JP6581293B2 - レンチキュラレンズシートの回転位置の測定 - Google Patents

レンチキュラレンズシートの回転位置の測定 Download PDF

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Description

本発明は、レンチキュラレンズシートの回転位置を測定するためのシステムおよび方法に関する。そのようなレンチキュラレンズシートはそれ自体が知られており、通常はシート上にまたはシートとして配置された複数のレンチキュラレンズを備える。そのようなレンチキュラレンズシートの種々の用途が存在する。たとえば、レンチキュラ印刷では、レンチキュラ画像が2つ以上の画像から作成され、レンチキュラレンズシートと組み合わせられて、アニメーションの様々なフレームまたはシーンの異なるビューが作成され得る。また、レンチキュラレンズシートは民生用電子機器の分野でますます使用されている。
レンチキュラレンズシートの使用は、レンチキュラレンズシートが、印刷されたレンチキュラ画像などの他のエンティティに対して所定の相対的な向きを有することを必要とし得るので、レンチキュラレンズシートの回転位置を測定することが望ましい場合がある。
US2010265578は、複数のシリンドリカルレンズが平行に配置されたレンチキュラシートに結合された場合に立体的にまたは可変的に見える合成画像が与えられた画像シートの使用を記載している。合成画像は並んで配置された複数の画像単位を含み、それぞれが各シリンドリカルレンズに対応し、複数の帯状画像を有する。画像シートは、合成画像が与えられる画像領域と、少なくとも1つの第1の調整パターンおよび少なくとも1つの第2の調整パターンが与えられるパターン領域とを含む。これは、画像シートに対するレンチキュラシートの回転方向およびピッチ方向が決定されることを可能にすると言われている。US2010265578と同様にして、パターンを電子的にディスプレイ上に表示することも知られていることに留意されたい。
あるいは、レンチキュラレンズシートにマーカーを貼り付け、レンチキュラレンズシートのカメラ画像内のマーカーを検出することによってその回転位置を測定することが知られている。
不都合なことに、特別に用意された画像を使用することは、電子的に表示されるか否かにかかわらず面倒である。また、マーカーも使用するのが面倒なことが分かっている。
米国特許出願公開第2010/265578号明細書 英国特許出願公開第2196166号明細書 米国特許第8421934号明細書
Carlo Tomasi、Roberto Manduchi、「Bilateral filtering for gray and color images」in Computer Vision、1998年、 Sixth International Conference on、IEEE、1998年、839−846頁 C.van Berkelら、「Multiview 3D−LCD」、SPIE Proceedings、2653巻、1996年、32−39頁
本発明の目的は、レンチキュラレンズシートの回転位置を測定するための改良されたシステムおよび方法を得ることである。
本発明の以下の態様は、レンチキュラレンズシートが光源で照明された場合に、光パターンが現れ、光パターンはレンチキュラシートの回転位置を示す1つまたは複数の特性を有するという洞察に少なくとも部分的に基づいている。
本発明の第1の態様は、細長いレンチキュラレンズのアレイを備えるレンチキュラレンズシートの回転位置を測定するためのシステムであって:
− レンチキュラレンズシートの表面の少なくとも一部に光を放射するために、レンチキュラレンズシートの2つの側のうちの第1の側に配置される光源と、
− 表面によって反射されたまたは表面を透過した光の画像を捕捉して、光パターンを示す画像を取得するために、レンチキュラレンズシートの2つの側のうちの第2の側に配置されるカメラと、
− 画像内の光パターンの解析に基づいて、画像に関連付けられた座標系に対するレンチキュラレンズシートの回転位置を決定するように構成されるプロセッサと
を備える、システムを提供する。
本発明のさらなる態様は、細長いレンチキュラレンズのアレイを備えるレンチキュラレンズシートの回転位置を測定するための方法であって:
− レンチキュラレンズシートの表面の少なくとも一部に光を放射することと、
− 表面によって反射されたまたは表面を透過した光の画像を捕捉して、光パターンを示す画像を取得することと、
− 光パターンの解析に基づいて、画像に関連付けられた座標系に対するレンチキュラレンズシートの回転位置を決定することと
を備える、方法を提供する。
実施形態は従属請求項に規定されている。
上記の方策は、レンチキュラレンズシートを光源で意図的に照明することを含む。次いで、レンチキュラレンズシートによって反射されたおよび/またはこれを透過した光はカメラによって捕捉されて、光パターンを示す画像が得られる。次いで、得られた画像はプロセッサによって解析されて、画像に関連付けられた座標系に対するレンチキュラレンズシートの回転位置が決定される。たとえば、座標系は、行(y)番号および列(x)番号などによって表される画像の座標系、または画像に表示されるオブジェクトに対して定義される座標系とすることができ、それによって画像に関連付けられ得る。
本発明者は、光パターンが光源によって放射された光の反射ならびに透過の両方によって生成され得ることをさらに認識した。したがって、光源はレンチキュラレンズシートの2つの側のうちの第1の側、たとえば前側または後ろ側に配置され得、カメラはレンチキュラレンズシートの2つの側のうちの第2の側に配置され得、第1の側および第2の側は同一である、すなわち光パターンが反射によって生じるか、または異なる、すなわち光パターンが透過によって生じる。
したがって、電子的に表示されるか否かにかかわらず、特別に用意された画像もマーカーも使用する必要はない。むしろ、光源からの光の反射または透過の後にレンチキュラレンズシートの画像に現れる光パターンを捕捉し解析すれば十分である。
任意選択により、プロセッサは:
− 画像を解析して光パターン内の線状構造を識別し、
− 線状構造の1つまたは複数の特性からレンチキュラレンズシートの回転位置を決定する
ように構成される。
本発明者は、レンチキュラレンズシートの回転位置を決定することを可能にする1つまたは複数の特性を有する線状構造を光パターンが典型的には含むことを認識した。そのような特性の非限定的な例は、画像内の線状構造の位置および/または向きなどに関する幾何学的特性である。画像内の線状構造を識別した場合、そのような特性が決定され得る。
任意選択により、プロセッサは:
− 画像内の線状構造の向きを決定し、
− 線状構造の前記向きに基づいてレンチキュラレンズシートの回転位置を決定する
ように構成される。
画像中の線状構造の向きは、レンチキュラレンズシートの回転位置を示すことが分かっている。たとえば、線状構造は、レンチキュラレンズシートの細長いレンチキュラレンズのレンズ長手方向に垂直に、または他の知られている角度をなして現れ得る。前記角度はシミュレーションまたは較正から知ることができ、レンズシート、光源およびカメラの相対位置に依存する。
任意選択により、光源およびカメラは、レンチキュラレンズシートの表面に実質的に垂直な軸に沿ってある距離に同軸上に配置される。光源およびカメラをそのように同軸上に配置することは、レンチキュラレンズモジュールの回転位置とは無関係に、以下では単に(光の透過の場合であっても)「反射線」とも呼ばれる線状構造が曲線ではなく直線となるようにすることが確実にできる。「実質的に垂直」という用語は、垂直すなわち90度、または垂直付近の範囲、たとえば、±1度、±2度、±5度または±10度を指し得ることに留意されたい。任意選択により、カメラは、その光軸がレンチキュラレンズシートに対して実質的に垂直になるように配向される。
任意選択により、光源はカメラの前方に配置され、完全にではないが部分的にカメラの視野を遮断する。そのような配置は、レンチキュラレンズシートの同一側に同軸上に配置することを可能にし、または一般的には、カメラおよび光源を近接して配置することによって、反射線の曲率を制限することを可能にする。代替的には、光源がカメラの後方に配置され得、その理由は、光源からレンチキュラレンズシート上に放射された光をカメラが完全にではないが部分的に遮断できるためであるということに留意されたい。たとえば、光の直接反射が回避または低減されるように、カメラが光源によって放射された光を部分的に遮断する光源からの距離に同軸上にカメラが配置され得る。ここで、「直接反射」という用語は、カメラの視野にある任意の平坦な表面における、光源によって放射された光の反射を指す。
任意選択により、光源およびカメラは、細長いレンチキュラレンズの長手方向に対して実質的に垂直に配向される仮想平面内に配置される。細長いレンチキュラレンズの長手方向に対して垂直に配向された基準平面が存在することに留意されたい。基準平面の向きは、たとえば較正または以前の測定から、粗く分かり得る。このようにして、光源およびカメラをこれらが基準平面内に配置されると推定される位置に移動させて、捕捉画像内の反射線の真直度を増加させることができる。しかしながら、実際には、光源およびカメラは、基準平面から変位した仮想平面内に配置され得る。この理由は、光源およびカメラの基準平面内での正確な配置には、レンチキュラレンズシートの回転位置が既に正確に知られている必要があることである。それにもかかわらず、光源およびカメラは、それらが近似的に基準平面内となるように配置され得る。換言すれば、光源およびカメラは、細長いレンチキュラレンズの長手方向に垂直であると推定される平面内に配置され得、前記推定は、レンチキュラレンズシートの回転位置が、たとえば較正または測定から粗く知られていることに基づいている。光源が2つの場合には、両方が仮想平面内に配置され得ることに留意されたい。
任意選択により、光源は第1の光源であり、線状構造は第1の線状構造であり、システムは:
− レンチキュラレンズシートの表面の少なくとも一部に光を放射するための第2の光源
をさらに備え、プロセッサは:
− 画像を解析して、光パターン内の第2の線状構造を識別し、
− 第1の線状構造および第2の線状構造の特性の比較に基づいてレンチキュラレンズシートの回転位置を決定する
ように構成される。
2つの光源を使用することは、より正確な結果を与え得ることが分かっている。たとえば、第2の光源は、レンチキュラレンズシートの2つの側のうちの第1の側、たとえば、第1の光源と同一側、またはレンチキュラレンズシートの反対側に配置され得る。
任意選択により、比較は、画像内の第1の線状構造および第2の線状構造のそれぞれの位置の比較である。両方の線状構造間の距離は、レンチキュラレンズシートの回転位置の尺度となり得る。
任意選択により、第1の光源および第2の光源は、カメラから取得された画像データにおいて区別可能な異なる光学特性を有する光を放射する。これは、捕捉画像内のそれぞれの光源の反射線の区別を容易にすることができる。
任意選択により、第1の光源および第2の光源は異なる色を有する光を放射する。たとえば、色は、それらがカメラのセンサの異なる色フィルタまたは他の色分離手段によって最適に分離可能となるように選択され得る。
任意選択により、第1の光源および第2の光源はカメラの反対側に配置される。
任意選択により、カメラはセンサ素子の行から構成されるセンサを備え、センサ素子の行が仮想平面と実質的に平行になるようにカメラが配向される。反射線がセンサ行と実質的に一致する場合、これは捕捉画像内の反射線の相対位置の決定を容易にすることが分かっている。
任意選択により、光源は点源またはその近似物である。点源またはその近似物を光源として使用することは、反射線のより鋭いエッジをもたらし得る。
任意選択により、プロセッサは、光パターンを解析する前に、画像にアーティファクト低減フィルタを適用するように構成される。そのようなアーティファクト低減は、イメージセンサまたは写真カメラの光学系によって引き起こされる画像アーティファクトを低減することができる。好ましくは、エッジ保存ノイズ低減が使用される。アーティファクト低減技法の一例は、ノイズ低減である。しかしながら、プロセッサは、任意の他の知られているアーティファクト低減技法、またはその組み合わせを適用することもできる。
任意選択により、方法は、レンチキュラレンズシートを備える製品またはデバイスの製造に使用される。
本発明の上述の実施形態、実装、および/または態様のうちの2つ以上が、有用であると考えられる任意の方法で組み合わせられ得ることは当業者には理解されよう。
本システムおよび/またはコンピュータプログラム製品の修正形態および変形形態は、本方法の記載された修正形態および変形形態に対応するものであり、本明細書に基づいて当業者によって実施され得る。
本発明のこれらおよび他の態様は、以下に記載される実施形態から明らかであり、これらを参照して解明されよう。
レンチキュラレンズシートの回転位置を測定するためのシステムを示す図である。 カメラがレンチキュラレンズシートで反射された光を記録することを示す図である。 カメラがレンチキュラレンズシートを透過した光を記録することを示す図である。 線状構造の形態の光パターンを示す図である。 カメラによって捕捉された光パターンの写真を示す図である。 光源がカメラの前方に配置されて、カメラの視野が完全にではないが部分的に遮断されることを示す図である。 2つの光源がカメラの反対側に配置されることを示す図である。 2つの光源が仮想平面に沿って物理空間内に配置され、センサ素子の行が仮想平面に実質的に平行となるようにカメラが配向されることを示す図である。 2つの光源からの光パターンであって、相互に変位している2つの線状構造を含む光パターンを示す図である。 距離尺度を示す、図9の切り抜き図を示す図である。 カメラによって捕捉された光パターンの拡大写真を示す図である。 レンチキュラレンズシートの回転位置を測定するための方法を示す図である。
異なる図において同一の参照番号を有する項目は、同一の構造的特徴および同一の機能を有するか、または同一の信号であることに留意されたい。そのような項目の機能および/または構造が説明されている場合、詳細な説明においてそれらの繰り返しの説明の必要はない。
参照番号のリスト
以下の参照番号のリストは、図面の解釈を容易にするために提供されており、特許請求の範囲を限定するものと解釈されてはならない。
020 レンチキュラレンズシート
022 複数のレンチキュラレンズ
040 レンチキュラレンズシートで反射した光
042 レンチキュラレンズシートを透過した光
060 カメラで捕捉された光パターン
062 第1の線状構造
064 第2の線状構造
066 線状構造間の距離
068 水平線状構造
069 フラッシュの直接反射
080 カメラならびに第1および第2の光源を通る仮想平面
100 レンチキュラレンズシートの回転位置を測定するためのシステム
120 第1の光源
130 第2の光源
140 カメラ
142 画像データ
144 カメラの視野
146 センサ
148 センサ行
160 プロセッサ
200 レンチキュラレンズシートの回転位置を測定するための方法
210 光を放射する
220 画像を捕捉する
230 画像を解析する
図1は、レンチキュラレンズシートの回転位置を測定するためのシステム100を示す。レンチキュラレンズシート020は、複数の細長いレンチキュラレンズ022を備える矩形シートとして示されており、これらは図1では斜線によって傾斜して示され、これらの線はレンチキュラレンズのレンズ長手方向を表す。そのようなタイプおよび他のタイプのレンチキュラレンズシートはそれ自体が知られている。システム100は、光源120と、カメラ140と、プロセッサ160とを備える。光源120は、レンチキュラレンズシート020の表面の少なくとも一部に光を放射するよう配置されるように示されている。さらに、カメラ140は、レンチキュラレンズシート020(の一部)によって反射された光の画像を捕捉できるよう配置されるように示されている。
システム100の動作中に、光源120はレンチキュラレンズシート020の表面に光を放射することができる。次いで、カメラ140は、表面によって反射された光を示す画像を捕捉して、光パターンを示す画像を取得することができる。画像はカメラ140によって画像データ142の形態でプロセッサ160に提供され得る。次いで、プロセッサ160は、画像内の光パターンの解析に基づいて、画像に関連付けられた座標系に対するレンチキュラレンズシート020の回転位置を決定することができる。
画像に関連付けられた座標系が物理的世界との知られている関係を有し得、これはたとえばカメラ、光源およびレンチキュラレンズシートの相対位置に依存し得ることは理解されよう。この関係はシミュレーションまたは較正などによって事前に決定され得る。画像に関連付けられた座標系におけるレンチキュラレンズシートの回転位置を決定することにより、その物理的世界との関係と同様に、物理的世界におけるレンチキュラレンズシートの回転位置が決定され得る。しかしながら、たとえば、本明細書に同様に記載されたフィードバックシステムまたは他のアプリケーションで使用される場合、前記回転位置を物理的世界における回転位置に関連付ける必要はないことに留意されたい。
上記の原理は、レンチキュラレンズシート020の側面図によって図2にも示されている。ここでは、光源120はカメラ140とは別に、たとえば、上方、下方および/またはその横に配置されているように示されている。さらにカメラ140は、レンチキュラレンズシート020によって反射された光を、すなわち図式的には破線矢印040によって捕捉するように示されている。図1および図2の例では、捕捉された光は、少なくともレンチキュラレンズシート020からの(および場合によっては加えてレンチキュラレンズシートのキャリアの表面からの)反射によって取得され、光源120およびカメラ140の両方は、レンチキュラレンズシートの同一側に配置される。あるいは、同様に図3に示されるように、光源120およびカメラ140は、レンチキュラレンズアレイ020の反対側に配置され得、カメラ140は、破線矢印042によって図示されたように、レンチキュラレンズシート020を透過した光を捕捉することができる。たとえば、光源120はレンチキュラレンズシート020の後ろ側に配置され得、カメラ140はレンチキュラレンズシート020の前側に配置され得る。この点で、図2および図3が、細長いレンチキュラレンズの長手方向に垂直な方向におけるレンチキュラレンズシートの断面を表すことに留意されたい。それぞれの図の破線矢印は、レンチキュラレンズシートの異なる部分に放射された光が、それにもかかわらず同時にカメラによって捕捉され得ることを示す。
図4は、レンチキュラレンズシート020の画像に現れる光パターンを示す。ここでは、光パターンは線状構造062の形態を有するように示されており、これは光パターンが線に類似または近似していることを意味する。そのような線状構造062が光パターンでは典型的であることが分かっている。図5はレンチキュラレンズシート020を備えるディスプレイの実際の写真を示し、その写真は光パターンを示している。この例では、ディスプレイはオートステレオスコピックディスプレイであり、光源は従来のコンシューマグレードのデジタルスチルカメラのフラッシュライトである。写真には2つの線状構造が見られる:水平線状構造068と傾斜線状構造062である。水平線状構造068は2Dディスプレイモジュールに関連し、レンチキュラレンズシート020の後方のディスプレイ部分、すなわち、いわゆる2Dディスプレイモジュールの回転位置を決定するために使用され得、傾斜線状構造062の方向はレンチキュラレンズシート020のレンチキュラレンズのレンズ長手方向に関連し、それによってレンチキュラレンズシート020の回転位置を示し、前記角度とレンチキュラレンズシート020の回転位置との間に所定の関係が存在するということが分かっている。所定の関係は、レンチキュラレンズシートのタイプと、光源、カメラおよびレンチキュラレンズシートの相対的な位置および向きとに依存し得、シミュレーションまたは較正によって予め決定され得る。後者の場合、たとえば、較正サンプル、パターンまたはマーカーを有する画像シートなどの使用を含む従来の測定方法が1つのレンチキュラレンズシート020についての所定の関係を決定するために最初に使用され得、その後、記載のシステムおよび方法が、同一のタイプのさらなるレンチキュラレンズシートの回転位置を決定するために利用され得る。
画像内の線状構造062の角度は、以下のように決定され得る。これ以降、線状構造は、単に「反射線」とも呼ばれる。
1)反射線が現れる領域の画像を取得する。
2)カラーの場合、カラー画像を白黒画像に変換する。
3)反射線を探索するための関心のある領域を定義する。
4)フィルタを使用して画像を前処理する。
5)画像の画素行に対する線の角度を検出する。
ここで、ステップ1)はカメラによって実施され得、ステップ2)から5)はプロセッサによって実施され得る。画像の前処理を含めて、いくつかのステップは任意選択である。しかしながら、これらは、イメージセンサまたは写真カメラの光学系によって引き起こされる画像アーティファクトを低減することができる。そのような前処理は、ノイズ低減、コントラスト強調、色収差の低減、レンズ収差の補償などを含むことができる。目的は線状構造の角度を測定することであるので、任意のフィルタリングは好ましくはエッジ保存である。1つの特定の有用なフィルタは、Carlo Tomasi、Roberto Manduchi、「Bilateral filtering for gray and color images」in Computer Vision、1998年、 Sixth International Conference on、IEEE、1998年、839−846頁に記載されたバイラテラルフィルタであり、これはエッジ保存特性を有する。
ステップ5)を実施するために、以下のエッジ検出が有益であることが分かっている:
1)第1のステップでは、知られている技法などを用いて粗い線角度が決定される。
2)この線角度は、非分離2D適応ローパスフィルタを定義するために使用される。フィルタ係数は粗い線角度によって決定され、線の方向に沿って、フィルタは強いローパスフィルタとして振る舞うが、垂直方向にはフィルタが弱くなるようになされる。
3)この方向依存型2Dフィルタが画像に適用される。
4)今度はフィルタリングされた画像上で線角度が再び決定される。
画像解析の技術分野からそれ自体知られているように、線状構造062の角度を決定する上記の方法に対する多くの代替形態が存在する。たとえば、一代替形態は、以下のステップを各画像列に実施して、反射線の上端および下端を決定することであり得、その理由は、これが正確に検出可能であることが分かっているためである。
1)列全体にわたって最小および最大輝度値の間の50%輝度点を決定する。
2)画像の左手部分では、列を下から上へ移動し、黒白遷移を発見する。サブピクセル正確な位置を取得するために補間によって黒白遷移における50%輝度点の位置を決定する。
3)続けて白黒遷移を位置特定し、2)と同様の方法で50%輝度点の位置を同様に決定する。
4)画像の右手部分では、上から下へ移動し、2)および3)と同様の方法で2つの50%輝度点を位置特定する。
5)画像の中央部分を無視し、その理由は、これが光源の直接反射を含み得るためである。
たとえば、画像の左手部分の下から上への走査、および右手部分の上から下への走査は、細長いレンチキュラレンズの予想される方向に調整され得ることに留意されたい。たとえば、反射線の傾斜が負の場合、走査は逆にされ得る。
これは、反射線の位置に関して多数の測定値をもたらし得る。単純な三角法の計算によって、これらの位置は角度測定値に変換され得る。角度測定値の外れ値は、たとえば、多数決などの知られている統計的技法を使用して破棄され得る。次いで、角度測定値は平均化され得る。得られる角度は多数の角度測定値の平均であるので、典型的には正確である。直線の最小二乗フィッティングなど、上記技法に対する様々な代替形態が存在することは理解されよう。
図4をさらに参照すると、カメラのフラッシュなどの光源の直接反射069が発生し得、これは光源がカメラの後方に配置されることによって回避され得、または画像の解析などで検出されて無視され得ることに留意されたい。
一般に、単一の光源でレンチキュラレンズシートまたはその一部を照明する場合、カメラを照明された部分の中央へ、その表面に垂直に向けることが望ましい場合がある。好ましくは、光源およびカメラの中心は、レンズ長手方向に垂直な平面に近似的に存在するように配置される。この場合、捕捉された反射線は、比較的直線であり、レンズ長手方向に対して垂直であり得る。光源およびカメラが異なって配置された場合、(わずかに)湾曲した反射線、および/またはレンズ長手方向に(厳密には)垂直でない反射線が発生し得る。これは基本的な問題を生じないが、精度および正確性の低下が予想され得る。
図6は、光源120がカメラ140の前方に配置されて、カメラの視野144が完全にではないが部分的に遮断されることを示す。また、光源およびカメラはレンチキュラレンズシートに垂直な仮想線上に配置され、カメラの光軸はこの仮想線と一致する。この図は以下に関する:カメラ140への光路を遮断しない場所に光源120を配置する代わりに、十分に小さい光源をカメラの視野144内に配置して、反射光の経路の(小さい)部分のみを遮断するようにすることができる。たとえば、小さな点源またはその近似物が使用され得る。これは、レンチキュラレンズシートの回転位置とは無関係に、反射線が曲線ではなく直線となるようにすることを確実にできる。すなわち、この場合、レンチキュラレンズシートの回転位置とは無関係に、カメラおよび光源はレンチキュラ方向に垂直な仮想平面内にある。むしろ、湾曲が観察された場合、これは、たとえば、レンチキュラの真直度の欠如を示し得る。
一般に、直線が画像の中心を通過する場合、レンズ収差によって引き起こされる湾曲が最小化され得ることに留意されたい。しかしながら、これは光源がカメラの前方に配置されなければならないことを必ずしも意味しない。上記を考慮して、画像内の直線の真直度は、以下の一方または両方を実施することによって増加し得る:
1.レンズ方向に近似的に垂直な仮想平面内にカメラおよび光源を配置する。平面の位置が、たとえば、較正、事前の測定またはシミュレーションから粗く知られ得ることに留意されたい。
2.反射線が画像の中心を通過するように注意する。この目的のために、画像内の反射線はカメラの光軸と交わらなければならない。
図7−図10は以下に関する:画像内に第1の線状構造062を生成する第1の光源120に加えて、レンチキュラレンズシートの表面の少なくとも一部に光を放射するためにレンチキュラレンズシート020の2つの側のうちの第1の側に配置される第2の光源130が使用され得る。プロセッサは、画像を解析して光パターン内の第2の線状構造064を識別し、第1の線状構造062および第2の線状構造064の特性の比較に基づいてレンチキュラレンズシートの回転位置を決定するように構成され得る。2つの光源120、130を使用することは、より正確な結果を与えることができる。たとえば、光源120、130の両方およびカメラ140が同一の仮想平面内に配置される場合、平面がレンズ長手方向に垂直である場合に、両方の反射線062、064は互いに重なり得る。図9および図10に示された切り抜きCVに示されるように、反射線062、064が重ならない場合、それらの間の距離066は、レンチキュラレンズシート020の回転位置の尺度となり得る。システムおよび方法は、測定された距離がレンチキュラレンズシート020の回転位置に関する直接的な情報を与えるように較正され得る。
距離066は以下のように決定され得る:
1)反射線が現れる領域の画像を取得する。
2)反射線を探索するための関心のある領域を定義する。
3)フィルタを使用して画像を前処理する。
4)線間の距離を検出する。
画像の画素行に対する反射線の角度を検出する場合のように、ここでも、反射線間の距離を検出するための様々な可能性が存在する。たとえば、反射線の上端および下端を決定するために、各画像列および各反射線に対して以下のステップを実施することによって距離が検出され得る。ここで、以下でさらに論じられるように、センサによって分離可能な異なる色を使用する光源によって、反射線ごとに別々の強度成分が利用可能であると仮定される。たとえば、第1の反射光は赤色成分で表され得、第2の反射線は画像の緑色成分で表され得る。したがって、各反射線に対して、それぞれの強度成分を使用して、以下が実施され得る。
1)列全体にわたって最小および最大輝度値の間の50%輝度点を決定する。
2)画像の左手部分では:列を下から上へ移動し、反射線の下端を表す上り勾配を発見する。サブピクセル正確な位置を取得するために補間によって勾配における50%輝度点の位置を決定する。
3)続けて反射線の他端を表す下り勾配を位置特定し、2)と同様の方法で50%輝度点の位置を同様に決定する。
4)画像の右手部分では:上から下へ移動し、2)および3)と同様の方法で2つの50%輝度点を位置特定する。
5)反射線の位置を表す1つの値を得るために、全ての遷移点の平均を計算する。
6)両方の反射線について上記を実施し、両方の反射線の位置値の差を計算する。
先と同様に、たとえば、画像の左手部分の下から上への走査、および右手部分の上から下への走査は、細長いレンチキュラレンズの予想される方向に調整され得る。たとえば、反射線の傾斜が負の場合、走査は逆にされ得る。
カメラのセンサの画素列がレンチキュラレンズのレンズ長手方向と平行になるようにカメラが回転されると有益であることが分かっている。すなわち、この場合、反射線がレンズ長手方向に垂直であると仮定すると、反射線はセンサ行と一致し得、これはレンズシートの回転位置のより正確な検出を容易にすることができる。この目的のために、図8にも示されるように、2つの光源120、130およびカメラ140は、仮想平面080(図8において交差するので、線として示されている)において物理空間内に配置され得、仮想平面080は細長いレンチキュラレンズの方向に近似的に垂直に配向される。さらに、2つ以上の光源を使用する場合、カメラから取得される画像データにおいて区別可能な異なる光学特性を有するように光源を選択または構成することが有益であると分かっている。たとえば、光源は異なる色を有する光を放射することができる。他の区別可能な特性は、異なる強度、または反射線の幅が異なるような異なるサイズを有する光源の使用などを含む。これは個々の反射線の識別および解析を容易にすることができる。異なる色を使用する場合、色は、カメラのセンサの異なる色フィルタまたは他の色分離手段によって最適に分離可能となるように選択され得る。たとえば、赤緑青(RGB)センサの場合、第1の光源は赤色光を放射するように選択または構成され得、第2の光源は青色光を放射するように選択または構成され得る。異なる色を使用する利点は、両方の反射線が画像内で部分的にまたは完全に重なり合っている場合でも、画像内の反射線の位置が依然として正確に決定され得ることである。
レンチキュラレンズシートの回転位置を決定するために、どの反射線がどの光源に属するかを識別することが不必要であり得ることに留意されたい。たとえば、一代替形態として、反射線間の距離が最小化される、すなわちゼロになるように、レンチキュラレンズシート、またはカメラおよび光源の組み合わせを回転させて、レンチキュラレンズシートを知られている回転位置とするフィードバックシステムが使用され得る。そのような回転は、閉ループフィードバックシステムの一部として行われ得る。
一般に、複数の光源およびカメラが使用され得ることに留意されたい。また、プロセッサによる後続の解析において完全な反射線を使用する代わりに、反射線の1つまたはいくつかの線分も使用され得る。さらに、カメラは光源の虚像に合焦させることができる。あるいは、カメラが焦点外で使用され得、この方法では欠陥が平滑化される。これは画像のデジタルフィルタリングを置換または補完することができる。
光源および/またはカメラは、レンチキュラレンズシートの表面の法線に対して異なる角度で配置され得る。これは、反射線が直線ではなく湾曲し、レンズ方向に対して垂直に見えない場合があるという効果を有し得るが、この挙動が事前のシミュレーションまたは較正などから知られている場合、これはプロセッサによって補償され得、レンチキュラレンズシートの回転位置がそれでもなお正確に決定され得る。システムおよび方法の正確性は、点源またはその近似物を光源として使用することによりさらに改善され得、その理由は、これが反射線のより鋭いエッジをもたらし得るためである。また、2つ以上の光源を使用する場合であって、それぞれの反射線が互いと分離され得るようにセンサデータを処理することが可能でない場合、カメラおよび光源は、レンチキュラレンズシートの任意の可能な回転位置についてレンズ長手方向に垂直でない平面に意図的に配置され得る。反射線は、レンチキュラの傾斜が90°まで増加しない場合など、全ての場合において無限に長くなるわけではないことにも留意されたい。したがって、反射線の長さは、レンチキュラレンズの最大傾斜に関する情報を与える。
さらに、レンチキュラレンズシート上のどこからでも反射線を捕捉することが望まれるが、レンチキュラレンズシートの一方の側から他方の側まで反射線が見られるように、レンチキュラレンズシートに対してそのような遠い距離にカメラを配置することができない場合、互いに対して位置調整され較正され得る複数のカメラが使用され得る。任意の適切なタイプのカメラ、たとえば、デジタルスチルカメラ、または一般的には、レンチキュラレンズシートの表面によって反射された光の画像を提供することが可能な任意の画像捕捉システムなどが使用され得ることに留意されたい。
カメラレンズはコリメータにも置換され得る。また、ピンホールカメラが使用され得る。さらに、単一のCCDセンサ、または場合によっては1つの画素行のみを有するラインCCD、または撮像レンズ、コリメータなどを使用するもしくは使用しないセンサのアレイをカメラとして使用し、それ/それらをレンチキュラレンズシートのすぐ前に配置することも可能である。すなわち、点源からの光または平行光束は、レンチキュラレンズシートの前方のどこかに焦点面に集束する。センサをこの焦点面に置く場合、集束した光のドット状構造または線状構造が記録され、それらからレンチキュラレンズシートの回転位置、ならびにレンチキュラレンズのレンズピッチが計算され得る。また、センサはレンチキュラレンズシートへ向かうまたは離れるように移動され得る。これは焦点面の位置が決定されることを可能にし、それからレンチキュラ半径が決定され得る。また、カメラとして、正確に回転されたラインCCDまたはセンサの直線領域を使用して、その記録から、レンチキュラレンズシートの回転位置を取得することができる。
このシステムおよび方法は、追加的または代替的に、レンチキュラレンズシートの回転位置を測定するために使用され得、また、たとえばレンチキュラレンズシートの品質管理に使用されるような他のタイプの測定にも使用され得る。たとえば、反射線は実際には一連のドット状構造から成り、これは点光源と、ドット状構造、より正確には仮想点源に合焦したカメラとを使用することによって最良に観察され得ることが分かっている。各レンチキュラは、1つのそのようなドット状構造を形成している。次いで、レンチキュラピッチは、これらのドット状構造間の距離から測定され得る。さらに、焦点面とレンチキュラレンズとの距離は、レンチキュラレンズの半径に関係すると考えられる。カメラを合焦させる場合、この焦点距離が決定され得る。レンチキュラレンズまでの距離は、必要に応じて異なる照明を用いて、レンチキュラレンズに焦点を合わせることによって決定され得る。両方の距離を減算することによって、レンチキュラレンズの半径は、光源距離が知られている場合に計算され得る。さらに、カメラの反対側にあって、カメラから近似的に等距離にある2つの点光源を使用する場合、それぞれのドット状構造は互いに対して変位を示す。これらの位置を平均化する場合、カメラを通りレンチキュラレンズシートに垂直な線がレンチキュラレンズシートを横切る領域内に関心のある領域があれば、比較的正確なレンズピッチ値が取得され得る。光源/カメラをレンチキュラレンズシートに対して動かすかまたはその逆をすることによって、不均一性に関する情報、たとえば、レンチキュラピッチ変動、レンチキュラ回転変動(たとえば、レンチキュラが直線でない場合)、レンチキュラ形状変動などが取得され得ることも分かっている。レンズピッチ変動はドット状構造間の距離の変動として現れ、レンチキュラ回転変動は反射線の角度の変化として現れる。レンチキュラレンズの方向に長く細い線状光源を使用することは、レンチキュラレンズの長さ方向の不均一性に関する情報、たとえば、レンズピッチ変動およびレンズ回転変動も明らかにする。カメラを固定位置に維持しながら、そのような線状光源をレンチキュラ方向に垂直な方向に移動させることにより、欠陥解析が実施され得る。さらに、レンチキュラ方向に対してある角度、たとえば45度をなす線源は、レンチキュラレンズの形状に関する情報を明らかにする。線状光源の代わりに、直線に沿って配置されたいくつかの点源が使用され得る。点源を使用してレンズピッチに関する情報を取得する場合、特に、多数のレンチキュラレンズのレンズピッチに関する情報がワンショットで収集される必要がある場合は、本方法がレンチキュラ形状ごとに較正される必要があることに留意されたい。この場合、ドット状構造間の間隔は、一定のレンズピッチに対して一定でない場合がある。これは、関心のある領域全体を照明する、レンチキュラレンズシートに垂直な平行光束を使用することによって克服され得る。レンチキュラの焦点ドット状構造にカメラを合焦させる場合、ドット状構造間の間隔は一定であり得、したがってレンチキュラ形状とは無関係であり得る。この場合、ドット状構造は短い線となる。平行光束として任意の技術が使用され得、レーザから、レンズ付き点源、指向性バックライトなどまで様々ある。関心のある領域全体を一度に照明する平行光束の代わりに、レーザビームが関心のある領域にわたって走査され得る。暗い部屋で行われる場合、カメラのシャッターは走査中に開かれたままにされ得る。さらに、微小ピッチのレンチキュラレンズを使用する場合、平行光束による照明の反射光に回折パターンが見られ得る。一次、二次などの回折次数の角度はレンチキュラピッチに直接関係し、これはこのようにして決定され得る。
本システムおよび方法は、オートステレオスコピックディスプレイの分野で使用され得ることに留意されるべきであり、この分野では、レンチキュラレンズシートを使用して、ディスプレイ上の各所与の点からビューイングコーンをディスプレイが放射することを可能にし、ビューイングコーンはシーンの左側ビューおよび右側ビューを少なくとも含む。これは視聴者が、ビューイングコーン内に適切に配置された場合に、それぞれの目で異なる画像を見ることを可能にする。自動多視点ディスプレイとも呼ばれ得る特定のオートステレオスコピックディスプレイは、左右のビューだけでなく、同一のシーンの複数のビューを提供する。これは視聴者がビューイングコーン内の複数の位置を取ること、すなわち、ディスプレイの前で左右に移動しながらも、シーンの立体感を得ることを可能にする。そのようなオートステレオスコピックディスプレイの例は、C.van Berkelらによる、「Multiview 3D−LCD」と題され、SPIE Proceedings、2653巻、1996年、32−39頁に掲載された論文、およびGB−A2196166に記載されている。
そのようなオートステレオスコピックディスプレイでは、2Dオープンセル(別名「2Dディスプレイモジュール」とも呼ばれる、バックライトおよびパワーコンポーネントが組み込まれた完全なモジュールではなく、ドライバICおよびPCBを有するパネルを指す)の画素列に対して規定の角度で配置される必要があるレンチキュラレンズシートをとりわけ含み得るレンズモジュールが使用され得る。原理的には、角度は任意の角度とすることができるが、規定の角度でなければならない。レンズモジュールは、透明な接着剤によって2Dオープンセルに取り付けられ得る。接着剤が硬化する前に、レンズモジュールは、2Dオープンセルに対して規定の角度に位置調整されなければならない。必要な回転アライメント精度(すなわち、意図された回転位置からの変位)は、一般におよそ0.02から0.2mradであるが、用途に応じてより低くまたは高くすることもできる。
少なくとも本発明者に内部的に知られている、レンズモジュールを2Dディスプレイモジュールに結合するための手順は以下であり得る。1.2Dオープンセルが結合ユニット上に配置される。2.2Dオープンセルに画像を表示できるように接続が行われる。3.接着剤が2Dオープンセル上に塗布される。4.レンズモジュールが接着剤の上に配置される。5.アライメント画像が2Dオープンセルに表示される。6.回転アライメントの品質が、観察された画像(これはレンズモジュールによって変化されたアライメント画像から構成される)の特定の特徴を使用して判断される。7.観察された画像の特定の特徴が指定された境界内に収まるまで、レンズモジュールが2Dオープンセルに対して回転される。8.接着剤が硬化して、いわゆる「3Dオープンセル」が得られる。9.3Dオープンセルへの接続が取り外される。10.3Dオープンセルが結合ユニットから取り外される。
ステップ5から7の例は、US8421934B2にて見出され得る。不都合なことに、2Dディスプレイモジュールのコネクタは壊れやすく、損傷した場合には、2Dオープンセル全体はもはや使用することができない。したがって、歩留まりロスのリスクおよび結果は大きい。不都合なことに、生産設備のコネクタが損傷を受けて製造が停止するか、または欠陥が導入された後に全てのディスプレイに損傷を与える場合がある。生産設備のリスク/不都合は、製品の損傷よりも深刻な場合がある。この手順は追加のプロセスステップをさらに含み、これは特にステップ2および5に関して、時間およびエラーのリスクの増加をもたらす。アライメント画像は、2D光学セルおよびレンズモジュールの設計の両方に依存する。したがって、2Dオープンセルおよびレンズモジュールのあらゆる組み合わせに対して新たなアライメント画像が生成されなければならず、これは冗漫である。アライメント画像を表示できるようにするには、追加のハードウェア、たとえば、専用ソフトウェアを有するPC、バックライトモジュールなどが必要とされる。
本明細書に記載されたシステムおよび方法は、所望の回転アライメント精度を達成可能でありながらも、2Dディスプレイモジュールのアクティブ化を必要としないという点で、「パッシブな」代替形態を提供する。このシステムおよび方法は、レンチキュラレンズまたはレンチキュラのようなレンズを使用するオートステレオスコピックディスプレイの(半)自動製造のための製造装置において、またはそのために使用され得る。このシステムおよび方法は、レンチキュラレンズ構造が役割を果たす光学系を有する他のタイプの3Dディスプレイにも適用され得る。
本明細書に記載されたシステムおよび方法によれば、レンズモジュールを2Dディスプレイモジュールに結合するための一般的な手順は、ここでは以下のようになり得る:1)2Dオープンセルが結合ユニット上に配置される。2)接着剤が2Dオープンセル上に塗布される。3)レンズモジュールが接着剤の上に配置される。4)2Dディスプレイモジュールの回転位置を決定する。5)レンズモジュールの回転位置を決定する。6)2Dディスプレイモジュールとレンズモジュールとの角度差を計算する。7)角度差が指定された境界内に収まるまで、レンズモジュールが2Dオープンセルに対して回転される。8)接着剤が硬化して、3Dオープンセルが得られる。9)3Dオープンセルが結合ユニットから取り外される。この手順の他の変形形態も同様に考えられ、オートステレオスコピックディスプレイまたはディスプレイ生産技術の当業者の範囲内にある。
2Dディスプレイモジュールに対するレンズモジュールの回転位置を測定する場合、反射線の角度が基準と比較され得ることに留意されたい。選択肢は以下を含むが、これらに限定されない:a)水平反射/透過線を使用する。b)ほとんどの2Dディスプレイモジュールのアクティブエリアの外側にあるアライメントマーカーを使用する。c)2Dディスプレイモジュールのアクティブエリアの面からの反射光および/または透過光を使用する。d)2Dディスプレイモジュールのエッジまたは他の機械的特徴を使用する。最初に2Dディスプレイモジュールの回転アライメントを測定し、次いでレンズモジュールを配置し、そしてレンズモジュールの回転アライメントを決定することも可能である。他の順序も可能である。さらに、レンズモジュールの回転位置を機械的に調整する代わりに、2Dディスプレイモジュールの回転位置も調整され得ることにも留意されたい。
また、一般に、レンチキュラレンズがディスプレイに対して傾斜しておらず画素列に平行である場合、特定の2Dディスプレイモジュールと組み合わせて光源を適用することは、両方とも水平であるために互いに重なり合う2つの反射線をもたらし得ることに留意されたい。レンズモジュールからの反射線はより細いがより強いので、画像解析の分野からそれ自体知られている適切な画像解析を使用して検出され得る。あるいは、カメラおよび光源の位置および角度を変更して、両方の反射線を分離することができる。
図11は、カメラによって捕捉された光パターンの拡大写真を示す。線状構造062は実際には個々のドット状構造から構成され得ることが分かり、各ドット状構造は特定のレンチキュラレンズからの反射に関連し、共に線状構造062を形成する。レンチキュラレンズシートのタイプに応じて、線状構造062は異なる構成を有することもある。
図12は、図1のシステム100の動作に必須ではないが対応し得るレンチキュラレンズシートの回転位置を測定するための方法200を示す。方法200は、「光を放射する」と題された動作において、レンチキュラレンズシートの表面の少なくとも一部に光を放射すること210を含む。方法200は、「画像を捕捉する」と題された動作において、表面によって反射された、または表面を透過した光の画像を捕捉し220、光パターンを示す画像を取得することをさらに含む。方法200は、「画像を解析する」と題された動作において、光パターンの解析に基づいて、画像に関連付けられた座標系に対するレンチキュラレンズシートの回転位置を決定すること230をさらに含む。本方法が、プロセッサシステムに本方法を実施させるための命令を含むコンピュータプログラムの形態で実装され得ることは理解されよう。本方法を実施することは、光を放射するように光源を制御すること、画像を捕捉するようにカメラを制御することなどを含むことができる。本方法は専用ハードウェアで、または上記の組み合わせとしても実装され得る。
コンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体上に非一時的に格納され得る。前記非一時的格納は、一連の機械可読物理的マークおよび/または異なる電気的、たとえば磁気的もしくは光学的な特性もしくは値を有する一連の要素を提供することを含むことができる。コンピュータプログラム製品の例は、メモリデバイス、光学記憶デバイス、集積回路、サーバ、オンラインソフトウェアなどを含む。
「プロセッサ」という用語が、単一のマイクロプロセッサ、または適切なソフトウェアを実行する1つまたは複数のマイクロプロセッサで構成される処理サブシステムを指し得ることに留意されたい。一実施形態はワークステーションである。ソフトウェアは対応するメモリ、たとえば、RAMなどの揮発性メモリ、またはフラッシュなどの不揮発性メモリにダウンロードおよび/または記憶され得る。あるいは、実装は、たとえばフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など、プログラマブルロジックの形態とすることができる。一般に、実装は回路の形態とすることができる。
上記の実施形態は本発明を限定するものではなく例示するものであり、当業者は多くの代替的実施形態を設計できるであろうことに留意されたい。
特許請求の範囲において、括弧内に置かれたいかなる参照符号も、特許請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。「備える」という動詞およびその活用形の使用は、請求項に記載された以外の要素またはステップの存在を排除するものではない。要素の前の冠詞「a」または「an」は、複数のそのような要素の存在を排除するものではない。本発明は、いくつかの別個の要素を備えるハードウェアによって、および適切にプログラムされたコンピュータによって実装され得る。いくつかの手段を列挙したデバイス請求項において、これらの手段のいくつかは、全く同一のハードウェアアイテムによって実現され得る。特定の方策が相異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これらの方策の組み合わせが有利に使用できないことを示すものではない。

Claims (8)

  1. 細長いレンチキュラレンズのアレイを備えるレンチキュラレンズシート(020)の回転位置を測定するためのシステム(100)であって、
    − レンチキュラレンズシートの表面の少なくとも一部に光を放射するために、レンチキュラレンズシートの2つの側のうちの第1の側にそれぞれ配置される第1の光源(120)および第2の光源(130)と、
    − レンチキュラレンズシートの2つの側のうちの第2の側に配置されるカメラ(140)であって、2つの側のうちの第1の側および第2の側が、表面によって反射された(040)光の画像を捕捉するために同一の側であるか、または表面を透過した(042)光の画像を捕捉するために反対の側であり、それによって、捕捉された画像が光パターン(060)を示す、カメラ(140)と、
    − 画像に関連付けられた座標系に対するレンチキュラレンズシートの回転位置を、
    − 画像を解析して光パターン(060)内の第1の線状構造(062)および第2の線状構造(064)を識別し、
    − 画像内の第1の線状構造と第2の線状構造の間の距離(066)の尺度としてレンチキュラレンズシート(020)の回転位置を決定する
    ことによって決定するように構成されるプロセッサ(160)と
    を備える、システム(100)。
  2. カメラ(140)が、その光軸がレンチキュラレンズシート(020)に対して実質的に垂直になるように配向される、請求項1に記載のシステム(100)。
  3. 第1の光源(120)および第2の光源(130)が、カメラ(140)から取得された画像データにおいて区別可能な異なる光学特性を有する光を放射する、請求項1または2に記載のシステム(100)。
  4. 第1の光源(120)および第2の光源(130)が異なる色を有する光を放射する、請求項3に記載のシステム(100)。
  5. 第1の光源(120)および第2の光源(130)がカメラの反対側に配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム(100)。
  6. プロセッサ(160)が、光パターン(060)を解析する前に、画像にアーティファクト低減フィルタを適用するように構成される、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム(100)。
  7. 細長いレンチキュラレンズのアレイを備えるレンチキュラレンズシートの回転位置を測定するための方法(200)であって、
    − 第1の光源および第2の光源によって、レンチキュラレンズシートの表面の少なくとも一部に光を放射すること(210)と、
    − 表面によって反射されたまたは表面を透過した光の画像を捕捉し(220)、それによって、捕捉された画像が光パターンを示すことと、
    − 画像に関連付けられた座標系に対するレンチキュラレンズシートの回転位置を決定すること(230)であって、
    − 画像を解析して光パターン内の第1の線状構造および第2の線状構造を識別し、
    − 画像内の第1の線状構造と第2の線状構造の間の距離の尺度としてレンチキュラレンズシートの回転位置を決定する
    ことによって、決定すること(230)
    を備える、方法(200)。
  8. 方法が、レンチキュラレンズシートを備える製品またはデバイスの製造に使用される、請求項7に記載の方法(200)。
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