JP6598441B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、テーブルディスプレイなどでジェスチャー操作によりウィンドウに対して処理を行う情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、大画面の表示パネルを有し、複数の使用者が個別に操作可能なテーブディスプレイが登場してきている。必要な資料を表示し、さらに各参加者に表示されているコンテンツを移動したり、コピーしたりする操作がなされる。コンテンツとは表示対象物であり、ウィンドウ、ファイル、画像などである。
表示されている複数のコンテンツがある場合、これらを別々に操作するのは面倒であるので、これらを結合させて一つのコンテンツとして操作したほうが操作性がよい。しかし、メニューを表示させて結合処理を選択するなどの処理は、操作が煩雑である。
そこで、特許文献1においては、手書編集コマンドを入力することによって、コンテンツの処理を可能とすることが記載されている。
また、特許文献2には、マウスやキーボードのカーソル制御キーにより、ウィンドウを移動させる操作を行うことで結合・分離することが記載されている。
特開平06−89327号公報 特開2008−9831号公報
しかしながら、特許文献1では、操作者が手書編集コマンドを覚えていなくてはならず、覚えていない場合は操作に際して手書編集コマンドを確認する必要があり、決して操作性が良いとは言えない面があった。
また、特許文献2では、マウスやキーボードのカーソル制御キーを使っての操作では、操作者がコマンドなどを記憶している必要はないが、対象のウィンドウを選択する操作をしてから一つずつ操作しなければならず、操作性がよいとは言いがたい。
本発明は、斯かる実情に鑑み、直感的なタッチによるジェスチャー操作によってウィンドウを簡単に結合・分離する表示処理ができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供しようとするものである。
本発明は、表示部に表示されているウィンドウに対して、タッチによる操作を検出して入力を可能とするタッチ入力部を備える表示装置の表示制御処理を行う情報処理装置であって、
前記タッチ入力部で検出したタッチ位置とタッチ移動からジェスチャー操作の内容を判定する操作判定部と、複数のウィンドウを一定距離以内に近接させるジェスチャー操作が行われた場合、ウィンドウの近接する辺を接続してウィンドウを結合し一体化する操作処理実行部と、を備え、前記操作判定部により、前記ジェスチャー操作が、2点タッチのタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であるか、または、3点タッチ以上のタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であるかを判定し、前記操作処理実行部により、前記ジェスチャー操作が、2点タッチのタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であると判断した場合は、結合するウィンドウのサイズは変えずに、接続する辺同士を一端部を揃えて接続し、前記ジェスチャー操作が、3点タッチ以上のタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であると判断した場合は、結合するウィンドウのサイズを合わせて、接続する辺同士が一致するように接続することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置において、前記操作処理実行部は、ウィンドウが一定距離に近接する場合に、ウィンドウの近接する辺同士を目立たせる表示を行うことを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置において、前記操作処理実行部は、一体化したウィンドウに対する処理であれば、どの部分に操作されても、一体化したウィンドウ全体への操作とすることを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置において、前記操作処理実行部は、ウィンドウが結合した場合に、接続する辺に垂直な辺の位置を合わせる処理を行うことを特徴とする。
また、本発明は、表示部に表示されているウィンドウに対して、タッチによる操作を検出して入力を可能とするタッチ入力部を備える表示装置の情報処理方法であって、
前記タッチ入力部で検出したタッチ位置とタッチ移動からジェスチャー操作の内容を判定する操作判定ステップと、複数のウィンドウを一定距離以内に近接させるジェスチャー操作が行われた場合、ウィンドウの近接する辺を接続してウィンドウを結合し一体化する操作処理実行ステップと、を備え、前記操作判定ステップは、前記ジェスチャー操作が、2点タッチのタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であるか、または、3点タッチ以上のタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であるかを判定し、前記操作処理実行ステップは、前記ジェスチャー操作が、2点タッチのタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であると判断した場合は、結合するウィンドウのサイズは変えずに、接続する辺同士を一端部を揃えて接続し、前記ジェスチャー操作が、3点タッチ以上のタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であると判断した場合は、結合するウィンドウのサイズを合わせて、接続する辺同士が一致するように接続することを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータに、前記情報処理方法の各ステップを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ウィンドウ同士を良い低距離まで近接させるというタッチによるジェスチャー操作で、ウィンドウ同士を結合し一体化する処理をするので、コマンド入力などに比較して、簡単で直感的な操作が可能となり、操作性が向上する。
本発明に係る情報処理装置による操作表示を行うテーブルディスプレイを示す図である。 第1実施形態におけるテーブルディスプレイを示すブロック図である。 第1実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを結合・分離する表示処理の全体を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを結合する表示処理を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを分離する表示処理を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるウィンドウを別のウィンドウに近接させるジェスチャー操作を示す図である。 第1実施形態におけるウィンドウが別のウィンドウに一定距離以内に近接したときを示す図である。 第1実施形態におけるウィンドウが別のウィンドウに一定距離以内で重なり合ったときを示す図である。 第1実施形態におけるウィンドウが結合したときを示す図である。 ウィンドウ管理テーブルのウィンドウ情報の値を説明する図である。 ウィンドウ管理テーブルを示す図である。 結合したウィンドウの移動を説明する図である。 結合ウィンドウからウィンドウを分離させるジェスチャー操作を示す図である。 結合ウィンドウからのウィンドウの分離を示す図である。 4つのウィンドウからなる結合ウィンドウからウィンドウを分離させるジェスチャー操作を示す図である。 4つのウィンドウからなる結合ウィンドウからのウィンドウの分離を示す図である。 第2実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを結合する表示処理を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるウィンドウを別のウィンドウに近接させるジェスチャー操作を示す図である。 第2実施形態におけるウィンドウが別のウィンドウに一定距離以内に近接したときを示す図である。 第2実施形態におけるウィンドウが結合したときを示す図である。 第3実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを結合する表示処理を示すフローチャートである。 第3実施形態におけるウィンドウが別のウィンドウに一定距離以内に近接したときを示す図である。 第3実施形態におけるウィンドウが結合したときを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る情報処理装置による操作表示を行うテーブルディスプレイを示す図である。
図1に示すように、このテーブルディスプレイ10は、タッチパネルである表示装置20をテーブル全面に備え、複数のユーザ(図1では4人)が表示を見ながらタッチ操作を行い、処理を行う装置である。この表示装置20は、液晶パネルなどの表示部の上側にタッチ入力部を備える構造である。
図1に示すように、テーブルディスプレイ10を囲んだユーザ1A,1B.1C.1Dは、表示装置20に表示されるアプリケーション・ウィンドウや画像のコンテンツに対して、タッチによるジェスチャー操作により、移動、回転やコピーなどの処理操作も行う。ジェスチャー操作とは、タッチによる手や指の特定の動きに対応付けた処理を行う機能である。
以下に、各実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態は、操作者のジェスチャー操作に応じてウィンドウの結合・分離の表示処理を実行するものである。
図2は、第1実施形態におけるテーブルディスプレイを示すブロック図である。
テーブルディスプレイ10は、表示装置20、操作に従って表示処理を制御する制御装置(情報処理装置)30、データを記憶する記憶部40を備える。
表示装置20は、上述したように液晶パネルなどの表示部21の表面側にタッチ入力部22を備える構造である。タッチ入力部22は、様々の方式があるが、操作者のタッチ入力を検出できればよく、その方式を特に限定するものではない。
制御装置30は、CPUからなり、その機能部として、タッチ入力部22で検出したタッチ位置とタッチ移動からジェスチャー操作の内容を判定する操作判定部31、判定したジェスチャー操作に基づいて操作処理を実行して表示部21に表示させる操作処理実行部32を備える。
記憶部40は、ハードディスクやメモリなどからなる記憶装置であり、制御装置が実行するプログラム、画像データ、操作処理に関わる各種データなどを記憶し、制御装置30とデータのやり取りを行うものである。
図3は、第1実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを結合・分離する表示処理の全体を示すフローチャートである。図4は、第1実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを結合する表示処理を示すフローチャートである。図5は、第1実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを分離する表示処理を示すフローチャートである。
制御装置30は、以下のような処理を実行する。
テーブルディスプレイ10の表示部21には、図6に示すように、ウィンドウ61,62が表示されている。ウィンドウは、矩形状の表示領域であり、各アプリケーションに対応して、その中に内部に画像や文書を表示する機能を有する。
まず図6に示すように、操作者がウィンドウ61にタッチしてドラッグ操作を行い、それをタッチ入力部22が検出すると、制御装置30の操作判定部31が、ウィンドウ61をドラッグしたことを判定し、操作処理実行部32は、ドラッグした方向にウィンドウ61を移動させる処理を行う(ステップS11)。操作判定部31は、ウィンドウが他のウィンドウに近接するジェスチャー操作か、別のウィンドウから分離するジェスチャー操作かを判定する(ステップS12)。図6の場合は、ウィンドウ61をウィンドウ62に近づける操作であるので、ステップS13に進んでウィンドウの結合処理を行う。
次に図4のフローチャートに基づいて、ウィンドウの結合処理について説明する。
操作判定部31は、タッチが1点タッチであるかを判定する(ステップS21)。1点タッチの近接ジェスチャー操作は、ウィンドウ同士を移動した位置で接合する処理を行うものとする。
なお、このジェスチャー操作は一例として示すだけであり、他のジェスチャー操作を設定しても構わない。
1点タッチであるならば、図7に示すように、操作判定部31は、ウィンドウ61が別のウィンドウ62に接近し、ウィンドウ間の距離が一定値g以内に近接したかを判定する(ステップS22)。ウィンドウ61がウィンドウ62に一定値g以内に近接している場合、操作処理実行部32は、互いに近接して接続可能なウィンドウ61,62の辺61a,62aを光らせる(ステップS23)。
ここで、一定値gは、10ドット程度(約1cm)程度である。
また、近接しつつある辺を目立つようにすればよいので、点滅させてもよいし、色を変えてもよいし、これらを組み合わせてもよい。
また、図8にあるように、ウィンドウ61を移動してウィンドウ62に重なってしまった場合にも、ウィンドウ間の距離が一定値g以内であれば、接続可能なウィンドウ61,62の辺61a,62aを光らせる。
操作判定部31は、操作者がドラッグしていた指を画面から離したかを判定する(ステップS24)。画面から指を離した場合、ウィンドウの移動を停止し、近接する辺を光らせるのを停止する(ステップS16)。操作判定部31は、指を離した時点でウィンドウ61と別のウィンドウ62との距離が一定値g以内であるかを判定する(ステップS26)。これは指を離す時点まで、ウィンドウ61が移動しているので、ウィンドウ間の距離が一定値g以内であるかを再度確認する。
この場合、図7のように、ウィンドウが離れている状態でも、図8のように重なりあっている状態でも、ウィンドウ61,62の近接している距離が一定値g以内になっていれば、図9に示すように、ウィンドウ61,62の近接する辺61a,62aを接続し、ウィンドウを結合して一体化する(ステップS27)。
ステップS26において、ウィンドウ間の距離が一定値gを越える場合は、処理を終了する。
なお、ウィンドウが平行に配置された場合について述べたが、ウィンドウがそれぞれ傾いて配置された場合でも、ウィンドウ間の距離が一定値g以内に近づけば、ウィンドウを回転させる処理を行って平行としてから、近接する辺を接続しウィンドウを結合する。
一体化したウィンドウ61,62は、図10に示すように、結合ウィンドウ領域63において一つのウィンドウとして処理が行われる。図11は、ウィンドウ管理テーブルを示す図である。
ウィンドウ管理テーブルは記憶部40に記憶され、操作処理実行部32は、各ウィンドウの座標などの情報に基づいて、移動、回転、拡大・縮小の操作の時に、ウィンドウ61,62が一体となって表示されるように、処理を行う。
図10に示す結合ウィンドウ領域63は、結合されたウィンドウ61とウィンドウ62を囲む矩形領域である。結合ウィンドウ領域の左上隅を原点として、座標は、X軸右方、Y軸の下方を+とする。
ウィンドウ情報は、情報識別のためのID、左上隅X座標、左上隅Y座標、ウィンドウのXサイズ、ウィンドウのYサイズの数値が管理テーブルとして記憶されている。
図10と図11から、ウィンドウ61,62は、Xサイズ=500、Yサイズ=250で全く同じサイズである。ウィンドウ62は、ウィンドウ61に対して、X方向に500、Y方向に50だけずれて配置されていることがわかる。
図12に示すように、ウィンドウ62にタッチして左斜め上にドラッグした場合、ウィンドウ管理テーブルの情報に基づいて、ウィンドウ62の移動した分だけ、ウィンドウ61を移動させる処理によって、結合ウィンドウ領域63のウィンドウ61,62を一体となって移動させることができる。
また、同様に結合ウィンドウ領域63のいずれかの箇所で、回転させる処理を行えば、ウィンドウ61,62が一体となって回転するように処理を行う。
また、拡大・縮小の処理においても、結合ウィンドウ領域63内のウィンドウ61,62が一体となるように、処理が行われる。
図3のステップS12で、操作判定部31は、ウィンドウを分離するジェスチャー操作であると判定した場合、ステップS14において、ウィンドウの分離処理を行う。
次に図5のフローチャートに基づいて、ウィンドウの分離処理について説明する。
画面へのドラッグ操作は、結合処理したウィンドウからの分離であるかを判定する(ステップS31)。図13に示すように、ウィンドウ61,62が結合されている場合、これらウィンドウ61,62のそれぞれにタッチしてドラッグし分離する動作の場合に、分離ジェスチャー操作と判定する。
図14に示すように、結合ウィンドウ(ウィンドウ61,62の結合ウィンドウ)を分離すると判定された場合には、操作処理実行部32は、結合ウィンドウを移動して分離する処理を行う(ステップS32)。操作判定部31が指を画面から離したかを判定し(ステップS33)、指を画面から離した場合に、操作処理実行部32は、ウィンドウの移動を停止する(ステップS34)。
また、図15に示すように、ウィンドウ64,65,66,67が結合して一体化している場合、ステップS31おける結合ウィンドウを分離するジェスチャー操作は、二つの指をタッチし、分離させたいウィンドウ65にタッチした指を分離する方向にドラッグし、他方の指を動かさないと、図16に示すように、結合ウィンドウからウィンドウ65を分離できる。
こうして、ウィンドウ同士を良い低距離まで近接させるというタッチによるジェスチャー操作で、ウィンドウ同士を結合し一体化する処理をするので、コマンド入力などに比較して、簡単で直感的な操作が可能となり、操作性が向上する。また、ウィンドウの近接する辺同士を目立たせる表示処理を行うことで、操作者が接合箇所などを予め確認することができる。また、ウィンドウ間が一定の距離内に収まれば、自動的に近接する辺同士を接続するので、操作者が結合の操作をやりやすくなる。また、結合されたウィンドウは、一つのウィンドウとして扱われるので、例えば、移動や回転、拡大・縮小などの処理においては、どの箇所にタッチ操作を行っても、結合されたウィンドウ全体に処理が及ぶ。
また、結合したウィンドウを分離させるタッチによるジェスチャー操作で分離できるので、簡単で直感的な操作が可能となり、操作性が向上する。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、結合したウィンドウの位置を自動的に調整して、接続する辺の上端や下端などの端部を合わせる処理を行うものである。
図17は、第2実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを結合する表示処理を示すフローチャートである。
操作判定部31は、図18に示すようにタッチが2点タッチであるかを判定する(ステップS41)。2点タッチの近接ジェスチャー操作は、ウィンドウ同士を接合し、さらに接合する辺の上端や下端などの端部を合わせる処理を行うものとする。
なお、このジェスチャー操作は一例として示すだけであり、他のジェスチャー操作を設定しても構わない。
2点タッチであるならば、図19に示すように、操作判定部31は、ウィンドウ61が別のウィンドウ62に接近し、ウィンドウ間の距離が一定値g以内に近接したかを判定する(ステップS42)。ウィンドウ61がウィンドウ62に一定値g以内に近接している場合、操作処理実行部32は、互いに近接して接続可能なウィンドウ61,62の辺61a,62aを光らせる(ステップS43)。
さらに操作判定部31は、近接辺61a,62aに垂直な辺61b、62bの距離が一定値h以内であるかを判定する(ステップS44)。近接辺61a,62aに垂直な辺61b、62bの距離が一定値h以内であれば、近接辺61a,62aに接する辺61b、62bの一部を光らせる。
ここで、一定値hは、10ドット程度(約1cm)程度である。
また、これは、辺61b、62bを揃えるためにその部分を目立つようにすればよいので、点滅させてもよいし、色を変えてもよいし、これらを組み合わせてもよい。
操作判定部31は、操作者がドラッグしていた指を画面から離したかを判定する(ステップS46)。画面から指を離した場合、ウィンドウの移動を停止し、辺を光らせるのを停止する(ステップS47)。操作判定部31は、指を離した時点でウィンドウ61と別のウィンドウ62との距離が一定値g以内であるかを判定する(ステップS48)。これは指を離す時点まで、ウィンドウ61が移動しているので、ウィンドウ間の距離が一定値g以内であるかを再度確認する。
この場合、第1実施形態と同様にウィンドウが離れている状態でも、重なりあっている状態でも、ウィンドウ61,62の近接している距離が一定値g以内になっていれば、ウィンドウ61,62の近接する辺61a,62aを接続し、ウィンドウを結合して一体化する(ステップS49)。
さらに操作判定部31は、指を離した時点でウィンドウ61、62の辺61b,62bとの距離が一定値h以内であるかを判定する(ステップS50)。これは指を離す時点まで、ウィンドウ61が移動しているので、辺61b,62bの距離が一定値h以内であるかを再度確認する。
辺61b,62bの距離が一定値h以内である場合、辺61b,62bの位置を合わせる処理を行う(ステップS51)。こうして、図20に示すように、ウィンドウ61,62の上端の辺の位置を合わせて結合する。
ステップS48及びステップS50において、一定値g,hを越える場合は、処理を終了する。
なお、本実施形態では、接続辺の上端部分に垂直な辺を合わせる処理であったが、接続辺の下端部分に垂直辺を合わせる処理でも構わない。
こうして、接合する辺に垂直な辺の端部の位置を揃えるように自動的に位置調整を行うので、操作者がウィンドウを揃える手間がはぶけ、操作性が向上する。
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、結合したウィンドウのサイズを自動的に調整して、接続する辺の長さを一致させるように処理を行うものである。
図21は、第3実施形態におけるテーブルディスプレイのウィンドウを結合する表示処理を示すフローチャートである。
操作判定部31は、図22に示すようにタッチが3点以上のタッチであるかを判定する(ステップS61)。3点タッチの近接ジェスチャー操作は、ウィンドウ同士を接合し、さらに接続する辺の長さが一致するようにウィンドウのサイズを調整する処理を行うものとする。
なお、このジェスチャー操作は一例として示すだけであり、他のジェスチャー操作を設定しても構わない。
3点以上のタッチであるならば(図22では手の平タッチ)、図22に示すように、操作判定部31は、ウィンドウ61が別のウィンドウ62に接近し、ウィンドウ間の距離が一定値g以内に近接したかを判定する(ステップS62)。ウィンドウ61がウィンドウ62に一定値g以内に近接している場合、操作処理実行部32は、互いに近接して接続可能なウィンドウ61,62の辺61a,62aを光らせる(ステップS63)。
操作判定部31は、操作者がドラッグしていた指を画面から離したかを判定する(ステップS64)。画面から指を離した場合、ウィンドウの移動を停止し、辺を光らせるのを停止する(ステップS66)。操作判定部31は、指を離した時点でウィンドウ61と別のウィンドウ62との距離が一定値g以内であるかを判定する(ステップS67)。これは指を離す時点まで、ウィンドウ61が移動しているので、ウィンドウ間の距離が一定値g以内であるかを再度確認する。
この場合、第1実施形態と同様にウィンドウが離れている状態でも、重なりあっている状態でも、ウィンドウ61,62の近接している距離が一定値g以内になっていれば、ウィンドウ61,62の近接する辺61a,62aを接続し、ウィンドウを結合して一体化し、さらに移動してきた辺61aを、辺62bの長さに一致するように、ウィンドウ61の全体のサイズを調整する(ステップS68)。図23に、ウィンドウサイズを調整して結合した処理を示す。
こうして、接合するウィンドウのサイズが異なっていても、接続する辺が一致するようにサイズ調整するので、ウィンドウのサイズがほぼ一律になるので、ユーザも見やすくなる。また、操作者も、サイズ調整を個々のウィンドウに行う必要もなく、操作性が向上する。
本発明による情報処理装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHDD(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。また、各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等された発明も含まれる。
10 :テーブルディスプレイ
20 :表示装置
21 :表示部
22 :タッチ入力部
30 :制御装置
31 :操作判定部
32 :操作処理実行部
40 :記憶部

Claims (6)

  1. 表示部に表示されているウィンドウに対して、タッチによる操作を検出して入力を可能とするタッチ入力部を備える表示装置の表示制御処理を行う情報処理装置であって、
    前記タッチ入力部で検出したタッチ位置とタッチ移動からジェスチャー操作の内容を判定する操作判定部と、
    複数のウィンドウを一定距離以内に近接させるジェスチャー操作が行われた場合、ウィンドウの近接する辺を接続してウィンドウを結合し一体化する操作処理実行部と、
    を備え、
    前記操作判定部は、
    前記ジェスチャー操作が、2点タッチのタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であるか、または、3点タッチ以上のタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であるかを判定し、
    前記操作処理実行部は、
    前記ジェスチャー操作が、2点タッチのタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であると判断した場合は、結合するウィンドウのサイズは変えずに、接続する辺同士を一端部を揃えて接続し、
    前記ジェスチャー操作が、3点タッチ以上のタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であると判断した場合は、結合するウィンドウのサイズを合わせて、接続する辺同士が一致するように接続することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記操作処理実行部は、
    ウィンドウが一定距離に近接する場合に、ウィンドウの近接する辺同士を目立たせる表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記操作処理実行部は、一体化したウィンドウに対する処理であれば、どの部分に操作されても、一体化したウィンドウ全体への操作とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作処理実行部は、ウィンドウが結合した場合に、接続する辺に垂直な辺の位置を合わせる処理を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 表示部に表示されているウィンドウに対して、タッチによる操作を検出して入力を可能とするタッチ入力部を備える表示装置の情報処理方法であって、
    前記タッチ入力部で検出したタッチ位置とタッチ移動からジェスチャー操作の内容を判定する操作判定ステップと、
    複数のウィンドウを一定距離以内に近接させるジェスチャー操作が行われた場合、ウィンドウの近接する辺を接続してウィンドウを結合し一体化する操作処理実行ステップと、
    を備え、
    前記操作判定ステップは、
    前記ジェスチャー操作が、2点タッチのタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であるか、または、3点タッチ以上のタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であるかを判定し、
    前記操作処理実行ステップは、
    前記ジェスチャー操作が、2点タッチのタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であると判断した場合は、結合するウィンドウのサイズは変えずに、接続する辺同士を一端部を揃えて接続し、
    前記ジェスチャー操作が、3点タッチ以上のタッチ操作により分離したウィンドウを他のウィンドウに近接させる操作であると判断した場合は、結合するウィンドウのサイズを合わせて、接続する辺同士が一致するように接続することを特徴とする情報処理方法。
  6. コンピュータに、請求項5に記載の情報処理方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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