JP6604732B2 - コード・搬送波間ダイバージェンス高域フィルタモニタのためのシステムおよび方法 - Google Patents

コード・搬送波間ダイバージェンス高域フィルタモニタのためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本願発明の一実施例は、例えば、コード・搬送波間ダイバージェンス高域フィルタモニタのためのシステムおよび方法に関する。
[0001]衛星信号の変形は、衛星障害または天然衛星バイアスによって生じることがある。これにより、信号の相関ピークが変形することがあり、それによって、結果として受信機設計(フィルタリングおよび相関プロセス)が異なると距離測定が異なることになる。したがって、信号変形により、地上および機上受信機が異なる設計であるときディファレンシャルGPS動作によって取り消すことができない誤差が生じる。信号変形モニタ(SDM)は、衛星障害の影響により機上ユーザの完全性リスクが許容できないレベルまで増大しないうちに、そのような変形を検知し、衛星の測定データの使用を中断するように設計される。信号変形モニタのいくつかの実施は、コード・搬送波間ダイバージェンス(CCD)モニタを利用する。そのようなモニタは、ある一定の瞬間的変化を検知するのに有効であり、特にSDM検知が警報までの時間の要件を超えることがある場合の信号変形障害に有効である。信号変形およびCCDモニタの障害検知性能は、残留距離誤差と時変最大許容距離誤差とを比較することによって確定することができる。
[0002]赤道付近の地域で特に広くみられる1つの問題は、実際の障害が存在しないときに誤SDM警報が作動し得ることである。これが起きるとき、それは電離層の活動によって頻繁に生じる。したがって、誤SDM警報の問題には、電離層が著しくより活発である赤道付近の地域で頻繁に遭遇する。
[0003]本明細書を読み理解すれば当業者には明らかになる、上記の理由のためおよび下記の他の理由のため、当技術分野において、実際の衛星障害事象と電離層の活動によって生じる誤SDM警報とを区別するためのシステムおよび方法が必要とされる。
[0004]本発明の実施形態は、実際の衛星障害事象と誤SDM警報とを区別するための方法およびシステムを提供し、以下の明細書を読み検討することによって理解される。
[0005]コード・搬送波間ダイバージェンス(CCD)高域フィルタモニタのためのシステムおよび方法が提供される。一実施形態において、GNSS地上型補強ステーションのための信号変形モニタであって、複数のGNSS基準受信機に通信可能に結合されたCCDモニタ段であって、複数のGNSS基準受信機の各々から未加工の擬似距離コード測定値および累積されたデルタ距離搬送波測定値を入力するCCDモニタ段と、CCDモニタ段に通信可能に結合されたコード・搬送波間ダイバージェンス−高域フィルタ(CCD−HPF)モニタ段であって、CCD−HPFモニタが、平均化されたCCD−HPFモニタダイバージェンス率d3_Averageを計算するために高域フィルタを通じてCCDモニタ段によって生じた複数の低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dの各々を処理するCCD−HPFモニタ段とを備え、平均化されたCCD−HPFモニタダイバージェンス率d3_Averageが除外閾値を超えるときGNSS衛星に関連した除外信号を出力する信号変形モニタ。
[0006]本発明の実施形態は、好ましい実施形態の説明および以下の図に鑑みて考察したとき、より容易に理解することができ、それの他の利点および用途がより容易に明らかになり得る。
[0007]本開示の一実施形態の地上型補強システム(GBAS)を示す図である。 [0008]本開示の一実施形態のCCD−HPFモニタを示す図である。 [0009]本開示の一実施形態の信号変形モニタを示す図である。 [0010]本開示の一実施形態のCCD−HPFモニタの動作を示す図である。 [0011]本開示の一実施形態の衛星除外プロセスを示す図である。 [0012]本開示の一実施形態の衛星再入プロセスを示す図である。
[0013]一般的なやり方により、説明された様々な特徴は、縮尺通りでないが、本発明に関係する特徴を強調するように描かれている。参照文字は、図および本文全体を通して同じ要素を表す。
[0014]以下の詳細な説明において、本明細書の一部を形成し、本発明を実施することができる具体的例示的な実施形態により示される添付の図面を参照する。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施することができるくらいに十分に詳細に説明され、他の実施形態を利用することができること、ならびに本発明の範囲から逸脱することなく論理的、機械的、および電気的変更を加えることができることを理解されたい。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味でとらえてはならない。
[0015]本開示の実施形態は、信号変形を脅威障害として対処する。信号変形監視を実施する既存の信号変形監視システムが存在する。しかし、赤道地域など、電離層活動がより激しい場所で悪化する、これらの信号変形モニタが軽減しない脅威空間の過渡部分がある。電離層活動によりノイズが生じ、それにより、ノイズが衛星信号上に重畳されるので、信号変形モニタが衛星障害を識別することが困難になる。その結果、電離層活動によって生じた過渡応答は、信号変形モニタが検知する必要がない衛星障害の症状として誤った解釈をすることがある。本発明の実施形態は、GBAS地上ステーションにおいて過渡信号変形障害を検知するための新たなコード・搬送波間ダイバージェンス(CCD)モニタ設計を導入することにより誤り信号変形モニタ警報を検知し軽減するためのシステムおよび方法を提供する。
[0016]CCD脅威は、ダイバージェンスの影響により無制限の擬似距離補正が生じるようにコードと搬送波とのダイバージェンスを引き起こす衛星障害の可能性に基づく。コード・搬送波間ダイバージェンスに対処するための1つの方法は、ダイバージェンス率推定値を計算し衛星CCD障害を検知するために地上施設に実時間CCDモニタを実施することである。例えば、CCDモニタは、衛星測定毎に現在の擬似距離から現在の累積された位相を減算することにより未加工コードマイナス搬送波の値を計算する。未加工コードマイナス搬送波の値はフィルタリングされ、共通の衛星の測定値がすべての基準受信機にわたって平均化され、結果として得られるダイバージェンス率推定値が検知閾値と比較される。ダイバージェンス率推定値がCCD検知閾値を超える測距源(RS)は、放送セットから除外されるが、RSの監視は継続される。除外されたRSは、ダイバージェンス率推定値が再入時間間隔で再入閾値未満に降下するとき、再入の資格がある。
[0017]厳しい大気の活動を解消するために低域フィルタを使用して未加工のコードおよび搬送波の測定値を処理することに加えて、以下に、より詳細に説明するように、本明細書に説明する実施形態は、高域フィルタ(HPF)を処理に追加する。例えば、CCDモニタの弁別器は、カットオフ周波数が0.01Hzの二次高域バターワースフィルタを使用してさらにフィルタリングすることができる。このHPFの出力は、他の方法では信号変形モニタによって保護されない過渡信号変形障害を検知するのに使用される。すなわち、高域フィルタリングは、比較的遅い環境変化を選別して除く働きをし、したがって、速い過渡信号変形障害が暴露され検知されることが可能になる。その結果、本明細書に説明する実施形態は、赤道地域で過渡信号変形を検知するやり方を提供し、それは全世界の各場所でも働く。
[0018]図1は、本開示の一実施形態の地上型補強システム(GBAS)例100を示す構成図である。GBAS100は、全地球航法衛星システム(GNSS)衛星106から信号を受信し測定し、データを航空機104に放送するシステムである。例えば、異なる実施形態において、GNSS衛星106は、全地球測位システム(GPS)、GLONASSシステム、ガリレオシステム、コンパス測位システムなどの一部を形成する衛星を備えることができる。GBAS100は、航空機104に擬似距離補正と進入路指示とを提供する処理セグメント105を含む。擬似距離補正と進入路指示とを提供するため、処理セグメント105は、正確に既知の基準点を有しGNSS衛星106と通信する多重基準受信機102によって受信されたGNSS信号を受信し処理する。さらに、処理セグメント105は、擬似距離補正測定値を生成し、擬似距離補正の完全性への脅威がないか監視する。処理セグメント105は、航空機104への送信のために飛行経路情報および動的擬似距離補正もアンテナセグメント110に提供する。処理セグメント105がGNSS信号を受け取り処理するとき、GBAS100は、基準受信機102を通じてGNSS信号を受信する。GBAS100は、処理セグメント105を使用して擬似距離補正を計算し、進入路データを格納し、次いで、その補正および進入路データをアンテナセグメント110を通じて航空機104に送信する。処理セグメント105は、以下に説明するように、実際の衛星障害と電離層ノイズとを区別するための、コード・搬送波間ダイバージェンス(CCD)−高域フィルタ(HPF)モニタ130の一実施形態を備える信号変形モニタ108をさらに備える。
[0019]CCD−HPFモニタ130は、実際には図1Aに示すように2つのモニタ段からなる。第1のモニタ段(132に示す)は、2つのシーケンシャル一次フィルタを備えることができる従来のCCDモニタでよい。この段は、本開示全体を通して、単純にCCDモニタ段132と称する。第2のモニタ段(134に示す)は、二次高域バターワースフィルタなど、高域フィルタを用いてCCDモニタ段ダイバージェンス率推定値(dによって指示される)をフィルタリングすることによってCCDモニタ段132のフィルタリングを構築する。この後者のモニタ段は、CCD−HPFモニタ段134または単にHPF134と称する。CCDモニタ段132は、CCD障害を検知するのに使用され、GNSS衛星106の個々の衛星(本明細書では指数「j」によって識別される)が、CCD障害を検知させたとき、その状態を指示するPCCD,jモニタ状態フラッグを出力する。CCD−HPFモニタ段134は、過渡信号変形障害を検知するのに使用され、GBAS100によって航空機104に送信される擬似距離補正計算データからいつ衛星(j)が除外されるべきかをその状態が指示するPHPF,jモニタ状態フラッグを出力する。上述のように、CCD−HPFモニタ130は、基準受信機102の基準受信機「i」およびGNSS衛星106の個々の衛星「j」のために未加工の擬似距離測定値PRi,jおよび累積されたデルタ距離搬送波測定値θi,jを入力する。
[0020]図2は、信号変形モニタ108の実施形態例をさらに示す構成図である。信号変形モニタ108は、GNSS基準受信機102の1つまたは複数に結合される。「基準受信機」という用語は、本明細書では、正確に既知の基準点に配置された受信機を表し、受信機は、アンテナを通じてGNSS衛星106の少なくとも1つから信号を受信し、信号変形モニタ108(ならびにGBAS100における他の処理システム)によってさらに処理されるための信号を用意する。具体的には、信号変形モニタ108は、特定のGNSS衛星106の基準受信機102毎に未加工の擬似距離コードPRi,jおよび無相関の累積されたデルタ距離搬送波θi,jデータを受信する。
[0021]少なくとも一実施形態において、信号変形モニタ108は、処理ユニット204と、メモリユニット206とを含む。例えば、処理ユニット204は、メモリユニット206上に格納された命令によって命令されたGNSS基準受信機102から受信した信号を処理するプログラマブルデバイスでよい。一実施形態において、メモリユニット206は、本明細書に説明するCCD−HPFモニタ130の要素を実施するための実行可能命令およびデータを格納する。例えば、メモリユニット206は、統計命令220と、CCD−HPF監視命令230と、再入命令240とを含むものとして示される。
[0022]いくつかの実施形態には、メモリユニット206は、機械可読データおよび命令を格納するための電子ハードウェアデバイスである。一実施形態において、メモリユニット206は、コンピュータ可読命令またはデータ構造の格納のために使用される任意の適当な非一時的コンピュータ可読媒体上に情報を格納する。コンピュータ可読媒体は、汎用もしくは専用コンピュータもしくはプロセッサまたは任意のプログラマブル論理デバイスによってアクセスすることができる任意の有効な媒体として実施できる。適切なプロセッサ可読媒体は、磁気または光媒体など、記憶またはメモリ媒体を含むことができる。例えば、記憶またはメモリ媒体は、従来のハードディスク、コンパクトディスク−読取り専用メモリ(CD−ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)(限定はされないが、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダブルデータレート(DDR)RAM、RAMBUSダイナミックRAM(RDRAM)、スタティックRAM(SRAM)等)など、揮発性または不揮発性媒体、読出し専用メモリ(ROM)、電子的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、強誘電体RAM(FRAM(登録商標))、およびフラッシュメモリ等を含むことができる。適切なプロセッサ可読媒体は、ネットワークおよび/または無線リンクなど通信媒体を介して伝達される電子、電磁、またはデジタル信号など、伝送媒体を含むこともできる。
[0023]図3によって示されるように、GBAS100によって追跡されるGNSS衛星106毎におよび基準受信機102毎に別々のモニタ機能を実施することができる。例えば、図3において、未加工の擬似距離コードおよび無相関の累積されたデルタ距離搬送波測定値が、それぞれ基準受信機102−1〜102−i毎に受信される。基準受信機102−1〜102−i毎に、CCDモニタ段132(それぞれ132−1〜132−iとして基準受信機毎に実施されるものとして示される)がCCD−HPFモニタ段134(それぞれ134−1〜134−iとして基準受信機毎に実施されるものとして示される)に提供される衛星(j)のダイバージェンス率推定値を計算する。一実施形態において、CCD−HPFモニタ130のアルゴリズムは、どの衛星が追跡されるのかを判定するために受信機102−1〜102−iからの追跡情報を使用する。
[0024]CCDモニタ段132内に、2つの一次線形時不変(LTI)フィルタ(式2参照)のうちの第1への入力は、各2Hzの時間エポックkにおいて、以下の式1に示すように計算された未加工コードマイナスADRである。
i,j(k)=PRi,j(k)−φi,j(k) 式1
ここで、PRi,j(k)は、基準受信機(i)を介して受信した衛星(j)の未加工擬似距離コード測定値であり、φi,j(k)は、基準受信機(i)上の衛星(j)の累積されたデルタ距離搬送波測定値であり、両方とも典型的にはメートルの単位で測定される。
[0025]一実施形態において、ダイバージェンス率推定量は、入力zを区別し、直列の2つの一次LTIフィルタを使用して結果をフィルタリングして、推定誤差へのコードおよび搬送波ノイズの寄与を低減する。推定量アルゴリズムは、以下の式2および式3で与えられる。推定量出力は、フィルタリングされたダイバージェンス率推定値dである。
Figure 0006604732
ここでzi,j(k)は、基準受信機(i)上の衛星(j)のエポックの未加工コードマイナス搬送波測定値(メートルで測定される)であり、(di,j(k)は、基準受信機(i)上の衛星(j)の現在の測定値(m/sで測定される)の最初にフィルタリングされたダイバージェンス率推定値であり、(di,j(k)は、基準受信機(i)上の衛星(j)の2番目にフィルタリングされたダイバージェンス率推定値であり(m/sで測定される)、τd1は、最初にフィルタリングされたダイバージェンス率推定値時間定数であり(例えば、25秒)、τd2は2番目にフィルタリングされたダイバージェンス率推定値時間定数(例えば、25秒)である。
[0026]CCD−HPFモニタ段134において、CCD−HPFモニタ弁別器ダイバージェンス率推定値は、dと称する。一実施形態において、CCDモニタ段132からの弁別器出力dは、二次高域バターワースフィルタを用いて(例えば、カットオフ周波数0.01Hzを用いて)フィルタリングされて、CCD−HPF弁別器出力dを形成する。
[0027]一実施形態には、dを計算するためのCCD−HPFの式は、
(d(k)=[(bx(d(k)+bx(d(k−1)+bx(d(k−2))−(ax(d(k−1)+ax(d(k−2))]/a 式4
である。ここで(di,j(k)は、基準受信機(i)上の衛星(j)の現在の測定の3番目のフィルタリングされたダイバージェンス率推定値である。いくつかの実施形態には、a1定数は、その値が1であるとき式から外すことができる。図3に示すように、CCD−HPF弁別器d3の値は、このようにして特定の衛星(j)に関して基準受信機102−1〜102−i毎に計算される。一実施形態において、CCD−HPFの式のフィルタ係数は、以下の表に示すような係数であり得る。
Figure 0006604732
[0028]基準受信機102−1〜102−i毎に個々のdを入力として、平均統計関数306は、d3_Average弁別器の値を出力する。すなわち、全CCD−HPFモニタ130の弁別器の値、
Figure 0006604732
を次いで計算する。ここで、
Figure 0006604732
は、衛星(j)のすべての基準受信機全体にわたる平均の3番目のフィルタリングされたダイバージェンス率推定値である。CCD−HPFモニタ130の弁別器の値
Figure 0006604732
は、図3、4および5においてd3_Averageとして示される。
[0029]図4において全体を400に示すように、d3_Average弁別器計算の後に、全体を404に示す検出関数が続く。d3_Averageの値が計算されたとして、検出関数404が衛星毎に実施されるが、いくつかの実施において、それは以下のような簡単な閾値テストである。
if
Figure 0006604732
then
HPF,j(k)=2{衛星jを除外}
else
HPF,j(k)=1{衛星jは通常}
end if
ここで、PHPF,j(k)は、各衛星jのモニタ状態フラッグであり、ThHPFは除外閾値である。すなわち、CCD−HPFモニタ段134は、d3_Averageが404に示すThHPF除外閾値を超えるとき、過渡信号変形障害を検知する。それが起きると、プロセスは406に進み、そこで、CCD−HPFモニタ段134が、GBAS100によって航空機に送信される擬似距離補正計算データから衛星(j)がいつ除外されるべきなのかを指示するPHPF,jモニタ状態フラッグを出力する。いくつかの実施形態には、同じモニタ状態フラッグPHPF,jを衛星の除外を指示するのに使用することもでき、ならびに信号変形モニタ108(以下に論じる)に衛星ソフト除外を信号で伝えることもできる。
[0030]いくつかの実施形態において、CCD−HPFモニタ130は、広帯域干渉(BBI)が検出されたのかどうかおよび影響された基準受信機102の数に基づいてどの検知閾値ThHPFを使用すべきかを動的に判定もする。GBAS100が顕著なBBIを受ける場合、信号変形モニタ108は、システムの完全性を維持するために代替検知閾値の使用の可能性を有効にする。例えば、基準受信機102のいずれかがマスクレベルより大きい無線周波干渉(RFI)を受ける場合、CCD−HPFモニタ130は、代替検知閾値の使用を有効にする。しかし、一実施形態において、信号変形モニタ108は、基準受信機102の3つ以上が著しく影響されない限り、代替検知閾値(完全性を保持し、具体的な連続性に影響し、有効性を維持する)の使用に移行しない。
[0031]GBAS100は、航空機104に送信される擬似距離補正および航法情報を生成するとき、除外された衛星からの信号を使用しない。全体を500に示す図5は、関係する障害状態が解除されると、除外された衛星を再度受け入れるプロセスを示す。少なくとも一実施形態において、衛星からの測定が除外された後、処理ユニット204は、衛星からの測定を航空機104に送信される擬似距離補正および航法情報の計算に含めることができるように衛星を再度受け入れることができるかどうかおよびいつ再度受け入れることができるのかを判定するために、再入命令240を実行する。少なくとも一実施形態において、衛星からの情報を再度受け入れるために、信号変形モニタ108は、除外された衛星からの信号を継続して監視し、信号中の測定値と再入閾値とを比較し、信号を再度受け入れることによりGBAS100の全体の性能が改善されるかどうかを判定する。
[0032]図5を参照すると、除外された衛星の測定が、待機時間(例えば、300秒)の間除外されると、504において再度受け入れるかどうかテストされる。300秒が経過したとき、CCD−HPFモニタ130が、CCD−HPFモニタ弁別器d3_Averageが現在の選択されたThHPF(k)未満であるかどうかを確認する。もしそうである場合、CCD−HPFモニタは、信号変形モニタ108にソフト除外を信号で伝えることができ(PHPF,j=3を設定することによってなど)、そうでない場合は、CCD−HPFモニタ130は、測定を除外することを継続し、再度受け入れるまで再入に関して確認することを継続する(例えば、0.5秒毎の時間ステップなど)。再入に関して、再入閾値は、ThHPF(k)または代替閾値のいずれかでよいことに留意されたい。一実施形態において、ソフト除外信号(PHPF,j=3)は、単一のサンプルサイクルの間のみ持続する。次いで、d3_Averageが直ちに再度除外閾値ThHPFを超えないとすると、次の例でPHPF,jがPHPF,j=1(すなわち、衛星が含まれた通常の状態)に設定される。また、図5において508に示すように、1つまたは複数の他のプロセスは、508に示す弁別器Dなど、それぞれのそれら自体の基準に基づいて衛星(j)を除外した可能性がある信号変形モニタ108によって実行することができる。したがって、CCD−HPFモニタ130が、衛星(j)の測定を再度受け入れることが許容できることを指示しているときでも、信号変形モニタ108は、それらの他の基準がそれぞれのそれらの再入閾値を満たすことを確認してから、プロセスが506に進んで全地球測位データを計算するのに使用される衛星(j)の測定値を再度受け入れる。
実施形態例
[0033]例1は、全地球航法衛星システム(GNSS)地上型補強システム(GBAS)を含み、システムは、複数の全地球航法衛星システム(GNSS)基準受信機と、メモリユニットおよび複数のGNSS基準受信機に結合された処理ユニットとを備え、処理ユニットは、コード・搬送波間ダイバージェンス(CCD)モニタ段と、コード・搬送波間ダイバージェンス−高域フィルタ(CCD−HPF)モニタ段とを備える信号変形モニタを実施し、CCDモニタ段が、複数のGNSS基準受信機の各々からの未加工の擬似距離コード測定値および累積されたデルタ距離搬送波測定値であって、GNSS衛星によって送信される航法信号に関連した未加工の擬似距離コード測定値および累積されたデルタ距離搬送波測定値を入力し、CCDモニタ段が、複数のGNSS基準受信機毎に、GNSS衛星の、それぞれの低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dを出力し、CCD−HPFモニタ段が、複数のGNSS基準受信機毎に、高域フィルタアルゴリズムをそれぞれの低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dに適用することにより、それぞれのCCD−HPFダイバージェンス率推定値dを計算し、CCD−HPFモニタ段が、CCD−HPFダイバージェンス率推定値dから平均化されたCCD−HPFモニタダイバージェンス率d3_Averageを計算し、d3_Averageと除外閾値とを比較することに基づいて、信号変形モニタが、擬似距離補正情報を計算するために当該GNSS衛星によって送信される航法信号からの測定値を使用することをGBASに除外させる除外信号を出力する。
[0034]例2は、例1のシステムを含み、CCD−HPFモニタ段が、GNSS衛星に関連したモニタ状態フラッグPHPF,jを出力し、信号変形モニタが、モニタ状態フラッグPHPF,jに基づいて除外信号を出力する。
[0035]例3は、例2のシステムを含み、CCD−HPFモニタ段が、d3_Averageが再入閾値未満に低減したときGNSS衛星の含有を可能にするためにGNSS衛星に関連したモニタ状態フラッグPHPF,jをリセットする。
[0036]例4は、例2〜3のいずれかのシステムを含み、CCD−HPFモニタ段が、d3_Averageが再入閾値未満に低減し、GNSS衛星が少なくとも所定の待機時間の間除外されたとき、GNSS衛星の含有を可能にするためにGNSS衛星に関連したモニタ状態フラッグPHPF,jをリセットする。
[0037]例5は、例1〜4のいずれかのシステムを含み、除外閾値が、検知された広帯域干渉の関数として動的に判定される。
[0038]例6は、例のシステムを含み、信号変形モニタが、第1の除外閾値と第2の除外閾値とから動的に選択する。
[0039]例7は、例5〜6のいずれかのシステムを含み、除外閾値が、広帯域干渉によって影響されるGNSS基準受信機の数の関数として動的に判定される。
[0040]例8は、例1〜7のいずれかのシステムを含み、CCDモニタ段が、複数の線形時不変フィルタを備え、それぞれの低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dが、複数の線形時不変フィルタによって未加工の擬似距離コード測定値と累積されたデルタ距離搬送波測定値との差の関数として計算される。
[0041]例9は、例1〜8のいずれかのシステムを含み、CCD−HPFモニタ段が高域フィルタを備え、それぞれの低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dが、CCD−HPFダイバージェンス率推定値dを導出するために高域フィルタによってフィルタリングされる。
[0042]例10は、例9のシステムを含み、高域フィルタが、二次高域バターワースフィルタを備える。
[0043]例11は、例9〜10のいずれかのシステムを含み、高域フィルタが、0.01Hzのカットオフ周波数を有する。
[0044]例12は、全地球航法衛星システム(GNSS)地上型補強ステーションのための信号変形モニタを含み、モニタは、複数のGNSS基準受信機に通信可能に結合されたコード・搬送波間ダイバージェンス(CCD)モニタ段であって、複数のGNSS基準受信機の各々からの未加工の擬似距離コード測定値および累積されたデルタ距離搬送波測定値を入力するCCDモニタ段と、CCDモニタ段に通信可能に結合されたコード・搬送波間ダイバージェンス−高域フィルタ(CCD−HPF)モニタ段とを備え、CCD−HPFモニタが、平均化されたCCD−HPFモニタダイバージェンス率d3_Averageを計算するために高域フィルタを通じてCCDモニタ段によって生じた複数の低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dの各々を処理し、信号変形モニタが、平均化されたCCD−HPFモニタダイバージェンス率d3_Averageが除外閾値を超えたとき、GNSS衛星に関連した除外信号を出力する。
[0045]例13は、例12のモニタを含み、CCD−HPFモニタ段が、GNSS衛星に関連したモニタ状態フラッグPHPF,jを出力し、信号変形モニタが、モニタ状態フラッグPHPF,jに基づいて除外信号を出力する。
[0046]例14は、例13のモニタを含み、CCD−HPFモニタ段が、d3_Averageが再入閾値未満に低減し、GNSS衛星が少なくとも所定の待機時間の間除外されたとき、GNSS衛星の含有を可能にするためにGNSS衛星に関連したモニタ状態フラッグPHPF,jをリセットする。
[0047]例15は、例12〜14のいずれかのモニタを含み、除外閾値が、検知された広帯域干渉の関数として動的に判定される。
[0048]例16は、例15のモニタを含み、信号変形モニタが、第1の除外閾値と第2の除外閾値とから動的に選択する。
[0049]例17は、例12〜16のいずれかのモニタを含み、CCDモニタ段が、複数の線形時不変フィルタを備え、それぞれの低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dが、複数の線形時不変フィルタによって未加工の擬似距離コード測定値と累積されたデルタ距離搬送波測定値との差の関数として計算される。
[0050]例18は、例12〜17のいずれかのモニタを含み、CCD−HPFモニタ段が、高域フィルタを備え、それぞれの低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dが、CCD−HPFダイバージェンス率推定値dを導出するために高域フィルタによってフィルタリングされる。
[0051]例19は、例18のモニタを含み、高域フィルタが、二次高域バターワースフィルタを備える。
[0052]例20は、例18〜19のいずれかのモニタを含み、高域フィルタが、0.01Hzのカットオフ周波数を有する。
[0053]様々な代替実施形態において、本開示全体を通して説明したシステムまたは方法のいずれかは、モジュール、機能、アルゴリズムおよび図1〜5に関して説明した他の要素を実現するためにコードを実行するプロセッサを備える1つまたは複数のコンピュータシステムで実施することができ、前記コードは非一時的データ記憶デバイス上に格納される。したがって、本開示の他の実施形態は、そのようなコンピュータシステムによって実施されたとき、本明細書に説明する実施形態をプログラム命令に実施させることを可能にするコンピュータ可読媒体上に常駐するプログラム命令を含む。本明細書では、「コンピュータ可読媒体」という用語は、非一時的物理的形態を有する有形的メモリ記憶デバイスを表す。そのような非一時的物理的形態は、限定はされないが、パンチカード、磁気ディスクもしくはテープ、任意の光データ記憶システム、フラッシュ読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(E−PROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、または任意の他の永続的、半永続的、もしくは一時的メモリ記憶システムの形態、または物理的、有形的形態を有するデバイスなど、コンピュータメモリデバイスを含むことができる。プログラム命令は、限定はされないが、超高速集積回路(VHSIC)ハードウェア記述言語(VHDL)など、コンピュータシステムプロセッサおよびハードウェア記述言語によって実行されるコンピュータ実行可能命令を含む。
[0054]具体的な実施形態を示し説明してきたが、同じ目的を達成するように計算された任意の構成は、図示する具体的な実施形態の代わりに用いることができることが当業者によって理解されよう。本明細書は、本発明の任意の改変または変形を包含することが意図されている。したがって、本発明は特許請求の範囲およびその同等物によってのみ限定されることが明白に意図されている。
100 地上型補強システム(GBAS)
102 多重基準受信機、GNSS基準受信機
102−1、102−2、102−i 基準受信機
104 航空機
105 処理セグメント
106 全地球航法衛星システム(GNSS)衛星
108 信号変形モニタ
110 アンテナセグメント
130 コード・搬送波間ダイバージェンス(CCD)−高域フィルタ(HPF)モニタ
132 CCDモニタ段、第1のモニタ段
132−1、132−2、132−i CCDモニタ段
134 CCD−HPFモニタ段、HPFモニタ段
134−1、134−2、134−i CCD−HPFモニタ段
204 処理ユニット
206 メモリユニット
220 統計命令
230 CCD−HPF監視命令
240 再入命令
306 平均統計関数
404 検出関数

Claims (3)

  1. 全地球航法(Navigation)衛星システム(GNSS)地上型補強ステーションのための信号変形(deformation)モニタ(108)であって、
    複数のGNSS基準受信機(102)に通信可能に結合されたコード・搬送波間ダイバージェンス(CCD)モニタ段(stage)(132−1〜i)であって、前記複数のGNSS基準(reference)受信機(102)の各々からの未加工(raw)の擬似距離(pseudorange)コード測定値および累積された(accumulated)デルタ距離搬送波測定値を入力するCCDモニタ段(132−1〜i)と、
    前記CCDモニタ段(132−1〜i)に通信可能に結合されたコード・搬送波間ダイバージェンス−高域フィルタ(CCD−HPF)モニタ段(134−1〜i)であって、平均化されたCCD−HPFモニタ(134〜i)ダイバージェンス率d3_Averageを計算するために高域フィルタを通じて前記CCDモニタ段(132−1〜i)によって生じた複数の低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dの各々を処理するCCD−HPFモニタ段(134〜i)とを備え、
    前記平均化されたCCD−HPFモニタ(130)ダイバージェンス率d3_Averageが除外閾値(exclusion threshold)を超えるとき、GNSS衛星(106)に関連した除外信号(exclusion signal)を出力する、信号変形モニタ(108)。
  2. 前記CCD−HPFモニタ段(134−1〜i)が、前記GNSS衛星(106)に関連したモニタ状態フラッグPHPF,jを出力し、前記信号変形モニタ(108)が、前記モニタ状態フラッグPHPF,jに基づいて前記除外信号を出力し、
    前記CCD−HPFモニタ段(134−1〜i)が、前記d3_Averageが再入閾値(re-admittance threshold)未満に低減し、前記GNSS衛星(106)が少なくとも所定の待機時間(wait time)の間除外されたとき、前記GNSS衛星(106)の含有(inclusion)を可能にするために前記GNSS衛星(106)に関連した前記モニタ状態フラッグPHPF,jをリセットする、請求項1に記載のモニタ(108)。
  3. 前記CCDモニタ段(132−1〜i)が、複数の線形時不変(time invariant)フィルタを備え、前記それぞれの低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dが、前記複数の線形時不変フィルタによって前記未加工の擬似距離コード測定値と累積されたデルタ距離搬送波測定値との差の関数として計算され、
    前記CCD−HPFモニタ段(134−1〜i)が、高域フィルタを備え、前記それぞれの低域フィルタリングされたダイバージェンス率測定値dが、前記CCD−HPFダイバージェンス率推定値dを導出するために前記高域フィルタによってフィルタリングされる、請求項1に記載のモニタ(108)。
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