JP6614063B2 - 電動機冷却制御システム - Google Patents

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本発明は、電動機冷却制御システムに関する。特に二次冷媒の温度変化を電動機冷却制御に用いた電動機冷却制御システムに関する。
製鐵所の圧延プラントを構成する機器の一つに電動機がある。特に主機駆動用大型電動機は、圧延プラントにおける重要な電気設備である。電動機は運転に伴い損失が発生する。損失は負荷電流によって変化する可変損と、負荷に関わりなくおおよそ一定な固定損とに分けられる。電動機の損失は電動機発熱によって現れる。電動機が連続的な運転を行うためには、電動機機外へ熱を抜熱する構造が不可欠である。
前述の主機駆動用大型電動機の冷却方式は、使用する冷媒通路の形式、冷媒の種類および冷媒の送り方によって大別される。前述した主機駆動大型電動機は、大容量かつ高トルクを要求されるものが多いため電動機の発熱量も比例して多い。このような大容量かつ高トルクを必要とする大型電動機の冷却構造には、一般的に空気冷却器が多く用いられている。
図2は、一般的な大型電動機の冷却構造を説明するための概念図である。図2において、電動機22は、一次冷媒23によって冷却される。一次冷媒23は、熱交換器を有する空気冷却器21を介して二次冷媒24によって冷却される。一般的な大型電動機の冷却構造では、一次冷媒23に空気、二次冷媒24に水が用いられる。具体的には、電動機上部の風道内部に設けられた空気冷却器21に水を流して電動機内気を効果的に冷却する全閉空気冷却器付形電動機が知られている。この全閉空気冷却器には、外部ファンが取り付けられている。この外部ファンを運転する事により電動機の冷却に必要な冷却風が電動機内部を循環している。
通常、前述した空気冷却器の設計にあたっては、電動機発生熱量、外部ファン発生熱量、電動機必要風量、電動機入気温度といった各諸量と、通気抵抗、二次冷媒水温、二次冷媒冷却水質から空気冷却器容量が算出され、算出された空気冷却器容量から必要冷却水量が算出される。したがって、使用条件で定められた範囲内での運転に於いて、電動機は異常加熱する事はなく安全に継続運転させることができる。
前述のとおり、電動機の冷却に必要な空気冷却器容量は、発生熱量と冷却媒体の温度や水量等の諸量から算出される。電動機の固定子巻線温度は、その運転による負荷電流の増減により上下する。この固定子巻線温度が電動機巻線の絶縁破壊を起こさない範囲で正常に冷却されていれば、電動機は問題なく安全に継続運転することができるため、電動機の固定子巻線温度を監視する方式が多く用いられている。
また、近年においては省エネルギーの観点から、電動機負荷電流に応じて冷却ファンの回転周波数を制御する冷却制御システムが考案されている。
特開2004−180454号公報
ところで、前述のような電動機の冷却構造は、二次冷媒として冷却水を必要とするが、この冷却水は外部に敷設されているクーリングタワーによって生成され、電動機を始めとした冷却水を必要とする被冷却設備に供給されている。
一般的に前述したクーリングタワーは工場敷地内の屋外に建設される。そのため、前記クーリングタワーによって生成される冷却水(二次冷媒)は、外気温度に大きく左右されることになる。特に夏場は冬場と同じ冷却水温度とはならず、二次冷媒による一次冷媒の冷却が不十分となり、結果として、電動機が十分に冷却されない場合がある。空気冷却器の設計にあたって二次冷媒温度は、ある使用条件下における冷却水温度を考慮して設計されるが、この冷却水温度は固定値として扱われることがほとんどである。特に1年間を通して夏季・冬季の外気温度に差が大きい地域においては、外気温度の影響が冷却制御システムに誤差を生じさせてしまう。
特許文献1においては、電動機負荷電流の変化から固定子巻線温度上昇値を等価的に算出し、電動機が有する温度上昇許容値内となるように冷却風量を演算し、冷却ファンの回転速度を制御している。しかしながら、特許文献1にて算出される冷却風量は、前述した、ある決められた使用条件下で製作された空気冷却器仕様に基づいているが、固定子巻線温度を一定に制御する場合に於いては、二次冷媒温度は常に変化する為、電動機負荷電流から演算される風量は必ずしも電動機を十分に冷却する風量となっているとは限らない。特許文献1では二次冷媒温度の変動が考慮されておらず、特に夏場では、季節を通じて外気温度が高いことに比例して二次冷媒温度も高くなるため、この影響が顕著となる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、二次冷媒温度が変動する場合であっても、電動機を十分に冷却することのできる電動機冷却制御システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、電動機冷却制御システムであって、
電動機の機内に一次冷媒を循環させる冷却ファンと、
クーリングタワーから供給される二次冷媒により前記一次冷媒を冷却する熱交換器と、
前記二次冷媒の温度を検出する二次冷媒温度センサと、
前記電動機の負荷電流を検出する電流センサと、
前記負荷電流に相関する物理量に基づいて、前記電動機の冷却に必要な必要冷却風量を算出する風量演算部と、
前記二次冷媒温度センサにより検出された二次冷媒温度に基づいて風量補正量を算出する風量補正量演算部と、
前記必要冷却風量を前記風量補正量で補正した値に基づいて前記冷却ファンの回転速度を算出する周波数演算部と、
前記回転速度に基づいて前記冷却ファンを制御する冷却ファン駆動制御装置と、を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記風量補正量演算部は、前記二次冷媒温度センサにより検出された二次冷媒温度が、設計上の最高温度を超える場合に、前記必要冷却風量を増量補正する風量補正量を算出する。
さらに好ましくは、前記風量補正量演算部は、前記二次冷媒温度センサにより検出された二次冷媒温度が高いほど大きな風量補正量を算出する。
本発明に係る電動機冷却制御システムによれば、二次冷媒温度の変動に応じて必要冷却風量を補正することができるため、二次冷媒温度の変動に影響されることなく、電動機を十分に冷却することができる。
本発明の実施の形態1に係るシステム構成を説明するための概念図である。 一般的な大型電動機の冷却構造を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態1に係る電動機冷却制御装置8の機能ブロック図である。 電動機冷却制御装置8が有する処理回路のハードウェア構成例を示す概念図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
<システム構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係るシステム構成を説明するための概念図である。本実施の形態においては、製鉄や製紙等に用いられる鉄鋼圧延設備等の比較的大型の直流電動機や交流電動機を冷却するための電動機冷却制御システムについて説明するが、小型の電動機にも本発明は適用可能である。
図1に示す電動機冷却制御システムは、電動機1、軸受2、回転速度センサ3、電動機駆動制御装置4、電流センサ5、第1リモートIO盤6、制御ネットワーク7、電動機冷却制御装置8、空気冷却器9(熱交換器10および冷却ファン11を含む)、二次冷媒管路12、クーリングタワー13、冷却ファン駆動制御装置14、第2リモートIO盤15、機内温度センサ16、二次冷媒温度センサ17、第3リモートIO盤18を備える。
電動機1、電動機駆動制御装置4、冷却ファン駆動制御装置14はそれぞれ別の場所に設置され、それぞれ第1リモートIO盤6、第2リモートIO盤15を介して制御ネットワーク7に接続される。
電動機1は、電動機駆動制御装置4から出力される操作信号によって回転子の回転速度が制御される可変速電動機である。電動機1は、機内に固定子巻線を有し、冷却ファン11から一次冷媒の供給を受けて巻線を冷却させながら駆動する。軸受2は、回転子の回転を外部に伝える回転軸を支持する。回転速度センサ3は、電動機1の回転軸の近傍に設けられ、回転軸の回転速度を検出する。
電動機1は、電動機駆動制御装置4に接続する。電流センサ5は、電動機1と電動機駆動制御装置4との間に設けられ、電動機1の負荷電流の値を検出する。電動機駆動制御装置4は、第1リモートIO盤6に接続する。第1リモートIO盤6は、制御ネットワーク7を介して電動機冷却制御装置8に接続する。
電動機駆動制御装置4は、電動機1の電源駆動装置であるインバータである。電動機駆動制御装置4は、電動機1に操作信号を出力する他、電動機1の運転データを第1リモートIO盤6および制御ネットワーク7を介して電動機冷却制御装置8に送信する。電動機冷却制御装置8に収集される運転データは、回転速度センサ3により検出された電動機1の回転速度、電流センサ5により検出された電動機1の負荷電流、運転周波数等を含む。
また、電動機1の上部の風道内部には空気冷却器9が設けられる。空気冷却器9は、電動機に付帯する設備であり、損失により発生した熱を冷却する冷却装置である。空気冷却器9は、熱交換器10および冷却ファン11を含む。
熱交換器10は、冷却ファン11により電動機1に供給される一次冷媒(冷却風)を二次冷媒により冷却する。一次冷媒は気体(例えば、空気)であり、二次冷媒は液体又は気体(例えば、水)である。本実施の形態に係る空気冷却器9、電動機1、一次冷媒、二次冷媒による冷却構造は、上述した図2の空気冷却器21、電動機22、一次冷媒23、二次冷媒24による冷却構造と同様である。
空気冷却器9は、二次冷媒管路12を介してクーリングタワー13に接続する。空気冷却器9は、クーリングタワー13において冷却された二次冷媒を取り入れ、熱交換器10により一次冷媒と熱交換された二次冷媒をクーリングタワー13に排出する。クーリングタワー13は、空気冷却器9とは別の場所、具体的には工場敷地内の屋外に設けられている。そのため、二次冷媒温度は外気温度に大きく左右され、特に夏場は冬場と同じ冷却水温度とはならない。
冷却ファン11は、電動機1の機内に二次冷媒によって冷却された一次冷媒(冷却風)を循環させ、電動機1の巻線に冷却風を供給する。冷却ファン11は、ファンに回転動力を与える冷却ファンモータを含む。冷却ファンモータは、冷却ファン駆動制御装置14から出力される操作信号によって回転速度が制御される。
冷却ファン11は、冷却ファン駆動制御装置14に接続する。冷却ファン駆動制御装置14は、第2リモートIO盤15に接続する。第2リモートIO盤15は、制御ネットワーク7を介して電動機冷却制御装置8に接続する。
冷却ファン駆動制御装置14は、冷却ファン11の電源駆動装置であるインバータである。冷却ファン駆動制御装置14は、冷却ファン11に操作信号を出力する他、冷却ファン11の運転データを第2リモートIO盤15および制御ネットワーク7を介して電動機冷却制御装置8に送信する。電動機冷却制御装置8に収集される運転データは、冷却ファンモータの近傍に設けられた回転速度センサ(図示省略)により検出された冷却ファン11の回転速度、冷却ファン駆動制御装置14との間に設けられた電流センサ(図示省略)により検出された冷却ファン11の負荷電流、運転周波数等を含む。
また、電動機1の機内には、固定子巻線温度を検出する機内温度センサ16が設けられる。二次冷媒管路12には、クーリングタワー13から空気冷却器9へ供給される二次冷媒の温度を検出する二次冷媒温度センサ17が設けられている。機内温度センサ16および二次冷媒温度センサ17は、第3リモートIO盤18に接続する。機内温度センサ16および二次冷媒温度センサ17により検出された固定子巻線温度および二次冷媒温度は、第3リモートIO盤18および制御ネットワーク7を介して電動機冷却制御装置8に収集される。
電動機冷却制御装置8に収集されたデータは全て同期され、時期列データとして収集されているものとする。
<電動機冷却制御装置>
次に、図3を参照して電動機冷却制御装置8が有する機能について説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る電動機冷却制御装置8の機能ブロック図である。
電動機冷却制御装置8は、電動機1の負荷電流、二次冷媒温度に基づいて冷却ファン11の回転速度を決定する制御装置である。電動機冷却制御装置8は、RMS演算部31、風量演算部32、風量補正量演算部33、風量補正値データ格納部34、周波数演算部35を備える。
RMS演算部31は、電動機駆動制御装置4から取得した電動機1の負荷電流の値から、負荷電流の二乗平均平方根(Root Mean Square:RMS)を算出する。一般的に巻線の発熱は負荷電流の二乗に比例する負荷損と負荷に依存しない固定損の和で表わされる。そのため巻線の温度上昇値は負荷電流に対し二次関数となる。RMS演算部31は、予め定義された関係式を用いて、RMSから固定子巻線の温度上昇値を推定計算する。
風量演算部32は、固定子巻線の温度上昇値(負荷電流に相関する物理量)に基づいて、電動機1の冷却に必要な必要冷却風量を算出する。風量演算部32には、各諸量に基づいて必要冷却風量と温度上昇値との関係を定めた関係式が予め定義されている。
風量補正量演算部33、風量補正値データ格納部34は、本実施の形態に係る電動機冷却制御装置8の主な特徴部である。
風量補正量演算部33は、二次冷媒温度センサ17により検出された二次冷媒温度に基づいて風量補正量を算出する。具体的には、風量補正量演算部33は、二次冷媒温度センサ17により検出された二次冷媒温度が、電動機の冷却設計上の二次冷媒最高温度を超える場合に、必要冷却風量を増量補正する風量補正量を算出する。また、風量補正量演算部33は、二次冷媒温度センサ17により検出された二次冷媒温度が、二次冷媒最高温度よりも低い電動機の冷却設計上の二次冷媒最低温度を下回る場合に、必要冷却風量を減量補正する風量補正量を算出する。風量補正量の傾向として、二次冷媒温度センサ17により検出された二次冷媒温度が高いほど大きな風量補正量が算出される。
好ましくは、二次冷媒温度と風量補正値との関係を定めたデータテーブルを予め格納した風量補正値データ格納部34を備える。例えばデータテーブルには、二次冷媒温度が高いほど大きな風量補正値が定義されている。風量補正量演算部33は、データテーブルから、二次冷媒温度センサ17により検出された二次冷媒温度に応じた風量補正量を取得する。
前述したとおり、空気冷却器9の設計にあたっては、電動機1の発生熱量、冷却ファン11の発生熱量、電動機1の必要風量、電動機1の入気温度といった各諸量と通気抵抗、二次冷媒水温、二次冷媒冷却水質から空気冷却器容量が算出され、算出された空気冷却器容量から必要冷却水量が算出されている。空気冷却器容量は固定値のため、空気冷却器容量の設計時に用いられる各諸量が変化した場合は、空気冷却器容量から逆算して各諸量を求めることができる。即ち、二次冷媒温度の変化に応じた冷却性能は予め演算する事が可能であり、空気冷却器設計データから予め計算され、データテーブルとして風量補正値データ格納部34に格納する事ができる。
風量補正量演算部33により算出された風量補正量は、風量演算部32より算出された必要冷却風量に加算される。
周波数演算部35は、必要冷却風量を風量補正量で補正した値に基づいて冷却ファン11の回転速度(周波数)を算出する。具体的には、周波数演算部35は、補正後の必要冷却風量に基づいて冷却ファン駆動制御装置14(インバータ)の出力周波数を算出する。周波数演算部35は、補正後の必要冷却風量を得るためのインバータの周波数を、冷却ファン11と冷却風通路の特性を考慮して必要冷却風量と周波数との予め定めた関係式より計算する。冷却ファン駆動制御装置14は、周波数をインバータが規定する物理的な信号に変換して、冷却ファン11を補正後の必要冷却風量を満たす回転速度で駆動させる。
<効果>
以上説明したように、本実施の形態に係る電動機冷却制御システムによれば、二次冷媒温度の変動に応じて必要冷却風量を補正することができ、補正後の必要冷却風量を満たすように冷却ファン11の回転速度を制御できる。そのため、二次冷媒温度の変動に影響されることなく、電動機1を十分に冷却することができる。
<変形例>
ところで、本実施の形態に係る電動機冷却制御システムにおいては、RMSは電動機冷却制御装置8において演算されているが、これに限定されるものではない。電動機1の負荷電流は電動機駆動制御装置4にて制御されているため、RMSは電動機駆動制御装置4にて演算され、電動機冷却制御装置8に入力することとしてもよい。
<ハードウェア構成例>
図4は、電動機冷却制御装置8が有する処理回路のハードウェア構成例を示す概念図である。電動機冷却制御装置8内の各部は機能の一部を示し、各機能は処理回路により実現される。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ91と少なくとも1つのメモリ92とを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア93を備える。
処理回路がプロセッサ91とメモリ92とを備える場合、各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、メモリ92に格納される。プロセッサ91は、メモリ92に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現する。プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、メモリ92は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が専用のハードウェア93を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものである。例えば、各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、各機能は、まとめて処理回路で実現される。
また、各機能について、一部を専用のハードウェア93で実現し、他部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア93、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって各機能を実現する。
1、22 電動機
2 軸受
3 回転速度センサ
4 電動機駆動制御装置
5 電流センサ
6 第1リモートIO盤
7 制御ネットワーク
8 電動機冷却制御装置
9、21 空気冷却器
10 熱交換器
11 冷却ファン
12 二次冷媒管路
13 クーリングタワー
14 冷却ファン駆動制御装置
15 第2リモートIO盤
16 機内温度センサ
17 二次冷媒温度センサ
18 第3リモートIO盤
23 一次冷媒
24 二次冷媒
31 RMS演算部
32 風量演算部
33 風量補正量演算部
34 風量補正値データ格納部
35 周波数演算部
91 プロセッサ
92 メモリ
93 ハードウェア

Claims (5)

  1. 電動機の機内に一次冷媒を循環させる冷却ファンと、
    クーリングタワーから供給される二次冷媒により前記一次冷媒を冷却する熱交換器と、
    前記二次冷媒の温度を検出する二次冷媒温度センサと、
    前記電動機の負荷電流を検出する電流センサと、
    前記負荷電流に相関する物理量に基づいて、前記電動機の冷却に必要な必要冷却風量を算出する風量演算部と、
    前記二次冷媒温度センサにより検出された二次冷媒温度に基づいて風量補正量を算出する風量補正量演算部と、
    前記必要冷却風量を前記風量補正量で補正した値に基づいて前記冷却ファンの回転速度を算出する周波数演算部と、
    前記回転速度に基づいて前記冷却ファンを制御する冷却ファン駆動制御装置と、を備え、
    前記風量補正量演算部は、前記二次冷媒温度センサにより検出された二次冷媒温度が、前記電動機の冷却設計上の二次冷媒最高温度を超える場合に、前記必要冷却風量を増量補正する風量補正量を算出すること、
    を備えることを特徴とする電動機冷却制御システム。
  2. 前記風量補正量演算部は、前記二次冷媒温度センサにより検出された二次冷媒温度が、前記二次冷媒最高温度よりも低い前記電動機の冷却設計上の二次冷媒最低温度を下回る場合に、前記必要冷却風量を減量補正する風量補正量を算出すること、
    を特徴とする請求項に記載の電動機冷却制御システム。
  3. 前記風量補正量演算部は、前記二次冷媒温度センサにより検出された二次冷媒温度が高いほど大きな風量補正量を算出すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電動機冷却制御システム。
  4. 二次冷媒温度が高いほど大きな風量補正値が定義されたデータテーブルを予め格納した風量補正値データ格納部、をさらに備え、
    前記風量補正量演算部は、前記データテーブルから、前記二次冷媒温度センサにより検出された二次冷媒温度に応じた風量補正量を取得すること、
    を特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電動機冷却制御システム。
  5. 前記電動機は、可変速電動機であること、
    を特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電動機冷却制御システム。
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