JP6600130B2 - 内部保持部材を有する手荷物ケース - Google Patents

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Description

本開示は手荷物用品に関し、特に、手荷物ケースの包囲容積内に物品を保持するために開閉自在に相互接続される内部保持部材を有する手荷物ケースに関する。
手荷物用品、特に手荷物ケース(すなわち、スーツケース)は従来、ストラップ(クロスバンドストラップと呼ばれることが多い)のような相対向する保持用部材及び/又は仕切りパネルなどを含んでおり、これらがケースの内表面に取り付けられてケースの格納包囲容積を横断して延伸し、対応するコネクタによって開閉自在に相互接続されるようになっている。ケース内に持ち物を詰めた後、通常保持部材を持ち物の上に置き、コネクタを相互接続して、輸送時に持ち物を固定する。コネクタは相互に取り外し可能であり、コネクタと保持部材を分離して持ち物をケースから取り出すことができるようになっている。そのような構造の一例は、米国特許第6,595,354号明細書に示されている。
従来のケースで明らかとなった問題点は、コネクタ及び/又は保持部材が荷物を詰めるときに通常ケースの底に配置されることである。そうすると、コネクタ及び/又は保持部材は、荷物を詰めるときに持ち物の下になることが多い。コネクタ及び/又は保持部材が持ち物の下にあることは扱いにくくて手間がかかり、持ち物の整理を妨げることもある。
したがって、手荷物用品の改良が望まれ、より具体的には、上記の問題点に対処し、また全体的に既存の配置を改良又は代替する、改良された内容物保持システムの提供が望まれる。
種々のコネクタを含んでいて本開示に関連する可能性のある文書として、中国実用新案第2473586号明細書、欧州特許出願公開第2275331号明細書、国際公開第2012/030214号パンフレット、米国特許第5,964,178号明細書、米国特許第6,216,322号明細書、米国特許第6,595,354号明細書がある。
米国特許第6,595,354号明細書 中国実用新案第2473586号明細書 欧州特許出願公開第2275331号明細書 国際公開第2012/030214号パンフレット 米国特許第5,964,178号明細書 米国特許第6,216,322号明細書
したがって本開示によれば、改良された内容物保持システムを備える手荷物用品が提供される。
本発明の一実施形態において、手荷物用品が、手荷物用品の外部構造と包囲空間とを相互に画定する複数の壁と、壁の1つに取り付けられてそこから包囲空間を横断して延びる第1の可撓性保持部材と、コネクタアセンブリとを含んでもよい。コネクタアセンブリは、相互に開閉自在に接続される第1のコネクタと第2のコネクタを含んでもよい。第1のコネクタは、第1の可撓性保持部材の前記壁の1つへの取り付け部位から離間した位置において第1の可撓性保持部材に取り付けられてもよい。第2のコネクタは第1のコネクタとは反対の位置にある前記壁の1つに取り付けられてもよい。第1と第2のコネクタが相互に開閉自在に接続されている場合、第1の保持部材は包囲空間の少なくとも一部を横断して延びてよい。手荷物用品は、第1と第2のコネクタと壁の少なくとも一方が、第1と第2の各コネクタを壁の1つに選択的に取り付けられるように構成されていることを特徴としてもよい。
第1と第2のコネクタと壁の少なくとも一方はクリップ又はフックを含んでいてもよい。コネクタアセンブリと壁の少なくとも一方がクリップ又はフックを含んでいてもよい。クリップ又はフックは、第1の可撓性保持部材の遠位端に配置されてもよい。クリップ又はフックは第1と第2のコネクタの一体部品として形成されていてもよい。クリップ又はフックは、第1の可撓性の保持部材へ取り付けられていてもよい。第1と第2のコネクタは各壁に直接取り付けられていてもよい。第1と第2のコネクタは各壁に間接的に取り付けられていてもよい。クリップ又はフックは横方向にずれた自由端を有する2つの指状弾性突起を含んでいてもよい。クリップ又はフックは、手荷物用品が開いているときに、手荷物用品の壁の周縁上に嵌り込むように構成されていてもよい。第1と第2のコネクタは、第1と第2のコネクタを開閉自在に相互に接続する、対応するコネクタ係合機構を含んでもよい。第1と第2のコネクタは、コネクタの長手軸に関して軸方向に又は長手軸周りに開閉自在に互いにスナップフィットしてもよい。第1の保持部材は、各係合機構とクリップ又はフックとの間において第1のコネクタに取り付けられてもよい。第1の保持部材はストラップであってもよい。ストラップは、その両端が壁に取り付けられていてもよい。第1のコネクタはストラップの中央部に取り付けられてもよい。第1の保持部材は可撓性パネルであってもよい。第1と第2のコネクタと壁の少なくとも一方は、クリップ又はフックと協働して第1又は第2のコネクタを壁に取り付けるための、取付け要素または取付け機構を含んでいてもよい。コネクタアセンブリは第1と第2のコネクタを解放するための押釦解放機構を含んでいてもよい。コネクタアセンブリはバックルアセンブリであってよい。第1と第2のコネクタは、第1と第2のバックル部品を備えていてもよい。
手荷物用品は、1つの壁に取り付けられてそこから延びる第2の可撓性保持部材を含んでいてもよい。第2の保持部材の各壁への取り付け場所から離間した位置において、第2のコネクタが第2の保持部材に取り付けられていてもよい。手荷物用品には壁に形成された開閉線が含まれ、それに沿って手荷物用品が分離されて蓋部と基部に分かれ、手荷物用品内の包囲空間にアクセスできるようになっていてもよい。
本開示は有利には、手荷物ケースの側部又は端部の壁に取り付けられる内部収納物保持システムを有する手荷物用品を提供する。この内部収納物保持システムは、相対応するコネクタを含み、それらが互いに合体して少なくとも1つの内部保持部材を手荷物用品の包囲空間に固定する。そうしてケースの内容物を保持するようになっていてよい。コネクタは、収納位置にあるときにはケースの任意の側部又は端部の壁上に着脱自在に一時的に固定されて配置されてもよい。内部収納物保持コネクタをケースの側部又は端部の壁に固定することで、ユーザが持ち物をケース内に詰めるとき又はその後にコネクタ及び付属の保持部材に容易にアクセスすることができる。このことは、詰めるときにコネクタ及び/又は保持部材がしばしば持ち物の下に埋もれてしまう従来の手荷物用品に比べて有利である。
本開示の要約は理解を助けるために与えられる。当業者であれば本開示の様々な態様と特徴のそれぞれが有利には、ある場合には分離され、別の場合には本開示の別の態様及び特徴と組み合わされて使用され得ることを理解するであろう。
次に本開示を以下の図面を参照して、単なる例示として説明する。
本発明の一実施形態における手荷物ケースの模式的な前面斜視図である。 図1の手荷物ケースの模式的な背面斜視図である。 図1の手荷物ケースの開いた位置での模式的な前面透視図であり、内部保持部材の例が相対向する側壁に取り付けられている。 図1の手荷物ケースの開いた位置での模式的な前面透視図であり、内部保持部材の例が相対向する端壁に取り付けられている。 図1の手荷物ケースのバックルの模式的な前面斜視図である。 図1の手荷物ケースの図4に示したバックル部品の模式的な背面斜視図である。 図1の手荷物ケースの図4に示したバックル部品の模式的な立面図である。 図1の手荷物ケースの図4に示したバックル部品の模式的な平面図である。 図1の手荷物ケースの図4に示したバックル部品の模式図であり、バックルが手荷物ケースの側壁に取り付けられた状態の図である。 図1の手荷物ケースの図4に示したバックル部品の模式図であり、バックル部品が手荷物ケースの側壁に取り付けられた状態の図である。 本発明の別の実施形態における手荷物ケースのバックルの模式的な斜視図である。 本発明の別の実施形態における手荷物ケースのバックルの模式的な斜視図である。 本発明の別の実施形態における手荷物ケースのバックルの模式的な斜視図である。 本発明の別の実施形態による例示的なコネクタアセンブリが対向する側壁に取り付けられている状態の、開かれた位置にある図1の手荷物ケースの模式的な前面斜視図である。 図13Aの壁係合機構の模式的な前面斜視図である。 図13Aの壁係合機構の模式的な背面斜視図である。
図1〜3Bを参照すると、本発明の一実施例による車輪付手荷物ケース100は、複数の壁102、104、106、108、110、112から形成されるほぼ直方体構造105を持っており、これによりユーザの持ち物を運搬するための手荷物ケース100の包囲内容積115が画定される。手荷物ケース100は、手荷物ケース100の主要な前面101と後面103を形成する向かい合った前壁102と後壁104と、ケース100の側面107、109を形成する向かい合った側壁106、108と、ケース100の向かい合った上端壁110と下端壁112とを含み、これらが全体としてケース100の筐体すなわち外部構造105を画定する。そして包囲された内容積115が画定される。主要な前面101と後面103がケース100の高さと幅になっている。側面107、109は同じケース100の高さと深さになっている。ケース100の上端110と下端112はケース100の幅と深さの全体に亘っている。主要面101,103の高さ、したがってケース100の高さはケース100の幅よりも大きく、幅はケース側部106、108及びケース100の深さよりも大きい。ケース100は硬質及び/又は軟質の側面であってよい。
ケース100は、主要面101、103に平行なほぼ垂直な面と開閉線114に沿って分離して、前壁102を含む蓋部116と、後壁104を含む基部118とに分かれる。この実施例においては、開閉線114が前面と後面103に平行に配置されて、基部118が後壁104と、側壁と端壁106、108、110、112の一部とを含み、蓋部116が前壁102と、側壁と端壁106、108、110、112の残りの部分とを含むようになっている。実施形態のあるものでは、開閉線114は前面101と後面103の間の中央に位置していて蓋部と基部とがより均等な寸法となるようになっていてもよい。別の実施形態においては、開閉線114が前面101により近くなっているかあるいは前面上にあって、基部118が側壁と端壁106、108、110、112の大部分を含み、蓋部116が側壁と端壁106、108、110、112の僅かな部分を含むようになっていてもよいし、その逆であってもよい。
蓋部116は側面沿いに、通常はヒンジ120を介して基部118に接続され、ケース100は開閉線114で開かれて内容積115にアクセスされる。ヒンジ120は、ジッパ122と布ストリップ、連続ヒンジ、間隔の空いた離散ヒンジ、又は関節型ジョイントで形成されていてもよい。連続ヒンジ、離散ヒンジ、又は関節型ジョイントは金属、プラスチック又はその他の好適な材料、又はそれらの任意の組み合わせで形成されていてもよい。ヒンジ120は蓋116と基部118とに縫い込まれてもよいし、あるいは別の好適な方法で結合されてもよい。ある実施例では、手荷物ケース100は左側面108又は右側面106に沿ってヒンジ止めされてよいし、別の実施例では、手荷物ケース100は下面110、又は手荷物ケース100の他の任意の面に沿ってヒンジ止めされてもよい。開閉線114の周囲に沿ったジッパ122、又は例えばクランプロックなどのその他の通常の閉止具が、蓋部116を基部118に固定して、ケース100を閉じる。
ケース100は少なくとも1つのホイールアセンブリ124を含んでよい。図示したケース100には、ケース100の下端壁110に取り付けられて、ケース100の下端コーナ付近に配置された4つのホイールアセンブリ124が含まれている。ただしケース100には他のホイール構造が含まれてもよい。ホイールアセンブリ124は垂直軸に関して回転可能であっても、固定されていてもよい。
ケース100は少なくとも1つのハンドルを含んでよい。図示したケース100には、上壁112に連結された入れ子式の牽引ハンドル126がある。図に示したケースには更に、上壁112と側壁106に取り付けられた固定式のキャリーハンドル128が含まれている。入れ子式ハンドル126と固定式キャリーハンドル128は、ケース100の任意の壁106、108、110、112に連結されてよい。図3A、3Bは開放位置にある手荷物ケース100を示しており、蓋部116が基部118に対してヒンジ120で回転してケース100の内容積115が見えている。開放位置では、ケース100の前壁102と後壁104が同じ面上にあり、蓋部116と基部118に連結している側壁108の部分が互いに向かい合わせとなってもよい。ヒンジ120は側壁108の向かい合わせになった部分同士を接続していてよい。また、蓋部116と基部118の内面にはライナ130が取り付けられていてもよい。
ケース100には図3A、3Bに示すように、蓋部116か基部118又はその両方に連結された、ストラップ133及び/又はパネル134のような、相対向する可撓性保持部材132が含まれていてもよい。保持部材132は、ケース100の相対向する壁106、108、110、112、又は1つの壁102、104の相対向する部分に取り付けられて、そこから延びていてもよい。図3A、3Bに示すように、ケース100には基部118に連結されたストラップ133と、蓋部116に連結されたパネル134が含まれている。ストラップ133はその対向する端133a、133bがケース100の基部118に取り付けられており、パネル134はその一端134aのみがケース100の蓋部116に取り付けられている。個々のストラップ133とパネル134は、1つの壁からそれに向かい合う壁までのケース100の包囲空間115上の一部分に相当する実効的な長さしか持たないが、互いに接続された場合には、ストラップ133同士とパネル134同士が、相対向する壁と壁との間の全包囲空間115の全体に延びるようになっている。別の構成においては、ストラップ133及び/又はパネル134が、ケース100の蓋部116及び/又は基部118に連結されていてもよい。ストラップ133はその一端133a又は133bだけがケース100に取り付けられていて、後で述べるように各ストラップ133にはコネクタに取り付けるための自由端が含まれていてもよい。ストラップ133かパネル134、あるいはその両方がケース100の1つの壁から向かい合う壁までの全包囲空間115全体に延びるようになっていてもよい。これらの構成においては、ケース100の各部116、118に対しては1つのストラップ133又はパネル134しか必要でなく、ストラップ133又はパネル134の自由端が協働するコネクタを介して向い合う壁に直接取り付けられてもよい。ストラップ133はクロスバンド又はリボンとも呼ばれ、またパネル134はガセットと呼ばれることがある。
ケース100には、図3A、3Bに示すような、蓋部116又は基部118又はその両方に連結されたコネクタアセンブリ136が含まれていてもよい。各コネクタアセンブリ136は2つの接続可能部品、すなわち第1のコネクタ136aと第2のコネクタ136bとで構成されてもよい。第1と第2のコネクタ136a、136bのそれぞれは、保持部材132の各壁102、104、106、108、110、112への取り付け位置から離れた地点において別々の保持部材132によってケース100に取り付けられて、第1と第2のコネクタ136a、136bが互いにほぼ向き合うようになっていてよい。
図3Aおよび図3Bに示すように、第1と第2のコネクタ136a、136bは各ストラップ133に調節可能に取り付けられて、コネクタ136a、136bがストラップ133の第1の端部133aと第2の端部133bの間で各ストラップ133の長さ沿いに移動可能であるようになっていてもよい。この2つの端部は後壁104と各側壁106、108との交差部沿いの離間した位置においてケース100に固定されてよい。図3に示すように、コネクタ136a、136bは、各ストラップ133の長さの中央に配置されてもよい。実施形態のあるものでは、ストラップ133はその一端だけがケース100に取り付けられて、コネクタ136a、136bは各ストラップ133の他端に調節可能に連結されてもよい。ストラップ133は弾性的でも非弾性的でも又はその両方であってもよい。パネル134を含むケース100では、パネル134の自由端134bに縫い付け又はその他の方法で取り付けられた可撓性材料135の輪などによって、コネクタ136a、136bがパネル134に取り付けられてもよい。
第1と第2のコネクタ136a、136bが、互いに開閉自在に接続されているとき、保持部材132はケース100の包囲空間115を横切って持ち物の上に延びて、その持ち物をそれぞれ蓋部116又は基部118内に固定する。この接続状態においては、蓋部116又は基部118のそれぞれに詰め込まれた持ち物の量と持ち物の形状及びその他の因子によって、ケース100の壁106、108、110、112に対するコネクタアセンブリ136の位置が変わり得る。コネクタアセンブリ136と関連する保持部材132を内容物固定部材と称してもよい。
引き続き図3A、3Bにおいて、第1と第2の各コネクタ136a、136bが互いに分離されて、手荷物ケース100の向かい合った壁106、108、110、112に着脱自在に固定され、第1と第2のコネクタ136a、136bと関連する保持部材132をケース100の蓋部116と基部118のそれぞれの前壁102と後壁104の周囲近くに積極的に配置する。こうして、ユーザが詰め込んでいるとき又は詰め終えたときにコネクタ136a、136bを簡単に見つけられるようにする。図3Aではコネクタ136a、136bはケース100の対向する側壁106、108に取り付けられており、図3Bではコネクタ136a、136bはケース100の端壁110、112に取り付けられている。
コネクタ136a、136bは、各壁106、108、110、112の深さ方向の様々な位置においてケース100の壁106、108、110、112に取り付けることができる。コネクタ136a、136bと保持部材132が荷物を詰めるときにその下に埋もれてしまう不便を軽減するために、コネクタ136a、136bをケース100の開閉線114の近くの壁106、108、110、112に取り外し可能に固定して、それによってケース100の蓋部116と基部118のそれぞれの前壁102と後壁104からコネクタ136a、136bを離間させておくことができる。一実施例において、蓋部116又は基部118の周縁又は縁145沿いの壁106、108、110、112にコネクタ136a、136bが固定され、ユーザがケース100に持ち物を詰め込むとき又は詰め込んだ後にコネクタ136a、136b及び/又は関連する保持部材132に容易にアクセスできるようになっている。
第1と第2のコネクタ136a、136b及び/又は壁106、108、110、112は、それぞれ第1と第2のコネクタ136a、136bを、手荷物ケース100のそれぞれ蓋部116と基部118の壁106、108、110、112の1つに選択的に取り付けるかまたは係合させるようになっていてもよい。第1と第2のコネクタ136a、136b及び/又は壁106、108、110、112が1つのクリップ又はフック138を含み、もう一方の第1と第2のコネクタ136a、136b及び/又は壁106、108、110、112が対応する係合機構を含んでもよい。これはコード140又は他の材料でできた輪又は画定された窪みであって、クリップ又はフック138と協働して第1と第2のコネクタ136a、136bを各壁106、108、110、112へ取り付ける。別の構成においては、第1と第2のコネクタ136a、136b及び/又は壁106、108、110、112が互いに、面ファスナ、スナップ式ファスナ、マグネットファスナ、又はその他の好適な分離可能ファスナの対応する部分で取り外し可能に接続されて、第1と第2のコネクタ136a、136bが相互に、及び/又は各壁106、108、110、112との間で、接続と分離が可能となるようになっていてもよい。一実装形態において、分離可能なファスナの一部がコネクタ136a、136bに接続され、分離可能なファスナのもう一方の部分が壁106、108、110、112に取り付けられてもよい。
図4〜7は本発明の一実施形態による、第1と第2のコネクタ136a、136bの模式図である。図4に示すように第1と第2のコネクタ136a、136bは互いに鏡映対称となっている。したがって図4において、コネクタ136a、136bの共通の特徴は同一の参照番号で表し、図5〜7においては1つのコネクタ136a、136bのみを図示する。
図4〜7に示すように、第1と第2のコネクタ136a、136bはそれぞれ、コネクタ係合機構又は部分146と、壁係合機構又は部分148と、保持部材係合機構又は部分150とを含んでいる。コネクタ係合機構146と壁係合機構148は、各コネクタ136a、136bの両側の端部を画定する。保持部材係合機構150は、コネクタ係合機構146と壁係合機構148の間に位置している。
第1と第2のコネクタ136a、136bのコネクタ係合機構146は、互いに嵌り合って係合し、コネクタ136a、136bを一体的に固定する。各係合機構146には保持部材係合機構150の一端150aに接続されたブリッジ152と、そのブリッジ152の一端に接続されたラッチ板154とが含まれてもよい。対向するコネクタ136a、136bのラッチ板154は、ラッチ板154と保持部材係合機構150の一端150aとの間に画定される軸方向空隙158の中に入れ子となることができる。
コネクタ136a、136bの壁係合機構148は、コネクタ136a、136bをケース100の壁106、108、110、112に取り付けるように構成されている。壁係合機構148は、保持部材係合機構150の、コネクタ係合機構146に対向する1つの端150bに一体的に接続され、かつそこから長手方向に延びていてもよい。壁係合機構148はベースプレート162から空間的に離間したクリップ又はフック138を含み、クリップ又はフック138とプレート162の間に収納空間163を画定してもよい。又はそれに代わって、クリップ又はフック138がケース100の壁106、108、110、112に連結されている構成の場合には、コネクタ136a、136bの壁係合機構148は、コードのような材料から成る輪、または、壁上のクリップ又はフックと協働する他の好適な機構を含んでもよい。
壁係合機構148のベースプレート162は平坦な形状であってよい。ベースプレート162には、保持部材係合機構150の一端150bと一体的に接続された第1の端部162aと、第2の自由端162bが含まれてよい。ベースプレート162には、互いに平行な外表面166と内表面168がある。プレート162の外表面166は、図6に示すようにコネクタ係合機構146又は保持部材係合機構150又はその両者の背面と同一面となっていてもよい。プレート162の内表面168は、図6に示すようにベースプレート162の外表面166と、コネクタ係合機構146又は保持部材係合機構150又はその両者の前面との間に垂直に配置されていてもよい。ベースプレート162には、向かい合う側面170、172があって、これらの面170、172はプレート162の第1の端部162aから第2の端部162bへ延びるにつれて、互いの方向に向かって内側へ傾斜がついていてもよい(図7参照)。
壁係合機構148のクリップ又はフック138は、第1と第2のコネクタ136a、136bの一体部品として形成されていてもよい。クリップ又はフック138は弓型又は曲線状の外形であってもよい。クリップ又はフック138は、保持部材係合機構150の一端150bに一体接続された、一つ又は複数の指状弾性突起174を含んでよい。図4〜7に示すように、クリップ又はフック138が2つの指状弾性突起176、178を含んでよい 図6〜7に示すように、指状弾性突起176、178はコネクタ136a、136bの長手軸156に関して対称的であってよい。図7に示すように、指状弾性突起176、178は、ベースプレート162の側面170、172に整列した外側面184、186を持っていてよい。指状弾性突起176、178は、横方向に互いに離間して向き合った、内側面188、190も持っていてよい。クリップ又はフック138は、保持部材係合機構150の一端150bに一体的に接続された共通の第1の端部174aと、指状突起176、178の終端を画定する横方向にずれた自由端176a、178aとを含んでもよい。図7に示すように、指状弾性突起176、178の自由端176a、178aは、ベースプレート162の自由端162bに整列していてもよい。
図6によれば、フック138には、保持部材係合機構150の下端150bと一体形成された、ベースプレート162の内表面168から離れて外方向に延びる第1の下方向傾斜セグメント164aと、第1の下方向傾斜セグメント164aの下端と一体形成された、ベースプレート162の内表面168方向に向かって内方向に延びる第2の下方向傾斜セグメント164bと、第2の下方向傾斜セグメント164bの下端と一体形成された、ベースプレート162の内表面168から離れて外方向に広がる第3の下方向傾斜セグメント164cと、が含まれてよい。第1の下方向傾斜セグメント164aは、弓形又は曲線状の外形であって凸型の外表面と凹型の内表面を画定してよい。第2の下方向傾斜セグメント164bは、第1の下方向傾斜セグメント164aから第3の下方向傾斜セグメント164cに向かって、ベースプレート162に向けて収束する直線又は実質的な直線となって延びていてもよい。第3の下方向傾斜セグメント164cは、弓形又は曲線状の外形をして、凹型の外表面と凸型の内表面とを画定してよい。第3の下方向傾斜セグメント164cは、指状弾性突起176、178の自由端176、178で画定される、クリップ又はフック138の自由端を終端としてよい。第2と第3の下方向傾斜セグメント164b、164cとの間の遷移部が、ベースプレート162と共に、壁係合機構148のくびれた首領域を画定し、第3の下方向傾斜セグメント164cの終端がベースプレート162と共に壁係合機構148の入り口又は口を画定する。
図4〜7によれば、コネクタ136a、136bの保持部材係合機構150は、コネクタ係合機構146と壁係合機構148との軸方向の中間に配置されてよい。保持部材係合機構150はコネクタ136a、136bをストラップ133(図3A、8参照)のような保持部材132に取り付けるように構成されていてもよい。保持部材係合機構150は周囲が囲まれた開口191を画定し、その開口191の1つの側面から開口191の対向する側面にまでに広がる、横方向に延びたレール192を含んでいてもよい。コネクタ136a、136bをストラップ133に接続するために、ストラップ133の先端をレール192の横に延びる面に隣接する開口191に通し、レール192を越えてレール192の反対側の横に延びる面に隣接する開口191から取り出すようにする。このようにして、ストラップ133が少なくとも部分的にレール192の周りに巻かれて、コネクタ136a、136bをストラップ133へ固定する。同様に、ガセット又はパネル134のある構成においては、材料の輪135がレール192の周りに巻かれて、コネクタ136a、136bをパネル134に固定する。
図8はコネクタ136a、136bの手荷物ケース100の壁106、108、110、112への取り付け例を示す図である。図8に示すように、第2のコネクタ136bがケース100の側壁108に取り付けられる。第1のコネクタ136aはケース100の反対の側壁106に同じようにして取り付けられてよい(図3A、3B参照)。特に図8においては、縫い付け、接着又はその他の方法で側壁108に取り付けられたコード140の中央部にコネクタ136bが取り付けられている。図8において、コード140の両端(ここでは一端140aしか見えない)はライナ130と側壁108の間にあって、縫い付け195によって側壁108に取り付けられている。ヒンジ要素120がコード140と側壁108の間に配置され得る。これは布製であってもよい。コード140の中間部又は中央部140bが内部ライナ130とヒンジ要素120との間の縫目142から突出して、コネクタ136bの壁係合機構148が係合するための輪141を形成してよい。そうして、コード140の両端140aがライナ130で隠され、コード140の中間部140bが露出されて、ケース100の壁106、108、110、112の周縁145沿いにコネクタ136a、136bが吊るされるようになっていてもよい。このコード配置は、例えば側壁108の周縁又は縁145が図8に示すようにヒンジ要素120で覆われているか隠されている場合に有効である。他の構成においては、クリップ又はフック138が各壁106、108、110、112に取り付けられ、コード140又はその他の好適な機構がコネクタ136a、136bに取り付けられて、コード140又はその他の好適な機構がクリップ又はフック138と協働して第1と第2のコネクタ136a、136bをケース100の対向する壁106、108、110、112に取り付けるようになっていてもよい。
図8において、壁係合機構148がコード140上に弾性的にスナップ留めされていて、コード140がコネクタ136bの壁係合機構148の内部空間163内に位置している。コード140は、壁係合機構148のくびれた首の開口距離d1よりも大きな直径D1を持っているので、コード140は壁係合機構148の内部空間163内に保持される。コネクタ136bを側壁108から外すためには、コネクタ136bを側壁108に対して上方向及び/又は内方向に引っ張ればよい。コネクタ136bが上方向及び/又は内方向に引っ張られると、コード140が壁係合機構148の内部空間163内で、壁係合機構148の入り口に向かって移動する。コード140が壁係合機構148のくびれた首を通過するとき、コード140は内側に圧縮されるか、クリップ又はフック138及び/又はベースプレート162が外方向に広げられるか、又はそれらの組み合わせによってコード140がコネクタ136bの壁係合機構148から取り外される。別の構成において、クリップ又はフック138が縫目142に画定されたスロット又は開口部の中に配置されてもよい。スロット又は開口部がスティッチで囲まれるか補強されてもよい。このような構成においては、コード140は省略できる。
図3A、3B、8によれば、コード140で支持される場合、コネクタ136a、136bは直立方向に配置され、壁係合機構148がコネクタ及び保持部材係合機構146、150の下となる。この直立配向では壁係合機構148は、正対する前壁102又は後壁104に向かって下向きとなり、コネクタ係合機構146が前壁102又は後壁104のそれぞれから離れる方向に上向きとなる。壁係合機構148は、ケース100の関連する壁106、108、110、112の周縁145の内側方向で、ケース100の各部分116、118の包囲空間115の中に少なくとも部分的に配置される。コネクタ及び/又は保持部材係合機構146、150は周縁145より上に延びて、ユーザがケース100に持ち物を詰めるとき、及び/又は詰めた後のアクセスを容易にする。この収納位置にある場合には、コネクタ135a、136bは一般的に手荷物ケース100の各部116、118の周囲付近に配置されて、蓋部116と基部118の閉じる経路に干渉することなしにケース100が閉じられるようにする。すなわち、この配置においては、コネクタ136a、136bはヒンジ120やケース100を閉じることに干渉しない。そしてコネクタ136a、136bを壁106、108、110、112の付近に配置して収納し、すぐに使用できる状態にしたままでケース100を閉じることが可能である。またコード140とコネクタ136a、136bに変更を施して、壁106、108、110、112の付近に収納して配置されている場合に、コネクタ136a、136bが壁106、108、110、112の周縁145を超えて上へ飛び出ることのないようにして干渉の可能性を更に低減し、かつコネクタ136a、136bと保持部材132が壁106、108、110、112の付近に収納された状態でケース100を閉じられるようにすることができる。
引き続き図3A、3B、8において、コネクタ136a、136bは収納位置にある場合には、ケース100の壁106、108、110、112の内表面に隣接して配置されてもよい。図8に示すように、コネクタ136bは側壁108の内表面108aに隣接する位置にある。クリップ又はフック138は側壁108の内表面108aに正対し、ベースプレート162の外表面166は内表面108aの反対側に向く。内部ライナ130のある手荷物ケース100に連結される場合、ライナ130は図8に示すようにクリップ又はフック138と側壁108の間にあってもよい。図に示した配向においては、保持部材係合機構150のレール192が側壁108の内表面108aの反対側を向き、壁係合機構148がストラップ133と側壁108との間に並んで位置する。この構成では、ストラップ133はベースプレート162の外表面166に隣接していて、壁係合機構148が側壁108に取り付けられているときには張力がかけられてぴんと張った状態にあるので、壁係合機構148の嵌り込みをストラップ133が干渉したり妨害したりすることが阻止される。さらに、コネクタ136bを側壁108から外して、次にケース100の向かい側の壁106に連結されている対応するコネクタ136aに取り付けようとするとき、コネクタ136bをピッチ軸に関して回転させてコネクタ係合機構146が対応するコネクタ136aのコネクタ係合機構146と実質的に整列するようにしてよい。壁係合機構148を壁108から外した後にコネクタ136bはロール軸を中心とする回転をほとんど又は全く必要としないので、コネクタ136a、136bを収納位置から、ストラップ133がケース100の包囲空間115の全体に延びて持ち物をケース100の各部116、118に保持する接続位置(図3A、3Bに破線で表示)へ移動させる際に、ストラップ133の捩れはほとんど又は全く生じない。
コード140は縫い付け、接着又はその他の方法で側壁108に取り付けられてよい。図8において、コード140の両端(ここでは一端140aしか見えない)はライナ144と側壁108の間にあって、縫い付け195によって側壁108に取り付けられている。布製でもよいヒンジ要素120がコード140と側壁108の間に配置されてよい。コード140の中間部140bが内部ライナ144とヒンジ要素120との間の縫目142から突き出て、コネクタ136aのクリップ機構148によって係合されるための輪141を形成してよい。そうして、コード140の両端140aはライナ144で隠されて、コード140の中間部140bが露出されて、側壁106、108の周縁145に沿ってコネクタ136a、136bを吊るすようになっていてもよい。このコード配置は、例えば側壁108の周縁又は縁145が図8に示すようにヒンジ要素120で覆われているか隠されている場合に有効である。
図8に示すようにコード140はコネクタ136bのクリップ部148の内部空間184内に配置される。コード140は、クリップ機構148のくびれた首の開口距離d1よりも大きな直径D1を持っているので、コード140はクリップ機構148の内部空間184内に保持される。バックル部品136bを側壁108から外すためには、バックル部品136bを側壁108に対して上方向及び/又は内方向に引っ張ればよい。コード140がクリップ機構148の内部空間184内をクリップ機構148の入り口に向かって移動するとき、コード140が内側に圧縮されるか、クリップ機構148が外方向に広げられるか、あるいはその両方によって、コード140のクリップ機構148からの取り外しが可能となる。
図9は、手荷物ケース100の蓋部116又は基部118の周縁又は縁145にクリップ留めされたコネクタ136a、136bの模式図である。これは上で説明した図8に示す構成よりもより簡単な構成となっているが、コネクタアセンブリ136がケース100の壁106、108、110、112に収納されて嵌め込まれている場合には、ケース100を閉じることができないようになっている。図9に示すように、コネクタ136bの壁係合機構148は、上壁112と実質的に整列して、上壁112の上部112aにクランプ又はクリップ留めされ、コネクタ係合機構146と保持部材係合機構150と壁係合機構148の一部とが上壁112の周縁145より上に配置されてもよい。周縁145は内部空間163内に配置されてよく、壁112がベースプレート162とクリップ又はフック138の間で圧縮されてもよい。ベースプレート162は上壁112の内表面112aと一致し、クリップ又はフック138は上壁112の外表面112bに当接してよい。
図8〜9からわかるように、コネクタ136a、136bは手荷物ケース100の任意の壁106、108、110、112に取り付けることができる。さらに、当業者には理解されるように、図8〜9は上壁112の断面を単純化して表しており、これ以外の特徴が含まれてもよい。例えば、上壁112には、壁の構造部材、繊維層(外部層と内張り層)や、ジッパやコネクタ136a、136bが嵌り込むその他の縁構造などの多くの層が含まれていてもよい。
図3A〜9では使用可能な1つの種類のコネクタ係合機構146を図示したが、コネクタ136a、136bにはコネクタ136a、136bを互いに取り付けるための他の接続機構が含まれてもよい。図10、11はコネクタアセンブリ236、336を示す。これはコネクタアセンブリ136と概ね同じである。例えば、コネクタアセンブリ236、336はそれぞれ2つの分離可能コネクタ236a、236bと336a、336bを含み、そのそれぞれがコネクタ係合機構246、346と壁係合機構248、348と、そのコネクタ及び壁係合機構246、248、346、348の間に位置する保持部材係合機構250、350とを含んでいる。壁係合機構及び保持部材係合機構248、250、348、350は、壁係合機構及び保持部材係合機構148、150とほぼ同じである。ただし、コネクタ係合機構246、346は、コネクタ係合機構146とは異なる。
図10、11において、コネクタ係合機構246、346は、コネクタの接続、取り外しをする押釦機構251、351をそれぞれ含んでいる。図10では、雄型コネクタ236aが、長手方向に延伸し、横方向に離間した一対のアーム247を持つ、コネクタ係合機構246aを含む。押釦253が、雌型コネクタ236bのコネクタ係合機構246b内に形成された対向する受け口249に嵌り込んで雄型コネクタ236aと雌型コネクタ236bとを直線方向に固定する。コネクタ236a、236bを分離するためには、押釦253を内側に押して、雌型コネクタ236b内に形成された対向する保持用の肩部255から押釦253を外す。アーム247同士の間の横に案内部材257があって、コネクタ236aと236bを結合させるときに雄型コネクタ236aと雌型コネクタ236bを横方向に整列させる。図11においては、雄型コネクタ336aに片持ち梁方式の押釦353を持ったコネクタ係合機構346aが含まれ、これが雌型コネクタ336bの対応するコネクタ係合機構346bに連結された受け口349の中に嵌り込んで、雄型コネクタ236aと雌型コネクタ236bとを固定する。コネクタ236a、236bを分離するためには、押釦353を内側に押して、雌型コネクタ336b内に形成された保持用の肩部355から押釦353を外す。
図12には、コネクタアセンブリ136とほぼ同様のコネクタアセンブリ436が示されている。例えば、コネクタアセンブリ436には2つの分離可能なコネクタ436aと436bが含まれ、そのそれぞれには、コネクタ係合機構446と壁係合機構448と保持部材係合機構450とが含まれている。壁係合機構448は、コネクタ係合機構446と保持部材係合機構450の間に位置している。
図12において、コネクタ436a、436bの壁係合機構448は、コネクタ係合機構446と保持部材係合機構450の軸方向の中間に配置されてよい。保持部材係合機構450はコネクタ436a、436bをストラップ133(図3A、8参照)のような保持部材132に取り付けるように構成されていてもよい。保持部材係合機構450は周囲を囲まれた開口491を画定し、その開口491の1つの側面から開口491の対向する側面にまでに広がる、横方向に延びたレール492を含んでいてもよい。コネクタ436a、436bをストラップ133に接続するために、ストラップ133の先端をレール492の横に延びる面に隣接する開口491に通し、レール492を越えて、レール492の反対側の横に延びる面に隣接する開口191から取り出すようにする。このようにして、ストラップ133が少なくとも部分的にレール492の周りに巻かれて、コネクタ436a、436bをストラップ133へ固定する。同様に、ガセット又はパネル134のある構成においては、材料の輪135がレール492の周りに巻かれて、コネクタ436a、436bをパネル134に固定する(図3A、3Bを参照)。
図12において、コネクタ係合機構446は、コネクタの接続、取り外しをする押釦機構451を含んでいる。図11と同様に、雄型コネクタ436aに片持ち梁方式の押釦453を持ったコネクタ係合機構446aが含まれ、これが雌型コネクタ436bの対応するコネクタ係合機構446bに連結された受け口449の中に嵌り込んで、雄型コネクタ436aと雌型コネクタ436bとを固定する。コネクタ436a、436bを分離するためには、押釦453を内側に押して、雌型コネクタ436b内に形成された保持用の肩部455から押釦453を外す。
コネクタ436a、436bの壁係合機構448は、コネクタ436a、436bをケース100の壁106、108、110、112に取り付けるように構成されている。壁係合機構448は、保持部材係合機構450の、コネクタ係合機構446に対する1つの端450bに一体的に接続され、かつそこから長手方向に延びていてもよい。壁係合機構448は、開口491を画定するレールから空間的に離間したクリップ又はフック438を含み、クリップ又はフック438と開口491の間に収納空間468を画定してもよい。クリップ又はフック438は保持部材係合機構450の一端450bに一体的に接続された第1の端部474aと、フック又はクリック438の終端を画定する第2の端部474bとを含んでいてもよい。図13A〜13Cには、コネクタアセンブリ136とほぼ同様のコネクタアセンブリ536が示されている。例えば、コネクタアセンブリ536には壁係合機構548と2つの分離可能なコネクタ536aと536bが含まれ、そのそれぞれには、コネクタ係合機構546と保持部材係合機構550とが含まれている。コネクタ係合機構546と保持部材係合機構550は、図10で説明したものと同じであってよい。壁係合機構548は、パネル134上でコネクタアセンブリ536同士の間にある。図3A、3Bを参照して説明したように、また図13Aに示すように、パネル134はケース100の基部118へ一端134bだけで取り付けられていてもよい。別の構成においては、パネル134が、ケース100の蓋部116及び/又は基部118に連結されていてもよい。
パネル134及び/又は壁106、108、110、112は、クリップ又はフック538を含んでよい。他方のパネル134及び/又は壁106、108、110、112には、ポケットや接続クリップ537又は画定された凹部などの対応する係合機構が含まれていて、クリップ又はフック538と協働してそれを受け入れ、パネル134と第1及び第2のコネクタ536a、536bとをそれぞれの壁106、108、110、112の一つ又は複数に取り付けられるようになっていてよい。壁係合機構548のクリップ又はフック538は、縫い付け、接着又はその他の方法でパネル134に取り付けられて、第1のコネクタ536a及び/又は第2のコネクタ536bをそれぞれの壁106、108、110、112に取り付けるようになっている。クリップ又はフック538は弓型又は曲線状の外形であってもよい。
次に図13Aを参照しつつ図13B、13Cを見ると、クリップ538には、パネル134の遠位端134aに取り付けられてそのパネル134の遠位端134aから内側方向に延びる第1のほぼ平坦部564aと、第1の部分564aの取り付け部のない端部と一体的に形成されて壁106、108、110、112に向かって内側方向に延びる第2の弓形部564bと、第2の弓形部564bの上端と一体的に形成されてパネル134から離れるように外側方向に広がる第3のほぼ平坦部564cとが含まれてよい。
図13Aを参照して図13B、13Cに示すように、接続クリップ537はクリップ又はフック538を受けて、保持部材132及び/又は第1と第2のコネクタ536a、536bをそれぞれの壁106、108、110、112の一つ又は複数へ取り付けるようになっている。接続クリップ537は縫い付け、接着、又はその他の方法で壁106の上部などの部分へ取り付けられている。接続クリップ537は、クリップ又はフック538を、実施例によってはクリップ538の少なくとも第3のほぼ平坦部564cを、受けて固定するようになったポケット537aを形成している。クリップ又はフック538は摩擦嵌合又は、クリップ538と接続クリップ537の接続と分離を可能とする磁石のような他の好適な分離可能手段によってポケット537aに固定される。
第1と第2のコネクタ536a、536bが、互いに開閉自在に接続されているとき、保持部材132はケース100の包囲空間115を横切って持ち物の上に延びて、その持ち物をそれぞれ蓋部116又は基部118内に固定する。この接続状態においては、蓋部116又は基部118のそれぞれに詰め込まれた持ち物の量と持ち物の形状、及びその他の任意の因子によって、ケース100の壁106、108、110、112に対するコネクタアセンブリ536の位置が変わり得る。コネクタアセンブリ536と関連する保持部材132を内容物固定部材と称してもよい。
引き続き図13Aを参照すると、第1と第2の各コネクタ536a、536bが互いに分離されて、接続クリップ537とクリップ538などを介して手荷物ケース100の向かい合った壁106、108、110、112に固定される。そうして、バックル部品536a、536bと関連する保持部材132がケース100の蓋部116と基部118のそれぞれの側壁106、108の周囲近くに積極的に配置される。こうすることにより、ユーザが詰め込んでいるとき又は詰め終えたときにコネクタ536a、536bを簡単に見つけられるようにする。
一般的に、コネクタアセンブリには第1のコネクタと第2のコネクタが含まれ、使用中にこれらが相互に繰り返し接続、分離される。各コネクタには壁係合機構が含まれるか連結されていて、これらによって、ユーザが荷物を詰めるときに一般的に邪魔にならない手荷物ケースの対向する壁に、各コネクタの取り付けを可能とする。これによってユーザは荷物を詰めるとき及び詰め終わった後に、コネクタや保持部材を探すために荷物をひっくり返すことなしに、コネクタに容易にアクセスできるようになる。荷物を手荷物ケースに詰め込んだ後、ユーザはコネクタ及び/又は壁係合機構をケースの壁から外してコネクタ同士を接合し、詰めた荷物をケース内に固定する。コネクタには様々な種類のコネクタ係合機構が含まれ、相互に作用しあってコネクタを互いに接合する。コネクタには、クリップ又はフック、コード、又はその他の好適な機構などの様々な種類の壁係合機構が連結されて、ケース100の壁へのコネクタの取り付けを支援する。コネクタは手荷物ケースの任意の壁に取り付けられてよい。コネクタアセンブリはバックルアセンブリと称してもよい。また第1と第2のコネクタは、第1と第2のバックル部品と称してもよい。
これらの実施形態をハードカバーのスーツケースに関連して説明したが、ほかの実施形態ではソフトカバーのケースや様々な種類のバッグが含まれてもよい。クリップはバックル部品の両側に配置されてもよい。保持部材は、コード、ケーブル、紐、ストラップ、又は他の種類の材料であってよい。保持部材は、布地などのような連続的に曲がり易いものであってもよいし、チェーンやリンク状構造のような断続的に曲がり易いものであってもよい。
本開示による装置及び関連の方法が、操作の原理を説明するためにその特定の実施形態を参照して記述された。このように上記の記述は説明のためのものであって、制限するためのものではない。本明細書において直接的又は間接的に説明した方法において、様々なステップと操作が1つのあり得る操作順序において記述されているが、当業者であれば、ステップと操作は開示された実施形態の技術思想と範囲から必ずしも乖離することなしに、再編成、置き換え又は削除されうることが理解されるであろう。
すべての相対的で方向性を持つ参照用語(上方、下方、上方向、下方向、左、右、左方向、右方向、上部、底部、側、上、下、前、中間、後、垂直、水平などを含む)は、本明細書で記述した特定の実施形態を読者が理解する助けとするための例として与えられるものである。これらは、特許請求の範囲に明記されない限りは、特に本発明の位置、方向、又は利用に関する要求または制限として理解されるべきではない。接続に関する参照用語(取り付ける、連結する、接続する、接合する、など)は、広義に理解されるべきであって、要素同士の接続、及び要素同士の相対運動の間に中間的な部材が含まれていてもよい。そのように、接続を表す参照用語は、特許請求の範囲に明記されない限り、必ずしも2つの要素が直接接続されていて相互に固定関係にあることを暗示するものではない。

Claims (11)

  1. 手荷物用品であって、
    前記手荷物用品の外部構造と包囲空間とを相互に画定する複数の壁と、
    前記壁の1つに取り付けられてそこから延びる第1の可撓性保持部材と、
    相互に開閉自在に接続される第1のコネクタと第2のコネクタとを含むコネクタアセンブリと、を含み、
    前記複数の壁のうちの2つの対向する壁に平行な開閉線に沿って分離して前記手荷物用品が蓋部と基部とに分かれ、
    前記第1のコネクタは、前記第1の可撓性保持部材の前記壁の1つへの取り付け部位から離間した位置において前記第1の可撓性保持部材に取り付けられ、
    前記第2のコネクタは前記第1のコネクタとは反対の位置にある前記壁の1つに取り付けられ、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタが相互に開閉自在に接続されている場合、前記第1の可撓性保持部材は前記包囲空間の少なくとも一部を横断して延び、
    前記第1のコネクタは、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを開閉自在に相互に接続するコネクタ係合特徴と、前記第1のコネクタを前記壁の一つに取り付けるように構成されている壁係合特徴と、を含み、
    前記第1のコネクタといずれかの前記壁の少なくとも1つは、前記第1のコネクタを前記いずれかの壁に取り付けられるように構成されており、
    前記第1のコネクタの壁係合特徴はクリップ又はフックを含み、または、前記いずれかの壁の少なくとも1つは、クリップ又はフックを含み、
    前記第1のコネクタの壁係合特徴がクリップ又はフックを含む場合に、
    前記クリップ又は前記フックが前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの係合方向と交差する横方向に互いに離れた自由端を有する2つの指状弾性突起を含み、
    前記クリップ又は前記フックが、前記手荷物用品の前記蓋部と基部が開いている場合に、前記手荷物用品の前記いずれかの壁の周縁上に前記2つの指状弾性突起が嵌り込むように構成されていること、を特徴とする、手荷物用品。
  2. 前記コネクタアセンブリの壁係合特徴はクリップ又はフックを含み、または、前記いずれかの壁の少なくとも1つは、クリップ又はフックを含む、請求項1に記載の手荷物用品。
  3. 前記第1のコネクタの壁係合特徴がクリップ又はフックを含み、または、前記コネクタアセンブリの壁係合特徴がクリップ又はフックを含む場合に、
    前記クリップ又は前記フックが前記第1のコネクタの一体部品であること、
    前記クリップ又は前記フックが前記第1の可撓性保持部材に取り付けられていること、及び
    前記クリップ又は前記フックが前記第1の可撓性保持部材が前記壁の1つに取り付けられた位置から延びた前記第1の可撓性保持部材の遠位端に配置されていること、
    の少なくとも1つを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の手荷物用品。
  4. 前記第1のコネクタは前記いずれかの壁に間接的に取り付けられている、請求項1または請求項2に記載の手荷物用品。
  5. 前記第1のコネクタと前記第2のコネクタは、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを開閉自在に相互に接続する、対応のコネクタ係合機構を含む、請求項3に記載の手荷物用品。
  6. 前記第1の可撓性保持部材は、前記コネクタ係合機構と前記クリップ又は前記フックとの間で前記第1のコネクタに取り付けられている、請求項5に記載の手荷物用品。
  7. 前記第1のコネクタと前記いずれかの壁のうち前記クリップ又は前記フックを含まない一方が、前記クリップ又は前記フックと協働して前記第1のコネクタを前記いずれかの壁に取り付けるコードを含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の手荷物用品。
  8. 前記第1の可撓性保持部材がストラップを含むこと、及び
    前記第1の可撓性保持部材が可撓性パネルを含むこと、
    の少なくとも1つを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の手荷物用品。
  9. 前記ストラップは単一のストラップであって、その対向する各端部において前記いずれかの壁の1つに取り付けられており、また前記第1のコネクタは前記ストラップの中央部に取り付けられている、請求項8に記載の手荷物用品。
  10. 前記コネクタアセンブリが、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを解放するための押釦解放機構を含むこと、及び、
    前記コネクタアセンブリがバックルアセンブリを含み、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとは第1のバックル部品と第2のバックル部品とを含むこと、
    の少なくとも1つを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の手荷物用品。
  11. 手荷物用品であって、
    前記手荷物用品の外部構造と包囲空間とを相互に画定する複数の壁と、
    前記壁の1つに取り付けられてそこから延びる第1の可撓性保持部材と、
    前記壁の別の1つに取り付けられてそこから延びる第2の可撓性保持部材と、
    相互に開閉自在に接続される第1のコネクタと第2のコネクタとを含むコネクタアセンブリと、を含み、
    前記複数の壁のうちの2つの対向する壁に平行な開閉線に沿って分離して前記手荷物用品が蓋部と基部とに分かれ、
    前記第1のコネクタは、前記第1の可撓性保持部材の前記壁の1つへの取り付け部位から離間した位置において前記第1の可撓性保持部材に取り付けられ、
    前記第2のコネクタは、前記第2の可撓性保持部材が前記壁の別の1つに取り付けられている場所から離れた位置において前記第2の可撓性保持部材に取り付けられ、
    前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタは、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを開閉自在に相互に接続するコネクタ係合特徴を備え、
    前記第1のコネクタは、前記第1のコネクタを前記壁の一つに取り付けるように構成されている壁係合特徴をふくみ、
    前記第2のコネクタは、前記第2のコネクタを前記壁の別の一つに取り付けるように構成されている壁係合特徴を含み、
    前記第1のコネクタの壁係合特徴または前記壁の1つがクリップ又はフックを含み、
    前記第2のコネクタの壁係合特徴または前記壁の別の1つがクリップ又はフックを含み、
    前記第1のコネクタの壁係合特徴がクリップ又はフックを含む場合に、前記クリップ又は前記フックが前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの係合方向と交差する横方向に互いに離れた自由端を有する2つの指状弾性突起を含み、
    前記手荷物用品の前記蓋部と基部が開いている場合に、前記第1のコネクタの前記クリップ又はフックが、前記手荷物用品の前記壁の1つの周縁上に前記2つの指状弾性突起が嵌り込むように構成されており
    前記第2のコネクタの壁係合特徴がクリップ又はフックを含む場合に、前記クリップ又は前記フックが前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの係合方向と交差する横方向に互いに離れた自由端を有する2つの指状弾性突起を含み、
    前記手荷物用品の前記蓋部と基部が開いている場合に、前記第2のコネクタの前記クリップ又はフックが、前記手荷物用品の前記壁の別の1つの周縁上に前記2つの指状弾性突起が嵌り込むように構成されている、手荷物用品。
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