JP6598308B2 - ソナー装置、音響信号処理システム、音響信号処理方法および音響信号処理プログラム - Google Patents
ソナー装置、音響信号処理システム、音響信号処理方法および音響信号処理プログラム Download PDFInfo
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Description
本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、水中航走体が放射する音響信号を検出して、水中航走体の方位を計算するシステムの概要を説明するための図である。
図4は、図2等に示したS/N比計算部13が利用可能である新規S/N比計算アルゴリズムを示す。
積分しないS/N比=S÷(S+N)
M回積分したS/N比=S÷(S+N×SQRT(M))
ここでS÷(S+N)が一定と仮定すると、次の比例関係になる。
「積分なし」:「M秒積分」=1÷(1×M):1÷(1×SQRT(M))
「積分なし」×1÷(SQRT(M))=「M秒積分」×1÷M
「積分なし」×M=「M秒積分」×SQRT(M)
したがって、「積分なし」の出力値は、「M秒積分」のSQRT(M)÷M倍である。
第2実施形態を説明する。図10は、えい航式音響センサを用いて水中航走体の方位を計算する他のシステムの概要を説明するための図である。
(付記1)
水中航走体の位置を検出する装置において、S/N比を改善するため積分処理を行うことが逆に積分時間による処理遅延を招来して方位計算誤差が大きくなることを抑制するため、受信した信号のS/N比を計算してS/N比に応じた適切な積分処理を行うことにより方位計算精度を向上する装置。
(付記2)
音響信号の積分処理部の積分処理によるS/N比の改善率に基づいて、S/N比を計算するよう構成される。
(付記3)
音響信号の積分処理部は、積分時間の異なる複数の積分処理を予め実行するように構成され、音響信号の積分時間選択部は、予め実行された前記複数の積分処理の結果の中から、最適な前記積分時間で積分処理された前記音響信号を選択するように構成される。
2 水中航走体の通過コース
3 音響センサ
4 水中航走体と音響センサの最接近位置
5 水中航走体と音響センサの最接近距離
6 音波伝搬距離
7 音波到来方位
8 音響センサのY軸指向性
9 音響センサのX軸指向性
10 LPF(ローパスフィルタ)
11 A/D変換部
12 FFT処理部
13 S/N比計算部(S/N比計算処理部)
14 積分処理部
15 積分時間選択部(積分時間選択処理部)
16 方位計算部(方位計算処理部)
17 S/N比
18 方位計算誤差
19 方位計算誤差範囲
20 方位計算誤差範囲
21 方位計算誤差範囲
22 船舶
23 えい航式音響センサ
1101 ソナー装置
1102 S/N比計算部
1103 積分処理部
1104 積分時間選択部
1105 方位計算部
Claims (9)
- 音響センサにより受信された音響信号のS/N比を計算するよう構成される少なくとも1つのS/N比計算部と、
前記音響信号を設定された積分時間で積分処理するよう構成される少なくとも1つの積分処理部と、
異なる前記積分時間を設定された複数の前記積分処理部の出力信号から、前記S/N比に基づいて、前記音響信号を選択するよう構成される少なくとも1つの積分時間選択部と、
選択された前記積分時間で積分された少なくとも1つの前記音響信号に基づいて受信した前記音響信号の方位を計算するよう構成される少なくとも1つの方位計算部と、
を有する、ことを特徴とするソナー装置。 - 前記少なくとも1つの積分時間選択部は、既に積分された前記音響信号の前記積分時間で、積分処理された前記音響信号を選択するよう構成されることを特徴とする請求項1記載のソナー装置。
- 前記少なくとも1つのS/N比計算部は、前記音響信号に対する前記積分処理の有無、前記音響信号に対する前記積分時間、前記音響信号に対するサンプリング周期、および前記音響信号に対するサンプリング回数の少なくとも1つが相違する複数の音響信号に基づいて、前記S/N比を計算するよう構成されることを特徴とする請求項1又は2記載のソナー装置。
- 前記少なくとも1つのS/N比計算部は、前記積分処理されない前記音響信号と、前記積分処理された前記音響信号とに基づいて、前記S/N比を計算するように構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一記載のソナー装置。
- 前記少なくとも1つのS/N比計算部は、前記S/N比が相対的に高い場合には前記積分時間選択部に相対的に短い積分時間を選択させ、前記S/N比が相対的に低い場合には前記少なくとも1つの積分時間選択部に相対的に長い積分時間を選択させるよう構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一記載のソナー装置。
- 請求項1〜5のいずれか一記載のソナー装置、および前記音響センサを有し、
前記音響センサは、船舶に搭載または船舶にえい航されることを特徴とする音響信号処理システム。 - 音響センサにより受信された音響信号のS/N比を計算し、
前記音響信号を設定された積分時間で積分処理し、
異なる前記積分時間で積分処理された複数の前記音響信号から、前記S/N比に基づいて、前記音響信号を選択し、
選択された前記積分時間で積分された少なくとも1つの前記音響信号に基づいて受信した前記音響信号の方位を計算する、ことを特徴とする音響信号処理方法。 - 音響センサにより受信された音響信号のS/N比を計算する機能と、
前記音響信号を設定された積分時間で積分処理する機能と、
異なる前記積分時間で積分処理された複数の前記音響信号から、前記S/N比に基づいて、前記音響信号を選択する機能と、
選択された前記積分時間で積分された少なくとも1つの前記音響信号に基づいて受信した前記音響信号の方位を計算する機能と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする音響信号処理プログラム。 - 音響センサにより受信され、積分処理の有無、積分時間、サンプリング周期、およびサンプリング回数の少なくとも1つが相違する複数の音響信号に基づいて、S/N比を計算する機能をコンピュータに実行させることを特徴とする、請求項8記載の音響信号処理プログラム。
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JP2017040793A JP6598308B2 (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | ソナー装置、音響信号処理システム、音響信号処理方法および音響信号処理プログラム |
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