JP6604439B2 - Mems容量センサ - Google Patents

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Description

可変容量を用いて出力信号を提供するMEMS容量センサを開示する。さらに、MEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置を記載する。
MEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置(構成、回路)は、MEMS容量センサと、MEMS容量センサに結合された信号処理回路とを含む。MEMS容量センサは、MEMSマイクロホンとして構成することができる。信号処理回路は、MEMS容量センサを作動させるためのバイアス電圧を提供し、MEMS容量センサの出力信号を増幅し、増幅された出力信号を出力するように構成される。バイアス電圧は、MEMS容量センサの、可変容量を有するキャパシタをバイアスするために用いられる。
信号処理回路は、ASIC信号処理回路として構成することができ、増幅器、例えば反転増幅器と、正/負のバイアス電圧発生器、例えばバイアス電圧ポンプとを含んでよく、MEMS容量センサのためのバイアス電圧を提供するとともに、MEMS容量センサの出力端子に結合されてMEMS容量センサの出力信号を受信する信号処理回路の入力端子と、受信されたMEMS容量センサの出力信号を増幅する増幅器との間の信号経路に配置された大きなAC結合容量を提供する。
MEMS容量センサの出力端子から出力され、信号処理回路の入力端子に入力される出力信号は、MEMS容量センサのコンデンサのバックプレートから取得されてよい。キャパシタのバックプレートは、寄生容量が最も小さい側であってよい。MEMS容量センサのキャパシタの膜は、信号処理回路の増幅器の「基準接地」に接続されてよい。
標準的なCMOSプロセスでは、AC結合容量は、MEMS容量センサのキャパシタのバックプレートと信号処理回路のバルク基板との間に不可避の寄生容量があるため、MEMS容量センサのキャパシタのバックプレートからの信号のある程度の損失を引き起こす。MiMキャパシタオプションを提供する高度な(又は高価な)プロセスを用いることができる。この場合、寄生部分は、結合容量の容量値の数パーセント、例えば2%に過ぎない。しかし、寄生効果は、信号処理回路によって受信されるMEMS容量センサの出力信号を劣化させ、その結果、MEMS容量センサ、例えばMEMSマイクロホンのSNR(信号対雑音比)がさらに悪化する。
MEMS容量センサに電源及びバイアス電圧を提供し、MEMS容量センサの出力信号を増幅するために、信号処理回路に結合され得るMEMS容量センサを提供し、MEMS容量センサの出力信号の増幅プロセスに与える寄生効果の影響が低減されることが望まれている。さらに、MEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置を提供し、MEMS容量センサの出力信号の増幅プロセスに与える寄生効果の影響が低減されることが望まれている。
MEMS容量センサとMEMS容量センサの出力信号を増幅するための増幅器とを作動させるためのバイアス電圧を提供する信号処理回路に結合され得るMEMS容量センサであって、MEMS容量センサの出力信号の増幅に影響を与える可能性のある寄生効果が低減されるMEMS容量センサの一実施形態が、請求項1に特定されている。
MEMS容量センサは、基板上に配置され、可変距離で互いに分離されたバックプレートと膜を含み、可変容量を有するキャパシタを含む。容量センサは、バックプレートに接続され、出力信号を出力する出力端子を含む。容量センサは、バイアス電圧を印加するバイアス電圧入力端子をさらに含む。バイアス電圧入力端子は、膜に接続される。容量センサは、電源電圧を印加する電源電圧入力端子を含む。電源電圧入力端子は、MEMS容量センサの基板/バルクに接続される。MEMS容量センサは、膜とバックプレートとの間の距離に応じて出力信号のレベルを生成するように構成される。
請求項6には、MEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置であって、MEMS容量センサの出力信号の増幅プロセスに与える寄生効果の影響が低減される構成が記載されている。
この装置は、上述したようなMEMS容量センサと、信号処理回路とを含む。信号処理回路は、MEMS容量センサに電源電圧を印加する電源電圧出力端子と、増幅された出力信号を出力する信号出力端子とを有する。信号処理回路の電源電圧出力端子は、MEMS容量センサの電源電圧入力端子に接続される。信号処理回路は、MEMS容量センサの出力信号を増幅し、増幅された出力信号を信号処理回路の信号出力端子に提供する増幅器を含む。信号処理回路の増幅器は、電源電圧出力端子と、基準電圧を印加する基準端子との間に配置される。
上述したようなMEMS容量センサと信号処理回路とを含む装置は、MEMSマイクロホンなどのMEMS容量センサのSNR(信号対雑音比)性能、及び/又は信号処理回路のコスト削減の点で利点をもたらすMEMS容量センサの3つのピンの接続を含む、MEMS容量センサと信号処理回路とのインタフェースを提供することを可能にする。
MEMS容量センサのキャパシタの膜は、MEMS容量センサのキャパシタを作動させる/バイアスするためのバイアス電圧を印加するために、バイアス電圧入力端子、例えばバイアスパッドに接続される。MEMS容量センサのキャパシタのバックプレートは、MEMS容量センサの出力端子/信号処理回路の入力端子、例えば信号処理回路のINパッドに結合される。さらに、MEMS容量センサのバルク/基板は、MEMS容量センサの電源電圧入力端子又は信号処理回路の増幅器用のAC接地として構成された信号処理回路の電源電圧出力端子に接続される。
信号処理回路の実施形態は、MEMS容量センサの出力信号を受信する信号処理回路の信号入力端子と信号処理回路の増幅器の制御端子との間の信号経路上に、結合容量を設けることを回避できるようにし、したがって、MEMS容量センサの出力信号から容量を負荷する必要がない。
図1Aは、可変容量を有するキャパシタを有するMEMS容量センサの実施形態を示す図である。 図1Bは、信号処理回路によってMEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置の一実施形態を示す図である。 図2は、信号処理回路によってMEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置の電気回路を示す図である。 図3は、信号処理回路によってMEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置の電気回路の改良された実施形態を示す図である。
以下、本MEMS容量センサ及びMEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置の異なる実施形態を示す添付図面を参照して、本発明に係るセンサ及び装置をさらに詳細に説明する。しかし、本発明に係るセンサ及び構成は、多くの異なる形態で具体化されてもよく、本明細書に記載の実施形態に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示がMEMS容量センサ及びMEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。
図1Aは、バックプレートBP及び膜Mを支持する支持要素として用いられるバルクシリコンからなるバルク/基板Bを含むMEMS容量センサMCSの構造を示す。バックプレートBPと膜Mとの構成は、キャパシタCMEMSを形成する。バックプレートBPは、多孔板として構成されてよい。多孔バックプレートBPと膜Mとの間にはエアギャップが設けられる。膜Mに有効な音圧に応じて、バックプレートBPと膜Mとの間の距離は変化し、その結果、バックプレートBP及び膜Mによって形成されるキャパシタCMEMSの容量も変化する。図1Aに示される実施形態によれば、MEMS容量センサは、MEMSマイクロホンとして構成される。
図1Bは、MEMS容量センサMCSの出力信号を増幅するための装置を含むMEMSモジュールを示す。該装置は、図1Aに示される、MEMSマイクロホンとして構成され得るMEMS容量センサMCSを含む。該装置は、さらに信号処理回路SPCを含む。信号処理回路SPCは、特定用途向け集積回路(ASIC)として実現されてよい。MEMS容量センサMCS及び信号処理回路SPCは、例えばプリント回路基板PBなどの、支持プレート上に配置される。MEMS容量センサMCS及び信号処理回路SPCは、音響入口として用いられる開口部OGを有するキャップCPによって収容される。MEMS容量センサは、ワイヤによって信号処理回路SPCに結合される。MEMS容量センサMCSと信号処理回路SPCとの接続については、図2及び図3を参照して以下に詳細に説明する。
図2は、MEMS容量センサMCSの出力信号OSを増幅するための装置の一実施形態を示す。MEMS容量センサは、可変容量を有するキャパシタCMEMSを含むMEMSマイクロホンとして構成されてよい。図1及び図2に示すように、キャパシタCMEMSは、可変距離で互いに分離されたバックプレートBPと膜Mを含む。容量センサがMEMSマイクロホンとして構成される場合、バックプレートBPと膜Mとの間の可変距離は、膜Mの表面に有効な音圧に応じて変化する。
バックプレートBPは、キャパシタCMEMSの容量の変化に応じてMEMS容量センサによって生成される出力信号OSを出力するMEMS容量センサの出力端子MOUTに結合される。膜Mは、電源電圧VDDを印加するための、MEMS容量センサの電源電圧入力端子MVDDに、結合される。膜Mと基準電位VSSに接続されたバルク/基板Bとの間には、MEMS寄生容量CMBが配置される。
MEMS容量センサMCSは、MEMS容量センサの出力端子MOUT/信号処理回路SPCの入力端子IN、及びMEMS容量センサの電源電圧入力端子MVDD/信号処理回路の電源電圧出力端子AVDDを介して、信号処理回路SPCに結合される。
信号処理回路は、キャパシタCMEMSの膜/バックプレートをバイアスするバイアス電圧Vbiasを提供する電圧発生器VGを含む。電圧発生器VGは、交差結合されたダイオードDF1及びフィルタリングキャパシタCF1を含むフィルタリング素子を介して、MEMS容量センサの出力端子MOUTに結合される。信号処理回路SPCは、電源電圧VDDを印加する内部電源電圧端子VTをさらに含む。信号処理回路SPCは、MEMS容量センサの電源電圧入力端子MVDDに接続された信号処理回路の電源電圧出力端子AVDDを介して電源電圧VDDを提供する。
信号処理回路SPCは、MEMS容量センサMCSから提供される出力信号OSを信号処理回路の信号入力端子INで増幅する増幅回路ACをさらに含む。増幅回路ACは、電源電圧VDDを提供する内部電源電圧端子VTと基準電圧VSSを提供する基準端子RTとの間に接続された増幅器Aを含む。増幅器Aは、結合容量CACを介して信号入力端子INに接続される制御端子CAを有する。
増幅器Aは、トランジスタ、例えばPMOSトランジスタを含み得る。増幅器Aの入力接続部ICは、抵抗Rを介して、電源電圧VDDを提供する内部電源電圧VTに接続される。増幅器Aの出力接続部OCは、可変抵抗Rを介して、基準電圧VSSを提供する基準端子RTに接続される。増幅器Aの出力接続部OCは、バッファBFを介して信号処理回路の信号出力端子OUTに接続される。増幅器Aの動作点の安定化を促進するために、増幅器Aのフィードバック経路に制御回路CFLが設けられる。
図2に示されるMEMS容量センサMCSの出力信号OSを増幅するための装置の実施形態によれば、MEMS容量センサの出力信号は、バックプレートBPから取得され、膜Mは、信号処理回路SPCによりMEMS容量センサの電源電圧入力端子MVDDに設けられた増幅回路の「基準接地」に接続される。バイアス電圧Vbiasも提供されるMEMS容量センサの出力信号OSを受信する信号処理回路SPCの信号入力端子INと、増幅器Aのトランジスタのゲート接続部GCとして構成され得る増幅器Aの制御端子CAとの間に接続されたAC結合容量CACは、結合容量CACの底板から信号処理回路のバルクの間に不可避の寄生容量があるため、キャパシタCMEMSのバックプレートBPから取得されて増幅回路ACによって増幅される出力信号OSの一定の損失を引き起こす。
図3は、MEMS容量センサMCSの出力信号OSを増幅するための装置の改良された実施形態を示す。MEMS容量センサは、可変容量を有するキャパシタCMEMSを含む。図1Aに示すように、キャパシタCMEMSは、可変距離で互いに分離されたバックプレートBPと膜Mを含む。MEMS容量センサMCSは、任意の音圧の影響下でバックプレートBPと膜Mとの間の可変距離が変更され得るMEMSマイクロホンとして構成することができる。キャパシタCMEMSは、図1Aに示すように、MEMS容量センサのバルク/基板b上に配置される。
MEMS容量センサMCSは、出力信号OSを出力する出力端子MOUTを含む。出力信号OSのレベルは、キャパシタCMEMSの容量の変化に応じて、MEMS容量センサによって決定される。容量センサがMEMSマイクロホンとして構成される場合、MEMSマイクロホンの容量は、膜Mの表面における有効な任意の音圧に応じて変化する。MEMS容量センサの出力端子MOUTは、キャパシタCMEMSのバックプレートBPに接続される。
MEMS容量センサMCSは、バイアス電圧Vbiasを印加するバイアス電圧入力端子MBIASをさらに含む。バイアス電圧入力端子Mbiasは、膜Mに接続される。MEMS容量センサは、電源電圧VDDを印加する電源電圧入力端子MVDDをさらに含む。電源電圧入力端子MVDDは、MEMS容量センサの基板/バルクBに接続される。膜Mと基板/バルクBとの間には、MEMS容量センサMCSの寄生容量CMBが配置される。寄生容量CMBは、MEMS容量センサのバイアス電圧入力端子Mbias及び電源電圧入力端子MVDDに結合される。MEMS容量センサの一実施形態によれば、基板/バルクBはバルクシリコンを含むことができる。
キャパシタCMEMSをバイアスするバイアス電圧Vbiasを提供するとともに、MEMS容量センサの出力信号OSを増幅する信号処理回路SPCは、バイアス電圧Vbiasを発生する電圧発生器VGを含む。電圧発生器VGは、交差結合ダイオードDF1及びキャパシタCF1を含むフィルタを介して信号処理回路のバイアス電圧出力端子BIASに結合され、MEMS容量センサにバイアス電圧Vbiasを供給するチャージポンプとして構成することができる。信号処理回路のバイアス電圧出力端子BIASは、MEMS容量センサMCSのバイアス電圧入力端子MBIASに結合される。
信号処理回路SPCは、MEMS容量センサMCSに電源電圧VDDを供給する電源電圧出力端子AVDDを有する。電源電圧VDDは、内部電源電圧端子VTで信号処理回路に提供されてよい。この目的のために、図3に示されていない電源電圧発生器は、内部電源電圧端子VTに結合されて電源電圧を提供する。信号処理回路SPCの電源電圧出力端子AVDDは、MEMS容量センサMCSの電源電圧入力端子MVDDに接続される。
信号処理回路SPCは、増幅された出力信号AOSを信号出力端子OUTから出力する増幅回路ACをさらに含む。増幅回路ACは、信号処理回路の信号入力端子INでMEMS容量センサMCSによって提供された出力信号OSを増幅することによって、増幅された出力信号AOSを出力するように構成される。増幅回路ACは、出力信号OSを増幅し、増幅された出力信号AOSを信号出力端子OUTで提供する増幅器Aを含む。増幅器Aは、電源電圧出力端子AVDDと、基準電圧VSSを印加する基準端子RTとの間に配置される。
信号処理回路の信号入力端子INは、MEMS容量センサMCSの出力信号OSを受信するように構成される。この目的のために、信号処理回路の信号入力端子INは、MEMS容量センサMCSの出力端子MOUTに結合される。信号処理回路の増幅器Aは、制御信号、つまりMEMS容量センサの出力信号OSを印加して、内部電源電圧端子VTと基準端子RTとの間の増幅器Aの導電経路を制御する制御端子CAを有する。増幅器Aの制御端子CAは、信号処理回路の信号入力端子INに接続される。
図3の信号処理回路SPCの実施形態に示すように、増幅器Aの制御端子CAは、信号入力端子INに直接接続される。図2に示される信号処理回路の実施形態と対照的に、信号入力端子INと増幅器Aの制御端子CAとの間の信号経路に結合容量CACを設けずに、増幅器Aの制御端子CAを信号入力端子INに接続する。
信号処理回路の増幅回路ACの増幅器Aは、ゲート接続部GCを有するトランジスタを含み得る。この実施形態によれば、制御端子CAは、ゲート接続部GCに接続されるか、又はゲート接続部GCに対応する。増幅器Aのトランジスタは、PMOSトランジスタとして構成することができる。増幅器Aは、電源電圧出力端子AVDDに接続された入力接続部ICと、基準端子RT及び信号出力端子OUTに接続された出力接続部OCとをさらに含み得る。出力接続部OCは、可変抵抗Rを介して基準端子RTに結合されてよい。トランジスタの出力接続部OCは、バッファBFを介して信号出力端子OUTに接続されてよい。可変抵抗Rと増幅器Aの制御端子CAとの間の増幅器Aのフィードバック経路に制御回路CFLが設けられてよい。制御回路CFLは、増幅器A、特にトランジスタの動作点の安定化を加速するために用いられるいわゆるDCサーボループとして構成することができる。
信号処理回路SPCは、バイアス電圧出力端子BIASと信号処理回路の電源電圧出力端子AVDDとの間に接続されたキャパシタCF2を含み得る。キャパシタCF2は、MEMS容量センサの寄生容量CMBに並列に接続される。
図2に示されるMEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置の実施形態と対照的に、図3に示されるMEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置の実施形態は、3つのピンを有するMEMS容量センサMCSを含む。それらの1つは、信号処理回路SPCの信号入力端子INに結合される出力信号OSを出力する出力端子MOUTである。MEMS容量センサMCSは、バイアス電圧Vbiasを印加するバイアス電圧入力端子MBIASと、第3の端子として、電源電圧VDDを印加する電源電圧入力端子MVDDとを含む。
膜Mは、バイアス電圧入力端子MBIASに接続され、バックプレートBPは、信号処理回路の出力端子MOUT/信号入力端子INに接続される。図2に示されるMEMS容量センサMCSの実施形態と対照的に、MEMS容量性センサの基板/バルクBは、MEMS容量センサMCSの電源電圧入力端子MVDD/電源電圧VDDを提供する信号処理回路SPCの電源電圧出力端子AVDDに接続される。図1Bに示す、MEMS容量センサMCSと信号処理回路SPCとの間のワイヤw1、w2及びw3の3つのワイヤ接続のように、MEMS容量センサMCSと信号処理回路との間の3つのパッドを介する接続も、図1Bに示される。
図3に示されるMEMS容量センサMCS及び信号処理回路SPCの実施形態を用いることによって、図2の信号処理回路の信号入力端子INと増幅器Aの制御端子CAとの間の信号経路に設けられ、MEMS容量センサからの出力信号OSによって負荷される結合容量CACは、図3のMEMS容量センサ及び信号処理回路の設計をもはや必要としない。図3のMEMS容量センサMCS及び信号処理回路SPCの構成は、例えばMEMSマイクロホンなどのMEMS容量センサのSNR性能及び/又は信号処理回路のコスト削減の点で有利である。
図2の装置のSNR性能と比較すると、同じ又はより高いSNR性能は、例えば、高価なMiMキャパシタを用いずに、信号処理回路SPCに必要な面積がより小さく、コストがより低い図3の装置によって達成することができる。図2に示される装置の実施形態と比較すると、同じ面積を維持して、図2の信号処理回路の実施形態における結合容量CACに専用する面積を用いることによって、図3のMEMS容量センサ及び信号処理回路の装置の実施形態により、SNRをさらに改善して、図3の信号処理回路SPCのフィルタリング容量CF2を増加させることができる。
上述したように、図3のMEMS容量センサMCS及び信号処理回路SPCの装置の設計によれば、膜Mとバルク/基板Bとの間に位置するMEMS寄生容量CMBは、信号処理回路SPCの容量CF2と並列に接続される。寄生容量CMBが大きくなるようにMEMS容量センサMCSを設計することができる場合、これを利用してSNRを改善するか、又は信号処理回路SPCの面積及びコストを低減することができる。
さらに、追加のパッド、すなわち追加のBIASパッドを犠牲にして、図3に示されるMEMS容量センサMCS及び信号処理回路SPCの新しい装置は、信号処理回路のトポロジに影響を与えることなく、MEMS容量センサ、例えばMEMSマイクロホンの極性を反転させる簡単な方法を提供する。図2のMEMS容量センサMCS及び信号処理回路SPCの実施形態に用いられるのと同じ電圧発生器VG/チャージポンプ及び同じ反転前置増幅器トポロジは、図3に示されるMEMS容量センサの出力信号OSを増幅するための装置の実施形態に対して維持することができる。
MCS MEMS容量センサ
MEMS MEMS容量センサのキャパシタ
BP バックプレート
M 膜
B 基板/バルク
MB MEMS容量センサの寄生容量
AB 結合容量
IN 信号入力端子
BIAS バイアス電圧出力端子
AVDD 電源電圧出力端子
OUT 信号出力端子
AC 増幅回路
SPC 信号処理回路
VG 電圧発生器
Vbias バイアス電圧
A 増幅器
CA 増幅器の制御端子
OS 出力信号
AOS 増幅された出力信号

Claims (11)

  1. MEMS容量センサ(MCS)であって、
    基板(B)上に配置され、可変距離で互いに分離されたバックプレート(BP)と膜(M)を含み、可変容量を有するキャパシタ(CMEMS)と、
    前記バックプレート(BP)に接続され、出力信号(OS)を出力する出力端子(MOUT)と、
    前記膜(M)に接続され、バイアス電圧(Vbias)を印加するバイアス電圧入力端子(MBIAS)と、
    前記基板(B)に接続され、電源電圧(VDD)を印加する電源電圧入力端子(MVDD)とを含み、
    前記膜(M)と前記バックプレート(BP)との間の距離に応じて前記出力信号(OS)のレベルを生成するように構成される、MEMS容量センサ(MCS)と、
    前記MEMS容量センサ(MCS)の前記電源電圧入力端子(MVDD)に接続されて前記MEMS容量センサ(MCS)に前記電源電圧(VDD)を供給する電源電圧出力端子(AVDD)と、増幅された出力信号(AOS)を出力する信号出力端子(OUT)とを有する信号処理回路(SPC)とを含み、
    前記信号処理回路(SPC)は、前記MEMS容量センサの前記出力信号(OS)を増幅し、前記増幅された出力信号(AOS)を、前記信号処理回路の前記信号出力端子(OUT)に提供する増幅器(A)を含み、
    前記信号処理回路の前記増幅器(A)は、前記電源電圧出力端子(AVDD)と、基準電圧(VSS)を印加する基準端子(RT)との間に配置される、MEMS容量センサの出力信号を増幅するための装置。
  2. 前記膜(M)と前記基板(B)との間に配置された寄生容量(CMB)を含む、請求項1に記載の装置
  3. 前記寄生容量(CMB)は、前記バイアス電圧入力端子(MBIAS)及び前記電源電圧入力端子(MVDD)に結合される、請求項2に記載の装置
  4. 前記基板(B)は、バルクシリコンを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置
  5. MEMSマイクロホンとして構成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置
  6. 前記信号処理回路(SPC)は、前記MEMS容量センサ(MCS)の前記出力信号(OS)を受信する信号入力端子(IN)を含み、前記信号処理回路の前記信号入力端子(IN)は、前記MEMS容量センサの出力端子(MOUT)に結合され、前記信号処理回路の前記増幅器(A)は、前記増幅器(A)を制御する制御端子(CA)を有し、前記信号処理回路の前記増幅器(A)の前記制御端子(CA)は、前記信号処理回路の前記信号入力端子(IN)に直接接続される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記信号処理回路の前記増幅器(A)は、前記増幅器の前記制御端子(CA)に結合されたゲート接続部(GC)を有するトランジスタと、前記信号処理回路の前記電源電圧出力端子(AVDD)に結合された入力接続部(IC)と、前記基準端子(RT)及び信号出力端子(OUT)に結合された出力接続部(OC)とを含む、請求項6に記載の装置。
  8. 前記トランジスタは、PMOSトランジスタとして構成される請求項7に記載の装置。
  9. 前記信号処理回路(SPC)は、前記MEMS容量センサ(MCS)に前記バイアス電圧(Vbias)を印加するバイアス電圧出力端子(BIAS)を有し、前記信号処理回路の前記バイアス電圧出力端子(BIAS)は、前記MEMS容量センサのバイアス電圧端子(MBIAS)に結合される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記信号処理回路(SPC)は、前記バイアス電圧出力端子(BIAS)と前記信号処理回路の前記電源電圧出力端子(AVDD)との間に接続されたキャパシタ(CF2)を含む、請求項9に記載の装置。
  11. 前記信号処理回路(SPC)は、前記MEMS容量センサ(MCS)に前記バイアス電圧(Vbias)を印加するバイアス電圧出力端子(BIAS)を有し、前記信号処理回路の前記バイアス電圧出力端子(BIAS)は、前記MEMS容量センサのバイアス電圧端子(MBIAS)に結合され、
    前記信号処理回路(SPC)は、前記バイアス電圧出力端子(BIAS)と前記信号処理回路の前記電源電圧出力端子(AVDD)との間に接続されたキャパシタ(CF2)を含み、
    前記信号処理回路の前記キャパシタ(CF2)は、前記MEMS容量センサの前記寄生容量(CMB)に並列に接続される、請求項2に記載の装置。
JP2018531381A 2015-12-21 2015-12-21 Mems容量センサ Expired - Fee Related JP6604439B2 (ja)

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