JP6613787B2 - 電池パック、及び電池パックの組立方法 - Google Patents

電池パック、及び電池パックの組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、電池パック、及び電池パックの組立方法に関する。
従来、例えば特許文献1に記載された電池パックが知られている。特許文献1の電池パックでは、複数の電池モジュールが筐体内に収容されている。この筐体は、トレーとカバーとを備えており、トレーにカバーが取り付けられることにより、筐体の組立が行われる。
トレーとカバーとの間の過度な位置ずれ防止、トレーにカバーを取り付ける際のボルト破断防止等のために、トレーに対してカバーを位置決めする構成が設けられる場合がある。例えば上記特許文献1に記載された電池パックでは、カバー側にL字の突出部を設けることによってトレーに対してカバーが位置決めされる。トレーに対してカバーを位置決めする方式としては、上記方式以外に、トレー及びカバーの一方に位置決め用のピンを設け、トレー及びカバーの他方に当該ピンを挿入するための挿入孔を設ける方式が知られている。
特開2014−22154号公報
しかしながら、トレー及びカバーの一方に設けられたピンをトレー及びカバーの他方に設けられた挿入孔に挿入してトレーに対するカバーの位置決めを行う場合、ピンと挿入孔との位置関係が確認し難いため、トレーとカバーとを組み合わせる際の両者の位置合わせが困難である。すなわち、作業者は、ピンの位置と挿入孔の位置とが合う位置を試行錯誤で探りながらトレーとカバーとを突き合わせなければならない。例えばトレー及びカバーの重量が大きい場合には、このような作業には多大な労力を要する。また、このようにトレーとカバーとを組み合わせる際には両者の位置合わせを精度良く行う必要があるため、トレーとカバーとを組み合わせる作業を機械によって自動化することも容易ではない。特に、位置決め精度を高くするために挿入孔のクリアランス(挿入孔にピンを挿入した際の余裕幅)を小さくした場合等には、上記のような問題が顕著となる。
そこで、本発明は、筐体を構成する部材間の位置決めを適切に行いつつ、当該部材同士の位置合わせを容易に行うことができる電池パック及びその組立方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電池パックは、筐体内に一以上の電池モジュールを収容してなる電池パックであって、互いに組み合わされて筐体を構成する第1の部材及び第2の部材を備え、第1の部材には、第2の部材を位置決めするための凸部が設けられており、第2の部材には、凸部が挿入される凹部が設けられており、凸部の先端側及び凹部の開口端側の少なくとも一方には、凹部への凸部の挿入を案内する傾斜面が形成されている。
この電池パックでは、第1の部材に設けられた凸部が、第2の部材に設けられた凹部に挿入されることで、第1の部材に対して第2の部材が位置決めされる。また、第1の部材への第2の部材の取り付け時において、凹部に対する凸部の位置が凹部に凸部が挿入される位置(以下「挿入位置」)から多少ずれたとしても、凸部の先端側及び凹部の開口端側の少なくとも一方に形成された傾斜面によって、凹部に対する凸部の位置が挿入位置へと誘導される(すなわち、位置ずれが解消される)。従って、この電池パックによれば、筐体を構成する部材間の位置決めを適切に行いつつ、当該部材同士の位置合わせを容易に行うことができる。
上記電池パックでは、凸部の先端側には、先端に向かうにつれて凸部の断面の面積が小さくなるように傾斜する傾斜面が形成されていてもよい。
この構成によれば、第1の部材への第2の部材の取り付け時において、凹部に対する凸部の位置が挿入位置から多少ずれたとしても、凹部の開口端側の縁部が凸部の先端側に形成された傾斜面に接触し、当該傾斜面に沿ってスライド移動することになる。これにより、凹部に対する凸部の位置が挿入位置に適切に誘導されるので、筐体を構成する部材同士の位置合わせを容易に行うことができる。
上記電池パックでは、凹部の開口端側には、開口端に向かうにつれて凹部により形成される開口の面積が大きくなるように傾斜する傾斜面が形成されていてもよい。
この構成によれば、第1の部材への第2の部材の取り付け時において、凹部に対する凸部の位置が挿入位置から多少ずれたとしても、凸部の先端部が凹部の開口端側に形成された傾斜面に接触し、当該傾斜面に沿ってスライド移動することになる。これにより、凹部に対する凸部の位置が挿入位置に適切に誘導されるので、筐体を構成する部材同士の位置合わせを容易に行うことができる。
上記電池パックでは、凸部の先端側には、先端に向かうにつれて凸部の断面の面積が小さくなるように傾斜する傾斜面が形成されており、凹部の開口端側には、開口端に向かうにつれて凹部により形成される開口の面積が大きくなるように傾斜する傾斜面が形成されており、凸部の先端側に形成されている傾斜面の傾斜角度と凹部の開口端側に形成されている傾斜面の傾斜角度とが一致していてもよい。
この構成によれば、凹部に対する凸部の位置を挿入位置に誘導するためのスライド移動の際に、凸部の先端側に形成されている傾斜面と凹部の開口端側に形成されている傾斜面とが面接触するので、スライド移動をよりスムーズに行わせることが可能となる。
上記電池パックでは、第1の部材と第2の部材との間には、圧縮されたシール部材が設けられており、凹部への凸部の挿入方向に沿った凸部の高さと傾斜面の高さとの差は、圧縮前のシール部材の挿入方向に沿った厚さ以上であってもよい。
この電池パックでは、第1の部材と第2の部材との間に圧縮されたシール部材が設けられることにより、筐体の気密性が高められる。ここで、第1の部材と第2の部材との間をシール部材によって適切にシールするためには、シール部材の圧縮方向は、シール部材を挟み込む第1の部材及び第2の部材が互いに対向する方向(すなわち凹部への凸部の挿入方向)であることが好ましい。言い換えると、挿入方向に対して傾斜する方向にシール部材が圧縮されることは好ましくない。上記電池パックでは、挿入方向に沿った凸部の高さと傾斜面の高さ(凸部の先端側及び凹部の開口端側の両方に傾斜面が形成されている場合には各傾斜面の挿入方向に沿った高さの和)との差が圧縮前のシール部材の挿入方向に沿った厚さ以上であるので、シール部材が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることを防止できる。具体的には、第1の部材への第2の部材の取り付け時において、凹部に対する凸部の位置が挿入位置に誘導される間(すなわち、第1の部材に対する第2の部材の接近方向が挿入方向に対して傾斜する方向であるとき)に、シール部材が第1の部材と第2の部材とによって圧縮されることを防止できる。従って、第1の部材と第2の部材との間を適切にシールすることができる。
上記電池パックでは、第1の部材と第2の部材との間には、第1の部材と第2の部材とを離間させるスペーサが配置されており、スペーサの挿入方向に沿った厚さは、挿入方向に沿った凸部の高さと傾斜面の高さとの差よりも小さくてもよい。
厚さが凸部の高さと傾斜面の高さとの差よりも小さいスペーサが第1の部材と第2の部材との間に配置されることにより、凹部に対する凸部の位置が挿入位置に合った状態で第1の部材と第2の部材とを近接させることができるとともに、シール部材の圧縮量(すなわち、圧縮前のシール部材の厚さと圧縮されたシール部材の厚さとの差)を一定に定めることができる。
本発明の一態様に係る電池パックの組立方法は、筐体内に一以上の電池モジュールを収容してなる電池パックの組立方法であって、凸部が設けられた第1の部材と、凸部が挿入される凹部が設けられた第2の部材と、を準備する準備工程と、第1の部材に設けられた凸部が第2の部材に設けられた凹部に挿入されるように、第1の部材と第2の部材とを組み合わせる組み合わせ工程と、を含み、準備工程において準備される第1の部材及び第2の部材の少なくとも一方には、筐体内に電池モジュールが収容されるように、電池モジュールが取り付けられており、凸部の先端側及び凹部の開口端側の少なくとも一方には、凹部への凸部の挿入を案内する傾斜面が形成されている。
この電池パックの組立方法では、準備工程において、凸部が設けられた第1の部材と凹部が設けられた第2の部材とが準備される。ここで、凹部への凸部の挿入を案内する傾斜面が凸部の先端側及び凹部の開口端側の少なくとも一方に形成されている。これにより、組み合わせ工程において、第1の部材に設けられた凸部が、第2の部材に設けられた凹部に挿入されることで、第1の部材に対して第2の部材が位置決めされる。また、凹部に対する凸部の位置が、挿入位置から多少ずれたとしても、凸部の先端側及び凹部の開口端側の少なくとも一方に形成された傾斜面によって、凹部に対する凸部の位置が挿入位置へと誘導される。従って、この電池パックの組立方法によれば、筐体を構成する部材間の位置決めを適切に行いつつ、当該部材同士の位置合わせを容易に行うことができる。
上記電池パックの組立方法は、組み合わせ工程の前に、第1の部材又は第2の部材に、第1の部材と第2の部材とに挟まれるようにシール部材を配置するシール部材配置工程を更に含み、シール部材配置工程においては、凹部への凸部の挿入方向に沿った凸部の高さと傾斜面の高さとの差がシール部材の挿入方向に沿った厚さ以上となるように、シール部材が配置されてもよい。
この電池パックの組立方法では、シール部材配置工程により、第1の部材と第2の部材との間にシール部材が配置されるので、その後の組み合わせ工程により、第1の部材と第2の部材との間に圧縮されたシール部材が設けられることになる。これにより、筐体の気密性が高められる。また、挿入方向に沿った凸部の高さと傾斜面の高さ(凸部の先端側及び凹部の開口端側の両方に傾斜面が形成されている場合には各傾斜面の挿入方向に沿った高さの和)との差が圧縮前のシール部材(すなわちシール部材配置工程において配置された直後のシール部材)の挿入方向に沿った厚さ以上であるので、シール部材が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることを防止できる。具体的には、第1の部材への第2の部材の取り付け時において、凹部に対する凸部の位置が挿入位置に誘導される際(すなわち、第1の部材に対する第2の部材の接近方向が挿入方向に対して傾斜する方向であるとき)に、シール部材が第1の部材と第2の部材とによって圧縮されることを防止できる。従って、上記電池パックの組立方法によれば、第1の部材と第2の部材との間を適切にシールすることができる。
本発明によれば、筐体を構成する部材間の位置決めを適切に行いつつ、当該部材同士の位置合わせを容易に行うことができる。
第1実施形態の電池パックの構成を示す分解斜視図である。 本体部に対してカバー部を位置決めするための構造を示す断面図である。 本体部及びカバー部の接合前の状態を示す断面図である。 図1の電池パックの組立手順を示す図である。 図1の電池パックの組立手順を示す図である。 第2実施形態の電池パック(組立前)の要部を示す断面図である。 第3実施形態の電池パック(組立前)の要部を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1〜図5を用いて、第1実施形態に係る電池パック1及び当該電池パック1の組立方法について説明する。図1及び図2に示すように、電池パック1は、筐体10内に一以上(本実施形態では一例として3個)の電池モジュールMを収容し、例えば車両のバッテリーとして構成される。電池モジュールMは、複数の電池セルを配列した配列体と、電池セルの配列方向に拘束荷重を配列体に付加する拘束部材とを含んで構成されている。電池セルは、例えばリチウムイオン電池等の二次電池である。配列体において隣り合う電池セルは、正極端子と負極端子とをバスバー部材等で接続することにより、電気的に直列に接続されている。
筐体10は、本体部(第1の部材)2と、本体部2の開口部分20を塞ぐ平板状のカバー部(第2の部材)3とが互いに組み合わされることにより構成され、全体として略直方体形状をなしている。筐体10を形成する材料、すなわち本体部2及びカバー部3を形成する材料としては、例えば鉄(SS400)等の金属材料が挙げられる。
本体部2は、ベース板21と、ベース板21の4辺にそれぞれ設けられた側板22と、を有する。ベース板21と側板22とは、それぞれ矩形の平板部材である。本体部2は、例えばベース板21の縁部に側板22の縁部を溶接することによって形成されている。本実施形態では一例として、筐体10の内部に面するベース板21の内面には、2つの電池モジュールMが取り付けられている。電池モジュールMを含む本体部2の重量は、例えば300kg程度となる。
カバー部3は、ベース板21と同形状をなす矩形の平板部材からなる。カバー部3は、例えばボルト等の固定部材(不図示)によって側板22における開口部分20側の端面22aに固定され、開口部分20を塞いでいる。本実施形態では一例として、筐体10の内部に面するカバー部3の表面3aには、1つの電池モジュールMが取り付けられている。電池モジュールMを含むカバー部3の重量は、例えば200kg程度となる。
続いて、図1〜図3を用いて、本体部2に対してカバー部3を位置決めするための構造について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、互いに対向する一対の側板22の端面22aの両端側に、位置決めピン(凸部)4が設けられている。端面22aにおいて、位置決めピン4よりも開口部分20側には、シール部材5が端面22aの縁に沿って環状に設けられている。端面22aにおいて、位置決めピン4よりも筐体10の外側には、スペーサ6が設けられている。
一方、カバー部3の表面3aには、位置決めピン4が挿入される凹部31が設けられている。すなわち、筐体10においては、4つの位置決めピン4がそれぞれ対応する凹部31に挿入されることにより、本体部2に対してカバー部3が位置決めされる。このような位置決めがなされた上でボルト等の固定部材によって本体部2にカバー部3が取り付けられる。これにより、本体部2に対するカバー部3の過度の位置ずれが防止され、ボルト破断等が抑制される。なお、本実施形態では、スペーサ6によって本体部2とカバー部3との離間幅が定められるので、本体部2とカバー部3とが組み合わされた状態において、位置決めピン4の先端4aと凹部31の底面とは接していない。
以降の説明においては、凹部31に位置決めピン4が挿入される方向、すなわち本体部2の端面22aとカバー部3の表面3aとが対向する方向のことを「挿入方向」という。また、各部材についての「高さ」又は「厚さ」は、挿入方向に沿った長さを意味する。また、各部材についての「幅」は、挿入方向に直交する方向に沿った長さを意味する。
位置決めピン4は、本体部2に対してカバー部3を位置決めするために設けられた部材である。位置決めピン4は、例えば鉄等の金属材料によって円柱状に形成された部材である。位置決めピン4の先端4a側には、先端4aに向かうにつれて位置決めピン4の断面の面積が小さくなるように傾斜する傾斜面41が形成されている。言い換えると、位置決めピン4の先端4a側は、先細りのテーパ形状をなしている。図3に示すように、位置決めピン4の幅w1は、クリアランスとして設定された余裕幅分だけ凹部31の幅w2よりも小さく設定されており、位置決めピン4が凹部31に挿入可能となっている。
傾斜面41は、凹部31への位置決めピン4の挿入を案内する機能を有する。具体的には、本体部2へのカバー部3の取り付け時において、凹部31に対する位置決めピン4の位置が、凹部31に位置決めピン4が挿入される位置(図2に示すように凹部31と位置決めピン4とが整合する位置。以下「挿入位置」)から多少ずれたとしても、傾斜面41によって、凹部31に対する位置決めピン4の位置が挿入位置へと誘導される(すなわち、位置ずれが解消される)。より具体的には、位置決めピン4の挿入位置からの位置ずれ量が、傾斜面41の上端縁41aから下端縁41bまでの幅w3未満であれば、凹部31の開口端側の縁部31aが傾斜面41に接触し、傾斜面41に沿ってスライド移動することになる。これにより、凹部31に対する位置決めピン4の位置が挿入位置に適切に誘導されるので、筐体10を構成する部材(本体部2及びカバー部3)同士の位置合わせを容易に行うことができる。
ここで、幅w3は、例えば本体部2とカバー部3との位置合わせを外形基準で行う際に生じ得る位置ずれの最大寸法に設定されてもよい。外形基準による位置合わせとは、挿入方向から見て、本体部2の外縁(側板22の表面位置)とカバー部3の外縁(カバー部3の側面位置)とを略一致させることにより、本体部2とカバー部3との位置合わせを行うことを意味する。また、外形基準による位置合わせを行う際に生じ得る位置ずれ量とは、外形基準による位置合わせを行ってカバー部3を本体部2に接合しようとした際に、位置決めピン4が挿入位置からずれる距離である。また、このような位置ずれ量の最大寸法は、例えば外形基準による位置合わせを複数回試行し、各回における位置ずれ量を計測することによって求められる。幅w3を上述のように設定することにより、外形基準による位置合わせを行う際に、仮に位置決めピン4の位置が挿入位置からずれてしまったとしても、傾斜面41によって凹部31に対する位置決めピン4の位置が挿入位置へと誘導される。従って、本体部2とカバー部3との位置合わせを、位置決めピン4と凹部33との位置を確認することなく、外形基準による位置合わせによって容易に行うことが可能となる。
シール部材5は、例えばEPDM等である。図2に示すように、シール部材5は、本体部2の端面22aとカバー部3の表面3aとによって両側から圧縮されることにより、本体部2の端面22aとカバー部3の表面3aとの間をシールする。これにより、筐体10の気密性が高められる。
ここで、本体部2とカバー部3との間をシール部材5によって適切にシールするためには、シール部材5の圧縮方向は、挿入方向に一致していることが好ましい。言い換えると、挿入方向に対して傾斜する方向にシール部材が圧縮されることは好ましくない。そこで、本実施形態では、図3に示すように、位置決めピン4の高さh1と傾斜面41の高さh2との差「h1−h2」は、圧縮前のシール部材5の厚さt以上となっている。これにより、シール部材5が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることを防止できる。具体的には、本体部2へのカバー部3の取り付け時において、上述のように凹部31に対する位置決めピン4の位置が挿入位置に誘導される間(すなわち、本体部2に対するカバー部3の接近方向が挿入方向に対して傾斜する方向であるとき)に、シール部材5がカバー部3の表面3aに接触することがない。これにより、シール部材5が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることを防止でき、本体部2とカバー部3との間を適切にシールすることができる。
る。
スペーサ6は、例えば鉄等の金属材料によって円柱状に形成された部材であり、本体部2とカバー部3とを所定幅(すなわちスペーサ6の厚さs)だけ離間させるために、本体部2とカバー部3との間に配置されている。具体的には、スペーサ6が配置されることによって、カバー部3の表面3aがスペーサ6の頂面6aに当接する位置までしか、カバー部3が本体部2に接近できないようになっている。
図3に示すように、スペーサ6の厚さsは、位置決めピン4の高さh1と傾斜面41の高さh2との差「h1−h2」よりも小さい。これにより、凹部31に対する位置決めピン4の位置が挿入位置に合った状態で本体部2とカバー部3とを近接させることができるとともに、シール部材5の圧縮量(すなわち、圧縮前のシール部材5の厚さtと圧縮されたシール部材の厚さ(スペーサ6の厚さsと同じ厚さ)との差)を一定に定めることができる。
以上述べた電池パック1では、本体部2に設けられた位置決めピン4が、カバー部3に設けられた凹部31に挿入されることで、本体部2に対してカバー部3が位置決めされる。また、本体部2へのカバー部3の取り付け時において、凹部31に対する位置決めピン4の位置が、挿入位置から多少ずれたとしても、位置決めピン4の先端4a側に形成された傾斜面41によって、凹部31に対する位置決めピン4の位置が挿入位置へと誘導される。従って、電池パック1によれば、筐体10を構成する部材(本体部2及びカバー部3)間の位置決めを適切に行いつつ、当該部材同士の位置合わせを容易に行うことができる。その結果、電池パック1の組立作業の作業性が向上する。また、カメラ等を用いて本体部2とカバー部3とを高精度に位置合わせする必要がないので、機械によって組立作業を自動化する際の設備コストを低減することも可能となる。
続いて、図3〜図5を用いて、電池パック1の組立方法について説明する。
まず、上述した位置決めピン4及びスペーサ6が設けられた本体部2と、位置決めピン4が挿入される凹部31が設けられたカバー部3とが準備される(準備工程)。準備工程において準備される本体部2及びカバー部3のそれぞれには、筐体10内に電池モジュールMが収容されるように、電池モジュールMが取り付けられている。本実施形態では一例として、筐体10の内部に面するベース板21の内面に、2つの電池モジュールMが取り付けられている。また、カバー部3の表面3aに、1つの電池モジュールMが取り付けられている。
続いて、図3に示すように、本体部2の端面22aに、本体部2とカバー部3とに挟まれるようにシール部材5が配置される(シール部材配置工程)。シール部材配置工程においては、位置決めピン4の高さh1と傾斜面41の高さh2との差「h1−h2」がシール部材5の厚さt以上となるように、シール部材5が配置される。なお、上記高さの差「h1−h2」がシール部材5の厚さt以上となるようにするためには、本体部2とカバー部3との間に配置するシール部材5の分量を調節してもよい。また、予め必要な分量として定められたシール部材5の分量(厚さt)が決まっている場合には、上記関係(h1−h2≧t)を満たすように、位置決めピン4の高さh1及び傾斜面41の高さh2の少なくとも一方が調節されてもよい。
続いて、本体部2に設けられた位置決めピン4がカバー部3に設けられた凹部31に挿入されるように、本体部2とカバー部3とが組み合わせられる(組み合わせ工程)。組み合わせ工程では、例えば上述した外形基準による位置合わせが行われる。外形基準による位置合わせを行った場合には、図4の(a)に示すように、凹部31に対する位置決めピン4の位置が挿入位置からずれてしまう場合がある。しかし、このような場合であっても、傾斜面41によって、凹部31に対する位置決めピン4の位置が挿入位置へと誘導される。具体的には、凹部31の開口端側の縁部31aが傾斜面41に接触し、傾斜面41に沿ってスライド移動することにより、凹部31に対する位置決めピン4の位置が挿入位置に適切に誘導される(図4の(a)及び(b)参照)。これにより、筐体10を構成する部材(本体部2及びカバー部3)同士の位置合わせを、例えば外形基準による位置合わせによって容易に行うことができる。
また、図3及び図4の(b)に示すように、位置決めピン4の高さh1と傾斜面41の高さh2との差「h1−h2」が圧縮前のシール部材5(すなわちシール部材配置工程において配置された直後のシール部材5)の厚さt以上であるので、シール部材5が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることを防止できる。具体的には、図4の(b)に示すように、凹部31の縁部31aの傾斜面41上でのスライド移動が完了した時点(縁部31aが下端縁41bから離れる時点)における本体部2の端面22aとカバー部3の表面3aとの距離d1(=h1−h2)がシール部材5の厚さt以上であるので、上記スライド移動の最中にシール部材5がカバー部3の表面3aに接触することがない。これにより、シール部材5が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることが防止される。すなわち、図5の(a)及び(b)に示すように、シール部材5は、カバー部3の表面3aがスペーサ6の頂面6aに当接する位置まで、挿入方向に沿って適切に圧縮される。従って、この電池パック1の組立方法によれば、筐体10を構成する部材同士の位置合わせを容易にしつつ、シール部材5を適切な方向(挿入方向)に圧縮して本体部2とカバー部3との間を適切にシールすることができる。
[第2実施形態]
図6を用いて、第2実施形態に係る電池パック1Aについて説明する。電池パック1Aは、筐体10の代わりに筐体100を備える点において、第1実施形態に係る電池パック1と相違する。筐体100は、本体部2及びカバー部3の代わりに、本体部120及びカバー部130を有する点において、筐体10と相違する。概略を述べると、筐体100は、凹部への位置決めピンの挿入を案内する機能を有する傾斜面が、位置決めピンではなく凹部に設けられている点で、筐体10と相違する。
本体部120には、位置決めピン4の代わりに、傾斜面41を有さない円柱状の位置決めピン140が設けられている。一方、カバー部130には、凹部31の代わりに、凹部131が設けられている。凹部131の開口端側には、開口端に向かうにつれて凹部131により形成される開口の面積が大きくなるように傾斜する傾斜面132が形成されている。
傾斜面132は、凹部131への位置決めピン140の挿入を案内する機能を有する。具体的には、本体部120へのカバー部130の取り付け時において、凹部131に対する位置決めピン140の位置が挿入位置から多少ずれたとしても、傾斜面132によって、凹部131に対する位置決めピン140の位置が挿入位置へと誘導される。より具体的には、位置決めピン140の挿入位置からの位置ずれ量が、傾斜面132の下端縁132aから上端縁132bまでの幅w4未満であれば、位置決めピン140の先端部140aの縁部140bが傾斜面132に接触し、傾斜面132に沿ってスライド移動することになる。これにより、凹部131に対する位置決めピン140の位置が挿入位置に適切に誘導されるので、筐体100を構成する部材(本体部120及びカバー部130)同士の位置合わせを容易に行うことができる。
また、位置決めピン140の高さh1と傾斜面132の高さh3との差「h1−h3」は、圧縮前のシール部材5の厚さt以上となっている。これにより、シール部材5が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることを防止できる。具体的には、本体部120へのカバー部130の取り付け時において、上述のように凹部131に対する位置決めピン140の位置が挿入位置に誘導される間(すなわち、本体部120に対するカバー部130の接近方向が挿入方向に対して傾斜する方向であるとき)に、シール部材5がカバー部130の表面130aに接触することがない。これにより、シール部材5が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることを防止できる。
また、スペーサ6の厚さsは、位置決めピン140の高さh1と傾斜面132の高さh3との差「h1−h3」よりも小さい。これにより、凹部131に対する位置決めピン140の位置が挿入位置に合った状態で本体部120とカバー部130とを近接させることができるとともに、シール部材5の圧縮量(すなわち、圧縮前のシール部材5の厚さtと圧縮されたシール部材5の厚さ(スペーサ6の厚さsと同じ厚さ)との差)を一定に定めることができる。
[第3実施形態]
図7を用いて、第3実施形態に係る電池パック1Bについて説明する。電池パック1Bは、筐体10の代わりに筐体200を備える点において、第1実施形態に係る電池パック1と相違する。筐体200は、本体部2及びカバー部3の代わりに、本体部220及びカバー部230を有する点において、筐体10と相違する。概略を述べると、筐体200は、凹部への位置決めピンの挿入を案内する機能を有する傾斜面が、位置決めピン及び凹部の両方に設けられている点で、筐体10と相違する。
本体部220には、位置決めピン4と同様に傾斜面を有する位置決めピン240が設けられている。具体的には、位置決めピン240の先端240a側には、先端240aに向かうにつれて位置決めピン240の断面の面積が小さくなるように傾斜する傾斜面241が形成されている。一方、カバー部230には、第2実施形態の凹部131と同様に傾斜面を有する凹部231が設けられている。具体的には、凹部231の開口端側には、開口端に向かうにつれて凹部231により形成される開口の面積が大きくなるように傾斜する傾斜面232が形成されている。
傾斜面232及び傾斜面241はいずれも、凹部231への位置決めピン240の挿入を案内する機能を有する。具体的には、本体部220へのカバー部230の取り付け時において、凹部231に対する位置決めピン240の位置が挿入位置から多少ずれたとしても、傾斜面232及び傾斜面241によって、凹部231に対する位置決めピン240の位置が挿入位置へと誘導される。より具体的には、位置決めピン240の挿入位置からの位置ずれ量が、傾斜面232の下端縁232aから上端縁232bまでの幅w5と傾斜面241の上端縁241aから下端縁241bまでの幅w6との和(w5+w6)未満であれば、傾斜面232と傾斜面241とが接触し、傾斜面232及び傾斜面241の一方が傾斜面232及び傾斜面241の他方に沿ってスライド移動することになる。これにより、凹部231に対する位置決めピン240の位置が挿入位置に適切に誘導されるので、筐体200を構成する部材(本体部220及びカバー部230)同士の位置合わせを容易に行うことができる。
なお、傾斜面232の傾斜角度(言い換えると、傾斜面232の高さh5及び幅w5の比「h5/w5」)と傾斜面241の傾斜角度(言い換えると、傾斜面241の高さh4及び幅w6の比「h4/w6」)とは一致していてもよいし、一致していなくてもよい。ただし、傾斜面232の傾斜角度と傾斜面241の傾斜角度とが一致する場合には、凹部231に対する位置決めピン240の位置を挿入位置に誘導するためのスライド移動の際に、傾斜面232と傾斜面241とが面接触するので、スライド移動をよりスムーズに行わせることが可能となる。
また、位置決めピン240の高さh1と傾斜面241の高さh4及び傾斜面232の高さh5の和「h4+h5」との差「h1−(h4+h5)」は、圧縮前のシール部材5の厚さt以上となっている。これにより、シール部材5が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることを防止できる。具体的には、本体部220へのカバー部230の取り付け時において、上述のように凹部231に対する位置決めピン240の位置が挿入位置に誘導される間(すなわち、本体部220に対するカバー部230の接近方向が挿入方向に対して傾斜する方向であるとき)に、シール部材5がカバー部230の表面230aに接触することがない。これにより、シール部材5が挿入方向に対して傾斜する方向に圧縮されることを防止できる。
また、スペーサ6の厚さsは、位置決めピン240の高さh1と傾斜面241の高さh4及び傾斜面232の高さh5の和「h4+h5」との差「h1−(h4+h5)」よりも小さい。これにより、凹部231に対する位置決めピン240の位置が挿入位置に合った状態で本体部220とカバー部230とを近接させることができるとともに、シール部材5の圧縮量(すなわち、圧縮前のシール部材5の厚さtと圧縮されたシール部材5の厚さ(スペーサ6の厚さsと同じ厚さ)との差)を一定に定めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、本体部に位置決めピンが設けられ、カバー部に凹部が設けられたが、本体部に凹部が設けられ、カバー部に位置決めピンが設けられてもよい。この場合、本体部が第2の部材に相当し、カバー部が第1の部材に相当する。また、シール部材5及びスペーサ6は、本体部ではなくカバー部の表面に設けられてもよい。また、位置決めピン4に対するシール部材5及びスペーサ6の位置関係は上記実施形態に限られない。例えば、シール部材5は、位置決めピン4よりも筐体の外側に設けられてもよい。また、スペーサ6の形状及び設けられる位置は任意に定めることができる。例えば、スペーサ6は、平板状であってもよく、位置決めピン4よりも開口部分20側に設けられてもよい。また、位置決めピン4及びスペーサ6の個数は、上記実施形態(4つ)よりも多くてもよいし少なくともよい。ただし、本体部に対するカバー部の位置決めを適切に行うためには、位置決めピン4は、2つ以上設けられることが好ましい。
1,1A,1B…電池パック、2,120,220…本体部(第1の部材)、3,130,230…カバー部(第2の部材)、4,140,240…位置決めピン(凸部)、5…シール部材、6…スペーサ、10,100,200…筐体、31,131,231…凹部、41,132,232,241…傾斜面、M…電池モジュール。

Claims (6)

  1. 筐体内に一以上の電池モジュールを収容してなる電池パックであって、
    互いに組み合わされて前記筐体を構成する第1の部材及び第2の部材を備え、
    前記第1の部材には、前記第2の部材を位置決めするための凸部が設けられており、
    前記第2の部材には、前記凸部が挿入される凹部が設けられており、
    前記凸部の先端側及び前記凹部の開口端側の少なくとも一方には、前記凹部への前記凸部の挿入を案内する傾斜面が形成されており
    前記第1の部材と前記第2の部材との間には、圧縮されたシール部材が設けられており、
    前記凹部への前記凸部の挿入方向に沿った前記凸部の高さと前記傾斜面の高さとの差は、圧縮前の前記シール部材の前記挿入方向に沿った厚さ以上である、電池パック。
  2. 前記凸部の先端側には、前記先端に向かうにつれて前記凸部の断面の面積が小さくなるように傾斜する前記傾斜面が形成されている、請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記凹部の開口端側には、前記開口端に向かうにつれて前記凹部により形成される開口の面積が大きくなるように傾斜する傾斜面が形成されている、請求項1又は2に記載の電池パック。
  4. 前記凸部の先端側には、前記先端に向かうにつれて前記凸部の断面の面積が小さくなるように傾斜する前記傾斜面が形成されており、
    前記凹部の開口端側には、前記開口端に向かうにつれて前記凹部により形成される開口の面積が大きくなるように傾斜する傾斜面が形成されており、
    前記凸部の先端側に形成されている傾斜面の傾斜角度と前記凹部の開口端側に形成されている傾斜面の傾斜角度とが一致している、請求項1に記載の電池パック。
  5. 前記第1の部材と前記第2の部材との間には、前記第1の部材と前記第2の部材とを離間させるスペーサが配置されており、
    前記スペーサの前記挿入方向に沿った厚さは、前記挿入方向に沿った前記凸部の高さと前記傾斜面の高さとの差よりも小さい、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池パック。
  6. 筐体内に一以上の電池モジュールを収容してなる電池パックの組立方法であって、
    凸部が設けられた第1の部材と、前記凸部が挿入される凹部が設けられた第2の部材と、を準備する準備工程と、
    前記第1の部材に設けられた前記凸部が前記第2の部材に設けられた前記凹部に挿入されるように、前記第1の部材と前記第2の部材とを組み合わせる組み合わせ工程と、
    前記組み合わせ工程の前に、前記第1の部材又は前記第2の部材に、前記第1の部材と前記第2の部材とに挟まれるようにシール部材を配置するシール部材配置工程と、を含み、
    前記準備工程において準備される前記第1の部材及び前記第2の部材の少なくとも一方には、前記筐体内に前記電池モジュールが収容されるように、前記電池モジュールが取り付けられており、
    前記凸部の先端側及び前記凹部の開口端側の少なくとも一方には、前記凹部への前記凸部の挿入を案内する傾斜面が形成されており
    前記シール部材配置工程においては、前記凹部への前記凸部の挿入方向に沿った前記凸部の高さと前記傾斜面の高さとの差が前記シール部材の前記挿入方向に沿った厚さ以上となるように、前記シール部材が配置される、電池パックの組立方法。
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