JP6592262B2 - 圧力水発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力水発電装置に係り、特にロータのブレードの受水面に、噴射口から高圧水を噴射して、ロータを効率良く回転させるようにした圧力水発電装置に関する。
従来の水車は、羽根車に向かって水流を落下させる横軸型や、落差のある水流を、ロータの横側から衝突させる縦軸型が知られ、また特許文献1には、潮流を利用する水車が開示されている。
特開平10−274146号公報
前記、特許文献1に記載されている水車は、横軸水車の下部に、干満の潮位差を利用した潮流を当て、水車を回転させるものであるが、ロータの直径が大であるため、回転速度が低い。また縦軸水車では、落差を利用するために、多量の水を必要としている。
本発明は、水量が少なくても、噴水管を利用して、ロータのブレードにおける最大の回転作用を生じる受水面に、高圧の噴射水を噴射して、高速回転させるようにした、圧力水発電装置を提供するものである。
本発明の具体的な内容は、次の通りである。
(1)前後方向を向く水車筐体に支持され、先端を前方へ突出した主軸の先端にロータを固定し、水車筐体の後部へ突出した主軸の後端に発電機を備え、ロータのハブにおける複数の揚力型ブレードは、翼根部から翼端方向へ次第に弦長を大とし、先端部を小さく、その後面は、前縁よりも後縁を前面方向へ傾斜させて、最大弦長部から先端の受水面を噴射管方向へ傾斜させた傾斜部とし、
水源と導水管を介して連結した環状の配水管を、水車筐体の後部を囲むように配設するとともに、主軸と平行をなし前方向へ突設された複数の噴射管の前面における噴射孔を、前記ブレードの傾斜部の受水面が回転時に対面出来る位置に配設し、かつ該受水面に対面した時、噴射水がブレードの前縁方向に向かって噴射するように形成し、前記配水管から噴射管に流入する圧力水を、噴射管の噴射口から、前記ブレードの傾斜部の受水面に向けて噴射して、ブレードを回転させるようにしてなる圧力水発電装置。
(2)前記導水管に連結された環状の配水管は、水車筐体の外周にロータの主軸と同心状に配設し、前記環状の配水管の前部における主軸と並行をなす複数の噴射管の噴射口を、回転する時のブレードの傾斜部の受水面に近接させ、かつブレードの受水面における最大弦長部に対面するように突設させ、前記導水管体から流入るする圧力水を、噴射管の噴射口から、前記ブレードの傾斜部の受水面に向けて噴射して、ブレードを回転させるようにしてなる前記(1)に記載の圧力水発電装置。
(3)前記導水管に連結された環状の配水管から、ロータのブレード方向に突出された噴水管の内部に、前後を仕切るように設けたアスピレータと噴射口との間に、水圧を高める水溜部を形成し、アスピレータには中央部に前後に貫通する通路を貫通形成し、該通路から噴水管の外に貫通する吸気道を形成して、その吸気道の外部に通気管を連結し、吸気道から通水路を介して水溜部に空気を送風して水溜部の速度を高めるようにようにし、該水溜部において、前記導水管体から流入した圧力水の圧力を高めて、噴射管の噴射口から、前記ブレードの傾斜部の受水面に向けて高速噴射水を噴射して、ブレードを回転させるようにしてなる前記(1)に記載の圧力水発電装置。
(4)前記導水管と環状の配水管の間にバイパスを設け、バイパスに加圧ポンプが配設され、該加圧ポンプの前後のパイパスに逆止弁を設け、バイパスの回路に入れた水を加圧ポンプで加圧して配水管に給水できるようにした前記(1)〜(3)のいずれかに記載の圧力水発電装置。
(5)前記ロータの下面に受水槽を設け、前記噴射管の噴射口からブレードに向けて噴射された水を受けた受水槽に溜まる水を、排水管、加圧ポンプからバイパスを介して配水管へ循環させるようにした前記(4)に記載の圧力水発電装置。
(6)前記水源から、取水管を貯水槽の上部に連結し、かつ貯水槽は、水圧を高めるように、上部よりも下部の面積を小として、貯水槽の下部から延出する導水管を、環状の配水管に連結した前記(1)〜(5)のいずれかに記載の圧力水発電装置。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
前記(1)に記載の圧力水発電装置は、ロータにおけるブレードの受水面に、配水管の噴射口を対面させて設けてあるため、噴射口から高速で噴射される噴水が、ブレードの受水面に間断なく高速で当り、梃子の原理によって、少ない水流でも効率よくロータを回転させ、安定した発電をさせることができる。
前記(2)に記載の圧力水発電装置は、配水管を、環状として水車筐体の外周に同心状に配設してあるので、回転するブレードの受水面に、噴射口から噴射される高速の噴射水を、継続して当てることができ、ロータを少ない流量で高速回転させ、安定した発電をさせることができる。
前記(3)に記載の圧力水発電装置は、噴水管の内部に、前後を仕切るように設けたアスピレータと噴射口との間に、水圧を高める水溜部が形成されているので、
配水管体からアスピレータの中央部に前後に貫通する通路を通って水溜部へ入る水は、水溜部内で水圧を高められるので、配水管体から入る水圧よりも水溜部の水圧を高めて、墳水口から高圧水が勢いよく噴出してブレードの受水面に当り、回転速度を高めることが出来る。
前記(4)に記載の発明は、導水管から配水管の間に設けたバイパスに加圧ポンプを設けたので、加圧ポンプで配水管の水に加圧させて噴射水の噴射速度を高めることができる。
前記(5)に記載の発明は、ロータの下面に受水槽を設け、受水槽の水を排水管、加圧ポンプからバイパスを介して配水管へ循環させるようにしたので、流水量が少ない時にも、流水を無駄のないように活用することができる。
前記(6)に記載の発明は、水源から、取水管を貯水槽の上部に連結し、かつ貯水槽は水圧を高めるように、上部よりも下部の面積を小として、貯水槽の下部から延出する導水管を配水管に連結したので、水源の水量が少なくても貯水槽で加圧された流水を配水管に得ることができる。
本発明の圧力水発電装置の実施例1の横断平面図である。 図1における正面図である。 図1における噴水管とブレードの関係を示す縦断平面図である。 本発明の圧力水発電装置の実施例2の要部横断平面図である。 本発明における導水方法を示す正面図である。 本発明の圧力水発電装置の実施例3の要部横断平面図である。 本発明の圧力水発電装置の実施例4の要部横断平面図である。 図7の圧力水発電装置の正面図である。
以下本発明を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施例1の圧力水発電装置1では、前後方向を向く水車筐体2内に、軸受3を介して水平の主軸4を回転可能に支持し、水車筐体2から前方へ突出する主軸4の先端に、ロータ5を装着してある。
水車筐体2から後方へ突出する主軸4の後端は、発電機7における、図示しない主軸と連結してある。
ロータ5は、主軸4の前端に固定したハブ5Aの外周に、放射方向を向く複数(3枚〜5枚)の揚力型ブレード6を固定して形成されている。
揚力型ブレード6は正面視において、図2に示すように、翼根部から翼端へかけて、弦長を次第に大とされている。
揚力型ブレード6の最大弦長部6Aから先端へかけて、次第に円弧状の先尖りとするとともに、最大弦長部6Aを基点として、その先端部を、噴水管10の方向へ向かって傾斜する傾斜部6Bとしてある。
また、図3に示すように、揚力型ブレード6の最大弦長部6Aの受水面6Eは、主軸4の軸心線Sに対して、前縁6Cよりも後縁6Dを、5度〜12度ほど前面方向へ傾斜させてある。
これによって、揚力型ブレード6の受水面6Eに高速の噴射水を受けると、揚力型ブレード6は、前縁6C方向へ回転し、ロータ5が回転すると、発電機7の図示しない主軸が回転して、発電する。
水車筐体2の外周に、環状の配水管8が同心状に配設され、これに導水管9を連結してある。導水管9は、外フランジ9A、9Aを介して、別の導水管9と連結されており、図5に示す高い位置の小川等の水源水路14から、取水管9B、9Bで取水する。
図5において、取水管9B、9Bは、例えば山岳地などで、谷川や小川等の水路14から取水するために使用して、貯水槽13に集水するようになっている。
貯水槽13は、上部よりも下部の面積を小としたもので、水圧が下部へかかるようになっている。この貯水槽13の下部から導水管9をもって配水管8へ導水するようにしてある。
環状の配水管8の正面には、主軸4と平行をなす複数の噴水管10、10を、それぞれの噴射口10Aが、揚力型ブレード6の傾斜部6Bと対面し、かつ揚力型ブレード6の回転方向へ向かって、突設してある。
揚力型ブレード6における、最大弦長部6Aの近域が遠心部にあり、そこは梃子の原理が作用する効果的な作用点であり、その部分に高速の強い噴射水を受けると、総量としての水量が少なくても、ロータ5を、効率良く安定した回転をさせることができる。
一般には、揚力型ブレード6の直径以上の径を有する導水管内に、ロータ5を配設し、その導水管一杯の水量をもって、ロータ5を回転させるようになっているが、利用することの出来る水源の水量が少ない場合には、導水管を流れる水量が不十分であったりすると、ロータ5の回転は低速であり、発電をするための十分なトルクを得ることは難しい。
しかし、本発明においては、図1に示すように、導水管9の直径は、ロータ5の直径と対比して遙かに小さいものとしてあり、噴射口10Aの直径は、更に小さいから、落差に伴って、噴射口10Aから噴射する噴射水は高速となり、かつ高圧のものとなる。
その噴射口10Aは、揚力型ブレード6の受水面6Eにおける、最大弦長部6Aに対面しているので、噴射水は、最大弦長部6Aに適切に当り、揚力型ブレード6を、前縁6C方向へ向かって効果的に回転させる。
すなわち、水流は、揚力型ブレード6の受水面6E全域に当っても、翼端方向へ移動するものであり、翼端部位に直接当てる方が、梃子の作用によって、強い回転力が得られる。
噴射口10Aから噴射される水の量は、導水管9の断面積を噴射口10Aの断面積で徐して、導水管9における流速を乗じた数値を、噴射口10Aの数で除した数値に比例する。
例えば、導水管9の直径が20cmで、その断面積を314cm、噴射口10Aの直径が4cmで、その断面積を12.56cm、導水管9の流速を2m/sとすると、25×2=50。噴射口5個のうちの1個は10m/sの高速流となる。噴射口10Aの直径を2倍の8cmとした場合には、流速は5m/sと半減する。
図1において、導水管9の導入口(図1の右端)を高い位置へ向かって傾斜させるか、或いは直立させると、導水管9内の流水は、重力が加えられて、噴射口10Aに大きな水圧がかかり、より高速流となって噴射される。
従って、利用する流水の量が少なくても、導水管9の先端部に配水管8を連結し、これに、直径の小さな噴射口10Aを有する噴水管10を設けることによって、導水管9を流れる流水の速度よりも高速、かつ高圧な噴水を、噴射口10Aから噴射し、これを揚力型ブレード6の、最大弦長部6Aの部分に当てることにより、少ない流水によって、効率よくロータ5を回転させることができる。
導水管9の直径は、利用することが出来る用水の量によって定め、噴射口10Aの直径は、利用出来る水量、傾斜、流速、噴射口10Aの数等から、適宜定める。 噴射口10Aの形状は円形に限定されず、楕円形、長方形、三角形などの任意の形状とされる。
図示するロータ5は、風車としても回転効率が優れていることが知られているが、噴射水は、風より質量が高く、速度が一定で、間断なく当てることによって、少水量でも、安定した効率の良い発電をさせることができる。
図4は、圧力水発電装置の実施例2の要部を示す横断平面図である。前例と同じ部材には、同じ符号を付して説明を省略する。この実施例2では、噴水管10内に空気を引込み、気泡混合水を噴射口10Aから噴射させるようになっている。
図4において、環状の配水管8の前面に突設した噴水管10の中部に、アスピレータ11(aspirator=吸気器)を内装し、通路11A内に吸気道11Bの吸出口11Cを設け、これと連通する吸気口11Dを、噴水管10の外に表出して、これに導気管12を装着してある。
流水が環状の配水管8から通路11A内を、高速で通過すると、吸出口11C付近の空気がこれに引かれて、吸気道11B内が負圧となり、外から導気管12内に、空気がベンチュリー効果によって引込まれる。通路11A内に入った空気は、気泡状となって水と混合されて、噴射口10Aから噴射される。
図4において、アスピレータ11と吸出口11Cの間の水溜部10Bに、流水が一時的に溜ることになる。一方、環状の配水管8から通水路11A内に押出された流水は、吸出口11Cから空気を引込むことによって嵩が増大し、水溜部10Bに入り、水溜部10Bにおける水嵩を増大させて速度を高める。その結果、噴射口10Aからは、高速流が噴射されて、ロータ5が効率よく回転される。
図6は圧水力発電装置の実施例3の平面図である。前例と同じ部材には、同じ符号を付して説明を省略する。
この実施例3においては、導水管9から環状の配水管8へバイパス9Cを設け、バイパス9Cに加圧ポンプ15を設け、導水管9に近接して逆止弁16を設けている。
また、ブレード5の下部に受水槽17を設け、受水槽17から加圧ポンプ15より導水管9に近接して、バイパス9Cを環状の配水管8に接続してあり、バイパス9Cに近接して逆止弁16を設けてある。
これは、ブレード6を回転させた水を、受水槽17に受けて再利用するもので、加圧ポンプ15によって吸い上げられ、加圧されて、環状の配水管8に供給される。また、渇水期において、導水管9に流れる水量が少なくなった時に、バイパス9Cの回路に水を流して、加圧ポンプ15で加圧して環状の配水管8へ給水するようにする。
ブレード6は、先端の傾斜部6Bを備えない物も使用される。配水管8に付設される噴水管10は、1本でもよく、本数には限定されない。1本の場合は、ブレード6の回転方向へ噴射口10Aを向けて、抗力型のように使用しても、揚力型ブレードは効率良く回転する。
図7は、本発明の圧力水発電装置の実施例4を示す一部横断面を示す平面図で、図8は正面図である。前例と同じ部材には、同じ符号を付して説明を省略する。この実施例4は、噴水管10を環状に突出させて、その先端に、噴射口10Aを多数、環状に、かつ点線状に連続して形成したものである。
噴射口10Aは、一定の間隔置きに点線状に連続しているので、ここから噴射される噴射水は、ほぼ環状に噴射され、ブレード6が回転していても、かつブレード6の弦長が短いものであっても、間断なくブレードの受水面に当たるので、例え水量が少なくても、噴射速度が高速なので、ブレード6を効率良く回転させて、効率良く発電させることができる。
なお、噴射口10Aの連続は、点線状の噴射口10Aを接続して環状の切線状とすることもできる。また、点線状の噴射口10Aは、噴水管10を省いて、配水管8に直接形成することができる。
本発明の圧力水発電装置は、少水量でも、ロータを効率良く回転させることが出来るので、澤、小川等の水量の少ない地域において、効率良く安定した発電をする水力発電機として利用することができる。また高層ビル等の排水を利用することもできる。
1.圧力水発電装置
2.水車筐体
3.軸受
4.主軸
5.ロータ
5A.ハブ
6.揚力型ブレード
6A.最大弦長部
6B.傾斜部
6C.前縁
6D.後縁
6E.受水面
7.発電機
8.配水管
9、導水管
9A.フランジ
9B.取水管
9C.バイパス
10. 噴水管
10A.噴射口
10B.水溜部
11.アスピレータ
11A.通路
11B.吸気道
11C.吸出口
11D.吸気口
12.通気管
13.貯水槽
14.水路
15.加圧ポンプ
16.逆止弁
17.受水槽
18.排水管
S.軸線

Claims (6)

  1. 前後方向を向く水車筐体に支持され、先端を前方へ突出した主軸の先端にロータを固定し、水車筐体の後部へ突出した主軸の後端に発電機を備え、ロータのハブにおける複数の揚力型ブレードは、翼根部から翼端方向へ次第に弦長を大とし、先端部を小さく、その後面は、前縁よりも後縁を前面方向へ傾斜させて、最大弦長部から先端の受水面を噴射管方向へ傾斜させた傾斜部とし、
    水源と導水管を介して連結した環状の配水管を、水車筐体の後部を囲むように配設するとともに、主軸と平行をなし前方向へ突設された複数の噴射管の前面における噴射孔を、前記ブレードの傾斜部の受水面が回転時に対面出来る位置に配設し、かつ該受水面に対面した時、噴射水がブレードの前縁方向に向かって噴射するように形成し、前記配水管から噴射管に流入する圧力水を、噴射管の噴射口から、前記ブレードの傾斜部の受水面に向けて噴射して、ブレードを回転させるようにしてなることを特徴とする圧力水発電装置。
  2. 前記導水管に連結された環状の配水管は、水車筐体の外周にロータの主軸と同心状に配設し、前記環状の配水管の前部における主軸と並行をなす複数の噴射管の噴射口を、回転する時のブレードの傾斜部の受水面に近接させ、かつブレードの受水面における最大弦長部に対面するように突設させ、前記導水管体から流入する圧力水を、噴射管の噴射口から、前記ブレードの傾斜部の受水面に向けて噴射して、ブレードを回転させるようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の圧力水発電装置。
  3. 前記導水管に連結された環状の配水管から、ロータのブレード方向に突出された噴水管の内部に、前後を仕切るように設けたアスピレータと噴射口との間に、水圧を高める水溜部を形成し、アスピレータには中央部に前後に貫通する通路を貫通形成し、該通路から噴水管の外に貫通する吸気道を形成して、その吸気道の外部に通気管を連結し、吸気道から通水路を介して水溜部に空気を送風して水溜部の速度を高めるようにし、該水溜部において、前記導水管体から流入した圧力水の圧力を高めて、噴射管の噴射口から、前記ブレードの傾斜部の受水面に向けて高速噴射水を噴射して、ブレードを回転させるようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の圧力水発電装置。
  4. 前記導水管と環状の配水管の間にバイパスを設け、バイパスに加圧ポンプが配設され、該加圧ポンプの前後のパイパスに逆止弁を設け、バイパスの回路に入れた水を加圧ポンプで加圧して配水管に給水できるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧力水発電装置。
  5. 前記ロータの下面に受水槽を設け、前記噴射管の噴射口からブレードに向けて噴射された水を受けた受水槽に溜まる水を、排水管、加圧ポンプからバイパスを介して配水管へ循環させるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の圧力水発電装置。
  6. 前記水源から、取水管を貯水槽の上部に連結し、かつ貯水槽は、水圧を高めるように、上部よりも下部の面積を小として、貯水槽の下部から延出する導水管を、環状の配水管に連結したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の圧力水発電装置。
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