報を、前記制御部に供給するサーバの動作である、受信制御部と、
    前記特定要求が受信されることに応じて、前記第1のインターフェースに前記第2の動作を実行させることによって、前記第2の接続を利用して、前記関係情報とは異なる特定情報を前記携帯端末に送信する第2の送信制御部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記クライアントの動作及び前記サーバの動作は、前記NFC規格のP2P(Peer to Peerの略)モードに従った動作である、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1の動作は、前記NFC規格のSNEP(Simple NDEF (NFC Data Exchange Formatの略) Exchange Protocolの略)で定められているサーバの動作であり、
    前記第2の動作は、前記NFC規格の前記SNEPで定められているクライアントの動作である、請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、さらに、
    前記通信装置の状態が前記非エラー状態から前記エラー状態に移行する場合に、前記第1のインターフェースの動作モードを第1のモードから第2のモードに移行させ、前記通信装置の状態が前記エラー状態から前記非エラー状態に移行する場合に、前記第1のインターフェースの前記動作モードを前記第2のモードから前記第1のモードに移行させるモード制御部を備え、
    前記第1のモードは、前記第1の動作を前記第1のインターフェースに実行させ、その後、前記第1のインターフェースに前記第2の動作を実行させるためのモードであり、
    前記第2のモードは、前記第1の動作と前記第2の動作とのうちの前記第2の動作のみを前記第1のインターフェースに実行させるためのモードである、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記制御部は、さらに、
    前記通信装置の状態が前記非エラー状態から前記エラー状態に移行する場合に、前記第1のインターフェースの前記動作モードを前記第1のモードから前記第2のモードに移行させる前に、前記第1のインターフェースの機能であって、外部機器との接続を確立するための前記機能を停止させるためのコマンドを前記第1のインターフェースに供給する第1の供給部と、
    前記通信装置の状態が前記エラー状態から前記非エラー状態に移行する場合に、前記第1のインターフェースの前記動作モードを前記第2のモードから前記第1のモードに移行させる前に、前記コマンドを前記第1のインターフェースに供給する第2の供給部と、を備える、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記関係情報は、前記携帯端末が前記エラー状態に関係するウェブページを表示するためのURL(Uniform Resource Locatorの略)を含む、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置は、さらに、
    前記NFC方式とは異なる通信方式で無線通信を実行するための第2のインターフェースを備え、
    前記特定情報は、前記通信装置と前記携帯端末との間で前記第2のインターフェースを介した無線通信を実行するための無線プロファイルを含む、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
  8. 前記第1の送信制御部は、
    前記通信装置で第1種のエラーが発生していることに起因して、前記通信装置の状態が前記エラー状態である状況において、前記第1の接続が確立される場合に、前記第1の接続を利用して、前記第1種のエラーに起因する前記エラー状態に関係する第1種の前記関係情報を前記携帯端末に送信し、
    前記通信装置で前記第1種のエラーとは異なる第2種のエラーが発生していることに起因して、前記通信装置の状態が前記エラー状態である状況において、前記第1の接続が確立される場合に、前記第1の接続を利用して、前記第2種のエラーに起因する前記エラー状態に関係する第2種の前記関係情報であって、前記第1種の関係情報とは異なる前記第2種の関係情報を前記携帯端末に送信する、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置は、
    プロセッサと、
    前記通信装置で発生しているエラーに関係する関係情報を記憶するメモリと、
    NFC(Near Field Communicationの略)規格に従った通信方式であるNFC方式の無線通信を実行するための第1のインターフェースと、を備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに、以下の各処理、即ち、
    前記通信装置の状態が、前記通信装置でエラーが発生しているエラー状態である状況において、前記第1のインターフェースを介した第1の接続が携帯端末と確立される場合に、前記メモリ内の前記関係情報を前記第1のインターフェースに供給し、前記第1のインターフェースに第2の動作を実行させることによって、前記第1の接続を利用して、前記携帯端末から要求を受信しなくても、前記関係情報を前記携帯端末に送信する第1の送信制御処理であって、前記第2の動作は、前記第1のインターフェースが、前記プロセッサから取得する情報を、前記携帯端末に送信するクライアントの動作である、第1の送信制御処理と、
    前記通信装置の状態が、前記通信装置でエラーが発生していない非エラー状態である状況において、前記第1のインターフェースを介した第2の接続が前記携帯端末と確立される場合に、前記第1のインターフェースに第1の動作を実行させることによって、前記第2の接続を利用して、前記携帯端末から特定要求を受信する受信制御処理であって、前記第1の動作は、前記第1のインターフェースが、前記携帯端末から受信する情報を、前記プロセッサに供給するサーバの動作である、受信制御処理と、
    前記特定要求が受信されることに応じて、前記第1のインターフェースに前記第2の動作を実行させることによって、前記第2の接続を利用して、前記関係情報とは異なる特定情報を前記携帯端末に送信する第2の送信制御処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
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