JP6606827B2 - 動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化システム - Google Patents
動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6606827B2 JP6606827B2 JP2015009655A JP2015009655A JP6606827B2 JP 6606827 B2 JP6606827 B2 JP 6606827B2 JP 2015009655 A JP2015009655 A JP 2015009655A JP 2015009655 A JP2015009655 A JP 2015009655A JP 6606827 B2 JP6606827 B2 JP 6606827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- key
- key frame
- unit
- encoding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
以下、本発明による動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図3は、第1の実施形態に係る動画像符号化装置110と、動画像復号装置120とを有する動画像符号化システム1の構成を示すブロック図である。
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の動画像符号化システム1における主に符号化・復号動作を、図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態によれば、動画像符号化装置110のフレームタイプ判定部111が、WZ符号化部116から通知されるWZ符号量の総和と、予め定められた閾値とを比較することによって、キーフレームの最適な動画像符号化方式(差分符号化又はイントラ符号化のいずれか)の選択が可能となった。これにより、DVC方式を採用している動画像符号化システムは、システム全体として符号化に伴う処理量を減少させることが可能となった。言い換えれば、動画像符号化装置110が、キーフレームについて、イントラ符号化と差分符号化のいずれも実施し、両者の符号量を比較した後に、いずれかの符号化方式を選択するプロセスを経ることなく(つまり、演算量の大幅な増加を伴わない)、従来技術に比べて有利な効果を発揮することになる。
次に、本発明による動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化システムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第2の実施形態の動画像符号化システム1も、上述した図1に示すように、動画像符号化装置110Aと動画像復号装置120を有するものである。なお、内部構成は異なっているが、動画像符号化装置に対する符号は、第1の実施形態のものと同一のものを用いる。
次に、第2の実施形態に係る動画像符号化システム1の動作を説明する。
第2の実施形態によれば、動画像符号化装置110Aのフレームタイプ判定部411が、入力されたキーフレームと参照フレームとの絶対差分和と、予め定められた閾値とを比較することによって、キーフレームの最適な符号化方式(差分符号化又はイントラ符号化のいずれか)の選択が可能となった。これにより、第1の実施形態の効果の項で述べた効果と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明による動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化システムの第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第3の実施形態の動画像符号化システム1の構成についても、第1の実施形態の動画像符号化システム1と同様に図3を用いて示すことができる。ただし、動画像符号化システム1の構成は、動画像符号化システム1の動画像符号化装置110の代わりに動画像符号化装置210を適用した点が異なる。以下では、第3の実施形態の動画像符号化装置210の構成について、第1の実施形態の動画像符号化装置110との差異を中心に説明する。
ここで、nは符号化するフレームのインデックスを表す。T(n)は、フレームnを符号化するときに用いる閾値を表す。R(n)は、フレームnのキー符号量を表す。αは、任意の正の定数とする。
ここでα(n)は、単調減少関数とする。
次に、以上のような構成を有する第3の実施形態の動画像符号化システム1における動画像符号化装置210の動作を、図面を参照しながら説明する。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態においてWZ符号量の総和との比較で用いられていた閾値を符号化の選択時において動的に変化させることによって、映像の性質や圧縮条件に応じた最適な閾値が使用可能となり、フレームタイプ判定部121は、第1の実施形態に比べて、より最適な動画像符号化方式の選択が可能となる。これにより、映像の性質や圧縮条件が変化する動画像符号化システムの利用環境において、動画像符号化システムは、システム全体の符号量をより一層削減することが可能となる。
上記各実施形態に加えて、さらに、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
Claims (8)
- 非キーフレームを符号化して非キーフレーム符号化データとして出力する非キー符号化部を有する動画像符号化装置において、
入力されたフレームを、イントラ符号化するキーフレームか、差分符号化するキーフレームか、又は非キーフレームかに判定するフレームタイプ判定手段と、
キーフレームをイントラ符号化し、キーフレーム符号化データとして出力するイントラ符号化部と、
キーフレームから参照フレームを差し引いた差分画像を符号化し、キーフレーム符号化データとして出力する差分符号化部と、
前記キーフレーム符号化データを蓄積するバッファメモリと、
前記バッファメモリから取得されたキーフレーム符号化データから前記参照フレームを生成する参照フレーム再構成部とを有し、
前記非キー符号化部は、非キーフレームをWyner−Ziv符号化してWyner−Ziv符号化データとして出力するものであり、
非キーフレームのWyner−Ziv符号化が行われる度にWyner−Ziv符号化データの符号量であるWZ符号量を出力するWZ符号量出力部とを備え、
前記フレームタイプ判定手段は、前記WZ符号量が入力される度に、前記WZ符号量を加算して、そのWZ符号量の総和を求め、キーフレームと判定する度に前記総和をリセットするものであって、
前記フレームタイプ判定手段は、最初のキーフレームを前記イントラ符号化部で符号化するキーフレームと判定し、これ以降については、前記総和が所定の閾値以上の場合に前記イントラ符号化部で符号化するキーフレームと判定し、それ以外の場合には前記差分符号化部で符号化するキーフレームと判定する
ことを特徴とする動画像符号化装置。 - 前記閾値を生成・更新する閾値調整部を備え、
前記フレームタイプ判定手段で使用される前記閾値は、前記閾値調整部から取得された閾値である
ことを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。 - 前記フレームタイプ判定手段で使用された閾値と、前記イントラ符号化部又は前記差分符号化部から出力される前記キーフレーム符号化データの符号量であるキー符号量とを記憶する閾値調整用記憶部を備え、
前記閾値調整部は、前記閾値調整用記憶部により取得される前記フレームタイプ判定手段で前回使用された前回閾値と、前々回使用された前々回閾値と、前記イントラ符号化部又は前記差分符号化部から前回出力された前回キー符号量と、前々回出力された前々回キー符号量とに基づき、前記閾値を生成・更新する
ことを特徴とする請求項2に記載の動画像符号化装置。 - 符号化するフレームのインデックスをn、フレームnを符号化するときの閾値をT(n)、フレームnの前記キー符号量をR(n)、所定の正の定数をαとし、
前記閾値調整部は、以下の(A)式に従い、前記閾値を調整することを特徴とする請求項3に記載の動画像符号化装置。
T(n+2)=T(n+1) − α[R(n+1)−R(n)]/[T(n+1)−T(n)]…(A) - 符号化するフレームのインデックスをn、フレームnを符号化するときの閾値をT(n)、フレームnの前記キー符号量をR(n)、単調減少関数をα(n)とし、
前記閾値調整部は、以下の(B)式に従い、前記閾値を調整することを特徴とする請求項3に記載の動画像符号化装置。
T(n+2)=T(n+1) −α(n)[R(n+1)−R(n)]/[T(n+1)−T(n)]…(B) - 前記キーフレーム符号化データ又は前記非キーフレーム符号化データについて、前記イントラ符号化部で符号化されたキーフレームか、前記差分符号化部で符号化されたキーフレームか、又は前記非キー符号化部で符号化された非キーフレームかを識別するための識別子をヘッダに加えたストリームデータを生成するストリーム部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の動画像符号化装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の動画像符号化装置と、動画像復号装置とを有することを特徴とする動画像符号化システム。
- 非キーフレームを符号化して非キーフレーム符号化データとして出力する非キー符号化部を有する動画像符号化装置に搭載されるコンピュータを、
入力されたフレームを、イントラ符号化するキーフレームか、差分符号化するキーフレームか、又は非キーフレームかに判定するフレームタイプ判定手段と、
キーフレームをイントラ符号化し、キーフレーム符号化データとして出力するイントラ符号化部と、
キーフレームから参照フレームを差し引いた差分画像を符号化し、キーフレーム符号化データとして出力する差分符号化部と、
前記キーフレーム符号化データを蓄積するバッファメモリと、
前記バッファメモリから取得されたキーフレーム符号化データから前記参照フレームを生成する参照フレーム再構成部として機能させ、
前記非キー符号化部は、非キーフレームをWyner−Ziv符号化してWyner−Ziv符号化データとして出力するものであり、
上記コンピュータを、非キーフレームのWyner−Ziv符号化が行われる度にWyner−Ziv符号化データの符号量であるWZ符号量を出力するWZ符号量出力部としてさらに機能させ、
前記フレームタイプ判定手段は、前記WZ符号量が入力される度に、前記WZ符号量を加算して、そのWZ符号量の総和を求め、キーフレームと判定する度に前記総和をリセットするものであって、
前記フレームタイプ判定手段は、最初のキーフレームを前記イントラ符号化部で符号化するキーフレームと判定し、これ以降については、前記総和が所定の閾値以上の場合に前記イントラ符号化部で符号化するキーフレームと判定し、それ以外の場合には前記差分符号化部で符号化するキーフレームと判定する
ことを特徴とする動画像符号化プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015009655A JP6606827B2 (ja) | 2015-01-21 | 2015-01-21 | 動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015009655A JP6606827B2 (ja) | 2015-01-21 | 2015-01-21 | 動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016134847A JP2016134847A (ja) | 2016-07-25 |
JP6606827B2 true JP6606827B2 (ja) | 2019-11-20 |
Family
ID=56464695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015009655A Active JP6606827B2 (ja) | 2015-01-21 | 2015-01-21 | 動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6606827B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109547786B (zh) * | 2017-09-22 | 2023-05-09 | 阿里巴巴集团控股有限公司 | 视频编码、以及视频解码的方法、装置 |
CN114339196A (zh) * | 2020-09-30 | 2022-04-12 | 华为技术有限公司 | 一种视频编码方法、装置、设备及介质 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0654319A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Hitachi Ltd | フレーム間符号化装置 |
JP5071413B2 (ja) * | 2009-03-02 | 2012-11-14 | 沖電気工業株式会社 | 動画像符号化装置、方法及びプログラム、並びに、動画像符号化システム |
US9210436B2 (en) * | 2010-01-11 | 2015-12-08 | Sungkyunkwan University Foundation For Corporate Collaboration | Distributed video coding/decoding method, distributed video coding/decoding apparatus, and transcoding apparatus |
-
2015
- 2015-01-21 JP JP2015009655A patent/JP6606827B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016134847A (ja) | 2016-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6087940B2 (ja) | 復号化ピクチャ・バッファおよび参照ピクチャ・リストのための状態情報のシグナリング | |
JP2015501098A5 (ja) | ||
JP5056530B2 (ja) | 復号システム、方法及びプログラム | |
JP2013219727A (ja) | 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム | |
JP5900024B2 (ja) | 動画像符号化装置及びプログラム、動画像復号装置及びプログラム、並びに、動画像配信システム | |
JP2010193304A (ja) | 動画像復号装置、方法及びプログラム、動画像符号化装置、方法及びプログラム、並びに、動画像符号化システム | |
JP2010514325A (ja) | テクスチャ合成を利用した映像の符号化、復号化の方法及び装置 | |
US20130034156A1 (en) | Inter-prediction method and video encoding/decoding method using the inter-prediction method | |
TWI542202B (zh) | Animation encoding apparatus, method and program, and animation decoding apparatus, method and program | |
JP2014239497A (ja) | 動き補償ビデオ符号化における画像ブロック比較のためのメトリックを決定する方法、システム、およびプログラム | |
JP2007180776A (ja) | 符号化データ選定、符号化データ設定、再符号化データ生成及び再符号化の方法及び装置 | |
JP5270592B2 (ja) | 画像符号化装置,画像符号化方法および画像符号化プログラム | |
JP6606827B2 (ja) | 動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化システム | |
JP5446686B2 (ja) | 動画像符号化装置及びプログラム、動画像復号装置及びプログラム、並びに、動画像配信システム | |
JP2019110376A (ja) | デコードエラー検出推定装置、映像復号装置、及びこれらのプログラム | |
JP5625808B2 (ja) | データ更新装置及びプログラム、並びに、動画像復号装置及びプログラム、並びに、動画像配信システム | |
JP5016561B2 (ja) | 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法、及び動画像復号方法 | |
JP5206273B2 (ja) | 画像符号化装置、画像符号化システム | |
JP2014011572A5 (ja) | 動画像予測復号装置、方法及びプログラム | |
WO2013058034A1 (ja) | 動画像予測符号化方法、動画像予測符号化装置、動画像予測符号化プログラム、動画像予測復号方法、動画像予測復号装置及び動画像予測復号プログラム | |
KR101500300B1 (ko) | 부호화기와 복호화기 사이에 상호작용이 가능한 선택적 저전력 비디오 코덱 장치, 이를 이용한 부호화 및 복호화 방법 | |
JP2007074306A (ja) | 補足画素生成装置及び復号化システム及び復号化方法及び画像符号化通信システム及び復号化プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2018056957A (ja) | 符号化装置、復号装置、符号化方法、及び、復号方法 | |
JP5957558B2 (ja) | 動画像予測符号化方法、動画像予測符号化装置、動画像予測符号化プログラム、動画像予測復号方法、動画像予測復号装置及び動画像予測復号プログラム | |
JP6268718B2 (ja) | 動画像符号化装置及びプログラム、動画像復号装置及びプログラム、並びに、動画像配信システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180710 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180904 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190405 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6606827 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |