JP6580314B2 - building - Google Patents
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Description
本発明は、住宅等の建物に関する。 The present invention relates to a building such as a house.
従来、一対の棒状部材と、これら一対の棒状部材間に設けられる木質パネルで構成された腹材と、を備える建築構造材によって建物を構成する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
当該建築構造材は柱部材や梁部材として用いることができ、さらに、柱部材と梁部材とを組み合わせて門型フレームを形成することができる。そして、複数の門型フレームを互いに間隔を空けて並設配置することによって建物躯体を構築することができる。このような複数の門型フレームを備えた建物によれば、建築構造材自体の強度の高さに基づいて建物躯体の強度を向上させることができ、耐久性に優れる。
2. Description of the Related Art Conventionally, a technique for forming a building with a building structure material including a pair of rod-shaped members and an abdomen composed of a wood panel provided between the pair of rod-shaped members is known (see, for example, Patent Document 1). .
The building structure material can be used as a column member or a beam member, and a portal frame can be formed by combining the column member and the beam member. A building frame can be constructed by arranging a plurality of gate-type frames in parallel with a space between each other. According to the building provided with such a plurality of portal frames, the strength of the building frame can be improved based on the strength of the building structural material itself, and the durability is excellent.
ところで、複数の門型フレームの並設方向に建物を大きくする場合は、門型フレームの数を追加すればよい。一方、複数の門型フレームの並設方向と直交する方向に建物を大きくする場合は、梁部材用の建築構造材の長さを長くする。ところが、このように梁部材用の建築構造材の長さを長くしてしまうと撓みが生じ、耐力上の問題はないものの、外部からの振動に伴って振動が発生する場合があった。 By the way, when a building is enlarged in the direction in which a plurality of portal frames are arranged, the number of portal frames may be added. On the other hand, when the building is enlarged in the direction orthogonal to the direction in which the plurality of portal frames are arranged, the length of the building structural material for the beam member is increased. However, if the length of the building structural material for the beam member is increased in this way, bending occurs and there is no problem in terms of strength, but vibration may occur with external vibration.
本発明の課題は、建物を構築するに当たり、建物躯体を構成する梁部材用の建築構造材の振動の発生を抑制することである。 The subject of this invention is suppressing generation | occurrence | production of the vibration of the building structural material for beam members which comprises a building frame in constructing a building.
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図6に示すように、一対の柱部材10・30と梁部材20・40とを門型に接合してなる複数の門型フレーム7・8が、平行離間して配置されるとともに、これら複数の門型フレーム7・8が連結されてなる複数階建ての建物1において、
前記門型フレーム7・8を構成する前記柱部材10・30および前記梁部材20・40は建築構造材によって構成され、当該建築構造材は、長手方向と直交する方向に間隔を空けて配置される一対の棒状部材11,12・21,22・31,32・41,42と、当該一対の棒状部材11,12・21,22・31,32・41,42間に設けられる腹材13・23・33・43と、を備えており、
上階を構成する前記門型フレーム8と下階を構成する前記門型フレーム7とが上階の床体53を介して上下に隣り合って配置されており、
前記上階の床体53は、建築構造材としての木質パネルで構成された床パネルであり、
前記下階の門型フレーム7における前記梁部材20の上端面と、前記上階の門型フレーム8における前記梁部材40の下端面との間には、当該上階の梁部材40を支持するための支持柱44が設けられ、
前記下階の門型フレーム7における前記梁部材20の上端面には、前記支持柱44の下端部が取り付けられる柱脚金物60が固定され、前記上階の門型フレーム8における前記梁部材40の下端面には、前記支持柱44の上端部が取り付けられる柱頭金物65が固定され、
前記柱脚金物60は、下部60aが前記床体53に対して埋設され、上部60bが前記床体53の上面よりも上方に位置した状態となっていることを特徴とする。
The invention according to
The
The gate-
The
The
A
The
請求項1に記載の発明によれば、下階の門型フレーム7における梁部材20の上端面と、上階の門型フレーム8における梁部材40の下端面との間には、当該上階の梁部材40を支持するための支持柱44が設けられているので、上階側の梁部材40は、当該支持柱44を介して下階側の梁部材20によって支持されることとなる。これによって、例えば上階の門型フレーム8における梁部材40の長さを長くしたとしても、当該梁部材40に撓みが生じにくくなる。たとえ外部からの振動を受けた場合であっても、当該梁部材40に撓みを生じさせようとする力を、支持柱44を介して下階の門型フレーム7へと効果的に伝達することができるので、外部からの振動に伴う振動の発生を抑制することができる。
また、下階の門型フレーム7における梁部材20の上端面には、支持柱44の下端部が取り付けられる柱脚金物60が固定され、上階の門型フレーム8における梁部材40の下端面には、支持柱44の上端部が取り付けられる柱頭金物65が固定されているので、支持柱44の上下端部を、上下階の門型フレーム7・8における梁部材20・40に確実に固定することができる。
さらに、柱脚金物60は、下階の門型フレーム7における梁部材20の上端面に固定されるので、床体53と同レベルに設けられることになる。これによって、当該柱脚金物60は床体53の上面側に露出しにくくなるので、床体53の上面を仕上げる際の妨げとなりにくく、施工性の面でも優れる。
また、柱脚金物60は、下部60aが床体53に対して埋設され、上部60bが床体53の上面よりも上方に位置した状態となっているので、柱脚金物60の下部60aは床体53の上面に露出せず、上部60bが床体53の上面に露出することとなる。
According to the first aspect of the present invention, the upper floor between the upper end surface of the
A
Furthermore, since the
Moreover, since the
請求項2に記載の発明は、例えば図1〜図7に示すように、請求項1に記載の建物1において、
基礎5の上端面と、前記下階の門型フレーム7における前記梁部材20の下端面との間には、当該下階の梁部材20を支持するための支持柱24が設けられ、
当該下階側の支持柱24は、上階側の前記支持柱44の下方に配置されていることを特徴とする。
The invention according to
Between the upper end surface of the
The
請求項2に記載の発明によれば、基礎5の上端面と、下階の門型フレーム7における梁部材20の下端面との間には、当該下階の梁部材20を支持するための支持柱24が設けられているので、下階側の梁部材20は、当該支持柱24を介して基礎5によって支持されることとなる。これによって、例えば下階の門型フレーム7における梁部材20の長さを長くしたとしても、当該梁部材20に撓みが生じにくくなる。たとえ外部からの振動を受けた場合であっても、当該梁部材20に撓みを生じさせようとする力を、支持柱24を介して基礎5へと効果的に伝達することができるので、外部からの振動に伴う振動の発生を抑制することができる。
しかも、下階側の支持柱24は、上階側の支持柱44の下方に配置されているので、上階側の支持柱24を介して下階の門型フレーム7へと伝達される力を効果的に基礎5に伝達することができる。
According to the second aspect of the present invention, between the upper end surface of the
In addition, since the
請求項3に記載の発明は、例えば図4,図6に示すように、請求項1又は2に記載の建物1において、
前記柱脚金物60は、前記上部60bに設けられるとともに前記支持柱44の下端面を受ける柱受け部63を備え、
前記柱受け部63は、前記床53体の上面の高さに位置し、下面が、前記床体53の上面に当接していることを特徴とする。
The invention according to
The
The
請求項3に記載の発明によれば、床体53の上面に露出した柱脚金物60の上部には柱受け部63が設けられており、当該柱受け部63によって支持柱44の下端面を受けることができるので、使用する支持柱44としては、床体53の上面から柱頭金物65までの長さに設定することができる。これによって、支持柱44の長さを抑えることができるので、部材コストの低減を図ることができる。
According to the third aspect of the present invention, the
請求項4に記載の発明は、例えば図4,図6に示すように、請求項3に記載の建物1において、
前記柱脚金物60は、
前記下階の門型フレーム7における前記梁部材20の上端面に固定される板状の固定板部61と、
前記固定板部61の上面中央から垂直上方に立ち上がり、前記柱脚金物60における下部60aから上部60bに亘って設けられた板状の垂直板部62と、
前記垂直板部62のうち前記床体53の上面の高さに設けられた前記柱受け部63と、
前記固定板部61の上面と前記柱受け部63との間に一体形成され、前記柱受け部63の補強を行う補強部64と、を備えることを特徴とする。
The invention according to
The
A plate-like
A plate-like
The
A reinforcing
請求項5に記載の発明は、例えば図4,図6に示すように、請求項3又は4に記載の建物1において、
前記柱脚金物60に接する前記床体53のうち前記柱脚金物60に対応する位置は、前記柱脚金物60のうち前記柱受け部63よりも下方の部分の形状に対応して加工された状態となっていることを特徴とする。
The invention according to
The position corresponding to the
本発明によれば、建物を構築するに当たり、建物躯体を構成する梁部材用の建築構造材の振動の発生を抑制することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, in building | building a building, generation | occurrence | production of the vibration of the building structural material for beam members which comprises a building frame can be suppressed.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1において符号1は、建物を示す。この建物1は、一対の柱部材10,10・30,30と梁部材20・40とを門型に接合してなる複数の門型フレーム7・8が、平行離間して配置されるとともに、これら複数の門型フレーム7・8が連結されてなる。
より詳細に説明すると、本実施の形態の建物1は、その建物躯体が、複数の門型フレーム7・8が連結されてなる複数階建て(本実施の形態では二階建て)の建物本体2と、複数の建築用パネルによって構成されて建物本体2に付属する付属部3(本実施の形態では二階建て)と、建物本体2および付属部3の上に設けられる屋根4と、によって構成されている。また、これら建物本体2および付属部3と、その上の屋根4は、土台6を介して基礎5によって支持されている。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
In FIG. 1,
More specifically, the
また、建物1は、四隅のコーナー部のうちの一つが入隅コーナー部1aとされている。付属部3における入隅コーナー部1aに面する一階部分であって、当該入隅コーナー部1aよりもさらに奥まった位置には、玄関ポーチを構成する凹部空間3aが形成されている。
図1における前方斜視図に示すように、建物本体2正面は、上下階の高さに対応する一対の袖壁2a,2bと、屋根4の直下に位置し、かつ一対の袖壁2a,2bの上端部間に架け渡されるようにして設けられる壁2cと、によって門型に形成されている。門型に形成された内側の部分は、当該門型に形成された部分よりも室内側に後退した凹部空間2dとされている。また、建物本体2正面の二階の高さには一対の袖壁2a,2b間に架け渡されるようにしてバルコニー9が設けられている。なお、袖壁2bは入隅コーナー部1aを構成している。
屋根4は、正面側(前方)から背面側(後方)にかけて緩やかに傾斜する片流れ屋根とされている。また、当該屋根4の四隅のうちの一つの隅4aは、入隅コーナー部1aに対応して切り欠かれた状態となっている。
Further, in the
As shown in the front perspective view in FIG. 1, the front surface of the
The
建物本体2について詳細に説明する。
当該建物本体2は、上述の門型フレーム7・8を構成する一対の柱部材10,10・30,30と梁部材20・40は建築構造材によって構成されている。一方の門型フレーム7は建物本体2の一階を構成し、他方の門型フレーム8は建物本体2の二階を構成している。
建築構造材はそれぞれ、長手方向と直交する方向に間隔を空けて配置される一対の棒状部材11,12・21,22・31,32・41,42と、当該一対の棒状部材11,12・21,22・31,32・41,42間に設けられる腹材13・23・33・43と、を備える。
なお、建築構造材は、垂直に配置されることによって柱10,30として用いることができるとともに、水平に配置することによって梁20,40として用いることができる。
そして、建築構造材同士は、連結金具50や連結ボルト51等を用いる連結手段によって互いに連結されているものとする。すなわち、柱部材10,30同士、柱部材10,30と梁部材20,40同士は、上述の連結手段によって連結されている。
The
In the building
Each of the building structural materials includes a pair of rod-shaped
In addition, the building structural material can be used as the
And building construction materials shall be mutually connected by the connection means using the connection metal fitting 50, the
柱部材10,30と梁部材20,40を構成する建築構造材については、一階において垂直に配置される柱部材10を構成する建築構造材を代表例に挙げて、その構成を説明する。
About the building structure material which comprises the
一対の棒状部材11,12は、角材によって構成されている。この角材には、複数のラミナを積層して形成される集成材が用いられている。また、その断面形状は一方の棒状部材11と他方の棒状部材12とで等しくなるように設定されている。すなわち、角材は断面四角形状に形成されており、本実施の形態においては、断面正四角形に形成されている。
The pair of rod-
棒状部材11,12を構成する角材は一本ものであることが望ましいが、輸送上の問題等を考慮して、複数本の角材を繋いで一本の角材、すなわち棒状部材11,12として用いるようにしてもよい。その場合、複数本の角材同士は、所定の連結構造(後述する)によって連結される。
It is desirable that the
腹材13は、縦横の框材13a,13bを矩形枠状に組み立ててなる枠体と、この枠体の両面に貼設される面材13cとを有する木質パネルによって構成されている。
木質パネルとは、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てて建物を構築するパネル工法に利用される建築用パネルと同様の機能を有するものである。
なお、建物本体2の床を構成する床パネル53や屋根パネル80は、縦横の框材を矩形枠状に組み立ててなる枠体と、この枠体の上面に貼設される面材とを有するものである。また、枠体内には、適宜、補強桟材が組み付けられる。
The abdomen 13 is constituted by a wood panel having a frame formed by assembling vertical and
A wood panel is the same as a building panel used in a panel construction method in which building components such as walls, floors, and roofs are prefabricated at the factory, and these panels are assembled at the construction site to construct the building. It has a function.
In addition, the
また、木質パネルは、上述のように縦横の框材13a,13bからなる枠体と、面材13cとを有している。さらに、その他にも、縦横の框材13a,13bによって組まれた矩形枠の内部に補助桟材が組み付けられていてもよい。
さらに、面材13cの内側、すなわち木質パネルの内部中空部に、グラスウールやロックウール等の断熱材を装填することで、断熱性に優れた建築構造材とすることができる。特に、屋外に面する木質パネルの内部中空部に断熱材を充填することが好ましい。
また、縦横の框材13a,13bは断面四角形に形成された角材からなる。なお、本実施の形態において、これら縦横の框材13a,13bは断面矩形に形成されている。
Moreover, the wood panel has the frame body which consists of vertical and
Furthermore, it can be set as the building structure material excellent in heat insulation by loading heat insulating materials, such as glass wool and rock wool, into the inside of the
The vertical and
そして、腹材13を構成する木質パネルは、一対の棒状部材11,12の長手方向に連続して複数配置されており、これら複数の木質パネルの棒状部材11,12側の縁部は、それぞれ一対の棒状部材11,12に接合されている。
なお、隣り合う木質パネル同士は、接着剤によって互いに接合されている。また、腹材13と一対の棒状部材11,12は、接着剤や釘等の止着材によって接合されている。また、これら各木質パネルは同じ長さに設定されていなくてもよい。
And the wood panel which comprises the
Adjacent wood panels are joined together by an adhesive. Further, the abdomen 13 and the pair of rod-
また、一対の棒状部材11,12の角材と、腹材13の木質パネルは同一厚さに形成され、表裏両面が面一に接合されている。すなわち、図2,図3に示すように、一対の棒状部材11,12の角材の横の厚さと、腹材13の木質パネルを構成する框材13a,13bと2枚の面材13c,13cとの並設方向の長さとが略等しくなるように設定されている。
一対の棒状部材11,12の角材と腹材13の木質パネルとが面一に接合されているので、建築構造材の表裏両面に、当該建築構造材の長さ方向に沿ってフラットな面を形成することができる。
Further, the square members of the pair of rod-
Since the square members of the pair of rod-
なお、本実施の形態において腹材13は木質パネルによって構成されるものとしたが、これに限られるものではない。
すなわち、例えば図10に示すように、棒状部材11,12に対して取り付けた受材14の表裏両面のそれぞれに面材15を取り付けることによって形成された腹材13であってもよい。
この場合も、一対の棒状部材11,12と腹材13の表裏両面が面一となるように設定されている。また、内部中空部には、補助桟材や断熱材が適宜設けられる。また、受材14は一対の棒状部材11,12に対して接着剤や釘等の止着材によって接合されている。さらに面材15は受材14に対して接着剤や釘等の止着材によって接合されている。
このような腹材13は、必要に応じて現場で形成することができるので、例えばリフォーム時に腹材13の交換が必要になった場合などに好適である。また、いわゆるツーバイフォー工法等の枠組壁工法との相性がよいという利点もある。
In the present embodiment, the abdomen 13 is composed of a wood panel, but is not limited to this.
That is, for example, as shown in FIG. 10, the abdomen 13 formed by attaching the
Also in this case, the front and back surfaces of the pair of rod-
Since such an
また、以上のような建築構造材は、上述のように柱部材10,30や梁部材20,40として用いることができ、さらに、これら柱部材10,30および梁部材20,40を組み合わせて門型フレーム7・8を形成することができる。そして、本実施の形態の建物本体2は、この門型フレーム7・8を複数用いて構成されている。
一階において水平に配置される梁部材20を構成する建築構造材についても、代表例として挙げた柱部材10を構成する建築構造材と同様に、一対の棒状部材21,22と、当該一対の棒状部材21,22間に設けられる腹材23と、を備える。
二階において垂直に配置される柱部材30を構成する建築構造材についても、代表例として挙げた柱部材10を構成する建築構造材と同様に、一対の棒状部材31,32と、当該一対の棒状部材31,32間に設けられる腹材33と、を備える。
二階において水平に配置される梁部材40を構成する建築構造材についても、代表例として挙げた柱部材10を構成する建築構造材と同様に、一対の棒状部材41,42と、当該一対の棒状部材41,42間に設けられる腹材43と、を備える。
なお、柱部材30や梁部材20,40を構成する建築構造材の各腹材23,33,43は、図10に示すような受材14と面材15を備えたものであってもよい。
Further, the building structural material as described above can be used as the
As for the building structure material that constitutes the
As for the building structure material constituting the
As for the building structure material constituting the
In addition, each
一階の門型フレーム7は、一対の柱部材10,10と、当該一対の柱部材10,10の上端部間に架設される梁部材20とからなる。
梁部材20を構成する一対の棒状部材21,22のうち、上方に位置する棒状部材21は、下方に位置する棒状部材22よりも長く設定されている。
The gate-
Of the pair of rod-shaped
上方に位置する棒状部材21は、一対の柱部材10,10の上端部に載った状態となっている。そして、柱部材10の一対の棒状部材11,12の上端部から上方に突出する連結ボルト51が梁部材20の上方に位置する棒状部材21を貫通することによって、柱部材10と梁部材20とが部分的に連結されている。
また、上方に位置する棒状部材21は、一対の柱部材10,10の上端面に接着されていてもよい。
The bar-
Further, the bar-
また、下方に位置する棒状部材22は、一対の柱部材10,10の側面に、上述の連結手段を利用して連結されている。
すなわち、一側面または対向する二側面が開放された直方体形状の連結金具50と、当該連結金具50の内部に先端が挿入され、開放された側面からのナット締結により当該連結金具50と連結される連結ボルト51とによって、柱部材10と梁部材20とが部分的に連結されている。
より詳細に説明すると、図2に示すように、梁部材20における下方に位置する棒状部材22の端部から突出する連結ボルト51の突出方向先端と、柱部材10の側面から突出する連結ボルト51の突出方向先端とが、連結金具50の内部に挿入され、ナット締結される。なお、柱部材10の腹材13内部には連結ボルト51を埋め込むための補助桟材13dが設けられている。
このようにして門型フレーム7を形成することができる。
Moreover, the rod-shaped
That is, a rectangular parallelepiped connection fitting 50 with one side or two opposite sides open, and a tip is inserted into the connection fitting 50, and is connected to the connection fitting 50 by nut fastening from the opened side. The
More specifically, as shown in FIG. 2, the protruding end of the connecting
In this way, the
二階の門型フレーム8も、一階の門型フレーム7と同様に、一対の柱部材30,30と梁部材40とによって形成されている。
すなわち、梁部材40における上方に位置する棒状部材41は、柱部材30,30の上端部に載せられて固定されており、下方に位置する棒状部材42は、連結手段によって柱部材30,30に連結固定されている。柱部材30,30の腹材33内部にも補助桟材33dが設けられている。
Similarly to the first-
That is, the bar-
門型フレーム7・8は、図5に示すように、建物本体2の正面側から背面側にかけて間隔を空けて配置されている。具体的には、建物本体2の正面側と中央と背面側の三列、等間隔に配置されている。
また、門型フレーム7・8は複数重ね合わせて用いられている。すなわち、一階においては三列の門型フレーム7があり、それぞれ二枚分の門型フレーム7,7が重ね合わせられて一つの複合門型フレームとして用いられている。二階においても三列の門型フレーム8があり、それぞれ二枚分の門型フレーム8,8が重ね合わせられて一つの複合門型フレームとして用いられている。
As shown in FIG. 5, the
A plurality of
一階の門型フレーム7(三列の複合門型フレーム)は、土台6を介して基礎5に連結されている。すなわち、基礎5には、その上面から上方に突出するアンカーボルト52が埋設されており、アンカーボルト52は、土台6を貫通してさらに上方に突出している。
一階の門型フレーム7を構成する一対の柱部材10における一対の棒状部材11,12の下端部には、連結ボルト51を介して連結金具50が設けられている。当該連結金具50に対してアンカーボルト52がナット締結されることによって柱部材10が基礎5上に設置される。
なお、図示はしないが、一階の床は土台6に対して大引や根太、床面材等を取り付けて形成されるものとするが、床パネル等のようにパネル化されたものを用いるようにしてもよい。
The gate-
A connection fitting 50 is provided via a
Although not shown in the figure, the floor on the first floor is formed by attaching a large draw, joist, flooring material, etc. to the
二階の門型フレーム8(三列の複合門型フレーム)は、上階の床パネル53を介して一階の門型フレーム7に連結されており、これら一階の門型フレーム7と二階の門型フレーム8は、上階の床体である床パネル53を介して上下に隣り合って配置されている。
すなわち、一階の門型フレーム7においては、上述のように、柱部材10,10の上端部から上方に突出する連結ボルト51が、梁部材20の上方に位置する棒状部材21を貫通して設けられている。当該連結ボルト51は、さらに上階の床パネル53を貫通して、上階の床パネル53の上面よりも上方に突出している。
二階の門型フレーム8を構成する一対の柱部材30における一対の棒状部材31,32の下端部には、連結ボルト51を介して連結金具50が設けられている。当該連結金具50に対して一階の門型フレーム7から突出する連結ボルト51がナット締結されることによって、二階の門型フレーム8が、上階の床パネル53を介して一階の門型フレーム7に連結される。
The second-floor gate frame 8 (three-row composite gate frame) is connected to the first-
That is, in the gate-
A connection fitting 50 is provided via a
なお、床パネル53は、図2に示すように、建物本体2および付属部3に対し、当該建物本体2および付属部3の外周に沿って、厚みの薄い半胴差54とセットで設けられている。
すなわち、一階の門型フレーム7から上方に突出する連結ボルト51は、上階の床パネル53だけでなく、半胴差54も貫通している箇所(建物本体2の外周)がある。
As shown in FIG. 2, the
That is, the connecting
平行離間する複数の門型フレーム7・8は、当該複数の門型フレーム7・8に直交して配置される壁57によって連結されている。すなわち、三列の門型フレーム7,8は、基礎5や上下に隣り合う門型フレーム7・8に対して連結されてはいるものの、互いに連結された状態にはなっていない。そのため、当該門型フレーム7・8同士は、門型フレーム7・8に直交する方向の壁57によって連結されている。また、門型フレーム7・8同士は、床パネル53や屋根4によっても連結された状態になっている。
壁57は、図3,図5に示すように、柱57aと、壁パネル57bと、を備える。
柱57aは、門型フレーム7・8を構成する柱部材10,30の棒状部材11,31(12,32)に対して間隔を空けて配置される。その下端部には、連結金具50が設けられており、柱57aは、当該連結金具50を介して、下方から上方に突出する連結ボルト51またはアンカーボルト52に連結された状態となっている。
壁パネル57bは、建築構造材の腹材13,23,33,43を構成する木質パネルと同様に、縦横の框材からなる枠体と、枠体の表裏両面に貼り付けられる面材とを有する。内部中空部には断熱材が適宜充填されている。そして、このような壁パネル57bが、門型フレーム7・8のそれぞれの棒状部材11,31(12,32)と柱57aとの間に設けられており、壁57を構成している。
なお、壁57には、開口部を形成したい位置に開口枠57cを適宜設置して窓等の開口部を形成することができる。
The plurality of
As shown in FIGS. 3 and 5, the
The
The
Note that an opening such as a window can be formed on the
そして、一階の門型フレーム7における梁部材20の上端面と、二階の門型フレーム8における梁部材40の下端面との間には、図4,図5に示すように、当該二階の梁部材40を支持するための支持柱44が設けられている。
また、一階の門型フレーム7における梁部材20の上端面には、支持柱44の下端部が取り付けられる柱脚金物60が固定され、二階の門型フレーム8における梁部材40の下端面には、支持柱44の上端部が取り付けられる柱頭金物65が固定されている。
すなわち、支持柱44は、一階の門型フレーム7と二階の門型フレーム8の中央部分であって、かつ一階の門型フレーム7と二階の門型フレーム8との間に設けられて、二階の門型フレーム8の撓みを抑制している。
なお、支持柱44も、二階の門型フレーム8と同様に、複数重ね合わせて用いられている。すなわち、二本の支持柱44が互いの側面を当接し合うようにして一体化されており、二本分の太さの複合支持柱を形成している。
And between the upper end surface of the
A
That is, the
A plurality of
柱脚金物60は、下部60aが上階の床パネル53に対して埋設され、上部60bが床パネル53の上面よりも上方に位置した状態となっている。
そして、当該柱脚金物60は、図6に示すように、固定板部61と、垂直板部62と、柱受け部63と、補強部64と、を備える。
固定板部61は、一階の門型フレーム7における梁部材20の上端面に固定される板状部分であり、釘やビス等の固定具によって固定される。
垂直板部62は、固定板部61の上面中央から垂直上方に立ち上がる板状部分であり、下部60aから上部60bに亘って設けられている。当該垂直板部62の上端部には、当該垂直板部62を厚み方向に貫通する貫通孔が複数形成されている。
柱受け部63は、上部60bに設けられるとともに支持柱44の下端面を受けるものである。すなわち、当該柱受け部63は垂直板部62のうち床パネル53の上面の高さに設けられており、その下面が、床パネル53の上面に当接している。また、当該柱受け部63は垂直板部62に対して直交する左右両方向に伸びるようにして形成されている。
補強部64は、固定板部61の上面と柱受け部63との間に一体形成され、支持柱44を受ける柱受け部63の補強を行う。
The
As shown in FIG. 6, the
The fixed
The
The
The reinforcing
支持柱44(複合支持柱)の下端部は、柱脚金物60の形状に合わせて加工されている。すなわち、支持柱44の下端部には、垂直板部62が差し込まれるスリットが形成されており、さらに垂直板部62に形成された貫通孔に対応する貫通孔が形成されているものとする。支持柱44の下端部に形成された当該貫通孔と、垂直板部62に形成された貫通孔には、ドリフトピンが挿入されて、支持柱44と柱脚金物60とを連結することができる。
また、支持柱44の下端面は、柱脚金物60の柱受け部63の上面に当接し、当該柱受け部63の上面に載せられた状態となっている。
The lower end portion of the support column 44 (composite support column) is processed according to the shape of the
Further, the lower end surface of the
柱頭金物65は、梁部材40における下方に位置する棒状部材42の下面に、下方に向かって突出するようにして設けられている。
そして、当該柱頭金物65は、図7に示すように、固定板部66と、垂直板部67と、を備える。
固定板部66は、二階の門型フレーム8における梁部材40の下端面に固定される板状部分であり、釘やビス等の固定具によって固定される。
垂直板部67は、固定板部66の下面中央から下方に突出する板状部分であり、当該垂直板部67には、当該垂直板部67を厚み方向に貫通する貫通孔が複数形成されている。
The
And the said
The fixed
The
支持柱44(複合支持柱)の上端部は、柱頭金物65の形状に合わせて加工されている。すなわち、支持柱44の上端部には、垂直板部67が差し込まれるスリットが形成されており、さらに垂直板部67に形成された貫通孔に対応する貫通孔が形成されているものとする。支持柱44の上端部に形成された当該貫通孔と、垂直板部67に形成された貫通孔には、ドリフトピンが挿入されて、支持柱44と柱頭金物65とを連結することができる。
また、支持柱44の上端部は、柱頭金物65の固定板部66の下面に当接することが望ましい。
The upper end portion of the support column 44 (composite support column) is processed in accordance with the shape of the
Further, it is desirable that the upper end portion of the
なお、柱脚金物60および柱頭金物65は、複数重ね合わせて用いられる支持柱44に対応してサイズ設定が行われている。したがって、例えば支持柱44を複数重ね合わせて用いない場合には、一本分の支持柱44に対応したサイズのものが用いられる。
Note that the size of the
また、柱脚金物60は、上述のように下部60aが床パネル53に対して埋設された状態となっている。すなわち、床パネル53のうち、柱脚金物60に対応する位置は、当該柱脚金物60の形状に対応して加工された状態となっている。つまり、柱脚金物60の柱受け部63の下方には、垂直板部62の中央から下の部分と、補強部64と、固定板部61とがあり、柱脚金物60に接する床パネル53には、これら各部の形状に合致する溝や凹部が適宜形成されているものとする。また、半胴差54が柱脚金物60に接する場合には、当該半胴差54にも同様に、柱脚金物60の各部の形状に合致する溝や凹部が適宜形成されていてもよい。
なお、二つの床パネル53,53同士が並んで接合される箇所に、柱脚金物60に対応する溝や凹部等の加工が施されるものとする。これにより、溝や凹部等の加工を、いわゆる半割り状に形成することができるので、柱脚金物60を床パネル53に埋設させた状態にしやすくなる。
Moreover, the
In addition, the process of the groove | channel corresponding to the
図4に示すように、基礎5の上端面と、一階の門型フレーム7における梁部材20の下端面との間にも、当該一階の梁部材20を支持するための支持柱24が設けられている。当該一階側の支持柱24は、上階側の支持柱44の下方に配置されている。
また、一階の門型フレーム7における梁部材20の下端面には、支持柱24の上端部が取り付けられる柱頭金物65が固定されており、基礎5の上端面からは、当該基礎5に埋設されたアンカーボルト52の上端部が突出した状態となっている。
すなわち、支持柱24は、基礎5と一階の門型フレーム7の中央部分であって、かつ基礎5と一階の門型フレーム7との間に設けられて、一階の門型フレーム8の撓みを抑制している。
なお、支持柱24も、一階の門型フレーム7や二階の門型フレーム8、二階の支持柱44と同様に、複数重ね合わせて用いられている。すなわち、二本の支持柱24が互いの側面を当接し合うようにして一体化されており、二本分の太さの複合支持柱を形成している。
As shown in FIG. 4, a
Further, a column head metal fitting 65 to which the upper end portion of the
That is, the
The
支持柱24の下端部には、当該支持柱24の下端面から突出する連結ボルト51を介して連結金具50が設けられている。そして、当該連結金具50に対してアンカーボルト52がナット締結されることによって支持柱24が基礎5上に設置される。
また、支持柱24(複合支持柱)の上端部は、二階の支持柱44と同様に、柱頭金物65の形状に合わせて加工されている。
A connection fitting 50 is provided at the lower end of the
Moreover, the upper end part of the support pillar 24 (composite support pillar) is processed according to the shape of the head metal fitting 65 similarly to the
以上のようにして、一階においても、また二階においても支持柱24,44によって門型フレーム7・8の梁部材20,40が支持されている。これによって、支持柱44によって二階の門型フレーム8の梁部材40の撓みが抑制され、支持柱24によって一階の門型フレーム7の梁部材20の撓みが確実に抑制されている。
なお、支持柱24,44は、建物本体2の正面側に位置する門型フレーム7・8と、背面側に位置する門型フレーム7・8に対応して設けられている。
As described above, the
The
付属部3は、上述のように壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にて、建築用パネルとしてパネル化しておき、施工現場でこれらの建築用パネルを組み立てて建物を構築するパネル工法(壁式工法:壁式構造)によって、建物本体2に付属するように構成されている。
より詳細に説明すると、付属部3は、図5に示すように、建物本体2の側面と直交する二つの壁3b,3cと、これら二つの壁3b,3cとの間に設けられる壁3dと、を備えることによって平面視略コ字状に形成されている。
そして、当該付属部3を構成する各壁3b,3c,3dや屋根や床は、図2,図5に示すように、一階用の壁パネル90と、床パネル91および半胴差92と、二階用の壁パネル93と、屋根梁94と、によって構成されている。
一階用の壁パネル90は、基礎5上の土台6に立設されている。なお、一階の床は、建物本体2と同様に、土台6に対して大引や根太、床面材等を取り付けて形成されるものとするが、床パネル等のようにパネル化されたものを用いるようにしてもよい。
床パネル91および半胴差92は、一階用の壁パネル90の上端面に載置固定されている。半胴差92は、建物本体2側の半胴差54と連続し、床パネル91は、建物本体2側の床パネル53と連続するようにして設けられる。なお、凹部空間3aは床パネル91の下方に形成されている。
二階用の壁パネル93は、床パネル91および半胴差92の上に立設されている。
屋根梁94は、二階用の壁パネル93の上端部と屋切壁部70との間に架け渡されて、上面に、屋根4が設けられる。
このような付属部3は、門型フレーム7・8に対して釘やビス等の固定具、接着剤等によって接合固定されている。
Attached
More specifically, as shown in FIG. 5, the
The
The
The
The second-
The
Such an
続いて、屋根4について詳細に説明する。
屋根4は、図2〜図4,図8,図9に示すように、二階を構成する門型フレーム8の上端面に、上面が傾斜面71とされた屋切壁部70が設けられ、当該屋切壁部70の傾斜面71上に、屋根4を構成する屋根パネル80が設置されることによって概略構成されている。
屋切壁部70のうち傾斜面71の傾斜方向下端部71aを除く箇所71bと、二階の門型フレーム8は、当該二階の門型フレーム8の上端面から突出して屋切壁部70を貫通する第一連結ボルト55を介して連結されている。
また、屋切壁部70のうち傾斜面71の傾斜方向下端部71aと、屋根パネル80と、二階の門型フレーム8は、当該門型フレーム8の上端面から突出して屋切壁部70および屋根パネル80を貫通する第二連結ボルト56を介して連結されている。
Next, the
As shown in FIGS. 2 to 4, 8, and 9, the
The
In addition, the
屋切壁部70は、図8に示すように屋根4が片流れ屋根であるため、その傾斜面71が正面側から背面側にかけて下り勾配となるように形成されている。当該屋切壁部70は、二階の門型フレーム8の上方に、当該門型フレーム8の延長として一体的に設けられる複数の延長構造材72と、複数の延長構造材72に対して固定される屋切壁材73と、を有する。
また、屋切壁部70は、図4に示すように、二階の門型フレーム8の柱部材30を構成する一対の棒状部材31,32上に複数配置されている。なお、これら複数の屋切壁部70間には、当該複数の屋切壁部70と直交する方向に配置されるとともに、屋切壁部70の高さ・傾斜に対応する補助壁部75が適宜設けられる。
Since the
Further, as shown in FIG. 4, a plurality of the house-
延長構造材72は、二階の門型フレーム8の上端面と屋根パネル80との間の高さに設定された角材と、壁57を構成する柱57aの上端面と屋根パネル80との間の高さに設定された角材であり、いずれも上面が屋根4の傾斜に対応して傾斜面とされている。
The extended
屋切壁材73は、傾斜面71の傾斜に対応して上面が傾斜面とされた屋切パネル73aと、傾斜面71の傾斜に対応して上面が傾斜面とされた屋切材73bと、を有する。
屋切パネル73aは、複数の框材を台形状に組み立ててなる枠体と、当該枠体の両面に貼り付けられる面材とからなる。当該屋切パネル73aは、中央の門型フレーム8よりも正面側に配置される。
屋切材73bは、角材を台形状または直角三角形状に加工したものであり、中央の門型フレーム8よりも背面側に配置される。
The cutting
The house cut-off
The cutting
屋根パネル80は、適宜分割されたものを用いる。すなわち、屋根4は複数の屋根パネル80を縦横に並べることによって形成されている。
なお、上述のように屋根パネル80は、縦横の框材81,82を矩形枠状に組み立ててなる枠体と、この枠体の上面に貼設される面材83とを有するものである。また、枠体内には、適宜、補強桟材が組み付けられる。このような建築用パネルからなる屋根パネル80は、屋切壁部70とは異なり、屋根4の傾斜に関わりなく均等な厚みに設定されている。すなわち、屋根4の傾斜は屋切壁部70によって決まる。
また、複数の屋根パネル80の上面には、防水シートや屋根材が適宜設けられる。また、太陽光発電アレイ等が設置されてもよい。
The
As described above, the
Moreover, a waterproof sheet and a roof material are suitably provided on the upper surfaces of the plurality of
また、屋根パネル80は、少なくとも、屋切壁部70の傾斜面71のうち傾斜方向下端部71aを除く箇所71bに対して接着固定されている。また、接着による固定と併用して、釘やビス等の固定具を適宜用いて屋根パネル80を、傾斜方向下端部71aを除く箇所71bに固定してもよい。
なお、本実施の形態において屋根パネル80は、傾斜方向下端部71aを除く箇所71bに対して接着固定されるものとしたが、これに限られるものではなく、傾斜方向下端部71aに対して接着固定されてもよい。
Moreover, the
In this embodiment, the
ここで、第一連結ボルト55および第二連結ボルト56は、二階の門型フレーム8における柱部材30の上端面から上方に突出しており、屋切壁部70は、第一連結ボルト55および第二連結ボルト56を介して二階の門型フレーム8における柱部材30に連結されている。
さらに、第一連結ボルト55および第二連結ボルト56は、二階において壁57を構成する柱57aの上端面から上方に突出しており、屋切壁部70は、第一連結ボルト55および第二連結ボルト56を介して二階において壁57を構成する柱57aに連結されている。
より詳細に説明すると、屋切壁部70には、第一連結ボルト55と第二連結ボルト56が挿入される貫通孔が上下方向に形成されている。具体的には、傾斜面71の傾斜方向下端部71aを除く箇所71bにおいては、二階の門型フレーム8を構成する柱部材30における棒状部材31,32の上方と、二階の壁57を構成する柱57aの上方に位置する延長構造材72に、第一連結ボルト55が挿入される貫通孔が形成される。また、傾斜面71の傾斜方向下端部71aにおいては、二階の門型フレーム8を構成する柱部材30における棒状部材31,32の上方と、二階の壁57を構成する柱57aの上方に位置する屋切材73bに、第二連結ボルト56が挿入される貫通孔が形成されている。
さらに、第二連結ボルト56は、屋切壁部70のうち傾斜面71の傾斜方向下端部71a(屋切材73b)と、屋根パネル80と、二階の門型フレーム8とを連結するものであるため、屋根パネル80にも、第二連結ボルト56が挿入される貫通孔が上下方向に形成されている。
Here, the
Further, the
If it demonstrates in detail, the through-hole in which the
Further, the
そして、図8,図9に示すように、屋切壁部70の傾斜面71には、第一連結ボルト55の上端部が収容される第一凹部74が座堀加工されている。また、屋根パネル80の上面には、第二連結ボルト56の上端部が収容される第二凹部84が座堀加工されている。
すなわち、第一連結ボルト55の上端部は、屋切壁部70の傾斜面71よりも上方に突出せずに、第一凹部74内に収まるようになっている。また、第二連結ボルト56の上端部は、屋根パネル80の面材83上面よりも上方に突出せずに、第二凹部84内に収まるようになっている。また、第一凹部74と第二凹部84に収まる第一連結ボルト55と第二連結ボルト56のそれぞれの上端部にはナットが締結される。
As shown in FIGS. 8 and 9, a
That is, the upper end portion of the first connecting
なお、本実施の形態においては、第一凹部74は延長構造材72の上端面に形成されている。ただし、これに限られるものではなく、延長構造材72の上に位置する屋根パネル80の框材81(82)に対して形成してもよい。この場合は、第一連結ボルト55の上端部が傾斜面71よりも上方に突出してもよい。
また、図9に示すように、第二凹部84が形成される位置は、二階の門型フレーム8の柱部材30における一対の棒状部材31,32の上方と、壁57を構成する柱57aの上方とし、平面視において略L字状(または略三角形状)を模したような位置関係となることが望ましい。
そして、屋根パネル80に設けられる防水シートや屋根材は、第一凹部74および第二凹部84を塞ぐようにして設けられるものとする。
In the present embodiment, the
Further, as shown in FIG. 9, the positions where the
And the waterproof sheet and roof material provided in the
以上のようにして屋根4が形成されている。さらに、以上のようにして建物1が形成されている。
すなわち、本実施の形態の建物1は、門型フレーム7・8と、当該門型フレーム7・8を連結する壁57や床パネル53、屋根パネル80等によって構築された堅牢な構造の建物本体2を有する。また、建物本体2の内部構造には大空間を形成することができ、間取りや内装、設備の自由度が高まる利点がある。このような構造の建物1は、いわゆるスケルトン・インフィル住宅と称されており、長期間の構造的耐久性を有しつつ、居住空間の可変性を有する。より説明を加えると、建物本体2は、門型フレーム7,8と耐力壁(壁57:壁パネル57b)とで構成される1方向ラーメン・1方向壁式構造によって構成されている。これによって、建物本体2の内部空間は耐力壁を必要としないため、大開口と大空間が可能となり、設計自由度を向上させることができる(スケルトン・インフィル設計)。
The
That is, the
本実施の形態によれば、下階の門型フレーム7における梁部材20の上端面と、上階の門型フレーム8における梁部材40の下端面との間には、当該上階の梁部材40を支持するための支持柱44が設けられているので、上階側の梁部材40は、当該支持柱44を介して下階側の梁部材20によって支持されることとなる。これによって、例えば上階の門型フレーム8における梁部材40の長さを長くしたとしても、当該梁部材40に撓みが生じにくくなる。たとえ外部からの振動を受けた場合であっても、当該梁部材40に撓みを生じさせようとする力を、支持柱44を介して下階の門型フレーム7へと効果的に伝達することができるので、外部からの振動に伴う振動の発生を抑制することができる。
また、下階の門型フレーム7における梁部材20の上端面には、支持柱44の下端部が取り付けられる柱脚金物60が固定され、上階の門型フレーム8における梁部材40の下端面には、支持柱44の上端部が取り付けられる柱頭金物65が固定されているので、支持柱44の上下端部を、上下階の門型フレーム7・8における梁部材20・40に確実に固定することができる。
さらに、柱脚金物60は、下階の門型フレーム7における梁部材20の上端面に固定されるので、床体53と同レベルに設けられることになる。これによって、当該柱脚金物60は床体53の上面側に露出しにくくなるので、床体53の上面を仕上げる際の妨げとなりにくく、施工性の面でも優れる。
According to the present embodiment, the beam member on the upper floor is between the upper end surface of the
A
Furthermore, since the
また、基礎5の上端面と、下階の門型フレーム7における梁部材20の下端面との間には、当該下階の梁部材20を支持するための支持柱24が設けられているので、下階側の梁部材20は、当該支持柱24を介して基礎5によって支持されることとなる。これによって、例えば下階の門型フレーム7における梁部材20の長さを長くしたとしても、当該梁部材20に撓みが生じにくくなる。たとえ外部からの振動を受けた場合であっても、当該梁部材20に撓みを生じさせようとする力を、支持柱24を介して基礎5へと効果的に伝達することができるので、外部からの振動に伴う振動の発生を抑制することができる。
しかも、下階側の支持柱24は、上階側の支持柱44の下方に配置されているので、上階側の支持柱24を介して下階の門型フレーム7へと伝達される力を効果的に基礎5に伝達することができる。
Further, since a
In addition, since the
また、門型フレーム7・8および支持柱24・44のそれぞれは、複数重ね合わせて用いられているので、門型フレーム7・8および支持柱24・44のそれぞれを補強して剛性を高めることができる。これによって、上下階の門型フレーム7・8における梁部材20・40に撓みを生じにくくさせることができる。
In addition, since the
また、柱脚金物60は、下部60aが床体53に対して埋設され、上部60bが床体53の上面よりも上方に位置した状態となっているので、柱脚金物60の下部60aは床体53の上面に露出せず、上部60bが床体53の上面に露出することとなる。床体53の上面に露出した柱脚金物60の上部には柱受け部63が設けられており、当該柱受け部63によって支持柱44の下端面を受けることができるので、使用する支持柱44としては、床体53の上面から柱頭金物65までの長さに設定することができる。これによって、支持柱44の長さを抑えることができるので、部材コストの低減を図ることができる。
Moreover, since the
また、平行離間する前記複数の門型フレーム7・8は、当該複数の門型フレーム7・8に直交して配置される壁57によって連結されているので、複数の門型フレーム7・8が平行離間する方向の水平力を壁57によって受けることができる。
Further, the plurality of
1 建物
2 建物本体
3 付属部
4 屋根
5 基礎
7 門型フレーム
8 門型フレーム
10 柱部材
11 棒状部材
12 棒状部材
13 腹材
20 梁部材
21 棒状部材
22 棒状部材
23 腹材
24 支持柱
30 柱部材
31 棒状部材
32 棒状部材
33 腹材
40 梁部材
41 棒状部材
42 棒状部材
43 腹材
44 支持柱
50 連結金具
51 連結ボルト
52 アンカーボルト
53 床パネル
54 半胴差
55 第一連結ボルト
56 第二連結ボルト
60 柱脚金物
60a 下部
60b 上部
63 柱受け部
65 柱頭金物
70 屋切壁部
71 傾斜面
71a 傾斜方向下端部
72 延長構造材
73 屋切壁材
74 第一凹部
80 屋根パネル
84 第二凹部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記門型フレームを構成する前記柱部材および前記梁部材は建築構造材によって構成され、当該建築構造材は、長手方向と直交する方向に間隔を空けて配置される一対の棒状部材と、当該一対の棒状部材間に設けられる腹材と、を備えており、
上階を構成する前記門型フレームと下階を構成する前記門型フレームとが上階の床体を介して上下に隣り合って配置されており、
前記上階の床体は、建築構造材としての木質パネルで構成された床パネルであり、
前記下階の門型フレームにおける前記梁部材の上端面と、前記上階の門型フレームにおける前記梁部材の下端面との間には、当該上階の梁部材を支持するための支持柱が設けられ、
前記下階の門型フレームにおける前記梁部材の上端面には、前記支持柱の下端部が取り付けられる柱脚金物が固定され、前記上階の門型フレームにおける前記梁部材の下端面には、前記支持柱の上端部が取り付けられる柱頭金物が固定され、
前記柱脚金物は、下部が前記床体に対して埋設され、上部が前記床体の上面よりも上方に位置した状態となっていることを特徴とする建物。 In a multi-storey building in which a plurality of gate-shaped frames formed by joining a pair of pillar members and beam members in a gate shape are arranged in parallel with each other, and the plurality of gate-shaped frames are connected,
The pillar member and the beam member constituting the portal frame are made of a building structure material, and the building structure material includes a pair of rod-like members arranged at intervals in a direction orthogonal to the longitudinal direction, and the pair A bellows provided between the rod-shaped members of
The portal frame that constitutes the upper floor and the portal frame that constitutes the lower floor are arranged adjacent to each other vertically through the floor of the upper floor,
The floor of the upper floor is a floor panel composed of a wood panel as a building structure material,
Between the upper end surface of the beam member in the lower floor portal frame and the lower end surface of the beam member in the upper floor frame, there is a support column for supporting the upper floor beam member. Provided,
A column base metal to which a lower end portion of the support column is attached is fixed to an upper end surface of the beam member in the lower floor type frame, and a lower end surface of the beam member in the upper floor frame is A stigma to which the upper end of the support pillar is attached is fixed ,
The column base hardware is a building in which a lower part is embedded in the floor body and an upper part is positioned above the upper surface of the floor body .
基礎の上端面と、前記下階の門型フレームにおける前記梁部材の下端面との間には、当該下階の梁部材を支持するための支持柱が設けられ、
当該下階側の支持柱は、上階側の前記支持柱の下方に配置されていることを特徴とする建物。 In the building according to claim 1,
Between the upper end surface of the foundation and the lower end surface of the beam member in the lower gate type frame, a support column for supporting the beam member of the lower floor is provided,
The lower support pillar is disposed below the support pillar on the upper floor.
前記柱脚金物は、前記上部に設けられるとともに前記支持柱の下端面を受ける柱受け部を備え、
前記柱受け部は、前記床体の上面の高さに位置し、下面が、前記床体の上面に当接していることを特徴とする建物。 In the building according to claim 1 or 2,
The column base hardware is provided with a column receiving portion provided on the upper portion and receiving a lower end surface of the support column,
The pillar receiving part is located at a height of the upper surface of the floor body, and a lower surface is in contact with the upper surface of the floor body .
前記柱脚金物は、
前記下階の門型フレームにおける前記梁部材の上端面に固定される板状の固定板部と、
前記固定板部の上面中央から垂直上方に立ち上がり、前記柱脚金物における下部から上部に亘って設けられた板状の垂直板部と、
前記垂直板部のうち前記床体の上面の高さに設けられた前記柱受け部と、
前記固定板部の上面と前記柱受け部との間に一体形成され、前記柱受け部の補強を行う補強部と、を備えることを特徴とする建物。 In the building according to claim 3 ,
The column base hardware is
A plate-like fixing plate portion fixed to the upper end surface of the beam member in the lower floor type frame;
A plate-like vertical plate portion that rises vertically upward from the center of the upper surface of the fixed plate portion and is provided from the lower portion to the upper portion of the column base metal,
Of the vertical plate portion, the pillar receiving portion provided at the height of the upper surface of the floor body ,
Building the upper surface of the fixed plate portion and is integrally formed between the pillar receiving unit, characterized in that it comprises a reinforcing section for performing reinforcement of the pillar receiving portion.
前記柱脚金物に接する前記床体のうち前記柱脚金物に対応する位置は、前記柱脚金物のうち前記柱受け部よりも下方の部分の形状に対応して加工された状態となっていることを特徴とする建物。 In the building according to claim 3 or 4 ,
The position corresponding to the column base hardware of the floor body in contact with the column base hardware is in a state of being processed corresponding to the shape of the portion below the column receiving portion of the column base hardware. A building characterized by that.
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