JP6608492B1 - ネットワークシステムおよび通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害物があった場合でも飛行ユニットが取得した情報を利用しやすいネットワークシステムを提供する。【解決手段】通信装置300と、通信装置300と無線通信可能な第1の飛行ユニット100と、第1の飛行ユニット100と無線通信可能な少なくとも1つの第2の飛行ユニット200と、を備えるネットワークシステム1が提供される。第1の飛行ユニット100が通信装置300との間に障害物が少ない位置を飛行する。第1の飛行ユニット100を中継器として利用することによって少なくとも1つの第2の飛行ユニット200と通信装置300とが通信する。【選択図】図1

Description

本発明は、飛行ユニットを利用して各種の情報を取得するための技術に関する。
ドローンなどの飛行ユニットを利用して各種データを取得する技術が知られている。たとえば、特表2018−508903号公報(特許文献1)には、ドローンなどの遠隔制御機械と地上局との間でコマンド及び映像ストリームを伝送するシステムが開示されている。特許文献1によると、ドローンなどの遠隔制御飛行機と地上局との間でコマンド及び映像ストリームを伝送するシステムは、セルラー通信ネットワークを少なくとも部分的に実現する、飛行機と地上局との間の双方向リンクであって、飛行機側のセルラーモデムによって保証されており、一方では、カメラ及び映像符号化モジュールによって生成された圧縮映像ストリームを伝達し、他方では、移動制御コマンド及び飛行データ又は遠隔制御飛行機の操縦の特性を含むグループに属する情報を伝達する双方向リンクと、セルラー通信ネットワークの実現によって引き起こされるリンクの性能レベル及び接続形態の可変性を考慮しながらリンクを維持することを保証することができる双方向リンクを管理する手段とを含む。長距離ドローンに適用できる。
特表2018−508903号公報
本発明の目的は、障害物があった場合でも飛行ユニットが取得した情報を利用しやすいネットワークシステムを提供することにある。
本発明の一態様に従うと、通信装置と、通信装置と無線通信可能な第1の飛行ユニットと、第1の飛行ユニットと無線通信可能な少なくとも1つの第2の飛行ユニットと、を備えるネットワークシステムが提供される。第1の飛行ユニットが通信装置との間に障害物が少ない位置を飛行する。第1の飛行ユニットを中継器として利用することによって少なくとも1つの第2の飛行ユニットと通信装置とが通信する。
以上のように、本発明によれば、障害物があった場合でも飛行ユニットが取得した情報を利用しやすいネットワークシステムが提供される。
第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示す正面図である。 第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示す平面図である。 第1の実施の形態にかかる端末の画面例を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる第1の小型飛行ユニット100の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる第2の小型飛行ユニット200の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるサーバ400の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末500の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示す平面図である。 第4の実施の形態にかかる第1のネットワークシステム1の全体構成を示す正面図である。 第4の実施の形態にかかる第2のネットワークシステム1の全体構成を示す平面図である。 第4の実施の形態にかかる第3のネットワークシステム1の全体構成を示す正面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステムの全体構成>
図1および図2を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。ネットワークシステム1は、主たる装置として、第1の小型飛行ユニット100と、第2の小型飛行ユニット200と、通信装置300と、サーバ400と、端末500などを含む。
第1の小型飛行ユニット100は、温室内で飛行可能であって、第2の小型飛行ユニット200と、通信装置300と、無線通信可能である。本実施の形態においては、無線通信として、高速であるが植物群落のような障害物の回避は苦手であるWi−Fi(登録商標)を利用するが、他の規格を利用するものであってもよい。
第2の小型飛行ユニット200は、温室内で飛行可能であって、第1の小型飛行ユニット100と無線通信可能である。
通信装置300は、温室内に配置され、インターネットやキャリア網などを介して、サーバ400と通信可能である。
サーバ400は、インターネットやキャリア網を介して、通信装置300やユーザの通信端末500と通信可能である。サーバ400は、育成支援サービスなどを運営するものであって、各地の農場から送られてくる栽培植物600に関するデータに基づいて、畑毎や畝毎や場所毎の育成状態や環境情報などを農家であるユーザの通信端末500に提供する。
本実施の形態にかかる温室700においては、植物600が複数の列に栽培されている。以下では、複数の列の各々を群落ともいう。
<ネットワークシステムの動作概要>
次に、図1および図2を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。本実施の形態においては、まず、第2の小型飛行ユニット200が、主に、植物600の群落と群落の間を飛行する。第2の小型飛行ユニット200は、植物600の背丈よりも低い高さを飛行しながら、植物600の画像や色を取得したり、植物600の温度を測定したりする。
第2の小型飛行ユニット200は、Wi−Fi(登録商標)通信によって、取得した各種のデータを第1の小型飛行ユニット100に送信する。第1の小型飛行ユニット100は、第2の小型飛行ユニット200から受信したデータを、Wi−Fi(登録商標)通信によって通信装置300に送信する。通信装置300は、有線通信または無線通信によって、LANやインターネットやキャリア網などを介して当該データをサーバ400にアップロードする。サーバ400は、当該データに基づいて、農場や温室毎に、育成状態や環境情報を演算する。サーバ400は、インターネットやキャリア網などを介して、演算結果をユーザの通信端末500に提供する。
これによって、ユーザの通信端末500は、画面に、温室内の場所毎の育成状態や環境情報を表示することができる。たとえば、図3に示すように、通信端末500は、サーバ400からのデータに基づいて、温室700内の群落における温度の分布を等高線で示したり、植物600が発する水分量の分布を等高線で示したり、植物の色合いの分布を表示したり、異常であると判断した場合のエラー情報を出力したりする。
つまり、本実施の形態においては、第2の小型飛行ユニット200は、植物600の背丈よりも低い位置を飛行するため、第2の小型飛行ユニット200と通信装置300との通信にとって当該群落が障害となることがあるが、第2の小型飛行ユニット200が取得したデータを第1の小型飛行ユニット100を介して通信装置300に送信することができるため、第2の小型飛行ユニット200が取得した画像データなども高速で通信装置300まで伝達することができる。以下では、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の各部について詳細に説明する。
<第1の小型飛行ユニット100の構成>
図4を参照して、ネットワークシステム1を構成する第1の小型飛行ユニット100の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる第1の小型飛行ユニット100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、操縦用カメラ150と、通信インターフェイス160と、GNSS(Global Navigation Satellite System)アンテナ170と、飛行装置180と、第2のカメラ190とを含む。
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、第1の小型飛行ユニット100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、各種の処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)などによって実現され、第1の小型飛行ユニット100に内包されているものであってもよいし、第1の小型飛行ユニット100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、第1の小型飛行ユニット100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、その他の本実施の形態にかかる育成支援サービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
操作部140は、ユーザなどからの操作を受け付けて、各種の命令をCPU110に入力する。
操縦用カメラ150は、たとえば進行方向の映像を取得してCPU110に入力する。CPU110が、通信インターフェイス160を介して当該映像をリモコンに送信することによって、ユーザは第1の小型飛行ユニット100を遠隔で操縦することができる。
通信インターフェイス160は、第2の小型飛行ユニット200や通信装置300などの他の装置と無線通信する。特に、本実施の形態においては、通信インターフェイス160は、第2の小型飛行ユニット200からのデータを通信装置300やサーバ400に転送し、逆に通信装置300からのデータを第2の小型飛行ユニット200に転送する。
GNSSアンテナ170は、複数のGNSS衛星からの信号を取得して、CPU110にうけわたす。CPU110は、GNSS信号に基づいて、第1の小型飛行ユニット100の現在位置や姿勢などを取得する。
飛行装置180は、モータやプロペラなどから構成され、CPU110からの指令に基づいて、第1の小型飛行ユニット100自身を浮遊させたり移動させたり、つまり飛行させる。
第2のカメラ190は、たとえば地上の映像や第2の小型飛行ユニット200の映像を取得してCPU110に入力する。CPU110が、通信インターフェイス160を介して当該映像をリモコンに送信することによって、ユーザは第2の小型飛行ユニット200を遠隔で操縦することができる。
<第2の小型飛行ユニット200の構成>
図5を参照して、ネットワークシステム1を構成する第2の小型飛行ユニット200の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる第2の小型飛行ユニット200は、主たる構成要素として、CPU210と、メモリ220と、操作部240と、操縦用カメラ250、通信インターフェイス260と、GNSSアンテナ270と、飛行装置280と、各種センサ290を含む。
CPU210は、メモリ220に記憶されているプログラムを実行することによって、第2の小型飛行ユニット200の各部を制御する。たとえば、CPU210は、メモリ220に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、各種の処理を実行する。
メモリ220は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、第2の小型飛行ユニット200に内包されているものであってもよいし、第2の小型飛行ユニット200の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、第2の小型飛行ユニット200からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ220は、CPU210によって実行されるプログラムや、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータ、その他の本実施の形態にかかる育成支援サービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
操作部240は、ユーザなどからの操作を受け付けて、各種の命令をCPU210に入力する。
操縦用カメラ250は、たとえば進行方向の映像を取得してCPU210に入力する。CPU210が、通信インターフェイス260を介して当該映像をリモコンに送信することによって、ユーザは第2の小型飛行ユニット200を遠隔で操縦することができる。
通信インターフェイス260は、第1の小型飛行ユニット100などの他の装置と無線通信する。たとえば、CPU210は、通信インターフェイス260を利用することによって、第1の小型飛行ユニット100を介して通信装置300やサーバ400などの他の装置と各種のデータをやり取りする。
GNSSアンテナ270は、複数のGNSS衛星からの信号を取得して、CPU210にうけわたす。CPU210は、GNSS信号に基づいて、第2の小型飛行ユニット200の現在位置や姿勢などを取得する。
飛行装置280は、モータやプロペラなどから構成され、CPU210からの指令に基づいて、第2の小型飛行ユニット200自身を浮遊させたり移動させたり、つまり飛行させる。
各種センサ290は、画像センサつまりカメラ291や、赤外線温度センサ292や、温湿度センサ293などを含む。各種センサ290は、取得した画像データや、測定データをCPU210に受け渡す。
本実施の形態においては、CPU210は、各種センサ290で取得したデータと、GNSS機能を利用して取得した位置や方向とを、通信インターフェイス260を介して第1の小型飛行ユニット100に送信する。これによって、第1の小型飛行ユニット100は、温室700における位置毎の第2の小型飛行ユニット200による測定データを通信装置300に転送することができる。
<通信装置300の構成>
通信装置300は、第1の小型飛行ユニット100と無線通信を行ったり、サーバ400と優先通信または無線通信を行ったりする。なお、通信装置300が、無線通信可能なサーバやパーソナルコンピュータやタブレットやスマートフォンなどであってもよい。
<サーバ400の構成>
図6を参照して、ネットワークシステム1を構成するサーバ400の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかるサーバ400は、主たる構成要素として、CPU410と、メモリ420と、操作部440と、通信インターフェイス460とを含む。
CPU410は、メモリ420に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ400の各部を制御する。たとえば、CPU410は、メモリ420に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、各種の処理を実行する。
メモリ420は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、サーバ400に内包されているものであってもよいし、サーバ400の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ400からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ420は、CPU410によって実行されるプログラムや、CPU410によるプログラムの実行により生成されたデータ、その他の本実施の形態にかかる育成支援サービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
操作部440は、サービスの管理者などからの操作を受け付けて、各種の命令をCPU410に入力する。
通信インターフェイス460は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して、第2の小型飛行ユニット200が取得した測定データや画像データなどを通信装置300などの他の装置から受信して、CPU410に受け渡す。逆に、通信インターフェイス460は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して計算結果や測定結果のグラフなどを端末500などの他の装置に送信する。
<ユーザの通信端末500の構成>
次に、図7を参照して、ネットワークシステム1を構成するユーザの通信端末500の構成の一態様について説明する。通信端末500は、主たる構成要素として、CPU510と、メモリ520と、ディスプレイ530と、操作部540と、通信インターフェイス560と、スピーカ570などを含む。
CPU510は、メモリ520あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末500の各部を制御する。
メモリ520は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ520は、CPU510によって実行されるプログラムや、CPU510によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ400から受信したデータ、操作部540を介して入力されたデータなどを記憶する。
ディスプレイ530は、CPU510からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。たとえば、CPU510は、通信インターフェイス560を介してサーバ400から受信した測定結果や画像データなどに基づいて、図3に示すような育成支援のための各種情報をディスプレイ530に表示する。
なお、第2の小型飛行ユニット200が取得した測定データの加工や解析やグラフの作成などは、サーバ400が行う形態に限らず、温室700近傍の通信装置300やユーザが有する通信端末500で処理されてもよい。
操作部540は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU310に入力する。なお、ディスプレイ530と操作部540とは、タッチパネルを構成してもよい。
通信インターフェイス560は、無線LAN通信あるいは有線LANなどの通信モジュールによって実現される。通信インターフェイス560は、有線通信あるいは無線通信によってサーバ400などの他の装置との間でデータを送受信する。
スピーカ470は、CPU410からの信号に基づいて、音声を出力する。
<第2の実施の形態>
上記の実施の形態においては、第1の小型飛行ユニット100と第2の小型飛行ユニット200とが、共にGNSS機能を利用して自身の位置を取得するものであった。しかしながら、このような形態には限られない。
たとえば、第1の小型飛行ユニット100がGNSS機能を利用して、第2の小型飛行ユニット200がGNSSを有していなくてもよい。そして、第1の小型飛行ユニット100が、第2の小型飛行ユニット200からデータを受信した際に、自身を基準とした第2の小型飛行ユニット200の相対位置を計算して、当該相対位置と第2の小型飛行ユニット200からのデータと第1の小型飛行ユニット100の位置とを通信装置300に送信してもよい。
あるいは、図8に示すように、温室700内に基準位置を設けて、当該基準位置のアンテナ800が取得したGNSS信号に基づいて、第1の小型飛行ユニット100の正確な位置を取得してもよい。すなわち、RTK−GNSS測量を行ってもよい。あるいは、衛星を利用せずに、単に、基準位置のアンテナ800を利用して、第1の小型飛行ユニット100や第2の小型飛行ユニット200の基準位置からの相対位置を取得するだけでもよい。あるいは、温室700に複数のビーコンを配置するなどして、単に温室700における第1の小型飛行ユニット100の位置や第2の小型飛行ユニット200の位置を特定する形態であってもよい。
なお、第1の小型飛行ユニット100の現在位置や姿勢などの計算は、第1の小型飛行ユニット100で処理してもよいし、通信装置300やサーバ400や通信端末500で処理してもよい。同様に、第2の小型飛行ユニット200の現在位置や姿勢などの計算は、第1の小型飛行ユニット100や第2の小型飛行ユニット200で処理してもよいし、通信装置300やサーバ400や通信端末500で処理してもよい。
なお、基準アンテナ800は温室700内に配置する形態に限らず、温室700の外に配置してもよい。さらには、第1の小型飛行ユニット100が温室700の外を飛行してもよい。さらには、ネットワークシステム1は温室700に限らず、屋外の農場で利用されてもよい。
<第3の実施の形態>
第1の小型飛行ユニット100や第2の小型飛行ユニット200の操縦に関しては、第1の小型飛行ユニット100や第2の小型飛行ユニット200のユーザがリモコンで遠隔制御するものであってもよいし、予め第1の小型飛行ユニット100や第2の小型飛行ユニット200の飛行経路を登録しておき第1の小型飛行ユニット100や第2の小型飛行ユニット200が当該飛行経路に沿って自動的に飛行してもよい。
この場合には、第2の小型飛行ユニット200の飛行に合わせて第1の小型飛行ユニット100が追従して飛行したり、第1の小型飛行ユニット100の飛行に合わせて第2の小型飛行ユニット200が追従して飛行したり、同じ時刻に互いに近傍を飛行するように制御することが好ましい。
なお、第1の小型飛行ユニット100がカメラ190を搭載することによって上空から第2の小型飛行ユニット200とその周囲を撮影し、当該画像データに基づいて第2の小型飛行ユニット200の飛行を制御してもよい。たとえば、第1のユーザが第1の小型飛行ユニット100を遠隔操作しながら、第2のユーザは第1の小型飛行ユニット100が取得した画像データに基づいて第2の小型飛行ユニット200を操縦することができる。なお、第1の小型飛行ユニット100やサーバ400が第1の小型飛行ユニット100が取得した画像データに基づいて第2の小型飛行ユニット200を操縦してもよい。
<第4の実施の形態>
上記の実施の形態においては、1つの温室700内に1つの第1の小型飛行ユニット100と1つの第2の小型飛行ユニット200とを飛行させるものであったが、1つの温室内に複数の第1の小型飛行ユニット100と複数の第2の小型飛行ユニット200とを1対1で飛行させてもよい。
第1の小型飛行ユニット100と第2の小型飛行ユニット200とは1対1には限られない。たとえば、図9に示すように、1つの第1の小型飛行ユニット100が複数の第2の小型飛行ユニット200A,200Bの通信装置300との通信を中継してもよい。この場合は、1つの第2の小型飛行ユニット200が所定のデータの測定を行い、他の第2の小型飛行ユニット200が別の種類のデータの測定を行ってもよい。第2の小型飛行ユニット200は、カメラや赤外線温度センサを複数搭載しにくい場合もあるため、1つの第2の小型飛行ユニット200がカメラを搭載し、他の第2の小型飛行ユニット200が赤外線温度センサや温湿度センサなどを搭載してもよい。
第2の小型飛行ユニット200A,200Bは図9に示すように鉛直方向に並んで飛行してもよいし、図10に示すように進行方向に並んで飛行してもよい。また、図11に示すように、第1の小型飛行ユニット100に中継される複数の第2の小型飛行ユニット200は異なる列の植物600のデータを測定してもよい。
あるいは、第1の小型飛行ユニット100に中継される第2の小型飛行ユニット200が可変であってもよい。たとえば、複数の第2の小型飛行ユニット200が温室700内を低空で飛び回り、複数の第1の小型飛行ユニット100が温室700の上空の所定の位置をホバリングして、第2の小型飛行ユニット200は現在位置に一番近い第1の小型飛行ユニット100を介して通信装置300やサーバ400と通信してもよい。
<第5の実施の形態>
上記の実施の形態のネットワークシステム1の通信装置300やサーバ400や通信端末500などの各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。より詳細には、サーバ400の処理の一部または全部を第1の小型飛行ユニット100や通信装置300や通信端末500が行ったり、第2の小型飛行ユニット200や第1の小型飛行ユニット100の処理をサーバ400が行ったり、サーバ400の役割をクラウド上の多数のサーバによって分担して実現したりしてもよい。
<まとめ>
上記の実施の形態においては、通信装置300と、通信装置300と無線通信可能な第1の飛行ユニット100と、第1の飛行ユニット100と無線通信可能な少なくとも1つの第2の飛行ユニット200と、を備えるネットワークシステム1が提供される。第1の飛行ユニット100が通信装置300との間に障害物が少ない位置を飛行する。第1の飛行ユニット100を中継器として利用することによって少なくとも1つの第2の飛行ユニット200と通信装置300とが通信する。
好ましくは、ネットワークシステム1では、基準位置からの相対位置を利用して、飛行エリアにおける第1の飛行ユニット100および第2の飛行ユニット200の位置を特定する。
好ましくは、第1の飛行ユニット100はカメラ190を含む。カメラ190からの画像を利用して、少なくとも1つの第2の飛行ユニット200を操縦する。
好ましくは、少なくとも1つの第2の飛行ユニット200は、複数の第2の飛行ユニット200A,200Bを含む。複数の第2の飛行ユニット200A,200Bは、略垂直方向に並んで飛行する。
好ましくは、少なくとも1つの第2の飛行ユニット200は、複数の第2の飛行ユニット200A,200Bを含む。複数の第2の飛行ユニット200A,200Bは、前後方向に並んで飛行する。
好ましくは、少なくとも1つの第2の飛行ユニット200は、第1の機能291を有する第2の飛行ユニット200Aと、第1の機能291と異なる第2の機能292を有する第2の飛行ユニット200Bを含む。
好ましくは、第1の飛行ユニット100と、少なくとも1つの第2の飛行ユニット200は、温室内を飛行する。
好ましくは、ネットワーク型RTK測量によって少なくとも1つの第2の飛行ユニット200の位置を測定する。
上記の実施の形態においては、第1の飛行ユニット100が通信装置300との間に障害物が少ない位置を飛行するステップと、少なくとも1つの第2の飛行ユニット200が飛行するステップと、第1の飛行ユニット100を中継器として利用することによって少なくとも1つの第2の飛行ユニット200と通信装置300とが通信するステップとを備える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :第1の小型飛行ユニット
110 :CPU
120 :メモリ
140 :操作部
150 :操縦用カメラ
160 :通信インターフェイス
170 :GNSSアンテナ
180 :飛行装置
190 :第2のカメラ
200 :第2の小型飛行ユニット
200A :第2の小型飛行ユニット
200B :第2の小型飛行ユニット
210 :CPU
220 :メモリ
240 :操作部
250 :操縦用カメラ
260 :通信インターフェイス
270 :GNSSアンテナ
280 :飛行装置
290 :センサ
291 :カメラ
292 :赤外線温度センサ
293 :温湿度センサ
300 :通信装置
310 :CPU
400 :サーバ
410 :CPU
420 :メモリ
440 :操作部
460 :通信インターフェイス
470 :スピーカ
500 :通信端末
510 :CPU
520 :メモリ
530 :ディスプレイ
540 :操作部
560 :通信インターフェイス
570 :スピーカ
600 :栽培植物
700 :温室
800 :基準アンテナ

Claims (7)

  1. 通信装置と、
    前記通信装置と無線通信可能な、温室内を飛行するための第1の飛行ユニットと、
    前記第1の飛行ユニットと無線通信可能な、温室内を飛行するための複数の第2の飛行ユニットと、を備え、
    前記複数の第2の飛行ユニットは、第1の機能を有する第2の飛行ユニットと、前記第1の機能と異なる第2の機能を有する第2の飛行ユニットを含み、
    前記第1の飛行ユニットが前記通信装置との間に障害物が少ない植物の群落の上方を飛行するように制御され
    前記第1の機能を有する第2の飛行ユニットと、前記第2の機能を有する第2の飛行ユニットとは、植物の群落の間を植物の背丈よりも低い位置を、前後方向に並んで飛行するように制御され、
    前記第1の飛行ユニットを中継器として利用することによって前記複数の第2の飛行ユニットと前記通信装置とが通信するように構成される、ネットワークシステム。
  2. 通信装置と、
    前記通信装置と無線通信可能な、温室内を飛行するための第1の飛行ユニットと、
    前記第1の飛行ユニットと無線通信可能な、温室内を飛行するための複数の第2の飛行ユニットと、を備え、
    前記第1の飛行ユニットが前記通信装置との間に障害物が少ない植物の群落の上方を飛行するように制御され
    前記複数の第2の飛行ユニットは、植物の群落の間を植物の背丈よりも低い位置を、略垂直方向に並んで飛行するように制御され、
    前記第1の飛行ユニットを中継器として利用することによって前記複数の第2の飛行ユニットと前記通信装置とが通信するように構成される、ネットワークシステム。
  3. 前記ネットワークシステムでは、
    基準位置からの相対位置を利用して、飛行エリアにおける前記第1の飛行ユニットおよび前記第2の飛行ユニットの位置を特定する、請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記第1の飛行ユニットはカメラを含み、
    前記カメラからの画像を利用して、前記少なくとも1つの第2の飛行ユニットを操縦する、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  5. ネットワーク型RTK測量によって前記少なくとも1つの第2の飛行ユニットの位置を測定する、請求項1からのいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  6. 第1の飛行ユニットが、温室内において、通信装置との間に障害物が少ない植物の群落の上方を飛行するステップと、
    第1の機能を有する第2の飛行ユニットと、第1の機能と異なる第2の機能を有する第2の飛行ユニットとが、植物の群落の間を植物の背丈よりも低い位置を、前後方向に並んで飛行するステップと、
    前記第1の飛行ユニットを中継器として利用することによって前記複数の第2の飛行ユニットと前記通信装置とが通信するステップとを備える、通信方法。
  7. 第1の飛行ユニットが、温室内において、通信装置との間に障害物が少ない植物の群落の上方を飛行するステップと、
    複数の第2の飛行ユニットが、植物の群落の間を植物の背丈よりも低い位置を、略垂直方向に並んで飛行するステップと、
    前記第1の飛行ユニットを中継器として利用することによって前記複数の飛行ユニットと前記通信装置とが通信するステップとを備える、通信方法。
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