JP6615563B2 - 二つの管を接続するための構造 - Google Patents
二つの管を接続するための構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6615563B2 JP6615563B2 JP2015201260A JP2015201260A JP6615563B2 JP 6615563 B2 JP6615563 B2 JP 6615563B2 JP 2015201260 A JP2015201260 A JP 2015201260A JP 2015201260 A JP2015201260 A JP 2015201260A JP 6615563 B2 JP6615563 B2 JP 6615563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- ring
- pipe
- protrusion
- water discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
リングの回転により第1の突起部と第2の突起部が位置合わせされたときに、第1の管と第2の管が固定され、リングは、外面に操作部を有し、第2の管は、周方向に延伸する操作窓を有し、リングは、操作部を操作窓から露出させた状態で、第2の管の内側に設置され、操作窓から露出する操作部を周方向に移動させることにより、第2の管の外からリングを回転可能に構成される。
リングの回転により第1の突起部と第2の突起部が位置合わせされたときに、第1の管と第2の管が固定される。
第1の係合部と第2の係合部を係合させた状態において、留め具が第2の係合部の直上までスライドされたときに、第1の管および第2の管が固定される。
継手管の外面には第1の突起部が形成されている。第1の突起部と第2の突起部の係合により継手管と吐水ヘッドが相互固定される。
第1の係合部と第2の係合部を係合させた状態において、留め具が第2の係合部の直上までスライドされたときに、継手管および吐水ヘッドが相互固定される。
水栓100は、水栓本体部112(本体部)と吐水ヘッド106(第2の管)を含む。水栓本体部112は、吐水ハンドル102、回転部104、支柱部108および支柱キャップ114を含む。支柱部108は、台所などに固定され、通水管110(図2参照)を内蔵する。この支柱部108のまわりには回転部104が設置される。回転部104は、支柱部108を中心として水平方向に回転する。回転部104の上にある支柱キャップ114は、支柱部108と接続されることで回転部104を上下方向に位置決めする固定部材である。ユーザが吐水ハンドル102を垂直方向に動かすと、吐水ハンドル102が操作突起116を前後させ、これによって支柱部108内にある弁が開閉される。
図3は、第1実施形態における吐水ヘッド106aの分解斜視図である。
吐水ヘッド106a(第2の管)は、外殻126aに内管128aが収容される二重構造を有する。内管128aは継手管118a(第1の管)を収容し、水道水は通水管110から継手管118a、内管128aを経由して、シンクに吐水される。内管128aには緩衝部材134が設置される。緩衝部材134は、内管128aの端部に接続されるゴム製部材であり、回転部104aと当接する。
内管128aの端部は、少なくとも外殻126aよりは弾性率が高い緩衝部材134によって覆われる。本実施形態における緩衝部材134はゴム製である。緩衝部材134は、内管128aおよび外殻126aの回転部104aとの当接面をカバーする。緩衝部材134の当接面136の当接幅Tは、少なくとも、外殻126aの厚みよりも大きい。回転部104aは円筒形状であるため、緩衝部材134の当接面136も回転部104aの円筒形状(曲面形状)と一致する形状となっている。柔らかい緩衝部材134を介して、吐水ヘッド106aと回転部104aを当接させることにより、吐水ヘッド106aと水栓本体部112を隙間無く密着させることができる。また、当接幅Tを大きくすることにより、吐水ヘッド106の先端が回転部104aに傷を付けにくくなる。
内管128aは、ネジ132により外殻126aに固定される。内管128aは、継手管118aを収容する。継手管118aはその外面に2つの継手突起140を有する。この継手突起140とリング120aのリング突起138が対向することにより、吐水ヘッド106aの軸方向Xへの動きが規制される。図5の場合、リング突起138が継手突起140に引っかかるため、吐水ヘッド106aを軸方向Xに引っ張っても、吐水ヘッド106aを外すことはできない。
図6に示すように、外殻126aの下部には周方向に延伸する操作窓122aが形成される。このため、操作窓122aにつながるリング120aは、周方向に回転することはできるが、軸方向のスライド移動はできない。ユーザは、操作窓122aから露出する操作部130aをリリースポジションにセットした上で、吐水ヘッド106aを継手管118aの上からかぶせる。操作部130aがリリースポジションにあるときには、リング突起138a,138bと継手突起140a,140bは軸方向において重ならない(図7参照)。このため、吐水ヘッド106aは、継手突起140a,140bに規制されることなく、回転部104aと当接する。図7は、リング突起138と継手突起140の周辺を奧側(回転部104a側)から見た図である。継手突起140よりもリング突起138の方が奥側にある(図5も参照)。
吐水ヘッド106aを回転部104aに当接するまで押し込んだあと、ユーザは、操作部130aをロックポジションにセットする。すると、吐水ヘッド106aの内部においてリング120aが回転し、継手突起140aとリング突起138a、継手突起140bとリング突起138bがそれぞれ軸方向において重なる(図9参照)。この結果、図5にも示したように、リング突起138と継手突起140の重ね合わせによって、吐水ヘッド106aが抜けなくなる。図9も、リング突起138と継手突起140の周辺を奧側(回転部104a側)から見た図である。
図10は、収容管148が挿入管137を収容し、これら2つの管を接続する構造の変形例を示す。この変形例では、収容管148ではなく挿入管137にリング152が回転自在に取り付けられる。また、収容管148の内壁面には1以上の突起150が設けられる。収容管148の入口方向Qからマイナスドライバーなどの工具を差し込んでリング152を回転させることにより、リング152のリング突起138と収容管148の突起150を重ね合わせることで、2つの管の接続をロックしてもよい。
図11は、第2実施形態における吐水ヘッド106bの分解斜視図である。
第2実施形態の吐水ヘッド106b(第2の管)も、外殻126bに内管128bが収容される二重構造を有する。外殻126bは第1実施形態と同形状を有するが、内管128bの形状は第1実施形態の内管128aとは異なる。内管128bは継手管118b(第2の管)を収容し、水道水は通水管110から継手管118b、内管128bを経由して、シンクに吐水される。内管128bには緩衝部材134が設置される。緩衝部材134は、第1実施形態のものと同じである。
第2実施形態における操作窓122bは、吐水ヘッド106bの軸方向Xに延びる。このため、操作部130bとそれにつながるリング120bは軸方向Xに移動可能であるが、周方向への移動はできない。ユーザは、操作窓122bから露出する操作部130bをリリースポジションにセットした上で、吐水ヘッド106bを継手管118bにかぶせる。操作部130bがリリースポジションにあるときには、リング120bは爪156の直上よりも奥にずれている(図13参照)。図13は、リリース状態における接続箇所の断面図である。爪156と外殻126bの間に隙間があるので、爪156と溝154は係合するものの、吐水ヘッド106bを引っぱればこの係合は簡単に外すことができる。
吐水ヘッド106bを回転部104bに当接するまで押し込んだあと、ユーザは、操作部130bを軸方向に動かし、ロックポジションにセットする。このときリング120bは爪156の直上にスライドする(図15参照)。リング120bにより、爪156と外殻126bの隙間が埋められる。いいかえれば、外殻126bと爪156の間に挿入されたリング120bが邪魔になって、爪156と溝154の係合が外れなくなる。
内管128bの表面にはレール158が形成され、レール158はリング120bの通過口160を通る。レール158の幅は、爪156の直上(ロックポジション)でもっとも狭く、その両端で広くなる。図17は、レール158の形状をわかりやすく示すため、実際よりもレール158の幅が大きく変化する形状にて模式的に描いている。図17に示すように、ロックポジションLPにおけるレール158の幅T1よりも、その両側の幅T2,T3の方が広い。
いずれの実施形態においても、吐水ヘッド106(内管128)に継手管118を収容し、内管128にリング120が設置される。第1実施形態においては、リング120aのリング突起138と継手管118aの継手突起140を重ねることで、吐水ヘッド106aと回転部104aの接続をロックしている。第2実施形態においては、内管128bの爪156と継手管118bの溝154を係合させ、これを爪156によって上から押さえつけることで吐水ヘッド106bと回転部104bの接続をロックしている。第2実施形態の場合、剛性のある外殻126bがリング120bを介して爪156を押さえつける。また、リング120bの軸方向への動きは、レール158によっても規制される。
リングの回転により第1の突起部と第2の突起部が位置合わせされたときに、第1の管と第2の管が固定される。
このような態様によれば、2つの突起が重ならない状態で第1の管を第2の管に挿入したあと、リングを回転させて2つの突起を重ね合わせることで、2つの管の挿抜方向(軸方向)への動きを簡単に規制できる。
外側の第2の管から露出する操作部を動かすことでリングを回転させることができる。このため、2つの管を接続したあとでも、簡単にリング(ロック機構)を操作しやすくなる。
リングの回転により第1の突起部と第2の突起部が位置合わせされたときに、第1の管と第2の管が固定される。
この態様によると、第1の係合部と第2の係合部を係合させ、その係合を留め具で押さえることができる。留め具が内管と外殻に挟まれる構造であるため、外殻が留め具を介して係合を確実にしやすくなる。スプリングなどの機械部品を必要としないシンプルな構造でありながら、2つの管の接続力を強化しやすくなる。
外側の第2の管から露出する操作部を動かすことで留め具をスライドさせることができる。このため、2つの管を接続したあとでも、簡単に留め具(ロック機構)を操作しやすくなる。
継手管の外面には第1の突起部が形成されている。第1の突起部と第2の突起部の係合により継手管と吐水ヘッドが相互固定される。
第1の係合部と第2の係合部を係合させた状態において、留め具が第2の係合部の直上までスライドされたときに、継手管および吐水ヘッドが相互固定される。
Claims (5)
- 外面に第1の突起部を有する第1の管と、
内向きに突出する第2の突起部を有するリングと、
前記第1の管が挿入可能に形成され、かつ、前記リングが周方向に回転可能に設置される第2の管と、を備え、
前記リングの回転により前記第1の突起部と前記第2の突起部が位置合わせされたときに、前記第1の管と前記第2の管が固定され、
前記リングは、外面に操作部を有し、
前記第2の管は、周方向に延伸する操作窓を有し、
前記リングは、前記操作部を前記操作窓から露出させた状態で、前記第2の管の内側に設置され、
前記操作窓から露出する前記操作部を周方向に移動させることにより、前記第2の管の外から前記リングを回転可能に構成されることを特徴とする接続構造。 - 外面に第1の係合部を有する第1の管と、
第2の係合部を有するとともに前記第1の管を挿入可能な内管と、前記内管を覆う外殻を含む第2の管と、
前記第2の管において、前記内管と前記外殻の間で軸方向にスライド可能に設置される留め具と、を備え、
前記第1の係合部と前記第2の係合部を係合させた状態において、前記留め具が前記第2の係合部の直上までスライドされたときに、前記第1の管および前記第2の管が固定されることを特徴とする接続構造。 - 前記第1の係合部は前記第1の管の外面に形成される溝であり、前記第2の係合部は前記溝に係合する爪であることを特徴とする請求項2に記載の接続構造。
- 前記留め具は、外面に操作部を有し、
前記第2の管の前記外殻は、軸方向に延伸する操作窓を有し、
前記留め具は、前記操作部を前記操作窓から露出させた状態で、前記外殻の内側に設置され、
前記操作窓から露出する前記操作部を軸方向に移動させることにより、前記第2の管の外から前記留め具をスライド可能に構成されることを特徴とする請求項2に記載の接続構造。 - 外面に第1の係合部を有する継手管と、
第2の係合部を有するとともに前記継手管を挿入可能な内管と、前記内管を覆う外殻を含む吐水ヘッドと、
前記吐水ヘッドにおいて、前記内管と前記外殻の間で軸方向にスライド可能に設置される留め具と、を備え、
前記第1の係合部と前記第2の係合部を係合させた状態において、前記留め具が前記第2の係合部の直上までスライドされたときに、前記継手管および前記吐水ヘッドが相互固定されることを特徴とする水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015201260A JP6615563B2 (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 二つの管を接続するための構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015201260A JP6615563B2 (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 二つの管を接続するための構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017072003A JP2017072003A (ja) | 2017-04-13 |
JP6615563B2 true JP6615563B2 (ja) | 2019-12-04 |
Family
ID=58538152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015201260A Active JP6615563B2 (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 二つの管を接続するための構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6615563B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3673996A4 (en) | 2017-09-21 | 2020-10-07 | Cataler Corporation | CATALYST FOR PURIFICATION OF EXHAUST GASES |
JP2019203371A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-28 | 株式会社Lixil | 吐水装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10238679A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-08 | Togo Seisakusho Corp | ガス栓等用の接続具 |
JP3893038B2 (ja) * | 2001-10-12 | 2007-03-14 | 株式会社三栄水栓製作所 | 吐水管取付け機構および吐水管取付け方法 |
JP4542366B2 (ja) * | 2004-05-12 | 2010-09-15 | 株式会社水道技術開発機構 | 管接続構造 |
JP4901658B2 (ja) * | 2007-09-06 | 2012-03-21 | 株式会社Lixil | 吐水口回転式水栓 |
JP3151387U (ja) * | 2009-04-10 | 2009-06-18 | 株式会社土井製作所 | 異種管接続継手 |
-
2015
- 2015-10-09 JP JP2015201260A patent/JP6615563B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017072003A (ja) | 2017-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016021612A1 (ja) | 管状体のロック機構 | |
CN105089119B (zh) | 排水塞连动装置 | |
US8297301B2 (en) | Nozzle device for pump | |
US20060283504A1 (en) | Hot/cold water tube connection structure for plastic faucets | |
JP6615563B2 (ja) | 二つの管を接続するための構造 | |
JP6651289B2 (ja) | 掃除口継手の蓋体及び掃除口継手 | |
TWI675979B (zh) | 具鎖定機構的閥與集成閥 | |
US20130276491A1 (en) | Base assembly for a lock | |
KR200421611Y1 (ko) | 도어 손잡이의 잠금핀 구조 | |
KR101876258B1 (ko) | 회전 핸들용 캡 | |
JP2007170630A (ja) | 逆止弁取付構造 | |
CN102758471B (zh) | 远距离操作式排水栓装置的释放线连结装置 | |
JP6452200B2 (ja) | 管状体のロック機構 | |
JP2015017691A (ja) | バルブの操作装置 | |
JP4312746B2 (ja) | ガス栓 | |
JP3689309B2 (ja) | ホース収納式水栓 | |
JP6153499B2 (ja) | カプラ | |
JP5783447B2 (ja) | 排水栓装置 | |
KR200456232Y1 (ko) | 필터 카트리지 어댑터 | |
CN111287270A (zh) | 排水塞连动装置 | |
KR200435246Y1 (ko) | 역류방지용 연결밸브 | |
KR200480546Y1 (ko) | 슬라이딩 도어용 손잡이 | |
WO2017107727A1 (zh) | 一种带预锁结构的连接器 | |
KR200287662Y1 (ko) | 자물쇠가 일체로 형성된 도시가스 공급용 밸브 | |
KR102199167B1 (ko) | 일자형 크리센트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190521 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6615563 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |