JP6613261B2 - ペン型シミ取り具 - Google Patents

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Description

本発明はペン型シミ取り具に関するものであり、より詳細には、携帯に便利で、被服等に付着したシミを外出先においても手軽に処置することができるペン型シミ取り具に関するものである。
食べこぼし等の汚れが衣服に付着してシミが発生することがあり、その場合そのシミ取りが必要となる。このシミ取りは一般に、生地の裏側にタオル等を敷き、シミの発生箇所にしみ抜き剤を滲み込ませる等の方法で行われる。シミは、時間が経つと空気と反応して黄ばみ(変色)を発生することが多いため、シミ取りは、できるだけ速やかに行う必要がある。
従来、このシミ取りを行うためのシミ取りセットが提案されている(特許文献1:特開2008-196076号公報)。この提案に係るシミ取りセットは、血液用、化粧料用等3種類のシミ取り液を個別に充填した3つの容器をポリ袋に収納して携帯可能にしたものである。
特開2008-196076号公報
上記提案のシミ取りセットにおけるシミ取り液を充填する各容器は、単に、一端にキャップで閉塞される注出口を有する可撓性プラスチック容器であるに過ぎず、シミ取り液の注出は、可撓性の容器を指先で押圧して行うものである。従って、この容器によった場合は、注出量の調整等を行うことが難しく、また、注出口から液だれを起こすおそれもある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、携帯に便利で、シミが発生した場合に即座に取り出して使用することができ、しかも、所望量のシミ取り液を注出することが可能で、注出口から液だれを起こすおそれがないペン型シミ取り具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、シミ取り液を貯留するボトルと、前記ボトルにネジ付けられる筒状ジョイントと、前記筒状ジョイントに嵌合されるバルブケースと、前記バルブケース内に組み込まれるバルブユニットと、前記バルブケースの先端縮径部内に差し込まれる中空軸とヘッドを有していて、前記中空軸に前記バルブユニットの弁体のペン先嵌入部が嵌入されるペン先と、前記ペン先及び前記バルブケースに被装されるキャップとから成り、
前記中空軸の外周面に縦溝が形成され、開弁時に前記縦溝内に前記シミ取り液が流入して前記ペン先のヘッドに達することを特徴とするペン型シミ取り具である。
一実施形態においては、前記ペン先は、肥大化されたヘッドと中空軸とから成り、前記中空軸が前記バルブケースの前記縮径部内に挿入され、前記中空軸の下部中空部内に、前記弁体のペン先嵌入部が挿入される。
一実施形態においては、前記縦溝の深さや幅を変えることにより、前記シミ取り液の供出量の調整が可能である。
本発明に係るペン型シミ取り具は上記構成であるので、簡易な構成で携帯に便利であり、シミ発生時には、キャップを外してペン先を生地に対してタッピング動作するだけで直ちに処置でき、シミ取り液の注出量はタッピング回数により調整でき、また、バルブユニットが組み込まれているので、液だれのおそれがないという効果がある。
本発明に係るペン型シミ取り具の構成を示す斜視図及び分解斜視図である。 本発明に係るペン型シミ取り具の構成を示すキャップをした状態と外した状態の縦断面図である。 本発明に係るペン型シミ取り具における筒状ジョイントの構成を示す平面図及び縦断面図である。 本発明に係るペン型シミ取り具におけるバルブケースの構成を示す正面図及び縦断面図である。 本発明に係るペン型シミ取り具における弁体の構成を示す正面図、A−A線断面図及び平面図である。 本発明に係るペン型シミ取り具におけるペン先の構成を示す正面図、側面図、A−A線断面図、及び、底面図である。
本発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ説明する。本発明に係るペン型シミ取り具は、シミ取り液を貯留するボトル1と、ボトル1にネジ付けられる筒状ジョイント3と、筒状ジョイント3に嵌合されるバルブケース4と、バルブケース4内に組み込まれるバルブユニットと、バルブケース4の先端縮径部5内に差し込まれて下部にバルブユニットの弁体16のヘッドが差し込まれるペン先7と、キャップ8とから成る。これらの各構成部は、バルブユニットの一部を除き、いずれも樹脂成形品である。
ボトル1は一般的な円筒状容器で、上端部に筒状ジョイント3をねじ付けるためのオネジ部2を有する。筒状ジョイント3は、ボトル1とバルブケース4を連結するための筒状体で、内周面下部にボトル1のオネジ部2をねじ込むためのメネジ部9を有する(図3(B)参照)。筒状ジョイント3内の中間部に、通液孔11を複数設けた仕切り板10が配設され、仕切り板10の中央部に支持筒12が立設される。また、筒状ジョイント3の内周面に、適宜リブ13が形成される。
バルブケース4はその肩部の上に縮径部5を備え、筒状ジョイント3内に嵌入される下半部外周面に、適宜突環14aや凹凸条14bが形成される(図4参照)。
バルブユニットは、縮径部5内奥端の液供出口15を開閉する弁体16と、常時液供出口15を閉じるように弁体16を付勢するリターンスプリング17とから成る。弁体16は、スカート部18と、スカート部18の上面から突出するペン先嵌入部19と、スカート部18の内天面から下方に突出する摺動杆部20とから成る(図2、5参照)。スカート部18の上半部はテーパ面にされ、下半部外周面に、外方に突き出る翼部21が複数(図では3箇所)形成される。翼部21はバルブケース4の内周面に沿って摺動し、摺動杆部20は支持筒12内に摺動可能に挿入される。
リターンスプリング17は支持筒12に巻装され、その底面は仕切り板10に受け止められ、その頭面は弁体16のスカート部18の底面に当接して押え止められる。
ペン先7は、肥大化されたヘッド21と中空軸22とから成り、中空軸22がバルブケース4の縮径部5内に上下動可能に挿入され、中空軸22の下部中空部24内に弁体16のペン先嵌入部19が嵌入される(図2参照)。中空軸22の外周面には、通例、一対の縦溝23が形成される(図6参照)。なお、キャップ8の外周面の滴状部は、単なる意匠的デザインである。
上記構成において、ボトル1内のシミ取り液は、使用に際してボトル1を逆さにすることにより、筒状ジョイント3内の通液孔11を通ってバルブケース4内に流入する。平時、即ち、ペン先7が押し込まれていない状態のときは、弁体16はリターンスプリング17よって常時押し上げられ、そのスカート部18のテーパ面が液供出口15の縁に当接することで、液供出口15が閉じられている(図2(A)参照)。
そして、使用時に逆さにしてシミ取り対象部分を叩くと、リターンスプリング17の付勢力に抗してペン先7が押し込まれることにより、スカート部18のテーパ面が液供出口15の縁から離れて液供出口15が開放される。それに伴い、シミ取り液が縮径部5並びに中空軸22外周面の縦溝23内に流入し、そこからヘッド21全体に伝っていく(図2(B)参照)。その後ペン先7を浮かせると、弁体16がリターンスプリング17に付勢されて液供出口15を閉塞する。
かくして使用に際し、ペン先7のヘッド21を生地のシミ部分及びその周辺部を叩くたびに、適量のシミ取り液を供出させることができる。なお、縦溝23の深さや幅を変えることにより、シミ取り液の供出量を変えることができる。シミ取り処理は、このようにペン先7のヘッド21で対象部分を叩く動作を反復し、シミ取り液を対象部分にしみ込ませることにより行う。
本発明に係るペン型シミ取り具は上記構成であるため、筆記具の如き感覚で携帯でき、シミが付いた場合は、取り出してキャップを外し、裏側にハンカチ等を配した後シミ部分並びにその周辺部を叩くだけで、直ちにシミ取り処理を行うことができる非常に有用なものであり、その産業上の利用可能性は大である。
1 ボトル
2 オネジ部
3 筒状ジョイント
4 バルブケース
5 縮径部
7 ペン先
8 キャップ
9 メネジ部
10 仕切り板
11 通液孔
12 支持筒
13 リブ
14a 突環
14b 凹凸条
15 液供出口
16 弁体
17 リターンスプリング
18 スカート部
19 ペン先嵌入部
20 摺動杆部
21 ヘッド
22 中空軸
23 縦溝
24 中空部

Claims (3)

  1. シミ取り液を貯留するボトルと、前記ボトルにネジ付けられる筒状ジョイントと、前記筒状ジョイントに嵌合されるバルブケースと、前記バルブケース内に組み込まれるバルブユニットと、前記バルブケースの先端縮径部内に差し込まれる中空軸とヘッドを有していて、前記中空軸に前記バルブユニットの弁体のペン先嵌入部が嵌入されるペン先と、前記ペン先及び前記バルブケースに被装されるキャップとから成り、
    前記中空軸の外周面に縦溝が形成され、開弁時に前記縦溝内に前記シミ取り液が流入して前記ペン先のヘッドに達することを特徴とするペン型シミ取り具。
  2. 前記ペン先は、肥大化された前記ヘッドと前記中空軸とから成り、前記中空軸が前記バルブケースの前記縮径部内に挿入され、前記中空軸の下部中空部内に、前記弁体のペン先嵌入部が挿入される、請求項1に記載のペン型シミ取り具。
  3. 前記縦溝の深さや幅を変えることにより、前記シミ取り液の供出量の調整が可能である、請求項1又は2に記載のペン型シミ取り具。
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