JP6615984B2 - 物体認識装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物体認識装置に関する。
本技術分野の背景技術として、特許文献1がある。この公報には、課題として「画像から所定の対象画像を検出する際の誤検出の発生を低減しつつ高速な検出処理を実現する画像検出装置を提供する。」と記載され、解決手段として、「画像検出装置(10)は、入力画像の各画素とその近傍領域の画素間の色の類似度または入力画像の各画素の周囲の画素のエッジ強度に基づいて入力画像から検出対象領域を抽出する候補領域抽出手段(13)と、抽出した検出対象領域に含まれる各画素についてエッジ方向およびエッジ強度を求めるエッジ抽出手段(14)と、対象画像の存在する可能性の高い領域を導出するために、エッジ方向とエッジ強度情報に基づいて投票する投票手段(15)と、投票結果を参照し、閾値以上の投票値を探索し、その探索した結果に基づいて入力画像に含まれる対象画像を検出する投票結果評価手段(16)とを備える。」と記載されている(要約参照)。
また、従来より、広角レンズを有するカメラが知られている。例えば、特許文献2には、広角レンズ(いわゆる、魚眼レンズ)を有する撮像装置が開示されている。
特願2008−307463号公報 特開2004−354572号公報
従来より、広角レンズを用いた撮像装置で遠方領域と近傍領域の両方を撮像しようとする試みが行われている。しかし、従来の広角レンズを用いて遠方領域と近傍領域の両方を撮像した場合、像高当たりの入射角の変化率に起因して、画像の中に画質が劣化した部分が生じる場合がある。この画質が劣化した部分が、その後に実施される画像処理に悪い影響を与えるおそれがある。
そこで、本発明は、撮像装置で撮像した画像に関して、その画像に含まれる画質が劣化した部分の影響を小さくする画像処理技術を提供する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、「ボケ領域に認識対象が入るかどうかを判定し、認識のパラメータを変更する機構を設ける」ことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置で撮像した画像に関して、その画像に含まれる画質が劣化した部分の影響を小さくすることができる。本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明が適用される撮像装置の実施例1を説明する機能ブロック図。 角度分解能が高い場合における距離測定精度について説明する図。 角度分解能が低い場合における距離測定精度について説明する図。 車載用のステレオカメラで撮像する範囲を模式的に示した図。 実施例1の撮像レンズにおける入射角θに対する像高当りの入射角の変化率D及び像高yとの関係の一例を示すグラフ。 実施例1の撮像レンズのレンズ構成を説明する図。 実施例1の撮像レンズを用いて撮像される画像の一部を示す図。 実施例1の撮像レンズを用いて撮像される画像を模式的に表した図。 実施例1の撮像レンズを用いて撮像される画像の解像度の変化を示す図。 実施例1の道路標識を検知する機能を説明するフローチャート。 時刻t(0)のタイミングで撮像された画像のイメージ図。 時刻t(50)のタイミングで撮像された画像のイメージ図。 時刻t(100)のタイミングで撮像された画像のイメージ図。 本発明が適用される撮像装置の実施例2を説明する機能ブロック図。 実施例2の道路標識を検知する機能を説明するフローチャート。 所定の時間間隔をおいて撮像された複数の画像を重畳したイメージ図。 CMOSセンサのV同期信号の出力タイミングを示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明する。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
[実施例1]
図1は、本発明の物体認識装置が適用される撮像装置の構成を説明する機能ブロック図である。
撮像装置1は、自車両に搭載されて使用されるものであり、それぞれ車両前方を撮像する左右一対の第1及び第2の撮像部と、演算部(102〜112)とを備える。また、撮像装置1の外部IF(外部インターフェース)112には、図示しない制御部が設けられている。
撮像装置1では、第1及び第2の撮像部で車両前方を同時に撮像し、演算部(102〜112)で、複数の画像を用いて視差を求め、視差に基づいて車両から前方の対象物までの距離を算出する。そして、演算部(102〜112)で、対象物までの距離を用いて対象物が認識される。制御部は、対象物の認識結果を用いてブレーキ制御等の車両制御を行う。
左右の第1及び第2の撮像部は、基線長(base line length)だけ左右に離れて設定されているので、車両前方を同時に撮像した左右の画像は、同じ対象物の位置が互いに左右にずれて撮像されている。すなわち、左右一対の画像は、同じ対象物を撮像したものであっても画面上の位置は左右にずれることになる。
第1の撮像部は、光学素子100aと、撮像素子101aとを備える。光学素子100aは、光を屈折させて、撮像素子101aに像を結ぶ構造を有する撮像レンズを有する。
撮像素子101aは、光学素子100aにより屈折した光の像を受光し、その光の強さに応じた画像を生成する。撮像素子101aは、光学素子100aを通過した光が通る箇所に設置され、所定の時間中の光を処理するように電子的なシャッタの機能を有する。なお、第1の撮像部が物理的なシャッタ機能を備えてもよい。撮像素子101aとしては、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサや、CMOS(Complementary Metal Oxide)イメージセンサなどがある。
次に、本実施例で用いられる撮像レンズについて説明する。上述のように、演算部(102〜112)が対象物までの距離を測定する。ここでは、図2A及び図2Bを用いて角度分解能と距離の測定との関係について説明する。図2Aは、角度分解能が高い場合における距離測定精度について説明する図であり、図2Bは、角度分解能が低い場合における距離測定精度について説明する図である。1つの画素が表現する入射角は幅を持っており、直線で示す入射角内であれば、撮像装置1は、対象物が同じ方向に存在すると認識することができる。
例えば図2Aのように光学素子100aの角度分解能が高ければ撮像素子101aの1画素21が捕らえる入射角が狭いため、複数の対象物20A、20Bそれぞれを識別可能となり、距離の測定精度が上がる。しかしながら、図2Bのように光学素子100aの角度分解能が低いと撮像素子101aの1画素が捉えられる入射角が広いため、複数の対象物20A、20Bを識別することができず、対象物20A、20Bの距離を正確に測定することができない。このため、正確に対象物との距離を測定する必要がある入射角に関しては角度分解能を高くする必要がある。
図3は、本実施例の車載用のステレオカメラで撮像する範囲を模式的に示した図である。まず、自動運転のアプリケーションにおける、前方の車両に自動的に追従する機能について述べる。この機能では、車両301の前方については、遠距離(例えば、100m程度)にある対象物(前方を走る車両)を認識すること必要がある。例えば、車両301が高速道路を走行する場合、比較的車間距離がとられていることも想定される。したがって、高速道路で走行中には距離測定の誤差によって車間距離に大きく影響を与えるので、正面付近の遠方でも精度の高い距離測定が必要である。このため、入射角の小さい領域において角度分解能が高い必要がある。
次に、自動運転のアプリケーションにおける、衝突防止機能について述べる。交差点などにおける衝突防止機能では、横方向から飛び出してくる人や車両を検知する必要があるため、できるだけ広い入射角を撮像することが必要である。また、衝突する可能性のある人又は車両は比較的近距離にある。以上の通り、正面に対しては遠距離を、周辺方向については広い入射角での撮影が要求される。
本実施例では、撮影画角を広角化しながら、撮影範囲の全体にわたり必要な角度分解能を確保するために、図4で説明する特性を有する撮像レンズを使用する。図4は、本実施例に係る撮像レンズにおける入射角θに対する像高当りの入射角の変化率D及び像高yとの関係の一例を示すグラフである。ここで、像高yとは、光学系の評価面上で像位置を光軸からの距離で表した値である。符号401が入射角の変化率を示すグラフ、符号402が像高を示すグラフ、符号403が入射角の変化率における変曲点であり、これに対応する入射角が切り替え入射角θsである。
本例に係る撮像レンズは、像高当たりの入射角の変化率の切り替え入射角θsが、10°〜30°の範囲に存在することを特徴とする。車両に搭載する用途の機器に用いる場合、像高当たりの入射角の変化率の切り替え入射角θsは10°から30°の範囲に存在している事が望ましい。運転手の運転サポートや、自動運転で必要となる用途別の入射角ごとに要求される検知距離は、10°から30°の領域で短めになっている。つまり、角度分解能の要求精度は比較的低い。そのため、10°から30°の入射角では角度分解能の精度が小さくても許容される傾向である。その領域に、角度分解能がばらつきやすい角度分解能の遷移領域を設けることで、角度分解能のばらつきを原因とする距離の算出誤差があっても、車載用距離測定システムとしての処理が破綻しにくい堅牢性がある中央で比較的長い距離を測定しつつ、広い画角を撮影できる距離測定システムを提供できる。
以上から、本実施例で使用する撮像レンズは、入射角に対する像高当たりの入射角の変化率Dの変曲点403を所定の変曲点入射角(θs)に有する特性を有し、像高当たりの入射角の変化率が単調に変化する従来の撮像レンズとは異なる。なお、撮像素子として、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの撮像素子を採用した場合には、単位入射角当たりどれだけの画素が含まれるかが撮像レンズの指標となる。図4において、像高当たりの入射角の変化率Dがなだらかな部分は、角度分解能のばらつきが小さく、角度分解能も高い傾向にある。一方、像高当たりの入射角の変化率Dの変曲点403を含む部分(グラフが立ち上がる部分)は、上記の通り、角度分解能がばらつきやすい角度分解能の遷移領域であり、角度分解能が低くなる場合もある。したがって、本実施例で使用する撮像レンズは、撮像素子101aの観点で言えば、中央部分と周辺部分との間に、当該中央部分及び周辺部分に比べて角度分解能の変化率が高い部分が存在する特性を有する撮像レンズと言うこともできる。
本実施例に係る撮像レンズは、変曲点入射角(θs)よりも入射角が小さい小入射角部位の倍率が変曲点入射角(θs)よりも入射角が大きい大入射角部位の倍率よりも大きく設定される。したがって、当該撮像レンズを車両に搭載する用途の機器(距離測定システム等)に用いる場合、運転手の運転サポートや、自動運転で必要となる用途別の入射角ごとに要求される検知距離は中央で長く、周辺方向で短くなっている。上記の特性を有する撮像レンズであれば、入射角が小さい中央領域で測定距離が長く、入射角が大きな周辺部分では測定距離は短いが、広い範囲を撮影できる。
上記のような光学特性を具備する撮像レンズのレンズ構成について図5を用いて説明する。図5は、実施例1の撮像レンズのレンズ構成を説明する図である。このレンズは、2枚の非球面レンズ520、530及び球面レンズ群540で構成されている。レンズ入射第1面510に入射した光線は、光線入射側の2枚の非球面レンズ520、530により所望の像高と入射角の関係が得られるように光線が導かれ、後群の球面レンズ群540により撮像素子101aの上に像を結像する。
なお、図5の構成は、一例であり、これに限定されない。例えば、図5の構成に対して、赤外線を吸収するためのIRフィルタをレンズ射出面に追加してもよい。また、図5の例では、符号520、符号530で示す2枚の非球面レンズを用いているが、別の例として、符号520、符号530で示すレンズを両面非球面にしてもよい。また、本実施例の撮像レンズは、入射面の2枚の非球面レンズで大部分が特性付けられる。したがって、それ以降の後群のレンズ構成については、従来の撮像レンズの構成を用いてもよい。
一方、上記のような光学特性を具備する撮像レンズを用いたカメラに関して、像高当たりの入射角の変化率の変曲点の部分では、その部分で画質が劣化する。図6は、上記のような光学特性を具備する撮像レンズを用いたカメラで撮像した画像の一部を切り出したものである。図6に示す画像600の内側画像領域601は、撮像レンズの中央領域で撮像され、外側画像領域602は、撮像レンズの周辺領域で撮像され、変曲点対応画像領域(ボケ領域)603は、撮像レンズの中央領域と周辺領域の間の領域で撮像されたものである。領域603は、領域601及び602と比較して解像度が低く、ボケていることがわかる。
なお、図6の画像600は、上述したカメラで取得された実際の画像ではなく、ボケ領域を分かりやすく示すためにコントラストなどが調整された画像である。ここで、ボケ領域とは、画像内の解像度(resolution)が低い領域である。解像度とは、どれだけ細かいものを分解できるかを表すものである。解像度を表す指標として、レスポンス関数(modulation transfer function:MTF,変調伝達関数,振幅伝達関数)などがある。他に、点広がり関数(point spread function:PSF)、線広がり関数(line spread function:LSF)がある。本例では、解像度を表す指標としてMTFを用いる。MTFは、空間分解能を表す定量的尺度の解像特性指標を指し、各空間周波数に対するレスポンスを表す関数である。
図3を用いて、上述のボケ領域と本実施例に係る撮像レンズとの関係を説明する。図3に示すように、車両301の正面方向に関しては、遠距離(例えば、100m程度)にある対象物(前方を走る車両)を認識する必要がある。したがって、撮像レンズの中央領域(光軸に対して入射角が小さい領域)は、解像度が高くなるように設定される。また、撮像レンズの周辺領域(光軸に対して入射角が大きい領域)に関しては、車両301から近距離(例えば、20m程度)にある対象物を認識する必要があるため、解像度が高くなるように設定される。
一方、図3の302で示すような部分は、車両運転中に認識する必要がない領域であるため、自動運転のアプリケーションに関しては画像の情報として取得する必要性が小さい。したがって、この部分に、像高当りの入射角の変化率Dの変曲点403が設定される。
上述したように、一例として、変曲点403は、入射角が10°〜30°の範囲に存在する。この構成によれば、撮像レンズの中央領域と周辺領域との間に、像高当りの入射角の変化率Dの急激な変化部分(変曲点403を含む部分)が存在することになる。この変曲点403に対応する領域が、図6の画像におけるボケ領域603に相当することになる。
図7は、上記のような光学特性を具備する撮像レンズを用いて撮像される画像を模式的に表した図である。本実施例の撮像レンズは、遠方と近傍の両方が撮影できる撮像レンズであり、解像度が異なる複数の画像領域を含む画像が取得できる。画像は、複数の画像領域のうちの一部の画像領域が他部の画像領域よりも解像度が低い。画像は、第1の領域(内側画像領域)201と、第2の領域(外側画像領域)202と、第3の領域(変曲点対応画像領域)203とを含む。
第1の領域201は、撮像レンズの光軸に対する入射角が小さい領域(以下、「小入射角領域」という)であり、撮像レンズの中央領域に対応する。第1の領域201は、遠距離(第1の距離範囲801)を対象とする領域である。
第2の領域202は、撮像レンズの光軸に対する入射角が大きい領域(以下、「大入射角領域」という)であり、撮像レンズの周辺領域に対応する。第2の領域202は、近距離(第1の距離範囲よりも近い第2の距離範囲)を対象とする領域である。
第3の領域203は、第1の領域201と第2の領域202の間にある。第3の領域203は、環状又はドーナツ状の領域であり、像高当りの入射角の変化率Dの急激な変化部分(変曲点403を含む)に対応する。第3の領域203(他部の画像領域)は、第1の領域201及び第2の領域202(一部の画像領域)に比べて解像度が低い領域となる。
図8は、実施例1の撮像レンズを用いて撮像される画像の解像度の変化を示す図である。図8の画像に関して、A−A線に沿って解像度(MTF)の変化を図示すると、画像の中央から外側に移行するにしたがって緩やかに解像度が低下し、ドーナツ状の第3の領域803で落ち込むように解像度が急激に低くなり、その後、第2の領域802で解像度が高くなって元に戻る。したがって、本実施例に係る撮像レンズをそれによって撮像される画像から特定するならば、光軸に対する入射角が小さい小入射角領域と光軸に対する入射角が大きい大入射角領域との間に小入射角領域及び大入射角領域よりも解像度が低下する中間入射角領域が存在する特性を有するレンズと言うこともできる。また、別の言い方をすれば、本例の撮像レンズを、画像において第1の領域801と第2の領域802の間の第3の領域803が解像度の変曲点を有するように設計されたレンズと言うこともできる。
以下では、上記のような光学特性を備える撮像レンズを用いて撮像される画像に生じる新規な課題を解決する実施例を説明する。詳細には、本実施例は、解像度が低い第3の領域203の領域においても認識精度を維持する技術を提供する。
第2の撮像部は、第1の撮像部と同様に、光学素子100bと、撮像素子101bとを備える。第2の撮像部は、第1の撮像部と同様の構成を備えるため、説明を省略する。なお、光学素子100bの撮像レンズの設計は、光学素子100aと同様である。
撮像装置1は、第1の撮像部と第2の撮像部でそれぞれ撮像した画像を用いて距離画像を生成し、距離画像から立体物を検知する立体物検知処理部と、第1の撮像部と第2の撮像部のいずれか一方で撮像した画像を用いて道路標識の種別を認識する認識処理部を有する。
図1に示す同期制御部109は、第1の撮像部と第2の撮像部で撮影される画像を同期する信号(V同期信号)を生成する。例えば信号の立ち上がりで同期をとるように第1の撮像部と第2の撮像部に設定し、同期制御部109から50ms周期の信号を出力すれば第1の撮像部と第2の撮像部で同じタイミングの画像を撮影することができる。
<立体物検知処理部>
立体物検知処理部は、距離画像生成部110と立体物検知部111を有する。距離画像生成部110は、左右の撮像素子101a、101bの出力結果から各画素の距離を出力したデータを生成する。距離の算出方法は公知の技術を利用すればよい。
立体物検知部111は、距離画像生成部110から出力される3次元点群から、道路上に立つ立体物を抽出する処理を行う。立体物検知の一例は、まず路面を検出し、その路面上にあり、画面の縦方向に同一の距離の物体を立体物として検出する方法がある。具体的には、画像の縦方向に横座標毎に距離のヒストグラムをとる。道路に対して立体物は道路に対して垂直に立っているとする。すると画面上の縦方向にヒストグラムを取ると、同じ距離ピークを持つ。このピークを検出して、立体物と検知することができる。
<認識処理部>
認識処理部は、輝度画像生成部102、ロジック選定部103、輪郭抽出部104、標識種別認識部105、確信度算出部106と、記憶部107を有する。
まず、輝度画像生成部102について説明する。輝度画像生成部102は、左右どちらかの撮像素子から画像を取得し(画像取得部)、明るさの画像を生成する。撮像素子は、ベイヤパタンと呼ばれる各画素にカラーフィルタを付けた画素から構成されるカラーセンサが一般的である。このようなセンサの場合は、デモザイキングと呼ばれるベイヤパタンからRGB画像や輝度画像に変換する処理が行われる。
次に、ロジック選定部103について説明する。ロジック選定部103は、画像内における物体候補の座標位置が事前に求めたボケ領域に含まれているかどうかによって画像処理の選択を行う。ロジック選定部103は、記憶部107から画像内におけるボケ領域の座標位置の情報を取得する。
左右片方の画像(第1及び第2の撮像部のいずれか一方で撮像された画像)を使用して認識を行うアプリケーションの一つに道路標識を検知する機能がある。道路標識を検知する処理では、画面内から、エッジ部分を抽出して、円を検索する。次に、円の部分の中にある文字を解析して、標識の種別を認識する。
物体候補である標識候補の座標位置が画像内のボケ領域に含まれる場合は、次に述べる輪郭抽出部104の輪郭抽出閾値を小さくすることで、安定してエッジを検出できる。ここで、閾値を常に小さくしてしまうとノイズを多く含んで安定して円が検出できないが、あらかじめボケている領域であるとわかれば、閾値を小さくしても、ノイズを多く拾うことはない。輪郭抽出部104は、画像を構成する画素の濃淡エッジを検出し、そのエッジに基づいて道路標識の輪郭を抽出する。
次に、標識種別認識部105について述べる。標識種別認識部105では、輪郭の中にある文字列や記号を識別して何の標識か確定する。識別方法は、あらかじめ複数の画像から辞書を作成する方式など公知の手法を用いればよい。
次に、確信度算出部106について説明する。確信度算出部106では、標識種別認識部105において、一致度が高かったものを確信度が高いとしてスコアリングする。また、過去フレームの検知結果を保持しておき、その結果が複数回同じ種別結果を残していれば、高いスコアとする。このように過去のフレーム情報を累積して種別を判断することで、光の当たり方などによって生じるノイズに対して、誤って種別を判定してしまっても何回もの種別結果を総合的に判定することで、より確実に標識種別を認識することができる。
図9は、実施例1の道路標識を検知する機能を説明するフローチャートである。まず、露光制御し(S901)、画像を取得(S902)する(画像取得部)。そして、画像内を円検知して標識候補を決定し(S903)、文字認識(S904)を行う。そして、追跡処理を行い(S905)、認識スコアの累積値に基づいて確信度を算出する(S906)。
ここで、図10,11,12に時系列で道路標識が画面に投影されるイメージ図を説明する。図10は、時刻t(0)のタイミングで撮像された画面のイメージ図である。そして、図11は、時刻t(50)のタイミングで撮像された画面のイメージ図である。つまり、撮像素子が時刻t(0)から1フレーム進んだタイミングが時刻t(50)である。
このときは、図11に示すように、検出したい道路標識1011が、事前に求めたボケ領域1003にかかっている。ボケ領域1003は、撮像レンズの中央領域に対応する第1の領域(内側画像領域)1001と、撮像レンズの周辺領域に対応する第2の領域(外側画像領域)1002との間にある環状又はドーナツ状の第3の領域(変曲点対応画像領域)であり、第1の領域1001及び第2の領域1002と比較して解像度が低い領域である。
道路標識1011は、道路1010の側方に配置された静止物体であるので、自車の速度分、次のフレーム(時刻t(50)で撮像された画像)ではカメラに近づく。この性質を利用して、時刻t(0)における道路標識1011の位置と、自車速から、次の時刻t(50)で、道路標識1011がボケ領域1003に入るかどうか推測することができる。
図11に示すように、時刻t(50)における道路標識1011の推測される座標位置がボケ領域1003に含まれる場合、標識種別認識部105では、第1の領域1001及び第2の領域1002で用いるものよりも閾値の小さいボケ領域専用のテンプレートまたは辞書を使用して道路標識1011の標識種別認識をすることで、より精度よく標識の種別を識別することができるようになる。時刻t(50)においても時刻t(0)の時と同様に標識種別を認識できれば、先に説明した複数回おなじ標識結果であれば確信度高く検出できる(S905、S906)という機構に対してよい結果を与える。
標識種別認識部105は、一部の画像領域である第1の領域1001及び第2の領域1002と、他部の画像領域であるボケ領域(第3の領域)1003とで異なるパターンのテンプレートに基づいて、パターンマッチングによる物体の認識処理を行うことができる。また、標識種別認識部105は、一部の画像領域である第1の領域1001及び第2の領域1002と、他部の画像領域であるボケ領域(第3の領域)1003とで、輝度値に関する異なる閾値に基づいて、物体の認識処理を行う構成としてもよい。例えば、ボケ領域1003では、第1の領域1001及び第2の領域1002よりも輝度値の閾値を小さくして標識種別の認識処理を行うことで、より精度よく標識の種別を識別することができるようになる。
図12は、時刻t(100)のタイミングで撮像された画像のイメージ図である。図12では、時刻t(100)のタイミングで、道路標識1011の一部が画面1000の外に出てしまっている様子を表している。一般に画面1000上に大きく映し出された画像の方が、詳細に映っているため認識処理しやすい。したがって、時刻t(50)で撮像された画像から道路標識1011が検出できないと、時刻t(100)で撮像された画像でも道路標識1011は画面1000の外になってしまい、時刻t(0)の小さな画像でしか認識処理ができなくなってしまうため、時刻t(50)で撮像された画像から道路標識1011を検出することがとても重要である。
本実施例の撮像装置1によれば、撮像レンズで撮像される画像は、複数である第1から第3の画像領域のうち、一部である第3の画像領域が、他部である第1及び第2の画像領域よりも解像度が低くなっている。そして、第1及び第2の領域と第3の領域とで異なる判定基準に基づいて道路標識の認識処理を行っている。具体的には、道路標識の画面上の座標位置が第3の領域であるボケ領域に含まれていると推測される場合、第1及び第2の領域で用いていたものよりも小さな輪郭抽出閾値や、ボケ領域専用の閾値の小さなテンプレート及び辞書を使用して道路標識の標識種別認識を行う。したがって、撮像装置で撮像した画像に関して、その画像に含まれる画質が劣化した部分である第3の画像領域の影響を小さくすることができ、より精度よく道路標識の種別を識別することができる。したがって、遠方と近傍の両方が撮影できる撮像レンズにおいても安定した認識性能を得ることができる。
[実施例2]
次に、実施例2について図13から図16を用いて以下に説明する。なお、実施例1と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
本実施例では、道路標識1011が図11の時刻t(50)のタイミングで撮像されてボケ領域1003に含まれるのを回避して精度向上する例を示す。図13に構成を示す。
図13は、本発明が適用される撮像装置の実施例2を説明する機能ブロック図である。図1記載の構成に加えて、次回位置予測部1302と処理周期変更判定部1303と撮像タイミング制御部1301を備える。
次回位置予測部1302は、標識種別認識部105から出力された標識の位置と自車速の情報から次のフレームで画面のどの座標位置に道路標識1011が投影されるかを予測する予測結果を出力する。道路標識1011は、地面に固定されており、移動はしないので、事前にカメラ(第1及び第2の撮像部)のパラメータ(焦点距離とレンズのひずみ情報、取り付け位置)が既知であれば、車の車速、操舵角から画面上のどの座標位置に投影されるかを計算できる。
処理周期変更判定部1303は、次回位置予測部1302の予測結果がボケ領域にかかるかどうかを判断し、次の撮影タイミングを微調整する調整値を出力する。図14は、所定の時間間隔をおいて撮像された複数の画像を重畳したイメージ図である。図14に時刻t(0)、t(50)、t(100)の画像を重畳したイメージ図を示す。時刻t(0)のフレームで、処理周期変更判定部1303の結果がボケ領域と重なると判定された場合、処理周期変更判定部1303は、時刻t(35)またはt(70)で撮影されるように処理の周期を変更するように調整する。
すなわち、既定の定周期で撮影すると画像内における道路標識の座標位置がボケ領域(一部の画像領域)1003に含まれると推測される場合に、座標位置が第1又は第2の領域(他部の画像領域)1001、1002に含まれるように撮影タイミングを変更している。これにより、ボケ領域にかかることなく認識処理できるため、良好な結果を得ることができる。一般に、画面上に大きく映っていた方が認識精度は高くなるため、時刻t(70)で道路標識1011を撮影することができれば、より精度の高い標識検知機能を実現できる。
図14は、実施例2の道路標識を検知する機能を説明するフローチャート、図15は、所定の時間間隔をおいて撮像された複数の画像を重畳したイメージ図である。まず、露光制御し(S1401)、画像を取得(S1402)する。そして、輪郭抽出部104は、事前指定座標毎に輪郭抽出閾値を決定する(S1403)。例えば、対象物候補である標識候補の座標位置が画像1000内のボケ領域1003に含まれる場合は、輪郭抽出閾値を小さいものに決定する。そして、輪郭抽出部104は、画面1000内を円検知して標識候補を決定する(S1404)。
次いで、標識種別認識部105は、事前指定座標毎に辞書を切り換えて(S1405)、文字認識を行い(S1406)、追跡処理を行う(S1407)。そして、対象物候補である標識候補の座標位置が画像1000内のボケ領域1003に含まれる場合は、ボケ領域1003よりも手前、あるいはボケ領域1003の直後で道路標識1011が撮像されるように撮影タイミングを変更する(S1408)。そして、認識スコアの累積値に基づいて確信度を算出する(S1409)。
次に、このように処理周期を変更した場合のCMOSセンサの出力信号の波形について説明する。図16は、CMOSセンサのV同期信号の出力タイミングを示す図である。
図16に示す信号は、撮像素子に用いられるCMOSセンサのV同期信号と呼ばれる信号で、有効画像を出力しているときにHighになる信号である。従来は、一定周期でこの信号が生成されているのに対して、本実施例では、撮影タイミングをずらして、図15のボケ領域1003の手前の時刻t(35)のタイミングで撮影される場合は、既定の定周期よりも少し早いタイミングでV同期信号が出力されていることがわかる。また、ボケ領域1003よりも後側の時刻t(70)のタイミングで撮影される場合は、既定の定周期よりも少し遅いタイミングでV同期信号が出力されている。しかし、次のフレームからは定周期に戻る様子がわかる。
このように、同期信号を少しずらして撮影することで、ボケ領域を回避して良好な認識結果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 撮像装置(物体認識装置)101a、101b 撮像素子102 輝度画像生成部103 ロジック選定部104 輪郭抽出部105 標識種別認識部(認識処理部)106 確信度算出部107 記憶部109 同期制御部110 距離画像生成部111 立体物検知部1000 画面1001 第1の領域(内側画像領域)1002 第2の領域(外側画像領域)1003 第3の領域(ボケ領域=変曲点対応画像領域)1011 道路標識1301 撮像タイミング制御部1302 磁界位置予測部1303 撮像周期変更判定部

Claims (4)

  1. 入射角に対する像高当たりの入射角の変化率の変曲点を有する光学特性を具備する撮像レンズを使用し、前記変曲点の部分で解像度が異なる複数の画像領域を含む画像を取得する画像取得部と、
    前記画像内の物体に対して認識処理を行う認識処理部と、を備え、
    前記画像は、前記複数の画像領域のうちの一部の画像領域が他部の画像領域よりも解像度が低く、
    前記認識処理部は、前記一部の画像領域及び前記他部の画像領域とで、輝度値に関する異なる閾値とした判定基準に基づいて、前記物体の認識処理を行うことを特徴とする物体認識装置。
  2. 前記他部の画像領域は、前記画像の内側に位置する内側画像領域及び外側に位置する外側画像領域であり、
    前記一部の画像領域は、前記内側画像領域と前記外側画像領域との間に位置する中間画像領域であることを特徴とする請求項1に記載の物体認識装置。
  3. 前記中間画像領域は、前記内側画像領域及び前記外側画像領域よりも解像度が低く、
    前記中間画像領域における判定基準の閾値は、前記内側画像領域及び前記外側画像領域における判定基準の閾値よりも小さいことを特徴とする請求項に記載の物体認識装置。
  4. 画像内における前記物体の輪郭を抽出する輪郭抽出部を有し、
    該輪郭抽出部は、前記画像内における前記物体の座標位置が前記中間画像領域に含まれていると推測される場合に、前記内側画像領域及び前記外側画像領域で用いる輪郭抽出閾値よりも小さい輪郭抽出閾値を用いることを特徴とする請求項に記載の物体認識装置。
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