JP6591053B2 - マイクロメカニカル素子、マイクロミラーに基づくレーザシステム、及び、マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法 - Google Patents

マイクロメカニカル素子、マイクロミラーに基づくレーザシステム、及び、マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6591053B2
JP6591053B2 JP2018514374A JP2018514374A JP6591053B2 JP 6591053 B2 JP6591053 B2 JP 6591053B2 JP 2018514374 A JP2018514374 A JP 2018514374A JP 2018514374 A JP2018514374 A JP 2018514374A JP 6591053 B2 JP6591053 B2 JP 6591053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
micromirror
sensor diode
output signal
sensor
micromechanical element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018514374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018529997A (ja
Inventor
ロチュニク マルコ
ロチュニク マルコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2018529997A publication Critical patent/JP2018529997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6591053B2 publication Critical patent/JP6591053B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/4228Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors arrangements with two or more detectors, e.g. for sensitivity compensation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/105Scanning systems with one or more pivoting mirrors or galvano-mirrors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3129Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] scanning a light beam on the display screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3191Testing thereof
    • H04N9/3194Testing thereof including sensor feedback
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J2001/4242Modulated light, e.g. for synchronizing source and detector circuit
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits
    • G01J2001/4446Type of detector
    • G01J2001/446Photodiode

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Description

本発明は、マイクロメカニカル素子、及び、マイクロメカニカル素子を備えたマイクロミラーに基づくレーザシステムに関する。さらに、本発明は、マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法に関する。
背景技術
独国特許出願公開第102013222585号明細書(DE102013222585A1)には、レーザ光源と、レーザビーム偏向用の可動のマイクロミラーとを備えたマイクロプロジェクタが開示されている。このマイクロプロジェクタは、レーザ光源を含んでおり、この場合、パルスモード中、連続モード中の最大可能出力よりも大きい出力でレーザを駆動することができる。
マイクロミラーを備えたレーザシステムは、数多くの適用分野で使用されている。その際、レーザは、可動のマイクロメカニカルミラーに向けて偏向される。このミラーは、その駆動制御装置と共に、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)を成している。この種のレーザシステムの場合には、特に、高い出力クラスのレーザ光源も用いられる。このことは、大きな危険性が潜在する、ということを意味し得る。よって、レーザシステムが規則どおり正常に機能しているのかを、動作中に検査しなければならない。特に、その際に保証されることが望ましいのは、例えば、事故に起因するケーシングの破損が原因となって、レーザビームが非制御状態で外に漏れ出てしまう可能性がないようにすることである。さらに、ケーシングの開封等によって、レーザシステムが、場合によっては、本来の目的外に流用されてしまうようなことも検出することができるようにするのが望ましい。レーザシステムの正規の動作が不可能であるならば、レーザ光源の動作を阻止しなければならない。
独国特許出願公開第102013222585号明細書
従って、簡単かつ効率的に機能正常性について検査することができるようにした、マイクロミラーに基づくレーザシステムが必要とされており、特に、斯かるレーザシステムのためのマイクロメカニカル素子が必要とされている。
発明の開示
この目的で、本発明によれば、第1の態様に従って、独立請求項である請求項1に記載された特徴を備えているマイクロメカニカル素子が提供される。
従って、本発明によれば、マイクロミラーと、第1のセンサダイオードと、第2のセンサダイオードとを備えたマイクロメカニカル素子が提供される。この場合、マイクロミラーは、支持体基板と結合されている。第1のセンサダイオードは、この第1のセンサダイオードにおける温度に対応する第1の出力信号を供給するように構成されている。第2のセンサダイオードは、この第2のセンサダイオードに入射する光の強度に対応する第2の出力信号を供給するように構成されている。この場合、第1のセンサダイオード及び第2のセンサダイオードは、共に支持体基板内に配置されている。
さらに、別の態様に従って、本発明によれば、請求項11に記載の特徴を備えたマイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法が提供される。
従って、本発明によれば、第1のセンサダイオードにおける温度に対応する第1の出力信号を供給するステップと、第2のセンサダイオードに入射する光の強度に対応する第2の出力信号を供給するステップと、を含む、マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法が提供される。この方法はさらに、第1の出力信号を第2の出力信号と比較するステップと、第1の出力信号と第2の出力信号との比較に基づいて、マイクロミラーに基づくレーザシステムの誤動作を検出するステップと、を含む。
発明の利点
本発明が基礎とする着想は、斯かるレーザシステムのマイクロメカニカル素子において、2つのセンサダイオードを1つの共通の支持体基板上に配置することによって、レーザシステムの機能正常性を照合する、というものである。この場合、これら両方のセンサダイオードのうち一方のセンサダイオードが、フォトダイオードとして構成されており、光の入射に対応する出力信号を供給する。従って、このフォトダイオードによって、マイクロメカニカル素子内に生じ得る光の入射を検出することができる。その際に起こり得る妨害作用を補償する目的で、フォトダイオードの出力信号が他方のセンサダイオードの出力信号と比較される。この場合、他方のセンサダイオードは、マイクロメカニカル素子内部の光の入射には依存せず、温度に対応する出力信号を供給する。このようにすれば、フォトダイオードにおいて起こり得る温度の影響を補償することができる。フォトダイオードと、温度監視用の他方のダイオードとが、1つの共通の支持体基板上に配置されているので、極めて簡単で安価な構造を実現することができる。
通常、レーザシステムのためのマイクロメカニカル素子は、既に温度補償用のダイオードを備えている。従って、そのようなダイオード構造を簡単な手法で、光検出用の新たなダイオードによって補うことができる。フォトダイオードと、温度捕捉用の他方のダイオードとを、1つの共通の作業ステップにおいて、1つの共通の支持体基板上に実現することができる。
このようにすれば、マイクロメカニカル素子内の散乱光を、高い信頼性を伴って、同時に著しく効率的に、監視することができるようになる。マイクロメカニカル素子においてフォトダイオードにより散乱光を検出することができなければ、そのことからレーザシステムの誤動作を推定することができる。斯かるケースにおいては、安全上の理由からレーザシステムの以降の動作を、完全に又は部分的に阻止することができる。
1つの別の実施形態によれば、第1のセンサダイオードは、非透光性のカバー層を含んでいる。非透光性のカバー層を第1のセンサダイオード上に取り付けることによって、このセンサダイオードの出力信号を、起こり得る光入射に対し依存しないようにすることができる。このようにすることによって、第1のセンサダイオードは、マイクロメカニカル素子内部の光入射に左右されない出力信号を供給する。次いでこの出力信号を、一方では、マイクロメカニカル素子内の温度の監視に用いることができ、他方では、フォトダイオードの出力信号に生じ得る妨害作用の補償に用いることができる。
さらに別の実施形態によれば、マイクロメカニカル素子は反射器を含んでいる。この反射器は、マイクロメカニカル素子内の光を偏向するように構成されている。特に、この反射器は、マイクロメカニカル素子内の光を、第2のセンサダイオードの方向へ偏向することができる。このようにすることによって、第2のセンサダイオード即ちフォトダイオードにおける光の集中度を高めることができる。これによってフォトダイオードは、より強い出力信号を送出することができる。
さらに別の実施形態によれば、マイクロメカニカル素子のマイクロミラーは開口部を含んでいる。この開口部は、マイクロミラーのミラー面と、このミラー面とは反対側の面との間に配置されている。このようにすることによって、ミラー面に当射するレーザ光源からの光を、マイクロミラー内の開口部を通過させて導くこともできる。よって、光検出用の第2のセンサダイオードを、マイクロミラーの後方に配置することもでき、即ち、マイクロミラーのミラー面とは反対側の領域に配置することもできる。
さらに別の実施形態によれば、マイクロミラーのミラー面は反射素子を含んでいる。この場合、マイクロミラーのミラー面上に設けられた反射素子は、予め決められた方向へ入射光を偏向することができる。このように偏向される光の方向を、ミラー面による光の偏向方向とは異ならせることができる。このようにすれば、ミラー面上に設けられた反射素子によって、マイクロメカニカル素子の予め決められた領域へ向けて、所期のように光を偏向することができる。次いで、この反射素子によりこのようにして偏向された光を、第2のセンサダイオードによる検出のために用いることができる。
さらに別の実施形態によれば、第2のセンサダイオードは、支持体基板の、マイクロミラーのミラー面と同じ方向に配向された側に配置されている。さらに第1のセンサダイオードも、支持体基板の、マイクロミラーのミラー面と同じ方向に配向された上述の側に配置することができる。よって、マイクロメカニカル素子内の極めて多くの割合の散乱光を、第2のセンサダイオードによって捕捉することができる。
別の選択肢として、第2のセンサダイオード及び/又は第1のセンサダイオードを、支持体基板の、マイクロミラーのミラー面とは反対方向に配向された側に、配置することもできる。
さらに別の実施形態によれば、第1のセンサダイオード及び第2のセンサダイオードは、1つの共通のドーピング半導体層を含んでいる。次いで、この共通のドーピング半導体層内に、さらに別の2つのドーピング半導体領域を組み込むことによって、第1のセンサダイオードと第2のセンサダイオードとを備えている半導体構造を実現することができる。
1つの選択的な実施形態によれば、第1のセンサダイオードと第2のセンサダイオードとを、それぞれ別個の半導体層として1つの共通の支持体基板内に形成することができる。
さらに別の態様に従い本発明によれば、レーザ光源と、本発明に係るマイクロメカニカル素子と、監視装置とを備えた、マイクロミラーに基づくレーザシステムが提供される。レーザ光源は、レーザビームを供給するように構成されている。監視装置は、第1のセンサダイオードから供給された第1のセンサ信号と、第2のセンサダイオードから供給された第2の出力信号とに基づいて、マイクロミラーに基づくレーザシステムの誤動作を判定するように構成されている。特に、第1のセンサ信号を第2のセンサ信号と比較することによって、誤動作の検出を行うことができる。誤動作を検出した場合、マイクロミラーに基づくレーザシステムは、レーザ光源を非作動状態にすることができる。
1つの別の実施形態によれば、マイクロミラーに基づくレーザシステムは、変調源を含んでいる。この変調源は、変調信号を供給するように構成されている。レーザ光源は、供給されるレーザビームを変調信号に基づいて変調するように構成されている。この場合、監視装置は、第2のセンサダイオードから供給された出力信号を、変調信号に基づいて評価するように構成されている。
本発明のその他の実施形態及び利点については、添付の図面を参照しながら以下に説明する。
1つの実施形態によるマイクロミラーに基づくレーザシステムを概略的に示す図である。 種々の実施形態によるマイクロメカニカル素子を概略的に示す図である。 種々の実施形態によるマイクロメカニカル素子を概略的に示す図である。 種々の実施形態によるマイクロメカニカル素子を概略的に示す図である。 種々の実施形態によるマイクロメカニカル素子を概略的に示す図である。 種々の実施形態によるマイクロメカニカル素子を概略的に示す図である。 種々の実施形態によるマイクロメカニカル素子を概略的に示す図である。 種々の実施形態によるマイクロメカニカル素子を概略的に示す図である。 1つの実施形態の基礎を成すマイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法に関するフローチャートを概略的に示す図である。
実施形態の説明
図1には、1つの実施形態によるマイクロミラーに基づくレーザシステムが概略的に示されている。この場合、レーザ光源2はレーザビーム20を送出する。次いでレーザビーム20を、1つ又は複数のマイクロメカニカル素子1及び1’によって偏向することができる。この場合、マイクロメカニカル素子1及び1’は、例えば、1つの蛍光体スクリーン4上に予め定められたパターンが結像されるように、レーザビームを偏向する。しかも、蛍光体スクリーン4を、例えば、レーザ光の波長を別の波長の光に変換するために用いることもできる。マイクロメカニカル素子の駆動制御を、例えば、適切な駆動制御エレクトロニクス装置を介して行うことができる。特に、この駆動制御エレクトロニクス装置は、監視装置3も含むことができ、この監視装置3は、レーザシステムの適正な状態について検査し、誤動作が検出されたならば、レーザ光源2を非作動状態にする。この目的において、監視装置3は、例えば、マイクロメカニカル素子1内で発生する散乱光を検出することができる。マイクロメカニカル素子1内においてレーザビーム20による散乱光が検出されているかぎり、前提とすることができるのは、レーザシステムは、正常に動作しており、レーザビーム20のビーム路がレーザ光源2からマイクロメカニカル素子1まで適正な経過を辿っている、ということである。これに対し、レーザ光源2がレーザビーム20を送出しているにもかかわらず、マイクロメカニカル素子1内で十分な量の散乱光が検出されなければ、レーザビーム20のビーム路が望ましくない経過を辿っており、周囲に対して、場合によっては危険なものとなる、というリスクが発生する。このケースにおいては、監視装置3は、レーザ光源2を非作動状態にすることができる。
図1に示されている実施例によれば、レーザ光源2からのレーザビーム20のビーム路中に、2つのマイクロメカニカル素子1及び1’が配置されている。但し、これは、理解し易くするために、具体例として示した1つの実施形態を表しているにすぎない。しかも、レーザビーム20を偏向するために、これよりも多くの又はこれよりも少ないマイクロメカニカル素子1,1’を設けることもできる。好ましくは、2つ以上のマイクロメカニカル素子1,1’が設けられているならば、最後のマイクロメカニカル素子1,1’内で散乱光が検出され、即ち、ビーム路の経過中、レーザ光源2から見て一番最後のマイクロメカニカル素子を成す素子内で散乱光が検出される。
斯かるマイクロミラーに基づくレーザシステムを、マイクロメカニカル素子1によってレーザビーム20の偏向を行うことが望ましい任意の適用分野において、使用することができる。図2には、1つの実施形態によるマイクロメカニカル素子1が概略的に示されている。マクロメカニカル素子1には、マイクロミラー10、第1のセンサダイオード11及び第2のセンサダイオード12が含まれている。この場合、これら両方のセンサダイオード11及び12は、1つの共通の支持体基板13上に配置されている。さらにこの場合、支持体基板13を、例えばケイ素から形成することができる。特に、例えば支持体基板13を、例えば、p型ドーピングされたケイ素から成る支持体ケイ素とすることができる。このような支持体基板13に、ドーピング半導体層14を組み込んでおくことができる。例えば、p型基板13にn型ドーピングされたウェル14を組み込んでおくことができる。このドーピング半導体層14には、さらに、この半導体層14とは逆導電型でドーピングされた2つの領域を組み込むことができる。本実施例においては、これら両方の領域を、例えば、p型ドーピングすることができる。このようにして、共通の半導体層14と、逆導電型のドーピングにより組み込まれた両方の領域とによって、2つのダイオード11及び12が形成される。別の選択肢として、両方のセンサダイオード11及び12を、支持体基板13内に別個にドーピングされた2つのウェルとして実現することもできる。両方のセンサダイオード11及び12を別個のウェル内に形成すれば、そのことにより、回路構造において、より大きなフレキシビリティを達成することができる。他方、両方のセンサダイオード11及び12のために1つの共通のウェルを設ければ、よりコンパクトな構造が得られ、所要スペースが低減される。
これら両方のダイオードのうち一方のダイオード11を特に、非透光性のカバー層15によって覆うことができる。このようにして、支持体基板13内に2つのセンサダイオード11及び12が形成され、この場合、カバー層15を備えた第1のセンサダイオード11によって、周囲光に左右されない出力信号が供給される。これに対し、カバー層が設けられていない第2のセンサダイオード12によって第2の出力信号が供給され、これにより第2のダイオード12に入射した光に応じた出力信号が供給される。よって、第2のダイオード12の出力信号は、周囲光にも、支持体基板13中の温度にも依存する一方、第1のセンサダイオード11の出力信号は、カバー層15が設けられていることから、温度作用の影響だけしか受けず、散乱光には依存しない。
さらにこの場合、マイクロメカニカル素子1のマイクロミラー10を、ここには示されていない構成要素を介して、支持体基板13と可動に結合することができる。特に、マイクロメカニカル素子1のマイクロミラー10は、ミラー面101を備えている。マイクロミラー10に当射する光ビーム20、例えば、レーザ光源2のレーザビームが、マイクロミラー10のミラー面101によって反射される。保護機能を向上させるため、マイクロメカニカル素子1を透光性プレート16によって覆うことができる。
マイクロメカニカル素子1のマイクロミラー10にレーザビーム20が印加されると、マイクロメカニカル素子1の内部に散乱光が発生し、この散乱光は、特に第2のセンサダイオード12にも入射する。従って、第2のセンサダイオード12の出力信号によって、マイクロメカニカル素子1の内部空間における散乱光の検出が可能となる。
従って、カバー層15ゆえに散乱光には依存しない出力信号を送出する第1のセンサダイオード11の第1の出力信号を、マイクロメカニカル素子1の内部空間における散乱光に依存する出力信号を有する第2のセンサダイオード12の第2の出力信号と比較することによって、レーザビーム20がマイクロメカニカル素子1に、特にマイクロミラー10に当射しているか否かを判定することができる。この目的において、第1のセンサダイオード11へ、さらに第2のセンサダイオード12へも、1つの共通の電流源から、又は、2つの別個の電流源(図示せず)から、外部電流を給電することができる。レーザビーム20がマイクロメカニカル素子1に当射しており、ひいてはマイクロメカニカル素子1の内部空間に散乱光が発生している場合には、第1のセンサダイオード11と第2のセンサダイオード12との間に電圧差が発生する。これによって、レーザビーム20を検出することができる。
図3には、さらに別の実施形態によるマイクロメカニカル素子が概略的に示されている。この実施形態が図2による実施形態と相違する点は、第1のセンサダイオード11及び第2のセンサダイオード12が、マイクロミラー10のミラー面101と同じ方向には配向されていない、ということである。そうではなく、第1のセンサダイオード11及び第2のセンサダイオード12は、逆方向に配向されており、即ち、マイクロミラー10のミラー面101を基準にして見ると逆方向に配向されている。この場合、マイクロメカニカル素子1は、マイクロミラー10と支持体基板13とマイクロメカニカル素子1の底部との間に、中間スペースを有している。この実施形態によれば、散乱光は、支持体基板13とマイクロミラー10との間の側方の間隙を通り抜けて進むことができ、さらにこの散乱光は、マイクロメカニカル素子1の下方の間隙へと進む。次いでこの光を、第2のセンサダイオード12によって検出することができる。
図4には、マイクロメカニカル素子1のさらに別の実施形態が示されている。この場合、第1のセンサダイオード11と第2のセンサダイオード12とは、支持体基板13の互いに反対側に配置されている。第1のセンサダイオード11は、マイクロミラー10のミラー面101を基準にして見ると、逆方向に配向されているのに対し、第2のセンサダイオード12は、同じ方向に配向されており、この方向においてミラー面101がマイクロミラー10上に配置されている。従って、第1のセンサダイオード11によって捕捉可能な割合よりもかなり多くの割合の散乱光が、第2のセンサダイオード12によって捕捉される。この場合、レーザビーム20がマイクロメカニカル素子1のマイクロミラー10に当射しているときには、この実施形態においても、第1のセンサダイオード11と第2のセンサダイオード12とが、それぞれ異なる大きさの出力信号を供給する。このようにして、レーザビーム20の入射を検出することができる。
図5には、マイクロメカニカル素子1のさらに別の実施形態が示されている。この実施形態は、マイクロミラー10のミラー面101上に反射素子17が配置されている、という点において、図2による実施形態とは相違している。この反射素子17は、好ましくはレーザビーム20の直径よりも小さい。特に、反射素子17の幅を、わずか数μmにすることができる。この場合、反射素子17は、レーザビーム20の一部分を、マイクロメカニカル素子1の予め決められた領域に向けて偏向することができる。マイクロメカニカル素子1の予め決められたこの領域に、光信号検出用の第2のセンサダイオード12を配置することができる一方、別の選択肢として、反射素子17がレーザビーム20の一部分を偏向して当射する予め決められた領域に、反射器18を配置することもできる。次いで、この反射器18は、反射素子17により偏向されたレーザビーム20の光を、第2のセンサダイオード12の方向へ偏向することができる。さらに別の選択肢として、この反射器18は、マイクロメカニカル素子1の内部空間における散乱光も、第2のセンサダイオード12に向けて偏向することができる。この場合、反射器18を必要に応じて、第2のセンサダイオード12に向けて光を集束するように構成することもできる。
図6には、マイクロメカニカル素子のさらに別の実施形態が示されている。図6によるマイクロメカニカル素子が図3による実施形態と相違する点は、マイクロメカニカル素子1の下方領域に、即ち、マイクロミラー10のミラー面101とは反対側の領域に、1つ又は複数の反射器18a,18bが配置されている、ということである。これらの反射器18a,18bは、支持体基板13とマイクロミラー10との間の間隙を通り抜けてマイクロメカニカル素子1の下方領域へと進む散乱光を、さらに第2のセンサダイオード12へ向けて偏向することができる。その際に、この種のミラー面18a,18bを、例えば、湿式化学エッチングによって、一例としてケイ素ウェーハにおいて水酸化カリウム(KOH)溶液によるエッチングによって、又は、他の適切な手法で、特に簡単に製造することができる。
図7には、マイクロメカニカル素子1のさらに別の実施形態が示されている。この実施形態は、上述の図6による実施形態にほぼ対応している。さらにこの実施例においては、マイクロミラー10は、開口部19を備えている。この開口部19によって、ミラー面101が載置されているマイクロミラー10の上面が、ミラー面101とは反対側に位置するマイクロミラー10の下面と連通している。このようにすれば、レーザビーム20の光の一部分が開口部19を通り抜けて進み、マイクロメカニカル素子1の下方領域に到達することができる。開口部19を通り抜けて進むレーザビーム20の光を、その後、場合によっては、1つ又は複数の反射器18a,18bを介して、第2のセンサダイオード12へ向けて導くことができる。別の選択肢として、新たな反射器18a,18bを用いることなく、第2のセンサダイオード12は、この開口部19を通り抜けて下方領域まで進んだ散乱光だけを捕捉することもできる。
最後に図8には、マイクロメカニカル素子1のさらに別の実施例が示されている。この図による実施例が上述の図7の実施例と相違する点は、マイクロミラー10の下方においてマイクロミラー10内の開口部19を真っ直ぐに延長した位置に、第2のセンサダイオード12が配置されていることである。このようにすることによって、開口部19を通り抜けて進むレーザビーム20の光を直接、第2のセンサダイオード12に当射させることができる。
別の選択肢として、マイクロメカニカル素子1の下方領域においてマイクロミラー10と支持体基板13との間の間隙を真っ直ぐに延長した位置に、第2のセンサダイオード12を配置することも考えられる。
場合によっては、第1のセンサダイオード11と第2のセンサダイオード12とが、マイクロメカニカル素子1の下方領域に配置されている実施形態において、多くの割合の散乱光を受光する位置に第2のセンサダイオード12が配置されている一方、第1のセンサダイオード11はごくわずかな割合の散乱光しか受光しない場合には、第1のセンサダイオード11のカバー層15を省略してもよい。これを、例えば、以下のようにして実現することができる。即ち、第2のセンサダイオード12を、マイクロミラー10における開口部19の真下に配置するか、又は、マイクロミラー10と支持体基板13との間の間隙における対応する位置に配置する一方、第1のセンサダイオード11をそこから離れた場所に配置するのである。
ここで、マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視装置3は、例えば、第1のセンサダイオード11と第2のセンサダイオード12の出力信号を同時に捕捉し、それらを相互に比較することができる。第1のセンサダイオード11のセンサ信号と第2のセンサダイオード12のセンサ信号との間の差が、予め定められた閾値を超えているならば、監視装置3は、レーザビーム20がマイクロメカニカル素子1にも当射していると判定する。そうでない場合には、レーザビーム20の欠落を検出することができる。
別の選択肢として、例えば、第1のセンサダイオード11と第2のセンサダイオード12とに、1つの共通の電流源(ここでは図示せず)から交互に給電することも考えられる。このようにすることによって保証することができることは、部品の公差に起因して両方のセンサダイオード11及び12の給電に著しい偏差が発生しない、ということである。この場合、監視装置3は、センサ信号を第1のセンサダイオード11と第2のセンサダイオード12とから相前後して捕捉し、その後、同様にこれら両方のセンサ信号間の差を評価することができる。
さらに、レーザ光源2から送出されたレーザビーム20を変調信号に基づいて変調することも可能である。この変調信号を、例えば、監視装置3内の変調源から供給することができる。但し、レーザビーム20を変調するためのさらに別の可能性も考えられる。この場合、監視装置3は、第2のセンサダイオード12からのセンサ信号の評価を、対応する変調信号に基づいて実施することもできる。
さらにこの場合、第1のセンサダイオード11と第2のセンサダイオード12とが、例えば、1つの同じダイオード面を有することができ、従って、これら両方のダイオード11及び12は、非照射状態において等しく給電したならば、ほぼ等しい出力電圧を送出することになる。別の選択肢として、光を検出する第2のセンサダイオード12の寸法を、温度を検出する第1のセンサダイオード11より大きくすることもできる。このような非対称性によって、非照射状態のときに第2のセンサダイオード12の順方向電圧が低くなる。従って、第2のセンサダイオード12が照射されることによって、第2のセンサダイオード12の順方向電圧が、さらには第2のセンサダイオード12の電圧信号が、第1のセンサダイオード11の電圧信号よりも大きくなる。このようにすれば、マイクロメカニカル素子1にレーザビーム20が存在しているのか存在していないのかを、簡単な比較器回路によって検出することができる。
最後に図9には、1つの実施形態によるマイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法の基礎を成すフローチャートが概略的に示されている。ステップS1において、第1のセンサダイオードにおける温度に対応する第1の出力信号が供給される。ステップS2において、第2のセンサダイオードに入射する光の強度に対応する第2の出力信号が供給される。ステップS3において、第1の出力信号が第2の出力信号と比較される。これらのステップS1乃至S3を、即ち、両方の出力信号の供給及びこれらの出力信号の比較を、特にこの場合、同時に行うことができる。次いでステップS4において、マイクロミラーに基づくレーザシステムの誤動作を検出することができる。その際にこの検出は、第1の出力信号と第2の出力信号との比較に基づくものである。特にこの場合、入射する光の強度に基づいて、第2のセンサダイオードの出力信号が第1のセンサダイオードの出力信号よりも大きければ、マイクロミラーに基づくレーザシステムは正常に動作していると判定することができる。
以上を要約すると、本発明は、入射レーザビームを検出するマイクロミラーに基づくレーザシステムのためのマイクロメカニカル素子に関する。このために、マイクロメカニカル素子において、1つの共通の基板上に2つのセンサダイオードが配置されており、これら両方のセンサダイオードのうち一方のセンサダイオードだけが、フォトダイオードとして構成されている。他方のセンサダイオードは、光の入射には依存しない出力信号を供給する。両方のダイオードの出力信号双方を比較することにより、マイクロメカニカル素子における光の入射を推定することができる。

Claims (10)

  1. 支持体基板(13)と結合されたマイクロミラー(10)と、
    第1のセンサダイオード(11)であって、当該第1のセンサダイオード(11)における温度に対応する第1の出力信号を供給するように構成されている第1のセンサダイオード(11)と、
    第2のセンサダイオード(12)であって、当該第2のセンサダイオード(12)に入射する光の強度に対応する第2の出力信号を供給するように構成されている第2のセンサダイオード(12)と、
    を備えているマイクロメカニカル素子(1)において、
    前記第1のセンサダイオード(11)及び前記第2のセンサダイオード(12)は、前記支持体基板(13)内に配置されており、
    前記マイクロミラー(10)は、反射素子(17)を含み、当該反射素子(17)は、前記マイクロミラー(10)のミラー面(101)に配置されており、前記反射素子(17)は、前記マイクロミラー(10)の前記ミラー面(101)に入射するレーザビーム(20)の直径よりも小さい寸法を有しており、かつ、前記レーザビーム(20)の一部分を前記第2のセンサダイオード(12)に入射させるために前記レーザビーム(20)の当該一部分を予め決められた領域に向けて偏向するように配置されている、
    マイクロメカニカル素子(1)。
  2. 前記第1のセンサダイオード(11)は、非透光性のカバー層(15)を含む、
    請求項1に記載のマイクロメカニカル素子(1)。
  3. 当該マイクロメカニカル素子(1)内において前記第2のセンサダイオード(12)の方向に光を偏向するように構成されている反射器(18,18a,18b)を備えている、
    請求項1又は2に記載のマイクロメカニカル素子(1)。
  4. 前記マイクロミラー(10)は、ミラー面(101)と、前記マイクロミラー(10)の、前記ミラー面(101)とは反対側の面との間に、開口部(19)を含む、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のマイクロメカニカル素子(1)。
  5. 前記第2のセンサダイオード(12)は、前記支持体基板(13)の、前記マイクロミラー(10)のミラー面(101)と同じ方向に配向された側に配置されている、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のマイクロメカニカル素子(1)。
  6. 前記第1のセンサダイオード(11)及び前記第2のセンサダイオード(12)は、1つの共通のドーピング半導体層(14)を含む、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のマイクロメカニカル素子(1)。
  7. 前記第1のセンサダイオード(11)及び前記第2のセンサダイオード(12)は、1つの共通の支持体基板(13)内に別個の半導体層を含む、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のマイクロメカニカル素子(1)。
  8. レーザビーム(20)を供給するように構成されたレーザ光源(2)と、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のマイクロメカニカル素子(1)と、
    監視装置(3)と、
    を備えている、マイクロミラーに基づくレーザシステムであって、
    前記監視装置(3)は、前記第1のセンサダイオード(11)から供給された第1のセンサ信号と、前記第2のセンサダイオード(12)から供給された第2の出力信号とに基づいて、当該マイクロミラーに基づくレーザシステムの誤動作を判定するように構成されている、
    マイクロミラーに基づくレーザシステム。
  9. 変調信号を供給するように構成された変調源を備えており、
    前記レーザ光源(2)は、供給される前記レーザビーム(20)を前記変調信号に基づいて変調するように構成されており、
    前記監視装置(3)は、前記第2のセンサダイオード(12)から供給された前記第2の出力信号を、前記変調信号に基づいて評価するように構成されている、
    請求項に記載のマイクロミラーに基づくレーザシステム。
  10. マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法であって、
    第1のセンサダイオードにおける温度に対応する第1の出力信号を供給するステップ(S1)と、
    第2のセンサダイオードに入射する光の強度に対応する第2の出力信号を供給するステップ(S2)と、
    前記第1の出力信号を前記第2の出力信号と比較するステップ(S3)と、
    前記第1の出力信号と前記第2の出力信号との比較に基づいて、前記マイクロミラーに基づくレーザシステムの誤動作を判定するステップ(S4)と、
    を含み、
    前記マイクロミラーは、反射素子を含み、当該反射素子は、前記マイクロミラーのミラー面に配置されており、前記反射素子は、前記マイクロミラーの前記ミラー面に入射するレーザビームの直径よりも小さい寸法を有しており、かつ、前記レーザビームの一部分を前記第2のセンサダイオードに入射させるために前記レーザビームの当該一部分を予め決められた領域に向けて偏向するように配置されている、
    マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法。
JP2018514374A 2015-09-18 2016-09-15 マイクロメカニカル素子、マイクロミラーに基づくレーザシステム、及び、マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法 Active JP6591053B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102015217938.9 2015-09-18
DE102015217938.9A DE102015217938A1 (de) 2015-09-18 2015-09-18 Mikromechanisches Bauelement, Mikrospiegel-basiertes Lasersystem und Verfahren zur Überwachung eines Mikrospiegel-basierten Lasersystems
PCT/EP2016/071911 WO2017046291A1 (de) 2015-09-18 2016-09-15 Mikromechanisches bauelement, mikrospiegel-basiertes lasersystem und verfahren zur überwachung eines mikrospiegel-basierten lasersystems

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018529997A JP2018529997A (ja) 2018-10-11
JP6591053B2 true JP6591053B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=56936420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018514374A Active JP6591053B2 (ja) 2015-09-18 2016-09-15 マイクロメカニカル素子、マイクロミラーに基づくレーザシステム、及び、マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10795148B2 (ja)
JP (1) JP6591053B2 (ja)
CN (1) CN108027505A (ja)
DE (1) DE102015217938A1 (ja)
FR (1) FR3041335B1 (ja)
WO (1) WO2017046291A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017209787A1 (de) 2017-06-09 2018-12-13 Continental Automotive Gmbh Head-Up-Display
DE112019002767T5 (de) * 2018-05-28 2021-04-08 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Spiegelantriebsmechanismus und optisches modul

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61181336U (ja) * 1985-05-02 1986-11-12
JPS63158881A (ja) 1986-08-08 1988-07-01 Nec Corp 半導体受光装置
JPH04252923A (ja) * 1991-01-29 1992-09-08 Toshiba Corp 光検波回路
US7428995B1 (en) 1993-10-25 2008-09-30 Symbol Technologies, Inc. Scanning devices and methods using surface emitting laser diodes
JP3421103B2 (ja) * 1993-12-20 2003-06-30 浜松ホトニクス株式会社 アバランシェフォトダイオードを用いた光検出回路
EP1634052A4 (en) * 2003-06-06 2008-04-30 Univ Illinois DETECTION CHIP AND APPARATUS FOR TOUCH DETECTION AND / OR FLOW
US6950217B2 (en) * 2004-01-02 2005-09-27 Reflectivity, Inc. Spatial light modulators having photo-detectors for use in display systems
JP4627627B2 (ja) * 2004-03-31 2011-02-09 富士通株式会社 マイクロミラー素子および光スイッチ
JP2006195083A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Sharp Corp 光走査装置
JP4611788B2 (ja) 2005-04-12 2011-01-12 サンテック株式会社 光偏向プローブ及び光偏向プローブ装置
KR101420437B1 (ko) * 2007-12-27 2014-07-16 엘지디스플레이 주식회사 광 센서의 온도 보상 장치
KR100958028B1 (ko) * 2008-02-13 2010-05-17 삼성모바일디스플레이주식회사 광센서 및 그를 이용한 평판표시장치
JP2011075955A (ja) 2009-09-30 2011-04-14 Brother Industries Ltd 画像表示装置
DE102013220787A1 (de) * 2013-10-15 2015-04-16 Robert Bosch Gmbh Mikromechanisches Bauelement mit integrierter Photodiode und Mikroprojektor
DE102013222585A1 (de) 2013-11-07 2015-05-07 Robert Bosch Gmbh Mikroprojektor

Also Published As

Publication number Publication date
DE102015217938A1 (de) 2017-03-23
US10795148B2 (en) 2020-10-06
FR3041335A1 (fr) 2017-03-24
WO2017046291A1 (de) 2017-03-23
US20200233203A1 (en) 2020-07-23
CN108027505A (zh) 2018-05-11
JP2018529997A (ja) 2018-10-11
FR3041335B1 (fr) 2022-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6039862B2 (ja) 車両用前照灯
KR100693665B1 (ko) 프로젝터
JP5734846B2 (ja) 自己混合レーザセンサを有する安全システム及びそのような安全システムを駆動する方法
JP2017525940A (ja) 車両ライダシステム
JP6591053B2 (ja) マイクロメカニカル素子、マイクロミラーに基づくレーザシステム、及び、マイクロミラーに基づくレーザシステムの監視方法
US11567182B2 (en) LiDAR safety systems and methods
CN104555886B (zh) 具有集成光电二极管的微机械构件以及微投影仪
US11022691B2 (en) 3-D lidar sensor
JP2016088425A (ja) 照明装置と、それを搭載した自動車
JP2019533153A5 (ja)
JP6979591B2 (ja) 照明装置および発光装置
US20200096622A1 (en) Optical acquisition device for a motor vehicle, wherein the operation of a light source unit is carried out in dependence on a functional state of the housing, method, and motor vehicle
CN107388152B (zh) 包括激光器元件的灯模块
CN107345641B (zh) 包括激光元件的照明模块
US20210149026A1 (en) Optical distance measuring device
JP6379356B2 (ja) 照明装置と、それを搭載した自動車
JP5583221B2 (ja) 走行機構測定用のレーザプロジェクタ
US11555905B2 (en) Light detection and ranging system and method for operating and testing a light detection and ranging system, particularly for safety relevant applications
JP2018133435A (ja) 半導体レーザ装置、モニタ装置およびモニタ方法
JP2018533182A (ja) レーザ車両投光器の稼働状態を監視するための監視装置
JP6126433B2 (ja) 可動ステップ監視システム
CN111727534A (zh) 具有受约束的光转换器的光转换设备
JP2021514100A5 (ja)
KR20230104937A (ko) 레이저 스캐너의 기능 검증
JP2005164261A (ja) 同軸反射型光電センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6591053

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250