JP6604404B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置本体に対して着脱可能なベルトユニットを備えた画像形成装置に関する。
従来、ベルトと、ベルトを張架する駆動ローラ及び従動ローラとを備え、装置本体に対して着脱可能なベルトユニットを備えた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このベルトユニットは、装置本体に設けられるベルト駆動ギヤが駆動ローラギヤに入力する駆動力により、装置本体の位置決め部に押し付けられるように構成されている。
特開2011−75618号公報
ところで、ベルト駆動ギヤと駆動ローラギヤの軸間距離が変動すると、ベルトの搬送速度が変動しやすい。このようなベルトの搬送速度の変動を抑制するため、駆動ローラに軸方向から係合して、駆動力を入力するカップリングを用いることが考えられる。しかしながら、カップリングを用いると、ベルト駆動ギヤの駆動力のような、ベルトユニットを位置決め部に押し付ける力が発生しないので、外乱等により、ベルトユニットの上下方向の位置が変動し、ベルトの挙動が不安定になるおそれがあった。
そこで、本発明は、ベルトの挙動を安定させた画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、装置本体と、ベルトと、前記ベルトを第1方向に張架する駆動ローラおよび従動ローラとを有し、前記装置本体に対して着脱可能なベルトユニットと、前記駆動ローラの軸線方向から前記駆動ローラに係合し、前記駆動ローラに駆動力を入力するカップリングと、前記軸線方向および前記第1方向に直交する第2方向の一方側および他方側において、前記駆動ローラの位置を規制する規制部と、を備える。
このような構成によれば、外乱等があっても、駆動ローラの第2方向の位置が変動しにくい。そのため、ベルトの挙動が安定し、画像の位置ずれが起こりにくくなる。
前記した構成において、前記規制部は、前記駆動ローラの軸線を挟んで前記第2方向に対向する一対の規制面を有する構成とすることができる。
このような構成によれば、一対の規制面により、第2方向の一方側および他方側における駆動ローラの位置が変動しなくなる。
前記した構成において、前記ベルトユニットには、前記規制部に当接する円筒面を有する被規制部が設けられる構成とすることができる。
このような構成によれば、ベルトユニットの装着時に、ベルトユニットを回しながら装着できる。
前記した被規制部が設けられる構成において、前記円筒面は、前記駆動ローラと同心円状である構成とすることができる。
前記した構成において、前記規制部は、前記第1方向の少なくとも一方側が開放されている構成とすることができる。
このような構成によれば、規制部の開放された側からベルトユニットを装着しやすくなる。
前記した画像形成装置は、前記装置本体に設けられ、前記ベルトユニットの前記第1方向の位置を規制する第2規制部と、前記ベルトユニットに設けられ、前記第2規制部に当接する第2被規制部と、を備える構成とすることが望ましい。また、この画像形成装置は、前記第2被規制部を前記第2規制部に向けて押圧する第1押圧部材を備える構成とすることができる。
このような構成によれば、第2規制部によりベルトユニットの第1方向の位置を規制することができる。
前記した画像形成装置は、前記装置本体に設けられ、前記規制部より前記第1方向に沿って前記従動ローラ側の位置で前記ベルトユニットの前記第2方向の位置を規制する第3規制部と、前記ベルトユニットに設けられ、前記第3規制部に当接する第3被規制部と、を備える構成とすることが望ましい。また、この画像形成装置は、前記駆動ローラより前記従動ローラに近い位置で、前記第3被規制部を前記第3規制部に向けて押圧する第2押圧部材を備える構成とすることができる。
このような構成によれば、第3規制部によりベルトユニットの第2方向の位置を規制することにより、ベルトユニットの駆動ローラ周りの回転方向の動きを抑えることができる。また、駆動ローラによる回転モーメントにより第2押圧部材が受ける力を軽減することができる。
前記した画像形成装置は、前記装置本体に装着されたときに前記ベルトに接触し、前記装置本体に対して着脱可能な感光体と、前記カップリングを、前記感光体の前記装置本体への装着動作に連動して前記軸線方向に移動させることで、前記駆動ローラと係合させる第1連動機構と、を備える構成とすることができる。また、この構成において、前記第1連動機構は、前記カップリングを、前記感光体の前記装置本体からの離脱動作に連動して前記軸線方向に移動させることで、前記駆動ローラとの係合を解除させる構成とすることができる。
このような構成によれば、感光体装着の際にベルトユニットに駆動力を伝達可能になり、感光体取り外しの際にカップリングの係合が解除されベルトユニットを取り外し可能になる。
前記した第1連動機構を備えた画像形成装置が、前記感光体を保持し、前記装置本体内の装着位置と当該装着位置から外れた離脱位置の間を移動可能な保持部材を備える場合、前記第1連動機構は、前記カップリングを、前記保持部材の、前記離脱位置と前記装着位置の間の移動に連動させる構成としてもよい。
前記した画像形成装置は、前記装置本体に装着されたときに前記ベルトに接触し、前記装置本体に対して着脱可能な感光体と、前記感光体の軸をロックするロック部材と、前記カップリングを、前記ロック部材のロック動作に連動して前記軸線方向に移動させることで、前記駆動ローラと係合させる第2連動機構と、を備える構成としてもよい。また、この構成において、前記第2連動機構は、前記カップリングを、前記ロック部材のロック解除動作に連動して前記軸線方向に移動させることで、前記駆動ローラとの係合を解除させる構成としてもよい。
本発明によれば、ベルトの挙動が安定し、画像の位置ずれが起こりにくくなる。
本発明の第1実施形態に係るカラープリンタの概略構成を示す図である。 ベルトユニットの拡大図である。 連動機構を内側から見た図であって、保持部材が離脱位置にあるときの図(a)と、保持部材が装着位置にあるときの図(b)である。 図3(a)のAI−AI断面図(a)と、図3(b)のAII−AII断面図(b)である。 装置本体へのベルトユニットの取付過程を説明する図(a)〜(c)である。 第2実施形態に係るカラープリンタの概略構成を示す図である。 第2実施形態に係る連動機構を内側から見た図であって、プロセスユニットが離脱位置にあるときの図(a)と、プロセスユニットが装着位置にあるときの図(b)である。 第3実施形態に係る連動機構を内側から見た図であって、プロセスユニットのロック解除状態のときを示す図である。 第3実施形態に係る連動機構を内側から見た図であって、プロセスユニットのロック状態のときを示す図である。 図8のカップリング周辺を下から見た図(a)と、図9のカップリング周辺を下から見た(b)である。 変形例に係る第1規制部材および第2規制部材を示す図(a)〜(c)である。
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、方向はカラープリンタを使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、装置本体10内に、用紙Pを供給する給紙部2と、供給された用紙Pに画像を形成する画像形成部3と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部4とを主に備えている。
給紙部2は、装置本体10内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部3に供給する用紙供給機構22とを主に備えている。給紙トレイ21内の用紙Pは、用紙供給機構22によって1枚ずつ分離されて画像形成部3に供給される。
画像形成部3は、露光ユニット30と、画像形成ユニット40と、ベルトユニット50と、ベルトクリーナ60と、定着ユニット70とから主に構成されている。
露光ユニット30は、装置本体10内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。
画像形成ユニット40は、給紙部2と露光ユニット30との間に配置され、4つのプロセスユニット41と、4つのプロセスユニット41を前後に並んだ状態で保持する保持部材42とを主に備えている。保持部材42は、装置本体10内の装着位置(図1、図3(b)の位置)と、装着位置から外れた離脱位置(例えば、図3(a)の位置)の間を移動可能に構成されている。
プロセスユニット41は、感光体の一例としての感光体ドラム43と、帯電器44と、現像ローラ46と、符号を省略して示す供給ローラ、層厚規制ブレードおよびトナー収容部とを主に備えている。
ベルトユニット50は、給紙部2と画像形成ユニット40との間に設けられ、装置本体10に対して着脱可能に構成されている。ベルトユニット50は、駆動ローラ51と、従動ローラ52と、駆動ローラ51および従動ローラ52に張架されたベルトの一例としての無端状の搬送ベルト53と、4つの転写ローラ54とを主に備えている。
搬送ベルト53は、図2に示すように、各ローラ51,52により張架された方向である第1方向の一例としての前後方向に延びる上面53Aが各感光体ドラム43に接しており、内側には各転写ローラ54が各感光体ドラム43との間で搬送ベルト53を挟持するように配置されている。
図1に示すように、ベルトユニット50の下方には、ベルトクリーナ60が配置されている。ベルトクリーナ60は、クリーニングローラ61、回収ローラ62、ブレード63および回収ボックス64を有する。クリーニングローラ61は、搬送ベルト53の下面53Bと接触しており、搬送ベルト53の移動方向とは反対側に回転するようになっている。搬送ベルト53の内側には、バックアップローラ56がクリーニングローラ61に対向配置されている。
定着ユニット70は、画像形成ユニット40およびベルトユニット50の後方に設けられ、加熱ローラ71と、加熱ローラ71と対向配置されて加熱ローラ71を押圧する加圧ローラ72とを備えている。
画像形成部3では、感光体ドラム43の表面が帯電器44により一様に帯電された後、露光ユニット30からのレーザ光(図示一点鎖線)の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム43上に静電潜像が形成される。また、トナー収容部内のトナーは、供給ローラを介して現像ローラ46に供給され、現像ローラ46上に担持される。
現像ローラ46上に担持されたトナーは、現像ローラ46から感光体ドラム43上の静電潜像に供給され、感光体ドラム43上にトナー像が形成される。その後、搬送ベルト53上に供給された用紙Pが、感光体ドラム43と搬送ベルト53(転写ローラ54)の間を搬送されることで、各感光体ドラム43上に形成されたトナー像が用紙P上に順次重ね合わせて転写される。そして、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72の間を搬送されることで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部4は、定着ユニット70の出口から上方に向かって延び、前方に方向転換するように形成された排紙経路81と、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラ82とを主に備えている。トナー像が熱定着された用紙Pは、搬送ローラ82によって排紙経路81を搬送さ
れ、装置本体10の上部に設けられた排紙トレイ12上に排出される。
装置本体10の前側の側壁は開閉可能なフロントカバー11であり、フロントカバー11を開けることで保持部材42を装置本体10の外部に引き出し、プロセスユニット41を取り外すことが可能となっている。また、保持部材42を装置本体10から取り外すことで、ベルトユニット50を装置本体10の外部へ取り出すことが可能となっている。
次に、ベルトユニット50周辺の詳細構造について説明する。
図2に示すように、ベルトユニット50は、前述した駆動ローラ51、従動ローラ52および搬送ベルト53を支持するフレーム55を備えている。
駆動ローラ51は、フレーム55により、被規制部の一例としての軸受51Aを介して回転可能に支持されている。駆動ローラ51の軸51Bは、フレーム55の左右方向外側に突出している。軸受51Aは、駆動ローラ51と同心円状である円筒面の一例としての外周面51Cを有している。
従動ローラ52は、フレーム55により、軸受52Aを介して回転可能、かつ、前後方向に移動可能に支持されており、装置本体10に設けられた圧縮バネ13により前側に付勢されている。これにより、駆動ローラ51と従動ローラ52が互いに離れて、搬送ベルト53に適度な張力が加わるようになっている。
ベルトユニット50には、左右方向外側に突出する第2被規制部および第3被規制部の一例としてのピン55Aが設けられている。ピン55Aは、フレーム55の駆動ローラ51から従動ローラ52側に寄った位置に配置されている。
ベルトユニット50には、ユーザが、ベルトユニット50を装置本体10から着脱するのに把持するためのハンドル57が設けられている。ハンドル57は、フレーム55の前端に固定されている。
装置本体10には、規制部の一例としての第1規制部材100と、第2規制部材110と、第1押圧部材および第2押圧部材の一例としての押圧部材120とが設けられている。
第1規制部材100は、駆動ローラ51の軸受51Aを介して、左右方向および前後方向に直交する第2方向の一例としての上下方向において駆動ローラ51の位置を規制するための部材である。
第1規制部材100は、上下方向に延びる底部101と、底部101の上端から前方に延びる上側部102と、底部101の下端から前方に延びる下側部103とを有しており、前後方向の前側が開放されている。下側部103は、上側部102よりも前方に長く延びている。
上側部102および下側部103は、その間隔が軸受51Aの外径よりもわずかに大きく、軸受51Aの外周面51Cに嵌合可能に構成されている。軸受51Aが上側部102と下側部103の間に嵌合することで、軸受51Aの外周面51Cは、上側部102の下面102Aに当接可能となるとともに、下側部103の上面103Aに当接可能となっている。上側部102の下面102Aと下側部103の上面103Aは、駆動ローラ51の軸線を挟んで互いに対向している。下面102Aおよび上面103Aは、一対の規制面の一例である。
第2規制部材110は、ベルトユニット50の前後方向および上下方向の位置を規制するための部材であり、ベルトユニット50の駆動ローラ51より従動ローラ52に近い位置に配置されている。第2規制部材110は、第2規制部の一例としての後規制部111と、第3規制部の一例としての下規制部112とを有している。
後規制部111は、上下方向に延びており、ピン55Aの後面と当接可能になっている。下規制部112は、後規制部111の下端から前方に延びており、ピン55Aの下面と当接可能となっている。
押圧部材120は、ピン55Aの前側に設けられており、回動軸121回りに揺動可能に構成されている。押圧部材120は、回動軸121から上方に延びる第1アーム122と、回動軸121から下方に延びる第2アーム123とを有している。
第1アーム122は、ピン55Aの前斜め上側の部分に当接可能に構成されており、後斜め下向きにピン55Aを押圧するようになっている。第2アーム123は、下端部がバネ124の一端と係合している。
バネ124は、他端が装置本体10に係止され、第2アーム123を、常時前方に付勢している。このため、バネ124により、第1アーム122が常時後方に付勢されており、押圧部材120がピン55Aを第2規制部材110、具体的には、後規制部111および下規制部112に向けて押圧するようになっている。
第1アーム122の上端面122Aは、後方にいくにつれ下に位置する傾斜面となっており、ベルトユニット50を装置本体10に装着するときに、上方から降りてくるピン55Aと当接して、第1アーム122を前方に逃がすことができるようになっている。
また、装置本体10には、図3(a)及び図4(a)に示すように、駆動ローラ51に駆動力を入力するためのカップリング130が設けられている。カップリング130は、駆動ローラ51の左側に設けられ、左右方向から駆動ローラ51の軸51Bに係合可能に構成されている。
カップリング130は、図4(a)に示すように、駆動ローラ51の軸51Bの先端に設けられた出力側カップリング51Dに対して、左右方向に進退可能に構成されており、出力側カップリング51Dから退避した退避位置(図4(a)の位置)と出力側カップリング51Dに接続した接続位置(図4(b)の位置)との間を移動可能になっている。
カップリング130は、軸部130Bと、軸部130Bの右端(図示上端)から径方向外側に突出するフランジ130Cと、フランジ130Cから右側(図示上側)に突出する入力部130Dとを有している。
軸部130Bは、左端(図示下端)に図示しないモータから駆動力が入力される駆動ギヤ131と同軸に設けられている。軸部130Bは、駆動ギヤ131に内挿されて一体に回転し、かつ、駆動ギヤ131に対して左右方向に移動可能になっている。軸部130Bは、装置本体10に設けられた圧縮バネ15により、右側(駆動ローラ51側)に付勢されている。フランジ130Cは、環状に形成されており、後述するスライド部材142と当接可能になっている。
入力部130Dは、駆動ギヤ131に伝達された駆動力を、継手132を介して駆動ローラ51に入力する部分であり、軸部130Bやフランジ130Cよりも径が小さくなっている。
図3(a)および図4(a)に示すように、継手132は、カップリング130(入力側)の軸部130Bと駆動ローラ51(出力側)の軸51Bとがずれた状態でも、駆動ギヤ131からカップリング130を介して駆動ローラ51に駆動力を伝達するためのものである。継手132は、特開2013−76860号公報に開示されたオルダム部材と同様の構成を有し、円板状の基部132Aと、基部132Aから右側に突出する凸部132Bと、入力部130Dの先端に係合する図示しない係合部とを有している。凸部132Bは、駆動ローラ51の軸51Bの出力側カップリング51Dに係合可能に構成されている。基部132Aには、略前後方向に延びた長孔132Cが形成されている。
装置本体10には、図3(a)に示すように、カップリング130を保持部材42の移動に連動して左右に進退させる第1連動機構の一例としての連動機構140が設けられている。
連動機構140は、サイドフレーム141と、スライド部材142と、回動部材143とを備えている。サイドフレーム141は、搬送ベルト53の左側に配置されており、カップリング130に対応する位置に、フランジ130Cより径が大きい孔141Aが形成されている。
サイドフレーム141には、孔141Aを上下から挟み、前後方向に延びる一対のスライドレール141Bが設けられている。サイドフレーム141は、孔141Aの前側に、略前後方向に延びるガイド孔141Cが形成されている。
スライド部材142は、板状に形成されており、一対のスライドレール141Bに上下端を支持されることで、前後方向にスライド移動可能に構成されている。言い換えると、スライド部材142は、保持部材42が離脱位置のときの前側位置(図3(a)の位置)と、保持部材42が装着位置のときの後側位置(図3(b)の位置)との間を移動可能に構成されている。
スライド部材142は、カップリング130に対応する位置に、前後に長く、上下の幅がフランジ130Cより少し小さい長孔142Aが形成されている。スライド部材142には、上端部に、保持部材42の前端と当接可能な第1当接部142Bが設けられている。
図4(a)に示すように、スライド部材142には、長孔142Aの上縁及び下縁の後半分、並びに後縁において、左面142Fから突出する一対の側壁142Cが設けられている。側壁142Cは、フランジ130Cの上下端と当接可能となっており、後側に向かうにつれ左側に位置するように傾斜する第2当接部142Dと、第2当接部142Dの後端から後に延びる第3当接部142Eとを有している。
第3当接部142Eは、スライド部材142が前側位置のときに、フランジ130Cに当接して、カップリング130を圧縮バネ15の付勢力に抗して左側に移動させるようになっている。このとき、カップリング130は、退避位置となる。
回動部材143は、スライド部材142の前端に回動軸143Aを中心に回動可能に設けられており、回動軸143Aから後方に延びる第1回動アーム143Bと、回動軸143Aから前方に延びる第2回動アーム143Cとを有している。
第1回動アーム143Bは、先端部が、保持部材42の前側下端に形成された溝42Aに係合可能に構成されている。第2回動アーム143Cは、先端部が、ガイド孔141Cに係合している。回動部材143は、スライド部材142の後方向への移動により、第2回動アーム143Cの先端部がガイド孔141Cに沿って移動することで図示反時計回り方向に回動するように構成されている。
回動部材143の回動軸143Aの部分には、コイルバネ144が設けられている。コイルバネ144は、第1回動アーム143Bを図示時計回り方向に付勢している。
以上のように構成されたカラープリンタ1の動作について説明する。
ベルトユニット50を装置本体10に装着する場合、図5(a)に示すように、フロントカバー11を開放し、保持部材42を取り外した状態で、ベルトユニット50を装置本体10内に挿入する。このとき、駆動ローラ51よりハンドル57を上に上げた状態で、駆動ローラ51側から挿入する。そして、駆動ローラ51の軸受51Aを、第1規制部材100の下側部103に載せて、軸受51Aを後方に移動させる。ここで、下側部103は、上側部102より前方に長く延びているので、軸受51Aを下側部103に載せやすく、スムーズに移動させやすい。
そして、図5(b)に示すように、軸受51Aを上側部102と下側部103で挟まれた装着位置に移動させる。これにより、ベルトユニット50の駆動ローラ51側の上下方向の位置が規制され、駆動ローラ51の上下方向の位置が安定しやすくなる。そのため、使用時において搬送ベルト53の挙動が安定する。
軸受51Aが装着位置に配置された後、ハンドル57を下げていき、図5(c)に示すように、ベルトユニット50の前端部を下げていく。このとき、上側部102及び下側部103に挟まれた軸受51Aを中心にベルトユニット50が回りながら装着位置に下げられる。
そして、ピン55Aを押圧部材120の第1アーム122の上端面122Aに当てて第1アーム122を前方に押し広げ、第2規制部材110上に配置する。このようにピン55Aを第2規制部材110の上に配置すると、バネ124が第2アーム123を前方に引っ張ることで、第1アーム122がピン55Aを後斜め下方向に向けて押圧し、ピン55Aが第2規制部材110に押し付けられる。これにより、ベルトユニット50の、従動ローラ52側の前後方向および上下方向の位置が規制され、軸受51Aを中心としたベルトユニット50の回動が抑えられる。
また、ベルトユニット50を装置本体10から取り外す場合、図5(b)に示すように、ハンドル57を持ち上げて、軸受51Aを中心にベルトユニット50を回しながらベルトユニット50の前端部を持ち上げる。そして、図5()に示すように、軸受51Aを下側部103に沿って前方に移動させて、ベルトユニット50を装置本体10から取り外す。
次に、保持部材42を装置本体10内に装着する場合、図3(a)に示すように、保持部材42を第1当接部142Bに当接させて、スライド部材142を前側位置から後側位置に向けて移動させる。スライド部材142が後側に移動すると、図3(b)に示すように、回動部材143の第2回動アーム143Cがガイド孔141Cに沿って移動して、回動部材143がコイルバネ144の付勢力に抗して図示反時計回りに回動し、回動部材143の第1回動アーム143Bが溝42Aに係合する。そして、保持部材42が装着位置に配置されるとともにスライド部材142が後側位置に配置される。
また、図4(a)に示すように、スライド部材142が、前側位置から後側位置に向けて移動し始めると、カップリング130のフランジ130Cが、第3当接部142Eと当
接しない状態となり、圧縮バネ15の付勢力により、フランジ130Cが第2当接部142Dと当接しながら、第2当接部142Dに沿って、退避位置から徐々に右側(駆動ローラ51側)に移動する。そして、図4(b)に示すように、スライド部材142が後側位置に移動すると、フランジ130Cが、スライド部材142の左面142Fと当接し、接触位置に配置される。これにより、カップリング130が駆動ローラ51の出力側カップリング51Dと係合する。
すなわち、連動機構140は、カップリング130を、保持部材42(感光体ドラム43)の装置本体10への装着動作に連動して左右方向に移動させることで、駆動ローラ51の出力側カップリング51Dと係合させる。
一方、保持部材42を装置本体10外に取り外す場合、図3(b)に示すように、保持部材42を前側に移動させると、溝42Aに係合した第1回動アーム143Bとともにスライド部材142を後側位置から前側位置に向けて移動させる。このとき、図3(a)に示すように、第2回動アーム143Cがガイド孔141Cに沿って図示時計回りに回動して、第1回動アーム143Bと溝42Aの係合が外れる。そして、保持部材42が取り外され、コイルバネ144の付勢力により、スライド部材142が前側位置に配置される。
また、図4(b)に示すように、スライド部材142が、後側位置から前側位置に向けて移動し始めると、カップリング130のフランジ130Cが、第2当接部142Dに当接しながら、第2当接部142Dに沿って、圧縮バネ15の付勢力に抗して、接触位置から徐々に左側(装置本体10側)に移動する。そして、図4(a)に示すように、スライド部材142が前側位置に移動すると、フランジ130Cが、第3当接部142Eと当接し、退避位置に配置される。
すなわち、連動機構140は、カップリング130を、保持部材42(感光体ドラム43)の装置本体10からの離脱動作に連動して左右方向に移動させることで、駆動ローラ51の出力側カップリング51Dとの係合を解除させる。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
第1規制部材100により、ベルトユニット50の駆動ローラ51側の上下方向の位置が規制されるので、外乱等があっても、駆動ローラ51の上下方向の位置が変動しにくい。そのため、搬送ベルト53の挙動が安定し、画像の位置ずれが起こりにくくなる。
上側部102の下面102Aおよび下側部103の上面103Aに駆動ローラ51の軸受51Aが挟まれているので、上側および下側における駆動ローラ51の位置が変動しなくなる。
第1規制部材100が軸受51Aに当接するので、ベルトユニット50の装着時に、ベルトユニット50を回しながら装着できる。
第1規制部材100の前側が開放しているので、第1規制部材100の前側からベルトユニット50を装着しやすくなる。
第2規制部材110によりベルトユニット50の上下方向および前後方向の位置を規制することができる。また、ベルトユニット50の前寄りにある第2規制部材110の下規制部112により、ベルトユニット50の駆動ローラ51周りの回転方向の動きを抑えることができる。
保持部材42(感光体ドラム43)装着の際にベルトユニット50に駆動力を伝達可能になり、保持部材42取り外しの際にカップリング130の係合が解除され、ベルトユニット50を取り外して交換可能になる。
下側部103が上側部102より前方に長く延びているので、ベルトユニット50の装着の際、第1規制部材100にベルトユニット50を載せやすい。
また、クリーニングローラ61が搬送ベルト53の移動方向(前方向)とは反対側に回転するので、ベルトユニット50を後方、つまり、ピン55Aを後規制部111に押し付けやすくなる。
また、継手132がカップリング130と駆動ローラ51の軸51Bの間に設けられるので、ベルトユニット50の取付の際の、カップリング130の軸部130Bと、駆動ローラ51の軸51Bの軸のずれを許容することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態では、前記実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
図6に示すように、この構成におけるカラープリンタ1は、図1の第1実施形態における保持部材42を有しておらず、露光ユニット30に代えて、4つのLEDユニット30Aを備えている。LEDユニット30Aは、複数のLEDを有しており、感光体ドラム43を露光している。また、各プロセスユニット41は、装置本体10に設けられた保持フレーム45に保持されており、装置本体10に対して着脱可能に構成されている。
装置本体10には、図7(a)に示すように、第1実施形態とは別の第1連動機構の一例としての連動機構140Aが設けられている。連動機構140Aは、カップリング130を、プロセスユニット41(感光体ドラム43)の装置本体10への着脱動作に連動し左右方向に進退させるように構成されている。カップリング130の構成は第1実施形態と同様である。
連動機構140Aは、サイドフレーム141と、スライド部材142と、回動部材145とを備えている。サイドフレーム141は、第1実施形態と略同様の構成であり、一対のスライドレール141Bが後斜め下向きに配置されている。サイドフレーム141には、孔141Aの前斜め上側には、ガイド孔141Dが形成されている。
スライド部材142は、第1実施形態と同様に、一対のスライドレール141Bに沿って、後斜め下方向にスライド移動可能に構成されており、プロセスユニット41が離脱位置のときの上側位置(図7(a)の位置)と、プロセスユニット41が装着位置のときの下側位置(図7(b)の位置)との間を移動可能になっている。また、第1当接部142Bは、プロセスユニット41を構成するプロセスフレーム41Aの下端に当接可能になっている。
回動部材145は、スライド部材142の上端に設けられた回動軸145Aと、回動軸145Aから上側に延びるアーム145Bとを有している。アーム145Bの先端部は、プロセスフレーム41Aの後端部に形成された溝41Bに係合可能であるとともに、ガイド孔141Dに係合している。回動部材145は、スライド部材142の後斜め下方向への移動により、図示反時計回りに回動するようになっている。また、回動部材145は、図示しないバネにより図示時計回りに付勢されている。
以上のように構成されたカラープリンタ1の動作について説明する。
プロセスユニット41を装置本体10内に装着する場合、図7(a)に示すように、プ
ロセスフレーム41Aを第1当接部142Bに当接させて、スライド部材142を上側位置から下側位置に向けて移動させる。スライド部材142が後斜め下側に移動すると、図7(b)に示すように、回動部材145のアーム145Bがガイド孔141Dに沿って移動して、回動部材145が図示しないバネの付勢力に抗して図示反時計回りに回動し、回動部材145のアーム145Bが溝41Bに係合する。そして、プロセスユニット41が装着位置に配置されるとともにスライド部材142が下側位置に配置される。
一方、プロセスユニット41を装置本体10から取り外す場合、図7(b)から図7(a)に示すように、プロセスユニット41を前斜め上側に移動させると、溝41Bに係合したアーム145Bとともにスライド部材142も下側位置から上側位置に向けて移動する。このとき、図7(a)に示すように、アーム145Bがガイド孔141Dに沿って図示時計回りに回動して、アーム145Bと溝41Bの係合が外れる。そして、プロセスユニット41が取り外され、図示しないバネの付勢力により、スライド部材142が上側位置に配置される。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本実施形態では、前記実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
この構成では、図8に示すように、第2実施形態の連動機構140Aに代えて、第2連動機構の一例としての連動機構150が設けられている。
連動機構150は、ドラムロックロッド151と、各感光体ドラム43に対応する位置に配置された回動部材152、バネ支持部材153、ロック部材154及びねじりコイルバネ155とを備えている。なお、以下の説明では、各部材は、最後方の感光体ドラム43に対応するもののみ説明することとし、その他の感光体ドラム43に対応するものについては構造が同じなため、説明を省略する。
ドラムロックロッド151は、図6に示した搬送ベルト53の上側面に対応する位置に配置されており、前後方向に延びている。ドラムロックロッド151は、感光体ドラム43に対応する位置には、下方に凹む溝151Aが形成されている。ドラムロックロッド151は、前端部の下端に、図示しないモータから駆動力が入力されるギヤ16と噛み合うラックギヤ151Bが設けられており、ギヤ16が回転することで、後側位置(図8の位置)と、前側位置(図9の位置)とをスライド移動可能に構成されている。
図10(a)に示すように、ドラムロックロッド151には、後端部におけるカップリング130に対応する位置に、カップリング130のフランジ130Cに当接可能な当接部材151Cが設けられている。当接部材151Cは、ドラムロックロッド151の後端部から前側にいくほど左側に位置するように傾斜する第2当接部151Dと、第2当接部151Dの前端から前側に延びる第3当接部151Eとを有している。
また、カップリング130は、第1実施形態と同様に、駆動ローラ51の軸51B(図示せず)から退避した退避位置(図10(a)の位置)と軸51Bに接続した接続位置(図10(b)の位置)との間を移動可能になっている。
第3当接部151Eは、ドラムロックロッド151が後側位置のときに、フランジ130Cに当接して、カップリング130を圧縮バネ15の付勢力に抗して左側に移動させるようになっている。このとき、カップリング130は、退避位置となる。
図8に示すように、回動部材152は、保持フレーム45(図6参照)に支持された回動軸152Aを中心に回動する部材であり、ドラムロックロッド151の溝151Aに対応する位置に配置されている。回動部材152は、回動軸152Aを中心にした略円形状に形成された本体部152Bと、本体部152Bから略下方に延びるアーム152Cとを有している。
本体部152Bの上端部には、左側に突出する第1カム部152D及び第2カム部152Fが設けられ、アーム152Cの先端部には、左側に突出し、溝151Aに係合する係合部152Eが設けられている。
バネ支持部材153は、ねじりコイルバネ155を支持する部材であり、回動部材152の上側に配置されている。バネ支持部材153は、バネ保持部153Aと、バネ係止部153Bと、第4当接部153Cとを有している。バネ支持部材153は、サイドフレーム等に支持されたバネ保持部153Aを中心に回動可能に構成されている。
バネ保持部153Aは、円筒状に形成されている。バネ係止部153Bは、バネ保持部153Aから後側に延びている。第4当接部153Cは、バネ保持部153Aの後端から下方に突出しており、第1カム部152Dに後側から当接可能に設けられている。
ロック部材154は、プロセスユニット41のプロセスフレーム41Aの、感光体ドラム43の軸43Aを保持する軸保持部41Cをロックする部材であり、バネ保持部153Aと同軸で回動可能に設けられている。ロック部材154は、バネ保持部153Aから上方に延びるロック部154Aと、バネ保持部153Aから下方に延びる第5当接部154Bとを備えている。
ロック部154Aは、軸保持部41Cから上方に突出する当接面41Dに当接可能に構成されている。第5当接部154Bは、第2カム部152Fに当接可能に設けられている。
ねじりコイルバネ155は、ロック部材154を軸保持部41Cの当接面41Dに向けて付勢するように構成され、コイル部155Aと、第1アーム部155Bと、第2アーム部155Cとを備えている。
コイル部155Aは、バネ保持部153Aに保持されている。第1アーム部155Bは、ロック部154Aを図示反時計回りに付勢する部分であり、コイル部155Aから上方に延びてロック部154Aに係止されている。第2アーム部155Cは、バネ係止部153Bを図示時計回りに付勢する部分であり、コイル部155Aから後方に延びてバネ係止部153Bに係止されている。
以上のように構成されたカラープリンタ1の動作について説明する。
プロセスユニット41(感光体ドラム43)をロックする場合、図8に示すように、ギヤ16の回転により、ドラムロックロッド151が後側位置から前側位置に向けて移動する。この移動に伴い、溝151Aに係合するアーム152Cが前側に移動し、回動部材152が回動軸152Aを中心に図示時計回りに回動する。この回動により、図9に示すように、第1カム部152Dが後側に移動してバネ支持部材153の第4当接部153Cに当接する。
第1カム部152Dと第4当接部153Cが当接することにより、第4当接部153Cが後側に押されて、バネ支持部材153が図示反時計回りに回動する。この回動により、ねじりコイルバネ155を介してロック部材154も回動して、ロック部154Aが軸保持部41Cの当接面41Dに当接する。これにより、軸保持部41Cがロックされる。
また、図10(a)に示すように、ドラムロックロッド151が、後側位置から前側位置に向けて移動し始めると、カップリング130のフランジ130Cが第3当接部151Eと当接しない状態となり、フランジ130Cが第2当接部151Dと当接しながら、第2当接部151Dに沿って、退避位置から徐々に右側に移動する。そして、図10(b)に示すように、ドラムロックロッド151が前側位置に移動すると、フランジ130Cと第2当接部151Dとの当接が外れ、フランジ130Cが、接触位置に配置される。
すなわち、連動機構150は、カップリング130を、ロック部材154のロック動作に連動して左右方向に移動させることで、駆動ローラ51と係合させる。
一方、プロセスユニット41のロックを解除する場合、図9に示すように、ギヤ16の回転により、ドラムロックロッド151が前側位置から後側位置に向けて移動する。この移動に伴い、溝151Aに係合するアーム152Cが後側に移動するので、回動部材152が回動軸152Aを中心に図示反時計回りに回動する。この回動により、図8に示すように、第1カム部152Dが前側に移動してバネ支持部材153の第4当接部153Cとの当接が外れる。
第1カム部152Dと第4当接部153Cの当接が外れると、第2カム部152Fが第5当接部154Bと当接することにより、バネ支持部材153及びロック部材154が、図示時計回りに回動し、ロック部材154と軸保持部41Cの当接面41Dとが離れる。このため、ロック部材154のロックが解除される。
また、図10(b)に示すように、ドラムロックロッド151が、前側位置から後側位置に向けて移動し始めると、カップリング130のフランジ130Cが、第2当接部151Dに当接しながら、第2当接部151Dに沿って、接触位置から徐々に左側に移動する。そして、図10(a)に示すように、ドラムロックロッド151が後側位置に移動すると、フランジ130Cが、第3当接部151Eと当接し、退避位置に配置される。
すなわち、連動機構150は、カップリング130を、ロック部材154のロック解除動作に連動して左右方向に移動させることで、駆動ローラ51との係合を解除させる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記各実施形態では、搬送ベルト53が駆動ローラ51と従動ローラ52により張架されていたが、本発明はこれに限定されず、駆動ローラ51及び2個以上の従動ローラにより張架されていてもよい。また、前記各実施形態では、ベルトの一例として用紙Pを搬送する搬送ベルト53を例示したが、本発明はこれに限定されず、トナー像を担持して用紙に転写するための転写ベルトや、感光体ベルトであってもよい。
前記各実施形態では、第1規制部材100は、上側部102および下側部103により、駆動ローラ51の軸受51Aを挟んでいたが、図11(a)に示すように、上側部102および下側部103の先端にテーパを設けることで、軸受51Aを第1規制部材100Aに入れやすくすることができる。
この構成における上側部102は、下面102Aの前端から前に行くほど上側に位置するように傾斜する傾斜面102Bを有し、下側部103は、上面103Aの前端から前に行くほど下側に位置するように傾斜する傾斜面103Bを有している。
前記各実施形態では、第2規制部の一例として後規制部111を例示したが、本発明はこれに限定されず、図11(b)に示すように、第1規制部材100Bの底部101の前面101Aを第2規制部としてもよい。この場合、第2規制部材110Bは、後規制部を有さない構成とすることができる。
前記各実施形態では、第1規制部材100の前側のみが開放されていたが、本発明はこれに限定されず、図11(c)に示すように、前側と後側の両方が開放されていてもよい。
前記各実施形態では、押圧部材120を備えていたが、本発明はこれに限定されず、備えていなくてもよい。
前記各実施形態では、第2規制部材110は、フレーム55のピン55Aに対応する位置に配置されていたが、本発明はこれに限定されず、従動ローラ52に対応する位置に配置されていてもよい。この場合、第2規制部材を、従動ローラ52の軸受52Aの位置を規制するように構成するとよい。
前記各実施形態では、それぞれ連動機構を備えていたが、本発明はこれに限定されず、連動機構を有さなくてもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 カラープリンタ
42 保持部材
43 感光体ドラム
50 ベルトユニット
51 駆動ローラ
51A 軸受
51C 外周面
52 従動ローラ
53 搬送ベルト
55A ピン
100 第1規制部材
102 上側部
102A 下面
103 下側部
103A 上面
110 第2規制部材
111 後規制部
112 下規制部
120 押圧部材

Claims (13)

  1. 装置本体と、
    ベルトと、前記ベルトを張架する駆動ローラおよび従動ローラとを有し、前記装置本体に対して着脱可能なベルトユニットと、
    前記駆動ローラの軸線方向から前記駆動ローラに係合し、前記駆動ローラに駆動力を入力するカップリングと、
    感光体を保持し、前記装置本体内の装着位置と当該装着位置から外れた離脱位置の間を移動可能な保持部材と、
    前記カップリングを、前記保持部材の前記装着位置への移動に連動して前記軸線方向に移動させることで、前記駆動ローラと係合させる第1連動機構と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1連動機構は、前記保持部材の前記装着位置への移動に連動して前記軸線方向と直交する移動方向において第1位置から第2位置に移動するスライド部材を有し、
    前記スライド部材は、前記移動方向に対して傾斜し、前記第2位置に移動するとき前記カップリングに当接することで前記カップリングを前記軸線方向に移動させる傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記スライド部材は、前記保持部材に当接する当接部を有し、
    前記保持部材は、前記装着位置に移動するときに前記当接部に当接し、前記スライド部材を前記第2位置に移動させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1連動機構は、前記カップリングを、前記保持部材の前記離脱位置への移動に連動して前記軸線方向に移動させることで、前記駆動ローラとの係合を解除させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1連動機構は、前記保持部材の前記離脱位置への移動に連動して前記軸線方向と直交する移動方向において第2位置から第1位置に移動するスライド部材を有し、
    前記スライド部材は、前記移動方向に対して傾斜し、前記第1位置に移動するとき前記カップリングに当接することで前記カップリングを前記軸線方向に移動させる傾斜部を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記スライド部材は、前記保持部材に係合する係合部を有し、
    前記保持部材は、前記装着位置に移動するときに前記係合部に係合し、前記離脱位置に移動するときに前記スライド部材を前記第1位置に移動させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記係合部は、前記保持部材を前記離脱位置に移動させたとき、前記保持部材との係合が外れることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記スライド部材は、前記保持部材が前記離脱位置に移動したとき、前記スライド部材を前記第1位置に保持する付勢部材を有することを特徴とする請求項5から請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記保持部材は、複数の前記感光体を保持することを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 装置本体と、
    ベルトと、前記ベルトを第1方向に張架する駆動ローラおよび従動ローラとを有し、前記装置本体に対して着脱可能なベルトユニットと、
    前記駆動ローラの軸線方向から前記駆動ローラに係合し、前記駆動ローラに駆動力を入力するカップリングと、
    前記装置本体に装着されたときに前記ベルトに接触し、前記装置本体に対して着脱可能な感光体と、
    前記感光体の軸をロックするロック部材と、
    前記カップリングを、前記ロック部材のロック動作に連動して前記軸線方向に移動させることで、前記駆動ローラと係合させる第2連動機構と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記第2連動機構は、前記カップリングを、前記ロック部材のロック解除動作に連動して前記軸線方向に移動させることで、前記駆動ローラとの係合を解除させることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記第2連動機構は、前記軸線方向と直交する移動方向において第1位置から第2位置に移動するドラムロックロッドを有し、
    前記ロック部材は、前記ドラムロックロッドの前記第2位置への移動に連動して前記感光体の軸をロックし、
    前記ドラムロックロッドは、前記移動方向に対して傾斜し、前記第2位置に移動するとき前記カップリングに当接することで前記カップリングを前記軸線方向に移動させる傾斜部を有することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記ベルトの張架される方向および前記軸線方向に直行する方向の一方側および他方側において、前記駆動ローラの位置を規制する規制部を備えることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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