JP3197575U - スイッチバック充電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】スマホ、タブレットなど複数の携帯端末を纏めて充電するシステムに於いて、充電時間を短縮するとともに、充電電流を減らすことができるスイッチバック充電システムを提供する。【解決手段】充電電流値を検出する充電電流検出回路6を通す急速充電パスと、充電電流検出回路6を通さない緩速充電パスを備え、複数の携帯端末1〜5を一個ずつ、該当する端末の急速充電パスのスイッチ8,10,12をONして急速充電し、検出される電流値が所定の値を超えている状態では急速充電パスでの充電を継続し、検出される電流値が所定の値を下回る状態では急速充電パスのスイッチをOFFするとともに、該当する端末の緩速充電パスのスイッチ7,9,11をONして緩速充電に切り替える処理を、複数個の全てに対して順次自動的に繰り返す。【選択図】図1
Description
携帯端末への充電を行うために、充電電流値を検出する検出回路を通す急速充電パスと、検出回路を通さない緩速充電パスを備え、携帯端末を一個ずつ急速充電パスに接続してスイッチをONして急速充電を開始し、検出される電流値が所定の値を超えている状態では急速充電パスでの充電を継続し、検出される電流値が所定の値を下回る状態では急速充電パスのスイッチをOFFするとともに、緩速充電パスのスイッチをONして緩速充電に切り替える処理を、複数個の全てに対して順次自動的に繰り返す。
スマホ、タブレットなどの携帯端末を教育現場で利用する場合、学生の数だけ端末が必要となり、夜中などの空き時間に充電システムで大量に充電しなければならないため、最大の充電電流の大きさと充電時間が充電システムにとって極めて重要な課題となる。一般的に携帯端末はリチュウムイオン電池を充電して使用するが、充電には長時間を必要とするため、短時間で所定の充電を行うための急速充電機能を備えた端末が多く利用される。急速充電では定電流で所定電圧まで充電した後、定電圧充電に切り替えることにより短時間で充電することが出来、かつ、過充電の防止にも有効である。ただし、急速充電では長時間を掛けてゆっくりと充電する緩速充電と比較して、充電時間は短いが充電電流が倍程度必要なため、大量に纏めて充電する場合には電源容量が極めて大きく必要となり、充電システムが大規模で高価な構成となる課題を抱えている。
スマホ、タブレットなど複数の携帯端末を纏めて充電するシステムに於いて、充電時間を短縮するとともに、充電電流を減らすことにより、スリムな充電システムを実現する。
充電電流値を検出する検出回路を通す急速充電パスと、電流検出回路を通さない緩速充電パスを備え、複数の携帯端末を一個ずつ、該当する端末の急速充電パスのスイッチをONして急速充電し、検出される電流値が所定の値を超えている状態では急速充電パスでの充電を継続し、検出される電流値が所定の値を下回る状態では急速充電パスのスイッチをOFFするとともに、該当する端末の緩速充電パスのスイッチをONして緩速充電に切り替える処理を、複数個の全てに対して順次自動的に繰り返す。
大きな充電電流を必要とする急速充電は携帯端末一個のみで済み、充電電流が少なくて済む多くの端末は緩速充電パスにより充電を継続ことにより、全てを急速充電、または緩速充電とする一般的な充電システムと比較して、充電時間の短縮が図られるとともに、充電電流値を大幅に減らすことによりスリムな充電システムが実現される。
図1に本考案によるスイッチバック充電システムの概念図が示される。1〜5は5個の携帯端末を示し、6は充電電流検出回路を示し、13は電流センサー、14は検出回路、15は緩速充電パススイッチ7,9,11、ならびに急速充電パススイッチ8,10,12のON,OFFを制御するパス制御回路を示す。図1は、端末1、端末2はパススイッチ7、9がONのため緩速充電中であり、端末3はバススイッチ12がONのため急速充電中を示す。端末1のパス状態を図2に示す。(1)はスイッチ8がONで急速充電中、(2)はスイッチ7がONで緩速充電中を示す。
(1)の急速充電により充電電流が所定値以下に下がったことを検出回路6が検知した場合に(2)のパスに移行して、以降は緩速充電を継続する。急速充電における充電波形は図3に示すように、急速充電状態T1(定電流)を抜けるとT2(定電圧)で充電電流は大幅に減少する。急速充電は携帯端末1個ずつに限定し、図1の端末5個の構成では1,2,3,4,5の順に急速充電から緩速充電に移行して緩速充電を継続する。このようにして、充電時間の短縮を図るとともに、充電に要する充電電流を大幅に減らすことによりスリムな充電システムが実現される。なお電池の消耗が少ない端末の充電では、急速充電時間は短く、速やかに緩速充電に移行することも有る。
携帯端末への充電電源Vは商用AC100Vとし、充電電流検出センサーはクランプ式交流電流センサーを使用し、センサー出力を整流してコンパレータにより緩速充電への移行判定を行ない、移行値は急速充電電流値が2/3に低下することを条件とした。また、請求項2に記載するように、所定時間の急速充電によっても緩速充電に移行できない端末は異常であるため、充電を停止する機能を組み込んだ。パススイッチに関しては、トライアックを適用したがリレーでも良い。さらに、本実施例では商用AC電源を利用したが直流DC電源でも良いなど、各種の機能、性能、構成、ディメンジョンなどは、本考案の趣旨を逸脱市内範囲であれば種々変形実施が可能である。
1 〜5 充電対象の携帯端末
6 充電電流検出回路
7, 9,11 緩速充電パススイッチ
8,10,12 急速充電パススイッチ
13 電流センサー
14 電流検出回路
15 パス制御回路
I 充電電流値
T 充電時間
T1 定電流充電期間
T2 低電圧充電期間
6 充電電流検出回路
7, 9,11 緩速充電パススイッチ
8,10,12 急速充電パススイッチ
13 電流センサー
14 電流検出回路
15 パス制御回路
I 充電電流値
T 充電時間
T1 定電流充電期間
T2 低電圧充電期間
Claims (2)
- 複数個の携帯端末を充電するシステムに関して、携帯端末への充電を行うために、充電電流値を検出する検出回路を通す急速充電パスと、検出回路を通さない緩速充電パスを備え、携帯端末を一個ずつ急速充電パスに接続してスイッチをONして急速充電を開始し、検出される電流値が所定の値を超えている状態では急速充電パスでの充電を継続し、検出される電流値が所定の値を下回る状態では急速充電パスのスイッチをOFFするとともに、緩速充電パスのスイッチをONして緩速充電に切り替える処理を、複数個の全てに対して順次自動的に繰り返すことを特徴とするスイッチバック充電システム。
- 急速充電パス、緩速充電パスの両方、または片方に対する、携帯端末それぞれの充電経過時間を監視する機能を有し、充電経過時間が所定時間に達した場合に該当端末のスイッチをOFFして充電を中止する機能を備える、請求項1に記載するスイッチバック充電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000284U JP3197575U (ja) | 2015-01-06 | 2015-01-06 | スイッチバック充電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000284U JP3197575U (ja) | 2015-01-06 | 2015-01-06 | スイッチバック充電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3197575U true JP3197575U (ja) | 2015-05-28 |
Family
ID=53486934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015000284U Active JP3197575U (ja) | 2015-01-06 | 2015-01-06 | スイッチバック充電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3197575U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017011837A (ja) * | 2015-06-19 | 2017-01-12 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 携帯式電子機器の管理ボックス、キャビネットおよび管理方法 |
CN107512185A (zh) * | 2017-08-28 | 2017-12-26 | 南京工业职业技术学院 | 一种智能电动助力车充电器 |
JP2020202699A (ja) * | 2019-06-12 | 2020-12-17 | 株式会社エンビジョンAescジャパン | 充電装置、充電システム、充電方法、充電プログラム |
-
2015
- 2015-01-06 JP JP2015000284U patent/JP3197575U/ja active Active
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017011837A (ja) * | 2015-06-19 | 2017-01-12 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 携帯式電子機器の管理ボックス、キャビネットおよび管理方法 |
CN107512185A (zh) * | 2017-08-28 | 2017-12-26 | 南京工业职业技术学院 | 一种智能电动助力车充电器 |
CN107512185B (zh) * | 2017-08-28 | 2023-05-23 | 南京工业职业技术学院 | 一种智能电动助力车充电器 |
JP2020202699A (ja) * | 2019-06-12 | 2020-12-17 | 株式会社エンビジョンAescジャパン | 充電装置、充電システム、充電方法、充電プログラム |
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