JP6603598B2 - 成形金型及び押圧成形方法 - Google Patents

成形金型及び押圧成形方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6603598B2
JP6603598B2 JP2016027954A JP2016027954A JP6603598B2 JP 6603598 B2 JP6603598 B2 JP 6603598B2 JP 2016027954 A JP2016027954 A JP 2016027954A JP 2016027954 A JP2016027954 A JP 2016027954A JP 6603598 B2 JP6603598 B2 JP 6603598B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
upper mold
molding die
press
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016027954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017145167A (ja
Inventor
勇 室伏
淑弘 山本
功 松月
亨 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP2016027954A priority Critical patent/JP6603598B2/ja
Publication of JP2017145167A publication Critical patent/JP2017145167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6603598B2 publication Critical patent/JP6603598B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

本発明は、ガラス材料を所望の形状に成形する成形金型及び押圧成形方法に関する。
平板状のガラス材料などの被成形体を所望の形状に成形するには、成形金型が用いられる。成形金型により、被成形体を加熱するとともに所定の圧力で押圧し、該被成形体を該成形金型の形状に倣わせることにより、該被成形体を所望の形状に成形することができる。
例えば、特許文献1には、下型と、第1上型と、第2上型とを用いることが記載されている。まず、上面部に嵌合凹部を有する下型と、嵌合凹部に嵌合可能な嵌合凸部及び中央に開口部を有する第1上型とを組み合わせ、嵌合凹部と嵌合凸部とを嵌合させ、第1上型の開口部を通して下型上に一定量の溶融ガラスを滴下する。
次に、第1上型の開口部を通して、第2上型により、下型上の溶融ガラスを途中まで中間プレスすることにより、下型の外壁部まで溶融ガラスを伸ばす。そして、第1上型と第2上型とを組み合せた状態の両者で、下型上の溶融ガラスを完全プレスすることにより、溶融ガラスを下型と第1及び第2上型との間に充填する。次に、離型により、嵌合凸部の部分に貫通穴が形成された成形物が完成する。
また、特許文献2には、コバ付凹メニスカスレンズを成形する金型が記載されている。この金型は、極小Rを設けた凸状の上金型と下金型とを組合わせたものであり、金型構造は、所望のレンズ形状と同じになっている。
上金型と下金型とは、外周部を第1のスリーブ(胴型)及び第2のスリーブ(胴型)によって支持される。これらスリーブは、円筒状に形成されている。
これらの金型構造中に硝材を投入後に、プレス成形を行うことによって、所望のレンズ形状が心取りせずに得られるようになっている。
特開2013−234091号公報 特開2009−035443号公報
ところで、前述したような成形金型を用いて、両側部分を湾曲させたガラス板を製造しようとすると、ガラス板の平坦部分(中央部分)の平坦度を維持することが困難であることが判明した。ガラス板の平坦部分は、下型の平坦な上面と上型の平坦な下面とに挟まれてプレスされるのであるが、ガラス板の両側部分を湾曲させようとすると、両側部分に発生する応力により、平坦部分の四隅に歪みが生ずる虞があることが判明したのである。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、平板状の被成形体を湾曲部分を有する所望の形状に成形するにあたって、湾曲部分以外の平坦部分の平坦度を良好に維持することができる成形金型及び押圧成形方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決し、上記目的を達成するため、本発明に係る成形金型は、以下の構成を有するものである。
請求項1に記載の発明は、平板状の被成形体が載置される下側平坦部と、前記被成形体の一部を湾曲させる湾曲部と、を有する下型と、前記下側平坦部に対向する上側平坦部と、前記湾曲部に対向する湾曲面と、を有する上型と、前記上型および前記下型を位置決めする位置決め枠と、を備え、前記上型は、プレス機のプレスヘッドにより押圧される加圧面に凹領域を形成したことを特徴とする成形金型である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の成形金型において、上型の加圧面に形成された凹領域は、長方形状をしており、上型の長辺方向又は短辺方向に平行に設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の成形金型において、長方形状の凹領域が、上型の加圧面に複数設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の成形金型において、上型の加圧面に形成された凹領域が、十文字形状の領域であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の成形金型において、上型の加圧面に形成された凹領域が、一つの円形状の領域、又は、複数の円形状の領域であることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の成形金型において、上型の加圧面に形成された凹領域が、一つの矩形状の領域、又は、複数の矩形状の領域であることを特徴とする成形金型である。
請求項7に記載の発明は、平板状の被成形体が載置される下側平坦部と被成形体の一部を湾曲させる湾曲部とを有する下型と、下側平坦部に対向する上側平坦部と湾曲部に対向する湾曲面とを有する上型とを備え、上型のプレス機のプレスヘッドにより押圧される加圧面の一部にスペーサを設けたことを特徴とする成形金型である。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の成形金型において、上型の加圧面に設置されたスペーサの領域は、長方形状をしており、上型の長辺方向又は短辺方向に平行に設けられていることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の成形金型において、長方形状のスペーサの領域が、上型の加圧面に複数設けられていることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項7に記載の成形金型において、上型の加圧面に設置されたスペーサの領域が、十文字形状の領域を除いて設けられていることを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、請求項7記載の成形金型において、上型の加圧面に設置されたスペーサの領域が、一つの円形状の領域、又は、複数の円形状の領域を除いて設けられていることを特徴とする押圧成形方法である。
請求項12に記載の発明は、請求項7に記載の成形金型において、上型の加圧面に設置されたスペーサの領域が、一つの矩形状の領域、又は、複数の矩形状の領域を除いて設けられていることを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明は、平板状の被成形体が載置される下側平坦部と、前記被成形体の一部を湾曲させる湾曲部と、を有する下型と、前記下側平坦部に対向する上側平坦部と、前記湾曲部に対向する湾曲面と、を有する上型と、前記上型および前記下型とを位置決めする位置決め枠と、を備え、前記上型のプレス機のプレスヘッドにより押圧される加圧面の一部に凹領域を設け、前記凹領域を除く領域を押圧することにより前記被成形体の一部を湾曲形状に押圧成形することを特徴とする押圧成形方法である。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の押圧成形方法において、上型の加圧面に形成された凹領域は、長方形状をしており、上型の長辺方向又は短辺方向に平行に設けられ、凹領域を除く領域を押圧することにより被成形体の一部を湾曲形状に押圧成形することを特徴とするものである。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の押圧成形方法において、長方形状の凹領域が、上型の加圧面に複数設けられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の本発明に係る成形金型は、平板状の被成形体が載置される下側平坦部と被成形体の一部を湾曲させる湾曲部とを有する下型と、下側平坦部に対向する上側平坦部と湾曲部に対向する湾曲面とを有する上型とを備え、上型は、プレス機のプレスヘッドにより押圧される加圧面に凹領域を形成したので、上型内の応力がプレスヘッドによって押圧される箇所を中心に分布し、湾曲部分以外の平坦部の平坦度を良好に維持することができる。
請求項7に記載の本発明に係る成形金型は、平板状の被成形体が載置される下側平坦部と被成形体の一部を湾曲させる湾曲部とを有する下型と、下側平坦部に対向する上側平坦部と湾曲部に対向する湾曲面とを有する上型とを備え、上型のプレス機のプレスヘッドにより押圧される加圧面の一部にスペーサを設けたので、上型内の応力がスペーサを介してプレスヘッドによって押圧される箇所を中心に分布し、湾曲部分以外の平坦部の平坦度を良好に維持することができる。
請求項13に記載の本発明に係る押圧成形方法は、平板状の被成形体が載置される下側平坦部と被成形体の一部を湾曲させる湾曲部とを有する下型と、下側平坦部に対向する上側平坦部と湾曲部に対向する湾曲面とを有する上型とを備え、上型のプレス機のプレスヘッドにより押圧される加圧面の一部に凹領域を設け、凹領域を除く領域を押圧することにより被成形体の一部を湾曲形状に押圧成形するので、上型内の応力をプレスヘッドによって押圧させる箇所を中心に分布させ、湾曲部分以外の平坦部の平坦度を良好に維持することができる。
すなわち、本発明は、平板状の被成形体を湾曲部分を有する所望の形状に成形するにあたって、湾曲部分以外の平坦部の平坦度を良好に維持することができる成形金型及び押圧成形方法を提供することができるものである。
本発明に係る成形金型の構成を示す斜視図である。 本発明に係る成形金型の構成を示す各部を分離した側面図である。 本発明に係る成形金型のプレス前の状態を示す断面図である。 本発明に係る成形金型のプレス後の状態を示す断面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第1の構成例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第1の構成例を示す図5A中のA−A´断面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第2の構成例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第2の構成例を示す図6A中のA−A´断面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第3の構成例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第3の構成例を示す図7A中のA−A´断面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第4の構成例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第4の構成例を示す図8A中のA−A´断面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第5の構成例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第5の構成例を示す図9A中のA−A´断面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第6の構成例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第6の構成例を示す図10A中のA−A´断面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第7の構成例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第7の構成例を示す図11A中のA−A´断面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第8の構成例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第8の構成例を示す図12A中のA−A´断面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第9の構成例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第9の構成例を示す図13A中のA−A´断面図である。 本発明に係る成形金型の構成の他の例を示す平面図である。 本発明に係る成形金型の構成の他の例を示す各部を分離した側面図である。 本発明に係る押圧成形方法の実施状況を示す成形金型の側面図である。 ガラス成形装置の成形部の概略構成を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照しながら説明する。
〔本発明に係る成形金型の構成〕
図1は、本発明に係る成形金型の構成を示す斜視図である。
図2は、本発明に係る成形金型の構成を示す各部を分離した側面図である。
本発明の実施の形態に係る成形金型は、図1及び図2に示すように、下型10及び上型11を有して構成される。下型10は、平板状のスリーブ位置決め部10bの上面に成形型部10aが一体的に突設されて構成されている。成形型部10aの上面部は、平板状の被成形体であるガラス板201が載置される下側平坦部となっている。この下型10は、プレス機の基台301上に載置される台座部10cの上面に載置されて使用される。
上型11は、上型中コア11A及び上型外コア11Bを有して構成される。上型中コア11A及び上型外コア11Bは、下型10上に載置されたガラス板201を下側平坦部とともに挟む上側平坦部及びガラス板201の一部を湾曲させるための形状となされた部分を有し、プレス機のプレスヘッドにより下型10の方向に押圧されて、ガラス板201の一部を湾曲させるものである。
この成形金型は、下型10の上面(下側平坦部)と、上型11の下面(上型中コア11Aの下面(上側平坦部)及び上型外コア11Bの下面)との間にガラス板201を挟んで、下型10の上に上型11を載置して使用される。これら下型10及び上型11は、スリーブ(位置決め枠)13によって、外周縁において、水平方向の位置決めをされる。なお、スリーブ13の側面部には、このスリーブ13の内周面から外周面に至る複数の通気孔13aが形成されている。
これら下型10、上型11及びスリーブ13は、例えば、耐熱性の高いカーボンにより形成されている。ガラス板201は、例えば、化学強化前のガラスからなり、フロート法等により平板状に形成されたものである。
図3は、本発明に係る成形金型のプレス前の状態を示す断面図である。
ガラス板201を所定形状に成形するには、図3に示すように、まず、プレス機の基台301上に台座部10cを載置し、この台座部10c上にスリーブ13を載置し、このスリーブ13内に下型10を設置する。このとき、下型10は、スリーブ位置決め部10bの外縁部において、スリーブ13の内周面により、このスリーブ13に対して水平方向の位置決めをされる。
次に、下型10の成形型部10aの平坦な上面にガラス板201を載置し、このガラス板201の上面に上型中コア11Aを載置する。そして、スリーブ13内に上型外コア11Bを設置する。この上型外コア11Bは、枠状に構成されており、スリーブ13の内周面と上型中コア11Aの外周面との間に挿入され、スリーブ13に対して水平方向の位置決めされるとともに、上型中コア11Aの水平方向の位置決めをする。
上型外コア11Bの両側部分の下面には、下方に向けて側壁部12a,12aが突設されている。これら側壁部12a,12aの下端面は、ガラス板201の一部を湾曲させるための形状となされた部分であって、内側に凹の湾曲面12b,12bとなっている。これら側壁部12a,12aの下端面は、上型外コア11Bがスリーブ13内に設置されたとき、ガラス板201の両側部分の上面に当接する。そして、下型10の成形型部10aの両側部分は、外側に凸の湾曲部10d,10dとなっている。
上型外コア11Bの上面には、プレス機のプレスヘッド401が当接される。そして、ガラス板201を800°C程度に加熱するとともに、プレスヘッド401により、図3中矢印Pで示すように、上型外コア11Bの上面部を基台301に向けて押圧する。このとき、上型中コア11Aの上面部は、プレスヘッド401に当接されておらず、上型中コア11Aの自重により、基台301に向けてガラス板201を押圧している。
図4は、本発明に係る成形金型のプレス後の状態を示す断面図である。
上型外コア11Bを基台301に向けて押圧すると、図4に示すように、ガラス板201の両側部分は、上型外コア11Bの湾曲面12b,12b及び成形型部10aのの湾曲部10d,10dの間に挟まれ、これら湾曲面12b,12b及び湾曲部10d,10dの形状に沿って、下方に湾曲される。このとき、上型中コア11Aの上面部にプレスヘッド401が当接し、上型中コア11Aは、プレスヘッド401により基台301に向けて押圧されて、ガラス板201を押圧する。
この後、ガラス板201を成形金型内に入れたまま冷却すると、両側部分が湾曲されたガラス板201が完成する。
図5Aは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第1の構成例を示す平面図である。
図5Bは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第1の構成例を示す図5A中のA−A´断面図である。
ところで、この成形金型において、図5A及び図5Bに示すように、上型中コア11Aは、プレスヘッド401により押圧される加圧面(上面)に段差部14,14を有し、この段差部14,14を境にしてプレスヘッド401に近くなっている凸領域15,15のみが、プレスヘッド401によって押圧される。段差部14,14の高さは、例えば、0.1mm程度である。この成形金型においては、図5Aに示すように、上型中コア11Aの加圧面(上面)において、段差部14,14を境にしてプレスヘッド401から遠くなっている凹領域16は、上型中コア11Aの加圧面(上面)の長辺方向に沿った長方形の領域となっている。
この成形金型においては、段差部14,14が設けられ、プレスヘッド401に近くなっている凸領域15,15のみがプレスヘッド401によって押圧されることにより、ガラス板201において、湾曲部分以外の平坦部の平坦度を良好に維持することができる。
図6Aは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第2の構成例を示す平面図である。
図6Bは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第2の構成例を示す図6A中のA−A´断面図である。
この成形金型において、段差部14,14を境にしてプレスヘッド401から遠くなっている凹領域16は、図6A及び図6Bに示すように、上型中コア11Aの加圧面(上面)の短辺方向に沿った長方形の領域としてもよい。この場合においても、上型中コア11Aは、プレスヘッド401により押圧される加圧面(上面)に段差部14,14を有し、この段差部14,14を境にしてプレスヘッド401に近くなっている凸領域15,15のみが、プレスヘッド401によって押圧される。段差部14,14の高さは、例えば、0.1mm程度である。
この成形金型においては、段差部14,14が設けられ、プレスヘッド401に近くなっている凸領域15,15のみがプレスヘッド401によって押圧されることにより、ガラス板201において、湾曲部分以外の平坦部の平坦度を良好に維持することができる。
図7Aは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第3の構成例を示す平面図である。
図7Bは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第3の構成例を示す図7A中のA−A´断面図である。
この成形金型の上型中コア11Aの加圧面(上面)において、凹領域16は、図7A及び図7Bに示すように、上型中コア11Aの加圧面(上面)の長辺方向に沿った平行な複数の長方形状の領域としてもよい。
図8Aは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第4の構成例を示す平面図である。
図8Bは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第4の構成例を示す図8A中のA−A´断面図である。
さらに、この成形金型の上型中コア11Aの加圧面(上面)において、凹領域16は、図8A及び図8Bに示すように、上型中コア11Aの加圧面(上面)の短辺方向に沿った平行な複数の長方形状の領域としてもよい。
図9Aは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第5の構成例を示す平面図である。
図9Bは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第5の構成例を示す図9A中のA−A´断面図である。
この成形金型の上型中コア11Aの加圧面(上面)において、凹領域16は、図9A及び図9Bに示すように、十文字形状に沿った領域としてもよい。
図10Aは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第6の構成例を示す平面図である。
図10Bは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第6の構成例を示す図10A中のA−A´断面図である。
この成形金型の上型中コア11Aの加圧面(上面)において、凹領域16は、図10A及び図10Bに示すように、一つの円形状の領域としてもよい。
図11Aは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第7の構成例を示す平面図である。
図11Bは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第7の構成例を示す図11A中のA−A´断面図である。
この成形金型の上型中コア11Aの加圧面(上面)において、凹領域16は、図11A及び図11Bに示すように、複数の円形状の領域としてもよい。
図12Aは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第8の構成例を示す平面図である。
図12Bは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第8の構成例を示す図12A中のA−A´断面図である。
この成形金型の上型中コア11Aの加圧面(上面)において、凹領域16は、図12A及び図12Bに示すように、一つの矩形状の領域としてもよい。
図13Aは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第9の構成例を示す平面図である。
図13Bは、本発明に係る成形金型の上型(上型中コア)の第9の構成例を示す図13A中のA−A´断面図である。
この成形金型の上型中コア11Aの加圧面(上面)において、凹領域16は、図13A及び図13Bに示すように、複数の矩形状の領域としてもよい。
図14Aは、本発明に係る成形金型の構成の他の例を示す平面図である。
図14Bは、本発明に係る成形金型の構成の他の例を示す各部を分離した側面図である。
本発明に係る成形金型においては、上型中コア11Aの加圧面(上面)に段差部14,14を設けることに代えて、図14A及び図14Bに示すように、上型中コア11Aの加圧面(上面)及びプレスヘッド401の間に、スペーサ20を設置することとしてもよい。このスペーサ20は、厚みが、例えば、0.1mm程度となされている。上型中コア11Aは、スペーサ20が設置されている領域のみが、このスペーサ20を介して、プレスヘッド401によって押圧される。
この成形金型においては、上型中コア11Aの加圧面(上面)及びプレスヘッド401の間にスペーサ20を設置し、スペーサ20が設置されている領域のみがプレスヘッド401によって押圧されることにより、ガラス板201において、湾曲部分以外の平坦部の平坦度を良好に維持することができる。
スペーサ20が設置される領域は、上述の実施形態における凸領域15と同様に、上型中コア11Aの加圧面(上面)の長辺方向に沿った複数の長方形の領域、上型中コア11Aの加圧面(上面)の短辺方向に沿った複数の長方形の領域、十文字形状に沿った領域を除いた領域、一つの円形状の領域、または、複数の円形状の領域を除いた領域、または、一つの矩形状の領域、または、複数の矩形状の領域を除いた領域などとすることができる。
〔本発明に係る押圧成形方法〕
図15は、本発明に係る押圧成形方法の実施状況を示す押圧金型の側面図である。
本発明に係る押圧成形方法は、図15に示すように、プレス機の基台301上に載置した下型10の上面(下側平坦部)上に平板状のガラス板201を載置し、下型10上に載置されたガラス板201を、下型10の上面と上型中コア11Aの下面(上側平坦部)及び上型外コア11Bとにより挟み、これら上型中コア11A及び上型外コア11Bをプレス機のプレスヘッド401により下型10の方向に押圧し、上型外コア11Bの湾曲面12b,12b(ガラス板201の一部を湾曲させるための形状となされた部分)により、ガラス板201の一部を湾曲させる押圧成形方法である。
この押圧成形方法においては、前述の押圧金型において上型中コア11Aの加圧面(上面)に段差部14,14を設けていたことに代えて、図15に示すように、プレスヘッド401の上型中コア11Aの上面(加圧面)を押圧する押圧面に段差部24を設けておき、この段差部24を境にして上型中コア11Aに近くなっている凸領域25のみにおいて、上型中コア11Aを押圧させる。
この押圧成形方法においては、プレスヘッド401の押圧面に段差部24を設け、上型中コア11Aに近くなっている凸領域25のみにおいて上型中コア11Aを押圧させることにより、ガラス板201において、湾曲部分以外の平坦部の平坦度を良好に維持することができる。
この押圧成形方法において、上型中コア11Aの上面において、プレスヘッド401の押圧面の段差部24を境にしてプレスヘッド401の押圧面が当接しない凹領域26は、上述の実施形態における凹領域16と同様に、上型中コア11Aの加圧面(上面)の長辺方向に沿った一又は複数の長方形の領域、上型中コア11Aの加圧面(上面)の短辺方向に沿った一又は複数の長方形の領域、十文字形状に沿った領域、一又は複数の円形状の領域、または、一又は複数の矩形状の領域などとすることができる。
〔ガラス成形装置の構成〕
以下、前述の成形金型を用いて、押圧成形方法を実施するガラス成形装置について説明する。
図16は、ガラス成形装置の成形部の概略構成を示す斜視図である。
このガラス成形装置は、成形品収納部71、素材収納部72、金型収納部73を有して構成される。なお、成形品収納部71、素材収納部72、金型収納部73は、ガラス成形装置の外部に設けられていてもよい。
このガラス成形装置の成形部は、成形ステーション50を有する。成形ステーション50は、搬入ステーション51、加熱ステーション52、プレスステーション53、冷却ステーション54、搬出ステーション56、入替ステーション57を有する。冷却ステーション54は、除冷ステーション54aと急冷ステーション54bとを有する。
まず、搬入ステーション51は、ガラス板201を保持した成形金型1を外部から受け入れ、この成形金型1を一時的に待機させる。
次に、加熱ステーション52は、搬入ステーション51から移送された成形金型1を、例えば赤外線ランプなどの加熱装置により、所定の温度まで加熱する。
加熱ステーション52は、4つのサブ加熱ステーションに分割されている。4つの加熱ステーションとして、第1サブ加熱ステーション52−1、第2サブ加熱ステーション52−2、第3サブ加熱ステーション52−3、第4サブ加熱ステーション52−4が設けられている。
成形金型1は、第1サブ加熱ステーション52−1、第2サブ加熱ステーション52−2、第3サブ加熱ステーション52−3、第4サブ加熱ステーション52−4を順次移送され、所定の温度に至るまで徐々に加熱される。
なお、図16では、加熱ステーション52は、4つのサブ加熱ステーションに分割されているが、分割されていなくともよく、あるいは、4つ以外の数のサブ加熱ステーションに分割されていてもかまわない。
次に、プレスステーション53では、第4サブ加熱ステーション52−4から移送された成形金型1を、上部からプレスヘッドにより所定の圧力で押圧する。
このプレスステーション53は、第1サブプレスステーション53−1、第2サブプレスステーション53−2及び第3サブプレスステーション53−3に分割されている。
成形金型1は、第1サブプレスステーション53−1、第2サブプレスステーション53−2、第3サブプレスステーション53−3を順次移送され、プレスヘッドから加えられる押圧力が徐々に高められ、ガラス板201を所望の形状に成形する。
なお、図16では、プレスステーション53は、3つのサブプレスステーションに分割されているが、分割されていなくともよく、あるいは、3つ以外の数のサブプレスステーションに分割されていてもかまわない。
次に、除冷ステーション54aでは、第3サブプレスステーション53−3から移送された成形金型1は、徐々に冷却される。この除冷ステーション54aでは、プレスステーション53を経た高温の成形金型1が、予め設定された所定温度に低下するまで徐々に冷却される。なお、除冷ステーション54aは、複数のサブ除冷ステーションに分割してもよい。
次に、急冷ステーション54bでは、除冷ステーション54aから移送された所定温度の成形金型1が、室温程度の温度に低下するまで急冷される。
急冷ステーション54bは、第1サブ急冷ステーション54b−1及び第2サブ急冷ステーション54b−2に分割されている。成形金型1は、第1サブ急冷ステーション54b−1、第2サブ急冷ステーション54b−2を順次移送され、温度を急激に低下させる。
なお、図16では、急冷ステーション54bは、2つのサブ急冷ステーションに分割されているが、分割されていなくともよく、あるいは、2つ以外の数のサブ急冷ステーションに分割されていてもかまわない。
そして、搬出ステーション56は、第2サブ急冷ステーション54b−2から移送された成形金型1を、成形ステーション50から搬出するために、一時的に待機させる。搬出ステーション56で一時的に待機した成形金型1は、入替ステーション57に移送される。
入替ステーション57では、成形金型1の上型中コア11A及び上型外コア11Bと、下型10とが分離され、成形されたガラス板201が成形金型1から取り出される。成形金型1から取り出された成形されたガラス板201は、成形品を収納する成形品収納部71に移送されて収納される。
素材収納部72には、ガラス板201が収納されている。入替ステーション57では、成形されたガラス板201が取り出された成形金型1に、素材収納部72から搬送された次に成形されるガラス板201が配置される。
ガラス板201が配置された成形金型1は、搬入ステーション51に移送され、上述したと同様にして成形工程が行われる。あるいは、ガラス板201が配置された成形金型1であっても、続けて成形工程を行わない場合には、金型収納部71に移送されて収納される。成形されたガラス板201が取り出され、ガラス板201が配置されない成形金型1も、金型収納部71に移送されて収納される。
なお、上述したガラス成形品を製造する一連の工程は、図示しない制御部のシーケンス制御の下に実施され、半自動化、もしくは、自動化されている。
本発明は、ガラス材料を所望の形状に成形する成形金型及び押圧成形方法に適用される。
1 成形金型
10 下型
11 上型
11A 上型中コア
11B 上型外コア
13 スリーブ(位置決め枠)
14,24 段差部
20 スペーサ
201 ガラス板
301 基台
401 プレスヘッド

Claims (15)

  1. 平板状の被成形体が載置される下側平坦部と、
    前記被成形体の一部を湾曲させる湾曲部と、を有する下型と、
    前記下側平坦部に対向する上側平坦部と、
    前記湾曲部に対向する湾曲面と、を有する上型と、
    前記上型および前記下型を位置決めする位置決め枠と、
    を備え、
    前記上型は、プレス機のプレスヘッドにより押圧される加圧面に凹領域を形成したことを特徴とする成形金型。
  2. 前記上型の前記加圧面に形成された前記凹領域は、長方形状をしており、前記上型の長辺方向又は短辺方向に平行に設けられていることを特徴とする請求項1記載の成形金型。
  3. 長方形状の前記凹領域が、前記上型の前記加圧面に複数設けられていることを特徴とする請求項2記載の成形金型。
  4. 前記上型の前記加圧面に形成された前記凹領域が、十文字形状の領域であることを特徴とする請求項1記載の成形金型。
  5. 前記上型の前記加圧面に形成された前記凹領域が、一つの円形状の領域、又は、複数の円形状の領域であることを特徴とする請求項1記載の成形金型。
  6. 前記上型の前記加圧面に形成された前記凹領域が、一つの矩形状の領域、又は、複数の矩形状の領域であることを特徴とする請求項1記載の成形金型。
  7. 平板状の被成形体が載置される下側平坦部と、
    前記被成形体の一部を湾曲させる湾曲部と、を有する下型と、
    前記下側平坦部に対向する上側平坦部と、
    前記湾曲部に対向する湾曲面と、を有する上型と、
    を備え、
    前記上型のプレス機のプレスヘッドにより押圧される加圧面の一部にスペーサを設けたことを特徴とする成形金型。
  8. 前記上型の前記加圧面に設置された前記スペーサの領域は、長方形状をしており、前記上型の長辺方向又は短辺方向に平行に設けられていることを特徴とする請求項7記載の成形金型。
  9. 長方形状の前記スペーサの領域が、前記上型の前記加圧面に複数設けられていることを特徴とする請求項8記載の成形金型。
  10. 前記上型の前記加圧面に設置された前記スペーサの領域が、十文字形状の領域を除いて設けられていることを特徴とする請求項7記載の成形金型。
  11. 前記上型の前記加圧面に設置された前記スペーサの領域が、一つの円形状の領域、又は、複数の円形状の領域を除いて設けられていることを特徴とする請求項7記載の成形金型。
  12. 前記上型の前記加圧面に設置された前記スペーサの領域が、一つの矩形状の領域、又は、複数の矩形状の領域を除いて設けられていることを特徴とする請求項7記載の成形金型。
  13. 平板状の被成形体が載置される下側平坦部と、
    前記被成形体の一部を湾曲させる湾曲部と、を有する下型と、
    前記下側平坦部に対向する上側平坦部と、
    前記湾曲部に対向する湾曲面と、を有する上型と、
    前記上型および前記下型を位置決めする位置決め枠と、
    を備え、
    前記上型のプレス機のプレスヘッドにより押圧される加圧面の一部に凹領域を設け、前記凹領域を除く領域を押圧することにより前記被成形体の一部を湾曲形状に押圧成形することを特徴とする押圧成形方法。
  14. 前記上型の前記加圧面に形成された前記凹領域は、長方形状をしており、前記上型の長辺方向又は短辺方向に平行に設けられ、前記凹領域を除く領域を押圧することにより前記被成形体の一部を湾曲形状に押圧成形することを特徴とする請求項13記載の押圧成形方法。
  15. 長方形状の前記凹領域が、前記上型の前記加圧面に複数設けられていることを特徴とする請求項14記載の押圧成形方法。
JP2016027954A 2016-02-17 2016-02-17 成形金型及び押圧成形方法 Active JP6603598B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016027954A JP6603598B2 (ja) 2016-02-17 2016-02-17 成形金型及び押圧成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016027954A JP6603598B2 (ja) 2016-02-17 2016-02-17 成形金型及び押圧成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017145167A JP2017145167A (ja) 2017-08-24
JP6603598B2 true JP6603598B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=59681559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016027954A Active JP6603598B2 (ja) 2016-02-17 2016-02-17 成形金型及び押圧成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6603598B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7230348B2 (ja) * 2017-09-06 2023-03-01 Agc株式会社 3dカバーガラス、およびその成形用金型
CN111662000B (zh) * 2020-07-28 2024-03-26 深圳市东方碳素实业有限公司 一种热弯模具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017145167A (ja) 2017-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI447080B (zh) 曲面玻璃板之成型方法與其採用之成型設備
US10252930B2 (en) Bent glass plate for optical use and fabrication method thereof
JP5673042B2 (ja) ガラス板の曲げ成形方法およびその成形装置
KR20150082253A (ko) 디스플레이용 커버 유리의 제조 방법 및 디스플레이용 커버 유리의 제조 장치
JP6213561B2 (ja) 金属セパレータの成形装置および成形方法
WO2014073336A1 (ja) ディスプレイ用カバーガラスの製造方法及びディスプレイ用カバーガラスの製造装置
JP6603598B2 (ja) 成形金型及び押圧成形方法
JPH04119931A (ja) ガラス板の曲げ成形方法
JP2010075935A (ja) ダイクエンチ加工製品とその製造方法及び製造装置
CN103889610A (zh) 热压成形方法、通过热压成形所形成的成形品以及热压用模具
JP6116366B2 (ja) 金型組
JP5672535B2 (ja) ガラス板の曲げ成形方法およびその成形装置
JP5845496B1 (ja) 板ガラスの曲げ成形装置及び曲げ成形方法
EP3486224B1 (en) Apparatus for fabricating materials
TW201636308A (zh) 玻璃板的彎曲成形裝置及彎曲成形方法
TWI641565B (zh) Molded three-dimensional glass mold and mold forming method
KR101568475B1 (ko) 온간 프레스 성형방법
KR20170064275A (ko) 복합 성형 장치
JP2012148907A (ja) マイクロレンズアレイ用成形型及びマイクロレンズアレイの成形方法
JP6622545B2 (ja) ガラス成形装置及びガラス成形方法
JP2016198935A (ja) 樹脂成形品の製造装置及び製造方法
JP6315804B2 (ja) 角型容器の製造方法並びに製造装置
JP4833258B2 (ja) 光学素子成形方法
CN217781017U (zh) 曲面玻璃热弯模具
JP5967644B2 (ja) プレス成形装置及びプレス成形品の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190716

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6603598

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350