JP6588606B2 - 無線通信装置、無線通信方法およびプログラム - Google Patents
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Description
WiMAXの場合、一つの通信事業者が運用するシステムの他に、電波干渉となる無線システムが存在しない環境で運用される。このため、WiMAXの場合における一般的なフレーム構成では、基地局装置から端末装置への方向にデータを送信する下り方向のデータフレームと、端末装置から基地局装置への方向にデータを送信する上り方向のデータフレームを、それぞれ、一定のフレーム長、一定のサブチャネル数、および一定の送信周期で送受する。
一態様として、無線通信装置は、前記複数の端末装置について前記補完部により補完されたデータを多重して送信するフレームを生成するフレーム生成部を備える、構成が用いられてもよい。
一態様として、無線通信装置は、前記補完部は、前記補完するデータとして、前記フレームの終端を示すビット列のデータを用いる、構成が用いられてもよい。
一態様として、無線通信装置は、前記フレームとして、MACフレーム、連結したMACフレーム、または、これらの両方が用いられる、構成が用いられてもよい。
一態様として、無線通信装置は、前記補完量計算部は、少なくとも、使用可能なサブキャリアの数、各端末装置に対するデータのサイズ、各端末装置に対するデータの変調度、各端末装置に対するデータの符号化レートに基づいて、前記補完するデータ量を計算する、構成が用いられてもよい。
一態様として、無線通信装置は、キャリアセンスの処理を行って、前記使用可能なサブキャリアの数を決定する制御部を備える、構成が用いられてもよい。
一態様として、無線通信装置は、OFDMAの方式が用いられる、構成が用いられてもよい。
一態様として、無線通信装置は、無線LANシステムのアクセスポイント装置である、構成が用いられてもよい。
上記の課題を解決するために、一態様に係るプログラムは、同一の時間タイミングで複数の端末装置に対してデータを送信する無線通信装置を構成するコンピュータに、複数のサブキャリアが分配して割り当てられる前記複数の端末装置の各端末装置ごとに、当該各端末装置への送信に割り当てられるサブキャリアの数および当該各端末装置に送信に割り当てられるタイムスロットの数を求め、そして、当該各端末装置に割り当てられるサブキャリアの数、当該各端末装置に送信するデータのビット長、および前記複数の端末装置の各々に割り当てられるタイムスロットの数の最大値に基づいて、当該各端末装置に送信するデータを補完するデータ量をビット数で計算するステップと、前記各端末装置ごとに、前記計算されたデータ量のデータで前記送信するデータを補完するステップと、前記複数のサブキャリアを用いて、前記複数の端末装置について前記補完されたデータを同一の時間タイミングで送信するステップと、を実行させるためのプログラムである。
図1は、本発明の一実施形態に係る基地局装置1の概略的な構成を示すブロック図である。
本実施形態では、基地局装置1は、無線LANシステムにおけるアクセスポイント(AP:Access Point)装置である。基地局装置1は、複数の端末装置(図示せず)との間でデータ(例えば、ユーザデータ)を通信する場合がある。基地局装置1は、複数の端末装置に対するデータをOFDMAで多重して同時に送信する。
なお、基地局装置1は、例えば、無線LANシステムで使用される際に必要な他の構成要素を備えるが、その詳細な説明については省略する。
ビット補完量計算部12は、宛先となる各端末装置に対して送信するデータ(送信データ)について、データの補完量を計算して求める。本実施形態では、データの補完量として、ビットデータの補完量が用いられる。
各ビット補完部13−1〜13−Nは、各データフレームバッファ部11−1〜11−Nに一時的に保存された送信データに対して、ビット補完量計算部12により計算されたデータの補完量だけ、データを補完する。
無線送受信部15は、OFDMAフレーム生成部14により生成されたフレームを無線変調してアンテナ21を介して送信する。
無線送受信部15は、アンテナ21を介して周囲の電波を受信して、利用可能な無線サブチャネルを識別する。本実施形態では、利用可能な無線サブチャネルを識別する具体的な方法や識別基準は、利用する無線方式で定められた方法、基準に従う。
アンテナ21は、無線送受信部15から入力された電気信号(送信対象となる高周波の信号)を電波に変換して送信する。アンテナ21は、受信された電波を電気信号(受信された高周波の信号)に変換して無線送受信部15に出力する。
中央制御部17は、基地局装置1において行われる各種の処理を制御する。
基地局装置1において行われる(ステップS1)〜(ステップS4)の処理を説明する。(ステップS3)の処理には(ステップS11)〜(ステップS13)が含まれる。
まず、中央制御部17は、無線送受信部15に対してキャリアセンスの指示を出力する。無線送受信部15は、中央制御部17からキャリアセンスの指示が入力されると、使用する候補の無線チャネルにてキャリアセンスの処理を実行し、その結果を中央制御部17に出力する。中央制御部17は、無線送受信部15から入力されたキャリアセンスの処理の結果に基づいて、利用可能なサブキャリアの数を決定する。
ここで、サブキャリアは、サブチャネルを構成する複数の副搬送波のことである。それぞれのサブキャリアは、互いに直交するため、周波数軸上で隣接して並べられても互いに干渉しない。
図3の例では、それぞれが20MHz幅を有する4個のサブチャネル(サブチャネル1〜4)を示してある。無線送受信部15は、80MHz幅の帯域でキャリアセンスを行う。そして、無線送受信部15は、アンテナ21を介して周囲の電波を受信した結果、サブチャネル3、4が他の無線装置によって使用されていること(使用中であること)を識別(判定)し、サブチャネル1、2は他の無線装置によって使用されていないこと(利用可能であること)を識別(判定)する。
なお、各サブチャネルについて利用可能であるか否かを識別する基準としては、本実施形態では、無線LAN標準の規定にしたがうが、任意の基準が用いられてもよい。
なお、利用可能なサブキャリアの数は、利用可能なサブチャネルとその配置によって決定され、また、使用される無線通信方式によって決定方法が異なる。
図3の例では、中央制御部17は、利用可能なサブチャネル1、2に含まれるサブキャリアの数を、利用可能なサブキャリアの数SCtotalとして決定する。
各データフレームバッファ部11−1〜11−Nは、宛先となる各端末装置に送信するデータであるMACフレーム(本実施形態では、無線LANのMACフレーム)を後位の装置から受信し、一時留め置く。そして、各データフレームバッファ部11−1〜11−Nは、送信相手(宛先)となる各端末装置に宛てる送信データ(一時留め置いたデータ)のサイズ(データ長bi)を特定してその情報を取得する。i(iは1以上の整数)は、i番目の宛先の端末装置であることを表す。各データフレームバッファ部11−1〜11−Nは、宛先および当該宛先に送信するデータ長biの情報を中央制御部17に出力して通知する。
ここで、後位の装置は、例えば、基地局装置1に接続されたインターネットのインタフェース装置などである。各端末装置に送信するデータであるMACフレームは、後位の装置から基地局装置1に入力される。
なお、本実施形態では、データフレームとして、無線LAN規格のMACフレームが用いられるが、他の構成例として、MACフレームを連結したアグリゲーションフレームが用いられてもよく、または、これら両方が混合されたものが用いられてもよい。
中央制御部17は、データフレームバッファ部11−1〜11−Nから通知を受けることで、留め置き中のデータの宛先および各宛先の送信データのデータ長biの情報を取得する。
本実施形態では、宛先となる各端末装置について、無線送信する際に使用すべきデータの変調度mliおよび符号化レート(符号化率)criの情報がメモリ部16に保存されている。中央制御部17は、メモリ部16に記憶された当該情報を参照して読み出す。 そして、中央制御部17は、決定された利用可能なサブキャリアの数SCtotalの情報をビット補完量計算部12に出力するとともに、宛先となる各端末装置について、送信データのデータ長bi、使用すべきデータの変調度mliおよび符号化レートcriの情報をビット補完量計算部12に出力する。これらの情報の一部または全部は、一組の情報として扱われてもよい。一例として、宛先ごと(i番目の宛先の端末装置ごと)に関する情報が、一組の情報として扱われてもよい。中央制御部17は、ビット補完量計算部12に対して、ビット補完量の計算の指示を出力する。
なお、使用すべきデータの変調度mliおよび符号化レートcriの値は、例えば、直前の通信の品質によって決定されるが、これらの値の決定方法としては任意の方法が用いられてもよい。
各ビット補完部13−1〜13−Nは、ビット補完量計算部12から通知されたビット補完量bpadiの情報に基づいて、宛先となる各端末装置に向けるMACフレームのデータ列に対して、ビット補完量bpadiに応じたビット数のデータを付加することで補完する。本実施形態では、データ補完の方法として、フレームの終端を示すビット列であるEOF(End Of Frame)のデータを、ビット補完量bpadiに応じたビット数のデータとして用いる。つまり、本実施形態では、EOFのデータによりフレームを埋める(パディングする)。端末装置は、EOFを識別すると、以降のデータビットを解析する必要がないと判定する。なお、データ補完の方法としては、他の方法が用いられてもよい。
ここで、各端末装置に割り当てられたサブキャリアの個数(SCi個)、変調度mliおよび符号化レートcriの情報は、それぞれ、ビット補完量計算部12あるいは中央制御部17からOFDMAフレーム生成部14に出力されて通知される。一例として、これらの情報のすべてがビット補完量計算部12からOFDMAフレーム生成部14に通知されてもよい。他の例として、サブキャリアの個数(SCi個)の情報がビット補完量計算部12からOFDMAフレーム生成部14に通知され、変調度mliおよび符号化レートcriの情報が中央制御部17からOFDMAフレーム生成部14に通知されてもよい。 無線送受信部15は、OFDMAフレーム生成部14から入力されたOFDMAのフレームを無線変調してアンテナ21を介して無線空間へ送信する。中央制御部17は、当該送信の指示を無線送受信部15に出力することで、当該送信のタイミングを制御する。当該指示のタイミングは、本実施形態では、無線LANの規定にしたがうが、任意のタイミングが用いられてもよい。
ビット補完量計算部12は、宛先となる各端末装置にデータを送信する際に使用するサブキャリアの数SCiを計算して求める。同時に送信する対象となる端末装置の総数がN個であるとする。
まず、ビット補完量計算部12は、N個の端末装置に宛てるデータを、SCtotal(利用可能なサブキャリアの数)個のサブキャリアに重畳するに際し、宛先となる各端末装置に割り当てられるサブキャリアの数SCi’を式(1)により計算して求める。
式(1)では、変調度mli、符号化レートcri、送信データのデータ長bi、利用可能なサブキャリアの数SCtotalが用いられている。
これにより、各端末装置について、割り当てられるサブキャリアの数SCi’が得られ、ビット補完量計算部12は、この値SCi’をSCiとして確定する。ここで、SCiは、i番目の端末装置にデータを送信する際に割り当てられて使用されるサブキャリアの数である。このように、複数のサブキャリアが分配されて複数の端末装置に割り当てられ、各端末装置に割り当てられるサブキャリアの数が変動し得る。
ビット補完量計算部12は、OFDMのタイムスロットについて、所要のタイムスロットの数SLiを計算して求める。
まず、ビット補完量計算部12は、式(3)により、符号化レートcriに基づいて、送信データのデータ長biについて、符号化後のデータ長(本実施形態では、ビット長)bi−Afterを計算して求める。
ビット補完量計算部12は、決定されたサブキャリアの数SCiおよび所要のタイムスロットの数SLiを埋めるために必要なビット補完量(ビット数)bpadiを計算して求める。
まず、ビット補完量計算部12は、式(5)により、(SCi×SLmax×mli)をbi−Afterで埋めた場合に不足するデータ長(本実施形態では、ビット数)Padi−Beforeを計算して求める。
図4の例では、利用可能なサブキャリアの数SCtotalが18個であり、宛先となる端末装置の数Nが4個である。そして、1番目の端末装置にSC1(=5個)のサブキャリアが割り当てられ、2番目の端末装置にSC2(=3個)のサブキャリアが割り当てられ、3番目の端末装置にSC3(=7個)のサブキャリアが割り当てられ、4番目の端末装置にSC4(=3個)のサブキャリアが割り当てられている。また、所要のタイムスロット数SLmaxが10個である。
図4に示されるように、各端末装置に対する送信データを各サブキャリアに所定のデータ列の方向で配置し、データが不足する部分に所定のビットデータを埋める。図4には、当該所定のビットデータで埋められた部分(パディング部111〜114)が示されている。
ここで、図4の例では、1個の長方形が1個のサブキャリアのシンボル(OFDMシンボル)を表す。本例では、1個のシンボルより小さいビット単位で調整されたパディング部111〜114が設けられている。
従来の無線LAN方式では、MU−MIMO(Multi User−Multi Input Multi Output)の空間多重技術によらなければ複数の端末装置に対して同時にデータを送信することができなかった。また、従来の無線LAN方式では、CSMA/CA方式によってアクセス制御を行うため、キャリアセンスと他の無線装置との競合調整の時間がオーバヘッドとして存在し、複数の端末装置に対してデータを送信する場合には他の端末装置への送信を待つ時間の影響が大きかった。
フレーム間の競合調整時間(IFS:Inter Frame Space)を平均で50マイクロ秒とし、各端末装置へ送信するフレームの時間長を平均で50マイクロ秒とする。端末装置の総数が8個であるとする。この場合、8個のすべての端末装置にデータ送信を完了するためには、合計所要時間として、800マイクロ秒を要する。なお、図5(A)において、To1〜To8は、それぞれ、第1の端末装置〜第8の端末装置に送信されるフレームを表す。
フレーム間の競合調整時間(IFS)を平均で50マイクロ秒とし、各端末装置へ送信するフレームの時間長を平均で250マイクロ秒とする。端末装置の総数が8個であるとする。この場合、8個のすべての端末装置にデータ送信を完了するためには、合計所要時間として、300マイクロ秒を要する。なお、図5(B)において、To1〜To8は、それぞれ、第1の端末装置〜第8の端末装置に送信されるフレームを表す。
このように、本実施形態では、データ送信を効率化することができる。
このように、本実施形態に係る基地局装置1によると、複数の端末装置にデータを送信する際に効率良くデータ補完を行うことができる。
一構成例として、無線通信装置では、補完部は、補完するデータとして、フレームの終端を示すビット列(本実施形態では、EOF)のデータを用いる。
一構成例として、無線通信装置では、フレームとして、MACフレーム、連結したMACフレーム、または、これらの両方が用いられる。
一構成例として、無線通信装置では、補完量計算部は、少なくとも、使用可能(利用可能)なサブキャリアの数、各端末装置に対するデータのサイズ(データ長)、各端末装置に対するデータの変調度、各端末装置に対するデータの符号化レートに基づいて、補完するデータ量を計算する。
一構成例として、無線通信装置は、キャリアセンスの処理を行って、使用可能なサブキャリアの数を決定する制御部(本実施形態では、中央制御部17)を備える。なお、本実施形態では、キャリアセンスの処理を行って、使用可能なサブチャネルを識別し、その結果に基づいて使用可能なサブキャリアを決定するが、他の構成例として、キャリアセンスの処理により、使用可能なサブキャリアを識別して決定してもよい。
一構成例として、無線通信装置では、OFDMAの方式が用いられる。
一構成例として、無線通信装置は、無線LANシステムのアクセスポイント装置である。
一構成例として、プログラムは、複数のサブキャリアが分配して割り当てられる複数の端末装置の各端末装置ごとに、送信するデータを補完するデータ量を計算するステップと、各端末装置ごとに、計算されたデータ量のデータで送信するデータを補完するステップと、複数のサブキャリアを用いて、複数の端末装置について補完されたデータを同一の時間タイミングで送信するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティングシステム(OS:Operating System)あるいは周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。 また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
Claims (11)
- 同一の時間タイミングで複数の端末装置に対してデータを送信する無線通信装置であって、
複数のサブキャリアが分配して割り当てられる前記複数の端末装置の各端末装置ごとに、当該各端末装置への送信に割り当てられるサブキャリアの数および当該各端末装置に送信に割り当てられるタイムスロットの数を求め、そして、当該各端末装置に割り当てられるサブキャリアの数、当該各端末装置に送信するデータのビット長、および前記複数の端末装置の各々に割り当てられるタイムスロットの数の最大値に基づいて、当該各端末装置に送信するデータを補完するデータ量をビット数で計算する補完量計算部と、
前記各端末装置ごとに、前記補完量計算部により計算されたデータ量のデータで前記送信するデータを補完する補完部と、
前記複数のサブキャリアを用いて、前記複数の端末装置について前記補完部により補完されたデータを送信する送信部と、
を備える無線通信装置。 - 前記複数の端末装置について、各端末装置への送信に割り当てられるサブキャリアの数および当該各端末装置へ割り当てられるタイムスロットの数を、当該各端末装置に送信するデータのデータ長、当該各端末装置に送信するデータの変調度、当該各端末装置に送信するデータの符号化レートに基づいて計算する、
請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記複数の端末装置について前記補完部により補完されたデータを多重して送信するフレームを生成するフレーム生成部を備える、
請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の無線通信装置。 - 前記補完部は、前記補完するデータとして、前記フレームの終端を示すビット列のデータを用いる、
請求項3に記載の無線通信装置。 - 前記フレームとして、MACフレーム、連結したMACフレーム、または、これらの両方が用いられる、
請求項3または請求項4のいずれか1項に記載の無線通信装置。 - 前記補完量計算部は、少なくとも、使用可能なサブキャリアの数、各端末装置に対するデータのサイズ、各端末装置に対するデータの変調度、各端末装置に対するデータの符号化レートに基づいて、前記補完するデータ量を計算する、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の無線通信装置。 - キャリアセンスの処理を行って、前記使用可能なサブキャリアの数を決定する制御部を備える、
請求項6に記載の無線通信装置。 - OFDMAの方式が用いられる、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の無線通信装置。 - 無線LANシステムのアクセスポイント装置である、
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の無線通信装置。 - 同一の時間タイミングで複数の端末装置に対してデータを送信する無線通信方法であって、
複数のサブキャリアが分配して割り当てられる前記複数の端末装置の各端末装置ごとに、当該各端末装置への送信に割り当てられるサブキャリアの数および当該各端末装置に送信に割り当てられるタイムスロットの数を求め、そして、当該各端末装置に割り当てられるサブキャリアの数、当該各端末装置に送信するデータのビット長、および前記複数の端末装置の各々に割り当てられるタイムスロットの数の最大値に基づいて、当該各端末装置に送信するデータを補完するデータ量をビット数で計算し、
前記各端末装置ごとに、前記計算されたデータ量のデータで前記送信するデータを補完し、
前記複数のサブキャリアを用いて、前記複数の端末装置について前記補完されたデータを同一の時間タイミングで送信する、
無線通信方法。 - 同一の時間タイミングで複数の端末装置に対してデータを送信する無線通信装置を構成するコンピュータに、
複数のサブキャリアが分配して割り当てられる前記複数の端末装置の各端末装置ごとに、当該各端末装置への送信に割り当てられるサブキャリアの数および当該各端末装置に送信に割り当てられるタイムスロットの数を求め、そして、当該各端末装置に割り当てられるサブキャリアの数、当該各端末装置に送信するデータのビット長、および前記複数の端末装置の各々に割り当てられるタイムスロットの数の最大値に基づいて、当該各端末装置に送信するデータを補完するデータ量をビット数で計算するステップと、
前記各端末装置ごとに、前記計算されたデータ量のデータで前記送信するデータを補完するステップと、
前記複数のサブキャリアを用いて、前記複数の端末装置について前記補完されたデータを同一の時間タイミングで送信するステップと、
を実行させるためのプログラム。
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