JP6592847B2 - 磁界保護及びスクリーニング用多層生地構造体 - Google Patents

磁界保護及びスクリーニング用多層生地構造体 Download PDF

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Description

本発明は磁界を保護及びスクリーニングする多層生地構造体に関する。
本発明は概して、少なくとも、スピーカー等の装置からの(声や音楽の)音声放出又は多様なマイクによる音声受信としての音響機能を有する小規模又は大規模な一連の電子機器全般に適用可能であり、この全般的な適用分野には:
電話分野:
‐携帯電話
‐地上ベースの電話物品(電話、ハンズフリー電話及び関連付属品)ならびにスカイプ/SATホン。
通信:
‐トランシーバー
‐ヘルメット及び防護キャップ内蔵オーディオ機器
‐軍事、安全、市民保護及び屋外工事用の専門無線装置。
エンターテインメント:
‐携帯型ハイファイ機器(MP3プレーヤー、イヤホン、ヘッドホン及び携帯型音響箱)
‐専門音響付属器具(マイク、ヘッドホン、スピーカー部材)
‐テレビ(LCDディスプレイ、モニター、携帯型DVDプレーヤー)。
輸送:
‐音声方向を含む衛星ナビシステム
‐自動車(カーハイファイ、ハンズフリー警報装置及び音声装置)
‐機上通信機器(列車/飛行機/船舶)
その他の用途:
‐コンピュータ(モニタースピーカー、外部音響箱、補助マイク、ウェブカメラ)
‐住居用途の付属器具(相互連絡又はインタホンシステム、住居内音響通信)
‐聴覚障碍者用音響機器及び他の医療機器
などの多数の機器群及び亜群が含まれる。
多くの携帯型システムでは、設計及び小型化の理由から、周知のとおりスピーカー及びマイクはアンテナ又はSIMカード近傍に配置することが多い。
この場合、上記音響部材により発生した定常又は低周波磁界が任意の又は目標の閾値を超えれば、SIMカードの消磁、又は他のアンテナへの電磁干渉の原因となり、正しい操作が不可能になる。
更に、音響部材により発生した磁界は、部材保護スクリーニング又は遮蔽ユニットを通過させる環境から汚染金属部分を引き出すか、又は誘引するので、装置全体は機械的干渉現象により適切に操作できなくなる。
従って、上記システムでは、音響部材により発生した磁界強度を抑制し、近傍にある他の電子部材への他の電磁干渉を抑制しながら上記部材保護組立て品を改善する必要がある。
従って本発明の目的は、目標排出量及び受信音特性に負の影響を及ぼさない保護システムにより水分及び固体粒子(粉体、粉塵、危険な破片)の侵入に対して更に保護しなければならない非常に繊細な部材であるスピーカー及びマイクなどの内部音響部材に影響を及ぼす上記問題を単に解決することである。
上述の結果として同様に、外装組立品を介して形成された開口部により達成された良好な音響送信特性と、十分な部材保護(同様に、外部環境から音響部材をできる限り遠ざけて絶縁する必要がある)及び適切な磁界スクリーニング(それ自体、外部環境から音響部材をできる限り遠ざけて絶縁する必要がある)とを両立する必要があるため、音響部材の機能的構成要件は非常に複雑になる。
標準的な条件では、上記目標及び目的を達成するための従来の方法には、外部開口部への多孔性防護機器の適用が含まれ、また、目標の保護レベルか又は完全な磁界スクリーニングが必要な場合、上記外部開口部の設計は非常に複雑になる。
一般的な携帯電話では、図1の参照番号1に示すとおり、上記外部開口部には、主スピーカー2、マイク3、及びハンズフリー/呼出し音スピーカー4にある3つの開口部が備えられる。
音響部材を適切に保護するため、設計要件、防護タイプ及び程度、ならびに磁界からのスクリーニングが完全である必要があるか否かによって、多くの防護機器が現在使用されている。
保護レベルの昇順に、適切に列挙した主要な可能性あるアプローチのリストを以下に示す。
2.1. 保護なし。音響部材は外部環境に曝露している(これは稀な解決策である)。
2.2. 耐衝撃機能のみを有する成形プラスチック材料保護バー又はグリッド。
2.3. 金属材料(例えば球状保護マイク)又は成形プラスチック材料から形成され、小型物品(ペン等)用の侵入耐性要素として操作する大型のメッシュ開口防護ネット。
2.4. 任意の防水又は疎水処理を施し、音響部材フロント部に配置した不織材料スクリーン又は防御体。
2.5. 任意の防水処理を施した合成単一糸又は単繊維の工業織布材料。
2.6. E‐PTFE(発泡PTFE)材料から形成された防水膜。
汚染粒子及び液体に対する保護に加えて、音響部材により発生した磁界強度を低減するとなると、防護構造体の設計は非常に複雑になり、それに応じて、通常、上記解決策2.1〜2.6が追加される:
2.7. 強磁性材料から形成され、目標のスクリーニング効率を提供するような寸法及びデザインを有する小型の穿孔板。
スピーカーと極微多孔性のフィルターとの間に、又は2つの多孔性フィルターの間に配置された上記部材。
初めの3つの解決策は液体物質に対しては保護せず、中〜大型の固体物品に対してわずかに効果があるだけである(上記2.2.及び2.3.項を参照)。
それに対し、上記解決策2.4.〜2.6.は、音響部材に汚染液体及び粉体が侵入する可能性に対してさえ良好に保護する。
上記の標準的な各解決策を2.7.と組み合わせて、目標の解決効率に従って、液体及び固体物質に対する所望の保護と磁界スクリーニングとが両立できるように適合する。
多層の保護/スクリーニング材料の積層は、それらが通常の空気の流れに対して付加的な障害物となるため、部材音響性能を悪化させる傾向にある。
最適な解決策は、低音響インピーダンスを有する保護/スクリーニング手段を設計することとし、可能であれば、所望の保護/スクリーニングレベルと、関連の音響インピーダンスとの間で折り合いを付ける。
携帯電話など、最も一般的な例では、スクリーンは合成発泡材料ガスケット及び2面接着性帯テンプレートと貼合わせ、装置の外装体へのスクリーンの接着を強くする。
保護/スクリーニング音響部材に複数の層が付与されると、貼合わせの追加的要素(ガスケット/接着テープ)及びその貼合わせ工程ならびに得られた全厚は保護/スクリーニング層の数に従って大幅に増加することは明らかである。
図2は単繊維ポリエステル(2.5.)の工業織布材料から形成された上記部材のいくつかの例を示し、これらは更に携帯電話の外装に接着する接着領域を有する環状ガスケットを備える。
音響の観点から、このような任意の防護スクリーンは、設計された目的のスクリーンと比較して流入又は流出する音響流を変更してはならない。
通常、多数の消費書音響製品では、音圧レベルの減衰を最小限まで抑えることが必要である。
従って、防護スクリーンは「音響的に透明で明澄」であるべきで、音響部材の流入又は流出する音響流への干渉ができる限り小さい保護機能を付与すべきである。
このことは、スピーカー音又はマイク感受性を過剰に減衰させてはならない携帯電話保護スクリーンでは非常に一般的であり、よって小型かつ軽量で安価な音響部材の使用を可能にしている。
それに対して、他の場合では、例えば中程度〜高度の音響製品では、保護スクリーンが正確な音響機能を提供し、可能な放出ピーク又は変形音声をロールオフし、順次様々にバランスを取るか、又は音響部材周波数応答を補うことが望ましい。
いずれの場合も、織布もしくは不織布のいずれか、又は膜タイプの生地材料部材は、用途に応じて最高の「音響透明性」から所定の音声減衰レベルまで多様になる設計音響特性を有する必要がある。
上記の音響特性を定量化するために多様な評価法が利用できる。
‐音響材料の気流抵抗のための標準的試験法(ASTM C522‐87)は、生地製品を通過する定常空気流の場合、空気流量及び負荷損失に相関する。結果はRayls MKSで示し、このパラメータの値が低ければ、「音響的に透明な」材料に該当する。
‐「音響インピーダンス」値は上記と同じパラメータに基づいているが、音響使用環境に緻密に対応した条件下の空気流交互法で測定する。
‐最終的に、その最終形態の(すなわち商業的最終製品に設置するものと同等の最終形状及び寸法を有する)音響スクリーンを直接試験することが可能になれば、音源と測定マイクの間に配置した生地スクリーンの有無に関わらず音圧レベルを直接測定してもよい。
結果は通常デシベルdB(SPL)で示され、様々な形成法(ISO/FDIS7235:2003等)に準拠する。
電子部材外装に固体物品又は水を侵入させる多少ストリンジェントないくつかの試験条件に準拠して、国際基準1EC60529規定により保護等級指数を定義する。
IP指数の1桁目は、固体材料の侵入耐性に関連している。
IP1X〜IP4Xレベルは通常、音響部材にわずかに関連しているだけであり、他方で音響部材は、粉体の侵入に対して部分的な保護を確実に行うIP5Xレベルがほぼ常に必要である。
完全に密閉されているか、又は気密性のある部材に関連するIP6Xレベルの要件は、逆に一般的ではない。
IP指数の2桁目は耐水性を意味し、IPX3、IPX4及びIPX5レベルは異なる量の耐水噴霧性を示す。
通常、携帯電話などの最も一般的な物品にはIPX3レベルで十分である。
逆に、「耐久型」音響製品市場は、意図する用途のための非常にストリンジェントな条件下で24時間に及ぶ期間10メートルの深さの耐水浸漬性に対応するIPX8までの防護レベルを必要としている。
このように、多数の携帯型システムには、磁界源(音響部材)から所定の距離にある磁界/磁気誘導強度を低下させ、例えばアンテナなどの近傍にある電子部材への干渉を防ぎ、操作に負の影響を及ぼす金属粒子に対する上記音響部材による誘因を抑制することが必要である。
設計が電子機器の厚さ及び寸法を絶えず削減する傾向にあることから、上記磁界スクリーニング要件は、音響部材保護レベルを促進し、近傍に配置された部材への電磁干渉を抑制することに非常に重要である。
音響部材「保護」手段のスクリーニング効率の評価には、公知の基準尺がなく、通常これは以下によって達成される:
‐磁界/磁気誘導最大閾値が存在しなければ(磁界源からの設定距離で)、その最終形態におけるスクリーンを直接試験し、他の部材への電磁干渉が無いことを実証する;
‐その最終形態においてスクリーンを直接試験し、機器筐体と接触している磁界検出プローブを配置することにより外部開口部で磁気誘導値を測定する;
‐磁界/磁気誘導値が目標閾値より低いことを実証する;
‐同じ幾何学的条件でスクリーンがある場合又は無い場合の磁界/磁気誘導値を測定し、使用する媒体のスクリーニング効率を算出する。
上記に開示したとおり、現在、様々な生地製品(不織材料、合成単繊維織布工業材料、防水膜)に基づいて様々な技術的解決策が利用されており、現代の音響製品に必要な音響及び保護性能をもたらしている。
音響、機械強度、加工及び幾何学的干渉性に関し、粒径>15μmに対する保護要件及びIPX4クラスの防水基準の場合、対象の合成単一糸又は単繊維工業織布が最も好適な解決策をもたらす。
上記織布が磁界スクリーニング能も有する必要があれば、上記織布は、スピーカーと防護織布との間に配置した強磁性材料(例えばミューメタル、パーマロイ、メトグラス、ナノパーム、フェライト材料、強磁性合金鋼又は高比透磁率材料など)の従来使用されている小型穿孔板要素とし、これらの板要素はシート金属要素を剪断して作製し、更に冷間打抜き又は切屑除去操作により穿孔する。
なお、穿孔方法とは無関係に、穿孔した強磁性材料ロールは現在市場で入手できず、設定した寸法の板又はシート要素のみ入手可能であり、先行技術ではこれらは他のロール形態の媒体とは結着しないことを指摘しておく。
実際、ロール形態材料の結着と比較して、設定寸法の板の結着に利点はない。
打抜きシート金属群には、打抜き機又は穿孔プレス機に設置された打抜き部品及びダイ組立体などの穿孔型により穿孔されたシート金属要素も含まれる。
従って、上記の打抜きを通じて、あらゆる工業分野における様々な用途の要件に適した数種の穴のタイプを提供することが可能となる。上記穿孔タイプの欠点は、ステンレス鋼(高透磁率のものの中では最も安価な材料である)では、穴径/シート金属厚比が1未満になり得ないことである。
打抜き穿孔法により穿孔した鋼板の最小厚は通常0.3mmである。
従って、典型的な穴ピッチ値を考慮すると、厚さ0.3mm及び穴径0.3mmの市販製品から、重量が1.84〜2.13kg/dm、自由面が10〜22%の強磁性鋼穿孔板が得られる。
多数の用途で、上記の磁性材料は大量に必要とせずに所望のスクリーニング効率が得られ、その自由面は比較的小さく、音響インピーダンスに負の影響を与えない。
穴径(設定した板厚用)を小さくするため、多主軸穿孔ヘッドにより穿孔した板を使用し、これにより高い空隙/充足比と小さい通過断面とを両立させながらシート金属要素の厚さより小さい寸法の穴を形成することが可能となる。
このような場合では、加工費が大幅に高くなることにより、この方法は薄い(数十ミリメートル)板には不向きであり、このように作製された製品は板のままである。
先行技術には上記の穿孔小型板の使用に関して欠点がある:
‐材料の穿孔/剪断加工による上記穿孔板のコストの増加;
‐穿孔材料ロール(板)への織布ロールの困難な結着;
‐音響部材への複数の防護層の複雑な貼合わせ(例えば、工業織布に穿孔板を貼合わせるか、又はその逆);
‐使用の防護層数に応じて貼合わせに必要な部材(ガスケット/接着テープ)の数を増加させる必要性;
‐図4に図示されるような、2つの防護層と、貼合わせに必要な個々の部材との重層による全厚の増加;
‐機器重量の増加;及び
‐音響インピーダンスの増加。
対象の単繊維工業織布材料はそれ自体で非常に強く、粘着性があり、厚さは均一であり、この分野で最も一般的な切断法で切断することも可能である。
しかし、音響の観点から、正方形のメッシュ合成織布の音響特性が非常に良好であっても、依然として効率的な磁性スクリーニングはもたらされない。
本発明の目的は、上記先行技術の欠点を克服するために適合させた、磁界を保護及びスクリーニングするためのこのような多層生地構造体を提供することである。
このことは、従来のこれまでの織布では提供されていない音響及び保護性能を提供する全く新しい材料である対象の単繊維織布材料の実質的な改良により達成される。
下記で更に明らかになる上記及び他の目的は、磁界保護及びスクリーニング用途のための多層生地構造体により達成され、上記構造体は、2つの織布層を拡散接合する積層方法、例えば熱溶融積層法によって、正方形のメッシュ強磁性合金単繊維工業織布層を正方形のメッシュ合成単繊維工業織布層に結着することにより作製された積層2重層生地製品から成ることを特徴とする。
AISI430などの強磁性合金から形成された工業織布を使用すると、合成織布により提供された粒子及び液体に対する保護特性に加えて磁界スクリーニング特性が達成される。
実際、材料が高い透磁率を有していれば、いわゆる「短絡効果」により、上記磁界及びその外部環境磁気誘導の強度を抑制しつつ上記材料内の磁力線(定常磁界、又は<1MHzの低周波数の磁界でさえ)を抑制することが可能になる。
スクリーニング効率はスクリーンの寸法及び厚さに依存し、これらは、織布などの多孔性媒体の場合に、材料の質量や透磁率で容易に表せる。
強磁性鋼織布などの金属織布はロール形態で市販されているため、合成単繊維織布との結着は、連続的な結着法が可能なことから非常に簡単で有利である。
更に、金属織布(例えばAISI430材料から形成される)のコストは穿孔板より低く、自由面面積の比率は同じである。
更に、穿孔板より軽量で、自由面が広い金属織布を作製することが可能であり(成形合金材料は同一である)、これは、所望のスクリーニング効率を得るのに小型の強磁性材料の質量でも十分である用途の場合に有用である。
また、穿孔板より自由面の比率を増加させられれば、音響性能全体が更に改善され、これにより、固体粒子及び液体に対する保護特性、音響特性及び磁界スクリーニング特性が組み込まれた単一多層製品(合成単繊維織布と強磁性単繊維織布)の製造が可能になる。
このことは製品(これらの操作工程に関し、通常、手動又は高額な自動操作機器により作製される)の貼合わせを大幅に簡素化する。
実際、音響部材上に複数の防護材料層を貼合わせる必要はないが(例えば、織布及び穿孔板の貼合わせ)、これは目的の機能特性全てを提供する多層形態にすでに形成されている単一製品により達成され得る。
このことは製品の貼合わせの簡素化を意味するだけでなく、防護材料(接着テープ、ガスケット)の個々の層を貼合わせて固定するための部材に関するコストの削減、及び全厚の削減も意味している。
音響の観点から、性能は従来の解決策により提供された性能と少なくとも同等であるかそれ以上である。
これに関し、金属織布だけを使用すると、部材の保護要件の全てが満たされる訳ではなく、寧ろ合成織布の添加により満たされる。
実際、目的の好適なスクリーニング効率を得るため、非常に重量の大きい金属織布(例えば質量1kg/mのAISI430が挙げられ、これは100ミクロン未満の粒子に対する保護要件を同時に満たすものではない)を使用する必要がある。
機器の内部で貼合わせる織布と強磁性材料の穿孔板を備えるという解決策と比較して、本発明は以下の利点を提供する:
‐単一の製品における所望の特性(固体粒子及び液体に対する保護、調整した音響特性、定常/低周波磁界からのスクリーニング)全ての組み込み;
‐供給連鎖の簡素化;
‐製品の貼合わせの簡素化;
‐個々の部材を貼合わせて留めるための接着テープ又はストリップ及びガスケットの使用に関するコストの削減;
‐個々の部材を貼合わせて留めるか、又は固定するために必要な接着テープ及びガスケットの削減に関する全厚の削減;
‐製品重量を削減できる可能性;
‐結果として音響特性が改善された自由面の割合を増加できる可能性;
‐穿孔板を使用する場合より大幅に低くなるコストの削減。
従って要するに、本発明に従った新規の製品は、多数の消費者音響機器及び電子機器における音響部材に備えられた先行技術の保護スクリーンを適正かつ顕著に改善する。
好ましいが限定的ではない本発明の実施形態の以下の開示から、本発明の更なる特徴及び利点が以下に更に明らかになり、この実施形態は添付図面において指標により説明されているが、限定的な例ではない。
一般的な携帯電話である。 ポリエステル単繊維工業織布から成り、携帯電話外装に接着させるための接着領域を有する環状ガスケットを含む保護/スクリーニング用部材のいくつかの例示的な実施形態である。 先行技術に従った音響部材に近接した防護層の「積層」の例示的な実施形態を図示する断面図である。 本発明に従った音響部材に近接した防護層の積層の例示的な実施形態を図示する断面図である。 本発明に従った積層製品又は材料のスクリーニング効率を試験するための試験に用いられる構成の図示である。
更に具体的には、図3は、先行技術に従った音響部材10に近接した複数の保護層又は防護層の積層の一般的な例を示し、磁界源10及び装置筐体11の間には、保護単繊維織布12(固体粒子及び液体に対して保護を行う)及び強磁性材料穿孔板13が配置されている。
最下部から最上部まで、すなわち音響部材10からプラスチック材料ボックス11まで、層らは通常、2面接着材料及びガスケット14により互いに貼合わせてある。
あるいは、強磁性材料穿孔板13は、プラスチック又は金属材料製の小さな支持フレームにより固定してもよい。
本発明によれば、図4に示す「積層」の例示的な実施形態では、磁界源との間に、すなわち音響部材10と機器製品の筐体11との間には、2面接着材料及び/又はガスケット114により貼合わせた多層要素100のみが備えられる。
得られた結果と共に以下に説明する好ましい実施形態は単に本製品又は機器の例示的な実施形態に過ぎず、製品を形成するための全ての工業的解決策にも、上記製品を構成する材料に関する様々な代替的な実施形態全てにも無関係に、本発明を限定する意図はない。
更に、上記に開示した方法で作製した発明製品のタイプがいくつか例示により示されている。
最上部層は強磁性合金鋼製材料(例えばAISI430)から形成された正方形のメッシュ工業織布から成る。
上記最上部層のパラメータは以下の例示的なパラメータ範囲にある:70〜350ミクロンの糸径、及び4〜70の糸/cm数(本発明の製品はすでに、100〜220ミクロンの範囲の糸径、及び7〜45の糸/cm数の範囲を持って作製されている)。
最下部層は、任意で黒に着色されたポリエステル(PET)単繊維製の正方形のメッシュ工業織布で構成される。
上記構造体は以下の例示的なパラメータ範囲内の構造パラメータを有する:19〜260ミクロンの糸径;10〜300の糸/cm数(本発明の製品はすでに、27〜31ミクロンの範囲の糸径、及び120〜190の糸/cm数の範囲を持って作製されている)。
2つの表面の結着は、好ましくは破線又は実線などの点又は線結着パターンに沿って塗付した溶融PUR(反応性ポリウレタン)材料を追加した熱溶融積層により行う。
生地製品としての新規かつ独創的な材料は、様々なロール高さ(例えば80〜220cm)のロール形状で提供することも可能であり、あるいは、幅が狭い(わずか15mmでもよい)帯又は巻取り状生地になるように加工することも可能であり、あるいは、所望のダイカットパターンに従ってダイカットすることも可能である。
図5は、例えば達成されたスクリーニング効率を試験すべく、本発明に従った積層材料100でのスクリーニング効率試験を行うための例示的な配置を示す。
試験は測定プローブ110及びスピーカー111を使用して行い、dt=d1+d2+積層材料100の厚さである。
下記表は、180の糸/cm数及び27ミクロンの糸径を有する合成単繊維工業織布から形成された積層製品;17の糸/cm数及び175ミクロンの糸径を有する強磁性鋼製単繊維織布で得られた結果を示す。
Figure 0006592847
本発明は、意図する目的及び対象を完全に達成できることが分かった。
実際は、強磁性合金糸工業織布と合成単繊維工業織布とを結着させて作製した2重積層構造が提供され、これは具体的には一般的に音響製品及び電子製品を保護するために設計されている。
発明の構造体は、例えば美観的機能や防水機能など任意の付加的機能を持つ、1種又はそれ以上の更なる層を追加して作製することが可能である。
上記構造体は又、磁界からスクリーニングを行うスクリーニング機能、ならびに固体粒子及び液体は防御し、空気は透過させる防護機能を持たせて作製することが可能である。
本構造体は又、磁界から防御する音響及びスクリーニング機能ならびに/又は防護機能を有してもよく、具体的には、完成した音響製品の内部に設置するように設計している。
限定するものではないが、最も一般的な例では、上記製品はガスケット及び2面接着フィルムに結着され、完成した音響製品のパターン又はデザインに従ってダイカットした上記構造体から成る輪郭付けされた、又は成形された製品である。
本発明は更に、例えば、本発明の構造体を含み、通常プラスチック材料から成形されるか、又は任意の他の作製方法により作製した支持体、音響通信路又はチャンバなどの更なる任意の補助部材に連結され、場合により音響部材自体(スピーカー又はマイク)を備えるスピーカー及びマイク半組立品などの完全な機能的半組立品に関する。
本発明に従った構造体は、音響及び/又は電子製品内に設置される更なる部材を作製するために使用することも可能である。
本発明の構造体は又、様々な構造のPET、PA6、PA6.6、PP、PEN、PBT、PE、PEEK、PPS、PIを含み、多様な糸/cm数、糸径、製織及び完成配置になる合成単繊維又は多繊維工業織布を含んでもよい。
本構造体は又、例えばミューメタル、パーマロイ、メトグラス、ナノパーム、フェライト材料、強磁性合金鋼材(例えばAISI430、403)、ニッケルまたは任意の他の高比透磁率材料などの強磁性材料(比透磁率>1)の工業織布を含んでもよい。
対象の構造体はいくつかの製織及び幾何学的配置で形成することが可能であり、その開始生地材料は必要に応じて、例えば装飾目的の染色、又は撥水及び金属被覆処理等を施して仕上げること、及び/又は表面加工してもよい。
更に、製織加工において製織することに適した単一糸又は複合糸形態で加工するように適合させた他の既存のポリマーを使用することが可能である。
更に、製織加工において製織することに適した単一糸又は複合糸形態で加工するように適合させた他の既存の強磁性材料を使用することが可能である。
本構造体は結着及び/又は積層加工により、好ましくは2つの構造体層を結着させる結着材料としてのPUR(反応性ポリウレタン)材料を添加する熱溶融積層加工により作製することも可能である。
低融点マット材料を添加し、感圧接着剤を塗布する熱積層法、及び一般的に、2層以上の生地製品の層を連続的に結着させる他の方法などの代替的結着法により対象の構造体を作製することも可能であり、これらの方法は技術的改善から得られる将来的に可能な開発を含んでいる。
本発明を実行する際、使用材料、ならびに不定の寸法及び形状は要件に従って任意であってよい。

Claims (11)

  1. 音響部材(10)であるスピーカー及びマイクにより発生した定常又は低周波磁界から保護及びスクリーニングするための生地多層構造体(100)であって、
    前記生地多層構造体(100)は、少なくとも正方形メッシュ合成単繊維工業織布最下部層に積層されて結着した、強磁性合金単繊維糸から形成された、少なくとも、目の粗い又は正方形又は長方形のメッシュ工業織布最上部層を備えた単一多層製品であり、
    前記生地多層構造体(100)は空気透過性であり、前記磁界スクリーニング機能に加えて、固体粒子及び液体を防御する保護機能も提供し、
    前記目の粗い又は正方形又は長方形のメッシュ工業織布最上部層は、70〜350ミクロンの繊維又は糸径、及び4〜70の繊維又は糸/cm数を有し、
    前記正方形メッシュ合成単繊維工業織布最下部層は、19〜260ミクロンの繊維又は糸径、及び10〜300の糸又は繊維/cm数を有する、生地多層構造体(100)。
  2. 前記目の粗い又は正方形又は長方形のメッシュ工業繊布最上部層および前記正方形メッシュ合成単繊維工業織布最下部層は、前記目の粗い又は正方形又は長方形のメッシュ工業繊布最上部層および前記正方形メッシュ合成単繊維工業織布最下部層を拡散接合する積層方法によって結着することを特徴とする請求項1に記載の生地多層構造体(100)。
  3. 前記目の粗い又は正方形又は長方形のメッシュ工業織布最上部層は強磁性合金AISI430から成ることを特徴とする請求項1に記載の生地多層構造体(100)。
  4. 前記生地多層構造体(100)は更に、美観及び防水機能などの付加的機能を有する生地多層構造体層から成ることを特徴とする請求項1に記載の生地多層構造体(100)。
  5. 前記生地多層構造体(100)は、前記生多層地構造体を音響製品に結着させるためガスケット及び2面接着フィルム(114)から成ることを特徴とする請求項1に記載の生地多層構造体(100)。
  6. 前記正方形メッシュ合成単繊維工業織布最下部層は、様々な構造のPET、PA6、PA6.6、PP、PEN、PBT、PE、PEEK、PPS、PIから形成され編み込みダッチタイプの緻密なメッシュ構造から成る単繊維又は多繊維合成糸工業織布から選択されることを特徴とする請求項1に記載の生地多層構造体(100)。
  7. 前記強磁性合金単繊維糸はミューメタル、パーマロイ、メトグラス、ナノパーム、フェライト材料、強磁性合金鋼、ニッケルまたは他の高比透磁率材料から選択されることを特徴とする請求項1に記載の生地多層構造体(100)。
  8. 前記生地多層構造体(100)は、装飾目的の染色、撥水加工、金属被覆処理及び帯電防止加工などにより仕上げ/加工を施した開始生地材料表面から成ることを特徴とする請求項1に記載の生地多層構造体(100)。
  9. 前記目の粗い又は正方形又は長方形のメッシュ工業繊布最上部層および前記正方形メッシュ合成単繊維工業織布最下部層は、2層を接合するための、破線又は実線配置に沿って塗布した接合材料としてのPUR(反応性ポリウレタン)材料を添加した熱溶融積層により結着することを特徴とする請求項1に記載の生地多層構造体(100)。
  10. 前記目の粗い又は正方形又は長方形のメッシュ工業繊布最上部層および前記正方形メッシュ合成単繊維工業織布最下部層は、低融点マット材料及び感圧接着剤を添加して熱積層により結着することを特徴とする請求項1に記載の生地多層構造体(100)。
  11. 請求項1〜10のうちの1項又はそれ以上に記載の生地多層構造体(100)から成り、成形プラスチック材料であるか、又は他の作製方法により作製された支持体、音響通信路又はチャンバなどの任意の他の補助部材に結着され、選択的に前記スピーカー又はマイクを備えるスピーカー及びマイク半組立品の完成した機能的半組立品。
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