JP6614565B2 - 報告書作成システム - Google Patents

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本発明は、文書作成技術に関し、特に、レイアウトは同一もしくは類似であるが内容が異なるような複数種類の文書の作成を支援する報告書作成システムに適用して有効な技術に関するものである。
例えば、運用会社のアセットマネジメント業務などでは、顧客に対して所定のタイミングで資産運用等に係る報告書を作成して提示することが行われる。ここでは、例えば、投資資産の運用会社、各運用会社が有するファンド、各ファンドにおける決算期などに応じて各種の運用報告書やレポート(以下ではこれらを「運用報告書」と総称する場合がある)が作成される。
従来は、これらの各運用報告書は、運用会社の担当者によりそれぞれ個別に手作業によって作成されていた。一方で、これらの各運用報告書は、報告する項目やそのレイアウト、形式、フォーマットなど(以下ではこれらを単に「レイアウト」と総称する場合がある)が同一もしくは類似しているが、内容やデータが異なるだけというものも多く、このような運用報告書の作成を効率化するために、運用報告書のレイアウトを規定したテンプレートを用意し、このテンプレートに基づいて個別の運用報告書を生成するという手法がとられる場合がある。
これに関連する技術として、例えば、特開2009−175994号公報(特許文献1)には、文書テンプレートを構成するパーツの入力を受け付けるとともに、当該パーツの性質に応じた表示態様の指定を受け付けるテンプレート作成手段を有し、文書作成手段による文書テンプレートの表示の際に、指定された表示態様が反映されるようにすることで、文章テンプレートを柔軟に作成、編集することを可能とする文書作成装置が記載されている。
特開2009−175994号公報
特許文献1に記載されたような技術を用いることで、運用報告書等の文書を作成するためのテンプレートを、運用報告書の種別等に応じて柔軟に作成、編集することが可能となる。
しかしながら、このようなテンプレートは、あくまでレイアウトを規定したものであるため、同じテンプレートを利用するものであっても、適用したり埋め込んだりする文章やデータ、その他の内容(以下ではこれらを「データ」と総称する場合がある)については、運用報告書を作成する都度入力したり設定したりする必要がある。また、適用したり埋め込んだりするデータが同じであっても、利用するテンプレートが異なる場合には、それぞれのテンプレートに対してデータを入力したり設定したりする必要があり、非常に効率が悪い状況となっている。
そこで本発明の目的は、運用報告書に適用されるデータの提供元(データソース)と連携したテンプレートに基づいて、データを都度入力したり設定したりすることなく、複数種類の運用報告書を生成する報告書作成システムを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態による報告書作成システムは、テンプレートに規定されたレイアウトに基づいて内容が異なる複数の報告書を作成する報告書作成システムであって、複数の前記テンプレートにおいて指定可能であり、データソースに保持されたデータに基づいて所定の表示内容を出力するモジュールからなる1つ以上の部品を有し、前記テンプレート内において指定された前記部品に対応する前記モジュールを呼び出し、前記モジュールによって出力された表示内容によって前記テンプレートにおいて指定された前記部品を置換することで、前記報告書を生成する報告書生成部を有するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態によれば、運用報告書に適用されるデータのデータソースと連携したテンプレートに基づいて、データを都度入力したり設定したりすることなく、複数種類の運用報告書を生成することが可能となる。
本発明の一実施の形態である報告書作成システムの構成例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態における報告書テンプレートの構成例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態における報告書テンプレートに基づいて運用報告書を生成する処理の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態における部品管理DBのデータ構成の例について概要を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明の一実施の形態である報告書作成システムは、例えば、運用会社の運用報告書など、レイアウトが同一もしくは類似するがデータが異なるというような複数種類の報告書について、データを表示する部分を、データソースと連携してその内容を動的に表示することができる部品として構成し、これを管理する。
報告書を作成する際は、ユーザは、報告書のレイアウトに合わせて適当な部品を埋め込んだテンプレートを作成し、これに対してデータソースのデータを特定するためのパラメータを与える。報告書作成システムでは、パラメータにより特定されたデータに基づいて、各部品がその内容を表示することにより個別の報告書を生成する。テンプレートや部品は再利用することが可能であり、例えば、テンプレートに対して、データソースのデータを特定するパラメータを変更するだけで、レイアウトが同一であるがデータが異なるというような複数種類の報告書を容易に作成することができる。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施の形態である報告書作成システムの構成例について概要を示した図である。報告書作成システム1は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティング環境上に構築された仮想サーバ、PC(Personal Computer)などの情報処理装置により構成される情報処理システムであり、図示しないOS(Operating System)やDBMS(DataBase Management System)などのミドルウェア上で稼働するソフトウェアにより実装される部品管理部11および報告書生成部12などの各部を有する。また、データベース等により実装される部品管理データベース(DB)13を有する。
また、報告書作成システム1は、各種の運用報告書40のファイルを生成するための報告書テンプレート14のファイルを有し、さらに、報告書テンプレート14に埋め込まれて用いられる各種の部品からなる報告書部品群30を、各部品の表示内容が依存する単位毎に区分・分類してタグ付けして管理している。
また、報告書部品群30の各部品が表示するデータの内容自体を保持する各種のデータベースやファイル等からなるデータソース20を有している。なお、データソース20については、図1の例のように報告書作成システム1上に有していなくても、例えば、図示しないネットワークを介してアクセス可能なデータベースサーバやファイルサーバなどの他の情報処理装置上に有していてもよい。また、報告書作成システム1自体についても、1台の情報処理装置により構成するものに限らず、図示しないネットワークを介して相互にアクセス可能な複数の情報処理装置に機能を分散させるように構成されていてもよい。
部品管理部11は、報告書部品群30に含まれる各部品の情報を部品管理DB13によって一元的に管理する機能を有する。例えば、部品管理DB13への部品情報の登録・更新や参照を行う機能、部品の区分や名称、内容などに基づく利用可能な部品の検索を行う機能などを有する。
報告書生成部12は、各種報告書を作成するための報告書テンプレート14のファイルに基づいて、報告書テンプレート14に埋め込まれている報告書部品群30内の各部品を呼び出してその出力内容によって当該部品を置換することで、個別の運用報告書40を生成する機能を有する。運用報告書40としては、例えば、運用会社においては全体運用報告書41、交付運用報告書42、月次運用報告書43、週次運用報告書44などの各種報告書が想定される。
報告書部品群30は、報告書テンプレート14に埋め込まれて利用される各種部品の集合からなる。これらの部品は、それぞれ、データソース20に含まれる各種のデータベースやファイル等とリンク・連携し、もしくはこれらのデータを参照可能なよう構成されている。具体的には、例えば、データソース20上のデータに基づく内容を整形して表示・出力する機能を有するプログラム等のモジュールや、ワードプロセッサ/表計算等のアプリケーションプログラムのオブジェクト等(以下では、これらのソフトウェアやデータ等を総称して“モジュール”と記載する場合がある)として構成される。データソース20との連携の手法は、公知の技術を適宜用いることができ、例えば、データソース20の内容の変更を、これと連携する部品の表示内容に動的に反映させることができる。
報告書部品群30の各部品は、表示内容が規定・変更される単位、もしくは表示内容が依存する単位によって、例えば、図1に示すように、運用会社部品31、ファンド部品32、ファンド決算部品33などに区分されて管理される。各部品の区分の情報は部品管理DB13により管理される。
運用会社部品31は、資産の運用を行う運用会社の単位で一意に決まる内容を表示する部品であり、例えば、運用会社の名称のテキストや会社ロゴの画像データなどが含まれる。ファンド部品32は、運用会社が運用する各ファンドの単位で一意に決まる内容を表示する部品であり、例えば、ファンドの名称や運用内容、仕組みなどを説明するテキストデータなどが含まれる。ファンド決算部品33は、ファンド毎の各決算期の単位で一意に決まる内容を表示する部品であり、例えば、決算期の名称や決算日、決算期毎の運用実績のデータ、表、グラフ、ファンドマネージャー(FM)のコメントなどが含まれる。
報告書部品群30において、例えば、“1:1変数”という部品は、運用会社やファンド、決算期などのパラメータが与えられれば、これと1:1の関係で対応する値などの表示内容が特定され、取得・表示することができる変数的な部品である。部品に対応する値などのデータは、例えば、データソース20のうち、運用会社やファンドなどの属性情報を保持する基礎データ21等と連携することで取得することができる。
“表”や“グラフ”などの部品は、表計算プログラムなどにより作成された表やグラフのオブジェクトなどから構成される部品であり、表やグラフを形成するためのデータは、例えば、データソース20のうち、各ファンドの運用データを蓄積・集計したものを保持する運用データ22に対してデータベース接続することにより取得したり、表計算プログラムによって集計された元データや表・グラフからなる表計算データ23等と、表計算プログラムの機能によってリンクしたりすることで取得することができる。
“図”や“ファンドマネージャー(FM)コメント”などの部品は、データソース20におけるjpeg等の図や画像などのイメージデータ24や、テキストやワードプロセッサの文書ファイルなどからなる文書データ25を取得・表示したりリンクによって参照したりすることができる。
<処理内容>
図2は、報告書テンプレート14の構成例について概要を示した図である。報告書テンプレート14は、例えば、ユーザが作成したテキストファイルやワードプロセッサプログラムのファイル等により構成され、当該報告書テンプレート14から生成される複数(種類)の運用報告書40に共通の表示に係る内容を有する。さらに、個別の運用報告書40毎に可変となる内容部分については、当該内容を表示することができる部品が、タグやID等の識別情報により特定されて埋め込まれる。
図2に示す報告書テンプレート14の例において、部品タグ31a、32a、33aは、それぞれ、運用会社部品31、ファンド部品32、ファンド決算部品33の中から利用する部品を選択・指定するためのタグである。タグの指定には、併せて、データソース20の中から当該部品が内容を表示する際に参照するデータを特定するためのパラメータ34を指定する。
図2の例では、報告書テンプレート14の先頭行では、“@F1001”という部品タグ32aが指定されていることを示している。部品タグ32aは、“@F”のプレフィクスにより、ファンド毎に内容が規定されるファンド部品32であることを示し、“1001”の数字によりファンド部品32内での特定の部品(例えば、報告書の表紙にファンドの名称をタイトルとして表示するための“1:1変数”)が指定されていることを示している。
また、当該部品が、表示内容を生成するために必要とするデータをデータソース20において特定するためのパラメータとして“p1”、“p2”の2つのパラメータ34が指定されていることを示している。この場合、実際に運用報告書40を生成する際に、例えば、当該部品によってファンドの名称をタイトルとして表示するために、“p1”には対応する運用会社を識別するIDやコード情報が、“p2”にはファンドを識別するIDやコード情報がパラメータ34に対する値としてそれぞれ指定されることになる。
同様に、報告書テンプレート14の2行目では、“@C1001”という部品タグ31aが指定されており、“@C”のプレフィクスにより、運用会社毎に内容が規定される運用会社部品31であることを示している。また、“1001”の数字により運用会社部品31内での特定の部品(例えば、報告書の表紙に運用会社の名称やロゴを表示するための“1:1変数”)が指定されていることを示している。運用会社部品31の場合は、パラメータとしては運用会社を識別するための“p1”のみが指定される。
改ページ(便宜上、図中の点線で示す)の後、報告書テンプレート14の3行目では、1行目と同様に、“@F1001”というファンド部品32内での特定の部品(例えば、ファンドの名称をページのヘッダー部分に表示するための“1:1変数”)を指定する部品タグがパラメータ“p1”、“p2”とともに指定されている。また、4行目では、“■最近30期の運用成績”として、部品によらない定形の文章が指定されている。
報告書テンプレート14の5行目では、“@FT1601”という部品タグ33aが指定されており、“@FT”のプレフィクスにより、ファンドの決算期毎に内容が規定されるファンド決算部品33であることを示している。また、“1601”の数字によりファンド決算部品33内での特定の部品(例えば、最近30期の運用成績を一覧表示する表を表示するための“表”部品)が指定されていることを示している。ファンド決算部品33の場合は、パラメータとしてはファンドと決算期を識別するための“p1”〜“p3”が指定される。“p3”には決算期を識別するコード情報等がパラメータに対する値として指定されることになる。
その後のページについても同様の手法をとることにより、報告書テンプレート14が構成されるが、詳細な説明は繰り返しとなるため省略する。
図3は、報告書テンプレート14に基づいて運用報告書40を生成する処理の例について概要を示した図である。ここでは主に、図2の例と同じ内容の報告書テンプレート14に基づいて、その2ページ目を表示する場合を例として説明する。
ユーザは、報告書テンプレート14に基づいて運用報告書40を生成する際、報告書作成システム1の報告書生成部12に対して、対象の報告書テンプレート14と、各部品に対して設定されたパラメータに対して与える値を指定する。図3の例では、パラメータに対して与える値として、ユーザが、パラメータ“p1”(運用会社を特定)に対して“1301”、パラメータ“p2”(ファンドを特定)に対して“11004”、パラメータ“p3”(決算期を特定)に対して“2013/3”という値をそれぞれ指定したことを示している。
報告書生成部12は、報告書テンプレート14を参照し、部品ではない定形の文章や図、画像等については、そのまま(もしくは適宜レイアウトした上で)出力する。一方で、タグにより部品が指定されている場合には、対応する部品のモジュールやオブジェクトを呼び出して、出力された表示内容を報告書の対象の位置に埋め込んで出力する。
例えば、図3に示す報告書テンプレート14の2ページ目を例に挙げると、まず、報告書生成部12は、“@F1001”というタグで特定されるファンド部品32内の“1:1変数”の部品を呼び出し、その出力内容によって当該部品を置換することにより、ページのヘッダー部分にファンドの名称を出力する。ここでは、“1:1変数”の部品がデータソース20内の基礎データ21にデータベース接続し、指定された“p1”、“p2”のパラメータの値に基づいてファンドの名称(図3の例では“XYZアセットマネジメント”)を検索して取得している。
その後、報告書生成部12は、“■最近30期の運用成績”という定形のタイトル文章を出力し、さらに、“@FT1601”というタグで特定されるファンド決算部品33内の“表”部品により、運用成績を一覧表示する表を出力する。ここでは、“表”部品がデータソース20内の運用データ22にデータベース接続し、指定された“p1”、“p2”、“p3”のパラメータの値に基づいて特定されるファンドの決算期における運用成績の集計情報を取得し、これを表形式に整形して出力している。
このような処理により、図3の下段に示すように、ヘッダー部分のファンド名や、運用成績の表が表示された運用報告書40が生成される。ここで、例えば、次の決算期に同様の運用報告書40を作成する場合、データソース20の運用データ22の内容が更新されていれば、同一の報告書テンプレート14に対して決算期を特定するためのパラメータ(“p3”)の値のみ変更して報告書生成部12に指示すればよい。これにより、運用成績の表の内容が更新された最新の運用報告書40を、データの入力等の処理を要さずに効率的に作成することができる。また、同一のデータソース20を用いていても、報告書テンプレート14におけるレイアウト等を変化させた別のテンプレートを用意することで、データの再入力などの処理を要さずに、異なる種類の運用報告書40を容易に作成することができる。
<データ構成>
図4は、報告書作成システム1の部品管理DB13のデータ構成の例について概要を示した図である。部品管理DB13は、報告書部品群30に含まれる各部品の属性情報を一元的に保持・管理するテーブルであり、例えば、部品タグ、部品名称、部品所在、部品区分、要素タイプ、データソース、パラメータ、部品説明、作成者、および更新日などの各項目を有する。
部品タグの項目は、報告書部品群30に含まれる各部品を一意に識別するためのタグやIDなどの情報を保持する。上述した例のように、タグのプレフィクスによって部品の区分が識別可能となるようにしてもよい。部品名称の項目は、対象の部品の名称やタイトルなどの表示情報を保持する。部品所在の項目は、報告書生成部12が対象の部品を呼び出すための所在場所の情報(例えばパス情報)を保持する。部品区分の項目は、対象の部品の区分を特定することが可能なコード値などの情報を保持する。ここでの区分は、例えば、上述したような、運用会社部品31、ファンド部品32、ファンド決算部品33などの、表示内容が規定される単位による分類を識別可能とするための値とすることができる。
要素タイプの項目は、対象の部品が運用報告書40における表示上どのような要素となるかを識別することが可能なコード値などの情報を保持する。例えば、テキストを表示するのか、表やグラフを表示するのか、図や画像データを表示するのかなどを識別可能とする。データソースの項目は、対象の部品が表示内容を実際に生成する際に参照したり、リンク・連携したりするデータソースを特定する情報を保持する。当該データソースへの接続先や所在などの接続情報を保持していてもよい。パラメータの項目は、対象の部品が表示内容を生成する際に必要とするパラメータの情報を保持する。部品区分等により定型的に定まる場合には不要とすることができる。
部品説明の項目は、対象の部品についての内容や、使用のためのガイド情報、その他の説明用のテキスト情報を保持する。作成者の項目は、対象の部品を作成した担当者を特定するためのユーザIDや氏名等の情報を保持する。更新日の項目は、対象の部品が作成もしくは更新された日時の情報を保持する。これらの情報に加えて、対象の部品のバージョン情報などを保持するようにしてもよい。
なお、図4で示したテーブルのデータ構成(項目)はあくまで一例であり、同様のデータを保持・管理することが可能な構成であれば、他のテーブル構成やデータ構成であってもよい。
部品管理DB13および部品管理部11によって、報告書部品群30に含まれる各部品の情報を管理することで、例えば、ユーザが新たな報告書テンプレート14を作成する際に、現時点でどのような部品が作成、利用されているのかを検索等により把握し、適切な部品を選択して再利用することが可能となる。これにより、報告書テンプレート14の作成負荷を大きく低減させることができる。
以上に説明したように、本発明の一実施の形態である報告書作成システム1によれば、運用報告書40においてデータを表示する部分を、データソース20と連携してその内容を動的に表示することができる部品として構成し、これを管理する。さらに、運用報告書40を作成する際に、ユーザは、報告書のレイアウトに合わせて、報告書部品群30の中から適当な部品を選択して埋め込んだ報告書テンプレート14を作成し、これに対してデータソース20のデータを特定するためのパラメータを与える。これにより、報告書作成システム1では、パラメータにより特定されたデータに基づいて、各部品がその内容を表示することにより個別の運用報告書40を生成する。
報告書テンプレート14や部品は再利用することが可能であり、例えば、報告書テンプレート14に対して、データソース20のデータを特定するパラメータを変更するだけで、レイアウトが同一であるがデータが異なるというような複数種類の運用報告書40を、プログラミングのような複雑な処理や、データの入力作業などの煩雑な処理を要さずに、容易に作成・保守することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記の実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、本実施の形態では、運用会社が作成する運用報告書を対象に説明しているが、これに限らず、ある程度定型的なレイアウトに対してデータや内容が異なる複数の報告書等の文書が作成されるような場合に適用することで同様の効果を得ることが可能である。
また、上記の各図において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも実装上の全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本発明は、レイアウトは同一もしくは類似であるが内容が異なるような複数種類の文書の作成を支援する報告書作成システムに利用可能である。
1…報告書作成システム、
11…部品管理部、12…報告書生成部、13…部品管理DB、14…報告書テンプレート、
20…データソース、21…基礎データ、22…運用データ、23…表計算データ、24…イメージデータ、25…文書データ、
30…報告書部品群、31…運用会社部品、31a…部品タグ、32…ファンド部品、32a…部品タグ、33…ファンド決算部品、33a…部品タグ、34…パラメータ、
40…運用報告書、41…全体運用報告書、42…交付運用報告書、43…月次運用報告書、44…週次運用報告書



Claims (4)

  1. テンプレートに規定されたレイアウトに基づいて内容が異なる複数の報告書を作成する報告書作成システムであって、
    複数の前記テンプレートにおいて指定可能であり、データソースに保持されたデータに基づいて所定の表示内容を出力するモジュールとパラメータからなる1つ以上の部品を有し、
    前記テンプレート内において指定された前記部品に対応する前記モジュールを呼び出し、前記モジュールが前記パラメータにより特定されたデータに基づいて出力た表示内容によって前記テンプレートにおいて指定された前記部品を置換することで、前記報告書を生成する報告書生成部を有する、報告書作成システム。
  2. 請求項1に記載の報告書作成システムにおいて、
    複数の前記部品についてその属性情報を含む情報を保持する部品管理情報記録部を有し、
    前記属性情報には、複数の前記部品についてその表示内容を規定する前記データソース上のデータの単位に応じて分類した区分情報を含む、報告書作成システム。
  3. 請求項1または2に記載の報告書作成システムにおいて、
    前記部品は、表計算プログラムにおける表もしくはグラフ、または、図もしくは画像データのいずれか1つを表示内容として出力するものである、報告書作成システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の報告書作成システムにおいて、
    前記部品は、前記データソースに含まれるデータベースに接続して、前記データベースから取得したデータに基づいて表示内容を作成して出力する、報告書作成システム。


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