JP6584818B2 - 中継装置 - Google Patents

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Description

実施形態は、信号の中継に関する。
無線通信基地局をベースバンド信号処理装置(Base Band Unit;BBU)およびリモート無線信号処理装置(Remote Radio Head;RRH)に機能分割する技法が知られている。係る機能分割を行うことで、BBUの配置に制約されることなくRRHをより自由に配置することが可能となる。さらに、複数のRRHを共通のBBUに接続することで、RRHおよびBBUを1対1に接続する場合に比べて消費電力およびコストを削減することも可能である。
BBUおよびRRHは、例えば、光ファイバなどの伝送路を介して、ベースバンド(Base Band;BB)信号、中間周波数(Intermediate Frequency;IF)信号などの信号をやり取りする。BBUおよびRRHは、直接接続されることもあれば、中継装置を介して接続されることもある。
中継装置は、例えば、上流側(すなわち、BBUに近い側)で他の中継装置に接続し、かつ、下流側で他の中継装置およびRRHに接続することになる。この中継装置は、アップリンク信号(すなわち、BBU宛の信号)の中継時には、RRHおよび下流側の中継装置からアップリンク信号をそれぞれ受信し、両者を上流側の中継装置へと中継する。具体的には、BBUは各RRHからのアップリンク信号を個別に受信する必要はなくこれらの重ね合わせから各アップリンク信号を分離できるので、中継装置はRRHからのアップリンク信号および下流側の中継装置からのアップリンク信号を線形加算して上流側の中継装置へと中継すればよい。しかしながら、係るアップリンク信号は、一般的には、オリジナルのユーザ信号を無線伝送向けに変換した信号に相当し、当該ユーザ信号に比べて符号量が大きいので、広帯域の伝送路を必要とする。
特開2013−251896号公報
実施形態は、信号の中継に必要な帯域幅を削減することを目的とする。
実施形態によれば、中継装置は、受信部と、伸長部と、加算部と、圧縮部と、送信部とを含む。受信部は、第1の圧縮信号を受信する。伸長部は、第1の圧縮信号を伸長することによって第1のアップリンク信号を生成する。加算部は、第2のアップリンク信号を第1のアップリンク信号に加算することによって第3のアップリンク信号を生成する。圧縮部は、第3のアップリンク信号を圧縮することによって第2の圧縮信号を生成する。送信部は、第2の圧縮信号を送信する。
第1の実施形態に係る中継装置を含む基地局システムを例示するブロック図。 第1の実施形態に係る中継装置を例示するブロック図。 第2の実施形態に係る中継装置を例示するブロック図。 第3の実施形態に係る中継装置を例示するブロック図。 第4の実施形態に係る中継装置を例示するブロック図。 第5の実施形態に係る中継装置を例示するブロック図。 第6の実施形態に係る中継装置を例示するブロック図。 第7の実施形態に係る中継装置を例示するブロック図。 第1の実施形態に係る中継装置を含む基地局システムにおいて伝送されるアップリンク信号の周波数特性を例示する図。 図2の圧縮部の変形例を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明が述べられる。尚、以降、説明済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号が付され、重複する説明は基本的に省略される。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る中継装置は、例えば図1に示される基地局システムに組み込むことができる。図1の基地局システムは、BBU10と、中継装置20と、中継装置21と、RRH31と、中継装置22と、RRH32と、中継装置23と、RRH33と、中継装置24と、RRH34とを含む。
RRH31およびRRH32は、BBU10を起点に直列に接続されている。他方、RRH31およびRRH33は、BBU10を起点に並列に接続されている。このように、基地局システムは、RRH同士の直列接続、RRH同士の並列接続またはこれらの両方を含むことができる。
中継装置20,・・・,中継装置24は、BBU10とRRH31,・・・,RRH34との間でやり取りされるBB信号(またはIF信号)を中継する。例えば、中継装置21は、RRH31および中継装置22からアップリンク信号をそれぞれ受信し、これらを後述されるように加算してから中継装置20へと中継する。
なお、中継装置20,・・・,中継装置24は、BBU10、RRH31,・・・,RRH34から独立している必要はなく、その一部または全部の機能がこれらの内部にそれぞれ組み込まれていてもよい。また、以降の説明において、各中継装置は、BB信号を中継すると仮定されるが代わりにIF信号を中継してもよい。
第1の実施形態は、例えば図1に示される中継装置21または中継装置22のように、下流側で他の中継装置およびRRHに接続し、かつ、上流側で他の中継装置(またはBBU)に接続する中継装置に適用可能である。本実施形態に係る中継装置100は、図2に例示されるように、受信部101と、伸長部102と、加算部103と、圧縮部104と、送信部105とを含む。
受信部101は、伝送路(例えば、光ファイバ、同軸ケーブルなど)を介して、下流の中継装置から第1の圧縮信号を受信する。受信部101は、クロック抽出(例えば8b/10b変換)、エラー訂正復号、逆パケット化、信号変換(例えば光信号または同軸信号などからディジタル信号への変換)などの種々の処理を必要に応じて行ってもよい。なお、受信部101によって行われる処理は、後述される送信部105によって行われる処理と対応する。受信部101は、第1の圧縮信号を伸長部102へと出力する。
伸長部102は、受信部101から第1の圧縮信号を受け取る。伸長部102は、第1の圧縮信号を伸長することによって第1のアップリンク信号を生成する。伸長部102によって行われる処理は、後述される圧縮部104によって行われる処理と対応する。例えば、圧縮部104がエントロピー符号化処理を行うのであれば、伸長部102は対応するエントロピー復号処理を行うことができる。伸長部102は、第1のアップリンク信号を加算部103へと出力する。図2の例では、第1のアップリンク信号は、中継装置100よりも下流の中継装置によって収集されたアップリンク信号の合成信号に相当する。
加算部103は、伸長部102から第1のアップリンク信号を受け取り、RRHから第2のアップリンク信号を受け取る。第2のアップリンク信号は、中継装置100に直接接続されたRRHによって受信されたアップリンク信号に相当する。加算部103は、第1のアップリンク信号および第2のアップリンク信号を(線形)加算することによって第3のアップリンク信号を生成する。なお、第3のアップリンク信号が所定のビット長で表現できる範囲に収まるように、加算部103は飽和加算処理を行ってもよい。加算部103は、第3のアップリンク信号を圧縮部104へと出力する。
圧縮部104は、加算部103から第3のアップリンク信号を受け取る。圧縮部104は、第3のアップリンク信号を圧縮することによって第2の圧縮信号を生成する。圧縮部104は、例えばハフマン符号化などのエントロピー符号化処理を行ってもよい。あるいは、圧縮部104は、既存の音声符号化手法(例えばMP3(MPEG1 Audio Layer3)、AAC(Advanced Audio Codec)、FLAC(Free Lossless Audio Codec)等)、データ圧縮手法(例えばDeflate、LZ77、LZW等)、または、これらに類似する手法を用いて符号化処理を行ってもよい。なお、圧縮部104は、第3のアップリンク信号を圧縮するよりも前に、量子化、ダウンサンプリングなどを行ってもよい。圧縮部104は、第2の圧縮信号を送信部105へと出力する。
送信部105は、圧縮部104から第2の圧縮信号を受け取る。送信部105は、伝送路を介して、上流の中継装置へと第2の圧縮信号を送信する。送信部105は、クロック埋め込み(例えば8b/10b変換)、エラー訂正符号化、パケット化、信号変換(例えばディジタル信号から光信号または同軸信号などへの変換)などの種々の処理を必要に応じて行ってもよい。
以上説明したように、第1の実施形態に係る中継装置は、下流の中継装置からの第1の圧縮信号を伸長することで第1のアップリンク信号を復元し、当該第1のアップリンク信号にRRHからの第2のアップリンク信号を加算する。さらに、この中継装置は、第3のアップリンク信号を圧縮して第2の圧縮信号を生成し、当該第2の圧縮信号を上流の中継装置へと中継する。従って、この中継装置によれば、第1の圧縮信号および第2のアップリンク信号を別々に中継する場合ならびに第3のアップリンク信号そのものを中継する場合に比べて小さな帯域幅で、第2の圧縮信号を中継することができる。
なお、第1の実施形態に係る中継装置は、入力信号(例えば、RRHからの第2のアップリンク信号)の信号強度が所定の閾値未満であるならば、係る入力信号を雑音とみなして無視してもよい。例えば、第2のアップリンク信号の信号強度が閾値未満の場合に、中継装置は第1の圧縮信号を伸長することなく第2の圧縮信号として中継してもよい。入力信号は、必ずしもユーザ装置(User Equipment;UE)からの受信信号成分を含んでいないが、係る場合であっても雑音成分を含むことがある。雑音成分主体の第2のアップリンク信号を第1のアップリンク信号に加算すると、第3のアップリンク信号に含まれる雑音の割合が増加し、SNR(Signal−to−Noise Ratio)が低下するおそれがある。また、圧縮部が(例えば量子化を含む)非可逆の圧縮を行う場合には、圧縮に伴う雑音(量子化雑音など)も累積することになる。故に、第2のアップリンク信号の信号強度が閾値未満の場合に、中継装置は伸長処理、加算処理および圧縮処理を省略することで、雑音の累積による信号品質の劣化を防止することが好ましい。
また、RRHまたはBBUがBB信号を入出力するインターフェースを備えていない場合には、第1の実施形態に係る中継装置は無線周波数(Radio Frequency;RF)信号からBB信号への変換またはその逆変換を行ってもよい。例えば、中継装置は、RRHからRF信号を受け取り、当該RF信号をBB信号へと変換することで第2のアップリンク信号を生成してもよい。中継装置が係る変換/逆変換を行うことで、上記インターフェースを備えていない既存のRRHまたはBBUを含む基地局システムにおいても本実施形態と同一または類似の効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、例えば図1に示される中継装置21または中継装置22のように、下流側で他の中継装置およびRRHに接続し、かつ、上流側で他の中継装置(またはBBU)に接続する中継装置に適用可能である。第2の実施形態に係る中継装置200は、図3に例示されるように、受信部201と、伸長部202と、加算部203と、圧縮部204と、送信部205と、変換部206とを含む。
受信部201、伸長部202、加算部203、圧縮部204および送信部205は、時間領域の信号を取り扱わずに周波数領域の信号を取り扱うが、残余の点では図2の受信部101、伸長部102、加算部103、圧縮部104および送信部105と概ね同一である。すなわち、第2の実施形態において、第1のアップリンク信号、第2のアップリンク信号および第3のアップリンク信号は、いずれも周波数領域の信号に相当する。
変換部206は、RRHから時間領域の第4のアップリンク信号(BB信号)を受け取る。変換部206は、時間領域の第4のアップリンク信号を周波数領域の第2のアップリンク信号へと変換する。変換部206は、例えば、離散フーリエ変換、離散コサイン変換などによって時間領域から周波数領域への変換を行ってよい。変換部206は、第2のアップリンク信号を加算部203へと出力する。
LTE(Long Term Evolution)などに代表されるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)ベースの無線通信システムは、送信信号(ユーザ信号)を周波数軸上でマッピングして逆フーリエ変換(すなわち変調)することによって時間領域のBB信号を生成する。そして、係る無線通信システムでは、基地局がスケジューリングを通じて各ユーザ装置に帯域(サブキャリア)を割り当て、各ユーザ装置は割り当てられた帯域を使用して通信を行う。
故に、RRHによって受信されるアップリンク信号は、一部の帯域の信号成分を含まない可能性がある。特に、1つのBBUに多数のRRHが接続される場合には、図9に例示されるように、各RRHの受信するアップリンク信号は大部分の帯域の信号成分を含まないかもしれない。仮に第3のアップリンク信号が大部分の帯域の信号成分を含まなければ、圧縮部204は第3のアップリンク信号の大部分を僅かな符号量で高効率に圧縮することができる。
なお、変換部206は、BBUによって行われる変調(ユーザ信号からBB信号への変換)処理/復調(BB信号からユーザ信号への変換)処理において用いられるサンプル数に比べて小さいサンプル数で第4のアップリンク信号を第2のアップリンク信号へと変換してもよい。例えば、LTEでは、基地局(BBU)は、128点以上2048点以下のサンプル数で離散フーリエ変換(復調)/逆離散フーリエ変換(変調)を行う。
仮に、変換部206がBBUと同等のサンプル数で離散フーリエ変換を行うとすれば、中継装置200の回路規模が増加するうえに当該中継装置200による伝送遅延も増加する。特に、複数のRRHが直列接続されている場合には、RRHからBBUまでの経路にある全ての中継装置による伝送遅延が累積するので、影響はより深刻となる。
変換部206によって用いられるサンプル数を削減すると、第2のアップリンク信号の周波数分解能は低下する。しかしながら、例えばLTEは、サブキャリア単位ではなく複数の連続したサブキャリアに相当するリソースブロック単位で各ユーザ装置に帯域を割り当てる。故に、第2のアップリンク信号の周波数分解能がある程度低くても各ユーザ装置の使用帯域を高精度に抽出することが可能である。
なお、第2のアップリンク信号の周波数分解能は、リソースブロックの大きさに比べて低くてもよい。各変換係数の振幅は、当該変換係数に対応する帯域に含まれる信号成分の数に依存する。例えば、僅かな信号成分を含む帯域に対応する変換係数の振幅は通常は0に近い値となる。係る性質を利用すれば、変換部206によって用いられるサンプル数が小さくても、圧縮部204は第3のアップリンク信号を効率よく圧縮することができる。
第2の圧縮信号の圧縮率をさらに高めるために、圧縮部204は図10に例示される圧縮部804に置き換えられてもよい。圧縮部804は、テーブル設定部808と、可変長符号化部809とを含む。
テーブル設定部808は、加算部203から第3のアップリンク信号を受け取る。第3のアップリンク信号などの周波数領域の信号は、サンプル(離散的な周波数)毎の変換係数(例えば、フーリエ係数、DCT係数)の集合に相当する。テーブル設定部808は、第3のアップリンク信号に含まれるサンプル毎に、当該サンプルの変換係数(信号強度)に基づいて、当該変換係数に適用される可変長符号化(Variable Length Coding;VLC)テーブルを設定する。テーブル設定部808は、サンプル毎に設定したVLCテーブルを可変長符号化部809に通知する。例えば、変換部206が8点のFFTを行うのであれば、テーブル設定部808は合計8個のVLCテーブルを設定して可変長符号化部809に通知すればよい。なお、VLCテーブルの通知は、対象のVLCテーブルそのものまたは当該VLCテーブルを示す情報を可変長符号化部809へと出力することにより実現されてよい。
具体的には、テーブル設定部808は、例えばハフマン符号を用いてVLCテーブルを作成してもよい。例えば、テーブル設定部808は、サンプル毎に、所定範囲(例えば過去の所定数)の変換係数の頻度分布を取得し、当該頻度分布に応じてハフマン符号を設計してもよい。この場合に、圧縮部804は、第2の圧縮信号に加えて、設定したVLCテーブルを示す情報を符号化して出力する必要がある。なお、テーブル設定部808は、例えば動的ハフマン符号を用いてVLCテーブルを設定してもよい。
或いは、テーブル設定部808は、予め複数のVLCテーブルを定義しておき、サンプル毎に当該複数のVLCテーブルの1つを選択して設定してもよい。この場合には、設定したVLCテーブルを示す情報として例えばインデックスのような簡易な情報を符号化すればよいので、発生符号量を抑制可能である。
BB信号は一般的に正規分布に類似する頻度分布を示すことが知られているので、例えば相異なるプリセット分散を持つ複数の頻度分布を用意し、各頻度分布に応じて複数のVLCテーブルを事前作成することが効果的である。テーブル設定部808は、サンプル毎に変換係数の頻度分布の分散を計算し、当該分散に最も近いプリセット分散に対応するVLCテーブルを当該サンプルのために選択してもよい。テーブル設定部808は、分散の代わりに分散の絶対値の平均値のように分散と相関する値に基づいてVLCテーブルを選択してもよい。なお、テーブル設定部808は、ハフマン符号を用いて複数のVLCテーブルを事前作成してもよいし、ゴロム符号、ライス符号、指数ゴロム符号などの他の符号を用いて複数のVLCテーブルを事前作成してもよい。
一般に、RRHからのBB信号(第4のアップリンク信号に相当)の各帯域の信号強度は、当該帯域を使用して当該RRHにRF信号を送信するユーザ装置の有無、当該ユーザ装置の状態(例えば、アンテナ(RRH)からの距離、ユーザ装置の送信電力(強度)など)に依存する。故に、第3のアップリンク信号に含まれる変換係数の頻度分布は、サンプル間で大きく異なるかもしれない。例えば、送信信号がマッピングされていない(すなわち、ユーザ装置が使用していない)帯域に対応するサンプルの変換係数は0に近い値になりやすい。テーブル設定部808が、係る性質を利用してサンプル毎にVLCテーブルを設定すれば、各サンプルの変換係数はその頻度分布に適した可変長符号化を適用されるので、サンプル間で変換係数の頻度分布が大きく異なる場合にも高い圧縮率を達成することが可能である。
なお、テーブル設定部808は、1サンプルではなく2以上のサンプル毎にVLCテーブルを設定してもよい。例えば、変換部206が8点のFFTを行うのであれば、テーブル設定部808は合計4個または合計2個のVLCテーブルを設定してもよい。一般に、設定するVLCテーブルの数を増やすと、圧縮率が向上する一方で設定されたVLCテーブルを示す情報の符号量は増加する。
また、テーブル設定部808によって設定されたVLCテーブルは、固定である必要はなく動的に変更されてよい。具体的には、テーブル設定部808は、現在設定されている可変長符号化テーブルを変更するか否かを所定の処理単位毎に判定してもよい。処理単位は、時間であってもよいし、サンプル数であってもよい。この場合に、圧縮部804(例えば、可変長符号化部809)は、所定の処理単位毎に、可変長符号化テーブルを変更するか否かを示す第1の情報(例えば、フラグ)を符号化し、当該第1の情報が可変長符号化テーブルの変更を示す(例えば、フラグがTRUE)ならば変更後の可変長符号化テーブルを示す第2の情報をさらに符号化することになる。
一般に、無線通信システムでは、基地局のスケジューリングによりユーザの帯域(リソース)割り当てが周期的に変更されるので、係る割り当ての切り替わりの前後で各周波数の信号強度が大きく変化する傾向にある。故に、VLCテーブルを所定の処理単位毎に再設定することで、帯域割り当てが変更される場合にも高い圧縮率を維持することが可能となる。
例えば、BBUからのスケジューリング情報を参照できる場合には、テーブル設定部808はユーザの帯域割り当てが変更されるタイミングに合わせてVLCテーブルの変更を判定してもよい。
他方、係るスケジューリング情報を参照できない場合には、テーブル設定部808は、第3のアップリンク信号に基づいてユーザの帯域割り当ての切り替わりの検出を試み、係る切り替わりを検出したことを条件にVLCテーブルの変更を判定してもよい。例えば、テーブル設定部808は、第3のアップリンク信号の各サンプルの変換係数の頻度分布を継続的に検査し、当該頻度分布が大きく変化する(例えば、分散が所定の閾値以上に変化する)タイミングを探索することで、ユーザの帯域割り当ての切り替わりを検出することができる。
テーブル設定部808は、可変長符号化テーブルの変更を判定した場合には、例えば各サンプルの変換係数の頻度分布(の分散)に基づいて、当該サンプルのためのVLCテーブルを再選択(再設定)してもよい。分散は、現行の処理単位の一部または全域に亘る頻度分布に基づいて計算されてもよいし、過去(例えば直前)の処理単位の一部または全域に亘る頻度分布に基づいて計算されてもよい。なお、テーブル設定部808は、分散の代わりに分散と相関の高い他のパラメータに基づいてVLCテーブルを選択してもよい。係るパラメータは、例えば、変換係数の絶対値の平均値または合計値であってもよいし、変換係数の実部および虚部の絶対値の平均値または合計値であってもよい。
可変長符号化部809は、加算部203から第3のアップリンク信号を受け取る。可変長符号化部809は、第3のアップリンク信号に含まれる所定数のサンプル毎に、当該所定数のサンプルの変換係数をテーブル設定部808によって設定されたVLCテーブルを用いて可変長符号化することによって、第2の圧縮信号を生成する。可変長符号化部809は、第2の圧縮信号を送信部205へと出力する。
なお、圧縮部804は、可変長符号化部809が第3のアップリンク信号を可変長符号化するよりも前に、量子化、ダウンサンプリングなどを行ってもよい。量子化、ダウンサンプリングなどの処理を付加することにより、第2の圧縮信号の圧縮率を高めることができる。
圧縮部204を変形する場合には、伸長部202も同様に変形する必要がある。例えば、圧縮部204が第3のアップリンク信号のサンプル毎にVLCテーブルを設定するように変形されるのであれば、伸長部202は第1の圧縮信号のサンプル毎にVLCテーブルを設定し、当該サンプルの符号化変換係数を可変長復号する必要がある。また、圧縮部204が上記第1の情報および第2の情報を符号化するように変形されるのであれば、伸長部202は第1の圧縮信号に付随する第1の情報および第2の情報を復号し、復号した第1の情報および第2の情報に基づいてVLCテーブルを再設定する必要がある。
以上説明したように、第2の実施形態に係る中継装置は、下流の中継装置からの第1の圧縮信号を伸長することで周波数領域の第1のアップリンク信号を復元し、RRHからの第4のアップリンク信号に対応する周波数領域の第2のアップリンク信号を当該第1のアップリンク信号に加算する。さらに、この中継装置は、第3のアップリンク信号を圧縮して第2の圧縮信号を生成し、当該第2の圧縮信号を上流の中継装置へと中継する。従って、この中継装置によれば、第1の圧縮信号および第4のアップリンク信号を別々に中継する場合ならびに第3のアップリンク信号そのものを中継する場合に比べて小さな帯域幅で、第2の圧縮信号を中継することができる。
また、第2の実施形態に係る中継装置は、BBUによって行われる変調処理/復調処理において用いられるサンプル数に比べて小さいサンプル数で第4のアップリンク信号を第2のアップリンク信号へと変換してもよい。これによって、変換に伴う回路規模および伝送遅延を抑制しつつ、第3のアップリンク信号を効率よく圧縮することが可能となる。
さらに、第2の実施形態に係る中継装置は、第3のアップリンク信号の所定数のサンプル毎に可変長符号化テーブルを設定し、設定された可変長符号化テーブルを用いて当該所定数のサンプルの変換係数を可変長符号化してもよい。これによって、さらなる圧縮率の向上が可能となる。
なお、中継装置200から変換部206を削除し、圧縮部204において変換を行うように変形することも可能である。しかしながら、係る変形例は、伸長部202において逆変換を行う必要があるので、回路規模および処理遅延の両面で中継装置200に比べて劣る。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、例えば図1に示される中継装置20のように、下流側で複数の他の中継装置に接続し、かつ、上流側でBBUまたは他の中継装置に接続する中継装置に適用可能である。すなわち、本実施形態に係る中継装置は、ハブとして機能し、複数のRRHを並列接続させることができる。なお、本実施形態に係る中継装置は、下流側で3以上の他の中継装置に接続されてもよいし、RRHにさらに接続されてもよい。
第3の実施形態に係る中継装置300は、図4に例示されるように、受信部101と、伸長部102と、加算部103と、圧縮部104と、送信部105と、受信部311と、伸長部312を含む。図4の受信部101、伸長部102、加算部103、圧縮部104および送信部105は、図2の受信部101、伸長部102、加算部103、圧縮部104および送信部105と同一または類似であってよい。
但し、図4の加算部103は、伸長部312から第5のアップリンク信号を受け取り、当該第5のアップリンク信号を第1のアップリンク信号に加算する点で図1の加算部103とは異なる。
受信部301は、伝送路を介して、下流の中継装置(受信部101に接続されている中継装置とは異なる)から第3の圧縮信号を受信する。受信部301は、クロック抽出、エラー訂正復号、逆パケット化、信号変換などの種々の処理を必要に応じて行ってもよい。なお、受信部301によって行われる処理は、送信部105によって行われる処理と対応する。受信部301は、第3の圧縮信号を伸長部302へと出力する。
伸長部302は、受信部301から第3の圧縮信号を受け取る。伸長部302は、第3の圧縮信号を伸長することによって第5のアップリンク信号を生成する。伸長部302によって行われる処理は、圧縮部104によって行われる処理と対応する。伸長部302は、第5のアップリンク信号を加算部103へと出力する。
以上説明したように、第3の実施形態に係る中継装置は、下流側で複数の中継装置に接続しており、各中継装置からの圧縮信号を伸長し、加算し、再圧縮して送信する。従って、この中継装置によれば、複数のRRHを並列接続させる場合に帯域幅を節約することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、例えば図1に示される中継装置22または中継装置24のように、1つの他の中継装置と、BBUまたはRRHのいずれかとに接続する中継装置に適用可能である。
第4の実施形態に係る中継装置は、アップリンク信号の中継用に最下流のRRHに接続されてもよいし、ダウンリンク信号の中継用にBBUに接続されてもよい。本実施形態に係る中継装置400は、図5に例示されるように、変換部406と、圧縮部404と、送信部405とを含む。
変換部406は、外部(RRHまたはBBU)からBB信号を受け取る。このBB信号は、アップリンク信号に相当してもよいし、ダウンリンク信号に相当してもよい。変換部406は、BB信号を周波数領域の信号へと変換する。変換部406は、例えば、離散フーリエ変換、離散コサイン変換などによって時間領域から周波数領域の変換を行ってよい。変換部406は、周波数領域の信号を圧縮部404へと出力する。
なお、変換部406は、図3の変換部206と同様に、BBUによって行われる変調処理/復調処理において用いられるサンプル数に比べて小さいサンプル数でBB信号を時間領域の信号へと変換してもよい。
圧縮部404は、変換部406から周波数領域の信号を受け取る。圧縮部404は、周波数領域の信号を圧縮することによって第4の圧縮信号を生成する。圧縮部404は、例えばハフマン符号化などのエントロピー符号化処理を行ってもよい。なお、圧縮部404は、周波数領域の信号を圧縮するよりも前に、量子化、ダウンサンプリングなどを行ってもよい。圧縮部404は、第4の圧縮信号を送信部405へと出力する。
なお、圧縮部404は、第2の実施形態において説明された圧縮部804と同様に変形されてもよい。すなわち、圧縮部404は、周波数領域の信号の所定数のサンプル毎に、VLCテーブルを設定し、当該所定数のサンプルの変換係数を可変長符号化することによって第4の圧縮信号を生成してもよい。係る変形によれば、第4の圧縮信号の圧縮率を高めることができる。さらに、圧縮部404は、可変長符号化テーブルを変更するか否かを所定の処理単位毎に判定してもよい。係る変形によれば、帯域割り当てが変更される場合にも高い圧縮率を維持することが可能となる。
送信部405は、圧縮部404から第4の圧縮信号を受け取る。送信部405は、伝送路を介して、上流または下流の中継装置へと第4の圧縮信号を送信する。送信部405は、クロック埋め込み、エラー訂正符号化、パケット化、信号変換などの種々の処理を必要に応じて行ってもよい。
以上説明したように、第4の実施形態に係る中継装置は、下流側のRRHまたは上流側のBBUからのBB信号を周波数領域の信号に変換してから圧縮して送信する。従って、この中継装置によれば、出力側にRRHまたは他の中継装置に単独で接続する場合に帯域幅を節約することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、例えば図1に示される中継装置22または中継装置24のように、1つの他の中継装置と、BBUまたはRRHの少なくとも1つに接続する中継装置に適用可能である。
本実施形態に係る中継装置は、アップリンク信号の中継用にBBUに接続されてもよいし、ダウンリンク信号の中継用に最下流のRRHに接続されてもよい。
第5の実施形態に係る中継装置500は、図6に例示されるように、受信部201と、伸長部202と、逆変換部507とを含む。図6の受信部201および伸長部202は、図3の受信部201および伸長部202と同一または類似であってよい。但し、図6の伸長部202は、第1のアップリンク信号を逆変換部507へと出力する点で図3の伸長部202とは異なる。
逆変換部507は、伸長部202から周波数領域の第1のアップリンク信号を受け取る。逆変換部507は、第1のアップリンク信号を時間領域の第6のアップリンク信号へと変換する。逆変換部507は、例えば、逆離散フーリエ変換、逆離散コサイン変換などによって周波数領域から時間領域への変換を行ってもよい。逆変換部507は、第6のアップリンク信号をBBUへと出力する。
なお、逆変換部507は、図3の変換部206および図5の変換部406と同様に、BBUによって行われる変調処理/復調処理において用いられるサンプル数に比べて小さいサンプル数で第1のアップリンク信号を第6のアップリンク信号へと変換してもよい。逆変換部507は、中継装置500よりも下流の中継装置によって行われる時間領域から周波数領域の変換と同一のサンプル数を用いてよい。
以上説明したように、第6の実施形態に係る中継装置は、第1のアップリンク信号を周波数領域の第6のアップリンク信号へと変換してBBUへと出力する。従って、この中継装置によれば、下流側に他の中継装置が単独で接続され、上流側にBBUが接続される場合にも帯域幅を節約することができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態は、例えば図1に示される中継装置21または中継装置22のように、下流側で他の中継装置およびRRHに接続し、かつ、上流側で他の中継装置(またはBBU)に接続する中継装置に適用可能である。本実施形態に係る中継装置600は、図7に例示されるように、受信部601と、伸長部602と、逆変換部607と、送信部605とを含む。
受信部601は、伝送路を介して、上流の中継装置から第5の圧縮信号を受信する。受信部601は、クロック抽出、エラー訂正復号、逆パケット化、信号変換などの種々の処理を必要に応じて行ってもよい。なお、受信部601によって行われる処理は、後述される送信部605によって行われる処理と対応する。受信部601は、第5の圧縮信号を伸長部602および送信部605へと出力する。
伸長部602は、受信部601から第5の圧縮信号を受け取る。伸長部602は、第5の圧縮信号を伸長することによって周波数領域の第1のダウンリンク信号を生成する。伸長部602は、第1のダウンリンク信号を逆変換部607へと出力する。
逆変換部607は、伸長部602から周波数領域の第1のダウンリンク信号を受け取る。逆変換部607は、第1のダウンリンク信号を時間領域の第2のダウンリンク信号へと変換する。逆変換部607は、例えば、逆離散フーリエ変換、逆離散コサイン変換などによって周波数領域から時間領域への変換を行ってもよい。逆変換部607は、第2のダウンリンク信号をRRHへと出力する。
なお、逆変換部607は、図3の変換部206、図5の変換部406および図6の逆変換部507と同様に、BBUによって行われる変調処理/復調処理において用いられるサンプル数に比べて小さいサンプル数で第1のダウンリンク信号を第2のダウンリンク信号へと変換してもよい。逆変換部607は、中継装置600よりも上流または下流の中継装置またはBBUによって行われる時間領域から周波数領域の変換と同一のサンプル数を用いてよい。
送信部605は、受信部601から第5の圧縮信号を受け取る。送信部605は、伝送路を介して、下流の中継装置へと第5の圧縮信号を送信する。送信部605は、クロック埋め込み、エラー訂正符号化、パケット化、信号変換などの種々の処理を必要に応じて行ってもよい。
以上説明したように、第6の実施形態に係る中継装置は、第5の圧縮信号を下流側の中継装置へと中継しつつ、当該第5の圧縮信号を伸長し、時間領域のダウンリンク信号へと変換してからRRHへと出力する。故に、この中継装置によれば、ダウンリンク信号を中継する場合に帯域幅を節約することができる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態は、前述の第2の実施形態および第6の実施形態の組み合わせに相当する。本実施形態に係る中継装置700は、図8に例示されるように、受信部201と、伸長部202と、加算部203と、圧縮部204と、送信部205と、変換部206と、受信部601と、伸長部602と、逆変換部607と、送信部605とを含む。
図8の受信部201、伸長部202、加算部203、圧縮部204、送信部205および変換部206は、図3の受信部201、伸長部202、加算部203、圧縮部204、送信部205および変換部206と同一または類似であってよい。同様に、図8の受信部601、伸長部602、逆変換部607および送信部605は、図7の受信部601、伸長部602、逆変換部607および送信部605と同一または類似であってよい。
以上説明したように、第7の実施形態に係る中継装置は、第2の実施形態に係る中継装置と第6の実施形態に係る中継装置との組み合わせに相当し、双方向の信号を中継する。従って、この中継装置によれば、アップリンク信号の中継において第2の実施形態と同一または類似の効果を得ることができる。さらに、この中継装置によれば、ダウンリンク信号の中継において第6の実施形態と同一または類似の効果を得ることができる。
なお、第7の実施形態に係る中継装置は、最下流のRRHまたはBBUに接続される場合には、第4の実施形態または第5の実施形態に基づいて変形されてもよい。また、図8では、アップリンク用の伝送路およびダウンリンク用の伝送路が個別に用意されているが、例えば時分割複信(Time Division Duplex ;TDD)または周波数分割複信(Frequency Division Duplex;FDD)を用いて1つの伝送路をアップリンク用およびダウンリンク用に共有することもできる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・BBU
20,21,22,23,24,100,200,300,400,500,600,700・・・中継装置
31,32,33,34・・・RRH
101,201,311,601・・・受信部
102,202,312,602・・・伸長部
103,203・・・加算部
104,204,404,804・・・圧縮部
105,205,405,605・・・送信部
206,406・・・変換部
507,607・・・逆変換部
808・・・テーブル設定部
809・・・可変長符号化部

Claims (10)

  1. ベースバンド信号処理装置宛てのアップリンク信号を中継する中継装置であって、
    第1の中継装置から第1の圧縮信号を受信する受信部と、
    前記第1の圧縮信号を伸長することによって第1のアップリンク信号を生成する伸長部と、
    第2のアップリンク信号を前記第1のアップリンク信号に加算することによって第3のアップリンク信号を生成する加算部と、
    前記第3のアップリンク信号を圧縮することによって第2の圧縮信号を生成する圧縮部と、
    前記第2の圧縮信号を前記第1の中継装置とは異なる第2の中継装置および前記ベースバンド信号処理装置のうちのいずれか一方へ送信する送信部と
    を具備する、中継装置。
  2. 時間領域の第4のアップリンク信号を前記第2のアップリンク信号へと変換する変換部をさらに具備し、
    前記第1のアップリンク信号、前記第2のアップリンク信号および前記第3のアップリンク信号は、周波数領域の信号である、
    請求項1記載の中継装置。
  3. 前記変換部は、復調処理において用いられるサンプル数に比べて小さいサンプル数で前記第4のアップリンク信号を前記第2のアップリンク信号へと変換する、
    請求項2記載の中継装置。
  4. 前記圧縮部は、前記第3のアップリンク信号の所定数のサンプル毎に可変長符号化テーブルを設定し、設定された可変長符号化テーブルを用いて当該所定数のサンプルの変換係数を可変長符号化することによって前記第2の圧縮信号を生成する、請求項3記載の中継装置。
  5. 前記圧縮部は、前記可変長符号化テーブルを変更するか否かを所定の処理単位毎に判定する、請求項4記載の中継装置。
  6. 前記圧縮部は、前記所定の処理単位毎に、前記可変長符号化テーブルを変更するか否かを示す第1の情報を符号化し、当該第1の情報が前記可変長符号化テーブルの変更を示すならば変更後の可変長符号化テーブルを示す第2の情報をさらに符号化する、請求項5記載の中継装置。
  7. 前記圧縮部は、前記第3のアップリンク信号の所定数のサンプル毎に、予め定義された複数の可変長符号化テーブルのうち1つを選択し、選択された可変長符号化テーブルを用いて当該所定数のサンプルの変換係数を可変長符号化することによって前記第2の圧縮信号を生成する、請求項3記載の中継装置。
  8. 前記圧縮部は、前記所定数のサンプル毎に、前記複数の可変長符号化テーブルのうち1つを変換係数の頻度分布の分散に基づいて選択する、請求項7記載の中継装置。
  9. 前記圧縮部は、前記分散の絶対値の平均値に基づいて前記複数の可変長符号化テーブルのうち1つを選択する請求項8記載の中継装置。
  10. 前記第2のアップリンク信号の信号強度が閾値未満であるならば、前記送信部は前記第1の圧縮信号を前記第2の圧縮信号として送信する、請求項1記載の中継装置。
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