JP6586042B2 - 光入出力装置 - Google Patents
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Description
(光入出力装置の基本構成)
図2は、本発明の第1の実施形態に係る光入出力装置200の構成を示す図である。光入出力装置200は、入力ポート211と、それぞれが入力ポート211と平行に配置された出力ポート214−1〜214−Mと、入力ポート211からの光が入射される光学素子212と、入力ポート211からの光を所望の方向に反射する位相変調素子213とを備える。
θoutX=−θin+θL (1)
以下では、クロストークの抑制法について説明する。クロストークを抑制するために、1.出力ポートの配置を調整することによりクロストークを抑制する方法と、2.位相変調素子に位相パタンを重畳させることによりクロストークを抑制する方法とがある。
以下では、出力ポート配置の工夫によりクロストークを抑制する手法について述べる。位相変調素子213においては、出射光が偏向角θL(図2の実線で表す光の進行方向)だけでなく、偏向角θLの整数倍(・・・、−θL、0、2θL、3θL、・・・)の角度にも回折する(図2の破線で表す光の進行方向)。そのため、偏向角θLのn倍(nは整数)の偏向角で結合してしまう出力ポートθoutYが存在する場合、設定された接続状態以外の出力ポートにポート間接続が発生し、クロストークが発生する。以下は、θoutYを示す式である。
θoutY=−θin+nθL (nは1以外の整数) (2)
位相変調素子に偏向に用いる位相パタンとは異なる位相パタンを重畳することにより、高次光の強度を抑制することでクロストークを抑制する手法について述べる。
a.設定位相パタンの1の周期において、設定位相の位相変調素子上の各画素の光強度と位相角を示すそれぞれの方向ベクトルを合成させて、各高次光の光強度と位相角を示す方向ベクトルを算出する。
b.位相変調素子上の任意の2つ以上の画素を選択し、選択した画素ごとの設定位相を調整した方向ベクトルを作成し、設定位相を調整した画素ごとの方向ベクトルを合成することにより、算出した各高次光の光強度と位相角を示す方向ベクトルと反対方向の方向ベクトル(位相がπずれた方向ベクトル)を作成する。
c.選択した画素のそれぞれに、調整した画素ごとの位相を印加する位相パタンを決定する。この位相パタンを周期的に繰り返す位相パタンがクロストーク抑制用パタンとなる。
図15は、本発明の第2の実施形態に係る光入出力装置1500の構成を示す図である。光入出力装置1500は、入力ポート1511と、それぞれが入力ポート1511と平行に配置された出力ポート1514−1〜1514−Mと、入力ポート1511からの光が入射される光学素子1512と、入力ポート1511からの光を所望の方向に反射する位相変調素子1513とを備える。
本発明の第3の実施形態にかかる光信号処理装置について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態の光信号処理装置において効果的にクロストーク抑制用パタンの重畳と高次光位置にポートを配置しない配置方法を組み合わせてクロストークを抑制している。
211、1511 入力ポート
212、1512 光学素子
213、1513 光偏向部
214−1〜214−M、1514−1〜1514−M 出力ポート
501 主ビーム
502〜506、701、702 高次光
507〜509 クロストーク抑制用の光
601、1401 偏向用パタン
602、603、1402〜1404 クロストーク抑制用パタン
Claims (6)
- 信号光の入出力を行う入力ポート及び1又は複数の出力ポートと、
マトリックス状に平面配列された複数の画素を有し、前記入力ポートから光学素子を介して入力された入射光に対して、画素位置に応じて変化する位相量を前記各画素で与えることにより空間位相変調し、得られた出射光を前記出力ポートのうち指定された対象出力ポートの角度方向へ出射する位相変調素子と、を備え、
前記入力ポート及び前記1又は複数の出力ポートでの任意の接続パスにおいて発生するn次光(nは1以外の整数)が最も強く結合する配置のうち少なくとも1つに前記出力ポートを配置しない構成の光入出力装置であって、
前記位相変調素子で与えられる位相パタンが、第1の周期長を有する出射角制御用の第1の位相パタンに、第1の周期長の自然数分の1の周期長を有する前記n次光(nは1以外の整数)低減用の第2の位相パタンを重畳した位相パタンであり、
前記第1の周期長は、前記出射光の対象光強度ピークが前記対象出力ポートの角度方向と一致する角度方向に位置する光強度分布を発生するパタン周期長からなり、
前記第2の位相パタンは、前記n次光を打ち消す位相パタンであって、
前記第1の周期長内において、前記第1の位相パタンの前記位相変調素子上の前記各画素の光強度と位相角とを示すそれぞれの方向ベクトルを合成させて、前記n次光の光強度と位相角とを示す方向ベクトルを算出し、
前記位相変調素子上の前記第1の周期長内の任意の1つ以上の画素を選択し、前記選択した画素ごとに前記第1の位相パタンの設定位相を調整した方向ベクトルを作成し、前記調整した方向ベクトルを合成することにより、算出した前記n次光の光強度と位相角とを示す前記方向ベクトルと反対方向の方向ベクトルを作成し、
前記選択した画素のそれぞれに、前記調整した位相を印加する位相パタンが周期的に連続する位相パタンであり、
前記第2の位相パタンは任意の接続パスにおいて発生する前記n次光のうち任意の出力ポートに最も強く結合するものを低減するようなパタンである
ことを特徴とする光入出力装置。 - 前記第1の位相パタンは、前記入力ポートからの出射光の強度を減衰させる第3の位相パタンと前記出力ポートに出射光を集光させる第4の位相パタンとをさらに重畳した位相パタンである
ことを特徴とする請求項1に記載の光入出力装置。 - 前記第2の位相パタンがsin波状またはのこぎり波状の位相パタンである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光入出力装置。 - 前記第1の位相パタンの周期が所定の周期で結合する前記出力ポートより前記入力ポートに近い出力ポートはn次光が入射するのを避けるように配置し、
前記所定の周期よりも短い周期をもつ前記第1の位相パタンで結合するポートに入射す出射光についてはn次光の強度を抑制するように前記第2の位相パタンを重畳しており、
前記第2の位相パタンの周期が前記第1の位相パタンの周期のN分の1(Nは自然数)である
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光入出力装置。 - 前記第1の位相パタンの2次光が入射する範囲にポートが存在する領域ではそのポートに入射する2次光を避けるようにポートを配置し、
前記第1の位相パタンの2次光が入射する範囲にポートが存在しない領域のポートに入射する2次光については強度を抑制するように第2の位相パタンを重畳しており、
前記の第2の位相パタンの周期が前記第1の位相パタンの周期のN分の1(Nは自然数)である
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光入出力装置。 - 前記第1の位相パタンで発生する1次光からの次数の差が等しい二つの次数のn次光に対し、一方のn次光を打ち消すように第2の位相パタンを設定し、他方のn次光がポートに結合しないようにポートを配置している
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光入出力装置。
Priority Applications (1)
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JP2016081562A JP6586042B2 (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | 光入出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016081562A JP6586042B2 (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | 光入出力装置 |
Publications (2)
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ID=60084851
Family Applications (1)
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JP2016081562A Active JP6586042B2 (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | 光入出力装置 |
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- 2016-04-14 JP JP2016081562A patent/JP6586042B2/ja active Active
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