JP6584716B2 - 照明センサ分析 - Google Patents

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Description

本開示は、センサ故障を判定し、判定されたセンサ故障に基づいて照明システムを再コミッショニングするための、照明センサ分析システムに関する。
環境を照明するための照明システムは、環境内に照明を放出する1つ以上のランプと、任意の関連するソケット、ハウジング、又は支持体とをそれぞれが含む、1つ以上の照明器具を備え得る。各ランプは、例えば、1つ以上のLEDを含むLEDベースのランプ、又は、フィラメント電球、ガス放電ランプなどの、任意の好適な形態を取ってもよい。
そのような照明器具は、照明ネットワークを形成するように相互接続されてもよい。例えば、照明を制御するために、照明ブリッジなどのゲートウェイが、ネットワークに接続されてもよい。ゲートウェイは、例えば、そのゲートウェイに接続されているスマートフォン、タブレット、又はラップトップなどの汎用コンピュータデバイスから、ネットワークを介して、照明器具のそれぞれに制御信号を通信するために使用されることができる。
照明ネットワークは、メッシュトポロジを有してもよく、それにより照明器具自体が、その照明ネットワーク内のリレーとしての役割を果たし、ゲートウェイとネットワーク内の他の照明器具との間で制御信号を中継する。あるいは、ネットワークは、スタートポロジを有してもよく、それにより照明器具は、ゲートウェイと「直接」、すなわち、制御信号を中継するために他の照明器具に依存することなく(しかしながら、場合により、他の専用のネットワーク構成要素を介して)通信する。一般に、ネットワークは、例えばスター状接続とメッシュ状接続との組み合わせに基づく、任意の好適なネットワークトポロジを有し得る。一実施例では、照明ネットワークは、例えば、ZigBeeプロトコルのうちの1つに従って動作してもよいが、その一方で、コンピュータデバイスは、Wi−Fiなどの別のプロトコルを介してゲートウェイに接続する。
照明器具又は照明システムにはまた、センサメカニズムが装備されてもよい。これまでのところ、そのようなセンサメカニズムは、比較的単純なものであった。例えば、環境内の新たに感知された動きに応答して、照明器具を選択的に作動させるために、タイマと動きセンサとの組み合わせが使用されてきた。そのような動きセンサの一例は、移動体から放出される赤外放射を使用して、それらの動きを検出する、受動型赤外線(passive infra-red;「PIR」)動きセンサである。
より現代的な照明システムは、環境内の複数のセンサからのセンサデータの集約を可能にするために、照明ネットワーク内にセンサを組み込むことができる。好適なセンサを使用する場合、このことは、例えば、占有、活動パターン、温度又は湿度の変化、光レベルなどについての情報を、照明器具が共有することを可能にする。これらのセンサ信号は、照明ネットワークを介してゲートウェイに通信されてもよく、それにより、それらのセンサ信号を、ゲートウェイに接続されているコンピュータデバイスが利用できるようにする。更には、そのようなスマート照明システムにおけるセンサからのデータは、クラウド又は何らかのバックエンドシステム内に記憶されることが多くなるかもしれない。長期間(例えば、数ヶ月)にわたるセンサ及び照明器具制御データ(例えば、占有、光センサ、エネルギー消費値)が、分析のために利用できるようにされてもよい。
複数の照明器具及びセンサを備える、コネクテッドスマート照明システムは、そのシステムを管理するために、複雑なコミッショニング及びコンフィギュレーションソフトウェアを必要とする。コミッショニング中に発生するエラー、及び/又はシステムの動作中にシステム故障によって引き起こされるエラーは、多くの場合、検出することが困難である。そのようなエラーのうちの多くは、報告されずに終わるか、又は、手動で報告されるものの、照明保守サービス担当者へのフィードバックは伴わない(又は、遅延する)。
米国特許公開第2011/0215724号は、或るセンサによって供給された値が所定の範囲から外れている場合に、別のセンサが使用可能となるような、冗長センサの使用を開示している。国際公開第2013/153490号では、センサは、時間的な変動範囲を有する信号を供給すると見なされており、この時間的変動を追跡してセンサの障害を検出するための、時間相関パラメータが定義されている。
典型的には、障害検出は、主として、特定のコミッショニングエラーを診断するための方法に焦点を合わせてきた。例えば、視覚センサのコミッショニングエラーを検出するために、照明器具が特定のパターンで作動され、空間的な照度応答が分析されることができる。これらの方法では、基礎となる測定値は、短期間(典型的には、数秒又は数分程度)にわたって収集されるため、経時的に限られたデータのみが使用される。これは、測定が手動で実施されるか又は(メモリサイズに制限がある状態で)記憶されるためである。
いくつもの潜在的問題が、動作中の画像感知ユニットで生じ得る。例えば、センサは、例えば、別の物体との何らかの衝突により、あるいは、その照明システムを支持している構造体の保守の間に、その意図された位置又は向きと比較して、移動するか又はズレが生じる場合がある。更には、センサユニットは、内部障害(例えば、センサ要素の故障、又はマルウェア)を発現する場合もある。本発明者らは、個々のセンサからのセンサ情報では、一般に、障害を検出するためには不十分であるが、複数のセンサに関するセンサデータを比較することによって、障害が判定されることができ、その判定された障害を考慮するように、照明保守サービス及び/又は照明システムの再コミッショニングに指示が伝えられ得ることに気づいた。
本明細書で開示される一態様によれば、3つ以上のセンサユニットを使用して実行される、照明システム内の障害のあるセンサユニットを識別するための方法が提供され、センサユニットのそれぞれ1つずつが、経時的にセンサデータを生成するようにコンフィギュレーションされている各々のセンサを含み、この方法は、センサユニットの外部の外部処理装置において、センサユニットのそれぞれから、センサデータを受信するステップと、近隣センサユニットの各ペアに関して、センサデータから空間的相関パラメータを生成するステップと、障害のあるセンサユニットを決定するために、その空間的相関パラメータを監視するステップとを含む。
空間的相関パラメータは、或るペアのセンサが、同じ方向で反応するか否かを示すことができる。この相関パラメータは、そのペアの2つのセンサの出力間の、相関関係を表すものである。典型的には、2つの近隣センサは、同じイベントを検出するはずであり、同じ方式で反応するはずである。空間的相関パラメータは、2つのセンサが相関付けられていること、すなわち、互いに関連する情報を示す。相関関係がもはや存在していない場合には、それらのセンサのうちの一方が故障していることを意味する。3つのペアを定義する3つのセンサは、それらのセンサのうちのいずれが故障しているかを決定することを可能にする。
近隣センサユニットの各ペアに関して、センサデータから空間的相関パラメータを生成するステップは、近隣センサユニットの各ペアを選択するステップと、各ペアに関連付けられる1つの空間的相関パラメータを生成するために、選択された近隣センサユニットの各ペアに関して、センサデータのシーケンスを相関付けるステップとを含み得る。
相関パラメータを生成するために、選択された近隣センサユニットのペアに関して、センサデータのシーケンスを相関付けるステップは、以下を決定するステップを含み得る:
Figure 0006584716
式中、αm,nは、選択された近隣センサユニットのペア内の、第1のセンサユニットm及び第2のセンサユニットnに関する相関パラメータであり、sは、第1のセンサユニットに関するセンサデータであり、sは、第2のセンサユニットに関するセンサデータであり、
Figure 0006584716
は、それぞれ、第1のセンサユニット及び第2のセンサユニットの、センサデータの算術平均であり、<>は相関演算であり、||はノルム演算である。
各々のセンサは、占有センサであってもよく、センサユニットのそれぞれから、センサデータを受信するステップは、センサユニットのそれぞれから、占有検出値、占有パラメータ値、占有バイナリ検出値、及び占有バイナリ検出値に対する保持タイマの適用に基づく占有状態ベクトル、のうちの少なくとも1つを受信するステップを含み得る。
各々のセンサは、光センサであってもよく、センサユニットのそれぞれから、センサデータを受信するステップは、センサユニットのそれぞれから、照明値、及び照明値の変化、のうちの少なくとも一方を受信するステップを含み得る。
障害のあるセンサユニットを決定するために、相関パラメータを監視するステップは、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別された、選択された近隣センサユニットの少なくとも2つのペアに共通の、センサユニットを決定することによって、障害のあるセンサユニットを決定するステップを含み得る。
選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別された、選択された近隣センサユニットの少なくとも2つのペアに共通の、センサユニットを決定することによって、障害のあるセンサユニットを決定するステップは、近隣センサユニットの複数の選択に関して、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータを、規定の閾値と比較するステップと、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満である、センサユニットを識別するステップと、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別されたセンサユニットの、複数回にわたる出現を識別するステップとを含み得る。
本方法は、障害のあるセンサユニットを識別する、少なくとも1つのメッセージであって、施設管理者に報告される、少なくとも1つのメッセージを生成するステップを更に含み得る。
本方法は、障害のあるセンサユニットを決定するステップに基づいて、照明システムをリコンフィギュレーションするステップを更に含み得る。
障害のあるセンサユニットを決定するステップに基づいて、照明システムをリコンフィギュレーションするステップは、障害のあるセンサユニットを含む制御ゾーンを識別するステップと、障害のあるセンサユニットを含む制御ゾーン内の、機能センサユニットを識別するステップと、障害のあるセンサユニットに現在関連付けられている制御ゾーン内の少なくとも1つの照明器具を、機能センサユニットと関連付けるステップとを更に含み得る。
障害のあるセンサユニットを含む制御ゾーン内の、機能センサユニットを識別するステップは、最も高い相関パラメータを有する、制御ゾーン内のセンサユニットを識別するステップを含み得る。
コンピュータ可読記憶媒体上に具現化されたコードを含む、コンピュータプログラム製品であって、このコードは、上記の外部処理装置上で実行されると、本明細書で説明される方法を実行し得るようにコンフィギュレーションされている。
第2の態様によれば、3つ以上のセンサユニットであって、センサユニットのそれぞれ1つずつが、経時的にセンサデータを生成するようにコンフィギュレーションされている各々のセンサを含む、3つ以上のセンサユニットと、センサユニットのそれぞれに動作可能に結合されているが、それらセンサユニットの外部の、障害のあるセンサユニットを識別するためのユニットであって、センサユニットのそれぞれから、センサデータを受信し、近隣センサユニットの各ペアに関して、センサデータから空間的相関パラメータを生成し、障害のあるセンサユニットを決定するために、空間的相関パラメータを監視するようにコンフィギュレーションされている、障害のあるセンサユニットを識別するためのユニットとを備える、照明システムが提供される。
相関パラメータを生成するために、選択された近隣センサユニットのペアに関して、センサデータのシーケンスを相関付けるようにコンフィギュレーションされている、障害のあるセンサユニットを識別するためのユニットは、以下を決定するようにコンフィギュレーションされてもよく:
Figure 0006584716
式中、αm,nは、選択された近隣センサユニットのペア内の、第1のセンサユニットm及び第2のセンサユニットnに関する相関パラメータであり、sは、第1のセンサユニットに関するセンサデータであり、sは、第2のセンサユニットに関するセンサデータであり、
Figure 0006584716
は、それぞれ、第1のセンサユニット及び第2のセンサユニットの、センサデータの算術平均であり、<>は相関演算であり、||はノルム演算である。
各々のセンサは、占有センサであってもよく、センサユニットのそれぞれから、センサデータを受信するようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、センサユニットのそれぞれから、占有検出値、占有パラメータ値、占有バイナリ検出値、及び占有バイナリ検出値に対する保持タイマの適用に基づく占有状態ベクトル、のうちの少なくとも1つを受信するようにコンフィギュレーションされてもよい。
各々のセンサは、光センサであってもよく、センサユニットのそれぞれから、センサデータを受信するようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、センサユニットのそれぞれから、照明値、及び照明値の変化、のうちの少なくとも一方を受信するようにコンフィギュレーションされてもよい。
障害のあるセンサユニットを決定するために、相関パラメータを監視するようにコンフィギュレーションされている、障害のあるセンサユニットを識別するためのユニットは、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別された、選択された近隣センサユニットの少なくとも2つのペアに共通の、センサユニットを決定することによって、障害のあるセンサユニットを決定するようにコンフィギュレーションされてもよい。
選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別された、選択された近隣センサユニットの少なくとも2つのペアに共通の、センサユニットを決定することによって、障害のあるセンサユニットを決定するようにコンフィギュレーションされている、障害のあるセンサユニットを識別するためのユニットは、近隣センサユニットの複数の選択に関して、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータを、規定の閾値と比較し、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満である、センサユニットを識別し、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別されたセンサユニットの、複数回にわたる出現を識別するようにコンフィギュレーションされてもよい。
障害のあるセンサユニットを識別するためのユニットは、障害のあるセンサユニットを識別する、少なくとも1つのメッセージであって、施設管理者に報告される、少なくとも1つのメッセージを生成するように更にコンフィギュレーションされてもよい。
この照明システムは、少なくとも2つのセンサユニットを含む制御ゾーン内の、少なくとも1つの照明器具と、少なくとも2つのセンサユニットから機能センサユニットを識別するためのユニットと、照明システムを制御するためのユニットとを更に備え得る。障害のあるセンサユニットを識別するためのユニットは、障害のあるセンサユニットを識別するメッセージを生成して、照明システムを制御するためのユニットに送信するようにコンフィギュレーションされてもよい。機能センサユニットを識別するためのユニットは、機能センサユニットを識別するメッセージを生成して、照明システムを制御するためのユニットに送信するようにコンフィギュレーションされてもよい。照明システムを制御するためのユニットは、照明システムを制御するためのユニットへの、障害のあるセンサユニットを識別するメッセージと、照明システムを制御するためのユニットへの、機能センサユニットを識別するメッセージとに基づいて、制御ゾーン内の少なくとも1つの照明器具を、機能センサと再度関連付けるようにコンフィギュレーションされてもよい。
機能センサユニットを識別するためのユニットは、最も高い相関パラメータを有する、少なくとも2つのセンサユニットのうちの1つを、機能センサユニットとして識別するようにコンフィギュレーションされてもよい。
第3の態様によれば、3つ以上のセンサユニットであって、センサユニットのそれぞれ1つずつが、経時的にセンサデータを生成するようにコンフィギュレーションされている各々のセンサを含む、3つ以上のセンサユニットと、センサユニットのそれぞれに動作可能に結合されているが、それらセンサユニットの外部の、外部処理デバイスであって、センサユニットのそれぞれから、センサデータを受信し、選択された近隣センサユニットのペアに関して、センサデータから相関パラメータを生成し、障害のあるセンサユニットを決定するために、相関パラメータを監視するようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスとを備える、照明システムが提供される。
選択された近隣センサユニットのペアに関して、センサデータから相関パラメータを生成するようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、近隣センサユニットのペアを選択し、相関パラメータを生成するために、選択された近隣センサユニットのペアに関して、センサデータのシーケンスを相関付けるようにコンフィギュレーションされてもよい。
相関パラメータを生成するために、選択された近隣センサユニットのペアに関して、センサデータのシーケンスを相関付けるようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、以下を決定するようにコンフィギュレーションされてもよく:
Figure 0006584716
式中、αm,nは、選択された近隣センサユニットのペア内の、第1のセンサユニットm及び第2のセンサユニットnに関する相関パラメータであり、sは、第1のセンサユニットに関するセンサデータであり、sは、第2のセンサユニットに関するセンサデータであり、
Figure 0006584716
は、それぞれ、第1のセンサユニット及び第2のセンサユニットの、センサデータの算術平均であり、<>は相関演算であり、||はノルム演算である。
各々のセンサは、占有センサであってもよく、センサユニットのそれぞれから、センサデータを受信するようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、センサユニットのそれぞれから、占有検出値、占有パラメータ値、占有バイナリ検出値、及び占有バイナリ検出値に対する保持タイマの適用に基づく占有状態ベクトル、のうちの少なくとも1つを受信するようにコンフィギュレーションされてもよい。
各々のセンサは、光センサであってもよく、センサユニットのそれぞれから、センサデータを受信するようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、センサユニットのそれぞれから、照明値、及び照明値の変化、のうちの少なくとも一方を受信するようにコンフィギュレーションされてもよい。
障害のあるセンサユニットを決定するために、相関パラメータを監視するようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別された、選択された近隣センサユニットの少なくとも2つのペアに共通の、センサユニットを決定することによって、障害のあるセンサユニットを決定するようにコンフィギュレーションされてもよい。
選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別された、選択された近隣センサユニットの少なくとも2つのペアに共通の、センサユニットを決定することによって、障害のあるセンサユニットを決定するようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、近隣センサユニットの複数の選択に関して、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータを、規定の閾値と比較し、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満である、センサユニットを識別し、選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータからの相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別されたセンサユニットの、複数回にわたる出現を識別するようにコンフィギュレーションされてもよい。
外部処理デバイスは、障害のあるセンサユニットを識別する、少なくとも1つのメッセージであって、施設管理者に報告される、少なくとも1つのメッセージを生成するように更にコンフィギュレーションされてもよい。
外部処理デバイスは、障害のあるセンサユニットの決定に基づいて、照明システムをリコンフィギュレーションするように、更にコンフィギュレーションされてもよい。
障害のあるセンサユニットの決定に基づいて、照明システムをリコンフィギュレーションするようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、その障害のあるセンサユニットを含む制御ゾーンを識別し、障害のあるセンサユニットを含む制御ゾーン内の機能センサユニットを識別し、障害のあるセンサユニットに現在関連付けられている制御ゾーン内の少なくとも1つの照明器具を、機能センサユニットと関連付けるように、更にコンフィギュレーションされてもよい。
障害のあるセンサユニットを含む制御ゾーン内の機能センサユニットを識別するようにコンフィギュレーションされている、外部処理デバイスは、最も高い相関パラメータを有する、制御ゾーン内のセンサユニットを識別するようにコンフィギュレーションされてもよい。
更なる実施形態では、本システムは、本明細書で開示される方法のうちのいずれかに従って、更にコンフィギュレーションされてもよい。
本発明を、より良好に理解するために、及び、本発明の実施形態が、どのように遂行され得るかを示すために、以下の図が参照される。
照明システムの概略図である。 センサユニットの概略ブロック図である。 照明器具の概略ブロック図である。 埋め込み型センサユニットを備える照明器具の概略ブロック図である。 照明システムを動作させるための中央処理ユニットを示す、照明システムの例示的な制御アーキテクチャを示す概略ブロック図である。 図3に示される中央処理ユニットの動作方法を示す、フロー図である。 例示的な照明システム構成の概略平面図である。 図5に示される例示的な照明システムによって生成された、センサ出力グラフの概略図である。
以下では、コネクテッド照明システムにおける、センサ障害判定アプリケーションを提供するための、システムを開示する。そのようなシステムでは、センサの誤配置又は故障に起因する運用段階の障害は、より高いレベルのアプリケーションエラー、例えば、照明制御におけるエラーをもたらす恐れがある。以下は、エラー又は障害を検出するために近隣のセンサのペアの占有状態時系列(又は、照明測定値)を分析することによって、そのような故障又はエラーを検出するための、システム及び方法を提供するものであり、これは、それらの近隣センサが、仕様及びコミッショニングに従って動作する場合に、有意な相関度を有することになるという事実に基づく。
一実施形態では、共通の制御領域にわたって、その制御領域内のセンサと、(同じ又は近隣の制御領域の)近隣センサとの、占有状態時系列が相関付けられ、一連の相関係数を決定する。次いで、この相関係数は、設定された又は決定された閾値と比較されてもよい。相関係数が、設定された閾値を下回る場合、本システムは、障害センサを示すための、インジケータ/フラグ/アラームを発行してもよい。
更には、制御領域内の全てのセンサに関して、上記の相関係数の決定を繰り返している一部の実施形態では、近隣センサとの最も高い占有状態時系列の相関係数を有するセンサから、機能センサが決定されることができる。この最も高い相関係数は、例えば、多次元ベクトル比較、又は係数値の平均化であってもよい。
制御領域内の機能センサを決定した後、一部の実施形態では、照明器具を障害センサユニットとは関連解除して、その領域内の照明器具を機能センサユニットと関連付けることによって、その制御領域の再コミッショニングが実行されてもよい。
図1は、本明細書で開示される技術が採用されてもよい、例示的な照明システム1を示す。照明システム1は、環境2内に設置され、その環境2を照明するための照明を放出するように構成されている、複数の照明器具4を備える。実施形態では、このシステムは、ZigBeeなどの第1の有線又は無線ネットワーキング技術を介して照明器具4のそれぞれが接続されている、ゲートウェイ10を更に備えてもよい。照明ブリッジと称される場合もある、ゲートウェイ10は、Wi−Fi又はEthernetなどの第2の有線又は無線ネットワーキング技術を介して、(環境2内に物理的に存在してもよく、又は存在しなくてもよい)コンピューティング装置20に接続する。コンピューティング装置20は、例えば、サーバ(1つ以上のサイトにおける、1つ以上のサーバユニットを含むもの)の形態、あるいは、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、又はデスクトップコンピュータ、若しくは任意のそのようなデバイスの組み合わせなどの、ユーザ端末の形態を取ってもよい。このコンピューティング装置は、ゲートウェイ10を介して照明器具4に制御コマンドを送信することによって、照明器具4を制御することが可能であり、及び/又は、ゲートウェイ10を介して照明器具4から状態報告を受信することも可能である。あるいは、実施形態では、ゲートウェイ10が必要とされない場合もあり、コンピューティング装置20及び照明器具4には、同じ有線又は無線ネットワーキング技術が装備されてもよく、このことによって、コンピューティング装置20が照明器具4を制御し、及び/又は照明器具4から状態報告を受信するために、それらが同じネットワーク内に直接接続されてもよい。
図示の実施例では、環境2は、1つ以上の部屋及び/又は廊下(又は、それらの一部)などの、建物内の屋内空間である。照明器具4は、それらの下方の表面(例えば、地面又は床、あるいは作業面)を照明することが可能となるように、天井に取り付けられている。それらの照明器具は、天井の平面内で相互に直交する2つの方向に沿った、グリッドとして構成されていることにより、2つの実質的に平行な、照明器具4の列を形成し、各列は、複数の照明器具4によって形成されている。これらの列は、各列内の個々の照明器具4と同様に、ほぼ等しい間隔を有する。しかしながら、このことは、唯一の可能な構成ではないことが理解されるであろう。例えば、他の構成では、照明器具4のうちの1つ以上は、壁に取り付けられるか、又は床若しくは家具に埋め込まれることが可能であり、及び/又は、照明器具4は、規則的なグリッドで構成される必要はなく、並びに/又は、環境2は、庭若しくは公園などの屋外空間、又は、スタジアム若しくは展望台(又は、その一部)などの部分的に覆われた空間、又はそのような空間の組み合わせを含み得る。
照明器具4の下方の床の上に立っている、複数の人々8(そのうちの2人が図1に示されている)が、この環境を占有してもよい。環境2にはまた、1つ以上のセンサユニット3も設置されている。一部の実施形態では、センサユニット3は、そのセンサユニットが取り込む画像に基づいて、環境内の人々8の存在を検出するための、可視光ベースの撮像ユニットであってもよい。例えば、これらもまた、照明器具4の間に、規則的パターンで天井に取り付けられてもよく、真下の被照明表面(例えば、地面又は床、あるいは作業面)に向けて、下を向くように構成されてもよい。あるいは、センサユニット3は、下向き以外の他の方向を向いて、壁など他の場所に取り付けられてもよく、及び/又は、それらは、規則的パターンで設置される必要もない。
照明器具4は、対象のシステム内で一意の、既知の識別子(「ID」)を有し、既知の場所に設置されている。センサユニット3もまた、既知のIDを有し、環境2内の既知の(少なくとも、最初は既知であると考えられている)場所に設置されている。センサユニット3は、必ずしも、照明器具4と並設されていない。照明器具4の場所は、照明器具4のコミッショニング段階の間に、すなわち、照明器具4及びセンサユニット3が、それぞれ、環境2を照明して人々8の存在を検出する、それらの目的で実際に運用される前に、決定される。典型的には、コミッショニングは、設置時に、又は、その直後に実行される。照明器具4のコミッショニングの間、コミッショニング技術者は、手動で、又は、GPS若しくは別のそのような衛星ベースの測位システムなどの自動化手段を使用して、照明器具4のそれぞれの場所を決定する。この場所は、任意の好適な基準系、例えば、フロアプランの座標、領域のマップ、又はグローバル座標上の場所であってもよい。いかなる手段で、いかなる条件で決定されても、次いで、コミッショニング技術者は、各照明器具4の場所を、その各々の照明器具IDにマッピングして、コミッショニングデータベース21内に記録する。コミッショニング技術者はまた、センサユニット3のコミッショニング段階の間に、すなわち、実際の運用段階以前の、センサユニット3が、人々8の存在を検出するセンサユニットの目的で実際に運用される前に、センサ3に関する同様のコミッショニングプロセスも実行する。このセンサコミッショニング段階は、それぞれの(考えられている)場所を、その各々のセンサIDにマッピングして、コミッショニングデータベース21内に記憶することを含む。
コミッショニングデータベース21は、大規模データベースから小規模ルックアップテーブルに至るまでの、任意のものとすることが可能な点に留意されたい。コミッショニングデータベース21は、単一のデバイス又は複数のデバイス上に実装されることが可能である(例えば、コンピューティング装置20は、分散サーバ、又は、サーバとユーザ端末との組み合わせを表す)。例えば、視覚センサの場所を視覚センサIDにマッピングするテーブルは、照明器具の場所を照明器具IDにマッピングするテーブルとは別に実装されることが可能である。当然ながら、コミッショニングは、種々の機会にわたって、及び/又は2人以上の技術者によって実行されることが可能な点もまた、理解されるであろう。例えば、センサユニット3のコミッショニングは、照明器具4のコミッショニングよりも後の機会に、異なるコミッショニング技術者によって実行されることが可能である。
照明器具及びセンサ3の場所を既知とすることは、センサユニット3に対する照明器具4の位置が既知となることを可能にする。本開示によれば、このことは、有利には、センサユニット3に関する障害又は他の問題をチェックするために利用される。実際に、本開示の目的上、障害を判定するためには、センサユニット3の、互いに対する相対的位置が既知であることのみを必要とし、センサユニット3に対する照明器具4の場所は、センサユニットにおける障害が判定された場合の、センサに対する照明器具の再コミッショニングを可能にするために、既知である(例えば、コミッショニングデータベース21内に、ベクトルの観点で記憶されている)必要がある。しかしながら、他の目的上、代替的に、又は更に、(例えば、フロアプラン又はマップ上の)人物の絶対的位置が、センサユニット3に基づいて決定されることを可能にするために、又は、照明器具4が、屋内ナビゲーションのための基準として使用されることを可能にすることなどのために、コミッショニングデータベース21内に、センサユニット3及び/又は照明器具4の絶対的位置を記憶することが所望されてもよい。
この照明システムは、更には、サブセットに分割されてもよく、各サブセットは、少なくとも1つの照明器具の制御ゾーンを形成しており、少なくとも1つのセンサユニットが、その少なくとも1つの照明器具の動作を制御するための、センサデータを生成するようにコンフィギュレーションされている。例えば、制御ゾーン内の照明器具は、その制御ゾーン内の占有センサとして動作しているセンサユニットによって占有制御されてもよい。
他の実施形態では、センサユニット3のうちの各1つ、一部、又は全てが、照明器具4のそれぞれ1つの、ハウジング内に組み込まれてもよい。この場合、照明器具4の場所は、センサユニット3に対して暗黙的に既知であり、すなわち、並設されていると想定されることができる。そのようなセンサユニット3に関しては、コミッショニングデータベース21は、センサユニット3をチェックする目的で必ずしも必要とされるものではないが、いずれにせよ他の目的で(例えば、同じく人物8の場所の検出を可能にするために、又は屋内ナビゲーションのために)オプションとして含まれてもよい。
図2aは、照明システム1内の各センサユニット3の個々の構成を表す、例示的なセンサユニット3のブロック図を示す。センサユニット3は、占有センサ116の形態の各々のセンサと、ローカル処理モジュール111と、ネットワークインタフェース117と、ローカル処理モジュール111に接続されているローカルメモリ113とを備える。センサ116は、環境を照明している際の照明器具4からの、放射を検出することが可能であり、好ましくは可視光カメラである。このことから、センサ116又は処理モジュールは、そのセンサが環境内の人物8を検出したか否かについてのバイナリ決定を示す、センサデータを生成してもよい。しかしながら、占有を決定するための熱カメラ若しくは他のセンサの使用、又は、任意の他の好適なセンサタイプの使用も、排除されるものではない。ローカル処理モジュール111は、1つ以上の処理ユニット、例えば、CPU、GPUなどで形成されており、ローカルメモリ113は、1つ以上の揮発性又は不揮発性メモリユニット、例えば、1つ以上のRAM、EEPROM(「フラッシュ」メモリ)、磁気メモリユニット(ハードディスクなど)、又は光メモリユニットなどの、1つ以上のメモリユニットで形成されている。いずれの実装手段によっても、ローカルメモリ113は、ローカル処理モジュール111上で動作(例えば、実行又は解釈)されるように構成されている、(参照符号112によって示される)コードを記憶する。ローカルメモリ113はまた、処理モジュール111によって処理されることになるデータ又は処理されたデータを記憶することもできる。それにより、処理モジュール111は、以下の開示に従ってセンサユニット3の動作を実行するようにコンフィギュレーションされる。あるいは、処理モジュール111は、専用のハードウェア回路、又は、PGA若しくはFPGAなどのコンフィギュラブル又はリコンフィギュラブルなハードウェア回路として実装されることも可能である。
いずれの実装手段によっても、ローカル処理モジュール111は、画像センサによって取り込まれた画像を受信して、以降で説明されるようなセンサデータとして使用されることが可能な、占有パラメータ、又は、光レベル、光変化レベルなどの他のパラメータを決定するために、その各々のセンサ116に動作可能に結合されている。ローカル処理モジュール111は、更に、処理装置20と通信することが可能となるように、ネットワークインタフェース117に動作可能に結合されてもよい。処理装置20は、センサユニット3及び照明器具4のそれぞれの外部に存在しているが、各々のインタフェース117を介して、センサユニットと通信することが可能となるように、及び、(以降の図2b及び図2cで示されるように)各照明器具4内の同様のインタフェースを介して、照明器具4と通信することが可能となるように構成されている。
以下の実施例は、画像センサ116を備えるセンサユニット3を更に説明するが、センサユニットは、異なるセンサタイプを備えてもよい。例えば、以下は、光センサ又は占有センサによって生成されるデータに適用されてもよい。更には、センサユニットによって生成されるセンサデータは、任意の好適なセンサデータのタイプ、例えば、占有検出値、占有パラメータ値、占有バイナリ検出値、占有バイナリ検出値に対する保持タイマの適用に基づく占有状態ベクトル、照明値、及び照明値の変化であってもよい。
図2bは、照明器具4がセンサユニット3と別個である実施形態における、照明器具4の実施例を示す。この場合、各照明器具4は、1つ以上のランプ138、各々のインタフェース137、ローカルメモリ133、及びローカル処理モジュール131を備え得る。ローカル処理モジュール131は、ランプ138及びインタフェース137に動作可能に結合されている。各ランプ138は、(1つ以上のLEDを含む)LEDベースのランプ、フィラメント電球、ガス放電ランプ、又は任意の他のタイプの光源を含み得る。メモリ133は、1つ以上のメモリユニットを含み、処理モジュール131は、1つ以上の処理ユニットを含む。ローカルメモリ133は、ローカル処理モジュール131上で動作(例えば、実行又は解釈)されるように構成されている、コードを記憶する(ランプの動作を制御する、処理モジュール上で動作されるコードが、参照符号134によって示される)。ローカルメモリ133はまた、処理モジュール131によって処理されることになるデータ又は処理されたデータも、記憶することができる。それにより、処理モジュール131は、本開示に従って照明器具4の動作を実行するようにコンフィギュレーションされる。あるいは、照明器具4の処理モジュール131は、専用のハードウェア回路、又は、PGA若しくはFPGAなどのコンフィギュラブル又はリコンフィギュラブルなハードウェア回路として、実装されることも可能である。
図2cは、図2a及び図2bに示される構成の変形の実施例を示し、センサユニット3は、照明器具4のうちの1つと同じハウジング内に組み込まれていることにより、センサユニット3は、各々の照明器具4と実質的に並設されている。この場合、組み合わせ照明器具及びセンサ3+4ユニットは、図2aに示されるセンサ116と同様であってもよいセンサ156と、ローカル処理モジュール151と、ネットワークインタフェース157と、ローカル処理モジュール151に接続されているローカルメモリ153とを備える。図2a及び図2bに示されるローカル処理モジュールと同様の方式で、ローカル処理モジュール151は、1つ以上の処理ユニット、例えばCPU、GPUなどで形成されてもよく、ローカルメモリ153は、1つ以上の揮発性又は不揮発性メモリユニット、例えば、1つ以上のRAM、EEPROM(「フラッシュ」メモリ)、磁気メモリユニット(ハードディスクなど)、又は光メモリユニットなどの、1つ以上のメモリユニットで形成されている。いずれの実装手段によっても、ローカルメモリ153は、ローカル処理モジュール151上で動作(例えば、実行又は解釈)されるように構成されている、(参照符号152、154によって示される)コードを記憶する。ローカルメモリ153はまた、処理モジュール151によって処理されることになるデータ又は処理されたデータも、記憶することができる。それにより、処理モジュール151は、以下の開示に従って、組み合わせ照明器具及びセンサユニットの動作を実行するようにコンフィギュレーションされる。あるいは、処理モジュール151は、専用のハードウェア回路、又は、PGA若しくはFPGAなどのコンフィギュラブル又はリコンフィギュラブルなハードウェア回路として、実装されることも可能である。ローカル処理モジュール151は、センサ156によって取り込まれた画像を受信するために、その各々のカメラ156に動作可能に結合されており、また、処理装置20と通信することが可能となるように、ネットワークインタフェース157にも動作可能に結合されている。処理装置20は、組み合わせセンサユニット及び照明器具3+4の外部に存在しているが、各々のインタフェース157を介して、他のセンサユニット及び/又は照明器具と通信することが可能となるように構成されている。この組み合わせセンサユニット及び照明器具は、1つ以上のランプ158を備え得る。ローカル処理モジュール152は、ランプ158に動作可能に結合されている。各ランプ158は、(1つ以上のLEDを含む)LEDベースのランプ、フィラメント電球、ガス放電ランプ、又は任意の他のタイプの光源を含み得る。処理モジュール151は、更に、本開示に従って、組み合わせセンサユニット及び照明器具の動作を実行するようにコンフィギュレーションされている。あるいは、別個のインタフェース及び/又は別個のローカル処理モジュールが、同じハウジング内にではあるが、センサ及び照明器具の機能のそれぞれに関して設けられることも可能である。
一般に、上述のインタフェース117、137、157のそれぞれは、有線又は無線のインタフェースとすることが可能であるが、好ましくは無線である。例えば、実施形態では、センサユニット3のそれぞれのインタフェース117、及び照明器具4のそれぞれのインタフェース137は、ZigBee規格のうちの1つ、例えばZigBee Light Linkなどの、第1の無線ネットワーキングプロトコルを使用して、ゲートウェイ10に接続するように構成されている、ZigBeeインタフェースであってもよく、その一方で、処理装置20(例えば、サーバ、又は、好適なアプリケーションを実行しているデスクトップコンピュータ、ラップトップ、タブレット、若しくはスマートフォン)は、Wi−Fi又はBluetoothなどの第2の無線ネットワーキングプロトコルを介して、ゲートウェイ10に接続する。ゲートウェイ10は、次いで、外部処理装置20が、センサユニット3及び照明器具4と、一方向又は双方向で通信することを可能にするために、プロトコル間での変換を行う。あるいは、センサユニット3のそれぞれのインタフェース117、及び照明器具4のそれぞれのインタフェース137は、外部処理装置20のインタフェースと直接互換性があるタイプ(例えば、Wi−Fi又はBluetooth)のインタフェースを含むことにより、ゲートウェイ10を必要とせずに、処理装置20とセンサユニット3及び照明器具4との間で、通信が直接発生することを可能にしてもよい。一般に、このネットワークは、任意の好適なネットワークトポロジ、例えば、メッシュトポロジ、スタートポロジ、又は、各照明器具4とゲートウェイ10及び/又は処理装置20との間で、信号が送信及び受信されることを可能にする、任意の他の好適なトポロジを有し得る。
いずれのネットワークトポロジであっても、外部処理装置20は、関連のインタフェース117、137、157を介して、センサユニット3及び照明器具4に制御コマンドを送信し、センサユニット3及び照明器具4から返される情報を受信するようにコンフィギュレーションされている。このことは、センサユニット3から、存在の軟又は硬(soft or hard)判定を受信することを含む。構成要素3、4、20の間での、本明細書で開示される様々な通信は、上述の手段又は他の手段のうちのいずれかによって実施されてもよく、簡潔性のために、毎回繰り返さないものとする。
照明器具4のローカルプロセッサ131(又は、組み合わせユニット3+4のローカルプロセッサ151)は、ランプ138(又は、158)に接続されており、ローカルプロセッサ131(又は、151)上で実行されるローカル照明制御コード132(又は、154)が、ランプ138(又は、158)によって放出される照明の調光レベルを制御すること、及び/又は、放出される照明のオン及びオフを切り替えることを可能にする。色などの他の照明特性もまた、制御可能であってもよい。照明器具4が、複数のランプ138、158を備える場合、それらのランプは、少なくともある程度まで、ローカルプロセッサ131(又は、151)によって個別に制御可能であってもよい。例えば、異なる色のランプ又はランプの要素が設けられてもよく、それにより、それらの個々の照明レベルを別個に制御することによって、全体的な色バランスが制御されることができる。
照明器具4のローカルコントローラ131(又は、組み合わせユニット3+4のローカルプロセッサ151)は、外部処理装置20からインタフェース117(157)を介して受信された照明制御コマンドに基づいて、放出される照明の1つ以上のそのような特性を制御するようにコンフィギュレーションされてもよい。例えば、処理装置20は、環境2内のどこに人々が存在しているかを示す、センサユニット3からの存在メトリックを受信し、種々のセンサユニット3によって検出された存在の全体像に基づいて、どの照明器具4をオン及びオフにするか、あるいは、どれを(及び、どの程度まで)増光及び減光するかについて決定するように構成されているサーバを含み得る。及び/又は、処理装置20は、照明制御アプリケーション(又は、「アプリ」)を実行する、スマートフォン、タブレット、若しくはラップトップなどのユーザ端末を含んでもよく、それらを通じて、ユーザは、放出される照明に対する所望の調節を選択するか、又は、その照明を使用して作り出される所望の照明効果若しくは照明シーンを選択することができる。この場合、アプリケーションは、その所望の調節又は効果を実践するように、関連の照明器具4に照明制御コマンドを送信する。更なる代替的構成又は追加的構成では、照明器具4のローカルコントローラ131(又は、組み合わせユニット3+4のローカルプロセッサ151)は、センサユニット3のうちの1つ以上などの、1つ以上の他のソースから受信された信号に基づいて、上記の照明特性のうちの任意の1つ以上を制御するようにコンフィギュレーションされてもよい。例えば、センサユニット3が占有を検出する場合には、そのセンサユニット3は、近隣の照明器具4に信号を送信して、その照明器具を、オンにするか又は増光するようにトリガしてもよい。
各センサユニット3(又は、組み合わせユニット3+4)内では、各々のセンサ116(又は、156)は、そのローカルプロセッサ111(151)に、画像センサによって取り込まれた生の画像データを供給するように接続されており、その生の画像データには、その環境内に人物が存在し、センサによって感知されているか否かのバイナリ決定を生成するために、ローカルプロセッサ111(151)上で実行されるローカル画像処理コード112(152)によって、ローカル人物検出アルゴリズムが適用される。このローカル人物検出アルゴリズムは、任意の好適な画像認識技術(例えば、顔認識及び/又は物体認識)に基づいて、いくつもの方式で動作することができる。このことに基づいて、ローカル人物検出アルゴリズムは、人物8が、画像センサによって取り込まれた静止画像又は動画(映像)内に存在していることを検出されたか否か、又は、何人の人々が、そのように存在していることを検出されたかを示す、1つ以上の「存在メトリック」を生成してもよい。例えば、1つ以上の存在メトリックは、人物8が画像内に存在していることを検出されたか否かを示す硬指標(hard indication)(はい/いいえ)、人物8が画像内に存在していることを検出されたか否かを示す軟指標(soft indication)(百分率などの確度の指標)、あるいは、画像内に同時に存在している人々8の瞬間的計数、特定の時間窓にわたって画像内に出現している人々の人数、及び/又は、画像内での人々の出現率を含み得る。ローカル処理モジュール上で実行されるコードは、この情報を、外部処理装置20に報告してもよい。
画像内に人物が出現しているか否かを検出することは、人物全体が画像内に出現しているか否かを検出すること、又は、人物の少なくとも一部が画像内に出現しているか否かを検出すること、又は、人物の少なくとも特定部分若しくは一部が画像内に出現しているか否かを検出することを含み得る点に留意されたい。この検出はまた、特定の人物が画像内に出現しているか否か、又は、特定のカテゴリの人物が画像内に出現しているか否かを検出すること、又は、いずれかの人物が画像内に出現しているか否かを検出することも含み得る。
上記の検出は、取り込まれた画像の高解像度バージョン、好ましくは、その画像が最初に取り込まれた際のフル解像度を分析することに基づいて、実行されてもよい。一部の実施形態では、ローカル処理モジュール上で実行されるコードはまた、取り込まれた画像を、相当に低い解像度まで量子化して、これを外部処理装置20に(インタフェース117、157を介して)報告する。
センサユニット3は、画像が取り込まれるたびに、その画像を、自動的かつ無条件に外部処理装置20に報告してもよく、又は、その画像を定期的に報告してもよい。あるいは、センサユニット3は、イベントに応答してのみ、その画像を自動的に外部処理装置20に報告してもよい。
例示として、以下の実施形態は、図1、図2a、及び図2bに示されるような、別個のセンサユニット3及び照明器具4の観点から説明されてもよいが、本明細書で開示される様々な教示はまた、図2cの統合された構成に関連しても適用することができる点が理解されるであろう。
図3は、一部の実施形態による、外部処理装置20とゲートウェイ10との間の、リモート接続又はネットワーク化された接続を実施するための例示的な照明システム制御アーキテクチャを示す。この場合、外部処理装置又はコンピュータデバイス20は、この実施例ではTCP/IPネットワークである、パケットベーシックネットワーク342を介して、ゲートウェイ10に接続されている。外部処理装置20は、TCP/IPプロトコルを使用して、パケットベースネットワーク342を介してゲートウェイ10と通信するが、これは、例えば、Ethernetプロトコル、Wi−Fiプロトコル、又は双方の組み合わせを使用して、リンク層で遂行されてもよい。ネットワーク342は、例えば、ローカルエリアネットワーク(ビジネスネットワーク又はホームネットワーク)、インターネット、又は単純に、外部処理装置20とゲートウェイ10との間での、直接的な有線(例えば、Ethernet)接続若しくは無線(例えば、Wi−Fi)接続であってもよい。照明ネットワーク344は、この実施例ではZigBeeネットワークであり、照明器具4及びセンサユニット3は、ZigBeeプロトコルを使用してゲートウェイ10と通信する。ゲートウェイ10は、中央コンピュータ20が、パケットベースネットワーク342、ゲートウェイ10、及び照明ネットワーク344を介して、照明器具4及びセンサユニット3と通信することができるように、TCP/IPプロトコルとZigBeeプロトコルとの間のプロトコル変換を実行する。
本明細書のいずれの箇所でも、センサユニット3及び照明器具4の外部の、処理装置20に言及する場合、これは、上述の可能性又は他の可能性のうちのいずれかに従って構成された、任意の1つ以上のコンピュータデバイス又はユニットを含み得る。また、「外部」又は「外部に」とは、処理装置20が、センサユニット3のうちのいずれかの、いずれの共用ハウジング(ケーシング)内にも収容されていないこと、及び、実施形態では、照明器具4の、いずれのハウジング内にも収容されていないことを意味する点にも留意されたい。更には、このことは、処理装置が、関与しているセンサユニット3(及び、実施形態では照明器具4)の全てと、ネットワーク化された接続及び/又は無線接続を介して、例えば、ゲートウェイ10を介して又は直接無線接続を介して、外部接続のみを使用して通信することを意味する。
処理装置20は、サーバの形態、あるいは、デスクトップコンピュータなどの固定式ユーザ端末、又は、ラップトップ、タブレット、スマートフォン、若しくはスマートウォッチなどのモバイルユーザ端末の形態を取ってもよい。いずれの形態を取るにせよ、コンピュータデバイス20は、1つ以上の処理ユニットで形成されたプロセッサ327、及びネットワークインタフェース323を備える。ネットワークインタフェース323は、プロセッサ327に接続されている。プロセッサ327は、1つ以上のRAM、EEPROM、磁気メモリ、又は光メモリなどの、1つ以上のメモリデバイスで形成されている、メモリ322へのアクセスを有する。メモリ322は、コンピュータデバイス20の外部若しくは内部のもの、又は双方の組み合わせであってもよく(すなわち、メモリ322は、一部の場合には、内部メモリデバイスと外部メモリデバイスとの組み合わせを示し得る)、後者の場合、ローカルのもの、又はリモートの(すなわち、ネットワークを介してアクセスされる)ものであってもよい。プロセッサ327はまた、例えば、コンピュータデバイス20内に組み込まれるか又は外部ディスプレイであってもよい、ディスプレイ325にも接続されている。
外部処理装置20のメモリ322は、データベース321を記憶している。このデータベース321は、照明システム1内の各センサユニット3及び各照明器具4の、各々の識別子(ID)(又は、センサユニット3が照明器具4内に組み込まれている場合、単に照明器具4のIDのみ)を含む。これらは、システム1内のセンサユニット3及び照明器具4を一意に識別する。更には、データベース321はまた、各センサユニット3及び照明器具の、関連する位置識別子(同じく、センサユニットが照明器具内に組み込まれている場合には、単に照明器具4の位置識別子のみ)を含む。例えば、各位置識別子は、2次元の識別子(x,y)、又は(例えば、センサユニット3が、種々の高さで設置されている場合には)3次元の位置識別子(x,y,z)であってもよい。この位置識別子は、グリッド内での対応する照明器具4又はセンサユニットの位置を示す、グリッド基準、例えば、m番目の列及びn番目の行に関する(m,n)などの、比較的基本的な位置情報のみを伝えてもよく、あるいは、より正確なフロアプラン又はマップ上の位置を、例えば、メートル、フィート、若しくは任意の単位で、任意の所望の精度で伝えてもよい。照明器具4及びセンサユニット3のID、及びそれらの位置は、それゆえ、処理装置20には既知である。メモリ322はまた、センサ制御領域又は制御ゾーンの指標などの、追加的メタデータ326を記憶してもよい。メモリ322からのセンサデータ分析コード324を実行している、プロセッサ327が示される。
ネットワークインタフェース323は、有線インタフェース(例えば、Ethernet、USB、FireWire)又は無線インタフェース(例えば、Wi−Fi、Bluetooth)とすることができ、照明システム1のゲートウェイ10に、外部処理装置20が接続することを可能にする。ゲートウェイ10は、外部処理装置20と照明ネットワークとのインタフェースとして動作し、それゆえ、外部処理装置20が、照明ネットワークを介して、照明器具4及びセンサユニット3のそれぞれと通信することを可能にする。ゲートウェイ10は、外部処理装置20と照明ネットワークとの通信を可能にするために、いずれかの必要なプロトコル変換を提供する。あるいは、インタフェース323は、照明器具4及びセンサユニット3に、コンピュータデバイス20が直接接続することを可能にしてもよい。いずれにせよ、このことは、外部処理装置20が、照明器具4のそれぞれに制御信号を送信し、センサ3のそれぞれからセンサデータを受信することを可能にする。
本明細書における図は、非常に図式的であることに留意されたい。特に、矢印は、照明器具4、センサユニット3、及び外部処理装置20の、構成要素間の高レベルの相互作用を示すものであり、ローカルの接続又は物理的な接続の、いずれかの特定の構成を示すものではない。
外部処理装置20は、環境2にローカルであっても(例えば、環境2内に、又は同じ建物内に存在しても)よく、又は、そこからリモートであっても(リモートの地理的サイトでも)よく、あるいは、外部処理装置20は、ローカルのコンピュータデバイスとリモートのコンピュータデバイスとの組み合わせさえも含み得る点に留意されたい。更には、この外部処理装置は、単一の接続を介して、又は、この照明ネットワーク以外の別のネットワークを介して、ゲートウェイ10に接続してもよい。
有意な期間にわたってセンサユニットからのセンサデータを受信及び記憶している、外部処理装置20、又は、障害のあるセンサユニットを識別するためのユニットは、このセンサデータを使用して、センサユニットのうちのいずれかが障害又はエラー状態にあるか否かを判定し、更には、その障害又はエラーを識別する好適なインジケータ/メッセージを生成するか、あるいは、その障害又はエラーを、照明器具の再コミッショニングが考慮することを可能にしてもよい。以下の実施例では、分析されるセンサデータは、占有状態時系列であってもよく、この占有状態時系列は、センサが、そのセンサの範囲内に人物が存在するか否かを判定しているか否かを識別する、バイナリ検出値を提供する。同じ方法は、一部の実施形態では、光センサによって識別される、光量値又は光量値の変化に関する、センサデータに適用されてもよい。
例えば、センサデータ分析コード324は、図4に示されるような動作を実行するようにコンフィギュレーションされてもよい。
センサデータ分析コード324を実行中の、外部処理装置20の障害のあるセンサユニットを識別するためのユニット、及びプロセッサ327は、近隣センサのペアを選択するようにコンフィギュレーションされてもよい。例えば、(同じ又は近隣の制御ゾーン内の)N≧2個のセンサの中からの、近隣の(同じ制御ゾーン内の、又は近隣のゾーンにわたる)占有センサm及び占有センサnのペアが、選択されてもよい。それらのセンサは、データベース321からの情報に基づいて、選択又は選出されてもよい。
近隣センサのペアを選択する動作は、図4では、ステップ401によって示される。
センサデータ分析コード324を実行中の、ユニット又は外部処理装置20及びプロセッサ327は、次いで、選択された近隣センサのペアに関連付けられているセンサデータを取得するようにコンフィギュレーションされてもよい。例えば、そのセンサデータは、選択された近隣センサに関連付けられている占有状態時系列であってもよい。換言すれば、占有センサは、バイナリ検出値をT秒毎に生成してもよい(この場合、Tは、1秒又は60秒などの好適な値であってもよい)。このデータは、リモートのデータベースに記憶されてもよく、プロセッサ327によって取得されるように利用可能である。このデータセットは、長期間にわたって、例えば、数日間、数週間、又は数ヶ月にわたって利用可能であってもよい。一部の実施形態では、それら生のバイナリ検出値から、H秒の保持タイマを適用することによって、占有状態ベクトルが生成される。すなわち、検出の後に続いて、占有センサが、H秒以内に検出を報告しない場合には、ベクトルは、非占有状態(0)になり;そうでない場合には、ベクトルは、結果として占有状態(1)になる。センサmに関する占有状態ベクトルは、sによって示されることができ、センサnに関する占有状態ベクトルは、sによって示されることができる。この実施例では、占有状態ベクトルは、センサの生のバイナリ検出出力から、プロセッサ327によって生成されるが、一部の実施形態では、センサユニットが、この処理動作を実行して、状態ベクトルを出力することができる。一部の実施形態では、センサユニットは、分析期間にわたって状態ベクトルを記憶して、そのベクトルを直接供給してもよく、又は、定期的に、若しくは要求に応答して、若しくは他の方式で、外部メモリ322に記憶されるベクトルを供給出力してもよい。
一部の実施形態では、センサデータは、光(照明)レベル、又は光(照明)レベル変化であってもよい。
センサデータ分析コード324を実行中の、ユニット又は外部処理装置20及びプロセッサ327は、次いで、そのセンサデータから相関パラメータを決定してもよい。換言すれば、プロセッサは、選択された近隣センサ(例えば、センサユニットm及びセンサユニットn)間の占有状態ベクトルの相関係数を、決定又は規定されたベクトルの長さにわたって算出してもよい。この相関係数の算出は、以下のように数学的に表現されてもよい:
Figure 0006584716
式中、αm,nは、選択された近隣センサユニットのペア内の、第1のセンサユニットm及び第2のセンサユニットnに関する相関パラメータであり、sは、第1のセンサユニットに関する瞬時センサデータであり、sは、第2のセンサユニットに関する瞬時センサデータであり、
Figure 0006584716
は、それぞれ、第1のセンサユニット及び第2のセンサユニットの、センサデータの算術平均であり、<>は相関演算であり、||はノルム演算である。
近隣センサのペアを選択する規定の期間にわたる、選択されたセンサ間で占有状態時系列又はベクトルを相関付ける動作は、図4では、ステップ403によって示される。当然ながら、この瞬時値s及びsは、それらの値が、通常は、同じ検出イベントに鑑みて同じ種類の変動を有し得るように、同時に、又は少なくとも近い時間にサンプリングされなければならない。
センサデータ分析コード324を実行中の、ユニット又は外部処理装置20及びプロセッサ327は、次いで、近隣センサのペアの「全て」が選択されているか否かを判定してもよい。この選択は、環境内のセンサの、サブセット又は全てであってもよい。
近隣センサユニットの全てのペアが選択されており、かつセンサデータが相関付けられているか否かをチェックする動作は、図4では、ステップ405によって示される。
近隣センサのペアの「全て」が、選択されてはいないと判定される場合、センサデータ分析コード324を実行中の外部処理装置20及びプロセッサ327は、次いで、近隣センサの別のペアを選択して、センサデータの取得及び相関付けの動作を繰り返してもよい。この近隣センサの更なるペアの選択は、任意の好適な選択アルゴリズムによって実施されてもよい。
選択及び相関を繰り返す動作は、図4では、ステップ401にループして戻る矢印によって示される。
センサペアの全てが選択されており、かつ相関パラメータが決定されている場合、センサデータ分析コード324を実行中の、ユニット又は外部処理装置20及びプロセッサ327は、次いで、障害のあるセンサユニットが存在しているか否かを判定又は識別し、更には、その障害のあるセンサユニットを識別するために、決定された相関パラメータを監視してもよい。
例えば、プロセッサは、相関係数の決定に続けて、選択されたセンサユニットの各ペアに関する相関係数を、規定又は決定された閾値と比較して、選択されたペア内のセンサのうちの一方又は他方が障害を有するか否かを判定する。
例えば、αm,n<τ(式中、τは閾値)である場合には、選択されたペア内のセンサユニットのうちの一方に障害があると判定されることができる。この閾値は、予め設定されてもよく、又は、訓練データセットから決定されてもよい。そのような閾値は、センサの空間的位置決めに対する、センサ情報リンクの許容差に対応している。換言すれば、同じイベントが検出されるが、必ずしも厳密に同じ強度では検出されない。
相関係数を「障害」閾値と比較する動作は、図4では、ステップ407によって示される。
センサデータ分析コード324を実行中の、ユニット又は外部処理装置20及びプロセッサ327は、次いで、どのセンサユニットに障害がある可能性が高いかを決定又は識別するようにコンフィギュレーションされてもよい。障害のあるセンサユニットは、2つ以上の比較に共通しているセンサユニットが存在する場合に、決定されてもよい。換言すればN≧3である場合、低い相関値を有するセンサのペアに共通しているセンサが、障害があると宣言されることができる。例えば、3つのセンサm、n、及びpに関しては、αm,n>τである一方、αm,p<τ、及びαn,p<τである場合には、センサpが、障害があると宣言される。
一部の実施形態では、更なる検査のために、障害があると宣言されたセンサユニットを識別するメッセージが生成され、施設管理者に送信されてもよい。一部の実施形態では、このユニットは、照明システムを制御するためのユニットに、この情報を伝えてもよい。
いずれのセンサに障害があるかを、低い相関値から識別又は決定する動作は、図4では、ステップ409によって示される。
更には、一部の実施形態では、センサデータ分析コード324を実行中の、外部処理装置20及びプロセッサ327は、その障害のあるセンサユニットを考慮するべく、照明システムに対して再コミッショニング又はリコンフィギュレーションするようにコンフィギュレーションされる。
例えば、一部の実施形態では、本システムは、機能センサユニットを識別するためのユニットを備える。このユニット又は外部処理ユニットは、決定された障害センサユニットを有する各制御ゾーンに関して、機能センサユニットを識別するようにコンフィギュレーションされてもよい。機能センサユニットは、一部の実施形態では、近隣センサとの最も高い占有状態時系列の相関係数を有するセンサユニットを、識別することによって決定される。一部の実施形態では、これは、センサに関連付けられている相関係数が加算され、次いで、そのセンサに関連付けられている相関係数の数で除算される、最も高い平均相関係数であってもよい。このユニットは、識別された機能センサユニットを含むメッセージを生成して、照明システムを制御するためのユニットに、このメッセージを送信してもよい。
障害のあるセンサユニットを有する制御ゾーン内の、機能センサユニットの識別は、図4では、ステップ411によって示される。
制御ゾーンに関する機能センサユニットを識別した後、センサデータ分析コード324を実行中のプロセッサ327(又は、照明システムを制御するユニット)は、次いで、決定された障害センサユニットに現在関連付けられている制御ゾーン内の、照明器具の全てを、その機能センサユニットと関連付けてもよい。
障害センサユニットの決定(及び、機能センサユニットの決定)に基づいて、制御ゾーン又は照明システムをリコンフィギュレーションする動作は、図4では、ステップ413によって示される。
一部の実施形態では、センサデータ分析コード324を実行中の、外部処理装置20及びプロセッサ327は、次いで、動作を終了してもよい。
図4に関連して示される実施例は、占有センサデータの使用を示しているが、代替実施形態では、センサは光センサであり、生成及び分析されるベクトルは、照明(変化)測定値からなる光(変化)ベクトルである。
シミュレートされた光システムに関する、センサデータ分析コード324を実行中の外部処理装置20及びプロセッサ327の動作の実施例が、図5及び図6に関連して示される。
図5は、例示的な照明システム構成の概略平面図を示す。この平面図は、2つの制御ゾーン又は制御領域に分割されている、環境500を示す。第1の制御ゾーン501は、第1の占有センサ502を備える。第2の制御ゾーン511は、第2の占有センサ512及び第3の占有センサ513を備える。図6は、或る期間にわたってセンサから収集された、例示的な占有状態情報を示す。
そのような実施例では、第1の占有センサ502は、センサデータsを出力するようにコンフィギュレーションされ、第2の占有センサ512は、センサデータsを出力するようにコンフィギュレーションされ、第3の占有センサ513は、センサデータsを出力するようにコンフィギュレーションされることができる。このデータは、プロセッサ327によって記憶及び使用されてもよい。
センサデータ分析コードを実行するプロセッサ327は、次いで、近隣センサの第1のペア、例えば、第1の占有センサ502及び第2の占有センサ512を選択するようにコンフィギュレーションされてもよい。
プロセッサ327は、次いで、選択されたセンサに関連付けられている、占有センサデータを取得してもよい。この第1の選択に関して、プロセッサは、センサデータs及びセンサデータsを取得するようにコンフィギュレーションされてもよい。
この実施例では、センサデータは、バイナリ占有状態値、換言すれば、或る領域が占有されていることを、センサが判定しているか否かについての、バイナリ判定である。これらのセンサ値から、プロセッサ327は、占有状態ベクトルを決定してもよく、これらの決定から、第1の占有センサ及び第2の占有センサの選択に関連付けられる、相関係数を決定してもよい。例えば、上記の式が使用されてもよく:
Figure 0006584716
式中、α1,2は、第1の占有センサ502及び第2の占有センサ512に関する相関パラメータである。この式は、以下へと展開されてもよく
Figure 0006584716
式中、第1の占有センサ502及び第2の占有センサ512からの、s及びsのN個の値が、相関係数を算出するために使用され、
Figure 0006584716
は、sにおけるi番目の値であり、
Figure 0006584716
は、sにおけるi番目の値である。
この実施例では、決定された相関係数は、α1,2=0.86である。
センサデータ分析コードを実行するプロセッサ327は、次いで、近隣センサの第2のペア、例えば、第1の占有センサ502及び第3の占有センサ513を選択するようにコンフィギュレーションされてもよい。
プロセッサ327は、次いで、選択されたセンサに関連付けられている、占有センサデータを取得してもよい。この第2の選択に関して、プロセッサは、センサデータs及びセンサデータsを取得するようにコンフィギュレーションされてもよい。
これらのセンサ値から、プロセッサ327は、占有状態ベクトルを決定してもよく、これらの決定から、第1の占有センサ及び第3の占有センサの選択に関連付けられる、相関係数を決定してもよい。例えば、上記の式が使用されてもよく:
Figure 0006584716
式中、α1,3は、第1の占有センサ502及び第3の占有センサ513に関する相関パラメータである。この式は、以下へと展開されてもよく
Figure 0006584716
式中、第1の占有センサ502及び第3の占有センサ513からの、s及びsのN個の値が、相関係数を算出するために使用され、
Figure 0006584716
は、sにおけるi番目の値であり、
Figure 0006584716
は、sにおけるi番目の値である。
この実施例では、第2のペア選択に関する決定された相関係数は、α1,3=0.12である。
この実施例では、センサデータ分析コードを実行するプロセッサ327は、次いで、近隣センサの第3のペアである、第2の占有センサ512及び第3の占有センサ513を選択するようにコンフィギュレーションされてもよい。
プロセッサ327は、次いで、選択されたセンサに関連付けられている、占有センサデータを取得してもよい。この第3の選択に関して、プロセッサは、センサデータs及びセンサデータsを取得するようにコンフィギュレーションされてもよい。
これらのセンサ値から、プロセッサ327は、占有状態ベクトルを決定してもよく、これらの決定から、第1の占有センサ及び第2の占有センサの選択に関連付けられる、相関係数を決定してもよい。例えば、上記の式が使用されてもよく:
Figure 0006584716
式中、α2,3は、第1の占有センサ502及び第3の占有センサ513に関する相関パラメータである。この式は、以下へと展開されてもよく
Figure 0006584716
式中、第1の占有センサ502及び第3の占有センサ513からの、s及びsのN個の値が、相関係数を算出するために使用され、
Figure 0006584716
は、sにおけるi番目の値であり、
Figure 0006584716
は、sにおけるi番目の値である。この実施例では、第3のペア選択に関する決定された相関係数は、α2,3=0.15である。
プロセッサ327は、次いで、全ての近隣センサのペアが選択されており、かつ相関パラメータが決定されていることを、判定してもよい。
センサデータ分析コード324を実行中の、ユニット又は外部処理装置20及びプロセッサ327は、次いで、選択されたセンサユニットの各ペアに関する相関係数を、規定の又は決定された閾値と比較して、選択されたペア内のセンサのうちの一方又は他方が障害を有するか否かを判定することによって、障害のあるセンサユニットが存在しているか否かを判定又は識別し、更には、その障害のあるセンサユニットを識別するために、決定された相関パラメータを監視してもよい。
それゆえ、例えば、第1のペア選択、第2のペア選択、及び第3のペア選択に関する相関パラメータが、α1,2=0.86、α1,3=0.12、及びα2,3=0.15である場合、これらの係数のそれぞれが、決定された閾値、例えば、τ=0.4と比較され、その比較の結果が記憶される。
それゆえ、上記の実施例に関しては、プロセッサは、相関係数α1,3=0.12及びα2,3=0.15が、閾値未満であると判定する。
プロセッサは、次いで、それら2つの「不合格の」比較に共通しているセンサユニットが存在するか否かを判定するようにコンフィギュレーションされる。この実施例では、共通しているセンサユニットである、第3の占有センサ513が存在する。プロセッサは、次いで、第3の占有センサ513が障害占有センサであることを、決定してもよい。
一部の実施形態では、プロセッサは、第3の占有センサ523には障害があり、調査されるべきであることを示すメッセージを生成して、照明システムの管理者に、このメッセージを送信してもよい。一部の実施形態では、更に、プロセッサは、第2の制御ゾーン511内の機能センサユニットを決定してもよい。
例えば、プロセッサ又は照明コミッショニングソフトウェアは、第2の制御ゾーン511内のセンサユニットに関する相関パラメータを分析して、最も高い相関パラメータを有するセンサユニットを機能センサユニットとして選択するようにコンフィギュレーションされてもよい。この実施例では、第2の制御ゾーン511内には、第2のセンサユニット512及び第3のセンサユニット513の、2つのセンサユニットのみが存在している。
第2のセンサユニット512に関連付けられている相関パラメータは、α1,2=0.86、及びα2,3=0.15であり、0.86の絶対最高値、及び0.505の平均値を有する。
第3のセンサユニット513に関連付けられている相関パラメータは、α1,3=0.12、及びα2,3=0.15であり、0.15の絶対最高値、及び0.135の平均値を有する。
この実施例における最も高い相関パラメータ(絶対及び平均の双方)は、第2のセンサユニット512に関連付けられているため、プロセッサは、第2の制御ゾーン511内の機能センサを、第2のセンサ512として選択してもよい。
プロセッサは、次いで、第2の制御ゾーン511内の照明器具を、機能センサである第2の制御ユニット512によって制御されるべくリコンフィギュレーションするように、照明コミッショニングソフトウェアに指示してもよい。
図面、本開示、及び添付の請求項の検討によって、開示される実施形態に対する他の変形形態が、当業者により理解され得、また、特許請求される発明を実施する際に実行され得る。請求項では、単語「備える(comprising)」は、他の要素又はステップを排除するものではなく、不定冠詞「1つの(a)」又は「1つの(an)」は、複数を排除するものではない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、請求項内に列挙される、いくつかの項目の機能を果たすことができる。特定の手段が、互いに異なる従属請求項内に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが、有利に使用され得ないことを示すものではない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に、若しくは他のハードウェアの一部として供給される、光学記憶媒体又は半導体媒体などの、好適な媒体上に記憶/分散される場合があるが、また、インターネット、又は他の有線若しくは無線の電気通信システムなどを介して、他の形態で分散される場合もある。請求項中のいかなる参照符号も、範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (14)

  1. 3つ以上のセンサユニットを使用して実行される、照明システム内の障害のあるセンサユニットを識別するための方法であって、前記センサユニットのそれぞれ1つずつが、経時的にセンサデータを生成するようにコンフィギュレーションされている各々のセンサを含み、前記照明システムが、前記方法の、
    前記センサユニットのそれぞれから、前記センサデータを受信するステップと、
    近隣センサユニットの各ペアの全てに関して、前記センサデータから空間的相関パラメータを生成するステップと、
    障害のあるセンサユニットを決定するために、前記空間的相関パラメータを監視するステップと、
    を実行するための、前記センサユニットの外部の処理装置を含む、方法。
  2. 近隣センサユニットの各ペアの全てに関して、前記センサデータから相関パラメータを生成するステップが、
    近隣センサユニットの各ペアを選択するステップと、
    各ペアに関連付けられる1つの空間的相関パラメータを生成するために、選択された近隣センサユニットの各ペアに関して、前記センサデータを相関付けるステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 相関パラメータを生成するために、前記選択された近隣センサユニットのペアに関して、前記センサデータを相関付けるステップが、以下を決定するステップを含み:
    Figure 0006584716
    式中、αm,nは、選択された近隣センサユニットのペア内の、第1のセンサユニットm及び第2のセンサユニットnに関する前記相関パラメータであり、sは、前記第1のセンサユニットに関する前記センサデータであり、sは、前記第2のセンサユニットに関する前記センサデータであり、
    Figure 0006584716
    は、それぞれ、前記第1のセンサユニット及び前記第2のセンサユニットの、前記センサデータの算術平均であり、<>は相関演算であり、||はノルム演算である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記各々のセンサが、占有センサであり、前記センサユニットのそれぞれから、前記センサデータを受信するステップが、前記センサユニットのそれぞれから、
    占有検出値、
    占有パラメータ値、
    占有バイナリ検出値、及び
    占有バイナリ検出値に対する保持タイマの適用に基づく占有状態ベクトル、
    のうちの少なくとも1つを受信するステップを含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記各々のセンサが、光センサであり、前記センサユニットのそれぞれから、前記センサデータを受信するステップが、前記センサユニットのそれぞれから、
    照明値、及び
    照明値の変化、
    のうちの少なくとも一方を受信するステップを含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記障害のあるセンサユニットを決定するために、前記相関パラメータを監視するステップが、
    選択された近隣センサユニットのペアに関するセンサデータの時系列からの前記相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別された、選択された近隣センサユニットの少なくとも2つのペアに共通の、センサユニットを決定することによって、障害のあるセンサユニットを決定するステップを含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 選択された近隣センサユニットのペアに関する前記センサデータからの前記相関パラメータが、規定の閾値未満であると識別された、選択された近隣センサユニットの少なくとも2つのペアに共通の、前記センサユニットを決定することによって、前記障害のあるセンサユニットを決定するステップが、
    近隣センサユニットの複数の選択に関して、選択された近隣センサユニットのペアに関する前記センサデータからの前記相関パラメータを、前記規定の閾値と比較するステップと、
    前記選択された近隣センサユニットのペアに関する前記センサデータからの前記相関パラメータが、前記規定の閾値未満である、センサユニットを識別するステップと、
    選択された近隣センサユニットのペアに関する前記センサデータからの前記相関パラメータが、前記規定の閾値未満であると識別された前記センサユニットの、複数回にわたる出現を識別するステップと、
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記障害のあるセンサユニットを識別する、少なくとも1つのメッセージであって、施設管理者に報告される、少なくとも1つのメッセージを生成するステップと、
    前記障害のあるセンサユニットを決定するステップに基づいて、前記照明システムをリコンフィギュレーションするステップと、
    のうちの少なくとも一方を更に含む、請求項6乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記障害のあるセンサユニットを決定するステップに基づいて、前記照明システムをリコンフィギュレーションするステップが、
    前記障害のあるセンサユニットを含む制御ゾーンを識別するステップと、
    前記障害のあるセンサユニットを含む前記制御ゾーン内の、機能センサユニットを識別するステップと、
    障害のあるセンサユニットに現在関連付けられている前記制御ゾーン内の少なくとも1つの照明器具を、前記機能センサユニットと関連付けるステップと、
    を更に含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記障害のあるセンサユニットを含む前記制御ゾーン内の、機能センサユニットを識別するステップが、
    最も高い相関パラメータを有する、前記制御ゾーン内のセンサユニットを識別するステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. コンピュータ可読記憶媒体上に具現化されたコードを含む、コンピュータプログラムであって、前記コードが、前記外部処理装置上で実行されると、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法を実行するようにコンフィギュレーションされている、コンピュータプログラム。
  12. 3つ以上のセンサユニットであって、前記センサユニットのそれぞれ1つずつが、経時的にセンサデータを生成するようにコンフィギュレーションされている各々のセンサを含む、3つ以上のセンサユニットと、
    前記センサユニットのそれぞれに動作可能に結合されている、障害のあるセンサユニットを識別するためのユニットを備える前記センサユニットの外部の処理装置であって、障害のあるセンサユニットを識別するための前記ユニットが、
    前記センサユニットのそれぞれから、前記センサデータを受信し、
    近隣センサユニットの各ペアの全てに関して、前記センサデータから空間的相関パラメータを生成し、
    障害のあるセンサユニットを決定するために、前記空間的相関パラメータを監視するようにコンフィギュレーションされている、処理装置と、
    を備える、照明システム。
  13. 少なくとも2つの前記センサユニットを含む制御ゾーン内の、少なくとも1つの照明器具を更に備え、前記処理装置が、
    前記少なくとも2つのセンサユニットから機能センサユニットを識別するためのユニットと、
    前記照明システムを制御するためのユニットと、を更に備え、
    前記障害のあるセンサユニットを識別するための前記ユニットが、前記障害のあるセンサユニットを識別するメッセージを生成して、前記照明システムを制御するための前記ユニットに送信するようにコンフィギュレーションされ、
    前記機能センサユニットを識別するための前記ユニットが、前記機能センサユニットを識別するメッセージを生成して、前記照明システムを制御するための前記ユニットに送信するようにコンフィギュレーションされ、
    前記照明システムを制御するための前記ユニットが、前記メッセージに基づいて、前記制御ゾーン内の前記少なくとも1つの照明器具を、前記機能センサと関連付けし直すようにコンフィギュレーションされている、
    請求項12に記載の照明システム。
  14. 障害のあるセンサユニットを識別するための前記ユニットが、
    前記障害のあるセンサユニットを識別する、少なくとも1つのメッセージであって、施設管理者に報告される、少なくとも1つのメッセージを生成するように更にコンフィギュレーションされている、請求項12乃至13のいずれか一項に記載の照明システム。
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