JP6586547B2 - 光による短節かつ直立から屈曲までの竹の生産方法 - Google Patents

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本発明は生長しているタケノコの稈鞘をめくって稈に光を当てることで「節間の短い=短節」かつ「直立から屈曲までの稈」の竹を生産する方法に関する。
過疎化等によって竹林が放置され高さ20mにもなる大型のモウソウチクなどが森林などを浸食破壊する事態が多くの地域で進行していて問題となっている。竹が高麗人参のような高価な植物であれば放置された竹は一本もなくこの問題は発生していないと思われることから、竹の付加価値を高めることが一つの解決策として考えられる。その一つとして、竹の根元の直径はそのまま・節間が短い・稈が直立・稈が屈曲・矮小などの付加価値の高い条件を満たした植木やオブジェとして最適な竹に変えることが考えられる。
そこで、矮小化の従来技術をみると、例えば、高さ1mにまで生長する植物が下記特許文献1の生長抑制技術では矮小化は「5分の2」で高さ40cm、下記特許文献2の生長抑制技術では矮小化は「約3分の1」で高さ30cmにまで抑制できる。しかし、これらの値で竹を生産した場合は庭、建物、ロビー、店舗、部屋などの広さや高さの事情からみて、特に高さが20mにもなるモウソウチクのような大型の竹の場合は不十分で、屈曲の問題に関しては全く解決できない。
前記の「屈曲」できない理由は、タケノコは稈を稈鞘が幾重にも取り巻いているため、それらの稈鞘がギプスの役割をしており、人為的に曲げようとしても思うように曲がらない。このため杉のような直立した単純な樹形となり、松のような屈曲した樹形は得られず、また、節間が短くて直立から屈曲までの変化に富んだ稈のオブジェも得られない。
とにかく、竹の物理的な矮小化には解決しなければならない問題が潜んでいるためか、竹を矮小化した植木やオブジェなどの商品はみられない。
そこで、実験的にタケノコの稈鞘を剥ぎ取ってみると、その節部から腐敗したり場合によっては生長が停止したりして、いずれの場合もタケノコは枯死に至った。
また、枝になる芽子の付いてる節の稈鞘を剥ぎ取った場合はタケノコの生長活動のスイッチが切れたかのように短時間でタケノコ全体の生理活動が停止して「稈の生長停止、水揚げ停止」を起す傾向にあり、芽子の露出は100%といえるくらいの確率でタケノコは枯死に至った。
特開平6−100406 特開平6−284819
前記背景技術で述べた従来技術の問題点を解決するために、植木やオブジェとして商品価値が高く利用範囲の広い「短節、かつ直立から屈曲した竹までを生産できる方法」を提供することを本発明は目的とする。
上記目的を達成するために、本発明ではタケノコの「稈の基部」と「生長途上の緑化した稈の部分」の特質を観察し、その観察結果から手段を得た。
まず、タケノコの稈の基部を観察すると「その部分の細胞は硬化している・節間は伸長せず短かい・発根によって稈鞘が外側へ押されて離脱している・稈鞘は付け根から剥離しやすくなっていたため少し無理に剥がしてみたがタケノコへの影響は感じられない」等がみられた。
さらに、150cm位まで生長しているタケノコの100cm位の位置において、少し緑化した稈の部分を観察すると「緑化し細胞が少し硬化している・稈の一部を切除してもタケノコは生長を続ける・タケノコの中間当たり数節分の稈鞘の縦半分を除去して残りの縦半分に自然光が当たるようにしたところ露出した稈の方向へ曲がってタケノコの先端が斜め30度位で地面を指した・稈鞘を除去して稈を露出させたところその部分の稈の生長が鈍ったのを確認した後で、今度はアルミホイルで遮光したら稈が再び生長した」等がみられた。
前記のタケノコの特質の観察結果をまとめると「タケノコの根元の稈鞘は除去しても問題ない・稈鞘を除去しただけでは節間の生長はあまり抑制されない・光が当たると節間の生長が抑制される」となり、さらに、上記の「背景技術」で示した実験的結果をまとめると「節部の損傷は枯死の原因となる・稈鞘の除去は場合によっては稈の生長停止を起して枯死に至る・芽子を露出させるとほぼ枯死に至る」となる。
そこで、タケノコの根元の稈鞘を数節分除去すると、その部分の稈とその次の節の稈鞘が露出し、その「稈、稈鞘の下部」に自然光が当たって稈の緑化と細胞の硬化を開始させると同時に稈鞘下部を透過した光は更に内側に隠れている数枚の稈鞘下部を透過し、そこに隠れている稈の緑化と細胞硬化も開始させることになり、このときの緑化と細胞硬化の開始は稈の生長を抑制して節間は伸びないことになる。
したがって、タケノコの根元から先端へ向かって「稈鞘を1枚以上除去し、そこに現れた稈とその次の節の稈鞘下部に光を当てる」という一連の作業を繰り返し行っていくことで節間の短い稈が得られることになり、本発明の試験生産では節間が「5分の1以上」も可能であることが分かった。上述した従来技術の値では「5分の2」と「約3分の1」。
本発明での稈鞘の「除去」に関しては、稈鞘を付け根から除去するとそこの節に傷が付きやすく稈が腐敗してタケノコが枯死に至ったりすることを回避するために稈鞘を適当な幅で縦方向に何本にもさいて花弁が開くように外側へ広げて「めくる」又は稈鞘の付け根の部分を残して「切除」の方法を用いる。
次に、稈鞘を何本にも「さいた」ときの一本一本を「さいた稈鞘」とする。
稈鞘を「めくる」の方法で、例えば、さいた稈鞘を外側へ少し広げた状態(斜めに立った状態=稈の所まで光が少し入る状態)にめくる場合は、斜めに立った状態ではさいた稈鞘が「自然に広がってその形を維持できない」ことがあり、あるいは、例えば、最大に広げた状態(垂れ下がった状態)にめくる場合は、各節のさいた稈鞘が重なり合うため稈の方へ「光や風が入りにくい」ことがある。
前記の「自然に広がってその形を維持できない」は、さいた稈鞘下部の柔らかさが原因で起こるものであり、さいた稈鞘が自然に広がる場合はその広がりを防止するために「広がり防止具」としてさいた稈鞘の上部外側に紐などを掛ける。
しかし、さいた稈鞘を「斜めに立った状態」に広げたときの全形を横からみると「じょうご状(花が半開したような状態)」に下方へすぼんだ形になっており、この「すぼみ」が原因で広がり防止具が「ずれ落ち」て斜めに立った状態を維持できないため、その解決策として「さいた稈鞘に曲がりをつけてから広げる」という方法を用いる。
「さいた稈鞘に曲がりをつけてから広げる」の方法を用いることで、例えば、さいた稈鞘とさいた稈鞘の間から稈が少し見える程度に広げた場合、その曲がりによって図3のように曲がりをつけたさいた稈鞘3aの上部がタケノコと並行又は並行に近い状態になるため「すぼみ」が解消されて広がり防止具5がずれ落ちにくくなる。
また、さいた稈鞘を外側へ「最大に広げた状態(垂れ下がった状態)」にめくる場合は各節のさいた稈鞘が重なり合うため稈の方へ「光や風が入りにくい」という問題が発生しやすく、このような場合もさいた稈鞘に曲がりをつけておくと効果的。
広がり防止具5には、紐やテープなどを一周させて結んだ輪、リング状のもの、筒状のもの、袋の底を切り取ったような状態のもの等を用いる。
「さいた稈鞘の曲がりのつけ方」としては、例えば、稈鞘を何本にもさいてから図1のようにさいた稈鞘3をさく前のようにタケノコに密着させ、その上部を縛り(紐4などで)、縛った部分を手で握ってさいた稈鞘3を一斉に下方へずらす。この結果さいた稈鞘3は図2のように尺取虫のように「たわんだ状態」になり、さいた稈鞘3に一斉に曲がりをつけることができる。数節分のさいた稈鞘をまとめて縛ってたわませることもできる。
図2のさいた稈鞘3をたわませた状態で形がつくまで放置してから、さいた稈鞘3を縛っている紐4などを外すと、曲がりのついたさいた稈鞘3aができる。
あるいは、さいた稈鞘の下部とタケノコとの間に「詰め物」を挟んでからさいた稈鞘の中間あたりを紐などでタケノコに縛るとさいた稈鞘が一斉にたわんで図2と同様な状態になって曲がりをつけることができる。
前記の「詰め物」には、ビニールや布その他の物をドーナツ状に丸めたもの、ドーナツ状のもの、中空のドーナツ状のもの、ドーナツ状盤の内側や外側の縁の部分がL字形やT字形になったもの(L字形やT字形の横線の部分を円弧にしてもよい)等を用いる。
曲がりのついたさいた稈鞘を少し広げた状態にする場合は、図3のように曲がりをつけたさいた稈鞘3aの上部外側を広がり防止具5で取り囲んでそれ以上に広がるのを防ぐ。
一つの広がり防止具5で数節分(数枚分)の稈鞘をまとめて行ってもよい。
次に、稈鞘を切除する場合は、稈鞘の付け根の部分を残して切除する。例えば、節より5cmの所(高さ)で切り取ってもよい。
以上の「さいた稈鞘に曲がりをつけてから広げる」の方法を稈鞘の柔らかい部分に用いて稈を露出させる作業を「タケノコの根元、又は途中から先端へ向かって時間をおいて繰り返し行っていく」。
次に、稈鞘をめくるときに、稈鞘が稈を一周以上も取り巻いて二重になった部分があるから、必要に応じて二重の部分の片方を切除して一重にする。
次に、同じ地下茎でつながっていると思われるタケノコで本発明を実施していないタケノコは伐採することを基本とする。
次に、前記の「稈鞘を適当な幅で縦方向に何本にもさいて花弁が開くように外側へ広げて「めくる」」を施した稈鞘は自然離脱に任せるか、少し萎れてきたら付け根の部分を残して「切除」してもよい。
前記の「稈鞘の付け根の部分を残して「切除」」を施した後にできる切り口や露出した稈には雨が掛からないように雨避けをする。
次に、竹の枝になる「芽子」のある節の稈鞘に関しては、芽子が十分に隠れる幅で稈鞘を残して芽子を保護しそれ以外の部分は前記の方法で「めくる、又は切除」する。
芽子を保護するために残している稈鞘を短くしたいときは、芽子がある程度生長しないと頭が出ない程度の十分な長さを残して切除する。
次に、露出させた稈に当てる「光」に関しては「直射日光以外の自然光」又は「人工光」を用いる。直射日光は白色の「プラスチック板・ビニール波板・布・ビニールシート」や黒の遮光シートなどを透過させて用いる。
光の当たる時間が長いほど稈は緑化し細胞は硬化して生長が抑制されるため、光の当て方は「昼間だけ自然光を当てる」又は「昼間は自然光、夜間は人工光を当てる」又は「トタンや布やシートなどでタケノコ全体を覆い、その中で人工光を昼夜を通して当てる」を選択して用いる。
次に、直立から屈曲までの形の稈を得るには、タケノコの稈鞘はギプスの役割をして稈が簡単には曲がらないが、本発明では稈が露出した状態になるため稈が曲がりやすく自ら曲がったりするので、タケノコの一か所以上の場所に「紐や針金を掛けて引っ張る・棒で押す・アルミホイルや黒い布や黒いビニールシートなどの遮光物で必要箇所の縦半分を遮光して光の明暗で稈の曲がりをコントロールする」の方法で目的の形の稈に整形する。
次に、稈の保湿に関しては、稈を露出させると乾燥によって稈の表面に傷が生じることがあるから、これを防止するために天候次第で白色または透明なビニールなどの保湿物で露出した部分の稈、又はタケノコ全体を覆って保湿する。
次に、雨に関しては、雨水が掛かると稈や稈鞘を切除した部分にカビや腐敗菌などか繁殖してタケノコを枯死させることがある。その防止にビニール波板・ビニールシート・プラスチック板などで覆って雨が掛かるのを防ぐ。
以上の解決手段を用いたことでモウソウチクのような大型の竹でも節間が5分の1に短くなり高さも低くなり、植木にした場合の植樹場所や設置場所の広さや高さの問題が解決でき、杉のような直立から松のような屈曲までの樹形が得られ、節間も短く直立屈曲になったためオブジェに用いた場合も変化に富んだものが得られるようになり商品価値が高く利用範囲の広い竹の生産が可能になった。
さいた稈鞘の上部を紐でタケノコに縛った状態の斜視図。 さいた稈鞘をたわませた状態の斜視図。 曲がりをつけたさいた稈鞘を稈が少し見える程度に広げた状態の斜視図。
以下、本発明の実施の形態として実施例を説明する。
地表から伸び出てきた高さ約30cm、直径が約7cmのタケノコの根元の地面を掘り、根が出ている節の稈鞘を引っ張って除去し、更にその上の根の出ていない数段の節の稈鞘を用心しながら稈鞘の付け根を5〜10mm程度残して切除して作業を終えた。
翌日、更に上にある2〜3節の各稈鞘に適当な幅で縦に切れ目を入れて花弁が開くように外側へ広げて「めくる」。この日の作業は1回で終了させたが、朝と夕の2回に分けて行うのが理想的である。
更に、その翌日からも前記の稈鞘を「めくる」作業を繰り返して行い、枝になる芽子のある節の下まで進める。(一日に「めくる」稈鞘は2枚を基準とした。)
ここまでの「稈鞘に適当な幅で縦に切れ目を入れる」ときの幅は、稈の直径の大きい部分の稈鞘は10〜15mm位の幅を目安に行った。
ここまでの途中で、花弁が開くように外側へ広げてめっくた稈鞘で、半分ほど萎れてきたものは付け根を5mm程残して切除。
作業を始めて10日程で芽子のある節に到達し、芽子のある節の稈鞘は芽子が十分に隠れる15〜20mm位の幅で残して作業を進め、タケノコの先端近くになると芽子の部分の稈鞘は5mm位の幅で残した。
ここまでの途中で稈の曲がりを調整するためにタケノコの数か所に紐を掛けて引っ張てやや屈曲した稈に仕立てた。直射日光の遮光には白のビニールスレートや黒の遮光シートを用いて木陰の状態にし、雨避けも兼ねた。保湿は天候次第で行った。
以上で作業が終了して節間の短いやや屈曲した稈の竹が完成した。
これは「さいた稈鞘に曲がりをつけてから広げる」方法を下部の柔らかい稈鞘に用いたものである。まず、図1のようにさいた稈鞘3をさく前のようにタケノコに密着させ、その上部を紐4で縛り、その縛った部分を手で握ってさいた稈鞘3を下方へずらすと図2のようにさいた稈鞘3が尺取虫のように「たわむ」のでその状態で1日間ほど放置した。
翌日に縛っている紐4を外すと、各さいた稈鞘3に曲がりがついていたので、この曲がりをつけたさいた稈鞘3aを図3で示すように稈が少し見える程度に広げた状態にめくり、この状態を維持させるために曲がりをつけたさいた稈鞘3aの上部外側に紐を1周させて結んで輪にして広がり防止具5として用いた。(紐を用いると輪の直径を自由に変更できる。)
1回の作業でめくる稈鞘は、各タケノコの生長速度や気象条件に合わせて「めくらない」から「1〜5枚程度」を目安に行う。
以上の作業をタケノコの先端方向へ時間をおいて繰り返し行って稈を露出させていく。
また、上下方向において、さいた稈鞘が重なり合って密集状態になる場合があり、このような場合は適当に稈鞘を切除してもよい。つまり、稈鞘の間引きである。
「日除け」は、すだれ、白色のビニールシートなどをタケノコの頭部に縛り付け、それをマント状やスカート状に広げて日除けにしたり、直線から屈曲までの形の稈にするためにタケノコ頭部を紐で4方向に引っ張っているものはその紐に日除けをつるしたりする。
「雨除け」は、基本的には使用する方がよいが、気象環境によってはしなくてもよい。
「稈の形状」は、直立から屈曲までの形のなかで目的とする形の稈をつくるためにタケノコの複数か所を「引っ張る、押す、遮光する」などの手段を用いる。このとき、引っ張ったり押したり、あるいは遮光シートを張るときは、必要に応じてタケノコを取り囲むように棒などを必要な数だけ立て、これを利用する。
また、実施の過程でタケノコが突然曲がることがあるので、事前に頭部の4か所(4方向)を紐などで引っ張って曲がりを防止したり、その引っ張る力で目的の形に誘導する。
「稈の芯止め」は、任意の節まで稈鞘をめくる又は切除した後、しばらく自然生長させてから不要な上部を切除する。
また、「枝の芯止め」は個体によって異なるが、平均的には枝が半分ほど伸びたら必要な長さの節の先で芯止めする。各枝の芯止めの位置を調整して目的の樹形をつくる。
「枝の除去」は、枝がある程度伸びたら必要箇所の枝以外は付け根近くで切断して目的の樹形をつくる。傘状や、傘状を何段か設けた樹形もできる。
「屈曲した樹形」は、稈鞘をめくる作業を任意の節まで行うと同時にタケノコの数か所を異なる方向へ引っ張って屈曲した形の稈をつくる。稈の曲がった部分又は曲がった部分のすぐ下にある枝を残し、それ以外の枝を切除すると松の木のような樹形ができる。
「さいた稈鞘の広がり防止策」として、さいた稈鞘を広げるときにタケノコから少し離れた(さいた稈鞘の長さよりも短い)位置にタケノコを囲むように棒を数本立て、それらの棒から棒へ紐をタケノコを囲むように張り、その張った紐にさいた稈鞘を乗せることで、さいた稈鞘の広がり具合を調整する。その紐張りは稈鞘数枚間隔でもよい。
庭・建物・ロビー・店舗・部屋などの庭植えや鉢植え用。オブジェ・花器・床の間の置物や飾り柱・枝付の稈は商品を懸架するディスプレイ用・細枝までの全形の竹はクリスマスツリーのような電飾用・尺八などの楽器・工芸品など。
1 露出させた稈
2 露出させた節
3 さいた稈鞘
3a 曲がりをつけたさいた稈鞘
4 紐
5 広がり防止具

Claims (1)

  1. 地面から伸び出てきたタケノコの稈鞘を縦方向に何本にもさいて外側へ広げ、又は付け根の部分を残して切除して稈を露出させ、該露出させた稈に光を当てて節間の伸びを抑制する竹の生産方法において、
    「芽子のある節の稈鞘は芽子が十分に隠れる幅を残して芽子を露出させない」
    という方法を用いることを特徴とする竹の生産方法。
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