JP6608564B1 - 勾配インパルス応答関数マッピング - Google Patents

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Abstract

本発明は、磁気共鳴イメージングシステム100に関する。磁気共鳴イメージングシステム100は、勾配システム、及び磁気共鳴イメージングシステム100を制御するためのプロセッサ124を備える。マシン実行可能命令の実行は、磁気共鳴イメージングシステム100に、コイル素子114によって、受動局所プローブ302、312、402、702、901の群から同時に第1の磁気共鳴データを取得し、ここで受動局所プローブ302、312、402、702、901の第1の群は、互いから離間して配置された複数の受動局所プローブ302、312、402、702、901を含むことと、個々の局所プローブからの第1の磁気共鳴データへの寄与を解明することと、磁気共鳴イメージングシステム100のために、局所プローブからの第1の磁気共鳴データを使用して、勾配システムの勾配インパルス応答関数を計算することと、勾配インパルス応答関数を使用して、補正係数を決定することとを実行させる。

Description

本発明は磁気共鳴イメージングに関し、詳細には、磁気共鳴イメージングシステムの勾配インパルス応答関数の決定に関する。
磁気共鳴イメージング(MRI)スキャナはまた、磁気共鳴断層撮影装置とも呼ばれ、患者の身体内の画像を生成するための処置の一部としての、原子の原子核スピンを整列させるための、大きな静磁場を使用する。この大きな静磁場は、B0磁場、又は主磁場と呼ばれる。
空間符号化の1つの方法は、勾配システムで備えられる、1つ又は複数の磁場勾配コイルを使用して、B0磁場に1つ又は複数の傾斜磁場を印加することである。通常は、空間の3つの相異なる直交方向で、3つの相異なる傾斜磁場を生成するために使用される、3つの磁気勾配コイルがある。
MRIスキャンの間、1つ又は複数の送信機コイルによって生成された無線周波数(RF)パルスは、B1磁場と呼ばれる磁場を引き起こす。印加された傾斜磁場及びB1磁場は、有効な局所磁場への摂動を引き起こし、少なくとも幾つかの原子核スピンの励起をもたらす。励起された原子核スピンは、1つ又は複数の受信機コイルによって検出されるRF信号を発する。磁気共鳴データは、個々の受信機コイルによって別個に取得される。
かかるMRIシステムは、複雑な磁気共鳴信号生成及びデータ取得システムを代表するものであり、それは、特にその限界にまで駆動されたとき、理想的に機能しない。例えば、生成された磁場は、取得された磁気共鳴データに影響を及ぼす、意図しない変形を含む。かかる効果は、例えば、磁場勾配を生成する勾配システムのような空間符号化処理に関係するMRIシステムの、その構成要素にとって重要である。勾配システムは、特に勾配コイル又は増幅器のような関係する稼働中の構成要素が過熱すると、高負荷での走査中にその挙動がわずかに変わる。勾配システムの挙動におけるかかる変化は、空間符号化を提供する、生成された傾斜磁場に変化をもたらす。
MRIシステムは、幾つかの伝達関数によって特徴付けられる。多くの中でもとりわけ、勾配インパルス応答関数(GIRF:gradient impulse response function)は、最も基本的なもののうちの1つであるが、それは空間符号化及び画像品質に関係しているからである。GIRFは、勾配システムの線形で時間不変な(LTI:linear,time−invariant)物理的特性を反映している。GIRFは、勾配システムが生成すると考えられる理想的な勾配波形が、実際にどのように見えるか、又はそれぞれの磁場勾配によって励起されるスピンシステムによってどのように見られるかを示す。
伝達関数として、GIRFは、勾配システムの特性を特徴付けるための効率的なやり方を提供し、それは例えば、高負荷サイクルが勾配コイルの発熱を引き起こす場合、意図しない変化を受けやすい。
Vannesjo S.J.、Haeberlin M.、Kasper L.、Pavan M.、Wilm B.J.、Barmet C.、及びPruessmann K.P.は、「Gradient System Characterization by Impulse Response Measurements with a Dynamic Field Camera. Magn Reson Med.、第69巻、583〜593頁(2013年)」において、磁場カメラを使用して傾斜磁場を測定し、GIRFを決定する方法を示している。最も単純な形態の磁場カメラは、特定の勾配GIRF符号化波形が再生されている間に信号をサンプリングすることを可能にする、相異なるよく知られた空間位置に配置された小さなMR管を備える、多数のマイクロコイルからなる受信アレイである。De Zanche,N.、Barmet,C.、Nordmeyer−Massner,J.A.、及びPruessmann,K.P.によって、「NMR probes for measuring magnetic fields and field dynamics in Magnetic resonance imaging systems. Magn. Reson. Med.、第60巻、176〜186頁(2008年)」において示されているように、かかる磁場カメラはとりわけ、ソレノイドマイクロコイルによって提供される密結合検出器コイルを備える。検出器コイルは、前置増幅器、平衡シールド伝送線、及びインピーダンス整合ネットワークを備える、別個の読み出し線に接続されている。従って、磁場カメラは追加のハードウェア、特に追加のデータ取得ハードウェアを必要とし、それはMRIシステムをより複雑にし、システムコストを増大させる。
本発明は、独立請求項において、磁気共鳴イメージングシステム、コンピュータプログラムプロダクト、及び方法を提供する。実施形態が従属請求項において与えられる。
当業者には理解されるように、本発明の態様は、装置、方法又はコンピュータプログラムプロダクトとして具体化され得る。従って、本発明の態様は、全面的にハードウェア実施形態、全面的にソフトウェア実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)又は本明細書において全て一般的に「回路」、「モジュール」若しくは「システム」と称され得るソフトウェア及びハードウェア態様を組み合わせた実施形態の形態をとり得る。更に、本発明の態様は、コンピュータ可読媒体上で具現化されたコンピュータ実行可能コードを有する1つ又は複数のコンピュータ可読媒体において具体化されたコンピュータプログラムプロダクトの形態をとり得る。
1つ又は複数のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせが利用されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読ストレージ媒体でもよい。本明細書で使用される「コンピュータ可読ストレージ媒体」は、コンピューティングデバイスのプロセッサによって実行可能な命令を保存することができる任意の有形ストレージ媒体を包含する。コンピュータ可読ストレージ媒体は、コンピュータ可読非一時的ストレージ媒体と称される場合もある。コンピュータ可読ストレージ媒体はまた、有形コンピュータ可読媒体と称される場合もある。一部の実施形態では、コンピュータ可読ストレージ媒体はまた、コンピューティングデバイスのプロセッサによってアクセスされることが可能なデータを保存可能であってもよい。コンピュータ可読ストレージ媒体の例は、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ハードディスクドライブ、半導体ハードディスク、フラッシュメモリ、USBサムドライブ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、光ディスク、磁気光学ディスク、及びプロセッサのレジスタファイルを含むが、これらに限定されない。光ディスクの例は、例えば、CD−ROM、CD−RW、CD−R、DVD−ROM、DVD−RW、又はDVD−Rディスクといったコンパクトディスク(CD)及びデジタル多用途ディスク(DVD)を含む。コンピュータ可読ストレージ媒体という用語は、ネットワーク又は通信リンクを介してコンピュータデバイスによってアクセスされることが可能な様々な種類の記録媒体も指す。例えば、データは、モデムによって、インターネットによって、又はローカルエリアネットワークによって読み出されてもよい。コンピュータ可読媒体上で具現化されたコンピュータ実行可能コードは、限定されることはないが、無線、有線、光ファイバケーブル、RF等を含む任意の適切な媒体、又は上記の任意の適切な組み合わせを用いて送信されてもよい。
コンピュータ可読信号媒体は、例えばベースバンドにおいて又は搬送波の一部として内部で具体化されたコンピュータ実行可能コードを備えた伝搬データ信号を含んでもよい。このような伝搬信号は、限定されることはないが電磁気、光学的、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む様々な形態の何れかをとり得る。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読ストレージ媒体ではない及び命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって又はそれと関連して使用するためのプログラムを通信、伝搬、若しくは輸送できる任意のコンピュータ可読媒体でもよい。
「コンピュータメモリ」又は「メモリ」は、コンピュータ可読ストレージ媒体の一例である。コンピュータメモリは、プロセッサに直接アクセス可能な任意のメモリである。「コンピュータストレージ」又は「ストレージ」は、コンピュータ可読ストレージ媒体のさらなる一例である。コンピュータストレージは、任意の不揮発性コンピュータ可読ストレージ媒体である。ある実施形態において、コンピュータストレージはまた、コンピュータメモリであり、又はその逆である。
本明細書で使用される「プロセッサ」は、プログラム、マシン実行可能命令、又はコンピュータ実行可能コードを実行可能な電子コンポーネントを包含する。「プロセッサ」を含むコンピューティングデバイスへの言及は、場合により、2つ以上のプロセッサ又は処理コアを含むと解釈されるべきである。プロセッサは、例えば、マルチコアプロセッサである。プロセッサは、また、単一のコンピュータシステム内の、又は複数のコンピュータシステムの中へ分配されたプロセッサの集合体も指す。コンピュータデバイスとの用語は、各々が1つ又は複数のプロセッサを有するコンピュータデバイスの集合体又はネットワークを指してもよいと理解されるべきである。コンピュータ実行可能コードは、同一のコンピュータデバイス内の、又は複数のコンピュータデバイス間に分配された複数のプロセッサによって実行される。
コンピュータ実行可能コードは、本発明の態様をプロセッサに行わせるマシン実行可能命令又はプログラムを含んでもよい。本発明の態様に関する動作を実施するためのコンピュータ実行可能コードは、Java(登録商標)、Smalltalk、又はC++等のオブジェクト指向プログラミング言語及び「C」プログラミング言語又は類似のプログラミング言語等の従来の手続きプログラミング言語を含む1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれてもよい及びマシン実行可能命令にコンパイルされてもよい。場合によっては、コンピュータ実行可能コードは、高水準言語の形態又は事前コンパイル形態でもよい及び臨機応変にマシン実行可能命令を生成するインタプリタと共に使用されてもよい。
コンピュータ実行可能コードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアローンソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上で及び部分的にリモートコンピュータ上で、又は完全にリモートコンピュータ若しくはサーバ上で実行することができる。後者の場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)若しくは広域ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを通してユーザのコンピュータに接続されてもよい、又はこの接続は外部コンピュータに対して(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用したインターネットを通して)行われてもよい。
本発明の態様は、本発明の実施形態による方法、装置(システム)及びコンピュータプログラムプロダクトのフローチャート、図及び/又はブロック図を参照して説明される。フローチャート、図、及び/又はブロック図の各ブロック又は複数のブロックの一部は、適用できる場合、コンピュータ実行可能コードの形態のコンピュータプログラム命令によって実施され得ることが理解されよう。相互排他的でなければ、異なるフローチャート、図、及び/又はブロック図におけるブロックの組み合わせが組み合わせられてもよいことが更に理解される。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサを介して実行する命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実施するための手段を生じさせるようにマシンを作るために、汎用コンピュータ、特定用途コンピュータ、又は他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサへと提供されてもよい。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ可読媒体に保存された命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実施する命令を含む製品を作るように、コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置、又は他のデバイスにある特定の方法で機能するように命令することができるコンピュータ可読媒体に保存されてもよい。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ又は他のプログラム可能装置上で実行する命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実施するためのプロセスを提供するように、一連の動作ステップがコンピュータ、他のプログラム可能装置又は他のデバイス上で行われるようにすることにより、コンピュータ実施プロセスを生じさせるために、コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置、又は他のデバイス上にロードされてもよい。
本明細書で使用される「ユーザインタフェース」は、ユーザ又はオペレータがコンピュータ又はコンピュータシステムとインタラクトすることを可能にするインタフェースである。「ユーザインタフェース」は、「ヒューマンインタフェースデバイス」と称される場合もある。ユーザインタフェースは、情報若しくはデータをオペレータに提供することができる及び/又は情報若しくはデータをオペレータから受信することができる。ユーザインタフェースは、オペレータからの入力がコンピュータによって受信されることを可能にしてもよい及びコンピュータからユーザへ出力を提供してもよい。つまり、ユーザインタフェースはオペレータがコンピュータを制御する又は操作することを可能にしてもよい、及びインタフェースはコンピュータがオペレータの制御又は操作の結果を示すことを可能にしてもよい。ディスプレイ又はグラフィカルユーザインタフェース上のデータ又は情報の表示は、情報をオペレータに提供する一例である。キーボード、マウス、トラックボール、タッチパッド、指示棒、グラフィックタブレット、ジョイスティック、ゲームパッド、ウェブコム、ヘッドセット、ペダル、有線グローブ、リモコン、及び加速度計を介したデータの受信は、オペレータから情報又はデータの受信を可能にするユーザインタフェース要素の全例である。
本明細書で使用される「ハードウェアインタフェース」は、コンピュータシステムのプロセッサが外部コンピューティングデバイス及び/又は装置とインタラクトする及び/又はそれを制御することを可能にするインタフェースを包含する。ハードウェアインタフェースは、プロセッサが外部コンピューティングデバイス及び/又は装置へ制御信号又は命令を送ることを可能にしてもよい。ハードウェアインタフェースはまた、プロセッサが外部コンピューティングデバイス及び/又は装置とデータを交換することを可能にしてもよい。ハードウェアインタフェースの例は、ユニバーサルシリアルバス、IEEE1394ポート、パラレルポート、IEEE1284ポート、シリアルポート、RS−232ポート、IEEE488ポート、ブルートゥース(登録商標)接続、無線LAN接続、TCP/IP接続、イーサネット(登録商標)接続、制御電圧インタフェース、MIDIインタフェース、アナログ入力インタフェース、及びデジタル入力インタフェースを含むが、これらに限定されない。
本明細書で使用される「ディスプレイ」又は「ディスプレイデバイス」は、画像又はデータを表示するために構成された出力デバイス又はユーザインタフェースを包含する。ディスプレイは、視覚、音声、及び/又は触覚データを出力してもよい。ディスプレイの例は、コンピュータモニタ、テレビスクリーン、タッチスクリーン、触覚電子ディスプレイ、点字スクリーン、陰極線管(CRT)、蓄積管、双安定ディスプレイ、電子ペーパー、ベクターディスプレイ、平面パネルディスプレイ、真空蛍光ディスプレイ(VF)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、エレクトロルミネッセントディスプレイ(ELD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)、プロジェクタ、及びヘッドマウントディスプレイを含むが、これらに限定されない。
磁気共鳴(MR)データは、本明細書においては、磁気共鳴イメージングスキャン中に磁気共鳴装置のアンテナによって原子スピンにより発せられた無線周波数信号の記録された測定結果として定義される。磁気共鳴データは、医療画像データの一例である。磁気共鳴イメージング(MRI)画像は、本明細書においては、磁気共鳴イメージングデータ内に含まれる構造的データ、特に解剖学的データの、再構成された2次元又は3次元視覚化として定義される。この視覚化は、コンピュータを使用して行うことができる。
本明細書で使用される並列イメージング方法は、磁気共鳴イメージングのために複数の受信コイルを使用するイメージング方法を包含する。データを並列にサンプリングするRFコイルのアレイから得られた空間情報は、通常、傾斜磁場、典型的には位相符号化勾配によって行われる空間符号化の一部を、実行するために使用される。従って、MRI取得時間は、より速い勾配の切替、又はさらなるRF電力の投入を必要とせずに、スピードアップされる。更に、並列イメージングは、相異なる空間位置から生じる磁気共鳴信号を解明するために使用される。並列イメージング方法の例は、空間高調波のk空間同時取得(SMASH:simultaneous acquisition of spatial harmonics)、一般化された自己較正部分並列取得(GRAPPA:generalized autocalibrating partially parallel acquisitions)、及び画像領域での感度符号化(SENSE:sensitivity encoding)である。
SENSE再構成技法は、雑誌の記事である、Pruessmann等、「SENSE: sensitivity encoding for fast MRI」、Magnetic Resonance in Medicine、第42巻、952〜962頁(1999年)で紹介された。SENSE再構成を示す用語は、よく知られており、多くの検討記事の主題であり、磁気共鳴イメージングの標準テキストに提示されている。例えば、Elsevier Academic Pressが2004年に出版したBernstein等による、「Handbook of MRI Pulse Sequences」527〜531頁に、SENSE再構成技法についての検討が記載されている。
一態様において、本発明は、イメージングボリューム内に置かれた対象者の原子核の磁気スピンを方向付けるために、主磁場を生成する、磁気共鳴イメージング磁石、及びイメージングボリューム内の原子核のスピンの磁気共鳴信号を空間符号化するための傾斜磁場を生成する、少なくとも1つの磁場勾配システムを備える、磁気共鳴イメージングシステムを提供する。勾配システムは、勾配増幅器及び勾配コイルを備える。
磁気共鳴イメージングは、対象者から情報を取得する間に、位置依存の磁場をもたらす、勾配コイルを必要とする。一般に、勾配システムは、空間内で完全に線形に変化し、磁気共鳴イメージングシステムを制御するプロセッサからの要求に正確に従う、磁場を作り出すように設計される。しかし、勾配システムによって生成された傾斜磁場は完全ではない。最も注目すべきことに、勾配要求を切り替えるとき、MRシステム内の全ての導電構造体が、渦電流を引き起こす。こうした渦電流は、様々な時定数で減衰する、過渡的な磁場安定化の挙動を引き起こす。この挙動は線形であるという仮定の下で、この挙動は、勾配インパルス応答関数の形で表すことができる。
それぞれの挙動を熟知していれば、要求は事前に補正される、或いは磁気共鳴画像を再構成するときに、この挙動の予め定義された理想的な挙動からの偏差が考慮に入れられる。それぞれの挙動についての知識が不十分であると、画像品質が劣化する。
磁気共鳴イメージングシステムは、重ね合わされる、3つの相異なる直交方向の3つの相異なる傾斜磁場を生成するために使用される、3つの勾配コイルを備える。従って、以下において傾斜磁場を参照するとき、それぞれの傾斜磁場は、実際には、2つ以上の勾配コイルによって生成される、2つ以上の傾斜磁場の重ね合わせである。磁気共鳴イメージングシステムは更に、並列イメージングを使用して磁気共鳴データを取得するよう構成された、複数のコイル素子をもつコイルアレイを具備する、無線周波数システムを備える。複数のコイル素子は、別個に磁気共鳴データを取得するよう構成される。つまり、複数のコイル素子は、無線信号を独立して送信及び/又は受信するよう構成されるように構成されている。
勾配システムは更に、要求勾配波形にプリエンファシスをかけるよう構成される駆動ユニットを備える。
磁気共鳴イメージングシステムは更に、マシン実行可能命令及びパルスシーケンスコマンドを記憶するメモリを備える。パルスシーケンスコマンドは、磁気共鳴データを並列イメージングプロトコルに従って取得するために、磁気共鳴イメージングシステムを制御するよう構成される。
パルスシーケンスコマンドは、磁気共鳴イメージングシステムの一部によって直接実行可能な命令の形であるか、又は磁気共鳴イメージングシステムの構成要素を直接制御するための、かかる命令にコンパイル若しくは変換されたタイミングシーケンス等の、データの形である。
磁気共鳴イメージングシステムは、磁気共鳴イメージングシステムを制御するためのプロセッサを更に備える。マシン実行可能命令の実行は、プロセッサに、パルスシーケンスコマンドの第1の組を使用して、受動局所プローブの第1の群から、同時に第1の磁気共鳴データをコイル素子によって取得するように、磁気共鳴イメージングシステムを制御させる。受動プローブは、例えば検出器コイルと同様に、それ自体には、プローブから磁気共鳴データを取得するための、どんなデータ取得ハードウェアをも備えていない。本開示によれば、受動局所プローブからの磁気共鳴データはむしろ、磁気共鳴画像を生成するために走査されるべき対象者からの磁気共鳴データを取得するためにまた使用される、コイルアレイを使用して取得される。従って、受動局所プローブは、どんな追加の磁気共鳴データ取得ハードウェアをも備えていない。受動局所プローブの第1の群は、互いから離間して配置された、複数の受動局所プローブを備える。磁気共鳴イメージングシステムは更に、並列イメージングプロトコルを使用して、個々の局所プローブからの第1の磁気共鳴データへの寄与を解明し、局所プローブからの第1の磁気共鳴データを使用して、磁気共鳴イメージングシステムのための、勾配システムの勾配インパルス応答関数を計算するよう制御される。勾配インパルス応答関数は、級数展開を使用して計算される。つまり、勾配インパルス応答関数は、特定の空間次数の寄与までの精度で計算される。従って、勾配インパルス応答関数は、例えば球面調和関数等のような、適切な1組の空間基底関数に拡張される。磁気共鳴イメージングシステムは更に、勾配インパルス応答関数を使用して、勾配システムの挙動の、予め定義された挙動からの偏差を補償するための補正値を決定するよう制御される。
磁気共鳴イメージングシステムは更に、対象者の磁気共鳴画像を生成するために、補正値を適用するよう制御される。GIRFは、勾配鎖全体、すなわち磁場勾配の実際の形態に寄与するハードウェア全体の、物理的特性をマッピングする。勾配鎖全体は、例えば波形生成、プリエンファシス、勾配増幅、フィルタリングから生じる寄与、並びにケーブル特性、システム自体及びシステムの渦電流等から生じる寄与を考慮に入れた勾配システムを含む。最適化されたMR画像品質を得るのを助けるように、MRの再構成において考慮されるべき潜在的な補正値が、GIRFから導き出される。GIRFは更に、磁気共鳴イメージングシステムを適切に駆動するために使用される。かかる補正値は、磁気共鳴画像を再構成するときに、所期の値からの偏差を補償するために、GIRFに関する所期の値を実際に測定された値と比較し、考慮されるべき補正されるハードウェア設定及び/又は補正係数を判断することによって、導き出される。
磁気共鳴画像を生成することは、コイル素子によって、パルスシーケンスコマンドの第2の組を用いて、対象者から第2の磁気共鳴データを取得すること、及び第2の磁気共鳴データを用いて対象者の磁気共鳴画像を再構成することを含む。
マシン実行可能命令は、パルスシーケンスデータを含む。本明細書で使用されるパルスシーケンスデータは、特定の磁気共鳴イメージングプロトコルに従って磁気共鳴データを取得するように、磁気共鳴イメージングシステムを制御するために使用されるデータを包含する。パルスシーケンスデータは、磁気共鳴イメージングシステムを制御するための、例えば、実行されるコマンドの形態であるか、又はプログラムによってコマンドに変換されるタイミング図又はタイミング情報の形態である。
実施形態は、交差項を含む、GIRFの全周波数スペクトルを短い測定時間で測定することが可能な、費用効率の高い磁気共鳴イメージングシステムを提供する、有益な効果を有する。
GIRFは、複数の局所プローブからの同時応答に基づいて測定される。並列イメージングに基づく空間選択的な励起及び信号符号化は、プローブのうちの幾つかを同時に励起するため、且つこの複数のプローブからの個々の信号の寄与を解明するために使用される。それによって、複数の同時に励起された受動局所プローブからのMR信号が、生成され読み出される。受動局所プローブは、例えば、複数の物理的ファントムプローブの形態で、又はコモンの(一般的な、共通の)物理的プローブ内、例えば、ファントム内又は走査される物体の生体内で励起された、複数の仮想δプローブの形態で提供される。すなわち、仮想δプローブは、GIRFが評価されるべき勾配方向に対して、横方向のわずかな広がり(例えば、薄いスライス)を有するボリュームを励起することによって、又はGIRFが評価されるべき勾配方向に対して、横方向の空間分布をもって励起することによって形成される。物理的なδプローブは、無線周波数で励起された単に非常に小さなボリュームの物質であるか、又は緩和磁気共鳴信号からのより大きなボリュームの物質が、その感度のボリュームの非常にわずかな広がりをもつ(マイクロ)受信コイルを用いて取得される。物理的ファントムプローブは、ハードRFパルスを印加することで、磁気共鳴イメージングシステムのRFシステムによって同時に励起される。ハードパルスは、時間領域でRECT関数のように整形されたパルスである。ハードパルスは、空間選択又はスペクトル選択が必要とされないときに使用され、パルス長を非常に短くすることができるので便利である。ハードRFパルスで得られるプローブからの応答信号に基づいて、GIRFが決定される。複数の物理的ファントムプローブからのMR信号は、空間分離のために展開され、それによってこうした複数の供給源のデータからのGIRFの推定をサポートする。
このように、磁気共鳴システムの勾配インパルス応答関数(GIRF)を決定するための簡単で効率的な磁場監視システムが提供され、特にGIRFを判断するのに必要な測定時間を短縮する、GIRFの効率的な決定を可能にする。複数の勾配方向のための、且つ線形よりも高い空間次数までのGIRF測定が達成される。従って、実施形態は、GIRFを測定するために、統合された検出器コイルのような追加のハードウェアを必要とせずに、磁場カメラによる手法を置き換える。これは、磁気共鳴イメージングシステムの既存の並列受信ハードウェアを使用し、特に、ほぼリアルタイムでのGIRFマッピングを可能にする、短い全走査時間で高い空間次数に対しても効率的なGIRFマッピングを容易にするための、同時マルチバンド励起と組み合わせて使用することによって、達成される。SENSE、GRAPPA、又はSMASH等のような並列イメージングは、信号の展開に使用され、利点は、受信コイルとして使用される無線周波数システムの複数のコイル素子から得られる。
一例によれば、受動局所プローブの第1の群は、少なくとも3つの受動局所プローブを備え、勾配インパルス応答関数は少なくとも2次の寄与まで計算される。3つ以上の受動局所プローブを使用することで、磁気共鳴イメージングシステムによって複数の勾配の重ね合わせが生成されるときに、一度に2つ以上の傾斜磁場のマッピングが可能になる。更にそれは、例えばy勾配チャネルを切り替えることによってもたらされる傾斜磁場のx成分等の、相互作用を取り込むことを可能にする。
一例によれば、受動局所プローブは、磁気共鳴イメージングシステム内に配置されたコモンの物理的プローブ内で、互いから離間して励起された、複数の仮想δプローブを備える。GIRFを効率的に決定するために、磁気共鳴イメージングシステムに組み込まれるべき追加の要素として必要とされるのは、せいぜいコモンの物理的プローブなので、これは有益である。δプローブは、少なくとも1つの空間方向に制限された広がりを有するプローブである。制限された広がりは、GIRFを決定するときに、それぞれの広がりの影響が所望の精度に対して無視できるように選択される。例えば、制限された広がりは、5mm以下程度、例えば2mmである。δプローブは、例えば、小さな物理的ファントムプローブによるスライスの形態で提供される。複数のδプローブの励起を可能にするために、物理的ファントムは細長い形状を有する。
一例によれば、物理的プローブはファントムプローブである。これは、ファントムプローブの大きさ及び位置が、仮想δプローブを励起するために、且つ/又はGIRFを特徴付けるデータを取得するために最適化されるので、有益である。
一例によれば、物理的プローブは、磁気共鳴画像が生成されるべき対象者である。これは、GIRFを効率的に決定するために、追加の要素を磁気共鳴イメージングシステム内に組み込む必要がないので、有益である。
一例によれば、受動局所プローブは、磁気共鳴イメージングシステム内で互いから離間して配置されている、複数の物理的ファントムプローブを備える。これは、空間的に非選択的なパルスシーケンス、例えば、ハードパルスが、全ての受動局所プローブを同時に励起するために使用されるので、有益である。
一例によれば、受動ファントムプローブは球形を有し、正多面体の角に配置される。これは、受動ファントムプローブの対称形状、及びその配置により、受動ファントムプローブから受信された磁気共鳴信号の不均一性が減少し、GIRFの正確な測定を可能にするので、有益である。例によれば、磁気共鳴イメージングシステムは、支持体、特に均質な支持体を備え、その中に受動ファントムプローブが配置される。支持体は、磁気的に不活性であり、受動ファントムプローブの磁化率と等しい磁化率を有する。受動ファントムプローブは、磁気共鳴化合物、例えば、ドープされた水を含む。例によれば、均質な支持体は、受信コイルアレイ内に収まるように構成される。
一例によれば、パルスシーケンスコマンドの第1の組は、受動局所プローブを空間的に非選択的に励起し、並列イメージングに基づいて、得られた第1の磁気共鳴データを信号符号化するように構成される。これは、受動局所プローブの空間分離が、物理的ファントムプローブ間の分離をもたらされ、物理的ファントムプローブを励起するために単純なパルスシーケンスを使用することを可能にするので、有益である。
一例によれば、パルスシーケンスコマンドの第1の組は、受動局所プローブを空間選択的に励起し、並列イメージングに基づいて、得られた第1の磁気共鳴データを信号符号化するように構成される。これは、受動局所プローブの空間分離が、どんなハードウェアの修正又は補足をも必要としないパルスシーケンスによって制御されるので、有益である。
一例によれば、受動局所プローブの空間選択的な励起は、多次元又はマルチバンドの励起パルスを印加することを含む。更に、多次元マルチバンドRFパルスの形態の、2D又は3Dの極めて選択的なRFパルスは、空間的により良好に分離されたGIRF情報を得るために、仮想δプローブを局所的に励起することを可能にする。更に、こうした局所的な励起は、マルチバンド手法を使用して並列に実行することができ、受信した信号は、受信コイルの感度情報に基づく、例えばSENSE、GRAPPA、又はSMASHを使用して、個々のδプローブから受信信号の成分に空間的に分離することができる。さらなる例は、例えばPRESS又はSTEAMのような局所分光パルスシーケンスでよく知られる、空間選択スキームを使用する。
一例によれば、第1の磁気共鳴データの取得は、受動局所プローブに傾斜磁場を印加して、受動局所プローブからの磁気共鳴データの第1の組を測定することと、受動局所プローブに傾斜磁場を印加せずに、受動局所プローブからの磁気共鳴データの第2の組を測定することとを含み、ここで共鳴外れの寄与分が第1の磁気共鳴データから減算され、この減算は、第1の磁気共鳴データから磁気共鳴データの第2の組を減算することを含む。これは、このように、2つの測定値、すなわち、GIRFの課題を伴う第1のものとGIRFの課題を伴わない第2のものとによって、単一の勾配GIRFをマッピングすることが可能であるため、有益である。この2つの測定値は、リアルタイムでの用途を可能にするために、十分速く実行される。適切な位置で特徴付けられるべき勾配なしで、測定を繰り返すことで、さらなる信号評価の前に、共鳴外れのバイアスを減算することが可能になる。
一例によれば、この補正値は、第2の磁気共鳴データを取得するときの磁場の生成のために、且つ/又は第2の磁気共鳴データを用いた磁気共鳴画像の再構成のために印加される。これは、勾配を生成するために使用されるハードウェアの不完全性による磁場勾配の変形が、効率的に補償されるので、有益である。それぞれの変形は、それぞれの勾配を生成するための設定を調整することによって、バランスを取られる。例えば、ゼロ次変形は、復調周波数を変更することによって、又は磁石内の専用のB0補償コイルを使用して、均質なB0磁場に幾つかの追加の磁場成分を印加することによって、対処される。変形の線形成分は、例えば、適切な勾配へのプリエンファシス又は勾配の遅延を使用して、補正される。画像再構成において補正を利用することによって、磁場勾配の変形もまた考慮に入れられる。特に、2次以上のGIRFの、より高次の寄与は、再構成におけるかかる特別な処理によって、考慮に入れられる。
一例によれば、勾配インパルス関数への低周波の寄与を計算するために、パルスシーケンスコマンドの第1の組は、第1の磁気共鳴データを取得するときに、無線周波数パルスを繰り返し印加することによって、受動局所プローブを繰り返し励起するように構成される。これは、例えば200ミリ秒の間でゆっくり減衰する渦電流が、取り込まれるので、有益である。つまり、非常に低い周波数に属するGIRFへの寄与は、効率的に判断される。
一例によれば、磁気共鳴イメージングシステムは、受動局所プローブの第2の群を備え、受動局所プローブの第2の群は、磁気共鳴イメージングシステム内で互いから離間して配置される、複数の物理的ファントムプローブを備え、受動局所プローブを繰り返し励起することによって第1の磁気共鳴データを取得することは、インターリーブ方式で、受動局所プローブの第1の群及び第2の群を続いて励起することを含む。これにより、一方の群の物理的ファントムプローブは、他方の群のプローブ不感時間に励起されるので、高速な繰り返しが可能になる。受動局所プローブの一方の群でRF励起及び信号取得しながら、先にRF励起されていた受動局所プローブの他方の群では、T1緩和が起こる。従って、第1の群及び第2の群を一緒にしたものと同数の受動局所プローブを備える、単一のより大きな群と比較して、応答信号の取得時間が短縮される。取得時間を短縮することによって、取得された応答信号におけるT2緩和効果も同様に低減される。取得時間が長い場合、物理的ファントムプローブ内の磁化の有限の寿命、すなわち有限のスピン−スピン緩和時間T2によって問題が引き起こされる。有限のT2は、GIRF測定の周波数分解能を制限する。すなわち、GIRFへの低周波の寄与の判断を複雑にする、又は妨げることさえある。この制限は、使用される物理的ファントムプローブの相異なる群の間の切替を可能にすることによって、克服される。切替により、非常に短い時間規模でのインターリーブ/多重化が可能になる。特定のδプローブ及び幾つかの信号後処理のために、送信RFを専ら隠すことができる、本明細書に記載の局所並列送信又は他の仕組みを使用することで、勾配応答の連続監視が可能となる。
一例によれば、取得時間を更に短縮するために、受動局所プローブの3つ以上の群、例えば、4つ、5つ、又は6つの群がインターリーブ方式で使用される。
一例によれば、RF励起される個々の群の選択は、空間選択的な励起を使用することによって、例えば、選択された群の受動局所プローブのみが励起されるように、RF励起磁場の空間分布を制御するマルチチャネルRF励起によって、又はそれぞれの受動局所プローブの制御可能なシールド及びシールド解除によって、実施される。
一例によれば、制御可能なシールド構造体を備える受動局所プローブのそれぞれの群は、そのそれぞれの群が、その群のシールド構造体を制御することによって選択される場合、例えば10マイクロ秒と非常に短いハードRFパルスを使用することによって励起される。RFパルスの間、磁場監視システムには見えていないが、勾配システムが例えば20kHzまでで周波数制限されているという仮定を使用して、使用されるアレイの測定された位相は、連続的な監視を可能にする相異なる空間次数で補間される。RFパルスのための不感時間は、例えば10〜50マイクロ秒程度である。励起期間を可能な限り短く保つために、仮想δプローブの生成に使用されるような選択勾配を印加することなく、物理的ファントムプローブが使用され、それによって、例えば、継続時間およそ1ミリ秒〜10ミリ秒の励起処理という結果になる。励起期間を可能な限り短く保つことによって、多重化が容易になる。
本発明では、プローブの一方の群でRF励起及び信号取得できながら、先にRF励起されていたプローブの別の群で、T1緩和を起こす。従って、プローブのより大きな群からの応答信号の取得時間が短縮され、取得された応答信号におけるT2緩和効果は、より少なくなる。かかる設定のために、物理的なδプローブの含水量は、短縮されたRFパルス相互の合間で、上述のT1緩和を容易にする設計によって、適切に適応されなければならない。
GIRF又は少なくとも同じものの近似値を導き出すために、一連の勾配パルス及び短い、すなわちハードな(超)広帯域のRF励起によって、磁気共鳴信号が誘起される。誘起された磁気共鳴信号は、受信され、個々の物理的ファントムプローブの個々の信号の寄与に解明される。例えば、この解明は、例えば、SENSEのような並列イメージング技法によって行われる。
一例によれば、受動局所プローブの第1及び第2の群の受動局所プローブは、制御可能なシールド構造体を備え、励起される受動局所プローブの群は、シールド構造体を制御することによって選択される。
それぞれの受動局所プローブは、シールド構造体内に配置される。シールド構造体は、シールド構造体の容量又はインダクタンスのどちらか一方を変化させる外部スイッチによって操作される。従って、シールド構造体はRFシールドから透過に、及びその逆に変わる。一例によれば、このシールド構造体は、小さいコイルによって提供される。一例によれば、このシールド構造体は、共振器コイルの形態で提供される。共振器は、共振周波数に同調され、従って、RFパルスによって生成された外部RF磁場を増幅する。同じ群の受動局所プローブのシールド構造体は、同じ群に属する全ての受動局所プローブが、磁気共鳴イメージングシステムによって駆動される簡単な電子機器を使用して、同時に同調及び離調されるように、同時に制御される。
一例によれば、シールド構造体は、受動局所プローブの周辺に配置される、B0リフティングコイルの形態で提供される。B0リフティングコイルは、他の切り替えられていないシールド構造体を妨害することなく、励起のための磁気共鳴状態から外れて、RFパルスの間に非常に局所的にB0磁場をシフトさせることができる。従って、切り替えられていないシールド構造体内に配置された、他の全ての受動局所プローブは、RFパルスによって励起される。
さらなる一態様では、本発明は、磁気共鳴イメージングシステムを制御するための、磁気共鳴イメージングシステムのプロセッサによる実行のためのマシン実行可能命令を含む、コンピュータプログラム製品を提供する。磁気共鳴イメージングシステムは、イメージングボリューム内に置かれた対象者の、原子核の磁気スピンを方向付けるために、主磁場を生成する、磁気共鳴イメージング磁石、及びイメージングボリューム内の原子核のスピンの磁気共鳴信号を空間符号化するための傾斜磁場を生成する、少なくとも1つの磁場勾配システムを備える。勾配システムは、勾配増幅器及び勾配コイルを備える。磁気共鳴イメージングシステムは更に、並列イメージングを利用して磁気共鳴データを取得するよう構成された、複数のコイル素子をもつコイルアレイを具備する、無線周波数システムを備える。マシン実行可能命令の実行は、プロセッサに、パルスシーケンスコマンドの第1の組を使用して、互いから離間して配置される複数の受動局所プローブから同時に第1の磁気共鳴データをコイル素子によって取得するように、磁気共鳴イメージングシステムを制御させ、並列イメージングプロトコルを使用して、個々の局所プローブからの第1の磁気共鳴データへの寄与を解明する。磁気共鳴イメージングシステムは更に、局所プローブからの第1の磁気共鳴データを使用して、磁気共鳴イメージングシステムのために、勾配システムの勾配インパルス応答関数を計算するよう制御される。更に磁気共鳴イメージングシステムは、勾配インパルス応答関数を使用して、勾配システムの挙動の、予め定義された挙動からの偏差を補償するため補正値を適用するように制御される。磁気共鳴画像を生成することは、コイル素子によって、パルスシーケンスコマンドの第2の組を用いて、対象者から第2の磁気共鳴データを取得することと、第2の磁気共鳴データを用いて対象者の磁気共鳴画像を再構成することとを含む。
コンピュータプログラム製品は、特に、既にインストール済みの実行可能な命令の組の更新のために、またここで特許請求される方法に従って、プロセッサが、磁気共鳴イメージングシステムを操作することができるように、使用される。
さらなる一態様では、本発明は、磁気共鳴イメージングシステムを操作する方法を提供する。磁気共鳴イメージングシステムは、イメージングボリューム内に置かれた対象者の、原子核の磁気スピンを方向付けるために、主磁場を生成する、磁気共鳴イメージング磁石、及びイメージングボリューム内の原子核のスピンの磁気共鳴信号を空間符号化するために、傾斜磁場を生成する、少なくとも1つの磁場勾配システムを備える。勾配システムは、勾配増幅器及び勾配コイルを備える。磁気共鳴イメージングシステムは更に、並列イメージングを利用して磁気共鳴データを取得するよう構成された、複数のコイル素子をもつコイルアレイを具備する無線周波数システム、並びにマシン実行可能命令及びパルスシーケンスコマンドを記憶するメモリを備える。パルスシーケンスコマンドは、磁気共鳴データを並列イメージングプロトコルに従って取得するために、磁気共鳴イメージングシステムを制御するよう構成される。更に、磁気共鳴イメージングシステムは、磁気共鳴イメージングシステムを制御するためのプロセッサを備える。この方法は、パルスシーケンスコマンドの第1の組を使用して、複数の受動局所プローブから同時に、コイル素子によって第1の磁気共鳴データを取得するステップを有し、ここで局所プローブは、互いから離間して配置される。この方法は更に、並列イメージングプロトコルを使用して、個々の局所プローブからの第1の磁気共鳴データへの寄与を解明するステップと、局所プローブからの第1の磁気共鳴データを使用して、磁気共鳴イメージングシステムのために、勾配システムの勾配インパルス応答関数を計算するステップとを有する。この方法は更に、勾配インパルス応答関数を使用して、勾配システムの挙動の、予め定義された挙動からの偏差を補償するための補正値を決定するステップと、対象者の磁気共鳴画像を生成するために、その補正値を適用するステップとを有する。磁気共鳴画像を生成するステップは、コイル素子によって、パルスシーケンスコマンドの第2の組を用いて、対象者から第2の磁気共鳴データを取得するステップ、及び第2の磁気共鳴データを使用して対象者の磁気共鳴画像を再構成するステップを有する。
以下において、本発明の好適な実施形態が、単なる例として次の図面を参照して説明される。
例示的な磁気共鳴イメージングシステムの概略図である。 第1の例示的な方法のブロック図である。 例示的なマルチスライス励起の概略図である。 例示的なマルチスライス励起の概略図である。 第1の物理的プローブアレイの概略図である。 第1の物理的プローブアレイの概略図である。 第1の例示的なパルスシーケンスの概略図である。 第2の例示的な方法のブロック図である。 第2の例示的なパルスシーケンスの概略図である。 第2の物理的プローブアレイの概略図である。 第3の例示的な方法のブロック図である。 第3のパルスシーケンスの概略図である。 第3の物理的プローブアレイの概略図である。 同調されシールドする共振器の概略図である。 第4のパルスシーケンスの概略図である。
これらの図において類似の参照番号を付された要素は、等価な要素であるか、同じ機能を実行するかの何れかである。先に考察された要素は、機能が等価である場合は、後の図においては必ずしも考察されない。
図1は、本発明の実施形態による、磁気共鳴イメージングシステム100の一例を示す。磁気共鳴イメージングシステム100は、磁石102を備える。磁石102内に、イメージングボリューム104がある。イメージングボリューム104は、磁石102の磁場が、磁気共鳴イメージングを実行するのに十分均一な領域である。対象者106は、イメージングボリューム104内に位置する対象者106の一部を含め、対象者支持体108上に載っていることが分かる。対象者支持体108は、対象者支持体108、及びイメージングボリューム104を通して対象者106を動かすことができる、任意選択のアクチュエータ121に取り付けられている。やはり磁石102のボア内に、磁場勾配コイル110がある。磁場勾配コイル110は通常、x方向、y方向、及びz方向用の、3つの別個の勾配コイルシステムを有する。通常はz方向が、イメージングボリューム104内で、磁力線に整列されている。勾配増幅器112が、磁場勾配コイル110に接続されて、図示されている。
イメージングボリューム104の上に、コイル素子を備えるコイルアレイ114がある。コイルアレイ114が、コイル素子と共に図示されている。アンテナ素子の実際の数及びその配置空間は、コイルアレイ114によって画像化されている幾何形状に依存する。それぞれのコイル素子は、RF信号を送信及び/又は受信するよう構成される。コイルアレイ114は、無線周波数トランシーバ116に接続されている。ある実施形態において、無線周波数トランシーバ116は、別個の送信機及び受信機に置き換えられる。勾配増幅器112及び無線周波数トランシーバ116の両方が、コンピュータ120のハードウェアインタフェース122に接続される。例によると、ボディコイル(図示せず)が、RF信号の送信及び/又は受信のために追加される。
更に、ある実施形態によると、少なくとも1つの物理的ファントムプローブ115が提供される。実施形態によると、複数の物理的ファントムプローブ115が設けられる。代替の実施形態によると、追加の物理的ファントムプローブ115は設けられない。後者の場合、物理的ファントムプローブはむしろ、対象者106自身の形で提供される。物理的ファントムプローブ115が追加される場合、例えば同じものがイメージングボリューム104内で、コイル素子114の近傍又はコイル素子114のうちの1つの中に、好ましくは対象者106がそこにいない間に配置され、対象者106がイメージングボリューム104に入る前に横に移動される、又は完全に取り除かれる。更に、物理的ファントムプローブ115が、制御可能なシールド構造体を備える場合、それぞれのシールド構造体は同様に、コンピュータ120のハードウェアインタフェース122に接続される(図示せず)。
コンピュータ120内で、プロセッサ124は、ハードウェアインタフェース122に命令を送信し、またハードウェアインタフェース122から命令を受信することができる。ハードウェアインタフェース122を用いて、プロセッサ124は、勾配システムを含む磁気共鳴イメージングシステム100の動作及び機能を制御することができる。プロセッサ124はまた、磁気共鳴イメージングのデータ表示又は描画のために、ユーザに適応される、ユーザインタフェース126に接続される。ユーザインタフェース126はまた、磁気共鳴イメージングシステム100の動作のために、ユーザからコマンド又は命令を受信するよう適応される。プロセッサ124はまた、コンピュータメモリ130に接続される。単一のコンピュータ120及び単一のプロセッサ124が図示されているが、コンピュータ及びプロセッサという用語は、複数のコンピュータ及び/又はプロセッサを指すことを理解されたい。
コンピュータメモリ130の中に、第1及び第2のパルスシーケンス132、134が記憶される。本明細書で使用されるパルスシーケンス132は、磁気共鳴イメージングシステム100を動作させ、複数の受動局所プローブから磁気共鳴データを取得し、GIRFの成分を計算するための、1組の命令を包含する。本明細書におけるパルスシーケンス134は、1つ又は複数の磁気共鳴画像を再構成するために、対象者106の磁気共鳴データを取得する、1組の命令を含む。メモリ136は更に、パルスシーケンス132を印加するときに、受信された信号を解明する、並列イメージングプロトコルを実施するための、1組の命令136を有する。並列イメージングプロトコルは、例えば、SENSE、GRAPPA、又はSMASHを使用する。メモリ136は特に、複数の受動局所プローブにパルスシーケンス132を印加することによって得られる、勾配システムの挙動の典型、例えばGIRFを記憶するよう構成される。
図2は、勾配インパルス応答関数を決定するための、例示的な方法を示す。ブロック200において、第1の磁気共鳴データは、磁気共鳴イメージングシステムのコイル素子を使用して、複数の受動局所プローブから同時に取得される。ブロック202において、個々の局所プローブからの第1の磁気共鳴データへの寄与が、並列イメージングプロトコルを使用して解明される。ブロック204において、勾配システムの勾配インパルス応答関数は、局所プローブからの第1の磁気共鳴データを使用して計算される。ブロック206において、勾配インパルス応答関数を使用して、勾配システムの挙動の、予め定義された挙動からの偏差を補償するための補正値が決定される。ブロック208において、対象者の磁気共鳴画像を生成するために、補正値が適用される。磁気共鳴画像を生成するステップは、イメージングボリューム内に位置し、走査されるべき対象者からの、第2の磁気共鳴データを取得するステップを有する。パルスシーケンスコマンドの第2の組は、コイル素子によって第2の磁気共鳴データを取得し、第2の磁気共鳴データを使用して、対象者の磁気共鳴画像を再構成するために使用される。この補正値は、例えば生成されている磁場を修正するよう、ハードウェア設定に適用されるか、又は例えば第2の磁気共鳴データからの磁気共鳴画像の再構成を修正するよう、ソフトウェア設定に適用される。
図3A及び図3Bは、測定を加速させるための基本原理を概説する、例示的なマルチスライス励起を示す。図3Aは、水ファントムプローブ300の、第1のマルチスライス励起を示す。説明のために楕円形で描かれている水ファントムプローブ300において、2つの別個の単一スライスの選択的な試みが実行される。ファントムプローブ300内で、7つの仮想δプローブ302が、互いから離間されて同時に生成される。例によれば、δプローブ302は、等距離に配置される。別の例によれば、δプローブ302は、等距離でなく配置される。各δプローブ302は、ファントムプローブ300の長手方向軸に対して垂直に延出するスライス304に対応する。さらなる例によれば、ファントムプローブは球形である。球形である場合、δプローブは、自由に選択される球形の共通の径方向に対して垂直にその全てが配置される、スライスに対応する。スライスの選択的な励起の後、勾配波形、例えばチャープ勾配パルスが印加される。勾配パルスなしでこの測定を繰り返すことで、δプローブの位置での、共鳴外れのバイアスを特徴付けることが可能になる。信号減算後、例えば多重周波数評価のような信号評価は、ゼロ次、1次、及び2次の空間次数項を抽出するのに十分な次数をモデル化するために、7つの位置からの処理された応答に当てはめて行われる。既存の7つの仮想δプローブ302の、より高次の項でさえも抽出される。このように、例えばチャープ勾配の形態での、磁場勾配のあるなしにかかわらず、マルチバンドRF励起パルスシーケンスを使用して、2つの測定を実行することによって、例えば2次又は3次までで、GIRFマッピングにとっては十分である。小さい円306によって示される、使用されるフェーズドアレイから受信された磁気共鳴信号に基づいて、そして例えばマルチバンドSENSE再構成プロトコルを使用して、7つの個々のスライスの全てに対する個々の信号の寄与が分離される。
図3Aは、ただ1つの勾配方向をマッピングする、1次元マルチバンド励起を使用する例を示す。かかる手法は、例えば、シーケンス負荷が読み取り勾配上にあり、そのリアルタイムの特徴付けが、画像再構成を最適化するのに十分である、マルチスライスEPI fMRI用途において有用である。
図3Bは、第2の例示的なマルチスライス励起の概略図を示す。図3Bにおける設定の開示は、追加のファントムプローブ300の代わりに、走査されるべき対象者310が、δプローブ312が生体内で励起される、コモンの物理的プローブとして使用されるという点で、図3Aに示すものと異なる。更に、例えば7つのδプローブ312は、マルチバンドRF励起パルスシーケンスを使用して、スライス314を励起することによって生成される。生じる磁気共鳴信号は、小さな円316によって示されるフェーズドアレイから受信され、例えばマルチバンドSENSE再構成プロトコルを使用して分離される。個々のスライス内の横方向の磁化の寿命が十分に長く、ボクセル内位相分散が無視できる場合は、例えば患者等の、実際に走査されるべき対象者310が適所にいる間に、図3Aに関して上述したツーショット手法もまた適用される。
図3A及び図3Bに示される例に対するさらなる改良は、2次元符号化のためのさらなる空間方向を対象とするスピンエコー型の試みへの、1次元マルチバンド励起の組込みである。かかる手法は、δプローブの2次元アレイを生成し、それによって2つ以上の物理チャネルを、同時に稼働中に測定することを可能にする。
複数の空間的に閉じ込められたδプローブが励起されている場合、その信号は、磁気共鳴データの取得を達成するために、大きなNコイルアレイと線形推定手法との組み合わせを使用する、逆イメージング手法の要素もまた含む、純粋な1次元マルチバンド用途で使用されるものより一般的な、SENSE方程式に対する解を用いて分離される。
図4は、第1の物理的プローブアレイ400を示す。プローブアレイ400は、支持体406内に位置し、ドープされた水が充填された球402、402’の形で提供される、物理的ファントムプローブの一群を備える。図4の実施形態は、正4面体404の形である多面体の角に、4つの球402、402’を備える。球402’は、支持体406の裏側に配置されている。他の例によれば、物理的ファントムプローブ402、402’は、8面体又は立方体の角に分布しており、ここで、物理的ファントムプローブの数は、使用されるそれぞれの多面体の角の数に対応することが好ましい。球402、402’の直径は5mmである。実施形態によれば、球402、402’の直径は、2mm〜10mmである。
その支持体400の全体の大きさは、それが一般的に入手可能な市販の、例えばヘッドコイルのような、RFコイルに適合するように構成される。一例によれば、支持体400は、ドープされた水が充填された球402、402’が配置されている空隙を含む、均質体の形態で提供される。一例によれば、均質な支持体400は、磁気共鳴活性プロトンを含まないが、水の磁化率と同様の磁化率を有する空隙を除いて、質量球の形態で提供される。例えば支持体400は、例えばポリメチルメタクリレート(PMMA:polymethyl methacrylate)のような、プラスチックでできている。支持体400は、4つ以上、例えば6つ又は8つ等の、ドープされた水が充填された球402、402’が配置される、球400周辺に位置する空隙を有する。球の直径は、例えば200mmであり、190mm〜210mmの間隔を空けて、又は175mm〜225mmの間隔を空けて、備えられる。
球形プローブ402、402’を有する支持体400は、磁気共鳴イメージングシステムの受信コイル内、例えばヘッドコイル内に配置される。一例によれば、支持体400とそれぞれの受信コイルとの相対位置を規定する、位置決めデバイスが提供される。球形プローブ402、402’からの信号は、ハードRFパルスと同様に勾配パルスを再生することによって誘起される。こうした、例えば4つの球402、402’からのそれぞれの信号は、磁気共鳴イメージングシステムの受信コイルによって受信され、SENSEのような技法を使用して解明される。それによって、球形プローブ402、402’のそれぞれからの信号の寄与が再構成される。得られた信号の周波数は、球形プローブ402、402’の位置における傾斜磁場を示している。
図5は、第1の例示的なパルスシーケンス500を示し、一方図6は、パルスシーケンス500を印加する方法を示す。GIRFの全周波数のスペクトラムを、十分な精度をもって、すなわち高周波の寄与並びに低周波の寄与を考慮に入れて測定するために、スペクトラムの様々な部分の測定に最適化された様々なパルスシーケンスを使用して、複数回の測定が実行される。例えば、高周波に最適化されたパルスシーケンスと、低周波に最適化された測定とが実行される。図5は、高周波の寄与を測定するのに最適化された、第1の例示的なパルスシーケンス500を示す。パルスシーケンス500を使用して、高周波の寄与を測定する方法は、以下の通りである。
ブロック520において、ハードRFパルス502が送信される。ブロック522において、全てのコイル素子によって受信された信号のサンプリングADC506が開始され、ドープされた水を充填された球のそれぞれに属する、個々の信号が計算される。ハードRFパルス502の送信とサンプリング506の開始との時間の隙間は、図4Aの支持体の材料の数回のT2に対応する。
ブロック524において、それからGIRFが判断されるべき勾配チャネルGのために、勾配パルスが送信される。勾配G504は、例えば三角の形状を有する。ドープされた水が充填された球402,402’の形の、サイズの小さい、例えば直径5mmの物理的ファントムプローブを選択するために、低い勾配G504が印加される。高周波のGIRFへの寄与を測定するために、勾配G504は、長さが例えば200マイクロ秒と、短い。
それぞれの水の球に属する信号の位相は、小さいパルスを仮定すると、サンプルの時間までにRFパルスの中心から生じた、その球の位置における実際の磁場の積分値を示す。ブロック526において、個々の水の球に属する信号が計算される。ブロック528において、磁場の積分値を使用して、磁場が計算される。ブロック530において、4面体の4つの点における所与の物理的ファントムプローブ、磁場のB0成分、Gx成分、Gy成分、及びGz成分が判断される。この方法は、残る2つの勾配チャネルに対して繰り返される。例によれば、この方法は更に、どんな勾配も駆動されることなしに繰り返される。
図7は、第2の例示的なパルスシーケンス600を示し、一方図8は、パルスシーケンス600を印加する方法を示す。パルスシーケンス600を使用して、低周波の寄与を測定する方法は、以下の通りである。
ブロック620において、それからGIRFが判断されるべき勾配チャネルGのために、勾配パルスが送信される。勾配G602は、例えば三角の形状を有する。勾配G602は、例えば100ミリ秒の長さを有する。ブロック622において、ハードRFパルス604が送信される。ブロック624において、全てのコイル素子によって、応答信号がADC606でサンプリングされる。ブロック626において、個々の水の球に属する信号が計算される。それぞれの水の球に属する信号の位相は、小さいパルスを仮定すると、サンプルの時間までにRFパルスの中心から生じた、それぞれの球の位置における実際の磁場の積分値を示す。ブロック628において、磁場の積分値を使用して、磁場が計算される。ブロック630において、4面体の4つの点における所与の物理的ファントムプローブ、磁場のB0成分、Gx成分、Gy成分、及びGz成分が判断される。最長の応答効果を測定するのに十分な時間が経過するまで、ステップ622から630を繰り返す。
例えば5mmの直径を有する、水を充填された球の形で提供される物理的ファントムプローブを考えてみると、その球内のスピンは、約50ミリ秒内で位相分散する。水は、ほぼ同じ時間のT1/T2の値にまでドープされる。GIRFが例えば1秒までに決定されるべきである場合、それぞれの勾配パルスの後に、低周波の寄与の測定のために、約20回の励起が行われなければならない。例えば2秒等、しばらく経った後、同じことが、異なる勾配方向に対して、又は勾配インパルス応答関数の非常に長く残る成分に、より良好に焦点を合わせることを可能にする、異なる強度及び異なる長さに対して実行される。従って、GIRFの構成要素の完全なセットは、線形の次数まで、約16秒で決定される。この時間規模は、勾配システムの熱時定数をはるかに下回る。多くの熱状態に対してGIRF取得を繰り返すことによって、勾配システムの挙動の完全な特徴付けが達成される。
例によれば、図6及び図8の方法は、物理的ファントムプローブの位置を決定するための1組の局所測定によって先行される。それぞれの局所測定は、勾配を、低いが一定の値に切り替えること、数秒間待つこと、次いでハードRFパルスを与えること、及びその結果の周波数を測定することからなる。その結果の周波数は、勾配座標における、切り替えられた勾配の方向における位置を提供する。1組の局所測定は、x、y及びz勾配に対する局所を測定すること、及びやはりどんな勾配も駆動することなく、すなわちx、y及びzの位置を確立することからなる。
図9は、第2の物理的プローブアレイ700を示す。GIRFを測定するために使用される受動局所プローブは、複数の物理的ファントムプローブ702の形態で提供され、物理的ファントムプローブ702は互いから離間して配置され、フェーズドアレイの受信を使用して局所的に分離される。ここでは、8面体704の角に配置された、8つの物理的ファントムプローブ702が示されている。
図10は、図9の物理的プローブアレイ700を使用してGIRFを測定するための、第3のパルスシーケンス800を示す。GIRFを測定するために使用されるパルスシーケンス800は、チャープ勾配パルスの形のチャープ勾配G、ハードRFパルス、及びADCを有する。ハードRFパルスは、全ての物理的ファントムプローブ702が励起されるように、非選択的である。個々の物理的ファントムプローブ702の応答信号は、コイル素子によって与えられるフェーズドアレイコイルを使用して測定され、ここでADCは、それぞれのコイル素子に対して個々に動作する。
図11は、受動局所プローブ901、901の2つの相異なる群を使用する多重測定の基本原理を示す、第3の物理的プローブアレイ900を示す。第1の群は、受動局所プローブ901を含み、第2の群は、受動局所プローブ902を含む。ここでは、それぞれの群が、4つの物理的ファントムプローブ901及び902をそれぞれに含む。物理的ファントムプローブ901、902が、8面体904の角に配置されている。受動局所プローブ901、902の相異なる群は、適切な空間形状の送信RF磁場を使用して、選択的に励起される。それによって、送信中のRFへの曝露は、局所的に制限されている。これは、並列送信(pTx:parallel transmission)及び局所pTxコイル、すなわちコイル素子の適切で複雑な重ね合わせによって達成され、その結果、B1シミングが得られる。
別の例によれば、全体的なRF磁場は、それぞれが励起されるか又は励起されない局所プローブの群の、受動局所プローブ901、902の近くで、一時的、局所的に増幅又はシールドされる。受動局所プローブ901、902のシールド及びシールド解除のために、例えば図12に示すような、磁気共鳴イメージングシステムによって駆動される適切なスイッチが使用される。それによって、相異なる群の複数の受動局所プローブ901、902は、非常に短い時間規模で動作中に、区別され多重化され、不感時間がかなり短いという結果をもたらす。
図12は、同調されシールドする共振器1004を備える、物理的ファントムプローブ1002を示す。物理的ファントムプローブ1002は、コイル1004を具備する共振回路1000を備える。コイル1004は、キャパシタ1006及びダイオード1008と、動作可能に接続されている。コイル1004は、外部RF磁場を1桁を超えて増幅する。従って、励起は、1°のRFパルスを用いて実行され、その結果、周囲のコイル1004が共振するように同調されているとき、物理的ファントムプローブ1002内で例えば30°の著しい励起が生じる。それによって、磁場集束効果が実施される。ピンダイオード1008を駆動することによって、例えば電気的に又は光によって、回路1000の容量は変化する。それによって、共振回路1000は、磁場集束効果がそれぞれオン及びオフに切り替えられるように、迅速に同調又は離調される。物理的ファントムプローブ1002は、共鳴していない離調されたコイル1004内に配置され、著しく励起されることはない。従って、励起されない、又はあまり励起されていない物理的ファントムプローブ1002は、熱平衡状態に緩和することができる。コイル1004は、外部磁場を増幅するためにのみ、オン及びオフを切り替えられる。コイル1004を介して、磁気共鳴データを取得することはない。
図13は、図12のシールドを備える、図11の物理的プローブアレイ900を使用してGIRFを測定するための、第4のパルスシーケンス1100を示す。受動局所プローブの一方の群をサンプリングする間、受動局所プローブの他方の群でT1緩和が起こり、次の励起に続くことを可能にする。従って、GIRFの測定プロセスは、受動局所プローブの2つの群の間を交互にすることによって実行される。ほんの短い非選択的なRF励起パルスが使用されるという事実のために、図11の2つの群のシステムは、切り替えられる勾配システムの相異なる空間次数の位相コヒーレンスに従うことができる。
本発明は、図面及び前述の記載において詳細に図示及び説明されたが、このような図示及び記載は、説明的又は例示的であって限定するものではないと見なされるべきである。すなわち本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。
開示された実施形態のその他の変形が、図面、本開示及び添付の請求項の検討から、請求項に係る発明を実施する当業者によって理解されて実現され得る。請求項において、「comprising(含む、備える)」という単語は、他の要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は、複数を除外するものではない。単一のプロセッサ又は他のユニットが請求項に記載された幾つかのアイテムの機能を果たす。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に用いられないことを示すものではない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に若しくは他のハードウェアの一部として供給される光記憶媒体又はソリッドステート媒体等の適当な媒体に保存/分配されてもよいが、インターネット又は他の有線若しくは無線の電気通信システムを介して等の他の形式で分配されてもよい。請求項における任意の参照符号は、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
100 磁気共鳴イメージングシステム
102 磁石
104 イメージングボリューム
106 対象者
108 対象者支持体
109 勾配増幅器
110 磁場勾配コイル
112 勾配増幅器
114 コイル素子
115 受動局所プローブ
116 無線周波数トランシーバ
118 アクチュエータ
120 コンピュータ
122 ハードウェアインタフェース
124 プロセッサ
126 ユーザインタフェース
130 コンピュータメモリ
132 第1のパルスシーケンス
134 第2のパルスシーケンス
136 SENSEプロトコル
300 物理的プローブ
302 δプローブ
304 スライス
306 別個の受信されたMR信号
310 物理的プローブ
312 δプローブ
314 スライス
316 別個の受信されたMR信号
400 1組の受動プローブ
402 受動局所プローブ
402’ 受動局所プローブ
404 正4面体
406 支持体
500 パルスシーケンス
502 RFパルス
504 勾配パルス
506 サンプリングパルス
600 パルスシーケンス
602 RFパルス
604 勾配パルス
606 サンプリングパルス
700 1組の受動プローブ
702 受動局所プローブ
704 多面体
800 パルスシーケンス
900 1組の受動プローブ
901 第1アレイの受動局所プローブ
902 第2アレイの受動局所プローブ
904 多面体
1000 共振回路
1002 受動局所プローブ
1004 シールド
1006 キャパシタ
1008 ダイオード
1100 パルスシーケンス

Claims (17)

  1. イメージングボリューム内に位置する対象者の原子核の磁気スピンを方向付けるために、主磁場を生成する、磁気共鳴イメージング磁石と、
    前記イメージングボリューム内の原子核のスピンの磁気共鳴信号を空間符号化するための傾斜磁場を生成する、少なくとも1つの磁場勾配システムであって、勾配増幅器及び勾配コイルを備える、磁場勾配システムと、
    並列イメージングを利用して磁気共鳴データを取得する、複数のコイル素子をもつコイルアレイを具備する、無線周波数システムと、
    マシン実行可能命令及びパルスシーケンスコマンドを記憶するメモリであって、前記パルスシーケンスコマンドは、並列イメージングプロトコルによって前記磁気共鳴データを取得するように前記磁気共鳴イメージングシステムを制御する、メモリと、
    前記磁気共鳴イメージングシステムを制御するプロセッサとを備え、
    前記マシン実行可能命令の実行は、
    前記パルスシーケンスコマンドの第1の組を使用して、互いから離間して配置される複数の受動局所プローブを備える受動局所プローブの第1の群から、前記コイル素子によって、第1の磁気共鳴データを同時に取得することと、
    前記並列イメージングプロトコルを使用して、個々の前記受動局所プローブからの前記第1の磁気共鳴データへの寄与を解明することと、
    前記磁気共鳴イメージングシステムのために、前記受動局所プローブからの前記第1の磁気共鳴データを使用して、前記磁場勾配システムの勾配インパルス応答関数を計算することと、
    前記勾配インパルス応答関数を使用して、前記磁場勾配システムの挙動の、予め定義された挙動からの偏差を補償するための補正値を決定することと、
    前記対象者の磁気共鳴画像を生成するために、前記補正値を適用することとを実行させるように、前記プロセッサによって、前記磁気共鳴イメージングシステムを制御し、
    前記磁気共鳴画像を生成することは、前記コイル素子によって、前記パルスシーケンスコマンドの第2の組を用いて、前記対象者からの第2の磁気共鳴データを取得することと、前記第2の磁気共鳴データを使用して、前記対象者の前記磁気共鳴画像を再構成することとを含む、磁気共鳴イメージングシステム。
  2. 受動局所プローブの前記第1の群は、少なくとも3つの前記受動局所プローブを備え、前記勾配インパルス応答関数の前記計算は、少なくとも2次の寄与まである、請求項1に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  3. 前記受動局所プローブは、前記磁気共鳴イメージングシステム内に配置されたコモンの物理的プローブ内に、空間選択的に励起され、互いから離間して配置された、複数の仮想δプローブを備える、請求項1又は2に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  4. 前記コモンの物理的プローブは、ファントムプローブである、請求項3に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  5. 前記コモンの物理的プローブは、前記磁気共鳴画像が生成されるべき前記対象者である、請求項3に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  6. 前記受動局所プローブは、前記磁気共鳴イメージングシステム内に、互いから離間して配置された、複数の物理的ファントムプローブを備える、請求項1又は2に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  7. 前記物理的ファントムプローブは、球形を有し、正多面体の角に配置される、請求項6に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  8. パルスシーケンスコマンドの前記第1の組は、前記受動局所プローブを空間的に非選択的に励起し、並列イメージングに基づいて、得られた前記第1の磁気共鳴データを信号符号化する、請求項6又は7に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  9. パルスシーケンスコマンドの前記第1の組は、前記受動局所プローブを空間選択的に励起し、並列イメージングに基づいて、得られた前記第1の磁気共鳴データを信号符号化する、請求項1乃至7の何れか一項に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  10. 前記受動局所プローブの、空間選択的な前記励起は、多次元又はマルチバンドの励起パルスを印加することを含む、請求項9に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  11. 前記第1の磁気共鳴データの前記取得は、前記受動局所プローブに前記傾斜磁場を印加して、前記受動局所プローブからの磁気共鳴データの第1の組を測定することと、前記受動局所プローブに前記傾斜磁場を印加せずに、前記受動局所プローブからの磁気共鳴データの第2の組を測定することとを含み、共鳴外れの寄与分が前記第1の磁気共鳴データから減算され、前記減算は、前記第1の磁気共鳴データから磁気共鳴データの前記第2の組を減算することを含む、請求項1乃至10の何れか一項に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  12. 前記補正値は、前記第2の磁気共鳴データを取得するときの磁場の生成、及び/又は前記第2の磁気共鳴データを用いた前記磁気共鳴画像の前記再構成に適用される、請求項1乃至11の何れか一項に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  13. 前記勾配インパルス関数への低周波の寄与を計算するために、前記パルスシーケンスコマンドの前記第1の組は、前記第1の磁気共鳴データを取得するときに、無線周波数パルスを繰り返し印加することによって、前記受動局所プローブを繰り返し励起する、請求項6乃至12の何れか一項に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  14. 前記磁気共鳴イメージングシステムは、受動局所プローブの第2の群を備え、受動局所プローブの前記第2の群は、前記磁気共鳴イメージングシステム内で互いから離間して配置される、複数の物理的ファントムプローブを備え、前記受動局所プローブを繰り返し励起することによって前記第1の磁気共鳴データを取得することは、インターリーブ方式で、受動局所プローブの前記第1の群及び前記第2の群を続いて励起することを含む、請求項13に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  15. 受動局所プローブの前記第1の群及び前記第2の群の前記受動局所プローブは、制御可能なシールド構造体を備え、励起される受動局所プローブの群は、前記シールド構造体を制御することによって選択される、請求項14に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  16. 磁気共鳴イメージングシステムを制御するための、前記磁気共鳴イメージングシステムのプロセッサによる実行のためのマシン実行可能命令を含むコンピュータプログラムであって、前記磁気共鳴イメージングシステムは、イメージングボリューム内に位置する対象者の原子核の磁気スピンを方向付けるために、主磁場を生成する磁気共鳴イメージング磁石と、前記イメージングボリューム内の原子核のスピンの磁気共鳴信号を空間符号化するために、傾斜磁場を生成する少なくとも1つの磁場勾配システムであって、勾配増幅器と勾配コイルとを備える磁場勾配システムと、複数のコイル素子をもつコイルアレイを具備し、並列イメージングを利用して磁気共鳴データを取得する無線周波数システムとを備え、前記マシン実行可能命令の実行は、
    パルスシーケンスコマンドの第1の組を使用して、前記コイル素子によって、互いから離間して配置される複数の受動局所プローブから同時に第1の磁気共鳴データを取得することと、
    並列イメージングプロトコルを使用して、個々の前記受動局所プローブからの前記第1の磁気共鳴データへの寄与を解明することと、
    前記磁気共鳴イメージングシステムのために、前記受動局所プローブからの前記第1の磁気共鳴データを使用して、前記磁場勾配システムの勾配インパルス応答関数を計算することと、
    前記勾配インパルス応答関数を使用して、前記磁場勾配システムの挙動の、予め定義された挙動からの偏差を補償するための補正値を決定することと、
    前記対象者の磁気共鳴画像を生成するために、前記補正値を適用することとを実行させるように、前記プロセッサによって、前記磁気共鳴イメージングシステムを制御させ、
    前記磁気共鳴画像を生成することは、前記パルスシーケンスコマンドの第2の組を用いて、前記コイル素子によって、前記対象者からの第2の磁気共鳴データを取得することと、前記第2の磁気共鳴データを使用して、前記対象者の前記磁気共鳴画像を再構成することとを含む、コンピュータプログラム。
  17. 磁気共鳴イメージングシステムの作動方法であって、前記磁気共鳴イメージングシステムは、イメージングボリューム内に位置する対象者の原子核の磁気スピンを方向付けるために、主磁場を生成する磁気共鳴イメージング磁石と、前記イメージングボリューム内の原子核のスピンの磁気共鳴信号を空間符号化するために、傾斜磁場を生成する少なくとも1つの磁場勾配システムであって、勾配増幅器及び勾配コイルを備える、磁場勾配システムと、並列イメージングを利用して磁気共鳴データを取得する、複数のコイル素子をもつコイルアレイを具備する、無線周波数システムと、マシン実行可能命令及びパルスシーケンスコマンドを記憶するメモリであって、前記パルスシーケンスコマンドは、並列イメージングプロトコルによる前記磁気共鳴データを取得するために、前記磁気共鳴イメージングシステムを制御する、メモリと、前記磁気共鳴イメージングシステムを制御するプロセッサとを備え、前記方法は、
    前記パルスシーケンスコマンドの第1の組を使用して、前記コイル素子によって、互いから離間して配置される複数の受動局所プローブから同時に第1の磁気共鳴データを取得するステップと、
    前記並列イメージングプロトコルを使用して、個々の前記受動局所プローブからの前記第1の磁気共鳴データへの寄与を解明するステップと、
    前記磁気共鳴イメージングシステムのために、前記受動局所プローブからの前記第1の磁気共鳴データを使用して、前記磁場勾配システムの勾配インパルス応答関数を計算するステップと、
    前記勾配インパルス応答関数を使用して、前記磁場勾配システムの挙動の、予め定義された挙動からの偏差を補償するための補正値を決定するステップと、
    前記対象者の磁気共鳴画像を生成するために、前記補正値を適用するステップと
    を有し、前記磁気共鳴画像を生成するステップは、前記コイル素子によって、前記パルスシーケンスコマンドの第2の組を用いて、前記対象者からの第2の磁気共鳴データを取得するステップと、前記第2の磁気共鳴データを使用して、前記対象者の前記磁気共鳴画像を再構成するステップとを有する、方法。
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