JP6607610B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品情報とサービス情報とを対応付ける技術に関する。
店舗に陳列される商品の中には、商品を識別するためのバーコードと共に、その商品の値引き情報を表すシールが貼付された商品がある。POS(Point Of Sale)端末のオペレータは、商品に付与されたバーコードをPOS端末に読み取らせた後、その商品に貼付された値引きシールを目視して、値引き操作を行う。
下記特許文献1には、商品情報を表すバーコードと値引き情報を表すバーコードとが付された商品の精算を行うPOS端末が提案されている。このPOS端末は、商品情報を表すバーコードのみでなく、値引き情報を表すバーコードを更に読み取ることで、対象商品の値引きを行う。
特開2003−85657号公報
上述の提案手法では、POS端末が商品情報を表すバーコード(商品情報シンボル)及び値引き情報を表すバーコード(サービス情報シンボル)を検出する。ところが、このようなPOS端末において、商品情報シンボルとサービス情報シンボルとの検出順が一定とならない場合がある。或る商品では、商品情報シンボルが先に、サービス情報シンボルが後に検出され、次の商品では、サービス情報シンボルが先に検出され、商品情報シンボルが後に検出される可能性がある。POS端末のスキャン装置に対するオペレータによる商品のかざし方が一定ではないこと、各シンボルの配置が各商品で一定でないこと等がそのような現象発生の一因となる。加えて、サービス情報が付与された商品とそうでない商品とが存在するため、POS端末において、対象商品の商品情報とその商品に付与されたサービス情報とを正確に対応付けることが望まれる。
本発明は、商品の商品情報とその商品に付与されたサービス情報とを正確に対応付ける技術を提供する。
本発明の各側面では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第1の側面は、情報処理装置に関する。第1の側面に係る第1の情報処理装置は、商品情報シンボルを検出する商品検出手段と、サービス情報シンボルを検出するサービス検出手段と、商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける対応付け手段と、サービス情報シンボルの検出後、商品情報シンボルが検出されずに前記第2所定時間が経過した場合、所定の出力を行う出力手段と、を備える。
第1の側面に係る第2の情報処理装置は、商品情報シンボルを検出する商品検出手段と、サービス情報シンボルを検出するサービス検出手段と、商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける対応付け手段と、サービス情報シンボルの検出後、前記第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出されず、前記サービス情報シンボルと異なるサービス情報シンボルが検出された場合、所定の出力を行う出力手段と、を備える。
第2の側面は、少なくとも1つのコンピュータにより実行される情報処理方法に関する。第2の側面に係る第1の情報処理方法は、コンピュータが、商品情報シンボルを検出し、サービス情報シンボルを検出し、商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付け、サービス情報シンボルの検出後、商品情報シンボルが検出されずに前記第2所定時間が経過した場合、所定の出力を行う、ことを含む。
第2の側面に係る第2の情報処理方法は、コンピュータが、商品情報シンボルを検出し、サービス情報シンボルを検出し、商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付け、サービス情報シンボルの検出後、前記第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出されず、前記サービス情報シンボルと異なるサービス情報シンボルが検出された場合、所定の出力を行う、ことを含む。
なお、本発明の他の側面は、上記第2の側面の方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであり、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体である。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。上記他の側面に係る第1のプログラムは、少なくとも1つのコンピュータを、商品情報シンボルを検出する商品検出手段、サービス情報シンボルを検出するサービス検出手段、商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける対応付け手段、サービス情報シンボルの検出後、商品情報シンボルが検出されずに前記第2所定時間が経過した場合、所定の出力を行う出力手段、として機能させる。
上記他の側面に係る第2のプログラムは、少なくとも1つのコンピュータを、商品情報シンボルを検出する商品検出手段、サービス情報シンボルを検出するサービス検出手段、商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける対応付け手段、サービス情報シンボルの検出後、前記第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出されず、前記サービス情報シンボルと異なるサービス情報シンボルが検出された場合、所定の出力を行う出力手段、として機能させる。
本発明によれば、商品の商品情報とその商品に付与されたサービス情報とを正確に対応付けることができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
第1実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示す図である。 対応付け格納部に格納される情報の一例を示す図である。 図2に示される対応付け格納部の情報に基づいて表示処理部が表示する画面の一例を示す図である。 第1実施形態における情報処理装置のハードウェア構成例を概念的に示す図である。 第1実施形態における情報処理装置が第1シンボルを検出する処理の流れを示すフローチャートである。 図5において商品情報シンボルが第1シンボルとして検出された場合の、第1実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図5においてサービス情報シンボルが第1シンボルとして検出された場合の、第1実施形態における情報処理装置の流れを示すフローチャートである。 対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。 対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。 対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。 対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。 対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。 対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。 出力部による所定の出力を例示する図である。 対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。 第2実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示す図である。 図5において商品情報シンボルが第1シンボルとして検出された場合の、第2実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図5においてサービス情報シンボルが第1シンボルとして検出された場合の、第2実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 POSレジスタ装置の構成例を示す図である。 POSシステムの構成例を示す図である。 1つの商品が撮像されている商品画像を例示する図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に挙げる各実施形態はそれぞれ例示であり、本発明は以下の各実施形態の構成に限定されない。
[第1実施形態]
〔処理構成〕
図1は、第1実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示す図である。図1に示されるように、本実施形態の情報処理装置10は、商品検出部110、サービス検出部120、対応付け部130、対応付け格納部132、監視部140、表示処理部150、及び出力部160を有する。
商品検出部110は、商品ラベル等から商品情報シンボルを検出する。「商品ラベル」とは、商品または商品の包装材等に付された、商品情報シンボルを表示する部材(シール等)、或いは、商品または商品の包装材等において商品情報シンボルが印刷される領域である。「商品情報シンボル」とは、商品情報を取得し得る形象を意味し、商品コードがエンコードされた1次元コードや2次元コード、または、商品情報を表す文字列シンボル(文字列形象)等が含まれる。「商品情報」とは、例えば、商品の名称、価格、または商品コードといった、商品に関する何らかの情報である。「商品コード」とは、各商品を特定するために予め決められた、文字、数字、記号等から形成される商品識別データである。商品コードには、PLU(Price Look Up)コード(例えば、JAN(Japan Article Number)コード等)、またはNon−PLUコード等が利用され得る。商品コードがPLUコードである場合、検出されたPLUコードを基に商品情報を記憶する記憶部(図示せず)を参照することにより、商品情報が取得される。また、商品コードがNon−PLUコードである場合、検出されたNon−PLUコードから商品情報が取得される。「商品情報を表す文字列シンボル」とは、当該シンボルを解析することによって何らかの商品情報を得られるシンボルであり、例えば、商品の包装材または包装材に付されたシール等に記載される、商品の名称や価格を表す文字列等が挙げられる。但し、商品情報を表す文字列シンボルはこれらの例に制限されない。
商品検出部110は、例えば、既知の画像解析アルゴリズム等を用いて、商品の外観が撮像された画像を解析することにより、商品情報シンボルを検出する。また、商品検出部110は、光源と受光素子とを用いて商品の包装材等に照射した光の反射光を検知した結果を基に、商品情報シンボルを検出することもできる。商品情報シンボルが文字列シンボルの場合には、既知の文字認識手法が利用される。
商品検出部110は、後述のサービス検出部120とは非同期に、常時、動作する。但し、商品検出部110は、後述の第1所定検出時間よりも短い時間間隔で周期的に動作してもよい。商品検出部110とサービス検出部120とが相互に非同期に動作するため、本実施形態では、商品情報シンボルとサービス情報シンボルとの検出順は一定とはならない。例えば、商品情報シンボルとサービス情報シンボルとが共に存在する商品に関しては、先に商品情報シンボルが検出される場合もあれば、先にサービス情報シンボルが検出される場合もある。
商品検出部110は、上述のように常時動作するため、後述の読取部108への商品のかざし方等によっては、同一商品の商品情報シンボルを重複して複数回検出する場合がある。そこで、商品検出部110は、前回の商品情報シンボルの検出から一定の時間(第1所定検出時間)経過後に、新たな商品情報シンボル(今回の商品情報シンボル)を検出した場合、当該新たな商品情報シンボルを次の商品情報シンボルとして扱う。言い換えれば、商品検出部110は、先の商品情報シンボルが検出されてから第1所定検出時間が経過する前に、後の商品情報シンボルが検出された場合には、後の商品情報シンボルを次の商品情報シンボルとして扱わず、廃棄する。但し、商品検出部110は、先の商品情報シンボルの検出から第1所定検出時間の経過前に検出されたとしても、各品情報シンボルが示す商品情報が互いに異なる場合には、後の商品情報シンボルを次の商品情報シンボルとして扱ってもよい。以降、「商品検出部110による商品情報シンボルの検出」とは、特に説明がない場合、商品検出部110により行われる、商品情報シンボルの全ての検出のうち、異なる商品の商品情報シンボルとして扱われる検出を意味するものとする。ここで用いられる「第1所定検出時間」は、例えば、オペレータによる後述の読取部108への商品のかざし方等の実際の商品精算業務を基に、経験的又は理論的に算出され、商品検出部110に予め設定される。また、「第1所定検出時間」は、オペレータごとに異なる時間であってもよい。この場合、異なる「第1所定検出時間」が情報処理装置10(POS端末など)に設定されており、オペレータによる選択入力や処理担当のオペレータを識別する情報(例えば社員コード等)の入力等を基に、第1所定検出時間が切り替えらえる。各々の第1所定検出時間は、例えば、情報処理装置10の学習部(図示せず)による各オペレータの実際の処理時間の学習結果から、平均値や中間値などを用いて導出することができる。これにより、オペレータごとに第1所定検出時間を最適化できる。
サービス検出部120は、サービスラベルからサービス情報シンボルを検出する。「サービスラベル」とは、商品または商品の包装材等に付された、サービス情報シンボルを表示する部材である。「サービス情報シンボル」とは、サービス情報を取得し得る形象を意味し、サービスコードがエンコードされた1次元コードや2次元コード、または、サービス情報を表す文字列シンボル(文字列形象)等が含まれる。「サービス情報」とは、各商品に付与されるあらゆるサービスの内容を示す情報である。サービス情報には、例えば、「20円引き」といった値引き情報、「30%引き」といった割引き情報、「5倍ポイント付与」といったポイント割増情報、及び各サービスを特定可能なサービスコード等が含まれる。「サービスコード」とは、各サービスを特定するために予め決められた、文字、数字、記号等から形成されるサービス識別データである。このようなサービスコードに基づいて、各サービスに関する情報を記憶する記憶部(不図示)を参照することにより、該当するサービス情報が取得される。「サービス情報を表す文字列シンボル」とは、当該シンボルを解析することによって何らかのサービス情報を得られるシンボルであり、例えば、商品の包装材または商品の包装材に付されたシール等に記載される、値引き額や割引率を表す文字列等が挙げられる。なお、サービス情報を表す文字列シンボルはこれらの例に制限されない。
サービス検出部120は、例えば、既知の画像解析アルゴリズム等を用いて、商品の外観が撮像された画像を解析することにより、サービス情報シンボルを検出する。また、サービス検出部120は、光源と受光素子とを用いて商品の包装材等に照射した光の反射光を検知した結果を基に、サービス情報シンボルを検出することもできる。サービス情報シンボルが文字列シンボルの場合には、既知の文字認識手法が利用される。
また、上述したように、サービス検出部120は、商品検出部110とは非同期に、常時、動作する。但し、サービス検出部120は、後述の第2所検出定時間よりも短い時間間隔で周期的に動作してもよい。
サービス検出部120についても、商品検出部110と同様に、同一商品のサービス情報シンボルを重複して複数回検出する場合がある。そこでサービス検出部120は、前回のサービス情報シンボルの検出から一定の時間(第2所定検出時間)経過後に新たなサービス情報シンボル(今回のサービス情報シンボル)を検出した場合、当該新たなサービス情報シンボルを次のサービス情報シンボルとする。言い換えれば、サービス検出部120は、先のサービス情報シンボルが検出されてから第2所定検出時間が経過する前に、後のサービス情報シンボルが検出された場合には、後のサービス情報シンボルを次のサービス情報シンボルとして扱わず、廃棄する。但し、サービス検出部120は、先のサービス情報シンボルの検出から第2所定検出時間の経過前に検出されたとしても、各サービス情報シンボルが示すサービス情報が互いに異なる場合には、後のサービス情報シンボルを次のサービス情報シンボルとして扱ってもよい。以降、「サービス検出部120によるサービス情報シンボルの検出」とは、特に説明がない場合、サービス検出部120により行われる、サービス情報シンボルの全ての検出のうち、異なる商品のサービス情報シンボルとして扱われる検出を意味するものとする。ここで用いられる「第2所定検出時間」は、商品検出部110の場合と同様に、例えば、オペレータによる後述の読取部108への商品のかざし方等の実際の商品精算業務を基に、経験的又は理論的に算出され、サービス検出部120に予め設定される。
対応付け部130は、商品情報シンボルの検出後、対応付けを実行するか否かの判断基準となる第1所定基準時間(第1所定時間)の経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合、検出された各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報を対応付ける。また、対応付け部130は、サービス情報シンボルの検出後、第1所定基準時間よりも長い第2所定基準時間(第2所定時間)の経過前に、商品情報シンボルが検出された場合、検出された各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける。また、対応付け部130は、商品情報シンボルの検出から第1所定基準時間経過後、或いは、サービス情報シンボルの検出から第2所定基準時間経過後に、他方のシンボルが検出された場合、各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付けない。言い換えると、ここで対応付けられなかった商品情報とサービス情報は、それぞれ異なる商品に関するものして判断される。本実施形態の対応付け部130は、後述の監視部140による経過時間の監視結果に基づいて、他方のシンボルが第1所定基準時間または第2所定基準時間の経過前に検出されたか否かを判断する。また、本実施形態の対応付け部130は、商品検出部110またはサービス検出部120によって検出された各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを、その対応関係に基づいて対応付け格納部132に格納する。
対応付け格納部132は、各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを、対応関係を判別可能に記憶する。図2は、対応付け格納部132に格納される情報の一例を示す図である。「精算商品ID」は、オペレータが精算対象へ登録した商品の登録順、即ち、オペレータが後述の読取部108に商品をかざした順番を示す。図2の例では、この「精算商品ID」によって、同一商品に関する商品情報とサービス情報とを対応付けている。詳細には、図2の1行目には、商品情報およびサービス情報が対応付け部130で対応付けられた結果として格納される情報の例が示されている。図2の2行目には、対応付け部130で商品情報に対応付けられるサービス情報がないと判断された結果として格納される情報の例が示されている。なお、図2はあくまで一例であり、対応付け格納部132に格納される情報は、図2の例に制限されない。また、対応付け格納部132は、情報処理装置10に備えられていてもよいし、情報処理装置10と通信可能に接続された他の装置に備えられていてもよい。
監視部140は、商品情報シンボルの検出後に上記第1所定基準時間が経過したか否か、又は、サービス情報シンボルの検出後に上記第2所定基準時間が経過したか否かを監視する。具体的には、最初は何れのシンボルが検出されていない状態で対応付けの対象となる商品情報シンボルとサービス情報シンボルのうちのいずれか一方(第1シンボル)が検出され、監視部140は、当該第1シンボルに関して検出後の経過時間の監視処理を開始する。そして、監視部140は、第1シンボルの種類に応じた所定時間(第1または第2所定基準時間)以内に他方のシンボル(第2シンボル)が検出されたこと、または、第1シンボルの種類に応じた所定時間の経過に応じて、第1シンボルに関する監視処理を終了する。この監視処理が終了した後に、新たな第1シンボルが検出された場合、監視部140は当該新たな第1シンボルに関する監視処理を開始する。監視部140は、この処理の流れを繰り返す。また、監視部140は、第1所定基準時間または第2所定基準時間が経過した場合、その旨を対応付け部130に通知する。これにより、対応付け部130は、商品情報シンボルの検出から第1所定基準時間以内にサービス情報シンボルが検出されたこと、及び、サービス情報シンボルの検出から第2所定基準時間以内に商品情報シンボルが検出されたことを判断できる。
ここで、監視部140は、次のように各シンボルの検出後の経過時間を監視することができる。例えば、監視部140は、商品検出部110又はサービス検出部120によって各シンボルが検出された場合に、各シンボルの検出からの経過時間を判断するためのタイマーを起動させる。また、監視部140は、例えば、商品検出部110又はサービス検出部120によって各シンボルが検出された時間を保持しておき、保持された時間と現在の時間と比較することで、各シンボルが検出されてから経過した時間を監視することもできる。但し、各シンボルの検出からの経過時間を監視するための方法は、これらの例に制限されない。
また、第1所定基準時間及び第2所定基準時間を示す情報は、例えば、図示しない記憶部等に予め保持されている。監視部140は、当該記憶部に保持されている第1所定基準時間または第2所定基準時間を用いることにより、各シンボルの検出から第1所定基準時間または第2所定基準時間が経過したか否かを判断できる。また、これに限らず、上述の記憶部には第1所定基準時間あるいは第2所定基準時間のうちのいずれか一方が基準時間として保持されていてもよい。この場合、第1所定基準時間あるいは第2所定基準時間のうちの他方は、当該基準時間を加減算することにより算出される。具体的には、第1所定基準時間が基準時間として保持されている場合は、第2所定基準時間は当該基準時間に所定の長さの時間を加算することにより得られる。一方、第2所定基準時間が基準時間として保持されている場合は、第1所定基準時間は当該基準時間から所定の長さの時間を減算することにより得られる。なお、加減算に用いられる"所定の長さの時間"は、適宜変更することができる。
例えば、情報処理装置10は、各シンボルの検出間隔を基に第1所定基準時間および第2所定基準時間を学習する学習部(図示せず)を更に有しており、記憶部に保持される情報が学習部の学習結果によって更新されるように構成されていてもよい。この場合、学習部は、商品情報シンボル、サービス情報シンボルの順で各シンボルが検出された際の検出間隔を統計的に用いて、最適化された第1所定基準時間を学習する。また、学習部は、サービス情報シンボル、商品情報シンボルの順で各シンボルが検出された際の検出間隔を統計的に用いて、最適化された第2所基準定間として学習する。学習部は、例えば、オペレータ毎に得られる検出間隔の平均値や中間値などを算出し、オペレータ毎に第1所定基準時間および第2所定基準時間を学習する。また、学習部は、各オペレータに対する学習結果の平均値や中間値などを用いて、複数のオペレータに共通の第1所定基準時間及び第2所基準定間を学習してもよい。そして、第1および第2所定基準時間の双方が記憶部に保持されている場合、学習部の学習結果を用いて記憶部の情報が更新される。また、第1および第2所定基準時間のうちのいずれか一方が記憶部に保持されている場合、学習部の学習結果を用いて当該一方の基準時間が更新される。また、学習部の学習によって得られる第1所定基準時間と第2所定基準時間との差分が"所定の長さの時間"として利用され得る。
本実施形態の表示処理部150は、対応付けが確定した商品情報またはサービス情報を表示部(図示せず)に表示させる。本実施形態では、表示処理部150は、対応付け格納部132に格納された情報を対応付けが確定した情報として、表示部に表示させる。但し、対応付けの確定状態は、この例に限定されず、対応付け部130によって、商品情報とサービス情報との対応付けが決定された状態、又は、商品情報と対応付けるサービス情報がないと判断された状態が、対応付けの確定状態とされてもよい。これにより、表示処理部150は、対応付け部130によって対応付けられた商品情報及びサービス情報を表示部(図示せず)に表示させる。また、表示処理部150は、対応付けるサービスがないと対応付け部130により判断された商品情報を、次の商品情報シンボルを用いて得られる次の商品情報よりも前に表示部に表示させる。
また、対応付け部130による商品情報とサービス情報シンボルとの対応付け処理の実行に応じて、音出力部(図示せず)が、対応付けが実行されたことを示す所定の音を更に(或いは代わりに)出力してもよい。音出力部が音を出力することにより、オペレータは対応付け処理が実行されたことを容易に把握できる。
具体的には、表示処理部150は、対応付け格納部132を参照して各シンボルから得られる商品情報とサービス情報との対応関係を把握し、例えば、図3に示されるような画面を表示部に表示させる。図3は、図2に示される対応付け格納部132の情報に基づいて表示処理部150が表示する画面の一例を示す図である。図3の1行目には、対応付け部130によって対応付けられた商品情報とサービス情報(例:図2の1行目)に関する画面表示例が示されている。また、図3の2行目には、対応付けられるサービス情報がないと判断された商品情報(例:図2の2行目)に関する画面表示例が示されている。図3に示されるような画面を確認することで、情報処理装置10のオペレータは、商品情報とサービス情報との対応関係を容易に把握することができる。例えば、図3において、商品名が「ABC」の商品には「10%引き」のサービス情報が対応付けられていることが容易に判断できる。また、図3において、商品名「DEF」の商品には、サービス情報が対応付けられていないことが容易に判断できる。但し、図3はあくまで一例であり、表示処理部150によって表示される画面は図3に制限されない。例えば、商品情報とサービス情報は、同一の行ではなく、決められた順序(例えば、商品情報、サービス情報の順)で前後の行に分けて表示されてもよい。また、例えば、表示処理部150は、画面上に表示される商品情報とサービス情報のうち、対応する商品情報とサービス情報に同一の色や同一の印等を付して、その対応関係を識別可能に表示するようにしてもよい。
出力部160は、対応付け部130からの指示に応じて、検出されるべき商品情報シンボルが検出されていない旨を情報処理装置10のオペレータ等に通知するための所定の出力を行う。少なくとも、対応付け部130は、サービス情報シンボルの検出後、第2所定基準時間経過前に、商品情報シンボルが検出されず次のサービス情報シンボルが検出された場合に、所定の出力を実行する旨の指示を出力部160に出す。出力部160は、対応付け部130からの指示を受け、所定の出力を行う。例えば、出力部160は、商品情報シンボルの検出漏れが発生している旨を示すメッセージや商品情報シンボルの読取りを促すメッセージ等を表示部に表示させる。これにより、情報処理装置10のオペレータに対して、商品情報シンボルの検出漏れを通知することができる。また、これに限らず、出力部160は、例えば所定の警告音等を出力して、商品情報シンボルの検出漏れをオペレータに通知するようにしてもよい。
ここで、図21を用いて、商品検出部110により検出される商品情報シンボルおよびサービス検出部120により検出されるサービス情報シンボルについて説明する。図21は、1つの商品20が撮像されている商品画像2を例示する図である。図21に示されるような商品画像2は、図示しない撮像部において撮像される。図21の例で示される商品画像2に写っている商品20には、バーコード22及び値引きシール24が付されている。バーコード22は商品情報シンボルの一形態であり、値引きシール24はサービス情報シンボル一形態である。商品検出部110は、例えば、既知の画像処理アルゴリズム等を用いて、商品画像2の中からバーコード22を検出する。また、サービス検出部120も同様に、既知の画像処理アルゴリズム等を用いて、商品画像2の中から値引きシール24を検出する。ここで、1枚の商品画像2の中に複数の商品20が写ることもある。この場合は、図21に示されるように、商品検出部110及びサービス検出部120は、商品画像2から商品20を示す商品領域26を特定し、当該特定された各商品領域26の中からバーコード22及び値引きシール24をそれぞれ検出する。なお、図21の例では、商品領域26が商品20の全体が写っている領域を表しているが、これに限らず、商品20の一部が写っている領域であってもよい。
このように、商品検出部110は、ある画像から、第1の種類に属する情報(第1情報:例えば商品情報)を示し得る第1の表示を検出する第1の検出手段と呼ぶことができる。また、サービス検出部120は、第1の種類とは異なる第2の種類に属する情報(第2情報:例えばサービス情報)を示し得る第2の表示を検出する第2の検出手段と呼ぶことができる。この場合、対応付け部130は、第1の表示の検出後、第1所定基準時間経過前に、第2の表示が検出された場合に、当該第1の表示を用いて得られる第1情報と、当該第2の表示を用いて得られる第2情報とを対応付ける。また、対応付け部130は、第2の表示の検出後、第1所定基準時間よりも長い第2所定基準時間経過前に、第1の表示が検出された場合に、当該第1の表示を用いて得られる第1情報と、当該第2の表示を用いて得られる第2情報とを対応付ける。対応付け部130は、この対応付けた第1情報と第2情報とを更に出力することで出力手段と呼ぶこともできる。
〔ハードウェア構成〕
図4は、第1実施形態における情報処理装置のハードウェア構成例を概念的に示す図である。図4に示されるように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、入出力インタフェース(I/F)103、通信部104等を有する。CPU101は、他の各部とバス105等の通信線により接続される。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等である。通信部104は、他の装置や機器と信号をやり取りする。通信部104には、可搬型記録媒体等も接続され得る。入出力I/F103は、表示部106、入力部107、読取部108等と接続される。
表示部106は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイのような、CPU101やGPU(Graphics Processing Unit)(図示せず)等により処理された描画データに対応する画面を表示するユニットである。入力部107は、ユーザ操作の入力を受け付けるユニットであり、例えば、ハードウェアボタンユニット、タッチセンサ等として実現される。表示部106及び入力部107は一体化され、タッチパネルとして実現されていてもよい。読取部108は、レンズ、撮像素子等から形成されるカメラであり、ある瞬間を撮像した1つの静止画像または一定時間に亘って撮像された複数の静止画像を生成する。一定時間に亘って撮像された複数の静止画像は、いわゆる動画であってもよいし、単に静止画像を複数のタイミングで撮像したものであってもよい。また、読取部108は、光源、受光素子等から形成されるバーコードリーダーといったシンボル読取装置であってもよい。上述の商品検出部110およびサービス検出部120は、読取部108から取得された情報を用いて、商品情報シンボルおよびサービス情報シンボルを検出する。
情報処理装置10のハードウェア構成は、図4に示される構成に限定されない。情報処理装置10は、図4に示される構成以外の構成を更に有してもよい。また、情報処理装置10は、表示部106、入力部107、読取部108を有していなくてもよい。この場合、情報処理装置10は、通信部104を介して外部の他の装置と通信し、他の装置の表示部へ描画データを表示させたり、他の装置の入力部を介してユーザからの入力操作を受け付けたり、他の装置の読取部により読み取れられた情報を取得したりする。また、情報処理装置10が他の装置の読取部から取得する情報は、商品情報シンボルおよびサービス情報シンボルそのものを示す情報であってもよいし、商品情報シンボルおよびサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報およびサービス情報であってもよい。
先に説明した情報処理装置10の各処理部(商品検出部110、サービス検出部120、対応付け部130、監視部140、表示処理部150、出力部160)は、例えば、CPU101によってメモリ102に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。当該プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)やメモリカード等のような可搬型記録媒体、あるいはネットワーク上の他のコンピュータから通信部104等を介してインストールされ、メモリ102に格納される。そして、CPU101が、メモリ102に格納された、商品検出部110、サービス検出部120、対応付け部130、監視部140、表示処理部150、出力部160の機能を実現する各プログラムを実行することにより、商品検出部110、サービス検出部120、対応付け部130、監視部140、表示処理部150、出力部160がそれぞれ実現される。また、対応付け格納部132は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などのストレージ(図示せず)により実現される。
〔動作例〕
図5から図7を用いて、本実施形態における情報処理装置の動作例を説明する。図5は、第1実施形態における情報処理装置が第1シンボルを検出する処理の流れを示すフローチャートである。図6は、図5において商品情報シンボルが第1シンボルとして検出された場合の、第1実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。図7は、図5においてサービス情報シンボルが第1シンボルとして検出された場合の、第1実施形態における情報処理装置の流れを示すフローチャートである。
まず、商品検出部110およびサービス検出部120によって各シンボルの検出処理が、並列して非同期に実行されている。商品検出部110またはサービス検出部120のいずれか一方によって検出された各シンボルに関する情報は、対応付け部130に向けて逐次渡される。対応付け部130は、商品検出部110またはサービス検出部120から各シンボルに関する情報を受け取ることにより、第1シンボルが検出されたか否かを判断する(S101)。ここで、第1シンボルとは、本処理において対応付けの判断対象となる2つのシンボルのうち、先に検出されたシンボルである。具体的には、サービス検出部120でサービス情報シンボルが検出される前に、商品検出部110で商品情報シンボルが先に検出された場合、当該商品情報シンボルが第1シンボルとなる。また、商品検出部110で商品情報シンボルが検出される前に、サービス検出部120で商品情報シンボルが先に検出された場合、当該サービス情報シンボルが第1シンボルとなる。第1シンボルとして商品情報シンボルが検出された場合(S101:商品情報シンボル)、処理はAに遷移する。一方、第1シンボルとしてサービス情報シンボルが検出された場合(S101:サービス情報シンボル)、処理はBに遷移する。
<処理A>
対応付け部130は、S101で検出された第1シンボル(商品情報シンボル)から得られる商品情報を対応付け格納部132に格納する(S102)。
この具体的な例を、図8を用いて説明する。図8は、対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。対応付け部130は、図8(a)に示されるように、S101で検出された第1シンボルから得られる商品情報を対応付け格納部132に格納する。なお、図8(a)に示されるように、この時点で商品情報に対応付けられるサービス情報は「未検出」であり、当該商品情報の対応付けは確定していない。そのため、図8(b)に示されるように、S101で検出された第1シンボルから得られる商品情報は、この時点では画面に表示されない。
監視部140は、第1シンボル(商品情報シンボル)の検出に応じて、当該第1シンボルが検出から第1所定基準時間が経過したか否かを管理する処理(第1所定基準時間管理処理)を開始する(S103)。具体的には、監視部140は、例えば第1所定基準時間の経過を判断するためのタイマーを第1シンボルの検出に応じて起動する等して、第1シンボルが検出されてからの経過時間を管理する。そして、監視部140は、例えば、図示しない記憶部に予め保持されている、或いは、基準時間を基に算出される第1所定基準時間を用いて、商品情報シンボルの検出から第1所定基準時間が経過したと判断した場合、その旨を対応付け部130に通知する。この通知を基に、対応付け部130は第1所定基準時間の経過を判断する(S104)。対応付け部130は、第1シンボルが検出されてから第1所定基準時間が経過するまでに(S104:NO)、商品検出部110またはサービス検出部120のいずれか一方によって、第2シンボルが検出されたか否かを判断する(S105)。ここで、第2シンボルとは、本処理で対応付けの判断対象となる2つのシンボルのうち、後に検出されたシンボルである。具体的には、第1シンボルの検出から第1所定基準時間が経過するまでの間に検出された商品情報シンボルあるいはサービス情報シンボルが、第2シンボルとして扱われる。
ここで、店舗において商品精算業務を行うオペレータは、通常、商品情報シンボルやサービス情報シンボルを読ませる操作を1つの商品ごとに行う。そのため、商品情報シンボルやサービス情報シンボルは商品ごとに逐次検出される可能性が高い。すなわち、対応付け部130は、ある商品情報シンボルが検出された後、次の商品情報シンボルが検出された時点で、次の商品が処理対象となっていると推定できる。ここで、ある商品情報シンボルが検出された後、第1所定基準時間の経過前に、サービス情報シンボルが検出されずに次の商品情報シンボルが検出されたとする。この場合、対応付け部130は、処理対象が次の商品に移っていると判断して、先に検出された商品情報シンボルには、対応するサービス情報シンボルが存在しない可能性が高いと推定できる。そこで、第2シンボルとして商品情報シンボルが検出された場合(S105:商品情報シンボル)、対応付け部130は、第1シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報に対応付けられるサービス情報がないと判断する(S106)。そして、対応付け部130は、S106における判断とS105で検出された第2シンボルから得られる商品情報とに基づいて、対応付け格納部132を更新する(S107)。そして、表示処理部150は、対応付け格納部132に格納されている情報に基づいて、表示部106の表示内容を更新する(S108)。
この具体的な例を、図9を用いて説明する。図9は、対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。対応付け部130は、図9(a)に示されるように、対応付け格納部132の情報を更新する。詳細には、対応付け部130は、図9(a)の2行目に示されるように、S106で検出された商品情報シンボルから得られる商品情報を対応付け格納部132に新たに格納する。なお、図8の場合と同様に、この時点で新たな商品情報に対応付けられるサービス情報は「未検出」であり、当該商品情報の対応付けは確定していない。一方、S102で先に格納された商品情報に対しては、対応付け部130は、図9(a)の1行目に示されるように、対応付けられるサービス情報がない旨を示す情報(「サービス情報なし」)を付加する。これにより、S101で検出された第1シンボルから得られる先の商品情報の対応付けが確定する。そのため、2つの商品情報シンボルの双方に対して第1所定基準時間以内のタイミングでサービス情報シンボルが後に検出されたとしても、当該サービス情報シンボルから得られるサービス情報は、後の商品情報シンボルから得られる商品情報に対応付けられる。そして、表示処理部150は、図9(a)に示されるような情報を基に、例えば図9(b)に示されるような画面を表示部106に表示させる。ここでは、対応付けが確定した先の商品情報が表示部106上に表示される。
また、第2シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報(例:図9(a)の2行目)に関しては、後にサービス情報シンボルが検出されて、対応付け処理が実行される可能性がある。そのため、対応付け部130は、第2シンボルである商品情報シンボルを新たな第1シンボルとし(S109)、S103の処理へ戻り上述の処理を繰り返す。上述の処理を繰り返す際、監視部140は、第2シンボル(すなわち、新たな第1シンボル)が検出されたタイミングを基準として経過時間を管理する。また、これに伴い、前の第1シンボルに関する第1所定基準時間管理処理は停止される。
また、商品精算業務を行うオペレータは、通常、商品情報シンボルやサービス情報シンボルを読ませる操作を1つの商品ごとに行う。そのため、同一商品に付された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルはある程度近いタイミングで検出される可能性が高いと考えられる。ここでいう「ある程度近いタイミング」は、第1所定基準時間を定める指標となるタイミングであり、経験的又は理論的に算出できる。つまり、商品情報シンボルおよびサービス情報シンボルが第1所定基準時間以内に検出された場合、当該各シンボルから得られる商品情報およびサービス情報は対応付く可能性が高いと言える。そこで、第1所定基準時間の経過前に第2シンボルとしてサービス情報シンボルが検出された場合(S105:サービス情報シンボル)、対応付け部130は、各シンボルから得られる商品情報とサービス情報との対応付け処理を実行する(S110)。そして、対応付け部130は、S110の対応付け処理の結果に基づいて、対応付け格納部132を更新する(S111)。そして、表示処理部150は、対応付け格納部132に格納されている対応付け情報に基づいて、表示部106の表示内容を更新する(S112)。
この具体的な例を、図10を用いて説明する。図10は、対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。対応付け部130は、図10(a)に示されるように、S110の対応付け処理の結果に基づいて対応付け格納部132の情報を更新する。詳細には、対応付け部130は、S102で格納された商品情報に対して、第2シンボル(サービス情報シンボル)から得られるサービス情報を対応付ける。これにより、S101で検出された第1シンボルから得られる商品情報と、S105で検出された第2シンボルから得られるサービス情報との対応付けが確定する。そして、表示処理部150は、対応付けが確定した商品情報とサービス情報とを、例えば図10(b)に示されるように、表示部106に表示させる。
また、第2シンボルが検出されないまま(S105:NO)第1所定基準時間が経過した場合(S104:YES)、対応付け部130は、第1シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報に対応付けられるサービス情報がないと判断する(S113)。これは、上述した「同一商品に付された商品情報シンボルとサービス情報シンボルはある程度近いタイミングで検出される可能性が高い」という考えに基づくものである。そして、対応付け部130は、S113における判断に基づいて、対応付け格納部132を更新する(S111)。そして、表示処理部150は、対応付け格納部132に格納されている対応付け情報に基づいて、表示部106の表示内容を更新する(S112)。
この具体的な例を、図11を用いて説明する。図11は、対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。対応付け部130は、図11(a)に示されるように、S113の判断に基づいて対応付け格納部132の情報を更新する。詳細には、対応付け部130は、S102で先に格納された商品情報に対して、対応付けられるサービス情報がない旨を示す情報(「サービス情報なし」)を付加する。これにより、S101で検出された第1シンボルから得られる商品情報の対応付けが確定する。そして、表示処理部150は、図11(a)に示されるような情報を基に、例えば図11(b)に示されるような画面を表示部106に表示させる。
S110で商品情報とサービス情報との対応付け処理が実行されるか、S113で第1シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報に対応付けられるサービス情報がないと判断された場合、次に検出されるシンボルは第1シンボルとなる。そのため、S110で商品情報とサービス情報との対応付け処理が実行されるか、S113で第1シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報に対応付けられるサービス情報がないと判断された場合、処理はS101に戻る。なお、この一連の処理の流れは、ある顧客に対する商品精算業務が完了するまで繰り返される。
<処理B>
対応付け部130は、S101で検出された第1シンボル(サービス情報シンボル)から得られるサービス情報を対応付け格納部132に格納する(S116)。
この具体的な例を、図12を用いて説明する。図12は、対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。対応付け部130は、図12(a)に示されるように、S101で検出された第1シンボルから得られるサービス情報を対応付け格納部132に格納する。なお、図12(a)に示されるように、この時点でサービス情報に対応付けられる商品情報は「未検出」であり、当該サービス情報の対応付けは確定していない。そのため、図12(b)に示されるように、S101で検出された第1シンボルから得られるサービス情報は、この時点では画面に表示されない。
監視部140は、第1シンボル(サービス情報シンボル)の検出に応じて、当該第1シンボルが検出されてからの経過時間を管理する処理(第2所定基準時間管理処理)を開始する(S116)。具体的には、監視部140は、例えば第2所定基準時間の経過を判断するためのタイマーを第1シンボルの検出に応じて起動する等して、第1シンボルが検出されてからの経過時間を管理する。そして、監視部140は、例えば、図示しない記憶部に予め保持されている、或いは、基準時間を基に算出される第2所定基準時間を用いて、商品情報シンボルの検出から第2所定基準時間が経過したと判断した場合、その旨を対応付け部130に通知する。この通知を基に、対応付け部130は第2所定基準時間の経過を判断する(S104)。対応付け部130は、第1シンボルが検出されてから第2所定基準時間が経過するまでに(S117:NO)、商品検出部110またはサービス検出部120のいずれか一方によって、第2シンボルが検出されたか否かを判断する(S118)。これらの処理は、上述の処理Aの場合と同様である。
ここで、上述したように、商品精算業務を行うオペレータは、通常、商品情報シンボルやサービス情報シンボルを読ませる操作を1つの商品ごとに行う。そのため、同一商品に付された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルはある程度近いタイミングで検出される可能性が高いと考えられる。さらに、商品情報に対しては、適用されるサービス情報が存在しない場合もあるが、サービス情報に対しては、サービス適用対象の商品が必ず存在し、対応付け処理が実行されるはずである。このため、第2所定基準時間は第1所定基準時間よりも長く設定される。第2所定基準時間の経過前に第2シンボルとして商品情報シンボルが検出された場合(S118:商品情報シンボル)、対応付け部130は、各シンボルから得られる商品情報とサービス情報との対応付け処理を実行する(S124)。そして、対応付け部130は、S124の対応付け処理の結果に基づいて、対応付け格納部132を更新する(S125)。そして、表示処理部150は、対応付け格納部132に格納されている対応付け情報に基づいて、表示部106の表示内容を更新する(S126)。
この具体的な例を、図13を用いて説明する。図13は、対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。対応付け部130は、図13(a)に示されるように、S124の対応付け処理の結果に基づいて対応付け格納部132の情報を更新する。詳細には、対応付け部130は、S115で格納されたサービス情報に対して、第2シンボル(商品情報シンボル)から得られる商品情報を対応付ける。これにより、S101で検出された第1シンボルから得られるサービス情報と、S118で検出された第2シンボルから得られる商品情報との対応付けが確定する。そして、表示処理部150は、対応付けが確定したサービス情報と商品情報とを、例えば図13(b)に示されるように、表示部106に表示させる。
また、上述したように、商品情報シンボルやサービス情報シンボルは商品ごとに逐次検出され、サービス情報に対しては、サービス適用対象の商品が必ず存在するはずである。そのため、次のサービス情報シンボルが検出された時点で、次の商品が処理対象となっており、前のサービス情報シンボルが付されている商品に関する商品情報シンボルが検出されていないと判断できる。そこで、第2シンボルとしてサービス情報シンボルが検出された場合(S118:サービス情報シンボル)、対応付け部130は、商品情報シンボルの検出漏れが発生したと判断し、出力部160に所定の出力を行う旨の指示を送信する(S119)。
S119における所定の出力として、出力部160は、例えば、商品情報シンボルの検出漏れが発生している旨を示すメッセージや商品情報シンボルの読取りを促すメッセージ等を表示部106に表示させる。具体的な例として、出力部160は図14に示されるようなメッセージを表示部106に表示させる。図14は、出力部160による所定の出力を例示する図である。このようなメッセージ等の出力により、情報処理装置10のオペレータが商品情報の検出漏れが発生していることを認知できる。そして、このメッセージを確認したオペレータによって、第1シンボルとして検出されたサービス情報シンボルに対応する商品情報シンボルの読取操作が実行される。このようにして、第1シンボルとして検出されたサービス情報シンボルから得られるサービス情報に対応付けられる商品情報が正しく取得される。但し、S119における出力部160の出力は、上述の例に制限されない。S120では、サービス情報シンボルに対応する商品情報シンボルの検出につながるような情報が出力されればよい。例えば、出力部160は、所定の警告音を出力する等して、商品情報シンボルの検出漏れをオペレータに通知するようにしてもよい。
そして、対応付け部130は、第1シンボルであるサービス情報シンボルから得られるサービス情報と、S119の出力に応じて読み取られた商品情報シンボルから得られる商品情報とを対応付ける(S120)。そして、対応付け部130は、第1シンボルから得られるサービス情報およびS119の出力に応じて読み取られた商品情報シンボルから得られる商品情報が対応付くこと示す対応付け情報に基づいて、対応付け格納部132を更新する(S121)。そして、表示処理部150は、対応付け格納部132に格納されている対応付け情報に基づいて、表示部106の表示内容を更新する(S122)。
この具体的な例を、図15を用いて説明する。図15は、対応付け格納部に格納される情報および表示部に表示される画面を例示する図である。対応付け部130は、図15(a)に示されるように、対応付け格納部132の情報を更新する。詳細には、対応付け部130は、図15(a)の2行目に示されるように、S118で検出されたサービス情報シンボルから得られるサービス情報を対応付け格納部132に新たに格納する。なお、図12の場合と同様に、この時点で新たなサービス情報に対応付けられる商品情報は「未検出」であり、当該サービス情報の対応付けは確定していない。一方、S115で先に格納されたサービス情報に対しては、対応付け部130は、図15(a)の1行目に示されるように、S119の出力により読み取られた商品情報シンボルから得られる商品情報を対応付ける。これにより、S101で検出された第1シンボルから得られる先のサービス情報の対応付けが確定する。そして、表示処理部150は、図15(a)に示されるような情報を基に、例えば図15(b)に示されるような画面を表示部106に表示させる。ここでは、対応付けが確定した先のサービス情報と商品情報とが表示部106上に表示される。
また、第2シンボルであるサービス情報シンボルから得られるサービス情報に関しては、後に商品情報シンボルが検出されて、対応付け処理が実行される可能性がある。そのため、対応付け部130は、第2シンボルであるサービス情報シンボルを新たな第1シンボルとし(S123)、S116の処理へ戻り上述の処理を繰り返す。上述の処理を繰り返す際、監視部140は、第2シンボル(すなわち、新たな第1シンボル)が検出されたタイミングを基準として経過時間を管理する。また、これに伴い、前の第1シンボルに関する第2所定基準時間管理処理は停止される。
また、第2シンボルが検出されないまま(S118:NO)第2所定基準時間が経過した場合も(S117:YES)、第1シンボルとして検出されたサービス情報シンボルに対する商品情報シンボルの検出漏れが発生していると考えられる。よって、対応付け部130は、あるサービス情報シンボルが検出された後、第2所定基準時間の経過前に、商品情報シンボルが検出されずに次のサービス情報シンボルが検出された場合と同様に、出力部160に所定の出力を行う旨の指示を送信する(S127)。そして、出力部160による出力を確認したオペレータによって、第1シンボルであるサービス情報シンボルに対応する商品情報シンボルが読み込まれる。そして、商品情報シンボルの読取りに応じて、対応付け部130が、第1シンボルから得られるサービス情報とS127で読み取られた商品情報シンボルから得られる商品情報とを対応付ける(S124)。そして、対応付け部130は、第1シンボルから得られるサービス情報とS127の出力に応じて読み取られた商品情報シンボルから得られる商品情報が対応付くこと示す対応付け情報とに基づいて、対応付け格納部132を更新する(S125)。そして、表示処理部150が、対応付け格納部132に格納されている対応付け情報に基づいて、表示部106の表示内容を更新する(S126)。具体的には、S127の出力により読み取られた商品情報シンボルから得られる商品情報を用いて、図13の例と同様の処理が実行される。
S124で商品情報とサービス情報との対応付け処理が実行された場合、次に検出されるシンボルは第1シンボルとなる。そのため、S124で商品情報とサービス情報との対応付け処理が実行された場合、処理はS101に戻る。なお、この一連の処理の流れは、ある顧客に対する商品精算業務が完了するまで繰り返される。
上述のように、本実施形態では、商品情報シンボル及びサービス情報シンボルの各検出処理が非同期に並列に実行される。これにより、商品情報シンボルの検出後にサービス情報シンボルを検出する形態に比べ、オペレータによる商品情報シンボル及びサービス情報シンボルの読取部108へのかざし作業を容易化でき、かつ、両シンボルが検出されるまでの時間を短縮することができる。但し、これにより、商品情報シンボルとサービス情報シンボルとの検出順が一定とならない。
そこで、本実施形態では、商品情報シンボルが検出されてから第1所定基準時間が経過する前にサービス情報シンボルが検出された場合、検出された各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とが対応付けられる。また、サービス情報シンボルが検出されてから、第2所定基準時間が経過する前に商品情報シンボルが検出された場合、検出された各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とが対応付けられる。ここで、商品精算業務を行うオペレータは、通常、商品情報シンボルやサービス情報シンボルを読ませる操作を1つの商品ごとに行う。そのため、同一商品に付された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルはある程度近いタイミングで検出される可能性が高い。言い換えると、商品情報シンボルおよびサービス情報シンボルが第1または第2所定基準時間以内に検出された場合、各シンボルに含まれる商品情報およびサービス情報は、1つの商品に関する情報であり、対応付けられるべき関係にある可能性が高いと言える。本実施形態によれば、第1所定基準時間及び第2所定基準時間を用いて、商品情報及びサービス情報を対応付けるか否かを判断する。そのため、商品情報シンボルとサービス情報シンボルとの検出順が一定とならない場合でも、同一の商品に関する商品情報とサービス情報とを正確に対応付けることができる。
さらに、先にサービス情報シンボルが検出された場合に用いられる第2所定基準時間は、先に商品情報シンボルが検出された場合に用いられる第1所定基準時間よりも長く設定される。ここで、商品情報シンボルのみが付され、サービス情報シンボルが付されない商品は存在するが、正常状態において、サービス情報シンボルのみが付され、商品情報シンボルが付されない商品は存在しない。即ち、商品情報に対しては、対応付けるべきサービス情報が存在しない場合もあるが、サービス情報に対しては、サービス適用対象の商品が必ず存在するため、正常状態では、対応付けるべき商品情報が存在するはずである。よって、このように第2所定基準時間を長く設定しておくことにより、先に取得されたサービス情報に対して商品情報を対応付けることができる可能性が高まるため、対応付け処理を精度よく実行することが可能となる。
[第2実施形態]
上述した課題の解決手段として、情報処理装置10は、第1実施形態の構成に限らず、少なくとも商品検出部110、サービス検出部120、及び対応付け部130を備えていればよい。
〔処理構成〕
図16は、第2実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示す図である。図16に示されるように、第2実施形態の情報処理装置10は、商品検出部110と、サービス検出部120と、対応付け部130とを有する。情報処理装置10の各処理部(商品検出部110、サービス検出部120、対応付け部130)は、第1実施形態と同様に、CPU101が各処理部の機能を実現するプログラムをそれぞれ実行することにより実現される。また、対応付け格納部132は、第1実施形態と同様に、HDDやSSDなどのストレージ(図示せず)により実現される。
商品検出部110は商品情報シンボルを検出し、サービス検出部120はサービス情報シンボルを検出する。商品検出部110およびサービス検出部120の動作は、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
対応付け部130は、第1実施形態と同様に、商品検出部110またはサービス検出部120によって検出された各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報との対応関係を判断する。本実施形態では、対応付け部130によって、商品情報シンボルの検出から第1所定基準時間が経過したか否か、及び、サービス情報シンボルの検出から第2所定基準時間が経過したか否かが管理される。具体的には、本実施形態の対応付け部130は、続けて検出された2つのシンボルそれぞれの検出時間を比較することにより、先のシンボルが検出されてから次のシンボルが検出されるまでの経過時間を判断する。また、対応付け部130は、先のシンボルが検出されてから次のシンボルが検出されない場合、現在時刻と先のシンボルの検出時刻とを比較して、先のシンボルが検出されてからの経過時間を判断する。そして、対応付け部130は、上述したように判断された経過時間と、予め設定されている第1閾値時間Tth1又は第2閾値時間Tth2(Tth1<Tth2)比較することにより、第1所定基準時間または第2所定基準時間が経過したか否かを判断する。ここで、第1閾値時間Tth1は、第1実施形態における第1所定基準時間に相当する。また、第2閾値時間Tth2は、第1実施形態における第2所定基準時間に相当する。但し、対応付け部130が第1所定基準時間及び第2所定基準時間の経過を管理する方法は、この方法に制限されない。
〔動作例〕
図17及び図18を用いて、本実施形態における情報処理装置の動作例を説明する。図17は、図5において商品情報シンボルが第1シンボルとして検出された場合の、第2実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。図18は、図5においてサービス情報シンボルが第1シンボルとして検出された場合の、第2実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。なお、第1実施形態で説明した、図5に示される処理は、本実施形態においても共通である。
<処理A>
対応付け部130は、第1シンボル(商品情報シンボル)の検出に応じて、当該第1シンボルの検出時間Tを取得する(S201)。対応付け部130は、例えば、商品検出部110から当該商品情報シンボルの検出時間Tをさらに取得する。これに限らず、対応付け部130は、商品検出部110から商品情報シンボルに関する情報を受信したタイミングを基に、検出時間Tを判断することもできる。そして、対応付け部130は、商品検出部110またはサービス検出部120のいずれか一方によって、第2シンボルが検出されたか否かを判断する(S202)。
第1実施形態で説明したように、店舗において商品精算業務を行うオペレータは、通常、商品情報シンボルやサービス情報シンボルを読ませる操作を1つの商品ごとに行う。そのため、商品情報シンボルやサービス情報シンボルは商品ごとに逐次検出される可能性が高い。すなわち、次の商品情報シンボルが検出された時点で、次の商品が処理対象となっており、前の商品情報シンボルが付されている商品にはサービス情報シンボルが付されていないと推定できる。よって、ある商品情報シンボルが検出された後、サービス情報シンボルが検出されずに次の商品情報シンボルが検出された場合、先に検出された商品情報シンボル(すなわち、第1シンボル)には、対応するサービス情報シンボルが存在しない可能性が高い。そこで、第2シンボルとして商品情報シンボルが検出された場合(S202:商品情報シンボル)、対応付け部130は、第1シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報に対応付けられるサービス情報がないと判断する(S203)。そして、対応付け部130は、S203における判断とS202で検出された第2シンボルから得られる商品情報とに基づいて、対応付け格納部132を更新する(S204)。具体的には、第1実施形態で説明した、図9の例と同様の処理が実行される。
また、第2シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報に関しては、後にサービス情報シンボルが検出されて、対応付け処理が実行される可能性がある。そのため、対応付け部130は、第2シンボルである商品情報シンボルを新たな第1シンボルとし(S205)、S202の処理へ戻り上述の処理を繰り返す。
また、第2シンボルとしてサービス情報シンボルが検出された場合(S202:サービス情報シンボル)、対応付け部130は、第2シンボルが第1閾値時間Tth1内に取得されたか否かを判定する。詳細には、対応付け部130は、第2シンボルの検出時間Tを取得し(S206)、第2シンボルの検出時間Tと第1シンボルの検出時間Tとの差分が、予め設定された第1閾値時間Tth1以下であるか否かを判定する(S207)。
第2シンボルの検出時間Tと第1シンボルの検出時間Tとの差分が、予め設定された第1閾値時間Tth1以下である場合(S207:YES)、対応付け部130は、各シンボルから得られる商品情報とサービス情報との対応付け処理を実行する(S208)。具体的には、対応付け部130は、第1シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報と、第2シンボルであるサービス情報シンボルから得られるサービス情報とを対応付ける。そして、対応付け部130は、S208の対応付け処理の結果に基づいて、対応付け格納部132を更新する(S209)。具体的には、第1実施形態で説明した、図10の例と同様の処理が実行される。
S208で商品情報とサービス情報との対応付け処理が実行された場合、次に検出されるシンボルは第1シンボルとなる。そのため、S208で商品情報とサービス情報との対応付け処理が実行された場合、処理は図5のS101に戻る。なお、この一連の処理の流れは、ある顧客に対する商品精算業務が完了するまで繰り返される。
一方、第2シンボルの検出時間Tと第1シンボルの検出時間Tとの差分が、予め設定された第1閾値時間Tth1を超える場合(S207:NO)、対応付け部130は、S203と同様の処理を実行する。すなわち、対応付け部130は、第1シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報に対応付けられるサービス情報がないと判断する(S210)。そして、対応付け部130は、S210における判断に基づいて、対応付け格納部132を更新する(S211)。具体的には、第1実施形態で説明した、図11の例と同様の処理が実行される。
また、第2シンボルであるサービス情報シンボルから得られるサービス情報に関しては、後に商品情報シンボルが検出されて、対応付け処理が実行される可能性がある。そのため、対応付け部130は、第2シンボルである商品情報シンボルを新たな第1シンボルとし(S212)。この場合、サービス情報シンボルが第1シンボルとなるため、処理はBへ遷移する。
<処理B>
対応付け部130は、第1シンボル(サービス情報シンボル)の検出に応じて、当該第1シンボルの検出時間Tを取得する(S213)。対応付け部130は、例えば、サービス検出部120から当該サービス情報シンボルの検出時間Tをさらに取得する。これに限らず、対応付け部130は、サービス検出部120からサービス情報シンボルに関する情報を受信したタイミングを基に、検出時間Tを判断することもできる。そして、対応付け部130は、商品検出部110またはサービス検出部120のいずれか一方によって、第2シンボルが検出されたか否かを判断する(S214)。これらの処理は、上述の処理Aの場合と同様である。
また、第2シンボルとして商品情報シンボルが検出された場合(S214:商品情報シンボル)、対応付け部130は、第2シンボルが第2閾値時間Tth2内に取得されたか否かを判定する。詳細には、対応付け部130は、第2シンボルの検出時間Tを取得し(S215)、第2シンボルの検出時間Tと第1シンボルの検出時間Tとの差分が、予め設定された第2閾値時間Tth2以下であるか否かを判定する(S216)。
第2シンボルの検出時間Tと第1シンボルの検出時間Tとの差分が、予め設定された第2閾値時間Tth2以下である場合(S216:YES)、対応付け部130は、各シンボルから得られる商品情報とサービス情報との対応付け処理を実行する(S217)。具体的には、対応付け部130は、第1シンボルであるサービス情報シンボルから得られるサービス情報と、第2シンボルである商品情報シンボルから得られる商品情報とを対応付ける。そして、対応付け部130は、S217の対応付け処理の結果に基づいて、対応付け格納部132を更新する(S218)。具体的には、第1実施形態で説明した、図13の例と同様の処理が実行される。
S217で商品情報とサービス情報との対応付け処理が実行された場合、次に検出されるシンボルは第1シンボルとなる。そのため、S217で商品情報とサービス情報との対応付け処理が実行された場合、処理は図5のS101に戻る。なお、この一連の処理の流れは、ある顧客に対する商品精算業務が完了するまで繰り返される。
一方、第2シンボルの検出時間Tと第1シンボルの検出時間Tとの差分が、予め設定された第2閾値時間Tth2を超える場合(S216:NO)、第1実施形態と同様に、商品情報シンボルの検出漏れ(エラー)が発生している可能性が高いと考えられる。そこで、対応付け部130は、このような場合はエラーが発生したと判断し、情報処理装置10のエラー処理部(図示せず)にエラー処理の実行指示を出す(S219)。S219で実行されるエラー処理は、例えば第1実施形態で説明したような、メッセージや警告音等で商品情報シンボルの検出漏れをオペレータに通知し、商品情報シンボルを読み取らせる、といった処理である。なお、エラー処理はこの例に制限されない。
また、第1実施形態で説明したように、商品情報シンボルやサービス情報シンボルは商品ごとに逐次検出される。さらに、サービス情報に対しては、サービス適用対象の商品が必ず存在するはずである。そのため、次のサービス情報シンボルが検出された時点で、次の商品が処理対象となっており、前のサービス情報シンボルが付されている商品に関する商品情報シンボルが検出されていないと判断できる。そこで、第2シンボルとしてサービス情報シンボルが検出された場合(S214:サービス情報シンボル)も、対応付け部130は、このような場合は商品情報シンボルの検出漏れ(エラー)が発生したと判断する。そして、対応付け部130は、情報処理装置10のエラー処理部(図示せず)にエラー処理の実行指示を出す(S219)。
以上、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
以下に複数の実施例を挙げ、上述の各実施形態を更に詳細に説明する。本発明は以下の各実施例から何ら限定を受けない。
図19は、POSレジスタ装置の構成例を示す図である。図19に示されるように、実施例1は、上述の情報処理装置10及び情報処理方法が、POS(Point Of Sale)レジスタ装置30に適用された例を示す。実施例1におけるPOSレジスタ装置30は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41から構成される。チェッカ装置31は、商品を精算対象に登録し、精算対象商品の情報をキャッシャ装置41に送る。キャッシャ装置41は、精算対象の商品の決済処理を行う。精算対象は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41のいずれにおいても登録可能である。
実施例1におけるチェッカ装置31及びキャッシャ装置41は、図4と同様に、CPU101、メモリ102、入出力I/F103及び通信部104等を有する。上述の情報処理装置10は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41のいずれにも適用可能であり、上述の情報処理方法は、チェッカ装置31及びキャッシャ装置41のいずれでも実行可能である。
上述の表示部106は、タッチパネルユニット32の表示部32a及び表示部42の少なくとも一方に相当する。上述の入力部107は、タッチパネルユニット32のタッチパネル32b及びキーボード33、並びに、キーボード43の少なくとも1つに相当する。上述の読取部108は、スキャナ装置34およびスキャナ装置44に相当する。スキャナ装置34は、読取窓35にかざされた商品の外観を映し出す商品画像を撮像する。スキャナ装置34で撮像された画像を処理することにより、商品情報シンボルやサービス情報シンボルが検知され、商品情報やサービス情報を取得することができる。スキャナ装置44は、光源(不図示)を有しており、商品の包装材等に照射した光の反射光を受光素子(不図示)を用いて検知することで、商品情報やサービス情報を読み取ることができる。
実施例1によれば、スキャナ装置34やスキャナ装置44による各シンボルの検出タイミングに応じて、例えば図8(a)から図15(a)に示すように商品情報とサービス情報との対応付けが管理される。具体的には、商品情報シンボルが検出されてから第1所定基準時間以内にサービス情報シンボルが検出された場合に、各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とが対応付けられる。また、スキャナ装置34やスキャナ装置44によってサービス情報シンボルが検出されてから第1所定基準時間よりも長い第2所定基準時間以内に商品情報シンボルが検出された場合にも、各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とが対応付けられる。これにより、本実施形態によれば、商品情報とサービス情報とを正確に対応付けることができる。また、このように対応付けられた商品情報およびサービス情報を基に、表示処理部150により図8(b)から図15(b)のような画面がタッチパネルユニット32または表示部42に表示される。そして、POSレジスタ装置30のオペレータは、このようにタッチパネルユニット32や表示部42に表示された画面に基づいて、商品情報とサービス情報とが正確に対応付けられているか否かを容易に把握することができる。
実施例1では、図7に示されるように、POSレジスタ装置30がチェッカ装置31及びキャッシャ装置41を有したが、POSレジスタ装置30は、キャッシャ装置41のみで構成されてもよい。この場合、キャッシャ装置41が、スキャナ装置34を有していればよい。
図20は、POSシステムの構成例を示す図である。図20に示されるように、実施例2は、上述の情報処理装置10及び商品画像提示方法が、POSシステム50に適用された例を示す。実施例2におけるPOSシステム50は、サーバ装置51及び店舗側構成52から構成され、サーバ装置51と店舗側構成52とは、通信網53により通信可能に接続される。店舗側構成52には、通信中継装置を介して通信網53に接続可能な店舗端末54、スタンド55等が含まれる。スタンド55は、店舗端末54と、他の機器(ハンディスキャナ、キャッシュドロア、レシートプリンタ等)とを通信可能に接続するための機器である。
店舗端末54は、PC(Personal Computer)、ノートPC、タブレット型端末、スマートフォン等のような汎用コンピュータであり、サーバ装置51との間でデータのやり取りをすることにより、上述のPOSレジスタ装置30と同様の機能を実現する。店舗端末54は、タッチパネルユニット56、撮像部57等を有する。上述の表示部106は、タッチパネルユニット56の表示部に相当する。上述の入力部107は、タッチパネルユニット56のタッチパネルに相当する。上述の読取部108は、撮像部57に相当する。
サーバ装置51は、一般的なサーバコンピュータであり、WEBサーバ、アプリケーションサーバ等として実現される。店舗端末54及びサーバ装置51は、図4と同様に、CPU101、メモリ102、入出力I/F103及び通信部104等を有する。
上述の情報処理装置10は、サーバ装置51のみ、店舗端末54のみ、又は、それら両方として実現され得る。同様に、上述の情報処理方法は、サーバ装置51のみ、店舗端末54のみ、又は、それら両方により実行可能である。例えば、サーバ装置51と店舗端末54との間のインタフェースとしてWEBシステムが利用される場合、上述の全処理部がサーバ装置51で実現され、店舗端末54は、単なる表示部として動作してもよい。逆に、店舗端末54において全処理部が実現されてもよい。また、一部の処理部がサーバ装置51で実現され、残りの処理部が店舗端末54で実現されてもよい。例えば、対応付け部130がサーバ装置51で実現され、その他の処理部が店舗端末54で実現されてもよい。
実施例2によれば、店舗端末54のオペレータは、撮像部57やスタンド55に接続されるスキャナ装置による各シンボルの検出タイミングに応じて、例えば図8(a)から図15(a)に示すように商品情報とサービス情報との対応付けが管理される。具体的には、商品情報シンボルが検出されてから第1所定基準時間以内にサービス情報シンボルが検出された場合に、各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とが対応付けられる。また、スキャナ装置34やスキャナ装置44によってサービス情報シンボルが検出されてから第1所定基準時間よりも長い第2所定基準時間以内に商品情報シンボルが検出された場合にも、各シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とが対応付けられる。これにより、本実施形態によれば、商品情報とサービス情報とを正確に対応付けることができる。また、このように管理される情報を基に、表示処理部150により図8(b)から図15(b)のような画面がタッチパネルユニット56に表示される。そして、店舗端末54のオペレータは、このようにタッチパネルユニット56に表示された画面に基づいて、商品情報とサービス情報とが正確に対応付けられているか否かを容易に把握することができる。
上述の情報処理装置10及び情報処理方法は、POSレジスタ装置30及びPOSシステム50のみに適用可能なわけではなく、商品の判断を支援するあらゆる装置に適用可能である。例えば、上述の情報処理装置10及び情報処理方法は、一般ユーザに利用されるPCやスマートデバイスのような汎用コンピュータに適用されてもよい。
このように、本発明における情報処理装置は、複数の装置(複数のコンピュータ、複数のCPUを持つ筐体)で実現されることを排除するものではない。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態および実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、第1実施形態では、商品情報およびサービス情報は、対応関係が確定した時点で表示部106に表示される例を示した。しかし、これに限らず、商品検出部110およびサービス検出部120で各シンボルが検出されたタイミングで、各シンボルから得られる商品情報およびサービス情報を表示してもよい。この場合、第1所定基準時間または第2所定基準時間の経過やシンボルの検出順序等に基づく対応付け部130対応付け処理の結果に応じて、表示部106の表示内容が更新される。
また、例えば、第2実施形態において、対応付け部130は、第1シンボルの検出時間Tと現在時刻とに基づいて経過時間を算出してもよい。この場合、当該算出された経過時間が第1閾値時間Tth1または第2閾値時間Tth2以内であるときに検出された他方のシンボルに対して対応付け処理が実行される。
また、例えば、オペレータの1商品の処理速度に対して第1所定基準時間が短い等の理由により、サービス情報シンボルを有する商品の商品情報シンボルを検出した後、第1所定基準時間経過前に当該サービス情報シンボルが検出されないことも起こり得る。また、オペレータの1商品の処理速度に対して第1所定基準時間が長い等の理由により、サービス情報シンボルを有さない商品の商品情報シンボルを検出した後、第1所定基準時間経過前に異なる商品に関するサービス情報シンボルが検出されることも起こり得る。これらの場合、対応付け部130では誤った対応付け処理が実行され得る。そこで、情報処理装置10は、このように対応付け部130によってなされた誤った対応付けを修正する対応付け修正部(図示せず)を更に有していてもよい。対応付け修正部は、例えば、修正対象とする対応付けを選択する操作および正しい対応付けに変更する操作を表示部106や入力部107などを介して受け付け、受け付けた操作に基づいて対応付けを修正する。さらに、情報処理装置10は、対応付け修正部による対応付けの修正に応じて、第1所定基準時間を調整する第1調整部(図示せず)を更に有していてもよい。第1調整部は、例えば、オペレータの実際の処理から得られる、商品情報シンボル、サービス情報シンボルの順で各シンボルが検出された際の検出間隔を統計的に用いて、最適な第1所定基準時間を算出する。第1調整部は、例えば、オペレータ毎に得られる各検出間隔の平均値や中間値などを算出し、オペレータ毎に最適化された第1所定基準時間を求める。また、第1調整部は、オペレータ毎の第1所定基準時間の平均値や中間値などを用いて、複数のオペレータに共通の第1所定基準時間を求めてもよい。これにより、第1所定基準時間が長いために誤った対応付けが発生し、この誤った対応付けを修正した場合には、実際のオペレータの処理に基づいて第1所定基準時間が短く調整される。また、第1所定基準時間が短いために誤った対応付けが発生し、この誤った対応付けを修正した場合には、実際のオペレータの処理に基づいて第1所定基準時間が長く調整される。即ち、オペレータの処理速度に合わせ、第1所定基準時間が最適化される。結果として、誤った対応付けの発生確率を低減させる効果が見込める。
また、サービス検出部120でサービス情報シンボルが検出された後、商品検出部110で同一の物体(商品)が検出されているにもかかわらず、商品情報シンボルが検出されない場合、オペレータが商品情報シンボルの検出に手間取っている可能性がある。そこで、情報処理装置10は、サービス情報シンボルの検出時と検出後で、商品検出部110が同一の物体(商品)を検出している場合に、第2所定基準時間を調整する第2調整部(図示せず)を更に有していてもよい。この場合、商品検出部110は、例えば既知の画像認識アルゴリズム等を用いて、画像から何らかの物体をさらに検出可能に構成される。また、商品検出部110は、同一物体が検出されているか否かについて、例えば複数の画像間で同一物体を追跡するアルゴリズム等を用いて判断できる。また、第2調整部は、例えば、第2所定基準時間を長くする、又は、第2所定基準時間の経過を管理するタイマーを一時停止する等して、第2所定基準時間を調整する。このようにすることで、予め設定された時間の経過によって対応付けを実行するか否かを単純に判断する場合と比べて、上述したようなケースで対応付けが漏れることを回避でき、結果として対応付け処理の精度を向上させる効果が見込める。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
商品情報シンボルを検出する商品検出手段と、
サービス情報シンボルを検出するサービス検出手段と、
商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、或いは、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける対応付け手段と、
を備える情報処理装置。
2.
前記対応付け手段は、保持される第1所定時間及び第2所定時間を用いる、又は、保持される基準時間に対する加算又は減算により得られる前記第1所定時間及び前記第2所定時間を用いる、
1.に記載の情報処理装置。
3.
前記対応付け手段によって既になされた対応付けを修正する操作を受け付け、該操作に応じて前記対応付けを修正する対応付け修正手段と、
前記対応付け修正手段による対応付けの修正に応じて、前記第1所定時間を調整する第1調整手段と、を更に備える、
1.または2.に記載の情報処理装置。
4.
前記商品検出手段は、画像から物体を更に検出し、
サービス情報シンボルの検出時と検出後で、前記商品検出手段によって同一物体が検出されている場合、前記第2所定時間を延長する第2調整手段を更に備える、
1.から3.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
5.
サービス情報シンボルの検出後、前記第2所定時間の経過前に、商品情報シンボルが検出されず、次のサービス情報シンボルが検出された場合、所定の出力を行う出力手段を更に備える、
1.から4.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
6.
画像から、
第1の表示を検出する第1の検出手段と、
第2の表示を検出する第2の検出手段と、
第1の表示の検出後、第1所定時間経過前に第2の表示が検出された場合に、当該第1の表示を用いて得られる商品情報と、当該第2の表示を用いて得られるサービス情報とを関連付けて出力する、或いは、第2の表示の検出後、第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に第1の表示が検出された場合に、当該第1の表示を用いて得られる商品情報と、当該第2の表示を用いて得られるサービス情報とを関連付けて出力する出力手段と、
を備える、
情報処理装置。
7.
少なくとも1つのコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
前記コンピュータが、
商品情報シンボルを検出し、
サービス情報シンボルを検出し、
商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、或いは、サービス情報シンボルの検出後、第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、
ことを含む情報処理方法。
8.
前記コンピュータが、
記憶部に保持される第1所定時間及び第2所定時間を用いる、又は、前記記憶部に保持される基準時間に対する加算又は減算により得られる前記第1所定時間及び前記第2所定時間を用いる、
ことを含む7.に記載の情報処理方法。
9.
前記コンピュータが、
既になされた対応付けを修正する操作を受け付け、該操作に応じて前記対応付けを修正し、
前記対応付けの修正に応じて、前記第1所定時間を調整する、
ことを更に含む、7.または8.に記載の情報処理方法。
10.
前記コンピュータが、
画像から物体を更に検出し、
サービス情報シンボルの検出時と検出後で、同一物体が検出されている場合、前記第2所定時間を調整する、
ことを更に含む7.から9.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
11.
前記コンピュータが、
サービス情報シンボルの検出後、前記第2所定時間の経過前に、商品情報シンボルが検出されず、次のサービス情報シンボルが検出された場合、所定の出力を行う、
ことを更に含む7.から10.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
12.
7.から11.のいずれか1つに記載の情報処理方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラム。
この出願は、2014年7月1日に出願された日本出願特願2014−136164号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (7)

  1. 商品情報シンボルを検出する商品検出手段と、
    サービス情報シンボルを検出するサービス検出手段と、
    商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける対応付け手段と、
    サービス情報シンボルの検出後、商品情報シンボルが検出されずに前記第2所定時間が経過した場合、所定の出力を行う出力手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 商品情報シンボルを検出する商品検出手段と、
    サービス情報シンボルを検出するサービス検出手段と、
    商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける対応付け手段と、
    サービス情報シンボルの検出後、前記第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出されず、前記サービス情報シンボルと異なるサービス情報シンボルが検出された場合、所定の出力を行う出力手段
    を備える情報処理装置。
  3. 前記対応付け手段は、保持される第1所定時間及び第2所定時間を用いる、又は、保持される基準時間に対する減算により得られる第1所定時間及び前記基準時間に対する加算により得られる第2所定時間を用いる、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 少なくとも1つのコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    前記コンピュータが、
    商品情報シンボルを検出し、
    サービス情報シンボルを検出し、
    商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付け、
    サービス情報シンボルの検出後、商品情報シンボルが検出されずに前記第2所定時間が経過した場合、所定の出力を行う、
    ことを含む情報処理方法。
  5. 少なくとも1つのコンピュータを、
    商品情報シンボルを検出する商品検出手段、
    サービス情報シンボルを検出するサービス検出手段、
    商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける対応付け手段、
    サービス情報シンボルの検出後、商品情報シンボルが検出されずに前記第2所定時間が経過した場合、所定の出力を行う出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  6. 少なくとも1つのコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    前記コンピュータが、
    商品情報シンボルを検出し、
    サービス情報シンボルを検出し、
    商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付け、
    サービス情報シンボルの検出後、前記第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出されず、前記サービス情報シンボルと異なるサービス情報シンボルが検出された場合、所定の出力を行う、
    ことを含む情報処理方法。
  7. 少なくとも1つのコンピュータを、
    商品情報シンボルを検出する商品検出手段、
    サービス情報シンボルを検出するサービス検出手段、
    商品情報シンボルの検出後、第1所定時間経過前に、サービス情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける、且つ、サービス情報シンボルの検出後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出された場合に、検出された商品情報シンボル及びサービス情報シンボルを用いて得られる商品情報とサービス情報とを対応付ける対応付け手段、
    サービス情報シンボルの検出後、前記第2所定時間経過前に、商品情報シンボルが検出されず、前記サービス情報シンボルと異なるサービス情報シンボルが検出された場合、所定の出力を行う出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
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