JP6583782B2 - 蓄電システム、制御装置、運転方法 - Google Patents

蓄電システム、制御装置、運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、直流電力を交流電力に変換して出力する蓄電システム、制御装置、運転方法に関する。
安定した電力供給を可能にするために、蓄電池を用いた第1の蓄電回路に加えて、電気二重層コンデンサを用いた第2の蓄電回路が備えられる。外部負荷の消費電力が瞬間的に増加した場合、第2の蓄電回路から電力を供給した後に、第1の蓄電回路から電力が供給される(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−110210号公報
連携運転と自立運転とを切替可能な蓄電装置を複数備え、各蓄電装置の自立出力が並列接続されている蓄電システムがある。このような蓄電システムにおいて、いずれかの蓄電装置がマスタ蓄電装置として電圧制御を実行し、残りの蓄電装置がスレーブ蓄電装置として電流制御を実行する。一般的に、マスタ蓄電装置が電力の出力を開始してから、スレーブ蓄電装置が電力の出力を開始する。これは、電流制御であるスレーブ蓄電装置は重畳すべき電圧がなければ出力することができないためである。ここでは、蓄電システムが供給可能な電力以下の消費電力でありながら、各蓄電装置が供給可能な電力よりも大きな消費電力を有する負荷が蓄電システムに接続されている状況下において、マスタ蓄電装置だけが負荷に電力を供給している場合を想定する。このような場合が継続すると、当該マスタ蓄電装置は、過負荷のために停止してしまう。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、消費電力の大きな負荷が接続されている場合であっても電力の供給を安定化する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の蓄電システムは、マスタ蓄電装置と、マスタ蓄電装置の出力端子と負荷とを結ぶ電路間において、マスタ蓄電装置に並列に接続されるスレーブ蓄電装置とを備える。マスタ蓄電装置は電圧制御を実行し、スレーブ蓄電装置は電流制御を実行し、スレーブ蓄電装置は、第2開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第2の準備期間を経過した後、マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になるまで待機し、マスタ蓄電装置は、第1開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第1の準備期間を経過すると、出力を開始し、スレーブ蓄電装置は、マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になった場合に、出力を開始し、第1の準備期間は、第2の準備期間よりも長く、スレーブ蓄電装置の準備処理が完了してから、マスタ蓄電装置の準備処理を完了させる
本発明の別の態様は、制御装置である。この装置は、電圧制御を実行するマスタ蓄電装置の出力端子と負荷とを結ぶ電路間において、マスタ蓄電装置に並列に接続されるスレーブ蓄電装置に対して、電流制御を実行する制御装置であって、第2開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第2の準備期間を経過した後、マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になるまで待機し、マスタ蓄電装置が、第1開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第1の準備期間を経過して出力を開始することによって、マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になった場合に、出力を開始し、第1の準備期間は、第2の準備期間よりも長く、スレーブ蓄電装置の準備処理が完了してから、マスタ蓄電装置の準備処理を完了させる
本発明の別の態様は、運転方法である。この方法は、マスタ蓄電装置と、マスタ蓄電装置の出力端子と負荷とを結ぶ電路間において、マスタ蓄電装置に並列に接続されるスレーブ蓄電装置とを備えるとともに、マスタ蓄電装置は電圧制御を実行し、スレーブ蓄電装置は電流制御を実行する蓄電システムにおける運転方法であって、スレーブ蓄電装置が、第2開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第2の準備期間を経過した後、マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になるまで待機するステップと、マスタ蓄電装置が、第1開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第1の準備期間を経過すると、出力を開始するステップと、スレーブ蓄電装置が、マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になった場合に、出力を開始するステップとを備える。第1の準備期間は、第2の準備期間よりも長く、スレーブ蓄電装置の準備処理が完了してから、マスタ蓄電装置の準備処理を完了させる
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、またはコンピュータプログラムを記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、消費電力の大きな負荷が接続されている場合であっても電力の供給を安定化できる。
本発明の実施例に係る蓄電システムの構成を示す図である。 図1のスレーブ用制御部の構成を示す図である。 図3(a)−(h)は、図1の蓄電システムにおける動作の概要を示す図である。 図4(a)−(h)は、図1の蓄電システムにおける別の動作の概要を示す図である。 図5(a)−(h)は、図1の蓄電システムにおけるさらに別の動作の概要を示す図である。 図1のスレーブ蓄電装置による出力の開始手順を示すフローチャートである。
本発明の実施例を具体的に説明する前に、実施例の概要を説明する。実施例は、マスタ蓄電装置とスレーブ蓄電装置が負荷に対して並列に接続される蓄電システムに関する。蓄電システムは、商用電力系統によって供給される商用電力に協調するように動作する連系運転と、商用電力系統からの商用電力の供給が停止している場合に自立的に動作する自立運転とを切りかえながら実行する。ここでは、自立運転を説明の対象とするので、連系運転の説明を省略する。例えば、連系運転には公知の技術が使用されればよい。自立運転を実行している場合、前述のごとく、マスタ蓄電装置は電圧制御を実行し、スレーブ蓄電装置は電流制御を実行するので、スレーブ蓄電装置は、マスタ蓄電装置からの電力の出力を確認してから電力の出力を開始する。
ここで、マスタ蓄電装置とスレーブ蓄電装置のそれぞれが供給可能な電力よりも大きな消費電力を有する負荷が蓄電システムに接続されている場合を想定する。なお、負荷の消費電力は、蓄電システムが供給可能な電力以下であるとする。特に、マスタ蓄電装置だけが電力の出力を開始し、スレーブ蓄電装置が電力の出力を開始していないと、マスタ蓄電装置だけが負荷に電力を供給する。このような状況が継続すると、マスタ蓄電装置の運転は、過負荷のために停止してしまう。さらに、マスタ蓄電装置の運転停止は、蓄電システムの自立運転の停止につながる。
このような状況に対応するために、本実施例に係る蓄電システムでは、マスタ蓄電装置における準備処理の完了よりも先に、スレーブ蓄電装置における準備処理が完了される。準備処理の完了とは、電力を出力する前の段階までの処理が完了したことに相当する。スレーブ蓄電装置は、準備処理を完了すると、マスタ蓄電装置からの出力電圧を監視する。マスタ蓄電装置は、スレーブ蓄電装置における準備処理の完了後に、準備処理を完了すると、電力の出力を開始する。スレーブ蓄電装置は、マスタ蓄電装置からの出力を検出すると、電力の出力を開始する。マスタ蓄電装置からの出力が検出されるまでに、スレーブ蓄電装置における準備処理が完了しているので、マスタ蓄電装置による電力の出力の開始から、マスタ蓄電装置の出力開始とほぼ同時にスレーブ蓄電装置の出力が開始可能となる。
以下では、説明を明りょうにするために、(1)蓄電システム100の構成および通常時の動作(以下、「通常動作」という)を説明した後に、(2)蓄電システム100において電力の出力が開始される際の動作(以下、「開始動作」という)を説明する。なお、実際には、(2)開始動作が実行された後に、(1)通常動作が実行される。
(1)構成および通常動作
図1は、本発明の実施例に係る蓄電システム100の構成を示す。蓄電システム100は、マスタ蓄電装置10、スレーブ蓄電装置12、トランス14、負荷16、第1電流センサ84、第2電流センサ86を含む。また、マスタ蓄電装置10は、マスタ用蓄電池30、マスタ用DC−AC変換部32、マスタ用制御部34を含み、スレーブ蓄電装置12は、リレー18、スレーブ用蓄電池40、スレーブ用DC−AC変換部42、スレーブ用制御部44を含む。トランス14は、一次巻線20、二次巻線22を含む。
マスタ用蓄電池30は、直列または直並列接続された複数の蓄電池セルにより構成される。蓄電池セルには、リチウムイオン蓄電池、ニッケル水素蓄電池などが使用される。なお、マスタ用蓄電池30として、電気二重層コンデンサが使用されてもよい。マスタ用DC−AC変換部32は、自立運転時、つまりマスタ用蓄電池30からの放電時、マスタ用蓄電池30から供給される直流電力を交流電力に変換して第1出力端子36、第2出力端子38から出力する。本実施例では説明を省略するが、系統運転を考慮して、マスタ用DC−AC変換部32は、双方DC−AC変換部であってもよい。マスタ用制御部34は、マスタ用蓄電池30、マスタ用DC−AC変換部32を管理制御する。例えば、マスタ用制御部34は、マスタ用DC−AC変換部32から交流電力を出力する際の電圧値を設定する。マスタ用制御部34での処理については、後述する。
マスタ用DC−AC変換部32の第1出力端子36には第1電圧線L1が接続され、第2出力端子38には第2電圧線L2が接続される。第1電圧線L1、第2電圧線L2の2線によって2線式のマスタ交流電路70が構成される。マスタ交流電路70は、トランス14を介して、3線式の自立電路72に電気的に接続される。具体的に説明すると、マスタ交流電路70における第1電圧線L1は、トランス14の一次巻線20の一端に接続され、第2電圧線L2は、一次巻線20の他端に接続される。トランス14は、一次巻線20に加えて二次巻線22も備えており、二次巻線22の一端は、自立電路72の第1電圧線L11に接続され、二次巻線22の他端は、自立電路72の第2電圧線L12に接続される。さらに、自立電路72の中性点は、自立電路72の中性線L10に接続される。
このトランス14は、マスタ交流電路70からの2線式200Vの交流電力を単相3線式200/100Vの交流電力に変換して自立電路72に出力する。そのため、第1電圧線L11と第2電圧線L12との間の線間電圧は200Vであり、第1電圧線L11と中性線L10との間の線間電圧は100Vであり、第2電圧線L12と中性線L10との間の線間電圧は100Vである。自立電路72における二次巻線22の反対側には、負荷16が接続される。負荷16は、任意の電気機器であるが、その消費電力は、マスタ蓄電装置10から供給可能な電力、後述のスレーブ蓄電装置12から供給可能な電力のそれぞれよりも大きく、かつマスタ蓄電装置10とスレーブ蓄電装置12によって供給可能な電力以下である。例えば、マスタ蓄電装置10が供給可能な電力が「3kW」であり、スレーブ蓄電装置12が供給可能な電力も「3kW」である場合、負荷16の消費電力は、3kWよりも大きく、かつ6kW以下である。
スレーブ用蓄電池40、スレーブ用DC−AC変換部42は、マスタ用蓄電池30、マスタ用DC−AC変換部32と同様である。なお、スレーブ用蓄電池40の構成はマスタ用蓄電池30の構成と異なっていてもよい。スレーブ用制御部44は、マスタ用制御部34と互いに独立して構成され、スレーブ用蓄電池40、スレーブ用DC−AC変換部42を管理制御する。例えば、スレーブ用制御部44は、スレーブ用DC−AC変換部42から交流電力を出力する際の電流値を設定する。スレーブ用制御部44での処理については、後述する。
スレーブ用DC−AC変換部42の第1出力端子46には第1電圧線L21が接続され、第2出力端子48には第2電圧線L22が接続される。第1電圧線L21、第2電圧線L22の2線によって2線式のスレーブ交流電路74が構成される。スレーブ交流電路74は、スレーブ用DC−AC変換部42の反対側において自立電路72に接続される。具体的に説明すると、スレーブ交流電路74の第1電圧線L21は、第1接続点76において、自立電路72の第1電圧線L11に接続され、スレーブ交流電路74の第2電圧線L22は、第2接続点78において、自立電路72の第2電圧線L12に接続される。つまり、スレーブ蓄電装置12は、自立電路72の間において、マスタ蓄電装置10に並列に接続される。
リレー18は、スレーブ交流電路74において、第1接続点76および第2接続点78と、スレーブ用DC−AC変換部42との間に配置される。リレー18がオンにされることによって、スレーブ交流電路74が導通し、リレー18がオフにされることによってスレーブ交流電路74が遮断される。ここで、リレー18のオン/オフは、例えば、スレーブ用制御部44によって制御される。なお、通常動作において、リレー18はオンにされている。
自立運転における通常動作において、マスタ用制御部34は、マスタ用DC−AC変換部32に電圧制御を実行させる。ここで、マスタ用制御部34は、マスタ蓄電装置の出力電圧が目標電圧となるようマスタ用DC−AC変換部32を制御する。なお、目標電圧は、商用電力系統の公称電圧に設定されており、例えば、200Vである。マスタ用制御部34は、マスタ蓄電装置の出力電圧が目標電圧と目標周波数に一致するようなPWM(Pulse Width Modulation)信号をマスタ用DC−AC変換部32に出力する。これにより、マスタ用DC−AC変換部32は、目標電圧と目標周波数を有した交流電力を出力する。
一方、自立運転における通常動作において、スレーブ用制御部44は、スレーブ用DC−AC変換部42に電流制御を実行させる。ここで、スレーブ用制御部44は、スレーブ蓄電装置の出力電流が目標電流となるようスレーブ用DC−AC変換部42を制御する。スレーブ用制御部44が目標電流を決定するために、図1のごとく、自立電路72の第1電圧線L11には、第1電流センサ84が設けられ、第2電圧線L12には、第2電流センサ86が設けられる。第1電流センサ84は、第1電圧線L11の第1負荷電流I11を測定し、測定結果をスレーブ用制御部44に出力する。一方、第2電流センサ86は、第2電圧線L12の第2負荷電流I12を測定し、測定結果をスレーブ用制御部44に出力する。ここで、第1負荷電流I11、第2負荷電流I12は、図1中の矢印の方向を正とする。なお、第1電流センサ84、第2電流センサ86の測定結果は、スレーブ用制御部44がサンプリング周期毎に取得する。
図2は、スレーブ用制御部44の構成を示す。スレーブ用制御部44は、入力部50、測定部52、取得部56、処理部58を含む。取得部56は、第1電流センサ84から、第1負荷電流I11の測定結果を取得するとともに、第2電流センサ86から、第2負荷電流I12の測定結果を取得する。取得部56は、第1負荷電流I11の測定結果と第2負荷電流I12の測定結果とを処理部58に出力する。処理部58は、第1負荷電流I11の測定結果と第2負荷電流I12の測定結果とをもとに、負荷16の消費電力を導出する。ここで、第1負荷電流I11は、第1電圧線L11および中性線L10で構成される100V系の負荷電流に相当し、第2負荷電流I12は、第2電圧線L12および中性線L10で構成される100V系の負荷電流に相当する。そのため、処理部58は、(第1負荷電流I11+第2負荷電流I12)×100を計算することによって、負荷16の消費電力を導出する。
次に、処理部58は、負荷16の消費電力を、スレーブ用DC−AC変換部42から出力する交流出力の電圧200Vで除算することによって、換算電流を導出する。換算電流は、マスタ交流電路70、スレーブ交流電路74において、負荷16の消費電力を供給可能な電流である。
(2)開始動作
開始動作は、(2−1)スレーブ蓄電装置12の準備処理、(2−2)マスタ蓄電装置10の準備処理および出力開始、(2−3)スレーブ蓄電装置12の出力開始の順に実行される。ここでは、(2−1)、(2−2)、(2−3)の順に説明する。
(2−1)スレーブ蓄電装置12の準備処理
図2における入力部50は、スレーブ蓄電装置12の動作を開始させるための信号(以下、「開始信号S2」という)を入力する。開始信号S2は、スレーブ蓄電装置12に備えられたボタン(図示せず)をユーザが押し下げた場合や、スレーブ蓄電装置12が系統運転から自立運転に切りかわった場合に、入力部50に入力される。入力部50が開始信号S2の入力を処理部58に通知することによって、処理部58は立ち上がる。処理部58は、立ち上がると、図1のリレー18をオフからオンに切りかえる。
また、処理部58は、立ち上がると、カウンタ54における内部シーケンスカウンタのカウントアップを指示する。カウンタ54は、処理部58からの指示を受けつけると、所定のクロックで、内部シーケンスカウンタを「0」からカウントアップする。内部シーケンスカウンタは、「20」までカウントアップされ、「20」を維持し続ける。なお、カウンタ54は、処理部58の動作が停止された場合に、内部シーケンスカウンタを「0」にリセットする。
図3(a)−(h)は、蓄電システム100における動作の概要を示す。図3(a)−(d)は、マスタ蓄電装置10の動作を示し、図3(e)−(h)は、スレーブ蓄電装置12の動作を示す。図3(e)は、開始信号S2を示す。入力部50が開始信号S2を入力することは、タイミングT2において、開始信号S2が「ロー」状態から「ハイ」状態に切りかわることに相当する。図3(f)は、内部シーケンスカウンタの値を示す。図示のごとく、タイミングT2より、内部シーケンスカウンタは、「0」から「20」までカウントアップされる。図2に戻る。
測定部52は、図1の第3接続点80、第4接続点82に接続される。第3接続点80は、第1電圧線L21における第1出力端子46とリレー18との間に設けられ、第4接続点82は、第2電圧線L22における第2出力端子48とリレー18との間に設けられる。測定部52は、リレー18がオンにされ、かつマスタ蓄電装置10から交流電力が出力されている場合に、マスタ蓄電装置10からの出力電圧を測定する。測定部52は、出力電圧として、電圧の実効値を測定する。なお、測定部52が測定を開始したタイミングにおいて、マスタ蓄電装置10は交流電力を出力していないので、測定部52において測定した出力電圧は「0V」に近くなる。処理部58は、カウンタ54における内部シーケンスカウンタが「8」になるまでの間を「第2準備期間」として、測定部52に出力電圧の測定を実行させる。
処理部58は、第2準備期間を経過した後も、測定部52に出力電圧の測定を実行させるとともに、出力電圧としきい値とを比較する。しきい値は、マスタ蓄電装置10からの交流電力の出力が確認されるように、例えば、整定値である「200V」近くに設定される。処理部58は、第2準備期間を経過してから、出力電圧がしきい値以上になるまでの期間を「判定期間」として管理する。図3(g)は、処理部58において管理される状態を示し、内部シーケンスカウンタ「0」から「8」までの第2準備期間につづいて、内部シーケンスカウンタ「8」以降の判定期間が配置される。
(2−2)マスタ蓄電装置10の準備処理および出力開始
図1のマスタ蓄電装置10のマスタ用制御部34には、マスタ蓄電装置10の動作を開始させるための信号(以下、「開始信号S1」という)が入力される。開始信号S1は、開始信号S2と同様に、マスタ蓄電装置10に備えられたボタン(図示せず)をユーザが押し下げた場合や、マスタ蓄電装置10が系統運転から自立運転に切りかわった場合に入力される。開始信号S1の入力によって、マスタ用制御部34は立ち上がる。
また、マスタ用制御部34は、立ち上がると、内部シーケンスカウンタのカウントアップを開始する。内部シーケンスカウンタは、所定のクロックで、「0」から「20」までカウントアップされ、「20」を維持し続ける。内部シーケンスカウンタは、マスタ用制御部34の動作が停止された場合に「0」にリセットされる。さらに、マスタ用制御部34は、内部シーケンスカウンタが「0」から「20」までの間を「第1準備期間」として規定する。第1準備期間は、交流電力を出力するまでの待機期間といえる。
マスタ用制御部34は、内部シーケンスカウンタが「20」になると、つまり、第1準備期間が経過・完了すると、第1準備期間を「自立出力期間」に切りかえる。自立出力期間において、マスタ用制御部34は、マスタ用DC−AC変換部32にPWM信号を出力する。マスタ用DC−AC変換部32は、PWM信号を入力すると、交流電力の出力を開始する。そのため、自立出力期間になると、マスタ蓄電装置10は、前述の通常動作を実行するといえる。
図3(a)は、開始信号S1を示す。マスタ用制御部34が開始信号S1を入力することは、タイミングT1において、開始信号S1が「ロー」状態から「ハイ」状態に切りかわることに相当する。なお、ここでは、タイミングT1は、タイミングT2よりも後に到来する。これは、ユーザが、スレーブ蓄電装置12のボタンを押し下げてから、マスタ蓄電装置10のボタンを押し下げることに相当する。図3(b)は、内部シーケンスカウンタの値を示す。図示のごとく、タイミングT1より、内部シーケンスカウンタは、「0」から「20」までカウントアップされる。
図3(c)は、マスタ用制御部34において管理される状態を示し、内部シーケンスカウンタ「0」から「20」までの第1準備期間につづいて、内部シーケンスカウンタ「20」以降の自立出力期間が配置される。ここで、第1準備期間は第2準備期間よりも遅く開始されるとともに、第1準備期間は第2準備期間よりも長くされる。そのため、スレーブ蓄電装置12の第2準備期間が完了してから、マスタ蓄電装置10の第1準備期間が完了する。図3(d)は、マスタ用制御部34がマスタ用DC−AC変換部32に出力するPWM信号を示す。第1準備期間においてPWM信号は出力されないが、自立出力期間においてPWM信号は出力される。図1に戻る。このように、マスタ用制御部34は、マスタ蓄電装置10における準備処理、出力の開始を制御する。
(2−3)スレーブ蓄電装置12の出力開始
図2の測定部52は、判定期間において出力電圧を測定し続けているが、マスタ蓄電装置10が交流電力の出力を開始することによって、処理部58は、測定部52において測定した出力電圧がしきい値以上になったことを検出する。処理部58は、出力電圧がしきい値以上になったことを検出すると、判定期間を「自立出力期間」に切りかえる。自立出力期間において、処理部58は、スレーブ用DC−AC変換部42にPWM信号を出力する。スレーブ用DC−AC変換部42は、PWM信号を入力すると、交流電力の出力を開始する。つまり、スレーブ蓄電装置12は、マスタ蓄電装置10からの出力が開始してから、出力を開始する。そのため、自立出力期間になると、スレーブ蓄電装置12は、前述の通常動作を実行するといえる。
図3(g)では、判定期間につづいて自立出力期間が配置される。図3(h)は、処理部58がスレーブ用DC−AC変換部42に出力するPWM信号を示す。第2準備期間、判定期間においてPWM信号は出力されないが、自立出力期間においてPWM信号は出力される。このように、スレーブ用制御部44は、スレーブ蓄電装置12における準備処理、出力の開始を制御する。
図3(a)−(h)においては、スレーブ蓄電装置12に開始信号S2が入力された後に、マスタ蓄電装置10に開始信号S1が入力されている。前述のごとく、第2準備期間は第1準備期間よりも短いので、スレーブ蓄電装置12における第2準備期間が完了した後に、マスタ蓄電装置10における第1準備期間が完了する。さらに、マスタ蓄電装置10が、第1準備期間が完了すると交流電力の出力を開始し、これにつづいて、スレーブ蓄電装置12が、交流電力の出力を開始する。以下では、スレーブ蓄電装置12に開始信号S2が入力されるタイミングT2と、マスタ蓄電装置10に開始信号S1が入力されるタイミングT1との相対的な関係が異なる場合を説明する。
図4(a)−(h)は、蓄電システム100における別の動作の概要を示す。これは、スレーブ蓄電装置12に開始信号S2が入力されるタイミングT2と、マスタ蓄電装置10に開始信号S1が入力されるタイミングT1が同一の場合である。図4(a)−(d)は、マスタ蓄電装置10の動作を示し、これは、図3(a)−(d)と同一である。図4(e)−(h)は、図3(e)−(h)と同様に、スレーブ蓄電装置12の動作を示すが、開始信号S2が、タイミングT1と同一のタイミングT2において入力される。このようなタイミングに開始信号S2が入力されても、図4(g)に示すように、第1準備期間が完了する前に、第2準備期間が完了する。これにつづく動作は、これまでと同様である。
図5(a)−(h)は、蓄電システム100におけるさらに別の動作の概要を示す。これは、スレーブ蓄電装置12に開始信号S2が入力されるタイミングT2よりも、マスタ蓄電装置10に開始信号S1が入力されるタイミングT1の方が先の場合である。図5(a)−(d)は、マスタ蓄電装置10の動作を示し、これは、図3(a)−(d)と同一である。図5(e)−(h)は、図3(e)−(h)と同様に、スレーブ蓄電装置12の動作を示すが、開始信号S2が、タイミングT1よりも後のタイミングT2において入力される。このようなタイミングに開始信号S2が入力されても、図5(g)に示すように、第1準備期間が完了する前に、第2準備期間が完了する。つまり、第1準備期間と第2準備期間との差よりも短ければ、タイミングT1よりもタイミングT2が後であっても、第1準備期間が完了する前に、第2準備期間が完了する。これにつづく動作は、これまでと同様である。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による蓄電システム100の動作を説明する。図6は、スレーブ蓄電装置12による出力の開始手順を示すフローチャートである。処理部58は、立ち上げられた後(S10)、第2準備期間が経過しなければ(S12のN)、待機する。第2準備期間が経過した場合(S12のY)、出力電圧がしきい値以上でなければ(S14のN)、処理部58は待機する。出力電圧がしきい値以上である場合(S14のY)、処理部58は、スレーブ用DC−AC変換部42に出力を開始させる(S16)。
本実施例によれば、スレーブ蓄電装置12、マスタ蓄電装置10のそれぞれの準備処理の完了につづいて、マスタ蓄電装置10からの出力が開始された後、スレーブ蓄電装置12からの出力が開始されるので、マスタ蓄電装置10の出力開始とスレーブ蓄電装置12の出力開始をほぼ同時にできる。また、マスタ蓄電装置10の出力開始とスレーブ蓄電装置12の出力開始をほぼ同時にできるので、負荷16の消費電力が大きい場合であっても、マスタ蓄電装置10だけが出力電力を出力している期間を短縮できる。また、マスタ蓄電装置10だけが出力電力を出力している期間が短縮されるので、マスタ蓄電装置10が動作を停止する可能性を低減できる。また、マスタ蓄電装置10が動作を停止する可能性が低減されるので、消費電力の大きな負荷16が接続されている場合であっても電力の供給を安定化できる。
また、第1準備期間が第2準備期間よりも長いので、スレーブ蓄電装置12に開始信号S2が入力されるよりも、マスタ蓄電装置10に開始信号S1が入力される場合であっても、第1準備期間の完了よりも第2準備期間を先に完了できる。また、マスタ用制御部34とスレーブ用制御部44とが互いに独立して構成されるので、制御を簡易にできる。
本発明の一態様の概要は、次の通りである。本発明のある態様の蓄電システム100は、マスタ蓄電装置10と、マスタ蓄電装置10の第1出力端子36、第2出力端子38と負荷16とを結ぶ自立電路72間において、マスタ蓄電装置10に並列に接続されるスレーブ蓄電装置12とを備える。マスタ蓄電装置10は電圧制御を実行し、スレーブ蓄電装置12は電流制御を実行し、(1)スレーブ蓄電装置12の準備処理が完了してから、(2)マスタ蓄電装置10の準備処理が完了すると、マスタ蓄電装置10からの出力が開始された後、(3)スレーブ蓄電装置12からの出力が開始される。
マスタ蓄電装置10は、立上げ後に、第1の準備期間を経過してから出力を開始し、スレーブ蓄電装置12は、立上げ後に、第2の準備期間を経過してから、マスタ蓄電装置10からの出力電圧がしきい値以上になった場合に、出力を開始し、第1の準備期間は、第2の準備期間よりも長い。
マスタ蓄電装置10は、準備処理、出力の開始を制御するためのマスタ用制御部34を備えてもよい。スレーブ蓄電装置12は、準備処理、出力の開始を制御するためのスレーブ用制御部44を備えてもよい。マスタ用制御部34とスレーブ用制御部44とは、互いに独立して構成されてもよい。
本発明の別の態様は、スレーブ用制御部44である。この装置は、電圧制御を実行するマスタ蓄電装置10の第1出力端子36、第2出力端子38と負荷16とを結ぶ自立電路72間において、マスタ蓄電装置10に並列に接続されるスレーブ蓄電装置12に対して、電流制御を実行するスレーブ用制御部44であって、(1)本スレーブ蓄電装置12の準備処理を完了してから、(2)マスタ蓄電装置10の準備処理が完了すると、マスタ蓄電装置10からの出力が開始された後、(3)本スレーブ蓄電装置12からの出力を開始する。
本発明の別の態様は、運転方法である。この方法は、マスタ蓄電装置10と、マスタ蓄電装置10の第1出力端子36、第2出力端子38と負荷16とを結ぶ自立電路72間において、マスタ蓄電装置10に並列に接続されるスレーブ蓄電装置12とを備えるとともに、マスタ蓄電装置10は電圧制御を実行し、スレーブ蓄電装置12は電流制御を実行する蓄電システム100における運転方法であって、スレーブ蓄電装置12の準備処理を実行するステップと、スレーブ蓄電装置12の準備処理が完了してから、マスタ蓄電装置10の準備処理を実行するステップと、マスタ蓄電装置10の準備処理が完了してから、マスタ蓄電装置10からの出力を開始するステップと、マスタ蓄電装置10からの出力が開始してから、スレーブ蓄電装置12からの出力を開始するステップと、を備える。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、マスタ蓄電装置10にはマスタ用蓄電池30が接続され、スレーブ蓄電装置12にはスレーブ用蓄電池40が接続される。しかしながらこれに限らず例えば、マスタ蓄電装置10、スレーブ蓄電装置12に、太陽電池が接続されてもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
10 マスタ蓄電装置、 12 スレーブ蓄電装置、 14 トランス、 16 負荷、 18 リレー、 20 一次巻線、 22 二次巻線、 30 マスタ用蓄電池、 32 マスタ用DC−AC変換部、 34 マスタ用制御部、 36 第1出力端子、 38 第2出力端子、 40 スレーブ用蓄電池、 42 スレーブ用DC−AC変換部、 44 スレーブ用制御部(制御装置)、 46 第1出力端子、 48 第2出力端子、 50 入力部、 52 測定部、 54 カウンタ、 56 取得部、 58 処理部、 100 蓄電システム。

Claims (4)

  1. マスタ蓄電装置と、
    前記マスタ蓄電装置の出力端子と負荷とを結ぶ電路間において、前記マスタ蓄電装置に並列に接続されるスレーブ蓄電装置とを備え、
    前記マスタ蓄電装置は電圧制御を実行し、前記スレーブ蓄電装置は電流制御を実行し、
    前記スレーブ蓄電装置は、第2開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第2の準備期間を経過した後、前記マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になるまで待機し、
    前記マスタ蓄電装置は、第1開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第1の準備期間を経過すると、出力を開始し、
    前記スレーブ蓄電装置は、前記マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になった場合に、出力を開始し、
    前記第1の準備期間は、前記第2の準備期間よりも長く、
    前記スレーブ蓄電装置の準備処理が完了してから、前記マスタ蓄電装置の準備処理を完了させることを特徴とする蓄電システム。
  2. 前記マスタ蓄電装置は、マスタ用制御部を備え、
    前記スレーブ蓄電装置は、スレーブ用制御部を備え、
    前記マスタ用制御部と前記スレーブ用制御部とは、互いに独立して構成されることを特徴とする請求項1に記載の蓄電システム。
  3. 電圧制御を実行するマスタ蓄電装置の出力端子と負荷とを結ぶ電路間において、前記マスタ蓄電装置に並列に接続されるスレーブ蓄電装置に対して、電流制御を実行する制御装置であって、
    第2開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第2の準備期間を経過した後、前記マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になるまで待機し、
    前記マスタ蓄電装置が、第1開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第1の準備期間を経過して出力を開始することによって、前記マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になった場合に、出力を開始し、
    前記第1の準備期間は、前記第2の準備期間よりも長く、
    前記スレーブ蓄電装置の準備処理が完了してから、前記マスタ蓄電装置の準備処理を完了させることを特徴とする制御装置。
  4. マスタ蓄電装置と、前記マスタ蓄電装置の出力端子と負荷とを結ぶ電路間において、前記マスタ蓄電装置に並列に接続されるスレーブ蓄電装置とを備えるとともに、前記マスタ蓄電装置は電圧制御を実行し、前記スレーブ蓄電装置は電流制御を実行する蓄電システムにおける運転方法であって、
    前記スレーブ蓄電装置が、第2開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第2の準備期間を経過した後、前記マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になるまで待機するステップと、
    前記マスタ蓄電装置が、第1開始信号を受信して立ち上がったタイミングから、第1の準備期間を経過すると、出力を開始するステップと、
    前記スレーブ蓄電装置が、前記マスタ蓄電装置からの出力電圧がしきい値以上になった場合に、出力を開始するステップとを備え、
    前記第1の準備期間は、前記第2の準備期間よりも長く、
    前記スレーブ蓄電装置の準備処理が完了してから、前記マスタ蓄電装置の準備処理を完了させることを特徴とする運転方法。
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