JP6604540B2 - エンジン冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入口制御方式のエンジン冷却装置に関する。
車両に搭載されているエンジン冷却装置における冷却水温度の制御には、いわゆる入口制御方式と出口制御方式とがある(例えば、特許文献1、2を参照)。
前者の入口制御方式のエンジン冷却装置の例を図5に示す。このエンジン冷却装置では、エンジン50を通過した冷却水は、メインラジエータ52及び/又はバイパス通路53を流れた後に、サーモスタット54で流量を調整されてから、ウォータポンプ55を通じてエンジン50へ再び供給されるようになっている。また、ウォータポンプ55により送出された冷却水の一部は、メインラジエータ52に対向して配置されたサブラジエータ56を通過した後に、低水温用熱交換器であるインタークーラー57へ供給される。なお、低水温用熱交換器としては、インタークーラー57の他に、EGRクーラーやエアコンコンデンサなどを例示することができる。
特開2012−188988号公報 特開2007−263034号公報
しかしながら、近年のエンジンの高出力化に伴い、エンジンのみならず、インタークーラー等の低水温用熱交換器も更に高温化する傾向があるため、上記エンジン冷却装置では冷却性能が不足して、車両の燃費の低下や排ガスの悪化などを招くおそれがある。一方、エンジン冷却装置の冷却性能を向上させて低水温用熱交換器へ流通する冷却水を低温化するほど、エンジンの暖機時に暖機の完了が遅くなってしまうおそれがある。
そこで、本発明は、冷却能力を向上させるとともに、エンジンの暖機を促進させることが可能な入口制御方式のエンジン冷却装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のエンジン冷却装置は、主冷却回路と流路切替弁とウォータポンプと副冷却回路と接続流路と第1開閉弁と第2開閉弁とを備える。主冷却回路は、エンジンの冷却水出口とメインラジエータの冷却水入口とを連通する第1流路と、メインラジエータの冷却水出口とエンジンの冷却水入口とを連通する第2流路と、第1流路の第1分岐部から分岐して第2流路の第1合流部に接続するバイパス流路とを有する。流路切替弁は、第2流路の第1合流部に配置され、第2流路のうちの第1合流部よりもエンジン側のエンジン側流路を、エンジンの暖機中にはバイパス流路と連通し、エンジンの暖機が完了した通常運転時には第2流路のうちの第1合流部よりもメインラジエータ側のメインラジエータ側流路と連通するように冷却水の流路を切り替える。ウォータポンプは、第2流路のエンジン側流路に配置され、冷却水をエンジンの冷却水入口側へ圧送する。副冷却回路は、第2流路のエンジン側流路のウォータポンプよりも下流側の第2分岐部から分岐してサブラジエータの冷却水入口へ連通する第3流路と、サブラジエータの冷却水出口と冷却水によって気体又は液体を冷却する熱交換器の冷却水入口とを連通する第4流路と、熱交換器の冷却水出口と第2流路のエンジン側流路のウォータポンプよりも上流側の第2合流部とを接続する第5流路とを有する。接続流路は、副冷却回路の第3流路の第3分岐部と主冷却回路の第2流路のメインラジエータ側流路の第3合流部とを接続する。第1開閉弁は、接続流路に配置される。第2開閉弁は、主冷却回路の第2流路の第2分岐部又は第2分岐部よりもエンジンの冷却水入口側に配置され、エンジンの冷却水入口側への流路を開閉する。エンジンの通常運転時に流路切替弁が第2流路のラジエータ側流路とエンジン側流路とを連通しているときには、第1開閉弁が閉止して第2開閉弁が開放し、エンジンの暖機中に流路切替弁がバイパス流路と第2流路のエンジン側流路とを連通しているときには、第1開閉弁が開放して第2開閉弁が閉止する。
上記構成では、暖機が完了したエンジンの通常運転中には、流路切替弁が第2流路のメインラジエータ側流路とエンジン側流路とを連通するので、エンジンに加熱された冷却水は、メインラジエータへ流入し、メインラジエータによって冷却される。また、エンジンの通常運転時に流路切替弁が第2流路のラジエータ側流路とエンジン側流路とを連通しているときには、第2開閉弁が開放するので、メインラジエータによって冷却された冷却水は、エンジンへ流入してエンジンを冷却する。
また、エンジンの通常運転時に流路切替弁が第2流路のラジエータ側流路とエンジン側流路とを連通しているときには、第1開閉弁が閉止するので、主冷却回路の第2流路の第2分岐部から副冷却回路へ流入した冷却水は、接続流路から主冷却回路へ流入することなくサブラジエータへ流入し、サブラジエータによってさらに冷却されて熱交換器で気体又は液体を冷却する。
また、エンジンの暖機中に流路切替弁がバイパス流路と第2流路のエンジン側流路とを連通しているときには、第2開閉弁が閉止するので、ウォータポンプに圧送された冷却水は、エンジンへ流入することなく副冷却回路へ流入する。このように、エンジンの暖機中には、エンジンに冷却水が流入しないので、エンジンの暖機を促進することができる。
また、エンジンの暖機中に流路切替弁がバイパス流路と第2流路のエンジン側流路とを連通しているときには、第1開閉弁が開放するので、副冷却回路へ流入した冷却水は、第3分岐部でサブラジエータ側と接続流路側とに分岐して流れる。第3分岐部でサブラジエータ側へ流れた冷却水は、サブラジエータへ流入して冷却され、熱交換器で気体又は液体を冷却する。また、第3分岐部で接続流路側へ流れた冷却水は、第2流路のメインラジエータ側流路へ流入してメインラジエータで冷却される。このように、2つのラジエータ(メインラジエータ及びサブラジエータ)を用いて冷却水を冷却できるので、例えば、サブラジエータのみで冷却水を冷却する場合に比べて、冷却水を低温にすることができ、エンジン冷却装置の冷却性能を向上させることができる。
本発明によれば、冷却能力を向上させるとともに、エンジンの暖機を促進させることができる。
本発明の一実施形態に係るエンジン冷却装置の構成図である。 通常運転中のエンジン冷却装置における冷却水の流れを説明する構成図である。 暖機中のエンジン冷却装置における冷却水の流れを説明する構成図である。 本発明の他の実施形態に係るエンジン冷却装置の構成図である。 従来の入口制御方式のエンジン冷却装置の例を示す構成図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図中における冷却回路上の矢印は冷却水の流れ方向を、一点鎖線は冷却水の流れがないことをそれぞれ示している。また、弁記号における白抜きは開放状態を、黒塗りは閉止状態をそれぞれ示す。
図1に示すように、このエンジン冷却装置10は、車両に搭載されたエンジン1を冷却するものであり、冷却水の温度制御に入口制御方式を用いている。車両には、冷却水を冷却するために2つのラジエータ(メインラジエータ2及びサブラジエータ6)が搭載される。
車両の走行時などにおいて吸気通路3へ吸入された空気Aは、ターボチャージャー(図示省略)のコンプレッサー(図示省略)により圧縮されて高温になり、水冷式のインタークーラー(熱交換器)4で冷却された後に、吸入空気としてインテークマニホールド5を経てエンジン1に供給される。エンジン1に供給された吸入空気は、燃料と混合されて燃焼して熱エネルギーを発生させた後に、燃焼ガスとなってエキゾーストマニホールド7から排気通路8へ排気されてから排ガスGとなって大気中へ放出される。
エンジン冷却装置10は、主冷却回路11とウォータポンプ12と副冷却回路13と接続流路14と第1〜第3の電磁バルブ15〜17と水温センサ18とコントローラ19とを備える。
主冷却回路11は、第1流路20と第2流路21とバイパス流路22とを有する。第1流路20は、冷却水が流出するエンジン1の冷却水出口1bと、冷却水が流入するメインラジエータ2の冷却水入口2aとを連通する。第2流路21は、冷却水が流出するメインラジエータ2の冷却水出口2bと、冷却水が流入するエンジン1の冷却水入口1aとを連通する。バイパス流路22は、第1流路20に設けられる第1分岐部23から分岐して第2流路21に設けられる第1合流部24に接続する。主冷却回路11の第2流路21の第1合流部24には、第1の電磁バルブ(流路切替弁)15が配置される。なお、メインラジエータ2の冷却水入口2aとは、メインラジエータ2の複数の開口のうち、後述するエンジン1の暖機が完了した通常運転中に冷却水が流入する開口をいう。
第1の電磁バルブ15は、第1合流部24のメインラジエータ2側の開口を閉開するとともに、第1合流部24のバイパス流路22側の開口を開閉し、バイパス状態と非バイパス状態とに設定可能である。第1の電磁バルブ15は、バイパス状態では、第1合流部24のメインラジエータ2側の開口を閉止するとともに、バイパス流路22側の開口を開放することによって、第2流路21のうち第1合流部24よりもメインラジエータ2の冷却水出口2b側のメインラジエータ側流路25から、第1合流部24よりもエンジン1(冷却水入口1a)側のエンジン側流路26への冷却水の流通を遮断して、バイパス流路22からエンジン側流路26への冷却水の流通を許容する(図3参照)。非バイパス状態では、第1合流部24のメインラジエータ2側の開口を開放するとともに、バイパス流路22側の開口を閉止することによって、バイパス流路22からエンジン側流路26への冷却水の流通を遮断して、メインラジエータ側流路25からエンジン側流路26への冷却水の流通を許容する(図2参照)。第1の電磁バルブ15は、後述するようにコントローラ19に制御されてバイパス状態と非バイパス状態とを切り替えることにより、エンジン側流路26に連通する冷却水の流路を切り替える。
ウォータポンプ12は、主冷却回路11の第2流路21のエンジン側流路26に設けられ、エンジン1の動力または電動モータによって駆動されて冷却水を圧送する。
副冷却回路13は、第3流路27と第4流路28と第5流路29とを有する。第3流路27は、主冷却回路11の第2流路21のエンジン側流路26のうちウォータポンプ12とエンジン1の冷却水入口1aとの間に設けられる第2分岐部30から分岐してサブラジエータ6の冷却水入口6aへ連通する。第4流路28は、サブラジエータ6の冷却水出口6bとインタークーラー4の冷却水入口4aとを連通する。第5流路29は、インタークーラー4の冷却水出口4bと、主冷却回路11の第2流路21のエンジン側流路26のうち第1合流部24とウォータポンプ12との間に設けられる第2合流部31とを接続する。主冷却回路11の第2流路21の第2分岐部30には、第2の電磁バルブ(第2開閉弁)16が配置される。
第2の電磁バルブ16は、第2分岐部30のエンジン1の冷却水入口1a側の開口を開閉する。第2の電磁バルブ16は、第2分岐部30のエンジン1の冷却水入口1a側の開口を閉止する閉状態では、ウォータポンプ12側からエンジン1の冷却水入口1a側への冷却水の流通を遮断し(図3参照)、第2分岐部30のエンジン1の冷却水入口1a側の開口を開放する開状態では、ウォータポンプ12側からエンジン1の冷却水入口1a側への冷却水の流通を許容する(図2参照)。
接続流路14は、副冷却回路13の第3流路27に設けられる第3分岐部32と、主冷却回路11の第2流路21のメインラジエータ側流路25に設けられる第3合流部33とを接続する。接続流路14には、第3の電磁バルブ(第1開閉弁)17が配置される。
第3の電磁バルブ17は、接続流路14を開閉する。第3の電磁バルブ17は、接続流路14を開放する開状態では、副冷却回路13の第3分岐部32と主冷却回路11の第3合流部33との間の冷却水の流通を許容し(図3参照)、接続流路14を閉止する閉状態では、副冷却回路13の第3分岐部32と主冷却回路11の第3合流部33との間の冷却水の流通を遮断する(図2参照)。
水温センサ18は、エンジン1の冷却水出口1bの近傍に配置され、エンジン1に近い位置でエンジン1の冷却水の温度を逐次検出し、検出した冷却水温をコントローラ19へ出力する。なお、本実施形態では、水温センサ18を設けたが、エンジン1の暖機状態(暖機する必要があるか否か)を判定できる情報を取得可能であれば、他のセンサであってもよい。
コントローラ19は、CPU、メモリ等(図示省略)で構成され、暖機完了判定部34と、バルブ制御部35とを有する。暖機完了判定部34は、水温センサ18に検出された冷却水温が予め設定された所定の温度未満であるときは、エンジン1の暖機中(以下、単に暖機中という)であると判定し、冷却水温が上記所定の温度以上であるときは、エンジン1の暖機が完了した通常運転中(以下、単に通常運転中という)であると判定する。すなわち、水温センサ18と暖機完了判定部34とは、エンジン1の暖機が完了したか否かを判定する暖機完了判定手段として機能する。バルブ制御部35は、暖機完了判定部34が暖機中であると判定しているときは、第1の電磁バルブ15をバイパス状態に設定し、第2の電磁バルブ16を閉状態に設定し、第3の電磁バルブ17を開状態に設定する。一方、バルブ制御部35は、暖機完了判定部34が通常運転中であると判定しているときは、第1の電磁バルブ15を非バイパス状態に設定し、第2の電磁バルブ16を開状態に設定し、第3の電磁バルブ17を閉状態に設定する。
次に、通常運転中と暖機中の冷却水の流れを図2及び図3を用いて説明する。
通常運転中は、図2に示すように、コントローラ19のバルブ制御部35に制御され、第1の電磁バルブ15が非バイパス状態であり、第2の電磁バルブ16が開状態であり、第3の電磁バルブ17が閉状態である。ウォータポンプ12に圧送された冷却水は、第2流路21の第2分岐部30で分岐する。第2分岐部30でエンジン1側へ流れた冷却水は、エンジン1の冷却水入口1aからエンジン1に流入してエンジン1を冷却する。エンジン1を冷却して高温化した冷却水は、エンジン1の冷却水出口1bから流出してメインラジエータ2に流入し、メインラジエータ2で冷却されてウォータポンプ12へ戻って循環する。一方、第2分岐部30で副冷却回路13の第3流路27へ流れた冷却水は、サブラジエータ6へ流入してさらに冷却されてインタークーラー4へ流入し、ターボチャージャーにより圧縮されて高温化した空気Aを冷却した後、主冷却回路11のウォータポンプ12よりも上流側の第2合流部31に戻って循環する。
一方、暖機中は、図3に示すように、コントローラ19のバルブ制御部35に制御され、第1の電磁バルブ15がバイパス状態であり、第2の電磁バルブ16が閉状態であり、第3の電磁バルブ17が開状態である。ウォータポンプ12に圧送された冷却水は、第2流路21の第2分岐部30で副冷却回路13の第3流路27へ流れ、第3流路27の第3分岐部32で分岐する。第3分岐部32で接続流路14側へ流れた冷却水は、通常走行中には冷却水の出口である冷却水出口2bからメインラジエータ2へ流入し、メインラジエータ2で冷却されて通常走行中には冷却水の入口である冷却水入口2aから流出する。メインラジエータ2から流出した冷却水は、第1流路20の第1分岐部23からバイパス流路22を流通してウォータポンプ12へ戻って循環する。一方、第3分岐部32でサブラジエータ6側へ流れた冷却水は、上記通常運転中と同様に、サブラジエータ6へ流入してさらに冷却されてインタークーラー4へ流入し、ターボチャージャーにより圧縮されて高温化した空気Aを冷却した後、主冷却回路11のウォータポンプ12よりも上流側の第2合流部31に戻って循環する。
上記のように構成されたエンジン冷却装置10では、暖機中は、第2の電磁バルブ16が閉状態となり、ウォータポンプ12に圧送された冷却水が、エンジン1に流入しないので、エンジン1の暖機を促進することができる。
また、暖機中は、サブラジエータ6に加えてメインラジエータ2もインタークーラー4の冷却に利用するので、サブラジエータ6のみをインタークーラー4の冷却に利用する場合に比べ、エンジン冷却装置10の冷却性能(特に副冷却回路13側の冷却性能)を向上させることができる。
従って、本実施形態によれば、冷却能力を向上させるとともに、エンジン1の暖機を促進させることができる。
また、暖機中は、冷却水がエンジン1に流入しないので、その分だけウォータポンプ12の仕事量を抑えることができ、損失馬力を低減して燃費を向上させることができる。
なお、副冷却回路13の冷却対象となる熱交換器は、インタークーラー4に限るものではなく、EGRクーラーやエアコンコンデンサなどであってもよい。
また、第2流路21の第1合流部24、第2流路21の第2分岐部30、及び接続流路14に配置される弁は、電磁弁15〜17に限定されるものではなく、例えば、モータで駆動する電動弁等であってもよい。
また、暖機時にエンジン1への冷却水の流入を遮断する弁は、第2流路21の第2分岐部30に配置される第2の電磁バルブ16に限定されない。
例えば、図4に示すように、第2流路21の第2分岐部30に第2の電磁バルブ16を備えずに、第2流路21の第2分岐部30とエンジン1の冷却水入口1aとの間にサーモスタット40を備えてもよい。サーモスタット40は、冷却水の温度に応じて膨張または収縮するワックスによって開閉する弁を有し、第2分岐部30とエンジン1の冷却水流入口1aとの間の流路を開閉する。すなわち、サーモスタット40は、コントローラ19に制御されることなく、第2分岐部30とエンジン1の冷却水流入口1aとの間の流路を開閉する。ワックスの特性は、ウォータポンプ12側(第2分岐部30側)から流れてくる冷却水の温度が後述する目標開弁温度のときに溶解して膨張するように予め設定される。サーモスタット40は、ウォータポンプ12側から流れてくる冷却水の温度が目標開弁温度よりも低いときには閉弁して、第2分岐部30側からエンジン1の冷却水流入口1a側への冷却水の流通を遮断する。一方、サーモスタット40は、ウォータポンプ12側から流れてくる冷却水の温度が上昇して目標開弁温度に達すると、ワックスが徐々に膨張して開弁し、第2分岐部30側からエンジン1の冷却水流入口1a側への冷却水の流通を許容する。コントローラ19は、暖機完了判定部34が通常運転中であると判定すると、バルブ制御部35が第1の電磁バルブ15を非バイパス状態に設定し、第2の電磁バルブ16を開状態に設定する。サーモスタット40が開弁する目標開弁温度は、暖機完了判定部34が通常運転中であると判定して、バルブ制御部35が第1の電磁バルブ15を非バイパス状態に設定し、第2の電磁バルブ16を開状態に設定した後、早期にサーモスタット40を開弁可能な温度に設定される。例えば、バルブ制御部35が第1の電磁バルブ15を非バイパス状態に設定し、第2の電磁バルブ16を開状態に設定した後にウォータポンプ12側から流れてくる冷却水の温度を、実験やシミュレーション等によって算出し、算出した温度に基づいて目標開弁温度を設定する。なお、図4中の2点鎖線で示すように、サーモスタット40は、通電時に発熱してワックスを溶解して膨張させるヒータを有し、上記実施形態と同様に該ヒータがコントローラ19に制御される電子制御サーモスタットであってもよい。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1:エンジン
1a:エンジンの冷却水流入口
1b:エンジンの冷却水流出口
2:メインラジエータ
2a:メインラジエータの冷却水流入口
2b:メインラジエータの冷却水流出口
4:インタークーラー(熱交換器)
6:サブラジエータ
6a:サブラジエータの冷却水流入口
6b:サブラジエータの冷却水流出口
10:エンジン冷却装置
11:主冷却回路
12:ウォータポンプ
13:副冷却回路
14:接続流路
15:第1の電磁バルブ(流路切替弁)
16:第2の電磁バルブ(第2開閉弁)
17:第3の電磁バルブ(第1開閉弁)
20:第1流路
21:第2流路
22:バイパス流路
23:第1分岐部
24:第1合流部
25:メインラジエータ側流路
26:エンジン側流路
27:第3流路
28:第4流路
29:第5流路
30:第2分岐部
31:第2合流部
32:第3分岐部
33:第3合流部
40:サーモスタット

Claims (1)

  1. エンジンの冷却水出口とメインラジエータの冷却水入口とを連通する第1流路と、前記メインラジエータの冷却水出口と前記エンジンの冷却水入口とを連通する第2流路と、前記第1流路の第1分岐部から分岐して前記第2流路の第1合流部に接続するバイパス流路とを有する主冷却回路と、
    前記第2流路の前記第1合流部に配置され、前記第2流路のうちの前記第1合流部よりも前記エンジン側のエンジン側流路を、前記エンジンの暖機中には前記バイパス流路と連通し、前記エンジンの暖機が完了した通常運転時には前記第2流路のうちの前記第1合流部よりも前記メインラジエータ側のメインラジエータ側流路と連通するように冷却水の流路を切り替える流路切替弁と、
    前記第2流路の前記エンジン側流路に配置され、冷却水を前記エンジンの前記冷却水入口側へ圧送するウォータポンプと、
    前記第2流路の前記エンジン側流路の前記ウォータポンプよりも下流側の第2分岐部から分岐してサブラジエータの冷却水入口へ連通する第3流路と、前記サブラジエータの冷却水出口と冷却水によって気体又は液体を冷却する熱交換器の冷却水入口とを連通する第4流路と、前記熱交換器の冷却水出口と前記第2流路の前記エンジン側流路の前記ウォータポンプよりも上流側の第2合流部とを接続する第5流路とを有する副冷却回路と、
    前記副冷却回路の前記第3流路の第3分岐部と前記主冷却回路の前記第2流路の前記メインラジエータ側流路の第3合流部とを接続する接続流路と、
    前記接続流路に配置される第1開閉弁と、
    前記主冷却回路の前記第2流路の前記第2分岐部又は前記第2分岐部よりも前記エンジンの前記冷却水入口側に配置され、前記エンジンの前記冷却水入口側への流路を開閉する第2開閉弁と、を備え、
    前記エンジンの前記通常運転時に前記流路切替弁が前記第2流路の前記ラジエータ側流路と前記エンジン側流路とを連通しているときには、前記第1開閉弁が閉止して前記第2開閉弁が開放し、前記エンジンの前記暖機中に前記流路切替弁が前記バイパス流路と前記第2流路の前記エンジン側流路とを連通しているときには、前記第1開閉弁が開放して前記第2開閉弁が閉止する
    ことを特徴とするエンジン冷却装置。
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