JP6584628B1 - サーバ装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】リンク先のコンテンツが適切か否かを効率良く判定することが可能なサーバ装置等を提供する。【解決手段】受付部101は内部コンテンツの入稿を受け付け、抽出部102は内部コンテンツに含まれる外部装置400に管理される外部URLを抽出し、取得部103は外部URLの外部コンテンツを取得する。記録部104は外部URLとサーバ装置100に管理される内部URLと外部コンテンツとを対応付けて記録する。置換部105は外部URLを内部URLに置換し、公開部106は置換がなされた内部コンテンツを公開する。受信部107は内部URLへのアクセス要求を受信する。再取得部108は内部URLに対応付けられた外部URLの外部コンテンツを再取得する。応答部109は記録された外部コンテンツと再取得された外部コンテンツとの差異が小さければ再取得された外部コンテンツを提供する応答又は外部URLにリダイレクトする応答を送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ装置、制御方法及びプログラムに関し、特に、リンク先のコンテンツの管理に関するものである。
従来、ユーザから提供されるコンテンツを管理して、他のユーザに提供するサーバ装置が知られている。例えば、複数のショップが商品に関するコンテンツを登録するショッピングサーバや、多数のユーザから投稿されるコンテンツを管理するSNS(Social Networking Service)サーバ等がある。そのようなサーバ装置では、サーバ装置以外の外部装置が管理するコンテンツへのリンクであって、サーバ装置が管理するコンテンツに含めることが可能なリンクをホワイトリストに登録することにより、リンクを管理する手法を採用しているものがある。
上記のように、リンクをホワイトリストで管理する手法では、リンク先の状態が何らかの理由により変更されることがあるので、リンク先の状態がどのようになっているかを、適宜確認する必要がある。例えば、リンクがデットリンクになっているか否かを調べるためには、特許文献1に開示された技術を利用することができる。
特許第5165717公報
一方、悪意あるユーザにアカウントを乗っ取られた等の理由により、リンク先に配置されたコンテンツの内容が大きく変更される事態も生じ得る。このような場合には、特許文献1に開示された技術では対応できないため、リンク先に配置されたコンテンツがリンク先として適切か否かを確認する必要もある。しかしながら、外部装置が管理するコンテンツへのリンクは膨大に存在するため、ホワイトリストに登録されたすべてのリンクについて、リンク先に配置されたコンテンツを一時に取得して、それらの適否を確認するのは現実的でなく、効率良く確認する技術が求められる。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、リンク先のコンテンツがリンク先として適切か否かを効率良く判定することが可能なサーバ装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るサーバ装置は、
URL(Uniform Resource Locator)を管理するサーバ装置であって、
内部コンテンツの入稿を受け付ける受付部と、
前記入稿された内部コンテンツに含まれる前記サーバ装置以外の装置に管理される外部URLを抽出する抽出部と、
前記抽出された外部URLに配置される外部コンテンツを取得する取得部と、
前記抽出された外部URLと、前記サーバ装置に管理される内部URLと、前記取得された外部コンテンツと、を対応付けて、記録装置又は記録媒体に記録する記録部と、
前記入稿された内部コンテンツにおいて前記抽出された外部URLを当該外部URLに対応付けられる内部URLに置換する置換部と、
前記置換がなされた内部コンテンツを公開する公開部と、
前記公開された内部コンテンツに含まれる内部URLにアクセスしようとするアクセス要求を端末から受信する受信部と、
前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部URLに配置される外部コンテンツを再取得する再取得部と、
前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツと、前記再取得された外部コンテンツと、の差異が、所定基準よりも小さければ、前記再取得された外部コンテンツを提供する提供応答、又は、前記アクセス要求に指定された内部URLに対応付けて記録された外部URLにリダイレクトするリダイレクト応答を、前記端末へ送信する応答部と、
を備えることを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記差異が前記所定基準よりも小さければ、前記記録装置又は前記記録媒体において、前記抽出された外部URLと、前記内部URLと、に、前記再取得された外部コンテンツを対応付けて更新する更新部
をさらに備えることを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記応答部は、前記差異が前記所定基準よりも大きければ、前記アクセス要求を拒否する拒否応答、又は、前記外部URLを警告する警告応答を、前記端末へ送信する
ことを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
新旧の外部コンテンツに含まれる単語又はURLの頻度分布の類似度の大小によって、前記差異の前記所定基準に対する小大が決まる
ことを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記応答部は、前記類似度が所定の閾値より大きい場合、前記差異は前記所定基準よりも小さいとみなし、
前記所定の閾値は、前記類似度の分布に基づいて決定される
ことを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記アクセス要求が受信された日時と、前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツが取得された日時と、の時間差が所定値よりも小さければ、
前記再取得部による前記外部コンテンツの再取得を省略し、
前記応答部は、前記差異が前記所定基準よりも小さいものとみなし、前記記録装置若しくは前記記録媒体に記録された外部コンテンツを提供する前記提供応答、又は、前記リダイレクト応答を、前記端末へ送信する
ことを特徴とする。
また、上記観点に係るサーバ装置において、
前記入稿された内部コンテンツに含まれる外部URLは、予め申請がされて許可されたURLであり、
前記抽出部は、前記入稿された内部コンテンツに含まれる外部URLであって、リンク先として許可される外部URLが登録されたリストに、入稿時に含まれる外部URLを抽出する
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る制御方法は、
URL(Uniform Resource Locator)を管理するサーバ装置が実行する制御方法であって、
前記サーバ装置が、内部コンテンツの入稿を受け付ける受付ステップと、
前記サーバ装置が、前記入稿された内部コンテンツに含まれる前記サーバ装置以外の装置に管理される外部URLを抽出する抽出ステップと、
前記サーバ装置が、前記抽出された外部URLに配置される外部コンテンツを取得する取得ステップと、
前記サーバ装置が、前記抽出された外部URLと、前記サーバ装置に管理される内部URLと、前記取得された外部コンテンツと、を対応付けて、記録装置又は記録媒体に記録する記録ステップと、
前記サーバ装置が、前記入稿された内部コンテンツにおいて前記抽出された外部URLを当該外部URLに対応付けられる内部URLに置換する置換ステップと、
前記サーバ装置が、前記置換がなされた内部コンテンツを公開する公開ステップと、
前記サーバ装置が、前記公開された内部コンテンツに含まれる内部URLにアクセスしようとするアクセス要求を端末から受信する受信ステップと、
前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部URLに配置される外部コンテンツを再取得する再取得ステップと、
前記サーバ装置が、前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツと、前記再取得された外部コンテンツと、の差異が、所定基準よりも小さければ、前記再取得された外部コンテンツを提供する提供応答、又は、前記アクセス要求に指定された内部URLに対応付けて記録された外部URLにリダイレクトするリダイレクト応答を、前記端末へ送信する応答ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
URL(Uniform Resource Locator)を管理するコンピュータを、
内部コンテンツの入稿を受け付ける受付部、
前記入稿された内部コンテンツに含まれる前記コンピュータ以外の装置に管理される外部URLを抽出する抽出部、
前記抽出された外部URLに配置される外部コンテンツを取得する取得部、
前記抽出された外部URLと、前記コンピュータに管理される内部URLと、前記取得された外部コンテンツと、を対応付けて、記録装置又は記録媒体に記録する記録部、
前記入稿された内部コンテンツにおいて前記抽出された外部URLを当該外部URLに対応付けられる内部URLに置換する置換部、
前記置換がなされた内部コンテンツを公開する公開部、
前記公開された内部コンテンツに含まれる内部URLにアクセスしようとするアクセス要求を端末から受信する受信部、
前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部URLに配置される外部コンテンツを再取得する再取得部、
前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツと、前記再取得された外部コンテンツと、の差異が、所定基準よりも小さければ、前記再取得された外部コンテンツを提供する提供応答、又は、前記アクセス要求に指定された内部URLに対応付けて記録された外部URLにリダイレクトするリダイレクト応答を、前記端末へ送信する応答部、
として機能させることを特徴とする。
上記プログラムは、非一時的な(non-transitory)記録媒体に記録されてもよい。非一時的な記録媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な(tangible)記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な(transitory)記録媒体とは、伝送媒体(伝搬信号)それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な(temporary)記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
本発明によれば、リンク先のコンテンツがリンク先として適切か否かを効率良く判定することが可能なサーバ装置、制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るサーバ装置と、入稿者端末と、閲覧者端末と、外部装置と、記録装置との関係を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置の機能構成を示す図である。 実施形態に係る内部コンテンツの例を説明するための図である。 実施形態に係る内部コンテンツに含まれる外部URLの例を説明するための図である。 実施形態に係る外部コンテンツテーブルの例を説明するための図である。 実施形態に係る内部コンテンツに含まれる外部URLを内部URLで置換した例を説明するための図である。 実施形態に係るサーバ装置が行う制御処理を説明するためのフローチャートである。
(1.実施形態のサーバ装置と他の装置との関係)
本発明の実施形態に係るサーバ装置100は、図1に示すように、ネットワーク600に接続される。ネットワーク600には、サーバ装置100の他に、複数の入稿者端末200と、複数の閲覧者端末300と、複数の外部装置400と、記録装置500とが接続されている。なお、図1において、1つのネットワーク600に、サーバ装置100、入稿者端末200、閲覧者端末300、外部装置400及び記録装置500が接続されているが、これに限らず、いずれかが異なるネットワークに接続されていてもよい。
サーバ装置100は、入稿者端末200からコンテンツの入稿を受け付け、受け付けたコンテンツを公開する装置である。また、サーバ装置100は、入稿されたコンテンツに含まれるURL(Uniform Resource Locator)を管理する装置である。
入稿者端末200は、サーバ装置100に対し、コンテンツを入稿する者(以下、「入稿者」という)が使用する端末である。
閲覧者端末300は、サーバ装置100に対し、コンテンツへのアクセスを要求する者(以下、「閲覧者」という)が使用する端末である。
外部装置400は、コンテンツを保存又は管理する装置であって、サーバ装置100以外の装置を指す。
記録装置500は、サーバ装置100が公開するコンテンツが記録される装置である。例えば、記録装置500は、サーバ装置100とLAN(Local Area Network)経由で接続されたNAS(Network Attached Storage)若しくはデータベース又はインターネット経由で接続されたオンラインストレージ若しくはデータベースである。なお、サーバ装置100が公開するコンテンツは、サーバ装置100が備える記録媒体に格納されてもよく、その場合、記録装置500は省略してもよい。
ネットワーク600は、無線又は有線による通信ネットワークである。ネットワーク600は、いかなるものであってもよく、例えば、インターネット、イントラネット、エクストラネット、LAN、VPN(Virtual Private Network)、電話回線網等である。
本実施形態では、サーバ装置100は、電子市場で売買される商品に関するコンテンツの入稿を受け付け、商品に関するコンテンツを公開する装置であるとする。また、入稿者は、ショップの運営者であり、入稿者端末200は、電子市場で商品を販売するショップの運営者が使用する端末であるとする。また、閲覧者は、顧客であり、閲覧者端末300は、電子市場においてショップが販売する商品の閲覧・購入を行う顧客が使用する端末であるとする。
(2.サーバ装置のハードウェア構成)
図2は、サーバ装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ装置100は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM13と、記録媒体14と、出力部15と、通信部16と、操作部17と、を備える。各構成要素は、バス18により接続されている。
CPU11は、サーバ装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され、制御信号やデータをやりとりする。
ROM12には、サーバ装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM13は、データやプログラムを一時的に記録するためのもので、記録媒体14から読み出したプログラムやデータ、その他、通信に必要なデータ等が保持される。
記録媒体14は、ハードディスクやフラッシュメモリ等から構成され、サーバ装置100で処理するデータを記録する。
出力部15は、LCD(Liquid Crystal Display)及びバックライト等を備える表示装置や、スピーカ等の音声出力装置を備える。出力部15は、CPU11による制御の下、例えば、CPU11から出力されたデータを出力する。
通信部16は、サーバ装置100をインターネット等のコンピュータ通信網に接続するための通信インターフェースを含み、通信部16を介して他の情報処理装置等とやりとりをする。
操作部17は、ボタン、キーボード、タッチパネル等の入力装置を備える。操作部17は、サーバ装置100のユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応する信号をCPU11に出力する。
(3.実施形態のサーバ装置の機能構成)
次に、サーバ装置100の機能構成について説明する。サーバ装置100は、図3に示すように、機能的には、受付部101と、抽出部102と、取得部103と、記録部104と、置換部105と、公開部106と、受信部107と、再取得部108と、応答部109と、更新部110と、を備える。これらの機能は、サーバ装置100の電源が投入され、ROM12に格納されたプログラムが実行されることにより実現される。
受付部101は、内部コンテンツの入稿を受け付ける。
内部コンテンツとは、サーバ装置100が管理するコンテンツであり、入稿者から提供されるものである。例えば、内部コンテンツは、ショップの運営者が販売する商品についての説明が記載されたウェブページであり、HTML(HyperText Markup Language)形式で記述されている。
図4に、内部コンテンツとして入稿されるウェブページの例を示す。例えば、ショップの運営者Aが、ショップで販売する商品XYZについてのウェブページ700を作成し、入稿操作を行うと、受付部101は、ウェブページ700の入稿を受け付ける。
抽出部102は、入稿された内部コンテンツに含まれるサーバ装置100以外の装置(外部装置400)に管理される外部URLを特定し、特定した外部URLがホワイトリスト内に存在するか否かを確認する。そして、抽出部102は、特定された外部URLが、ホワイトリスト内に存在すると確認された場合、特定された外部URLを内部コンテンツから抽出する。
外部URLとは、外部装置400により管理されるURLであり、事前にショップの運営者により申請され、サーバ装置100の管理者によってリンク先としての適否が判断されたうえで、リンク先として許可されたものである。リンク先として許可された外部URLはホワイトリストに登録することにより管理されている。
例えば、サーバ装置100が入稿を受け付けたウェブページ700には、商品XYZのメーカサイトへのリンク701が埋め込まれていたとする。図5に、ウェブページ700のHTML文書710を示す。抽出部102は、HTML文書710において外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"を特定し、ホワイトリスト(図示せず)内に、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"が存在するか否かを確認する。抽出部102は、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"がホワイトリスト内に存在すると確認すると、HTML文書710から外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"を抽出する。
一方、抽出部102は、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"がホワイトリスト内に存在しないと確認した場合、(1)入稿を取り消し、入稿者端末200に入稿を取り消した旨の通知をする、(2)入稿者端末200に外部URL702の修正を求める通知をする、(3)リンクを削除する、という処理のうち少なくとも1つの処理を行う。上記(3)の場合、例えば、図5のHTML文書710において、"<a href="https://foo.bar.com/xyz">メーカサイトへ</a>"を削除、或いは、<a href="https://foo.bar.com/xyz">メーカサイトへ</a>"のタグの部分を削除する。
入稿された内部コンテンツにおいて特定され、ホワイトリスト内に存在するか否かが確認された外部URLは、記録部104により、図6の外部コンテンツテーブルに、ホワイトリストにおける有無を示す情報と合わせて登録される。
図6の外部コンテンツテーブルには、外部URLと、内部URLと、外部コンテンツIDと、取得日時と、ホワイトリストフラグと、が対応付けて登録されている。外部コンテンツテーブルは、記録媒体14又は記録装置500に格納されている。
内部URLとは、サーバ装置100が管理するURLであり、内部コンテンツから抽出された外部URLに対応付けるURLであって、後述する取得部103により外部コンテンツが取得された後に、サーバ装置100の管理者により任意に生成されるURLである。本実施形態において、内部URLに対応付けて記録する外部URLを含むように、内部URLが生成されるものとする。
外部コンテンツとは、リンク先のコンテンツであって、外部装置400により管理される外部URLに配置されるコンテンツである。
外部コンテンツIDとは、後述する取得部103により取得された外部コンテンツに対応付ける識別子であって、サーバ装置100の管理者により任意に生成される識別子である。
取得日時とは、後述する取得部103が外部URLに配置されたコンテンツを取得した日時である。
ホワイトリストフラグとは、ホワイトリストにおける有無を示すフラグであり、「有」のフラグは、外部URLがホワイトリストに存在することを示し、「無」のフラグは、外部URLがホワイトリストに存在しないことを示す。
なお、抽出部102により外部URLが特定された時点では、記録部104は、特定された外部URLとホワイトリストフラグとを対応付けて登録するのみで、内部URL、外部コンテンツID及び取得日時に関しては、取得部103により外部コンテンツが取得された後に登録する。
例えば、抽出部102により、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"が特定され、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"がホワイトリストに存在すると確認されると、記録部104は、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"と、ホワイトリストフラグ“有”とを対応付けて、図6の外部コンテンツテーブルに登録する。一方、例えば、抽出部102により、外部URL"https://aaa.qqq.com/abc"が特定され、外部URL"https://aaa.qqq.com/abc"がホワイトリストに存在しないと確認されると、記録部104は、外部URL"https://aaa.qqq.com/abc"と、ホワイトリストフラグ“無”とを対応付けて、図6の外部コンテンツテーブルに登録する。
取得部103は、抽出された外部URLに配置される外部コンテンツを取得する。
例えば、取得部103は、図6の外部コンテンツテーブルにおいて、ホワイトリストフラグ“有”が対応付けられた外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"に配置された外部コンテンツ1−1を取得する。一方、取得部103は、図6の外部コンテンツテーブルにおいて、ホワイトリストフラグ“無”が対応付けられた外部URLについては、外部コンテンツを取得しない。
記録部104は、抽出された外部URLと、サーバ装置100に管理される内部URLと、取得された外部コンテンツと、ホワイトリストフラグと、を対応付けて、記録装置500又は記録媒体14に記録する。
記録部104は、取得部103により外部URLに配置されたコンテンツが取得されると、外部URLに対応付ける内部URL及び外部コンテンツIDを生成し、それらを対応付けて図6の外部コンテンツテーブルに登録する。また、記録部104は、取得した外部コンテンツに外部コンテンツIDを付与し、取得した外部コンテンツを記録装置500又は記録媒体14に格納する。
例えば、取得部103により外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"に配置された外部コンテンツ1−1が取得されると、記録部104は、図6の外部コンテンツテーブルの1行目に示すように、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"と、外部URL702を含む内部URL703"https://www.rakuten.co.jp/redirect?target=https://foo.bar.com/xyz"と、外部コンテンツ1−1の外部コンテンツID“1”と、外部コンテンツ1−1の取得日時“2018年12月14日10時”と、ホワイトリストフラグ“有”と、を対応付けて登録する。また、記録部104は、外部コンテンツID“1”が対応付けられた外部コンテンツ1−1を記録装置500に格納する。
取得部103が取得した外部コンテンツは、入稿者が指定した外部URLに基づいて入稿時に取得した外部コンテンツであり、外部URLは、事前にサーバ装置100の管理者によってリンク先としての適否が判断されたうえで許可されたものであって、外部コンテンツが取得された外部URLは、入稿時においてホワイトリストに存在するものである。したがって、図6の外部コンテンツテーブルの外部コンテンツIDが付与されて記録装置500又は記録媒体14に記録された外部コンテンツは、適切な又は安全なコンテンツであるとみなすことができる。
置換部105は、入稿された内部コンテンツにおいて抽出された外部URLを当該外部URLに対応付けられる内部URLに置換する。
例えば、置換部105は、図6の外部コンテンツテーブルを参照して、外部URL702に対応付けられる内部URLを内部URL703と特定し、図7のHTML文書720に示すように、HTML文書710(図5)の外部URL702を内部URL703で置換する。
公開部106は、置換がなされた内部コンテンツを公開する。
例えば、公開部106は、図7のHTML文書720の商品XYZのウェブページ700を、電子市場で公開する。
受信部107は、公開された内部コンテンツに含まれる内部URLにアクセスしようとするアクセス要求を端末から受信する。
アクセス要求とは、サーバ装置100が公開した内部コンテンツのURL及び内部コンテンツに含まれるURLにアクセスを求める要求である。
例えば、顧客Bが、自身が操作する閲覧者端末300のブラウザにおいて、公開された商品XYZのウェブページ700へのリンクをクリックすると、閲覧者端末300からサーバ装置100に、商品XYZのウェブページ700のアクセス要求が送信される。サーバ装置100は、商品XYZのウェブページ700へのアクセス要求を受信すると、商品XYZのウェブページ700のHTML文書720を顧客Bの閲覧者端末300に送信する。そして、閲覧者端末300において商品XYZのウェブページ700が表示され、顧客Bが、ウェブページ700においてリンク701をクリックすると、内部URL703が指定されたアクセス要求がサーバ装置100に送信される。サーバ装置100の受信部107は、内部URL703が指定されたアクセス要求を受信する。
再取得部108は、アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部URLに配置される外部コンテンツを再取得する。
例えば、内部URL703の"target="以下には、内部URL703に対応付けて記録された外部URL702が記載されているので、再取得部108は、内部URL703の"target="の外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"を取得し、外部装置400から外部URL702に配置される外部コンテンツ1−2を取得する。
応答部109は、アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツと、再取得された外部コンテンツと、の差異が、所定基準よりも小さいか否かを判断する。
所定基準とは、外部コンテンツ同士の差異の大小を判定するための基準である。差異が所定基準より小さければ、両コンテンツ間の差異は軽微なもの或いは両コンテンツは同一コンテンツとみなすことができる。つまり、差異が所定基準より小さければ、再取得された外部コンテンツは、取得部103により取得された外部コンテンツと同様に、適切又は安全な外部コンテンツであると判断することができる。一方、差異が所定基準よりも大きければ、両コンテンツは異なるコンテンツであるとみなす。つまり、差異が所定基準よりも大きければ、再取得された外部コンテンツは、適切又は安全な外部コンテンツでない可能性があると判断することができる。
ここで、新旧の外部コンテンツに含まれる単語又はURLの頻度分布の類似度の大小によって、差異の所定基準に対する小大が決まることとする。
新しい外部コンテンツとは、再取得部108が取得した外部コンテンツ(例えば、外部コンテンツ1−2)である。また、古い外部コンテンツとは、入稿時に取得部103により取得され、記録装置500又は記録媒体14に格納された外部コンテンツ(例えば、外部コンテンツ1−1)である。
例えば、応答部109は、外部コンテンツ1−1に含まれる単語の頻度分布と、外部コンテンツ1−2に含まれる単語の頻度分布とを比較する。新旧の外部コンテンツに含まれる単語の頻度分布の類似度が高い程、新旧の外部コンテンツの類似の程度は大きいと考えられる。或いは、応答部109は、外部コンテンツ1−1に含まれるURLの頻度分布と、外部コンテンツ1−2に含まれるURLの頻度分布とを比較する。新旧の外部コンテンツに含まれるURLの頻度分布の類似度が高い程、新しい外部コンテンツに大きな変更が加えられた可能性が低いと考えられる。
そこで、応答部109は、単語又はURLの頻度分布の類似度が所定の閾値より大きい場合、新旧の外部コンテンツの差異は所定基準よりも小さいとみなす。
所定の閾値は、この値を超えると両コンテンツの差異が小さいとみなすことができる値であり、サーバ装置100の管理者が適宜設定できる値である。
すなわち、応答部109は、新旧の外部コンテンツに含まれる単語の頻度分布の類似度が所定の閾値を超えた場合、新旧の外部コンテンツ間の差異は所定基準より小さいとみなす。同様に、応答部109は、新旧の外部コンテンツに含まれるURLの頻度分布の類似度が所定の閾値を超えた場合、新旧の外部コンテンツ間の差異は所定基準より小さいとみなす。一方、単語又はURLの頻度分布の類似度が所定の閾値以下の場合、新旧の外部コンテンツ間の差異は所定基準より大きいとみなす。
なお、単語又はURLの頻度分布の類似度は、例えば、内積により求める。例えば、外部コンテンツ1−1及び外部コンテンツ1−2に含まれる単語の種類がn個の場合、外部コンテンツ1−1に含まれる単語a[i]の出現回数をa=(a[1]、a[2]、・・・、a[n])のようにn次元のベクトルで表し、外部コンテンツ1−2に含まれる単語b[i]の出現回数をb=(b[1]、b[2]、・・・、b[n])のようにn次元のベクトルで表す。そして、類似度を、(a・b)/(|a|×|b|)を計算することにより求める。
この場合、所定の閾値は、例えば、類似度の分布に基づいて決定される。
例えば、M個の外部URL1、外部URL2、・・・、外部URLMについて新旧の外部コンテンツがM組取得され、M組の新旧の外部コンテンツ間の類似度がs1、s2、・・・sMのように計算されたとする。多くの外部コンテンツは大きく変更されることは少ないと考えられるので、M個の類似度の分布を求めると、類似度は1に近い所に多く分布し、0に近くなるほど頻度が低くなると考えられる。そこで、類似度の大きい順から95%又は99%等の順位に相当する類似度を、所定の閾値とする。このように所定の閾値を設定すると、サーバ装置100の管理者は、大きい順からの%値を指定するだけで、所定の閾値の数値を直接設定しなくても、自動的に設定することができ、簡易に調整することができる。
或いは、所定の閾値は、複数の類似度の偏差値に基づいて求めてもよい。例えば、M個の類似度の平均値がμ、M個の類似度の標準偏差をσとすると、μ−2σ又はμ−3σの値を所定の閾値とする。
応答部109は、内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツと、再取得された外部コンテンツとの差異が所定基準より小さければ、再取得された外部コンテンツを提供する提供応答、又は、アクセス要求に指定された内部URLに対応付けて記録された外部URLにリダイレクトするリダイレクト応答を、端末へ送信する。
ここで、提供応答とは、アクセスが要求されているURLのコンテンツを提供する応答である。
また、リダイレクト応答とは、アクセスが要求されているURLにリダイレクトさせる応答である。
例えば、応答部109は、記録装置500に格納された外部コンテンツ1−1と、再取得された外部コンテンツ1−2との差異が所定基準よりも小さいと判断した場合、顧客Bの閲覧者端末300へ、再取得された外部コンテンツ1−2が含まれる応答を送信する。或いは、応答部109は、上記の差異が所定基準よりも小さいと判断した場合、顧客Bの閲覧者端末300へ、外部URL702へのリダイレクトを指示する応答を送信する。
一方、応答部109は、外部コンテンツ間の差異が所定基準よりも大きければ、アクセス要求を拒否する拒否応答、又は、外部URLを警告する警告応答を、端末へ送信する。
ここで、拒否応答とは、閲覧者からのアクセス要求を拒否する応答である。
また、警告応答とは、閲覧者がアクセスしようとする外部URLが適切でないことを警告する応答である。
例えば、応答部109は、記録装置500に格納された外部コンテンツ1−1と、再取得された外部コンテンツ1−2との差異が所定基準よりも大きいと判断した場合、顧客Bの閲覧者端末300へ、外部URL702へのアクセス要求を拒否したことを通知する応答を送信する。或いは、応答部109は、上記の差異が所定基準よりも大きいと判断した場合、顧客Bの閲覧者端末300へ、外部URL702が乗っ取られた等の理由により外部コンテンツの内容が大きく変更された可能性があることを通知する応答を送信する。
更新部110は、上記の差異が所定基準よりも小さければ、記録装置500又は記録媒体14において、抽出された外部URLと、内部URLと、に、再取得された外部コンテンツを対応付けて更新する。
例えば、記録装置500に格納された外部コンテンツ1−1と、再取得された外部コンテンツ1−2との差異が所定基準よりも小さければ、外部コンテンツ1−1に代えて、外部コンテンツID“1”に対応付けて外部コンテンツ1−2を記録装置500に格納する。
なお、アクセス要求が受信された日時と、アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツが取得された日時と、の時間差が所定値よりも小さければ、再取得部108による外部コンテンツの再取得を省略する。そして、応答部109は、外部コンテンツ間の差異は所定基準よりも小さいものとみなし、記録装置500若しくは記録媒体14に記録された外部コンテンツを提供する提供応答、又は、リダイレクト応答を、端末へ送信する。
ここで、所定値は、この値よりも時間差が小さければ、外部URLが示すリンク先が乗っ取り等により、外部URLに配置される外部コンテンツに大きな変更が加えられた可能性は小さいとみなすことができる値であり、サーバ装置100の管理者が適宜設定することができる値である。
例えば、再取得部108は、受信部107が顧客Bの閲覧者端末300から内部URL703へのアクセス要求を受信した日時と、内部URL703に対応付けて記録された外部コンテンツID“1”の外部コンテンツの取得日時(2018年12月14日10時)とが所定値(例えば、6時間)よりも大きいか否かを判断する。
内部URL703へのアクセス要求を受信した日時が2018年12月14日15時の場合、再取得部108は外部URL702の外部コンテンツの再取得はせず、応答部109は、記録装置500に格納された外部コンテンツID“1”の外部コンテンツ1−1を顧客Bの閲覧者端末300に送信する。或いは、応答部109は、外部URL702へのリダイレクトを指示する応答を顧客Bの閲覧者端末300に送信する。
一方、内部URL703へのアクセス要求を受信した日時が2018年12月14日17時の場合、再取得部108は外部URL702の外部コンテンツの再取得を行い、応答部109は、再取得した外部コンテンツ1−2と記録装置500に格納された外部コンテンツID“1”の外部コンテンツ1−1との差異が所定基準と比較して大きいか小さいかを判断する。
(4.実施形態のサーバ装置の動作)
本実施形態のサーバ装置100の動作について説明する。サーバ装置100は、例えば、電源が投入されると、図8に示す制御処理を開始する。
受付部101は、内部コンテンツの入稿を受け付けたか否かを判断する(ステップS101)。受付部101が内部コンテンツの入稿を受け付けたと判断すると(ステップS101;Yes)、抽出部102は、入稿された内部コンテンツに含まれるサーバ装置100以外の装置に管理される外部URLを特定し、特定した外部URLがホワイトリスト内に存在するか否かを確認し、ホワイトリスト内に存在する外部URLを抽出する(ステップS102)。一方、受付部101が内部コンテンツの入稿を受け付けていないと判断すると(ステップS101;No)、ステップS107に進む。
例えば、受付部101がショップの運営者Aの入稿者端末200から、商品XYZについてのウェブページ700(図4)の入稿要求を受け付けると、抽出部102は、ウェブページ700のHTML文書710(図5)において外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"を特定し、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"がホワイトリスト内に存在するか否かを確認する。そして、抽出部102は、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"がホワイトリスト内に存在すると確認すると、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"を入稿されたウェブページ700から抽出する。また、抽出部102によりホワイトリスト内に存在するか否かが確認されると、記録部104は、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"とホワイトリストフラグ“有”とを対応付けて、図6の外部コンテンツテーブルに登録する。一方、受付部101が入稿要求を受け付けていないと判断すると、ステップS107に進む。
ステップS102において、外部URLが抽出されると、取得部103は、抽出された外部URLに配置される外部コンテンツを取得する(ステップS103)。
例えば、取得部103は、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"に配置された外部コンテンツ1−1を取得する。
記録部104は、抽出された外部URLと、サーバ装置100に管理される内部URLと、取得された外部コンテンツと、ホワイトリストフラグと、を対応付けて、記録装置500又は記録媒体14に記録する(ステップS104)。
例えば、記録部104は、図6の外部コンテンツテーブルにおいて、外部URL702"https://foo.bar.com/xyz"及びホワイトリストフラグ“有”に、内部URL703"https://www.rakuten.co.jp/redirect?target=https://foo.bar.com/xyz"と、外部コンテンツID“1”と、を対応付けて登録し、外部コンテンツID“1”が付与された外部コンテンツ1−1を記録装置500に格納する。
置換部105は、入稿された内部コンテンツにおいて抽出された外部URLを当該外部URLに対応付けられる内部URLに置換する(ステップS105)。
例えば、置換部105は、図6の外部コンテンツテーブルを参照して、外部URL702に対応付けられる内部URL703を特定し、図7に示すように、外部URL702を内部URL703で置換する。
公開部106は、置換がなされた内部コンテンツを公開する(ステップS106)。
例えば、公開部106は、HTML文書720(図7)が示す商品XYZのウェブページを、電子市場で公開する。
ステップS101において、受付部101が内部コンテンツの入稿を受け付けていないと判断すると(ステップS101;No)、受信部107は公開された内部コンテンツに含まれる内部URLへのアクセス要求を受信したか否かを判断する(ステップS107)。受信部107が内部URLへアクセス要求を受信すると(ステップS107;Yes)、再取得部108は、アクセス要求の受信日時と、アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツの取得日時と、の時間差が所定値よりも小さいか否かを判断する(ステップS108)。一方、受信部107が内部URLへのアクセス要求を受信していないと判断すると(ステップS107;No)、ステップS101に戻る。
ステップS108において、再取得部108が、上記時間差が所定値よりも小さいと判断すると(ステップS108;Yes)、応答部109は、提供応答又はリダイレクト応答を送信する(ステップS109)。一方、再取得部108が、上記時間差が所定値以上と判断すると(ステップS108;No)、再取得部108は、アクセス要求で指定された内部URLに対応付けて記録された外部URLに配置される外部コンテンツを再取得する(ステップS110)。
例えば、アクセス要求の受信日時が2018年12月14日15時の場合、再取得部108は、この受信日時と、記録装置500に記録された外部コンテンツ1−1の取得日時(2018年12月14日10時)との時間差が所定値(6時間)より小さいので、応答部109は、記録装置500に格納された外部コンテンツID“1”の外部コンテンツ1−1を顧客Bの閲覧者端末300に送信する。或いは、応答部109は、外部URL702へのリダイレクトを指示する応答を顧客Bの閲覧者端末300に送信する。
一方、アクセス要求の受信日時が2018年12月14日17時の場合、再取得部108は、この受信日時と、記録装置500に記録された外部コンテンツ1−1の取得日時(2018年12月14日10時)との時間差が所定値(6時間)より大きいので、再取得部108は、外部URL702の外部コンテンツを再取得する。
応答部109は、アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツと、再取得された外部コンテンツと、の差異が、所定基準よりも小さいか否かを判断する(ステップS111)。応答部109が、上記差異が所定基準よりも小さいと判断すると(ステップS111;Yes)、更新部110は、記録装置500又は記録媒体14において、抽出された外部URLと内部URLとに、再取得された外部コンテンツを対応付けて更新する(ステップS112)。そして、応答部109は、提供応答又はリダイレクト応答を送信する(ステップS109)。一方、応答部109が、上記差異が所定基準以上と判断すると(ステップS111;No)、応答部109は拒否応答又は警告応答を送信する(ステップS113)。
例えば、記録された外部コンテンツ1−1に含まれる単語の頻度分布と、再取得された外部コンテンツ1−2に含まれる単語の頻度分布との類似度が所定の閾値を超えた場合、応答部109は、両コンテンツの差異は小さいと判断し、外部コンテンツ1−2を含む応答又は外部URL702へのリダイレクト指示を含む応答を閲覧者端末300に送信する。
一方、記録された外部コンテンツ1−1に含まれる単語の頻度分布と、再取得された外部コンテンツ1−2に含まれる単語の頻度分布との類似度が所定の閾値以下の場合、応答部109は、外部URL702へのアクセスを拒否するメッセージ又は外部URL702が安全なURLでないことを通知するメッセージを閲覧者端末300に送信する。
ステップS106、ステップS109、ステップS113の処理が終了すると、ステップS101に戻る。
本実施形態において、外部リンクへのアクセス要求を受信すると、サーバ装置がまず外部リンクにアクセスし、当該アクセス要求を受信した時に取得した外部リンク先のコンテンツと、アクセス要求で指定された外部リンクを含むコンテンツについて入稿時に入稿者により指定された外部リンク先のコンテンツとを比較し、両コンテンツの差異が小さければ、外部リンク先のコンテンツは適切なコンテンツであるとみなして、閲覧者に提供し又はリダイレクトを許可する。一方、両コンテンツの差異が大きければ、外部リンク先のコンテンツは適切又は安全な外部コンテンツでない可能性があるとみなして、アクセス要求を拒否し、又は、外部URLを警告する。したがって、本実施形態によれば、外部リンク先がアカウントの乗っ取り等によりコンテンツの内容が大きく変更された場合であっても、閲覧者が乗っ取り等により適切又は安全な内容でなくなった外部リンク先のコンテンツにアクセスする前に乗っ取り等によりコンテンツの内容が大きく変更された可能性を検出することができ、外部リンク先のコンテンツがリンク先として適切であるか否かを判定することができる。
また、外部装置が管理するコンテンツへのリンクは膨大に存在するため、ホワイトリストに登録されたすべてのリンクについて、リンク先に配置されたコンテンツを一時に取得して、その適否を確認するのは現実的に困難である。そこで、従来技術では、外部リンク先のコンテンツを取得するために、定期的にクロールしているが、本実施形態によれば、アクセス要求がされない外部リンク先のコンテンツの再取得は実行されないので、通信量及び計算量を節約することができる。したがって、外部リンク先のコンテンツがリンク先として適切か否かを効率良く判定することができる。
なお、上記の実施形態において、サーバ装置100が、電子市場で扱われる商品についてのコンテンツ及びURLを管理する例を示したが、本願のサーバ装置100の適用はこのような形態に限らない。本願のサーバ装置は、外部リンクを含むコンテンツの入稿を受け付けるあらゆる装置に適用可能である。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 記録媒体
15 出力部
16 通信部
17 操作部
18 バス
100 サーバ装置
101 受付部
102 抽出部
103 取得部
104 記録部
105 置換部
106 公開部
107 受信部
108 再取得部
109 応答部
110 更新部
200 入稿者端末
300 閲覧者端末
400 外部装置
500 記録装置
600 ネットワーク

Claims (9)

  1. URL(Uniform Resource Locator)を管理するサーバ装置であって、
    内部コンテンツの入稿を受け付ける受付部と、
    前記入稿された内部コンテンツに含まれる前記サーバ装置以外の装置に管理される外部URLを抽出する抽出部と、
    前記抽出された外部URLに配置される外部コンテンツを取得する取得部と、
    前記抽出された外部URLと、前記サーバ装置に管理される内部URLと、前記取得された外部コンテンツと、を対応付けて、記録装置又は記録媒体に記録する記録部と、
    前記入稿された内部コンテンツにおいて前記抽出された外部URLを当該外部URLに対応付けられる内部URLに置換する置換部と、
    前記置換がなされた内部コンテンツを公開する公開部と、
    前記公開された内部コンテンツに含まれる内部URLにアクセスしようとするアクセス要求を端末から受信する受信部と、
    前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部URLに配置される外部コンテンツを再取得する再取得部と、
    前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツと、前記再取得された外部コンテンツと、の差異が、所定基準よりも小さければ、前記再取得された外部コンテンツを提供する提供応答、又は、前記アクセス要求に指定された内部URLに対応付けて記録された外部URLにリダイレクトするリダイレクト応答を、前記端末へ送信する応答部と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記差異が前記所定基準よりも小さければ、前記記録装置又は前記記録媒体において、前記抽出された外部URLと、前記内部URLと、に、前記再取得された外部コンテンツを対応付けて更新する更新部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記応答部は、前記差異が前記所定基準よりも大きければ、前記アクセス要求を拒否する拒否応答、又は、前記外部URLを警告する警告応答を、前記端末へ送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 新旧の外部コンテンツに含まれる単語又はURLの頻度分布の類似度の大小によって、前記差異の前記所定基準に対する小大が決まる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  5. 前記応答部は、前記類似度が所定の閾値より大きい場合、前記差異は前記所定基準よりも小さいとみなし、
    前記所定の閾値は、前記類似度の分布に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 前記アクセス要求が受信された日時と、前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツが取得された日時と、の時間差が所定値よりも小さければ、
    前記再取得部による前記外部コンテンツの再取得を省略し、
    前記応答部は、前記差異が前記所定基準よりも小さいものとみなし、前記記録装置若しくは前記記録媒体に記録された外部コンテンツを提供する前記提供応答、又は、前記リダイレクト応答を、前記端末へ送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  7. 前記入稿された内部コンテンツに含まれる外部URLは、予め申請がされて許可されたURLであり、
    前記抽出部は、前記入稿された内部コンテンツに含まれる外部URLであって、リンク先として許可される外部URLが登録されたリストに、入稿時に含まれる外部URLを抽出する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  8. URL(Uniform Resource Locator)を管理するサーバ装置が実行する制御方法であって、
    前記サーバ装置が、内部コンテンツの入稿を受け付ける受付ステップと、
    前記サーバ装置が、前記入稿された内部コンテンツに含まれる前記サーバ装置以外の装置に管理される外部URLを抽出する抽出ステップと、
    前記サーバ装置が、前記抽出された外部URLに配置される外部コンテンツを取得する取得ステップと、
    前記サーバ装置が、前記抽出された外部URLと、前記サーバ装置に管理される内部URLと、前記取得された外部コンテンツと、を対応付けて、記録装置又は記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記サーバ装置が、前記入稿された内部コンテンツにおいて前記抽出された外部URLを当該外部URLに対応付けられる内部URLに置換する置換ステップと、
    前記サーバ装置が、前記置換がなされた内部コンテンツを公開する公開ステップと、
    前記サーバ装置が、前記公開された内部コンテンツに含まれる内部URLにアクセスしようとするアクセス要求を端末から受信する受信ステップと、
    前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部URLに配置される外部コンテンツを再取得する再取得ステップと、
    前記サーバ装置が、前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツと、前記再取得された外部コンテンツと、の差異が、所定基準よりも小さければ、前記再取得された外部コンテンツを提供する提供応答、又は、前記アクセス要求に指定された内部URLに対応付けて記録された外部URLにリダイレクトするリダイレクト応答を、前記端末へ送信する応答ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. URL(Uniform Resource Locator)を管理するコンピュータを、
    内部コンテンツの入稿を受け付ける受付部、
    前記入稿された内部コンテンツに含まれる前記コンピュータ以外の装置に管理される外部URLを抽出する抽出部、
    前記抽出された外部URLに配置される外部コンテンツを取得する取得部、
    前記抽出された外部URLと、前記コンピュータに管理される内部URLと、前記取得された外部コンテンツと、を対応付けて、記録装置又は記録媒体に記録する記録部、
    前記入稿された内部コンテンツにおいて前記抽出された外部URLを当該外部URLに対応付けられる内部URLに置換する置換部、
    前記置換がなされた内部コンテンツを公開する公開部、
    前記公開された内部コンテンツに含まれる内部URLにアクセスしようとするアクセス要求を端末から受信する受信部、
    前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部URLに配置される外部コンテンツを再取得する再取得部、
    前記アクセスしようとする内部URLに対応付けて記録された外部コンテンツと、前記再取得された外部コンテンツと、の差異が、所定基準よりも小さければ、前記再取得された外部コンテンツを提供する提供応答、又は、前記アクセス要求に指定された内部URLに対応付けて記録された外部URLにリダイレクトするリダイレクト応答を、前記端末へ送信する応答部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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