JP6583342B2 - リベット接合用金型 - Google Patents

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Description

本発明は、セルフピアスリベットにより複数の被接合部材同士を接合するためのリベット接合用金型に関する。
従来より、複数の被接合部材を接合するためにセルフピアスリベットが用いられることがあり、該セルフピアスリベットによる接合の際にはリベット接合用金型が用いられている。
特許文献1に記載のリベット接合用金型では、セルフピアスリベットによる接合の際に、複数の被接合部材のうち金型に最も近い被接合部材である金型側被接合部材と当接する基部本体を備え、該基部本体には、セルフピアスリベットが打ち込まれることによる金型側被接合部材の膨出変形を許容する凹部(キャビティ)が形成され、該凹部の底面部における中央領域に環状の隆起部が設けられている。
また、特許文献1に記載のリベット接合用金型では、セルフピアスリベットが打ち込まれる際に、金型側被接合部材が、上記隆起部よりも径方向の内側から該径方向の外側に向かって流出するのを該隆起部によって抑制している。
特表2015−529562号公報
ところで、セルフピアスリベットによる複数の被接合部材同士の接合を行う場合には、該複数の被接合部材における、セルフピアスリベットが打ち込まれる部分において、該セルフピアスリベットの上記打ち込み側とは反対側にリベット接合用金型を配置して、セルフピアスリベットを、リベット接合用金型に向かって、複数の被接合部材に打ち込む。
リベット接合用金型には、一般に、セルフピアスリベットが打ち込まれることによる、複数の被接合部材のうちリベット接合用金型に最も近い被接合部材(以下、金型側被接合部材という)の膨出変形を許容するべく凹んだキャビティが設けられているため、セルフピアスリベットが複数の被接合部材に打ち込まれると、上記金型側被接合部材はキャビティ内に向かって膨出変形する。そして、セルフピアスリベットの脚部が、上記金型側被接合部材以外の被接合部材を貫通するとともに、該金型側被接合部材に食い込むことで、上記複数の被接合部材が接合される。また、セルフピアスリベットの脚部が上記金型側被接合部材に食い込む際に、該脚部が拡径するように変形することで、上記複数の被接合部材が強固に接合される。
しかしながら、本願発明者らの検討によれば、セルフピアスリベットによって複数の被接合部材を接合するために、セルフピアスリベットを複数の被接合部材に打ち込んだ際に、上記金型側被接合部材にひび割れが生じることがあることが分かった。
また、本願発明者らがさらに検討を進めたところ、上記金型側被接合部材のひび割れは、上記金型側被接合部材におけるセルフピアスリベットの脚部に対応する部分(以下、脚部対応部という)が、キャビティ内で該キャビティの径方向の外側に向かって伸び変形しようとする際に、リベット接合用金型、具体的には、リベット接合用金型におけるキャビティを構成する部分によって該伸び変形が抑えられて、上記金型側被接合部材の脚部対応部に、セルフピアスリベットからの打ち込み荷重とキャビティと構成する側壁からの反発荷重との両方が入力されてしまうことが原因であることが分かった。
特許文献1では、環状の隆起部によって、セルフピアスリベットを打ち込む際の金型側被接合部材の流出を抑制している。しかし、特許文献1のリベット接合用金型では、環状の隆起部によって、上記金型側被接合部材の脚部対応部の変形が拘束されて、環状の隆起部から上記金型側被接合部材の脚部対応部に反発荷重が入力される結果、該金型側被接合部材にひび割れが生じるおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、セルフピアスリベットにより複数の被接合部材同士を接合する場合に、複数の被接合部材のうちリベット接合用金型に最も近い被接合部材である金型側被接合部材の変形が拘束されるのを出来る限り抑制して、該金型側被接合部材にひび割れが生じるのを抑制することができるリベット接合用金型を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の被接合部材を重ね合わせた状態で、略円筒状の脚部を有するセルフピアスリベットにより該複数の被接合部材同士を接合する際に、該複数の被接合部材における、上記セルフピアスリベットが打ち込まれる部分において、上記セルフピアスリベットの上記打ち込み側とは反対側に配置されるリベット接合用金型を対象として、軸方向の一側の端面が上記金型に最も近い上記被接合部材である金型側被接合部材に当接される柱状の金型本体部を備え、上記金型本体部は、上記軸方向の上記一側の端面の外周縁部を除く部分に、上記セルフピアスリベットの打ち込みによる上記金型側被接合部材の上記軸方向の他側への膨出変形を許容すべく、上記端面から上記軸方向の上記他側に向かって凹んだ、上記軸方向から見て円形をなしたキャビティを有し、上記キャビティは、上記軸方向から見て円形をなしたキャビティ底面と、キャビティ側面とにより構成され、上記キャビティ底面は、該キャビティ底面の中心を含む中心近傍部分が、最も上記軸方向の上記一側に位置するように、上記軸方向の上記一側に向かって突出した形状をなしており、上記キャビティ底面の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で上記金型本体部を切断した断面において、上記キャビティ底面の径方向の外側の端部である外側端部と、上記キャビティ底面の上記中心近傍部分とは、上記外側端部から、上記キャビティ底面の上記中心近傍部分に向かって、上記軸方向の上記一側に傾斜した傾斜面部により連結されており、上記中心近傍部分は、上記軸方向と直交する方向に広がる平面部となっている、という構成とした。
この構成によると、セルフピアスリベットにより複数の被接合部材同士を接合する場合に、金型側被接合部材にひび割れが生じるのを抑制することができる。
具体的には、金型本体部には、金型側被接合部材の軸方向の他側への膨出変形を許容すべく凹んだキャビティが設けられているため、上記複数の被接合部材を重ね合わせた状態で、セルフピアスリベットを、リベット接合用金型に向かって上記複数の被接合部材に打ち込むと、複数の被接合部材は、金型本体部のキャビティ内に向かって膨出するように変形する。このとき、金型側被接合部材における、セルフリアスリベットの脚部に対応する部分(以下、脚部対応部という)は、キャビティ底面の径方向の外側に伸び変形される。また、金型側被接合部材における、上記脚部よりも上記径方向の内側の部分(以下、内側変形部という)も、上記脚部対応部と同様に、上記径方向の外側に伸び変形される。一方で、金型側被接合部材における、上記脚部よりも上記径方向の外側でかつキャビティ側面と金型本体部の上記軸方向の上記一側の端面との境界部分よりも上記径方向の内側の部分(以下、外側変形部という)は、上記軸方向の上記他側に向かって曲げ変形される。
また、キャビティ底面は、該キャビティ底面の中心を含む中心近傍部分が最も上記軸方向の上記一側に位置するように、上記軸方向の上記一側に向かって突出した形状をなしており、キャビティ底面の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で金型本体部を切断した断面において、キャビティ底面の外側端部と、キャビティ底面の中心近傍部分とは、キャビティ底面の外側端部から、キャビティ底面の中心近傍部分に向かって、上記軸方向の上記一側に傾斜した傾斜面部により連結されているため、上述のように、金型側被接合部材がキャビティ内に向かって膨出するように変形すると、金型側被接合部材の内側変形部及び脚部対応部は、金型側被接合部材の外側変形部よりも先にキャビティ底面と当接する。一方で、上記内側変形部及び脚部対応部がキャビティ底面と当接し始めた時には、金型側被接合部材の外側変形部は、まだ、キャビティ底面及びキャビティ側面と当接していない状態となる。これにより、金型側被接合部材と、キャビティ底面の傾斜面部における上記径方向の外側の部分との間に隙間が形成される。
上記の状態から、セルフピアスリベットをさらにリベット接合用金型に向かって打ち込むと、金型側被接合部材は、さらにキャビティ内に向かって膨出するように変形する。このとき、金型側被接合部材の脚部対応部は、上記径方向の外側に伸び変形する。これは、上記隙間によって、上記脚部対応部の変形が許容されるためである。金型側被接合部材の内側変形部も、上記脚部対応部と同様に、上記径方向の外側に伸び変形する。金型側被接合部材の外側変形部は、上記脚部対応部の上記伸び変形に伴い、上記径方向の外側に向かって押し出されるように移動するとともに、上記軸方向の上記他側に曲げ変形される。
上記の状態から、セルフピアスリベットをさらにリベット接合用金型に向かって打ち込むと、セルフピアスリベットの脚部は、金型側被接合部材以外の被接合部材を貫通する。その後、セルフピアスリベットをさらに打ち込むと、セルフピアスリベットの脚部は、リベット接合用金型から反発荷重により上記径方向の外側に拡径するように変形しながら、金型側被接合部材に食い込む。このとき、金型側被接合部材の内側変形部及び脚部対応部は、上記脚部の変形に伴い上記径方向に伸び変形する。一方で、金型側被接合部材の外側変形部は、上記軸方向の上記他側にさらに曲げ変形されるとともに、上記脚部の食い込みにより僅かに上記径方向の外側に押し出される。
よって、本発明のリベット接合用金型では、金型側被接合部材の脚部対応部がキャビティ底面に当接した時に、金型側被接合部材と、キャビティ底面の傾斜面部における径方向の外側の部分との間に、上記脚部対応部の変形を許容するような隙間が形成される。これにより、セルフピアスリベットにより複数の被接合部材同士を接合する場合に、金型側被接合部材の変形が拘束されるのを出来る限り抑制することができ、この結果、金型側被接合部材にひび割れが生じるのを抑制することができる。
上記リベット接合用金型の一実施形態では、上記キャビティ底面の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で上記金型本体部を切断した断面において、上記キャビティ底面は、台形状をなす。
また、上記リベット接合用金型では、上記平面部の径は、上記セルフピアスリベットの上記脚部の外径と同程度か又は該脚部の外径よりも小さい径に設定されている、という構成でもよい。
上記リベット接合用金型において、上記キャビティの最も深い位置からの上記キャビティ底面の中心の高さは、上記キャビティの最も深い位置における該キャビティの深さに対して30%よりも大きい高さに設定されている、ことが望ましい。
すなわち、上記金型側被接合部材のひび割れを適切に防止するためには、金型側被接合部材と、キャビティ底面の傾斜面部における径方向の外側の部分との間に、出来る限り大きな隙間を形成する必要がある。このため、キャビティの最も深い位置からのキャビティ底面の中心の高さを、キャビティの最も深い位置における該キャビティの深さに対して30%よりも大きい高さに設定することで、セルフピアスリベットを複数の被接合部材に打ち込んで、金型側被接合部材の内側変形部及び脚部対応部がキャビティ底面と当接した時に、金型側被接合部材と、キャビティ底面の傾斜面部における径方向の外側の部分との間に、出来る限り大きな隙間が形成されるようにする。これにより、上記脚部対応部が変形しやすくなり、該金型側被接合部材にひび割れが生じるのを効果的に抑制することができる
記リベット接合用金型では、上記キャビティ側面は、上記キャビティ底面の上記外側端部から上記軸方向の上記一側に向かって、上記径方向の外側に傾斜している、ことが望ましい。
このことにより、セルフピアスリベットの脚部が拡径するように変形する際に、金型側被接合部材の外側変形部が上記径方向の外側に押し出されやすくなる。この結果、金型側被接合部材の変形が拘束されるのをより適切に抑制することができ、金型側被接合部材にひび割れが生じるのをより一層効果的に抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係るリベット接合用金型によると、金型本体部の軸方向の一側の端面に形成されたキャビティを構成するキャビティ底面は、該キャビティ底面の該中心を含む中心近傍部分が最も上記軸方向の上記一側に位置するように、上記軸方向の上記一側に向かって突出した形状をなしており、上記キャビティ底面の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で上記金型本体部を切断した断面において、上記キャビティ底面の径方向の外側の端部である外側端部と、上記キャビティ底面の上記中心近傍部分とは、上記外側端部から、上記キャビティ底面の上記中心近傍部分に向かって、上記軸方向の上記一側に傾斜した傾斜面部により連結されているため、上記セルフピアスリベットによって複数の被接合部材同士を接合する場合に、金型側被接合部材の変形が拘束されるのを出来る限り抑制して、金型側被接合部材にひび割れが生じるのを抑制することができる。
本発明の実施形態1に係るリベット接合用金型を斜め上側から見た斜視図である。 上記リベット接合用金型を上側から見た平面図である。 図2のIII-III線で切断した金型本体部におけるキャビティ周辺の部分を拡大した拡大断面図である。 セルフピアスリベットの側面図である。 上記リベット接合用金型を用いて2つの被接合部材をセルフピアスリベットにより接合するために、上記リベット接合用金型、上記セルフピアスリベット及び上記2つの被接合部材を配置した状態を示す断面図である。 図5の状態から、上記セルフピアスリベットが上記リベット接合用金型に向かって打ち込まれた状態を示す断面図である。 図6の状態から、上記セルフピアスリベットが上記リベット接合用金型に向かってさらに打ち込まれた状態を示す断面図である。 上記セルフピアスリベットによる上記2つの被接合部材の接合が完了した状態を示す断面図である。 上記リベット接合用金型の変形例を示す図3相当図である。
図1は、本発明の実施形態に係るリベット接合用金型1(以下、単に金型1という)を示す。この金型1は、セルフピアスリベット50(図4参照。以下、SPR50という)により複数の板状の被接合部材60(図5〜図8参照)同士を接合する際に用いられる金型である。
金型1は、円柱状の金型本体部2と、該金型本体部2よりも径が小さい円柱状の金型シャンク部3とを備えている。金型本体部2と金型シャンク部3とは同軸となるように一体に形成されている。金型本体部2及び金型シャンク部3の径は、接合に用いられるSPR50(図4参照)の大きさに応じた値に設定されている。尚、金型1は、使用状態では、金型本体部2が上側、金型シャンク部3が下側となるように配置されるため、以下の説明では、上記使用状態に合わせて、金型本体部2の軸方向における金型シャンク部3とは反対側を上側(軸方向の一側に相当)といい、金型シャンク部3側を下側(軸方向の他側に相当)という。
金型本体部2の上側の端面(つまり、軸方向の一側の端面)である上面10は、図5〜図8に示すように、SPR50によって被接合部材60同士を接合する際に、金型1に最も近い被接合部材60である金型側被接合部材61と当接する面である。上面10と金型本体部2の側面11との間の角部には、図1及び図2に示すように、上面10の周縁全周に亘って、面取り部12が形成されている。
図1及び図2に示すように、上面10の一部、詳しくは、上面10における周縁部分を除く部分には、上面10から下側に凹んだキャビティ20が形成されている。キャビティ20は、図2に示すように、上記軸方向から見て円形をなしている。本実施形態では、キャビティ20は、金型本体部2と同軸になるように形成されている。キャビティ20の詳細な構成については後述する。
上記SPR50は、例えばクロムモリブデン鋼で形成されており、図4に示すように、リベット頭部51と、該リベット頭部51から連続して設けられた脚部52とを有している。脚部52は、リベット頭部51よりも小さい径を有する円筒状をなしており、筒軸方向(SPR50全体の中心軸方向と一致)におけるリベット頭部51とは反対側が解放されている。脚部52の上記筒軸方向の長さは、複数の被接合部材60のトータルの厚みに応じて設定される。尚、脚部52は、厳密に円筒状である必要はなく、例えば、上記筒軸方向から見てC字状をなした形状でもよく、2つのU字状のものが互いのU字開口が対向して配置されたような形状であってもよい。
脚部52は、図4に示すように、一定の厚みで上記筒軸方向に延びる脚部基部52aと、該脚部基部52aにおけるリベット頭部51とは反対側の端から、該リベット頭部51とは反対側に向かうに連れて細くなる脚部先端部52bとを有している。より具体的には、脚部先端部52bは、径方向の外側の部分が上記筒軸方向に沿って真っ直ぐに伸びる一方、径方向の内側の部分がリベット頭部51とは反対側に向かうに連れて拡径するテーパー状になっており、厚みが径方向の外側に向かって徐々に薄くなるようになっている。脚部52が、上記のような形状をしていることによって、SPR50を被接合部材60に打ち込んだときには、脚部52は径方向の外側に向かって拡径するように変形し、該変形した脚部52によって、被接合部材60同士が強固に接合される。
ここで、実際にSPR50によって複数の被接合部材60同士を接合するときには、図5に示すように、複数の被接合部材60を重ね合わせた状態で、SPR50と金型1とが複数の被接合部材60を挟んで対向するようにそれぞれ配置され、SPR50が、金型1に向かって、複数の被接合部材60に打ち込まれる。このとき、複数の被接合部材60は、キャビティ20内に向かって膨出するように変形する。つまり、キャビティ20は、SPR50が打ち込みによる複数の被接合部材60(特に、金型側被接合部材61)の下側(つまり、軸方向の他側)への膨出変形を許容するキャビティである。
そして、SPR50による接合が完了した状態では、図8に示すように、SPR50の脚部基部52aが金型側被接合部材61以外の被接合部材60を貫通するとともに、SPR50の脚部先端部52bが金型側被接合部材61に食い込んだ状態となる。
上述のように、SPR50により複数の被接合部材60同士を接合するときには、SPR50が打ち込まれる際の金型側被接合部材61の変形が金型1により拘束されて、金型側被接合部材61にひび割れが生じる可能性がある。特に、金型側被接合部材61が、アルミニウムや、押し込み硬さがアルミニウムの押し込み硬さ以下である材料で構成されている場合は、ひび割れが生じる可能性がさらに高い。金型側被接合部61にひび割れが発生すると、該ひび割れの部分から被接合部材60が腐食する可能性がある。このため、該ひび割れを適切に防止する必要がある。
そこで、本実施形態では、金型1におけるキャビティ20内の形状を工夫することで、金型側被接合部材61のひび割れを防止するようにしている。以下、キャビティ20の詳細な構成について説明する。
キャビティ20は、図2及び図3に示すように、上記軸方向から見て円形のキャビティ底面21と、キャビティ側面30とにより構成されている。
尚、上記キャビティ20の開口端における直径は、SPR50の脚部52の径に対応して決定されており、具体的には、SPR50の脚部52が、複数の被接合部材60のうち上記金型側被接合部材61以外の被接合部材を貫通しやすくかつ拡径するように変形しやすいような適切な値に設定されている。
本実施形態では、キャビティ底面21は、図3に示すように、径方向の中心が最も上側に位置するように、上側に向かって突出した形状をなしている。より具体的には、キャビティ底面21は、該キャビティ底面21の中心24が頂部となるような球面形状をなしている。これにより、図3に示すように、キャビティ底面21の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で金型本体部2を切断した断面において、キャビティ底面21は、円弧状をなすようになる。
また、キャビティ底面21の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で金型本体部2を切断した断面において、外側端部25とキャビティ底面21の中心24とは、外側端部25からキャビティ底面21の中心24に向かって、上側に傾斜した傾斜面部26により連結される。傾斜面部26は、図3に示すように、傾斜曲面となっている。また、傾斜面部26における上記外側端部25の近傍部分は、該外側端部25に連続するように傾斜が緩くなっている。
キャビティ側面30は、図3に示すように、キャビティ底面21(厳密には、キャビティ底面21の外側端部25)の上記径方向の外側端から、上側に向かって上記径方向の外側に傾斜して延びている。より具体的には、キャビティ側面30は、図3に示すように、上記径方向に沿って切断した断面において、上面10に連続するような傾斜曲面をなした上側側面部31と、上記外側端部25と上側側面部31の下側端とを繋ぐように延びる下側側面部32とを有している。下側側面部32は、大部分が傾斜平面となっており、上記外側端部25の近傍部分は、該外側端部25に連続するような傾斜曲面となっている。
キャビティ底面21の傾斜面部26における上記外側端部25の近傍部分が、該外側端部25に連続するように傾斜が緩くなっているとともに、キャビティ側面30の下側側面部32が該外側端部25に連続するような傾斜曲面を有していることから、キャビティ底面21とキャビティ側面30とは、図3に示すように、上記外側端部25の位置が最も下側に位置するように凹んだ曲面によって連続するようになっている。
本実施形態では、キャビティ20の最も深い位置からのキャビティ底面21の中心の高さHは、キャビティ20の最も深い位置における該キャビティ20の深さDに対して30%より大きい高さに設定されている。本実施形態では、キャビティ20の最も深い位置は、外側端部25の位置であるため、外側端部25からのキャビティ底面21の中心24の高さHが、外側端部25の位置におけるキャビティ20の深さDに対して30%よりも大きい高さに設定されている。
次に、図5〜図8を参照しながら、本実施形態1に係る金型1を用いて、SPR50によって2つの被接合部材60を接合したときの、SPR50及び2つの被接合部材60の動きについて説明する。以下の説明では、2つの被接合部材60のうち接合作業時にSPR50が配置される側の被接合部材をリベット側被接合部材62という(金型側及びリベット側被接合部材61,62を区別する必要がないときは、単に、被接合部材60という)。尚、本実施形態1では、金型側被接合部材61はアルミニウム板又はアルミニウム合金の板材であり、リベット側被接合部材62は鋼板である。また、詳細な記載を省略しているが、実際の接合作業は、一般的なリベット接合用装置を用いて行われる。
SPR50によって2つの被接合部材60を接合する際には、先ず、図5に示すように、金型側被接合部材61とリベット側被接合部材62とを重ね合わせた状態で、金型側被接合部材61と金型1の上面10とが当接するように、両被接合部材61,62を配置する。次に、図5に示すように、SPR50を、両被接合部材61,62を挟んで金型1と対向するように配置する。つまり、金型1は、複数(ここでは2つ)の被接合部材60におけるSPR50が打ち込まれる部分において、SPR50の打ち込み側とは反対側に配置された状態となる。このとき、図5に示すように、SPR50の脚部52に対応する位置に、金型1の傾斜面部26が位置するようになる。尚、実際には、上記リベット接合用装置に、金型1の位置を決めるガイド並びにSPR50の配置及び進入方向を案内するガイドが設けられているため、各ガイドに従って金型1及びSPR50を配置すれば、金型1及びSPR50は、図5に示すような位置関係になるようになっている。
図5の状態から、SPR50を金型1に向かって打ち込むと、図6に示すように、両被接合部材61,62がキャビティ20内に向かって膨出するように変形する。このとき、金型側被接合部材61における、SPR50の脚部52に対応する部分(以下、脚部対応部61aという)は、キャビティ底面21の径方向の外側に伸び変形される。また、金型側被接合部材61における、上記脚部52よりも上記径方向の内側の部分(以下、内側変形部61cという)も、上記脚部対応部61aと同様に、上記径方向に伸び変形される。一方で、金型側被接合部材61における、上記脚部52よりも上記径方向の外側でかつキャビティ側面30と金型本体部2の上面10との境界部分よりも上記径方向の内側の部分(以下、外側変形部61bという)は、下側に向かって曲げ変形される。
図6の状態から、SPR50をさらに金型1に向かって打ち込むと、図7に示すように、リベット側被接合部材62が、SPR50の脚部52によって破断される。一方で、金型側被接合部材61は、さらにキャビティ20内に向かって膨出するように変形する。このとき、金型側被接合部材61の内側変形部61cは、キャビティ底面21の球面形状に沿って曲げ変形される。金型側被接合部材61の脚部対応部61aは、僅かに上記径方向の外側に伸び変形される。一方で、金型側被接合部材61の外側変形部61cは、上記脚部対応部61aの上記伸び変形に伴い、上記径方向の外側に向かって押し出されるように移動するとともに、下側に曲げ変形される。
また、図7に示すように、金型側被接合部材61の内側変形部61c及び脚部対応部61aがキャビティ底面21に当接した状態において、金型側被接合部材61と、キャビティ底面21の傾斜面部26における上記径方向の外側の部分との間には、隙間が形成される。
図7の状態から、SPR50をさらに金型1に向かって打ち込むと、図8に示すように、SPR50の脚部52は、金型1からの反発荷重により上記径方向の外側に拡径するように変形しながら、金型側被接合部材61に食い込む。このとき、金型側被接合部材61の内側変形部61c及び脚部対応部61aは、上記脚部52の変形に伴い、上記径方向に伸び変形する。これは、上記隙間によって、上記脚部対応部61aの変形が許容されるためである。一方で、金型側被接合部材61の外側変形部61bは、上記隙間を埋めるように、下側に向かってさらに曲げ変形されるとともに、上記脚部52の食い込みにより僅かに上記径方向の外側に押し出される。そして、図8に示すように、SPR50の脚部52が、両被接合部材61,62に埋め込まれる程度にまでSPR50が打ち込まれれば、SPR50による、リベット側被接合部材62と金型側被接合部材61との接合が完了する。
以上のようにして、SPR50による、リベット側被接合部材62と金型側被接合部材61との接合が完了する。本実施形態1の金型1によると、金型側被接合部材61の脚部対応部61aがキャビティ底面21に当接した時に、金型側被接合部材61と、キャビティ底面21の傾斜面部26における上記径方向の外側の部分との間に、上記脚部対応部61aの変形を許容するような隙間が形成される。これにより、SPR50により複数の被接合部材60同士を接合する場合に、金型側被接合部材61の変形が拘束されるのを出来る限り抑制することができ、この結果、金型側被接合部材61にひび割れが生じるのを抑制することができる。
ここで、キャビティ20の最も深い位置からの該キャビティ底面21の中心24の高さHが低すぎると、金型側被接合部材61の脚部対応部61aがキャビティ底面21と当接した時に、金型側被接合部材61と、キャビティ底面21の傾斜面部26における上記径方向の外側の部分との間に、十分な大きさの上記隙間が形成されない。そのため、本実施形態では、キャビティ20の最も深い位置(キャビティ底面21の外側端部25の位置)からの該キャビティ底面21の中心24の高さHを、キャビティ20の最も深い位置におけるキャビティ20の深さDに対して30%よりも大きい高さに設定している。
また、本実施形態では、キャビティ底面21が、該キャビティ底面21の中心24が頂部となるような球面形状をなしているため、SPR50が複数の被接合部材60に打ち込まれたときには、金型側被接合部材61の内側変形部61c及び脚部対応部61aをキャビティ底面21に沿って適度に変形させることができる。これにより、金型側被接合部材61にひび割れが生じるのを適切に抑制することができる。また、キャビティ底面21に尖った部分がなくなるめ、キャビティ底面21が金型側被接合部材61に食い込むことがなく、該金型側被接合部材61のひび割れをより効果的に抑制することができる。
さらに、本実施形態1では、キャビティ側面30は、キャビティ底面21の径方向の外側の端から上側に向かって、該径方向の外側に傾斜しているため、SPR50が金型1に向かって打ち込まれたときに、特に、SPR50の脚部52が金型側被接合部材61に食い込むときに、金型側被接合部材61の外側変形部61bの変形がキャビティ30によって拘束されにくく、上記外側変形部61が適度に上記径方向の外側に押し出される。これにより、キャビティ側面30からの反発荷重を適度に受け流すことができ、金型側被接合部材61にひび割れが生じるのを適切に抑制することができる。
したがって、本実施形態1では、軸方向の一側(上側)の端面(上面10)が金型被接合部材61に当接される円柱状の金型本体部2を備え、金型本体部2は、上記端面の周縁部を除く部分に、SPR50の打ち込みによる金型側被接合部材61の上記軸方向の他側への膨出変形を許容すべく、上記端面から上記軸方向の他側に向かって凹んだ、上記軸方向から見て円形をなしたキャビティ20を有し、キャビティ20は、上記軸方向から見て円形をなしたキャビティ底面21と、平面部(傾斜平面部32)を有するキャビティ側面30とにより構成され、キャビティ底面21は、径方向の中心が最も上記軸方向の上記一側に位置するように、上記軸方向の上記一側に向かって突出した形状をなしており、キャビティ底面21の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で金型本体部2を切断した断面において、外側端部25と、キャビティ底面21の中心とは、外側端部25からキャビティ底面の中心に向かって、上記軸方向の上記一側に傾斜した傾斜面部26により連結されているため、SPR50により複数の被接合部材60同士を接合する場合に、複数の被接合部材のうちリベット接合用金型に最も近い被接合部材である金型側被接合部材の変形が拘束されるのを出来る限り抑制して、該金型側被接合部材61にひび割れが生じるのを抑制することができる。
図9は、本実施形態の変形例を示し、この変形例では、キャビティ底面21は、キャビティ底面21の中心を含む中心近傍部分27が、最も上側に位置するように突出した形状をなしている。
上記中心近傍部分27は、上記軸方向と直交する方向に広がる平面となっている。図示は省略しているが、中心近傍部分27は、上記軸方向から見て円形をなしている。
また、中心近傍部分27と外側端部25とは、傾斜面部28により連結されている。傾斜面部28は大部分が傾斜平面をなしており、傾斜面部28と中心近傍部分27との間の部分は、該中心近傍部分27に連続するような傾斜曲面となっている。また、傾斜面部28における、キャビティ底面21の外側端部25の近傍部分は、該外側端部25に連続するような傾斜曲面となっている。
これらのことにより、図9に示すように、この変形例では、キャビティ底面21の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で金型本体部2を切断した断面において、キャビティ底面21は、台形状をなすようになる。
この変形例でも、キャビティ底面21の外側端部25からのキャビティ底面21の中心の高さH’は、キャビティ底面21の外側端部25の位置におけるキャビティ20の深さDに対して30%よりも大きい高さに設定されている。また、中心近傍部分27の径Wは、SPR50の脚部52の外径と同程度か又は該脚部52の外径よりも小さい径に設定されている。
キャビティ底面21の形状を、上記のような形状にしたとしても、SPR50が、金型1に向かって、複数の被接合部材60に打ち込まれて、金型側被接合部材61の脚部対応部61aがキャビティ底面21に当接した時には、金型側被接合部材61と、キャビティ底面21の傾斜面部28における上記径方向の外側の部分との間に、上記脚部対応部61aの変形を許容するような隙間を形成することができる。これにより、SPR50により複数の被接合部材60同士を接合する場合に、金型側被接合部材61にひび割れが生じるのを抑制することができる。
尚、上記の変形例において、キャビティ底面21は、円錐面の先端部分を球面状にしたような形状、具体的には、中心近傍部分27がキャビティ底面21の中心24を頂部とする球面形状をなしかつ傾斜面部28が上記のような傾斜平面を有する形状であってもよい。また、キャビティ底面21は、該キャビティ底面21の中心24を頂部とする球面形状のうち、該頂部の近傍部分を平面上に切り欠いたような形状、具体的には、中心近傍部分27が上記軸方向と直交する方向に広がる平面をなしかつ傾斜面部28が球面形状の一部をなすような傾斜曲面で構成された形状であってもよい。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上記実施形態では、2つの被接合部材60を接合させる場合を説明したが、これに限らず、3つ以上の被接合部材60を接合させる場合にも、本発明のリベット接合用金型1を用いることができる。
また、上記実施形態では、金型本体部2は円柱状をなしていたが、これに限らず、上記軸方向から見て円形のキャビティ20を形成することができれば角柱状であってもよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、セルフピアスリベットにより複数の被接合部材同士を接合するためのリベット接合用金型として有用である。
1 リベット接合用金型
2 金型本体部
10 上面部(当接面部)
20 キャビティ
21 キャビティ底面
24 キャビティ底面の中心
25 外側端部(キャビティ底面の径方向の外側の端部)
26,28 傾斜面部
27 中心近傍部分
30 キャビティ側面
50 セルフピアスリベット
60 被接合部材
61 金型側被接合部材
D キャビティの最も深い位置におけるキャビティの深さ
H,H’ キャビティの最も深い位置からのキャビティ底面部の中心の高さ

Claims (5)

  1. 複数の被接合部材を重ね合わせた状態で、略円筒状の脚部を有するセルフピアスリベットにより該複数の被接合部材同士を接合する際に、該複数の被接合部材における、上記セルフピアスリベットが打ち込まれる部分において、上記セルフピアスリベットの上記打ち込み側とは反対側に配置されるリベット接合用金型であって、
    軸方向の一側の端面が上記金型に最も近い上記被接合部材である金型側被接合部材に当接される柱状の金型本体部を備え、
    上記金型本体部は、上記軸方向の上記一側の端面の外周縁部を除く部分に、上記セルフピアスリベットの打ち込みによる上記金型側被接合部材の上記軸方向の他側への膨出変形を許容すべく、上記端面から上記軸方向の上記他側に向かって凹んだ、上記軸方向から見て円形をなしたキャビティを有し、
    上記キャビティは、上記軸方向から見て円形をなしたキャビティ底面と、キャビティ側面とにより構成され、
    上記キャビティ底面は、該キャビティ底面の中心を含む中心近傍部分が、最も上記軸方向の上記一側に位置するように、上記軸方向の上記一側に向かって突出した形状をなしており、
    上記キャビティ底面の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で上記金型本体部を切断した断面において、上記キャビティ底面の径方向の外側の端部である外側端部と、上記キャビティ底面の上記中心近傍部分とは、上記外側端部から、上記キャビティ底面の上記中心近傍部分に向かって、上記軸方向の上記一側に傾斜した傾斜面部により連結されており、
    上記中心近傍部分は、上記軸方向と直交する方向に広がる平面部となっていることを特徴とするリベット接合用金型。
  2. 請求項1に記載のリベット接合用金型において、
    上記キャビティ底面の中心を通りかつ上記軸方向に延びる平面で上記金型本体部を切断した断面において、上記キャビティ底面は、台形状をなすことを特徴とするリベット接合用金型。
  3. 請求項1又は2に記載のリベット接合用金型において、
    上記平面部の径は、上記セルフピアスリベットの上記脚部の外径と同程度か又は該脚部の外径よりも小さい径に設定されていることを特徴とするリベット接合用金型。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のリベット接合用金型において、
    上記キャビティの最も深い位置からの上記キャビティ底面の中心の高さは、上記キャビティの最も深い位置における該キャビティの深さに対して30%よりも大きい高さに設定されていることを特徴とするリベット接合用金型。
  5. 請求項1〜のいずれか1つに記載のリベット接合用金型において、
    上記キャビティ側面は、上記キャビティ底面の上記外側端部から上記軸方向の上記一側に向かって、上記径方向の外側に傾斜していることを特徴とするリベット接合用金型。
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