JP6608000B1 - 天井板、地上設置型変圧装置及び地上設置型変圧装置の施工方法 - Google Patents

天井板、地上設置型変圧装置及び地上設置型変圧装置の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サイネージ装置等の電気機器の設置作業を簡素化する地上設置型変圧装置の天井板、地上設置型変圧装置、及び地上設置型変圧装置の施工方法を提供する。【解決手段】地上設置型変圧装置(1)の筐体(12)に含まれる天井板(121)は、前記地上設置型変圧装置による変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、地上設置型変圧装置に含まれる天井板、地上設置型変圧装置、及び地上設置型変圧装置の施工方法に関する。
サイネージ装置は、街頭又は施設内等に設置され、ディスプレイに画像又は文字を表示することによって公衆に情報を提供する装置である。特許文献1には、サイネージ装置を地上設置型変圧装置の上に配置することが記載されている。地上設置型変圧装置は、街頭に設置されており、地下に配設された配電線から供給される高電圧を、家庭又は事業所等の需要家が利用可能な低電圧へ変圧するための装置である。地上設置型変圧装置は多くの場所に設置されているので、地上設置型変圧装置の上にサイネージ装置を配置することにより、多くの場所にサイネージ装置を設置することが可能となる。
特開2018−10241号公報
現状の地上設置型変圧装置は、外部の電気機器に対して電力を供給できる構成にはなっていない。特許文献1では、サイネージ装置は地上設置型変圧装置の天井板の上に配置されているだけであり、地上設置型変圧装置から電力を供給されていない。サイネージ装置は、独自に電力を取得するための機能が必要となり、構造が複雑である。このため、サイネージ装置の設置作業が複雑となる。また、地上設置型変圧装置からサイネージ装置へ電力を供給しようとしても、地上設置型変圧装置を改造する必要があるので、サイネージ装置の設置作業が複雑となる。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、サイネージ装置等の電気機器の設置作業を簡素化する地上設置型変圧装置の天井板、地上設置型変圧装置、及び地上設置型変圧装置の施工方法を提供することにある。
本発明に係る天井板は、地上設置型変圧装置の筐体に含まれる天井板において、前記地上設置型変圧装置による変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔と、外面上に配置され、前記孔を覆うカバーと、前記地上設置型変圧装置に前記外部の電気機器を接続するための接続器と、前記地上設置型変圧装置から前記外部の電気機器へ供給される電流を遮断する遮断器とを備え、前記カバーは箱状であり、前記接続器及び前記遮断器は、前記カバーの内部に配置されていることを特徴とする。
本発明に係る天井板は、地上設置型変圧装置の筐体に含まれる天井板において、前記地上設置型変圧装置による変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔と、外面上に配置され、前記孔を覆うカバーと、前記地上設置型変圧装置に前記外部の電気機器を接続するための接続器と、前記地上設置型変圧装置から前記外部の電気機器へ供給される電流を遮断する遮断器とを備え、前記接続器及び前記遮断器は、内面に取付けられていることを特徴とする。
本発明においては、地上設置型変圧装置の天井板には、孔が設けられている。孔を通じて電力線が地上設置型変圧装置とサイネージ装置等の電気機器とに接続され、電気機器へ地上設置型変圧装置から電力が供給される。
本発明においては、天井板に設けた孔はカバーで覆われている。カバーは、孔を風雨から保護する。
本発明においては、天井板に接続器及び遮断器が配置されている。電気機器に連結された電力線を接続器に接続することにより、地上設置型変圧装置に電気機器が接続され、電気機器へ地上設置型変圧装置から電力が供給される。遮断器により、過大な電力の供給が防止される。
本発明に係る地上設置型変圧装置は、変圧器を有し、外部の配電線に接続され、該配電線から供給される電圧を前記変圧器により変圧する地上設置型変圧装置において、天井板を含む筐体を備え、変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔を有していない天井板と本発明に係る天井板とを交換可能であることを特徴とする。
本発明に係る地上設置型変圧装置は、変圧器を有し、外部の配電線に接続され、該配電線から供給される電圧を前記変圧器により変圧する地上設置型変圧装置において、天井板を含む筐体を備え、変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔を有していない天井板と、前記変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔を有している天井板とを交換可能であることを特徴とする。
本発明に係る地上設置型変圧装置は、前記孔を有している天井板は、当該天井板の外面上に配置され、前記孔を覆うカバーを更に有することを特徴とする。
本発明においては、地上設置型変圧装置は、電力線を通すための孔を有していない天井板と本発明に係る天井板とを交換可能になっている。天井板を交換することにより、電気機器へ電力を供給することができる地上設置型変圧装置を容易に実現することができる。
本発明においては、地上設置型変圧装置は、電力線を通すための孔が筐体に設けられており、接続器を備える。地上設置型変圧装置で変圧された電圧を供給する第1電力線、又は電気機器に連結された第2電力線が孔を通り、接続器を介して第1接続線と第2接続線とが接続することにより、電気機器へ地上設置型変圧装置から電力が供給される。
本発明に係る地上設置型変圧装置の施工方法は、地上設置型変圧装置の筐体に含まれる天井板を、電力線を通す孔及び外部の電気機器を接続するための接続器を有する天井板と交換し、前記地上設置型変圧装置による変圧後の電圧を供給するための電力線を前記接続器に接続することを特徴とする。
本発明においては、地上設置型変圧装置の天井板を、孔及び接続器を有する天井板に交換し、地上設置型変圧装置で変圧された電圧を供給する電力線を接続器に接続する。これにより、電気機器へ電力を供給することができる地上設置型変圧装置を容易に実現することができる。
本発明にあっては、地上設置型変圧装置から電気機器へ容易に電力を供給することが可能となり、地上設置型変圧装置を利用するサイネージ装置等の電気機器の設置作業が簡素化する。このため、容易にサイネージ装置を多くの場所に設置することが可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
実施形態1に係る地上設置型変圧装置を模式的に示す斜視図である。 サイネージ装置が載置された地上設置型変圧装置を模式的に示す斜視図である。 実施形態1に係る地上設置型変圧装置の内部の構成例を示すブロック図である。 孔を設けていない天井板を備えた地上設置型変圧装置を模式的に示す斜視図である。 実施形態2に係る地上設置型変圧装置の内部の構成例を示すブロック図である。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る地上設置型変圧装置1を模式的に示す斜視図である。地上設置型変圧装置1は、例えば、歩道に設置されている。地上設置型変圧装置1は、地下に配設された配電線4に高圧ケーブル41を介して接続されている。配電線4は、変電所から電力を各地へ供給するための電線である。地上設置型変圧装置1は、配電線4から供給された電圧を、家庭又は事業所等の需要家が利用可能な電圧へ変圧する。地上設置型変圧装置1は、更に、需要家へ電力を供給するための電線である引込線5に低圧ケーブル51を介して接続されている。引込線5は、地下に配設されており、需要家の有する電気機器に接続されている。地上設置型変圧装置1は、変圧後の電圧を、引込線5を通じて需要家へ供給する。
地上設置型変圧装置1は、天井板121を備えている。天井板121には、地上設置型変圧装置1を設置する際に用いられる吊り具を取り付けるための複数のねじ穴123が設けられている。ねじ穴123は天井板121を貫通していなくてもよい。天井板121の上には、サイネージ装置3が載置される。図2は、サイネージ装置3が載置された地上設置型変圧装置1を模式的に示す斜視図である。サイネージ装置3は、ねじ穴123を利用してボルトで固定される。地上設置型変圧装置1の上にサイネージ装置3を配置することにより、多くの場所にサイネージ装置3を設置することが可能となる。
図3は、実施形態1に係る地上設置型変圧装置1の内部の構成例を示すブロック図である。なお、図3は、地上設置型変圧装置1の各部分の位置を限定するものではない。地上設置型変圧装置1は、直方体状の筐体12を有している。例えば、筐体12は鋼板を組み合わせて構成されている。地上設置型変圧装置1の多くの部分が筐体12内に配置されている。筐体12には、天井板121と、扉122とが含まれている。扉122は、メンテナンス等の作業が必要なときに開放される。通常は扉122は閉鎖されている。また、筐体12には、筐体12の内部の空気を外部へ放出するための放出口(図示せず)が設けられている。
筐体12の内部には、変圧器11が配置されている。変圧器11は、直方体状の変圧器タンク112と、変圧器タンク112内に絶縁油とともに収容された変圧器本体111とを含んで構成されている。変圧器タンク112には、放熱器15が取り付けられている。放熱器15は、熱を運ぶ流体が通流する通流路と、通流路を流れる流体の熱を放熱させる放熱板とを含んでいる。放熱器15と変圧器タンク112の内部との間で、熱を運ぶ流体が循環するようになっている。流体は、例えば、変圧器タンク112内の絶縁油である。
地上設置型変圧装置1は、一次側開閉器13を備えている。変圧器タンク112には、変圧器タンク112の側壁を貫通した高圧ブッシング(図示せず)が取り付けられている。高圧ブッシングの変圧器タンク112内にある一端は変圧器本体111の一次側に接続されており、高圧ブッシングの他端は一次側開閉器13に接続されている。一次側開閉器13は、電線が接続される一次側端子131を有している。一次側端子131は、一次側開閉器13及び高圧ブッシングを介して変圧器本体111の一次側に接続されている。一次側端子131には、配電線4に接続された電線である高圧ケーブル41が接続される。高圧ケーブル41、一次側端子131、一次側開閉器13及び高圧ブッシングを通じて、配電線4からの電圧が変圧器本体111の一次側へ供給される。
地上設置型変圧装置1は、分岐導体14を備えている。変圧器タンク112には、変圧器タンク112の側壁を貫通した低圧ブッシング(図示せず)が取り付けられている。低圧ブッシングの変圧器タンク112内にある一端は変圧器本体111の二次側に接続されており、低圧ブッシングの他端は分岐導体14に接続されている。分岐導体14は、電線が接続される複数の二次側端子141を有している。二次側端子141は、分岐導体14及び低圧ブッシングを介して変圧器本体111の二次側に接続されている。二次側端子141には、引込線5に接続された電線である低圧ケーブル51が接続されている。
変圧器本体111は、一次側へ供給された電圧を変圧し、変圧後の電圧を二次側から低圧ブッシング、分岐導体14及び二次側端子141を通じて低圧ケーブル51へ供給する。変圧器本体111は、一次側へ供給された電圧を降圧する。例えば、三相200V又は100Vの電圧が生成される。変圧後の電圧は、低圧ケーブル51及び引込線5を通じて需要家へ供給される。二次側端子141には、更に、サイネージ装置3へ電力を供給するための第1電力線16が接続される。なお、第1電力線16は、分岐導体14を経由せずに低圧ブッシングに接続されてもよい。
天井板121には、第1電力線16を通すための孔17が設けられている。孔17は、ねじ穴123とは異なる。孔17は、天井板121を貫通している。天井板121の外面上には、孔17を覆うカバー2が配置されている。カバー2は箱状である。地上設置型変圧装置1は、更に、遮断器21及び接続器22を備えている。遮断器21は、例えばサーキットブレーカーである。接続器22は、例えば、電気機器のプラグが接続されるソケットである。遮断器21及び接続器22は、天井板121の外面上に載置され、カバー2の内部に配置されている。カバー2は、孔17、遮断器21及び接続器22を風雨から保護する。
孔17を通った第1電力線16は、遮断器21に接続されている。遮断器21は、第1電力線16を通じて流れる電流が過大になった場合に、電流を遮断する。接続器22は、遮断器21に接続されている。このため、接続器22には遮断器21を介して第1電力線16が接続されている。また、接続器22には、サイネージ装置3に連結された第2電力線31が接続される。接続器22は、プラグのソケットへの挿入以外の方法で第2電力線31が接続される構成であってもよい。カバー2には、第2電力線31が通る孔23が設けられている。カバー2には、開閉可能な蓋(図示せず)が設けられている。作業者は、蓋を開放し、孔23に第2電力線31を通し、第2電力線31を接続器22に接続する作業を行うことが可能である。変圧器本体111が変圧した電圧は、第1電力線16、遮断器21、接続器22及び第2電力線31を通じて、サイネージ装置3へ供給される。遮断器21の働きにより、サイネージ装置3へ過大な電力が供給されることが防止される。なお、孔23は、雨及び埃の侵入を防止するために密閉可能な構造を有していてもよい。例えば、孔23は、開閉可能な蓋、又は孔23と第2電力線31との間の隙間を塞ぐ封止部材が設けられていてもよい。
図4は、孔17を設けていない天井板124を備えた地上設置型変圧装置1を模式的に示す斜視図である。天井板124には、カバー2、遮断器21及び接続器22も配置されていない。地上設置型変圧装置1は、天井板124と天井板121とを交換することが可能になっている。既存の地上設置型変圧装置1は、天井板124を備えた形態となっている。
本実施形態に係る地上設置型変圧装置の施工方法を説明する。作業者は、図4に示す如き既存の地上設置型変圧装置1から天井板124を取り外し、天井板121を取り付ける。天井板121には、孔17が設けられており、カバー2、遮断器21及び接続器22が備えられている。このため、天井板124を天井板121に交換することにより、孔17、カバー2、遮断器21及び接続器22が地上設置型変圧装置1に備えられる。次に、作業者は、第1電力線16の一端を二次側端子141に接続し、第1電力線16を孔17に通し、第1電力線16の他端を遮断器21に接続する。第1電力線16が遮断器21に接続されることにより、第1電力線16は遮断器21を介して接続器22に接続される。施工の最中には、扉122が開放されてもよい。
このような施工により、第1電力線16、孔17、カバー2、遮断器21及び接続器22を備えた図1及び図3に示す如き地上設置型変圧装置1が得られる。更に、作業者は、天井板121の上にサイネージ装置3を設置し、第2電力線31を接続器22に接続する。地上設置型変圧装置1からサイネージ装置3へ電力が供給され、サイネージ装置3の動作が可能となる。このようにして、図2に示すごとき、地上設置型変圧装置1の上に設置されたサイネージ装置3が得られる。
以上詳述した如く、本実施形態においては、地上設置型変圧装置1の上に設置されたサイネージ装置3は、天井板121に設けられた孔17を通った電力線を通じて、地上設置型変圧装置1から電力を供給されることができる。サイネージ装置3は、地上設置型変圧装置1からの電力を容易に利用することができる。天井板121の外面上に遮断器21及び接続器22が配置されているので、接続器22に第2電力線31を接続するだけで、サイネージ装置3は電力を取得することができる。サイネージ装置3には、独自に電力を取得するための機能が不必要となり、サイネージ装置3の構造が簡単になる。
また、本実施形態においては、既存の天井板124を、孔17、カバー2、遮断器21及び接続器22を備えた天井板121へ交換し、第1電力線16を接続器22に接続することにより、サイネージ装置3へ電力を供給することができる地上設置型変圧装置1を実現する。既存の地上設置型変圧装置1を利用して、サイネージ装置3へ電力を供給することができる地上設置型変圧装置1を容易に実現することができる。接続器22に第2電力線31を接続するだけで、サイネージ装置3は動作可能となる。このように、サイネージ装置3の設置作業が簡素化する。設置作業が簡素化するので、容易にサイネージ装置3を多くの場所に設置することが可能となる。サイネージ装置3を多くの場所に設置することによって、災害に関する情報等の情報を広く提供することが可能となる。
(実施形態2)
図5は、実施形態2に係る地上設置型変圧装置1の内部の構成例を示すブロック図である。天井板121には、孔17が設けられている。天井板121の外面には、孔17を覆う箱状のカバー2が配置されている。カバー2は孔17を風雨から保護する。遮断器21及び接続器22は、天井板121の内面上に配置されている。第1電力線16は、遮断器21に接続され、遮断器21を介して接続器22に接続されている。サイネージ装置3に連結された第2電力線31は、カバー2の孔23を通り、孔17を通って、接続器22に接続される。変圧器本体111が変圧した電圧は、第1電力線16、遮断器21、接続器22及び第2電力線31を通じて、サイネージ装置3へ供給される。地上設置型変圧装置1のその他の部分の構成は、実施形態1と同様である。なお、カバー2は、箱状ではなく板状であってもよい。
本実施形態においても、天井板124を天井板121へ交換し、第1電力線16を接続器22に接続することにより、サイネージ装置3へ電力を供給することができる地上設置型変圧装置1を実現することができる。また、接続器22に第2電力線31を接続するだけで、サイネージ装置3は電力を取得することができる。実施の形態1と同様に、サイネージ装置3には、独自に電力を取得するための機能が不必要となり、サイネージ装置3の構造が簡単になり、また、サイネージ装置3の設置作業が簡素化する。従って、容易にサイネージ装置3を多くの場所に設置することが可能となる。
なお、実施形態1及び2においては、天井板121に孔17を設け、天井板121の上にカバー2を配置した形態を示したが、地上設置型変圧装置1は、筐体12の側面に孔17を設け、カバー2を筐体12の側面の外側に配置した形態であってもよい。遮断器21及び接続器22は、天井板121の外面又は内面とは別の位置に配置されていてもよい。この形態においても、地上設置型変圧装置1からサイネージ装置3へ容易に電力を供給することが可能である。
また、実施形態1及び2においては、地上設置型変圧装置1の上にサイネージ装置3が配置された形態を示したが、地上設置型変圧装置1の上には、サイネージ装置3以外の電気機器が配置されてもよい。例えば、地上設置型変圧装置1の上に配置され、地上設置型変圧装置1から電力を供給される電気機器は、モバイル機器のバッテリの充電器、電動自転車の充電器、又は無線通信用の基地局であってもよい。
本発明は上述した実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。即ち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
1 地上設置型変圧装置
11 変圧器
12 筐体
121、124 天井板
122 扉
13 一次側開閉器
131 一次側端子
14 分岐導体
141 二次側端子
15 放熱器
16 第1電力線
17 孔
2 カバー
21 遮断器
22 接続器
3 サイネージ装置
31 第2電力線
4 配電線
5 引込線

Claims (6)

  1. 地上設置型変圧装置の筐体に含まれる天井板において、
    前記地上設置型変圧装置による変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔と、
    外面上に配置され、前記孔を覆うカバーと、
    前記地上設置型変圧装置に前記外部の電気機器を接続するための接続器と、
    前記地上設置型変圧装置から前記外部の電気機器へ供給される電流を遮断する遮断器とを備え、
    前記カバーは箱状であり、
    前記接続器及び前記遮断器は、前記カバーの内部に配置されていること
    を特徴とする天井板。
  2. 地上設置型変圧装置の筐体に含まれる天井板において、
    前記地上設置型変圧装置による変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔と、
    外面上に配置され、前記孔を覆うカバーと、
    前記地上設置型変圧装置に前記外部の電気機器を接続するための接続器と、
    前記地上設置型変圧装置から前記外部の電気機器へ供給される電流を遮断する遮断器とを備え、
    前記接続器及び前記遮断器は、内面に取付けられていること
    を特徴とする天井板。
  3. 変圧器を有し、外部の配電線に接続され、該配電線から供給される電圧を前記変圧器により変圧する地上設置型変圧装置において、
    天井板を含む筐体を備え、
    変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔を有していない天井板と請求項1又は2に記載の天井板とを交換可能であること
    を特徴とする地上設置型変圧装置。
  4. 変圧器を有し、外部の配電線に接続され、該配電線から供給される電圧を前記変圧器により変圧する地上設置型変圧装置において、
    天井板を含む筐体を備え、
    変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔を有していない天井板と、前記変圧後の電圧を外部の電気機器へ供給する電力線を通すための孔を有している天井板とを交換可能であること
    を特徴とする地上設置型変圧装置。
  5. 前記孔を有している天井板は、当該天井板の外面上に配置され、前記孔を覆うカバーを更に有すること
    を特徴とする請求項4に記載の地上設置型変圧装置。
  6. 地上設置型変圧装置の筐体に含まれる天井板を、電力線を通す孔及び外部の電気機器を接続するための接続器を有する天井板と交換し、
    前記地上設置型変圧装置による変圧後の電圧を供給するための電力線を前記接続器に接続すること
    を特徴とする地上設置型変圧装置の施工方法。
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