JP6600633B2 - 活性化合物組み合わせ - Google Patents
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Description
(A)プロピネブ、
ならびに
(B1)ホウ素(B)を含有する1または複数の塩、および
(B2)マンガン(Mn)を含有する1または複数の塩
を含む構成要素(B)
を含む、活性化合物組み合わせに関する。
構成要素(B1)は、四ホウ酸二ナトリウムおよび/もしくは四ホウ酸二ナトリウム水和物を含むか、もしくはこれらからなり、
ならびに/または
構成要素(B2)は、硫酸マンガン(II)および/もしくは塩化マンガン(II)を含むか、もしくはこれらからなる。
−亜鉛(Zn)、銅(Cu)、鉄(Fe)、モリブデン(Mo)、セレン(Se)、アルミニウム(Al)、コバルト(Co)およびニッケル(Ni)よりなる群から選択される1、いくつかもしくは全ての微量栄養素
ならびに/または
−窒素(N)、リン(P)およびカリウム(K)よりなる群から選択される1、いくつかもしくは全ての多量栄養素
を含む。
−窒素(N)、リン(P)およびカリウム(K)
ならびに
−亜鉛(Zn)、銅(Cu)、鉄(Fe)、モリブデン(Mo)、セレン(Se)、アルミニウム(Al)、コバルト(Co)およびニッケル(Ni)よりなる群から選択される少なくとも1、好ましくは2またはそれより多い、より好ましくは3またはそれより多い微量栄養素
を含む。
・植物重量の増加、
・植物高の増加、
・亜鉛含量の増加、
・鉄含量の増加、
・カルシウム含量の増加、
・バイオマスの増加、例えばより高い新鮮重量(FW)および/または乾燥重量(DW)など、
・より高い穀粒収量、
・より高い酸性度、
・より多いアントシアニン含量、
・より多い分げつ、
・より大きい葉、
・新芽成長の向上、
・(例として可溶性タンパク質の)増加
・油含量の増加、
・デンプン含量の増加、
・色素含量の増加、
・栄養分含量の増加、
・タンパク質含量の増加、
・ビタミン含量(例としてビタミンB1、B2、CおよびEの含量)の増加、
・脂肪酸含量の増加、
・代謝物含量の増加、
・カロテノイド含量(例としてビタミンAの含量)の増加、
・必須アミノ酸量の増加、
・栄養分組成の改良、
・タンパク質組成の改良、
・脂肪酸組成の改良、
・代謝物組成の改良、
・カロテノイド組成の改良、
・糖組成の改良、
・アミノ酸組成の改良、
・改良されたまたは最適な果実色、
・葉色の改良、
・より高い保存能力、
・収穫生産物のより高い加工性。
・植物の生命力の改良、
・植物成長の改良、
・植物発達の改良、
・外観の改良、
・植物の立ちの改良(より少ない植物転倒(plant verse)/倒伏)、
・出芽の改良、
・根成長の亢進および/またはより発達した根系、
・根粒形成、とりわけ根粒菌性の根粒形成の亢進、
・より大きな葉身、
・より大きなサイズ、
・植物重量の増加、
・新鮮重量(FW)の増加、
・乾燥重量(DW)の増加、
・植物高の増加、
・分げつ数の増加、
・新芽成長の向上、
・貧土壌または不利な気候上で生育したときの根成長の向上(広範囲に及ぶ根系)、収量増加、
・光合成活性の亢進、
・色素含量(例としてクロロフィル含量)の増大、
・より早期の開花、
・より早期の結実、
・より早期の改良された発芽、
・より早期の穀粒熟成、
・より良好なサイズ分布、
・より高い穀粒硬度、
・自己防御メカニズムの改良、
・生物的および非生物的ストレス因子、例えば真菌、細菌、ウイルス、昆虫、高温ストレス、低温ストレス、渇水ストレス、UVストレスおよび/または塩ストレスに対する植物のストレス耐性および抵抗性の改良、
・より少ない無効分げつ、
・より少ない枯れた根出葉、
・必要とされる投入量(例えば肥料または水など)がより少ないこと、
・より濃い緑色の葉、
・短い生育期間の下での完全な熟成、
・必要とされる肥料がより少ないこと、
・必要とされる種子がより少ないこと、
・より容易な収穫、
・より速くより均一な成熟、
・より長い貯蔵寿命、
・より長い穂、
・老化の遅延、
・より強いおよび/またはより多い有効分げつ、
・成分のより良好な抽出性、
・(種子生産のために来季に播くための)種子の品質の改良、
・エチレン産生の低減および/または植物によるその受容の阻害、
・より高い明度、
・より濃い色、
・テクスチャーの改良、
・より高度の硬さ、
・より高いブリックス値。
・タンパク質含量(例として可溶性タンパク質の含量)の増加、
・デンプン含量の増加、
・バイオマスの増加、例えばより高い新鮮重量(FW)および/または乾燥重量(DW)など、
・亜鉛含量の増加、
・より良好なサイズ分布
である。
・カロテノイド含量(例としてビタミンAの含量)の増加、
・亜鉛含量の増加、
・鉄含量の増加、
・タンパク質含量(例として可溶性タンパク質の含量)の増加、
・穀粒硬度の改良(より低い破砕性)
である。
・カロテノイド含量(例としてビタミンAの含量)の増加、
・亜鉛含量の増加、
・鉄含量の増加、
・タンパク質含量(例として可溶性タンパク質の含量)の増加、
・穀粒硬度の改良(より低い破砕性)
である。
・カロテノイド含量(例としてビタミンAの含量)の増加、
・亜鉛含量の増加、
・鉄含量の増加、
・タンパク質含量(例として可溶性タンパク質の含量)の増加、
・油含量の増加、
・デンプン含量の増加
である。
・亜鉛含量の増加、
・カルシウム含量の増加、
・より濃い色、
・テクスチャーの改良、
・より高度の硬さ、
・より高いブリックス値
である。
・亜鉛含量の増加、
・ビタミンC含量の増加、
・より濃い色、
・テクスチャーの改良、
・より高度の硬さ、
・より高いブリックス値
である。
・より良好なサイズ均一性、
・より濃い色、
・テクスチャーの改良、
・より高度の硬さ、
・より高いブリックス値、
・根成長の亢進、
・亜鉛含量の増加、
・カルシウム含量の増加
である。
・より多いアントシアニン含量、
・より高い酸性度、
・より多い亜鉛含量、
・より高いブリックス値、
・より高度の硬さ、
・より濃い色、
・テクスチャーの改良、
・より良好な風味
である。
(i)本発明による活性化合物組み合わせ、好ましくは上で特定されている好ましい実施形態のうちの1において定義されている組み合わせ、
(ii)水、ならびに
(iii)1または複数のアジュバント(助剤)、好ましくは有機溶媒、界面活性剤、無機担体、有機担体および他の増量剤よりなる群から選択される1または複数のアジュバント
を含む組成物に関する。
(i)0.05から0.5重量%の範囲内、好ましくは0.1から0.3重量%の範囲内である本発明による活性化合物組み合わせ、好ましくは上で特定されている好ましい実施形態のうちの1において定義されている組み合わせ
および/または
(ii)70から99.9重量%の範囲内、好ましくは85から99.8重量%の範囲内である水
の合計量を含む。
(i)0.1から0.3重量%の範囲内である本発明による活性化合物組み合わせ、好ましくは上で特定されている好ましい実施形態のうちの1において定義されている組み合わせ
および
(ii)70から99.9重量%の範囲内、好ましくは85から99.8重量%の範囲内である水
の合計量を含む。
(i)(A)プロピネブ、(B1)ホウ素(B)を含有する1もしくは複数の化合物)および(B2)マンガン(Mn)を含有する1もしくは複数の化合物を用意するステップ
または
本発明による活性化合物組み合わせ、好ましくは、好ましい実施形態のうちの1において定義されている組み合わせを用意するステップ、
(ii)水を用意するステップ
(iii)1または複数のアジュバント(助剤)、好ましくは有機溶媒、界面活性剤、無機担体、有機担体および他の増量剤よりなる群から選択される1または複数のアジュバントを用意するステップ
ならびに構成要素(i)から(iii)を混合し、それによって本発明による組成物を得るステップ。
うどんこ病(powdery mildew)病原体に起因する病害、例えば、ブルメリア属種(Blumeria species)、例えばブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis);ポドスファエラ属種(Podosphaera species)、例えばポドスファエラ・ロイコトリカ(Podosphaera leucotricha);スファエロテカ属種(Sphaerotheca species)、例えばスファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea);ウンシヌラ属種(Uncinula species)、例えばウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator)に起因するもの;
さび病(rust disease)病原体に起因する病害、例えば、ギムノスポランギウム属種(Gymnosporangium species)、例えばギムノスポランギウム・サビナエ(Gymnosporangium sabinae);ヘミレイア属種(Hemileia species)、例えばヘミレイア・バスタトリクス(Hemileia vastatrix);ファコプソラ属種(Phakopsora species)、例えばファコプソラ・パキリジ(Phakopsora pachyrhizi)およびファコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae);プッシニア属種(Puccinia species)、例えばプッシニア・レコンジテ(Puccinia recondite)、P.トリチシナ(P.triticina)、P.グラミニス(P.graminis)またはP.ストリイホルミス(P.striiformis);ウロミセス属種(Uromyces species)、例えばウロミセス・アペンジクラタス(Uromyces appendiculatus)に起因するもの;
卵菌類(Oomycetes)の群からの病原体に起因する病害、例えば、アルブゴ属種(Albugo species)、例えばアルブゴ・カンジダ(Algubo candida);ブレミア属種(Bremia species)、例えばブレミア・ラクツカエ(Bremia lactucae);ペロノスポラ属種(Peronospora species)、例えばペロノスポラ・ピシ(Peronospora pisi)またはP.ブラシカエ(P.brassicae);フィトフトラ属種(Phytophthora species)、例えばフィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans);プラスモパラ属種(Plasmopara species)、例えばプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola);シュードペロノスポラ属種(Pseudoperonospora species)、例えばシュードペロノスポラ・フムリ(Pseudoperonospora humuli)またはシュードペロノスポラ・キュベンシス(Pseudoperonospora cubensis);フィチウム属種(Pythium species)、例えばフィチウム・ウルチマム(Pythium ultimum)に起因するもの;
葉汚斑性病害(leaf blotch disease)および葉萎凋性病害(leaf wilt disease)、例えば、アルテルナリア属種(Alternaria species)、例えばアルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani);セルコスポラ属種(Cercospora species)、例えばセルコスポラ・ベチコラ(Cercospora beticola);クラジオスポリウム属種(Cladiosporium species)、例えばクラジオスポリウム・ククメリナム(Cladiosporium cucumerinum);コクリオボルス属種(Cochliobolus species)、例えばコクリオボルス・サチバス(Cochliobolus sativus)(分生子形態:ドレクスレラ(Drechslera)、同義語:ヘルミントスポリウム(Helminthosporium))、コクリオボルス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus);コレトトリカム属種(Colletotrichum species)、例えばコレトトリカム・リンデムタニウム(Colletotrichum lindemuthanium);シクロコニウム属種(Cycloconium species)、例えばシクロコニウム・オレアギナム(Cycloconium oleaginum);ジアポルテ属種(Diaporthe species)、例えばジアポルテ・シトリ(Diaporthe citri);エルシノエ属種(Elsinoe species)、例えばエルシノエ・ファウセッティ(Elsinoe fawcettii);グロエオスポリウム属種(Gloeosporium species)、例えばグロエオスポリウム・ラエチコロル(Gloeosporium laeticolor);グロメレラ属種(Glomerella species)、例えばグロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata);ギナーディア属種(Guignardia species)、例えばギナーディア・ビドウェリ(Guignardia bidwelli);レプトスフェリア属種(Leptosphaeria species)、例えばレプトスフェリア・マクランス(Leptosphaeria maculans)、レプトスフェリア・ノドラム(Leptosphaeria nodorum);マグナポルテ属種(Magnaporthe species)、例えばマグナポルテ・グリセア(Magnaporthe grisea);ミクロドキウム属種(Microdochium species)、例えばミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale);ミコスファエレラ属種(Mycosphaerella species)、例えばミコスファエレラ・グラミニコラ(Mycosphaerella graminicola)、M.アラキジコラ(M.arachidicola)およびM.フィジエンシス(M.fijiensis);ファエオスファエリア属種(Phaeosphaeria species)、例えばファエオスファエリア・ノドラム(Phaeosphaeria nodorum);ピレノフォラ属種(Pyrenophora species)、例えばピレノフォラ・テレス(Pyrenophora teres)、ピレノフォラ・トリチシ・レペンチス(Pyrenophora tritici repentis);ラムラリア属種(Ramularia species)、例えばラムラリア・コロ−シグニ(Ramularia collo−cygni)、ラムラリア・アレオラ(Ramularia areola);リンコスポリウム属種(Rhynchosporium species)、例えばリンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis);セプトリア属種(Septoria species)、例えばセプトリア・アピイ(Septoria apii)、セプトリア・リコペルシイ(Septoria lycopersii);チフラ属種(Typhula species)、例えばチフラ・インカルナタ(Typhula incarnata);ベンツリア属種(Venturia species)、例えばベンツリア・イナエクアリス(Venturia inaequalis)に起因するもの;
根および茎の病害、例えば、コルチシウム属種(Corticium species)、例えばコルチシウム・グラミネアルム(Corticium graminearum);フザリウム属種(Fusarium species)、例えばフザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum);ゴウマノマイセス属種(Gaeumannomyces species)、例えばゴウマノマイセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis);リゾクトニア属種(Rhizoctonia species)、例えばリゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)などに起因するもの;サロクラジウム病(Sarocladium disease)、例えばサロクラジウム・オリゼ(Sarocladium oryzae)に起因するもの;スクレロチウム病(Sclerotium disease)、例えばスクレロチウム・オリゼ(Sclerotium oryzae)に起因するもの;タペシア属種(Tapesia species)、例えばタペシア・アクホルミス(Tapesia acuformis);チエラビオプシス属種(Thielaviopsis species)、例えばチエラビオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola)に起因するもの;
穂(ear and panicle)(コーン穂軸を包含する)の病害、例えば、アルテルナリア属種、例えばアルテルナリア属種(Alternaria spp.);アスペルギルス属種(Aspergillus species)、例えばアスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus);クラドスポリウム属種(Cladosporium species)、例えばクラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides);クラビセプス属種(Claviceps species)、例えばクラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea);フザリウム属種(Fusarium species)、例えばフザリウム・クルモラム(Fusarium culmorum);ジベレラ属種(Gibberella species)、例えばジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae);モノグラフェラ属種(Monographella species)、例えばモノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis);セプトリア属種、例えばセプトリア・ノドラム(Septoria nodorum)に起因するもの;
黒穂菌類に起因する病害、例えばスファセロテカ属種(Sphacelotheca species)、例えばスファセロテカ・レイリアナ(Sphacelotheca reiliana);チレチア属種(Tilletia species)、例えばチレチア・カリエス(Tilletia caries)、T.コントロベルサ(T.controversa);ウロシスチス属種(Urocystis species)、例えばウロシスチス・オクルタ(Urocystis occulta);ウスチラゴ属種(Ustilago species)、例えばウスチラゴ・ヌダ(Ustilago nuda)、U.ヌダ・トリチシ(U.nuda tritici)に起因するもの;
果実の腐敗、例えば、アスペルギルス属種(Aspergillus species)、例えばアスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus);ボトリチス属種(Botrytis species)、例えばボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea);ペニシリウム属種(Penicillium species)、例えばペニシリウム・エキスパンサム(Penicillium expansum)およびP.プルプロゲナム(P.purpurogenum);スクレロチニア属種(Sclerotinia species)、例えばスクレロチニア・スクレロチオラム(Sclerotinia sclerotiorum);ベルチシリウム属種(Verticilium species)、例えばベルチシリウム・アルボアトラム(Verticilium alboatrum)に起因するもの;
種子および土壌が媒介する腐食、カビ、萎凋、腐敗および立枯病(seed and soilborne decay,mould,wilt,rot and damping−off disease)、例えば、アルテルナリア属種(Alternaria species)、例えばアルテルナリア・ブラシシコラ(Alternaria brassicicola)に起因するもの;アファノミセス属種(Aphanomyces species)、例えばアファノミセス・エウテイケス(Aphanomyces euteiches)に起因するもの;アスコキタ属種(Ascochyta species)、例えばアスコキタ・レンチス(Ascochyta lentis)に起因するもの;アスペルギルス属種(Aspergillus species)、例えばアスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)に起因するもの;クラドスポリウム属種(Cladosporium species)、例えばクラドスポリウム・ヘルバラム(Cladosporium herbarum)に起因するもの;コクリオボルス属種(Cochliobolus species)、例えばコクリオボルス・サチバス(Cochliobolus sativus);(分生子形態:ドレクスレラ(Drechslera)、ビポラリス(Bipolaris) 同義語:ヘルミントスポリウム(Helminthosporium))に起因するもの;コレトトリカム属種(Colletotrichum species)、例えばコレトトリカム・コッコデス(Colletotrichum coccodes)に起因するもの;フザリウム属種(Fusarium species)、例えばフザリウム・クルモラム(Fusarium culmorum)に起因するもの;ジベレラ属種(Gibberella species)、例えばジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)に起因するもの;マクロフォミナ属種(Macrophomina species)、例えばマクロフォミナ・ファゼオリナ(Macrophomina phaseolina)に起因するもの;モノグラフェラ属種(Monographella species)、例えばモノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)に起因するもの;ペニシリウム属種(Penicillium species)、例えばペニシリウム・エキスパンサム(Penicillium expansum)に起因するもの;フォーマ属種(Phoma species)、例えばフォーマ・リンガム(Phoma lingam)に起因するもの;フォモプシス属種(Phomopsis species)、例えばフォモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae)に起因するもの;フィトフトラ属種(Phytophthora species)、例えばフィトフトラ・カクトラム(Phytophthora cactorum)に起因するもの;ピレノフォラ属種(Pyrenophora species)、例えばピレノフォラ・グラミネア(Pyrenophora graminea)に起因するもの;ピリクラリア属種(Pyricularia species)、例えばピリクラリア・オリゼ(Pyricularia oryzae)に起因するもの;フィチウム属種(Pythium species)、例えばフィチウム・ウルチマム(Pythium ultimum)に起因するもの;リゾクトニア属種(Rhizoctonia species)、例えばリゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)に起因するもの;リゾプス属種(Rhizopus species)、例えばリゾプス・オリゼ(Rhizopus oryzae)に起因するもの;スクレロチウム属種(Sclerotium species)、例えばスクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)に起因するもの;セプトリア属種(Septoria species)、例えばセプトリア・ノドラム(Septoria nodorum)に起因するもの;チフラ属種(Typhula species)、例えばチフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)に起因するもの;ベルチシリウム属種(Verticillium species)、例えばベルチシリウム・ダーリアエ(Verticillium dahliae)に起因するもの;
がん腫病、虫こぶおよび天狗巣病(witches’ broom)、例えば、ネクトリア属種(Nectria species)、例えばネクトリア・ガリゲナ(Nectria galligena)に起因するもの;
萎凋病(wilt disease)、例えば、モニリニア属種(Monilinia species)、例えばモニリニア・ラキサ(Monilinia laxa)に起因するもの;
葉ぶくれ病(leaf blister disease)または葉巻病(leaf curl disease)、例えばエクソバシジウム属種(Exobasidium species)、例えばエクソバシジウム・ベキサンス(Exobasidium vexans)に起因するもの;
タフリナ属種(Taphrina species)、例えばタフリナ・デフォルマンス(Taphrina deformans);
木本植物の変性病害、例えば、エスカ病(Esca disease)、例えばファエモニエラ・クラミドスポラ(Phaemoniella clamydospora)、ファエオアクレモニウム・アレオフィラム(Phaeoacremonium aleophilum)およびフォミチポリア・メジテラネア(Fomitiporia mediterranea)に起因するもの;ユータイパ・ダイバック(Eutypa dyeback)、例えばユータイパ・ラタ(Eutypa lata)に起因するもの;ガノデルマ病(Ganoderma disease)、例えばガノデルマ・ボニネンセ(Ganoderma boninense)に起因するもの;リギドポルス病(Rigidoporus disease)、例えばリギドポルス・リグノサス(Rigidoporus lignosus)に起因するもの;
花および種子の病害、例えば、ボトリチス属種(Botrytis species)、例えばボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)に起因するもの;
植物塊茎の病害、例えば、リゾクトニア属種(Rhizoctonia species)、例えばリゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani);ヘルミントスポリウム属種(Helminthosporium species)、例えばヘルミントスポリウム・ソラニ(Helminthosporium solani)に起因するもの;
根こぶ、例えば、プラスモディオフォラ属種(Plasmodiophora species)、例えばプラスモディオフォラ・ブラシカエ(Plamodiophora brassicae)に起因するもの;
細菌性病原体に起因する病害、例えばキサントモナス属種(Xanthomonas species)、例えばキサントモナス・カムペストリス病原型オリゼ(Xanthomonas campestris pv.oryzae);シュードモナス属種(Pseudomonas species)、例えばシュードモナス・シリンガエ病原型ラクリマンス(Pseudomonas syringae pv.lachrymans);エルウィニア属種(Erwinia species)、例えばエルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)に起因するもの。
葉、茎、さやおよび種子の真菌病、例えば、アルテルナリア斑点病(Alternaria leaf spot)(アルテルナリア属種アトランス・テヌイシマ(atrans tenuissima))、炭疽病(コレトトリカム・グロエオスポロイデス・デマティウム変種トランケイタム(Colletotrichum gloeosporoides dematium var.truncatum))、褐斑症(brown spot)(セプトリア・グリシネス(Septoria glicines))、セルコスポラ斑点病および胴枯病(cercospora leaf spot and blight)(セルコスポラ・キクチイ(Cercospora kikuchii))、コアネフォラ葉枯病(choanephora leaf blight)(コアネフォラ・インフンジブリフェラ・トリスポラ(Choanephora infundibulifera trispora)(同義語))、ダクツリオホラ斑点病(dactuliophora leaf spot)(ダクツリオホラ・グリシネス(Dactuliophora glycines))、べと病(downy mildew)(ペロノスポラ・マンシュリカ(Peronospora manshurica))、ドレクスレラ葉枯病(drechslera blight)(ドレクスレラ・グリシニ(Drechslera glycini))、フロッグアイ斑点病(frogeye leaf spot)(セルコスポラ・ソジナ(Cercospora sojina))、レプトスファエルリナ斑点病(leptosphaerulina leaf spot)(レプトスファエルリナ・トリホリイ(Leptosphaerulina trifolii))、フィロスティカ斑点病(phyllostica leaf spot)(フィロスティカ・ソジャエコラ(Phyllosticta sojaecola))、さやおよび茎枯病(pod and stem blight)(フォモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae))、うどんこ病(ミクロスファエラ・ジフーサ(Microsphaera diffusa))、ピレノカエタ斑点病(pyrenochaeta leaf spot)(ピレノカエタ・グリシネス(Pyrenochaeta glycines))、リゾクトニア葉腐、葉枯およびくもの巣病(rhizoctonia aerial,foliage,and web blight)(リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani))、さび病(ファコプソラ・パキリジ(Phakopsora pachyrhizi)、ファコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae))、黒痘病(scab)(スファセロマ・グリシネス(Sphaceloma glycines))、ステムフィリウム葉枯病(stemphylium leaf blight)((ステムフィリウム・ボトリオサム(Stemphylium botryosum))、輪紋病(target spot)(コリネスポラ・カッシイコラ(Corynespora cassiicola))に起因するもの。
非生物的ストレス耐性、これは、温度耐性、渇水耐性および渇水ストレス後の回復、水使用効率(水消費量低減と相関する)、冠水耐性、オゾンストレスおよびUV耐性、重金属、塩、駆除剤(毒性緩和剤)などの化学物質に対する耐性を含む。
サイズ分布(穀粒、果実など)、均一な成熟、穀粒水分、より良好な粉砕、より良好なワイン醸造、より良好な醸造、果汁収量増加、収穫性、消化性、沈降価、フォーリングナンバー、さや安定性、保存安定性、繊維の長さ/強度/均一性の改良、サイレージ給餌動物の乳および/または肉の品質の向上、調理およびフライへの適応に関する加工性改良を含み;
さらに、果実/穀物品質の改良、サイズ分布(穀粒、果実など)、保存/貯蔵寿命の向上、硬さ/軟らかさ、風味(香り、テクスチャーなど)、等級(サイズ、形状、液果の数など)、房あたりの液果/果実の数、クリスプ性(crispness)、鮮度、ワックスでの被覆、生理的障害の頻度、色などに関する市場性改良を含み;
さらに、所望成分の増加、例としてタンパク質含量、脂肪酸、油含量、油の品質、アミノ酸組成、糖含量、酸含量(pH)、糖/酸比(Brix)、ポリフェノール、デンプン含量、栄養品質、グルテン含量/指数、エネルギー含量、風味などを含み;
ならびにさらに、望まれない成分の減少、例としてより少ないマイコトキシン、より少ないアフラトキシン、ゲオスミンレベル、フェノール性芳香、ラッカーゼ、ポリフェノールオキシダーゼおよびペルオキシダーゼ、硝酸塩含量などを含む。
−植物内または植物上の植物病原性真菌の防除、
−作物保護における植物病原性真菌の防除、
−植物生命力の改良および/または植物発達の改良(とりわけ植物成長の改良、好ましくは植物成長速度の向上)、
−色素含量の増大および/または光合成活性の亢進(好ましくはクロロフィル含量の増加、それによって好ましくはより濃い緑色の葉(「緑色化」)および/またはより大きい葉(とりわけより大きな葉身)を得ること)、
−バイオマスの増加、例えばより高い新鮮重量(FW)および/または乾燥重量(DW)、好ましくは植物重量の増加(とりわけより高い果実重量(果実あたりの)もしくはより高い穀粒重量(穀粒あたりの)および/またはより高い果実全収量もしくはより高い穀粒全収量)、および/または植物高の増加など、
−栄養分含量の増加、とりわけ微量栄養素含量の増加(とりわけ、多量栄養素含量の(とりわけN、Pおよび/またはKの)増加、タンパク質含量の増加(とりわけ水溶性タンパク質の増加)、ビタミン含量の(とりわけビタミンA、B1、B2、Cおよび/またはEの)増加、および/または必須アミノ酸量の増加、
のうちの1、いくつかまたは全てを達成する方法であって、本発明による活性化合物組み合わせまたは本発明による組成物を、種子に、植物に、植物部分(好ましくは果実および/または葉)に、または植物が生育するもしくは生育することになっている土壌に施用することを特徴とする方法に関する。
Xが、活性化合物Aがm ppm(またはg/ha)の施用量で施用されるときの効力であり、
Yが、活性化合物Bがn ppm(またはg/ha)の施用量で施用されるときの効力であり、
Eが、活性化合物AおよびBがそれぞれmおよびn ppm(またはg/ha)の施用量で施用されるときの効力である場合、
−植物内または植物上の植物病原性真菌の防除、
−作物保護における植物病原性真菌の防除、
−植物生命力の改良および/または植物発達の改良(とりわけ植物成長の改良、好ましくは植物成長速度の向上)、
−色素含量の増大および/または光合成活性の亢進(好ましくはクロロフィル含量の増加、それによって好ましくはより濃い緑色の葉(「緑色化」)および/またはより大きい葉(とりわけより大きな葉身)を得ること)、
−バイオマスの増加、例えばより高い新鮮重量(FW)および/または乾燥重量(DW)、好ましくは植物重量の増加(とりわけより高い果実重量(果実あたりの)もしくはより高い穀粒重量(穀粒あたりの)および/またはより高い果実全収量もしくはより高い穀粒全収量)、および/または植物高の増加など、
−栄養分含量の増加、とりわけ微量栄養素含量の増加(とりわけ、多量栄養素含量の(とりわけN、Pおよび/またはKの)増加、タンパク質含量の増加(とりわけ水溶性タンパク質の増加)、ビタミン含量の(とりわけビタミンA、B1、B2、Cおよび/またはEの)増加、および/または必須アミノ酸量の増加
のための、本発明による活性化合物組み合わせまたは本発明による組成物の使用に関する。
(A)プロピネブ、
ならびに
(B1)ホウ素(B)を含有する1または複数の塩、および
(B2)マンガン(Mn)を含有する1または複数の塩
を含む構成要素(B)を含み、
さらに、本発明による活性化合物組み合わせまたは本発明による組成物を得る方法において構成要素(A)および(B)を適用するための説明書を含んでもよい、キット オブ パーツ(kit of parts)に関する。
MnおよびBとの組み合わせにおけるプロピネブの、成長特性および生理的変化に対する効果を評価した。加えて、前記処理による栄養生理的変化、同様に病害管理、作物産物の収量および品質に対する効果を評価した。
プロット面積:50m2
反復:3
間隔:45×30cm
処理:8
噴霧の回数:2回の噴霧:35 DAP(Days After Planting、定植後日数)および45 DAP
処理の詳細:
以下の処理を実験において使用した:
T1:対照
T2:Antracol 70WP(1250g/ha)
T3:マンガン(0.2%)
T4:Antracol 70WP(1250g/ha)+マンガン(0.2%)
T5:ホウ素(0.2%)
T6:Antracol 70WP(1250g/ha)+ホウ素(0.2%)
T7:マンガン(0.2%)+ホウ素(0.2%)
T8:Antracol 70WP(1250g/ha)+Mn(0.2%)+B(0.2%)
葉面噴霧のために良好な品質の水を用いた(pH:7.3)。
成長パラメーターに関し、植物高は統計的有意に到達しなかった(表2)。MnおよびBを伴うAntracol 70WPの葉面噴霧はより高い植物(81.20cm)を示し、その後にAntracol 70WP+Mn(T4:79.40cm)およびAntracol 70WP(T2:79.00cm)が続いた。比較的小さい植物が、マンガン単独の葉面噴霧(T3)において観察された。根長の場合、有意に優れた根長である27.90cmはAntracol 70WP+Mnを受けた処理T4において記録され、これは処理T8(Antracol 70WP+Mn+B)と同等であった。最も低い値である24.55cmは噴霧されていない対照の処理において記録された。
全ての葉特性が統計的有意に到達した(表3)。葉数に関し、Antracol 70WP+Mn+B葉面噴霧はより多くの葉数(36)を示し、これは他の処理より有意に優れていた。葉面積および葉面積指数(LAI)に関して、Antracol 70WP+Mn+Bで処理された植物はLAI(T8:0.50)に相当するより大きい葉面積である673.50cm2 植物−1を記録し、その後にAntracol 70WP(624.60cm2 植物−1および0.46)が続いた。より小さい葉面積である530.39cm2 植物−1およびLAI(0.39)は、ホウ素単独の葉面噴霧での処理(T5)において認められた。
生化学的パラメーターに関して、全てのパラメーターが統計的有意に到達した(表4)。有意に高いクロロフィル指数の値は処理Antracol 70WP+Mn+B(47.7)において記録され、その後にAntracol 70WP+マンガン(45.7)、Antracol 70WP+ホウ素(45.6)およびAntracol 70WP(45.5)が続いた。可溶性タンパク質に関し、Antracol 70WP+Mn+Bを噴霧された植物はより高い可溶性タンパク質含量である11.3mg g−1を示し、その後にAntracol 70WP+B(10.5mg g−1)およびAntracol 70WP+Mn(10.2mg g−1)が続いた。酸化されていないオーキシン含量の点でIAAオキシダーゼ活性を検討すると、対照はより高い酸化されていないオーキシン含量である15.85μg g−1 h−1を記録し、これはAntracol 70WP単独を受けた処理T2(15.73μg g−1 h−1)に近かった。Mnでの処理はより高いIAAオキシダーゼ活性(低い酸化されていないオーキシン含量)を示し、ここでMn単独はより高い活性(12.32)を示し、その後にMn+B(T7)およびAntracol+Mn+B(T8)が続いた。
作物成長速度は2つのステージ;60〜90および90〜120日の定植後日数(DAP)の間で計算され、いずれの作物成長ステージにおいても統計的有意に到達した(表6)。Antracol 70WP+Mn+B(T8)の葉面噴霧で処理された植物は、それぞれ60〜90および90〜120 DAPの間に、より速い成長速度27.35および14.84g m−2 d−1を記録した。T8は、60〜90 DAPの間、処理Antracol 70WP+ホウ素(T6:26.69g m−2 d−1)およびAntracol 70WP+マンガン(T4:26.69g m−2 d−1)と同等であった。処理されていない対照植物は、60〜90 DAPにおいてより低い成長速度である24.29g m−2 d−1を記録した。
収量パラメーターを検討すると、果実径を除く全ての収量パラメーターが統計的有意に到達した(表7)。平均果実重量に関し、Antracol 70WP+Mn+B(T8)で処理された果実は、より高い平均重量である27.85gに到達し、これは処理Antracol 70WP+B(T6:27.46)、Antracol 70WP+Mn(T4:27.32)およびAntracol 70WP(T2:27.15)と同等であった。しかしながら果実重量は、噴霧されていない対照(T1:26.13g)に対して6.6パーセント(T8)の増加であった。果実体積に関して、果実の体積はAntracol 70WP+Mn+Bを噴霧された果実の場合により大きく(28.96cc)、これは対照(26.59cc)に対して8.9パーセントの増加であった。果実重量の場合におけるものと類似した傾向が続いた。果実径は統計的有意に到達しなかった。より大きい果実の直径は処理T8において記録され、より小さい果実径は対照(5.36)の場合に達せられた。
品質パラメーターに関し、総可溶性固形物(TSS)含量は統計的有意に到達した(表9)。リコピン含量に関し、より高い含量である4.75mg 100g−1 果実は処理マンガン+ホウ素において記録され、その後に処理ホウ素単独(4.68)が続いた。最も低い値は噴霧されていない対照(T1:4.51)において記録された。TSS値を検討すると、Antracol 70WP+Mn+B(T8)を噴霧された植物はより高いブリックス値である4.3を記し、これはT7(マンガン+ホウ素:4.2)と同等であり、その後にT6(4.1)が続いた。収穫初日から収穫後室温保存で5日までの果実のパーセント重量損失を計算した。最も高いパーセントは対照において、同様にT4(Antracol 70WP+マンガン)において記録された。より低いパーセントである27.2は、処理T5(ホウ素単独)、T7(マンガン+ホウ素)およびT8(Antracol 70WP+Mn+B)において記された。
病害発生が低減された成長および発達の点で良好に実施される、MnおよびBとのAntracol 70WP組み合わせのトマト植物に対する葉面噴霧は、最終的に果実収量に資する。
−クロロフィル指数(SPAD値)における23.6パーセントの増加および可溶性タンパク質の増加(24.2%)が、MnおよびBを伴うAntracol 70 WPの葉面噴霧により観察された;
−MnおよびBを伴うAntracol 70 WPにより、噴霧されていない対照に対し、N(1.55%)、P(0.44%)、K(1.28%)、Mn(0.033%)およびB含量(0.058%)を有するトマト植物の栄養分ステータスの改良が記された;
−MnおよびBを伴うAntracolによる、26.1パーセントの果実数増加を生み出す12.6パーセントの作物成長速度増加;
−MnおよびBを伴うAntracol 70 WPの葉面噴霧は、噴霧されていない対照と比較して12.1パーセントの果実収量増加を記した。
Claims (70)
- (A)プロピネブ、
ならびに
(B1)三酸化ホウ素(B 2 O 3 )、H 3 BO 3 、H 2 B 4 O 7 、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸マグネシウム、水素化ホウ素カリウム、水素化ホウ素ナトリウム、ホウ素酒石酸カリウム(potassium borotartrate)およびホウ酸ニッケル(II)よりなる群から選択される1または複数の成分、および
(B2)マンガン(Mn)を含有する1または複数の塩
を含む構成要素(B)
を含む、植物病原体を防除するためのまたは植物品質を改良するための組み合わせ剤。 - 前記ホウ酸ナトリウムが、ホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウムまたは四ホウ酸二ナトリウムとしても知られるホウ砂である、請求項1に記載の組み合わせ剤。
- 前記ホウ砂が、無水ホウ砂(Na2B4O7)、ホウ砂五水和物(Na2B4O7・5H2O)およびホウ砂十水和物(Na2B4O7・10H2O)からなる群から選択される、請求項2に記載の組み合わせ剤。
- 前記ホウ酸カリウムが、K2B4O7およびその水和物からなる群から選択される、請求項1に記載の組み合わせ剤。
- 前記K2B4O7の水和物がK 2B4O7・4H2Oである、請求項4に記載の組み合わせ剤。
- 前記ホウ酸カルシウムが、CaB4O7、Ca3(BO3)2およびその水和物からなる群から選択される、請求項1に記載の組み合わせ剤。
- 前記ホウ酸マグネシウムが、MgB4O7、Mg3(BO3)2およびそれらの水和物からなる群から選択される、請求項1に記載の組み合わせ剤。
- 構成要素(B2)の1、いくつかまたは全ての構成成分が、マンガン(II)塩よりなる群から選択される、請求項1から7のいずれか一項に記載の組み合わせ剤。
- 前記マンガン(II)塩が、酢酸マンガン(II)、硫酸マンガン(II)、塩化マンガン(II)、硝酸マンガン(II)およびリン酸マンガン(II)よりなる群から選択される、請求項8に記載の組み合わせ剤。
- 構成要素(B1)が、四ホウ酸二ナトリウムおよび/もしくは四ホウ酸二ナトリウム水和物を含むか、もしくはこれらからなり、
ならびに/または
構成要素(B2)が、硫酸マンガン(II)および/もしくは塩化マンガン(II)を含むか、もしくはこれらからなる、
請求項1から9のいずれか一項に記載の組み合わせ剤。 - 構成要素(B)のホウ素およびマンガンの総重量に対する構成要素(A)の重量比が、各々の場合において組み合わせ剤の総重量に基づいて、1250:1から25:1の範囲内である、請求項1から10のいずれか一項に記載の組み合わせ剤。
- 構成要素(B)のホウ素およびマンガンの総重量に対する構成要素(A)の重量比が、各々の場合において組み合わせ剤の総重量に基づいて、1000:1から50:1の範囲内である、請求項11のいずれか一項に記載の組み合わせ剤。
- 構成要素(B)のホウ素およびマンガンの総重量に対する構成要素(A)の重量比が、各々の場合において組み合わせ剤の総重量に基づいて、500:1から75:1の範囲内である、請求項11に記載の組み合わせ剤。
- 構成要素(B)のホウ素およびマンガンの総重量に対する構成要素(A)の重量比が、各々の場合において組み合わせ剤の総重量に基づいて、350:1から100:1の範囲内である、請求項11に記載の組み合わせ剤。
- [構成要素(B2)の]マンガンの総量に対する[構成要素(B1)の]ホウ素の総量の重量比が、各々の場合において組み合わせ剤の総重量に基づいて、3:1から1:3の範囲内である、請求項1から14のいずれか一項に記載の組み合わせ剤。
- [構成要素(B2)の]マンガンの総量に対する[構成要素(B1)の]ホウ素の総量の重量比が、各々の場合において組み合わせ剤の総重量に基づいて、2:1から1:2の範囲内である、請求項15に記載の組み合わせ剤。
- [構成要素(B2)の]マンガンの総量に対する[構成要素(B1)の]ホウ素の総量の重量比が、各々の場合において組み合わせ剤の総重量に基づいて、3:2から2:3の範囲内である、請求項15に記載の組み合わせ剤。
- [構成要素(B2)の]マンガンの総量に対する[構成要素(B1)の]ホウ素の総量の重量比が、各々の場合において組み合わせ剤の総重量に基づいて、4:3から3:4の範囲内である、請求項15に記載の組み合わせ剤。
- [構成要素(B2)の]マンガンの総量に対する[構成要素(B1)の]ホウ素の総量の重量比が、各々の場合において組み合わせ剤の総重量に基づいて、5:4から4:5の範囲内である、請求項15に記載の組み合わせ剤。
- 前記組み合わせ剤が、さらに
−亜鉛(Zn)、銅(Cu)、鉄(Fe)、モリブデン(Mo)、セレン(Se)、アルミニウム(Al)、コバルト(Co)およびニッケル(Ni)よりなる群から選択される1、いくつかもしくは全ての微量栄養素
ならびに/または
−窒素(N)、リン(P)およびカリウム(K)よりなる群から選択される1、いくつかもしくは全ての多量栄養素
を含む、請求項1から19のいずれか一項に記載の組み合わせ剤。 - (i)請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤、
(ii)水、ならびに
(iii)1または複数のアジュバント(助剤)
を含む組成物。 - 前記アジュバント(助剤)が、有機溶媒、界面活性剤、無機担体、有機担体および他の増量剤よりなる群から選択される、請求項21に記載の組成物。
- 各々の場合において組成物の総重量に基づいて、
(i)請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤の総量が0.05から0.5重量%の範囲内であり、
および/または
(ii)水の総量が70から99.9重量%の範囲内である、
請求項21または22に記載の組成物。 - 各々の場合において組成物の総重量に基づいて、
(i)請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤の総量が0.1から0.3重量%の範囲内である、
請求項23に記載の組成物。 - 各々の場合において組成物の総重量に基づいて、
(ii)水の総量が85から99.8重量%の範囲内である、
請求項23または24に記載の組成物。 - 以下の効果:
−植物内または植物上の植物病原性真菌の防除、
を達成する方法であって、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物を、種子に、植物に、植物部分に、または植物が生育するもしくは生育することになっている土壌に施用することを特徴とする方法。 - 以下の効果:
−作物保護における植物病原性真菌の防除、
を達成する方法であって、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物を、種子に、植物に、植物部分に、または植物が生育するもしくは生育することになっている土壌に施用することを特徴とする方法。 - 以下の効果:
−植物生命力の改良および/または植物発達の改良、
を達成する方法であって、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物を、種子に、植物に、植物部分に、または植物が生育するもしくは生育することになっている土壌に施用することを特徴とする方法。 - 前記植物生命力の改良および/または植物発達の改良が、植物成長の改良である、請求項28に記載の方法。
- 前記植物生命力の改良および/または植物発達の改良が、植物成長速度の向上である、請求項28に記載の方法。
- 以下の効果:
−色素含量の増大および/または光合成活性の亢進、
を達成する方法であって、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物を、種子に、植物に、植物部分に、または植物が生育するもしくは生育することになっている土壌に施用することを特徴とする方法。 - 前記色素含量の増大および/または光合成活性の亢進が、クロロフィル含量の増加である、請求項31に記載の方法。
- 前記色素含量の増大および/または光合成活性の亢進が、クロロフィル含量の増加によるより濃い緑色の葉(「緑色化」)および/またはより大きい葉を得ることである、請求項31に記載の方法。
- 前記より大きい葉が、より大きな葉身である、請求項33に記載の方法。
- 以下の効果:
−バイオマスの増加、
を達成する方法であって、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物を、種子に、植物に、植物部分に、または植物が生育するもしくは生育することになっている土壌に施用することを特徴とする方法。 - 前記バイオマスの増加が、より高い新鮮重量(FW)および/または乾燥重量(DW)である、請求項35に記載の方法。
- 前記バイオマスの増加が、植物重量の増加および/または植物高の増加である、請求項35に記載の方法。
- 前記植物重量の増加が、より高い果実重量(果実あたりの)もしくはより高い穀粒重量(穀粒あたりの)および/またはより高い果実全収量もしくはより高い穀粒全収量である、請求項37に記載の方法。
- 以下の効果:
−栄養分含量の増加、
を達成する方法であって、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物を、種子に、植物に、植物部分に、または植物が生育するもしくは生育することになっている土壌に施用することを特徴とする方法。 - 前記栄養分含量の増加が、微量栄養素含量の増加、多量栄養素含量の増加、タンパク質含量の増加、ビタミン含量の増加、および/または必須アミノ酸量の増加である、請求項39に記載の方法。
- 前記微量栄養素が、Mn、B、Zn、Cu、Fe、Mo、Se、Al、CoおよびNiからなる群から選択される1、2、3またはそれより多い微量栄養素である、請求項40に記載の方法。
- 前記多量栄養素が、N、Pおよび/またはKである、請求項40に記載の方法。
- 前記タンパク質が、水溶性タンパク質である、請求項40に記載の方法。
- 前記ビタミンが、ビタミンA、B1、B2、Cおよび/またはEである、請求項40に記載の方法。
- 前記植物部分が、果実および/または葉である、請求項26から44のいずれか一項に記載の方法。
- 組み合わせ剤または組成物が種子または葉に施用され、ここで施用における葉に対する組み合わせ剤の量が400から3000g/haの範囲内にあり、または種子処理においては100kgの種子あたり2から200gの範囲内にあることを特徴とする、請求項26から45のいずれか一項に記載の方法。
- 組み合わせ剤または組成物が種子または葉に施用され、ここで施用における葉に対する組み合わせ剤の量が500から2500g/haの範囲内にあり、または種子処理においては100kgの種子あたり100kgの種子あたり5から150gの範囲内にあることを特徴とする、請求項46に記載の方法。
- 組み合わせ剤または組成物が種子または葉に施用され、ここで施用における葉に対する組み合わせ剤の量が600から2000g/haの範囲内にあり、または種子処理においては100kgの種子あたり10から100gの範囲内にあることを特徴とする、請求項46に記載の方法。
- 組み合わせ剤または組成物が種子または葉に施用され、ここで施用における葉に対する組み合わせ剤の量が700から1700g/haの範囲内にあることを特徴とする、請求項46に記載の方法。
- −植物内または植物上の植物病原性真菌の防除、
のための、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - −作物保護における植物病原性真菌の防除、
のための、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - −植物生命力の改良および/または植物発達の改良、
のための、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - 前記植物生命力の改良および/または植物発達の改良が、植物成長の改良である、請求項52に記載の使用。
- 前記植物生命力の改良および/または植物発達の改良が、植物成長速度の向上である、請求項52に記載の使用。
- −色素含量の増大および/または光合成活性の亢進、
のための、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - 前記色素含量の増大および/または光合成活性の亢進が、クロロフィル含量の増加である、請求項55に記載の使用。
- 前記色素含量の増大および/または光合成活性の亢進が、クロロフィル含量の増加によるより濃い緑色の葉(「緑色化」)および/またはより大きい葉を得ることである、請求項55に記載の使用。
- 前記より大きい葉が、より大きな葉身である、請求項57に記載の使用。
- −バイオマスの増加、
のための、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - 前記バイオマスの増加が、より高い新鮮重量(FW)および/または乾燥重量(DW)である、請求項59に記載の使用。
- 前記バイオマスの増加が、植物重量の増加および/または植物高の増加である、請求項59に記載の使用。
- 前記植物重量の増加が、より高い果実重量(果実あたりの)もしくはより高い穀粒重量(穀粒あたりの)および/またはより高い果実全収量もしくはより高い穀粒全収量である、請求項61に記載の使用。
- −栄養分含量の増加、
のための、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - 前記栄養分含量の増加が、微量栄養素含量の増加、多量栄養素含量の増加、タンパク質含量の増加、ビタミン含量の増加、および/または必須アミノ酸量の増加である、請求項63に記載の使用。
- 前記微量栄養素が、Mn、B、Zn、Cu、Fe、Mo、Se、Al、CoおよびNiからなる群から選択される1、2、3またはそれより多い微量栄養素である、請求項64に記載の使用。
- 前記多量栄養素が、N、Pおよび/またはKである、請求項64に記載の使用。
- 前記タンパク質が、水溶性タンパク質である、請求項64に記載の使用。
- 前記ビタミンが、ビタミンA、B1、B2、Cおよび/またはEである、請求項64に記載の使用。
- 請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物で処理した種子。
- (A)プロピネブ、
ならびに
(B1)三酸化ホウ素(B 2 O 3 )、H 3 BO 3 、H 2 B 4 O 7 、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸マグネシウム、水素化ホウ素カリウム、水素化ホウ素ナトリウム、ホウ素酒石酸カリウム(potassium borotartrate)およびホウ酸ニッケル(II)よりなる群から選択される1または複数の成分、および
(B2)マンガン(Mn)を含有する1または複数の塩
を含む構成要素(B)を含み、
さらに、請求項1から20のいずれか一項に記載の組み合わせ剤または請求項21から25のいずれか一項に記載の組成物を得る方法において構成要素(A)および(B)を適用するための説明書を含んでもよい、キット。
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