JP6583709B2 - 容器シール装置および容器シール方法 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に対してフィルムをシールする容器シール装置および容器シール方法に関する。
従来、トレー等の容器に内容物を充填し、この容器の開口部をフィルムでシールする容器シール装置が知られている(特許文献1、2参照)。
このような容器シール装置においては、フィルムは、一定の長さだけ搬送され、その後、所定の停止位置で停止される。この際、フィルムの停止位置は、フィルムに予め印刷された見当合わせ印(位置合わせマーク)をセンサーで検出することによって制御されることが一般的である。このフィルムに対する見当合わせ印の印刷は、予めフィルムメーカーにて行われる。したがって、予め見当合わせ印が印刷されたフィルムがロール状で供給され、容器シール装置にセットされる。
特開昭59−187507号公報 特開2002−264903号公報
しかしながら、従来、とりわけ伸びやすいフィルムを使用する場合、フィルムメーカーでの製造段階や容器シール装置の内部でフィルムに延びが生じてしまい、見当合わせ印の間隔がばらつくという問題が生じている。このため、容器シール装置においては、見当合わせ印の間隔が目的の間隔から外れないようにフィルムに加わるテンションを調整したり、フィルムの搬送速度を制御したりする必要がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、フィルムが延びてしまった場合でも、フィルム上の位置合わせマークの間隔がばらつく不具合を防止することが可能な、容器シール装置および容器シール方法を提供することを目的とする。
本発明は、フィルムによって容器をシールする容器シール装置において、容器を供給する容器供給部と、帯状のフィルムを移送方向に沿って移送するフィルム移送部と、前記フィルム移送部によって移送された前記フィルムに対して所定間隔で位置合わせマークを付与するマーク付与部と、前記マーク付与部の前記移送方向下流側に設けられ、前記フィルム上の前記位置合わせマークを検出するマーク検出部と、前記マーク検出部の前記移送方向下流側に設けられ、前記容器供給部によって供給された前記容器に対して前記フィルムを貼着するフィルム貼着部とを備え、前記マーク検出部が前記フィルム上の前記位置合わせマークを検出したことに応じて、前記フィルムの移送が停止され、前記フィルム貼着部によって前記フィルムが前記容器に貼着されることを特徴とする容器シール装置である。
本発明は、前記マーク検出部と前記フィルム貼着部との間に、前記フィルムに対してラベルを貼着するラベル貼着部が設けられていることを特徴とする容器シール装置である。
本発明は、前記ラベル貼着部の前記移送方向上流側に、前記フィルムのうち前記ラベルが貼着される箇所を予めコロナ処理するコロナ処理部が設けられていることを特徴とする容器シール装置である。
本発明は、前記フィルム貼着部は、前記フィルムを前記容器に貼着するシールヘッドを有し、前記シールヘッドは、前記フィルムを打ち抜くことにより、前記容器毎に対応する蓋フィルムを形成することを特徴とする容器シール装置である。
本発明は、前記マーク検出部によって前記位置合わせマークが検出される位置を検出位置とし、前記フィルム貼着部によって前記フィルムが貼着される位置を貼着位置としたとき、前記フィルムの移送方向に沿った前記検出位置と前記貼着位置との間の距離は、前記位置合わせマークの前記間隔の整数倍となることを特徴とする容器シール装置である。
本発明は、フィルムによって容器をシールする容器シール方法において、容器を供給する容器供給工程と、帯状のフィルムを移送方向に沿って移送するフィルム移送工程と、移送された前記フィルムに対して所定間隔で位置合わせマークを付与するマーク付与工程と、前記マーク付与工程の後、前記フィルム上の前記位置合わせマークを検出するマーク検出工程と、供給された前記容器に対して前記フィルムを貼着するフィルム貼着工程とを備え、前記フィルム上の前記位置合わせマークを検出したことに応じて、前記フィルムの移送が停止され、前記フィルムが前記容器に貼着されることを特徴とする容器シール方法である。
本発明は、前記フィルムに対してラベルを貼着するラベル貼着工程を更に備えたことを特徴とする容器シール方法である。
本発明は、前記フィルムのうち前記ラベルが貼着される箇所を予めコロナ処理するコロナ処理工程を更に備えたことを特徴とする容器シール方法である。
本発明は、前記フィルム貼着工程において、前記フィルムが打ち抜かれることにより、前記容器毎に対応する蓋フィルムが形成されることを特徴とする容器シール方法である。
本発明によれば、マーク付与部が、フィルムに対して所定間隔で位置合わせマークを付与し、マーク検出部がフィルム上の位置合わせマークを検出したことに応じて、フィルムの移送が停止され、フィルム貼着部によってフィルムが容器に貼着される。これにより、フィルムが延びてしまった場合でも、フィルム上の位置合わせマークの間隔がばらつく不具合を防止することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による容器シール装置を示す概略正面図。 図2は、容器をシールするフィルムを示す概略平面図。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1および図2は本発明の一実施の形態を示す図である。
図1により、本実施の形態による容器シール装置の概要について説明する。
図1に示す容器シール装置10は、後述するようにフィルム50によってトレー等の容器40の開口部をシールすることにより、フィルム付き容器60を作製するものである。このような容器シール装置10は、容器供給部11と、フィルム移送部12と、マーク付与部13と、マーク検出部14と、フィルム貼着部15とを備えている。
このうち容器供給部11は、前段に位置するインバータコンベア16と、後段に位置するサーボモータコンベア17とを有している。この場合、インバータコンベア16とサーボモータコンベア17とによってグルーピングコンベア20が構成されている。
インバータコンベア16は、図示しない前工程から不定間隔で供給されてきた複数の容器40をサーボモータコンベア17側へ搬送するものである。このインバータコンベア16は、一連の容器シール作業中、連続的に駆動するようになっている。各容器40には、食品等の内容物41が予め収納されている。なお、容器40は、熱可塑性樹脂、例えばPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)等の単層シート又はEVOHやナイロン(登録商標)等のバリア層を含む多層シートをシート成形することにより作製されたものであっても良い。
インバータコンベア16上には、容器40の両側から開閉可能な構成を有する第1のストッパ18が設けられている。この第1のストッパ18が閉じている場合、第1のストッパ18の上流側(図1の左側)に複数の容器40が一列に滞留する。一方、第1のストッパ18が開放された場合、容器40が第1のストッパ18の間を通過するようになっている。
インバータコンベア16とサーボモータコンベア17との間には、容器40の両側から開閉可能な構成を有する第2のストッパ19が設けられている。第2のストッパ19が閉じている場合、第1のストッパ18と第2のストッパ19との間に1つの容器40が待機する。一方、第2のストッパ19が開放された場合、当該待機していた容器40が、第2のストッパ19の間を通過して、サーボモータコンベア17側へ搬送されるようになっている。
サーボモータコンベア17は、図示しないサーボモータによって間欠動作制御される。これにより、サーボモータコンベア17上で複数(図1では3つ)の容器40を一定間隔で整列させることが可能である。サーボモータコンベア17上には、容器40を検出するセンサー21が配置されている。なお、サーボモータコンベア17上に配置される容器40は必ずしも複数でなくても良く、1つの容器40のみがサーボモータコンベア17上の所定の位置に配置されても良い。
サーボモータコンベア17の近傍には、容器移載アーム(トレー移載アーム)22が設けられている。この容器移載アーム22は、サーボモータコンベア17上で一定間隔で整列された複数(図1では3つ)の容器40をまとめて保持し、この間隔を維持したままフィルム貼着部15の容器保持部29(後述)の上に移載するようになっている。
一方、フィルム移送部12は、帯状のフィルム50を移送方向Dに沿って移送するものである。このフィルム移送部12は、図示しないサーボモータによって間欠動作制御され、フィルム50を巻出ロール23から巻取ロール24へ向けて搬送したり、フィルム50の搬送を一時停止したりすることが可能である。なお、本明細書中、移送方向Dとは、巻出ロール23から巻き出され、巻取ロール24で巻き取られる間、フィルム50が搬送される方向をいう。
また、フィルム移送部12は、帯状のフィルム50を巻き出す巻出ロール23と、帯状のフィルム50のうち容器40に貼着された箇所以外の残存フィルムを巻き取る巻取ロール24とを含んでいる。このうち巻出ロール23は、帯状のフィルム50をロール状に巻いたものであり、巻取ロール24は、上記残存フィルムをロール状に巻いたものである。この場合、フィルム50は、巻出ロール23から巻き出され、途中に配置された複数のガイドローラ25によって案内され、その一部が容器40に貼着された後、残存フィルムとなって巻取ロール24によって巻き取られる。
帯状のフィルム50は、例えば、無軸延伸ポリプロピレン(CPP)、無延伸ナイロン、又はナイロンとポリプロピレンとの積層体等、伸縮性をもつ無延伸フィルムからなっていても良い。このフィルム50には、予め模様、文字、図柄等の印刷が付与されていても良く、あるいは無地のものであっても良い。いずれの場合においても、巻出ロール23に巻き取られている状態のフィルム50には、位置合わせマーク(見当マーク)は付与されていない。
巻出ロール23の移送方向Dの下流側には、フィルム50の張力を調整するテンションコントローラ(ダンシングバー)33が配置されている。テンションコントローラ33は上下方向に移動可能であり、このテンションコントローラ33の上下位置を調整することによって、フィルム50の張力を略一定に保つようになっている。
テンションコントローラ33の移送方向Dの下流側には、マーク付与部13が設けられている。このマーク付与部13は、フィルム移送部12によって移送されてきたフィルム50に対して所定間隔Sで位置合わせマーク(見当合わせ印)Mを付与するものである。すなわち、マーク付与部13は、図示しない距離計を有しており、この距離計によってフィルム50の搬送距離を測定しながら、所定間隔S毎に位置合わせマークMを印字する機能を有する。なお、マーク付与部13は、例えば、インクジェットプリンタ、サーマルプリンタ、レーザープリンタ等、位置合わせマークMを印字するためのプリンタを有していても良い。なお、位置合わせマークMは、フィルム50の表裏いずれの面に設けられても良い。
図2に示すように、位置合わせマークMは、それぞれフィルム50の幅方向一端部に設けられている。また、位置合わせマークMは、フィルム50の長さ方向に沿って所定間隔S毎に規則的に印刷されている。この位置合わせマークMは、容器40に対して一定の位置関係となる場所に設けられている。本実施の形態においては、位置合わせマークMは、それぞれフィルム貼着部15の容器保持部29(後述)に保持された容器40の中央部となる位置に設けられる。
再度図1を参照すると、マーク付与部13の移送方向Dの下流側には、コロナ処理部27が設けられている。コロナ処理部27は、フィルム50のうち、後述するラベル貼着部26でラベルL(図2参照)が貼着される箇所を予めコロナ処理するものである。このコロナ処理部27によって、フィルム50の表面の一部をコロナ放電処理して改質し、この部分の濡れ性を向上させ、これによりラベルLの貼着を容易にすることができる。コロナ処理部27によってコロナ処理されるフィルム50の領域は、フィルム50の長手方向に沿って帯状に連続的に延びていても良い。あるいは、複数のコロナ処理された領域が、フィルム50の長手方向に沿って例えばドット状に断続的に配置されても良い。なお、コロナ処理部27は、巻出ロール23とラベル貼着部26との間のいずれかの位置に設けられていれば良く、図1に示す箇所に限定されない。
マーク付与部13およびコロナ処理部27の移送方向Dの下流側には、マーク検出部14が設けられている。このマーク検出部14は、マーク付与部13によってフィルム50上に付与された位置合わせマークMを検出するものである。マーク検出部14は、位置合わせマークMの有無を検出可能なものであれば良く、例えば透過型センサー、反射型センサー、光電管等であっても良い。
本実施の形態において、マーク検出部14がフィルム50上の位置合わせマークMを検出したことに応じて、フィルム50の移送が停止される。この場合、フィルム50が規定の長さ搬送された後にマーク検出部14が位置合わせマークMを検出した際、直ちにフィルム50の移送が停止される。もしくはマーク検出部14が位置合わせマークMを規定回数検出した際に直ちにフィルム50の搬送が停止される。フィルム50の移送が停止した際、後述するようにフィルム貼着部15によってフィルム50が容器40に貼着される。
マーク検出部14の下流側であってフィルム貼着部15の上流側には、フィルム50にラベルLを貼着するラベル貼着部26が設けられている。このラベル貼着部26において、フィルム50上の所定位置に一定間隔でラベルLが貼着される。ラベルLは、移動しているフィルム50に対して貼着されても良く、マーク検出部14が位置合わせマークMを検出したことによって停止しているフィルム50に対して貼着されても良い。また、ラベルLの貼着位置は、上述したコロナ処理部27によってコロナ処理された領域とすることが好ましい。ラベルLとしては、例えばバーコード等、フィルム50の表面に貼着されるものであって、フィルム付き容器60又は内容物41に関連する所定の機能を発揮するものであれば、特に限定されない。
なお、フィルム50にラベルLを貼着する必要がない場合には、コロナ処理部27およびラベル貼着部26は必ずしも設けられなくても良い。
フィルム貼着部15は、マーク検出部14の移送方向Dの下流側に設けられている。フィルム貼着部15は、容器供給部11によって供給された容器40に対してフィルム50を貼着するものである。このフィルム貼着部15は、シールヘッド28と、シールヘッド28に対向する位置(シールヘッド28の下方)に設けられた容器保持部29とを有している。これらシールヘッド28および容器保持部29は、それぞれ一度にシールされる容器40の数に応じて複数(図1では3つ)設けられている。なお、複数のシールヘッド28の間隔および複数の容器保持部29の間隔は、それぞれ上述した位置合わせマークMの間隔Sと同一である。
シールヘッド28は、フィルム50を容器40に対して接触させ、フィルム50の一部を加熱することにより、フィルム50を容器40の開口部周縁に貼着(熱溶着)するものである。複数のシールヘッド28は、ヘッド駆動部31によって保持されており、容器保持部29に対して昇降可能となっている。
また、容器保持部29は、それぞれ容器移載アーム22によってサーボモータコンベア17から搬送されてきた容器40を保持するものである。各容器保持部29は容器40の輪郭に対応する枠形状部分を有しており、それぞれ容器40を枠内に収容して所定位置に位置決めしながら持ち上げることができる。複数の容器保持部29は、固定部品32によって保持されており、シールヘッド28に対して昇降押し付け可能となっている。容器保持部29は、固定部品32に対して出没可能であり、固定部品32から上昇することにより容器40を持ち上げるようになっている。
ヘッド駆動部31によってシールヘッド28が下降した際、容器保持部29が上昇する。このとき、フィルム50が下方に押圧され、フィルム50が容器保持部29上の容器40に接触する。この際、シールヘッド28からの熱により、フィルム50は容器40の開口部周縁に熱溶着される。また、シールヘッド28はカッター等の打ち抜き部を有しており、シールヘッド28が下降することに伴って、フィルム50を打ち抜き、各容器40に対応する蓋フィルム51を形成するようになっている。
ところで、図1において、マーク検出部14によって位置合わせマークMが検出される位置を検出位置Pとし、フィルム貼着部15によってフィルム50が貼着される位置を貼着位置Pとする。この場合、フィルム50の移送方向Dに沿う検出位置Pと貼着位置Pとの間の距離Aは、位置合わせマークMの間隔Sの整数倍となっている。具体的には、図1において、検出位置Pと貼着位置(最も上流側に位置する容器40の貼着位置)Pとの間の距離Aは、位置合わせマークMの間隔Sの5倍となっている(A=5S)。これにより、マーク検出部14が位置合わせマークMを検出し、直ちにフィルム50の移送を停止した場合、他の位置合わせマークMが、容器保持部29上の容器40の中央部に正しく位置決めされるようになっている。この結果、容器40とラベルLとの位置関係がずれないようになっている。
なお、上述したグルーピングコンベア20、第1のストッパ18、第2のストッパ19、容器移載アーム22、巻出ロール23、巻取ロール24、テンションコントローラ33、マーク付与部13、コロナ処理部27、マーク検出部14、ラベル貼着部26、およびフィルム貼着部15は、それぞれ制御部30に接続されている。これらの各要素の動作等は、制御部30によって制御される。制御部30は、例えばコンピュータであり、図示しない記憶部を有している。この記憶部には、容器シール装置10において実行される各種の動作を制御するプログラムが格納されている。なお、上述した各要素の動作等は、1つの制御部30に限らず、複数の制御部によって制御されても良い。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用(容器シール方法)について、図1を用いて説明する。なお、以下の各工程は、制御部30が容器シール装置10を構成する各要素を制御することによって実行される。
まず、それぞれ食品等の内容物41が収納された複数の容器40が、図示しない前工程から容器供給部11のインバータコンベア16に供給される。これら複数の容器40は、インバータコンベア16上で不定間隔で搬送される。インバータコンベア16上を搬送された複数の容器40は、第1のストッパ18に当接して一列に並んで停止する。この間、インバータコンベア16は連続的に駆動している。
続いて、第1のストッパ18が開放され、1番目の容器40が第1のストッパ18の間を通過する。このとき第2のストッパ19は閉じており、当該1番目の容器40は、第2のストッパ19に当接して停止する。その後、第1のストッパ18は閉じる。
次に、第2のストッパ19が開放され、停止していたサーボモータコンベア17が駆動開始する。これにより、当該1番目の容器40がインバータコンベア16からサーボモータコンベア17へ送られる。この1番目の容器40は、サーボモータコンベア17上で下流側(図1の右側)に向けて搬送される。その後、センサー21が1番目の容器40を検出し、サーボモータコンベア17が停止する。
なお、1番目の容器40が通過した後、第2のストッパ19は閉じる。その後、上記と同様にして、2番目の容器40が、インバータコンベア16上で第2のストッパ19に当接した状態で待機する。
次に、再度第2のストッパ19が開放され、停止していたサーボモータコンベア17が駆動開始する。これにより、2番目の容器40がインバータコンベア16からサーボモータコンベア17へ送られる。2番目の容器40は、サーボモータコンベア17上で下流側(図1の右側)に向けて搬送され、センサー21が当該2番目の容器40を検出した時、サーボモータコンベア17が停止する。このとき1番目の容器40は、サーボモータコンベア17上で所定距離だけ下流側(図1の右側)に向けて移動している。なお、2番目の容器が通過した後、第2のストッパ19が閉じる。このようにして、インバータコンベア16からサーボモータコンベア17へ所定数(図1では3つ)の容器40が供給され、これらの容器40がサーボモータコンベア17上で等間隔(間隔S)に整列される(容器供給工程)。
続いて、サーボモータコンベア17上に等間隔で整列された複数の容器40は、容器移載アーム22によって搬送され、フィルム貼着部15の容器保持部29に供給される。このとき、各容器40間の間隔Sは維持される。
一方、フィルム移送部12の巻出ロール23から帯状のフィルム50が巻き出され、このフィルム50は、移送方向Dに沿って間欠的に移送される(フィルム移送工程)。このようにして移送されるフィルム50は、テンションコントローラ33によってその張力が略一定に調整される。
巻出ロール23からのフィルム50は、マーク付与部13に送られる。このマーク付与部13において、移送されてきたフィルム50に対して所定間隔S毎に位置合わせマークMが付与される(マーク付与工程)。この場合、マーク付与部13がフィルム50の搬送距離を連続的に測定し、所定間隔S毎に位置合わせマークMを印字する。
続いて、フィルム50はコロナ処理部27に送られる。このコロナ処理部27において、移送されてきたフィルム50のうち、ラベルLが貼着される箇所を予めコロナ処理する(コロナ処理工程)。このコロナ処理部27において、フィルム50の表面が部分的にコロナ放電処理され、この部分の濡れ性が向上する。
次いで、フィルム50はマーク検出部14(検出位置P)に送られる。このマーク検出部14において、移送されてきたフィルム50上の位置合わせマークMを検出する(マーク検出工程)。このように、フィルム50上の位置合わせマークMを検出した際、フィルム50の移送が一時的に停止する。フィルム50は、位置合わせマークMを検出するたびに毎回止まっても良いし、決められた検出回数毎に止まっても良い。図1の例では3回検出毎に止まっている。上述したように、検出位置Pと貼着位置Pとの間の距離Aは、位置合わせマークMの間隔Sの整数倍となっている。このため、フィルム貼着部15の貼着位置Pにある位置合わせマークMが、容器保持部29上の容器40の中央部に正しく位置決めされ、フィルム50が容器40に貼着される。
その後、フィルム50の移送が再開され、フィルム50は、ラベル貼着部26に送られる。このラベル貼着部26において、移送されてきたフィルム50の所定位置にラベルLが貼着される(ラベル貼着工程)。なお、ラベルLは、移動しているフィルム50に対して貼着されても良く、マーク検出部14が位置合わせマークMを検出したことにより停止しているフィルム50に対して貼着されても良い。
次に、フィルム50はフィルム貼着部15に送られる。続いて、上流側のマーク検出部14(検出位置P)において、他の位置合わせマークMが検出され、これに伴い、フィルム50の移送が一時的に停止する。なお、本実施の形態において、マーク検出部14が複数個(図1では3つ)の位置合わせマークMを検出するたびに、フィルム50の移送が停止する。そしてフィルム貼着部15において、容器供給部11から供給された容器40に対してフィルム50が貼着される(フィルム貼着工程)。この際、ヘッド駆動部31によって複数のシールヘッド28が下降するとともに、容器保持部29が固定部品32から上昇し、容器40が持ち上げられる。これにより、フィルム50が容器40に対して密着し、かつシールヘッド28からの熱によってフィルム50が容器40に対して熱溶着される。同時にシールヘッド28の打ち抜き部によって、フィルム50が打ち抜かれ、容器40毎に蓋フィルム51が形成される。なお、フィルム50のうち、容器40に貼着された箇所(蓋フィルム51)以外の残存フィルムは、巻取ロール24によって巻き取られて回収される。
このようにして、内容物41が収納された容器40と、容器40をシールする蓋フィルム51とにより、フィルム付き容器60が作製される。フィルム付き容器60は、例えば容器移載アーム22により、複数個(図1では3つ)まとめて外部に搬送される。このようにして、フィルム50が移送方向Dに沿って間欠的に移送されながら、断続的にフィルム50が容器40に対して貼着され、多数のフィルム付き容器60が作製される。
このように本実施の形態によれば、マーク付与部13が、フィルム50に対して所定間隔Sで位置合わせマークMを付与し、マーク検出部14がフィルム50上の位置合わせマークMを検出したことに応じて、フィルム50の移送が停止され、フィルム貼着部15によってフィルム50が容器40に貼着される。
このように、位置合わせマークMが、フィルム50を容器40に貼着する直前に付与されるので、フィルム50の製造段階あるいはテンションコントローラ33の影響によってフィルム50が延びた場合であっても、フィルム50上の位置合わせマークMの間隔Sがずれたりばらついたりするおそれがない。これにより、容器40とラベルL等との位置関係がずれる不具合を防止することができ、フィルム付き容器60の品質のばらつきを低減することができる。
また、テンションコントローラ33の重さによってフィルム50が延びた場合であっても、位置合わせマークMの間隔Sがずれたりばらついたりすることがない。このため、フィルム50の延びを考慮して位置合わせマークMの間隔Sを調整したり、テンションコントローラ33の重さを調整したり、あるいはフィルム50の搬送速度を調整したりする必要が生じない。
10 容器シール装置
11 容器供給部
12 フィルム移送部
13 マーク付与部
14 マーク検出部
15 フィルム貼着部
16 インバータコンベア
17 サーボモータコンベア
22 容器移載アーム
23 巻出ロール
24 巻取ロール
26 ラベル貼着部
27 コロナ処理部
28 シールヘッド
29 容器保持部
30 制御部
40 容器
41 内容物
50 フィルム
51 蓋フィルム
60 フィルム付き容器

Claims (8)

  1. フィルムによって容器をシールする容器シール装置において、
    容器を供給する容器供給部と、
    帯状のフィルムを移送方向に沿って移送するフィルム移送部と、
    前記フィルム移送部によって移送された前記フィルムに対して所定間隔で位置合わせマークを付与するマーク付与部と、
    前記マーク付与部の前記移送方向下流側に設けられ、前記フィルム上の前記位置合わせマークを検出するマーク検出部と、
    前記マーク検出部の前記移送方向下流側に設けられ、前記容器供給部によって供給された前記容器に対して前記フィルムを貼着するフィルム貼着部とを備え、
    前記マーク検出部が前記フィルム上の前記位置合わせマークを検出したことに応じて、前記フィルムの移送が停止され、前記フィルム貼着部によって前記フィルムが前記容器に貼着され
    前記マーク検出部によって前記位置合わせマークが検出される位置を検出位置とし、前記フィルム貼着部によって前記フィルムが貼着される位置を貼着位置としたとき、
    前記フィルムの移送方向に沿った前記検出位置と前記貼着位置との間の距離は、前記位置合わせマークの前記間隔の整数倍となることを特徴とする容器シール装置。
  2. 前記マーク検出部と前記フィルム貼着部との間に、前記フィルムに対してラベルを貼着するラベル貼着部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の容器シール装置。
  3. 前記ラベル貼着部の前記移送方向上流側に、前記フィルムのうち前記ラベルが貼着される箇所を予めコロナ処理するコロナ処理部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の容器シール装置。
  4. 前記フィルム貼着部は、前記フィルムを前記容器に貼着するシールヘッドを有し、前記シールヘッドは、前記フィルムを打ち抜くことにより、前記容器毎に対応する蓋フィルムを形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の容器シール装置。
  5. フィルムによって容器をシールする容器シール方法において、
    容器を供給する容器供給工程と、
    帯状のフィルムを移送方向に沿って移送するフィルム移送工程と、
    移送された前記フィルムに対して所定間隔で位置合わせマークを付与するマーク付与工程と、
    前記マーク付与工程の後、マーク検出部により前記フィルム上の前記位置合わせマークを検出するマーク検出工程と、
    供給された前記容器に対してフィルム貼着部により前記フィルムを貼着するフィルム貼着工程とを備え、
    前記フィルム上の前記位置合わせマークを検出したことに応じて、前記フィルムの移送が停止され、前記フィルムが前記容器に貼着され
    前記マーク検出部によって前記位置合わせマークが検出される位置を検出位置とし、前記フィルム貼着部によって前記フィルムが貼着される位置を貼着位置としたとき、
    前記フィルムの移送方向に沿った前記検出位置と前記貼着位置との間の距離は、前記位置合わせマークの前記間隔の整数倍となることを特徴とする容器シール方法。
  6. 前記フィルムに対してラベルを貼着するラベル貼着工程を更に備えたことを特徴とする請求項記載の容器シール方法。
  7. 前記フィルムのうち前記ラベルが貼着される箇所を予めコロナ処理するコロナ処理工程を更に備えたことを特徴とする請求項記載の容器シール方法。
  8. 前記フィルム貼着工程において、前記フィルムが打ち抜かれることにより、前記容器毎に対応する蓋フィルムが形成されることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項記載の容器シール方法。
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