JP6579680B1 - 金融商品の指値注文を行うための装置、方法及びそのためのプログラム - Google Patents

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Abstract

資産価格の変動スピードの速い金融商品の市場における取引において、所望の条件における指値注文を狙いやすくする。表示画面の第1の表示領域210に、LTP211Aを含む板情報211が表示される。それと同時に又はその前後に、第1の表示領域210の下方に配置された第2の表示領域220に、金融商品の売却を行うための売却領域221、購入を行うための購入領域222、売買数量の指定領域223、売買価格の指定領域224及びLTPを基準とした注文価格を表示する注文価格領域225が表示される。次に、売買価格の指定領域224がタップ又はクリックされたことを検出して、注文価格を所定の金額だけ増減させ、また注文価格領域225に表示される金額を更新する。LTPを基準として算出された注文価格は、LTPが変化した場合、再計算して注文価格領域225に再描画される。

Description

本発明は、金融商品の指値注文を行うための装置、方法及びそのためのプログラムに関する。
仮想通貨又は暗号通貨の特徴の1つとして、資産価格の変動性が極めて高いことが挙げられる。たとえば、ビットコインの2017年6月から2018年4月までのヒストリカル・ボラティリティ(HV)をみてみると、図1に示すように21日間の短期移動平均線(青線)では150%を超える場面があり、252日間の長期移動平均線(橙線)でも50〜100%のレンジで推移といったように、非常に高い水準となっている。
このようなHVの高い金融商品の市場における取引において指値注文のための価格及び数量の入力を行う場合、資産価格の変動に素早く追随し、いかに狙ったタイミングで注文を通せるかが重要となるところ、従来のユーザーインターフェース(UI)では、価格変動についていけないことが少なくない。
特に、デイトレード(短期売買)やスキャルピングトレード(超短期売買)といった短期間で注文から約定までを仕掛ける取引においては、より深刻な問題となる。また、仮想通貨又は暗号通貨の取引に限られず、株の銘柄、FXの通貨ペア等によってはHVが高く、類似の問題が生じ得る。また、HVはある程度一定であっても、金融商品の価格変動スピードが速い場合には、やはり狙った注文を通すことの難易度は高くなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、資産価格の変動スピードの速い金融商品の市場における取引において、所望の条件における指値注文を狙いやすくすることにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、金融商品の指値注文を行うための装置であって、表示画面の第1の表示領域に板情報を表示し、前記表示画面の前記第1の表示領域の下方に配置された第2の表示領域に、前記金融商品の売却のための売却領域、前記金融商品の購入のための購入領域、売買する数量の数量指定領域、売買する価格の価格指定領域及び注文価格を表示する注文価格領域を表示し、前記価格指定領域がタップ又はクリックされたことに応じて、前記注文価格領域に前記金融商品のLTP又は前記LTPに所定の金額を加算若しくは前記LTPから所定の金額を減算した価格を表示することを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記注文価格領域に表示される価格を、前記金融商品のLTPが変化したことに応じて更新することを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第2の態様において、コンピュータネットワークを介して通信可能なサーバから前記LTPを表すLTPデータを受信することを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれかの態様において、前記注文価格領域は、前記売却領域と前記購入領域との間の中央付近に配置されることを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、第1から第3のいずれかの態様において、前記注文価格領域は、前記第2の表示領域の中央付近の凸領域に少なくとも部分的に表示されることを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、第1から第5のいずれかの態様において、前記数量指定領域がタップ又はクリックされたことに応じて、前記第1の表示領域又は前記第2の表示領域に表示される数量を切り替えることを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、第6の態様において、切り替えられる前記数量は、前記数量指定領域に表示されることを特徴とする。
また、本発明の第8の態様は、第6又は第7の態様において、前記金融資産はビットコインであり、前記数量は1、0.5又は0.1のいずれかであることを特徴とする。
また、本発明の第9の態様は、第1から第8のいずれかの態様において、前記数量指定領域及び前記価格指定領域は、それぞれその右、左、上又は下に指定可能な数量及び価格のいずれが指定されているかを視覚的に示すインジケータを伴うことを特徴とする。
また、本発明の第10の態様は、第1から第9のいずれかの態様において、前記売却領域又は前記購入領域がタップ又はクリックされたことに応じて、指定された価格及び数量における前記金融商品の発注要求を送信することを特徴とする。
また、本発明の第11の態様は、第1から第10のいずれかの態様において、前記第2の表示領域のいずれかの領域がタップ、クリック又は長押しされたことに応じて、板領域、注文領域及び入力領域を有する詳細取引画面に前記表示画面を遷移させることを特徴とする。
また、本発明の第12の態様は、第11の態様において、前記注文領域は、前記板領域の下方に配置されることを特徴とする。
また、本発明の第13の態様は、第11又は第12の態様において、前記入力領域は、前記注文領域の下方に配置されることを特徴とする。
また、本発明の第14の態様は、第11から第13のいずれかの態様において、前記注文領域は、前記金融商品の売却を行うための売却領域及び前記金融商品の購入を行うための購入領域を含むことを特徴とする請求項11から13のいずれかに記載の装置。
また、本発明の第15の態様は、第14の態様において、前記注文領域は、前記入力領域を売買する数量のための第1の入力領域に切り替える第1の切替領域及び前記入力領域を売買する価格のための第2の入力領域に切り替える第2の切替領域を含むことを特徴とする。
また、本発明の第16の態様は、第15の態様において、前記第1の切替領域及び前記第2の切替領域の一方が前記売却領域の上方に配置され、他方が前記購入領域の上方に配置されることを特徴とする。
また、本発明の第17の態様は、第14から第16のいずれかの態様において、指定された価格及び数量による総発注価格を前記売却領域と前記購入領域の間に表示することを特徴とする。
また、本発明の第18の態様は、第11から第17のいずれかの態様において、前記入力領域は、前記数量指定領域により指定可能な数量の値又は前記価格指定領域により指定可能な増減金額の値のいずれかが0から9の数字に加えて表示されることを特徴とする。
また、本発明の第19の態様は、金融商品の指値注文を行うための方法であって、表示画面の第1の表示領域に板情報を表示するステップと、前記表示画面の前記第1の表示領域の下方に配置された第2の表示領域に、前記金融商品の売却のための売却領域、前記金融商品の購入のための購入領域、売買する数量の数量指定領域、売買する価格の価格指定領域及び注文価格を表示する注文価格領域を表示するステップとを含み、前記価格指定領域がタップ又はクリックされたことに応じて、前記注文価格領域に前記金融商品のLTP又は前記LTPに所定の金額を加算若しくは前記LTPから所定の金額を減算した価格を表示することを特徴とする。
また、本発明の第20の態様は、コンピュータに、金融商品の指値注文を行うための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、表示画面の第1の表示領域に板情報を表示するステップと、前記表示画面の前記第1の表示領域の下方に配置された第2の表示領域に、前記金融商品の売却のための売却領域、前記金融商品の購入のための購入領域、売買する数量の数量指定領域、売買する価格の価格指定領域及び注文価格を表示する注文価格領域を表示するステップとを含み、前記価格指定領域がタップ又はクリックされたことに応じて、前記注文価格領域に前記金融商品のLTP又は前記LTPに所定の金額を加算若しくは前記LTPから所定の金額を減算した価格を表示することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、金融商品の発注条件を板情報等の当該金融商品に関する情報を見ながらLTPを基準として指定可能とすることによって、資産価格の変動スピードが速い金融商品についても、所望の条件における指値注文の発注機会を狙いやすくすることができる。
ビットコインのヒストリカル・ボラティリティを示すチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかる金融商品の取引のためのUIを示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる金融商品の取引のためのUIを示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる金融商品の指値注文を行うための方法の流れ図である。 本発明の第1の実施形態にかかる無線端末について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態にかかる金融商品の取引のためのUIを示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかる金融商品の取引のためのUIを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図2に、本発明の第1の実施形態にかかる金融商品の取引のためのUIを示す。図2では、スマートフォンの表示画面のUI200が表示される例を示しているが、UI200は、スマートフォン以外にタブレット等の携帯端末とすることができる。また、携帯端末は無線端末とすることができる。ユーザー端末には、取引を行うためのアプリケーション(以下「アプリ」)がインストールされており、当該アプリの中でUI200は表示される。
ユーザー端末に表示されるUI200は、対象とする金融商品に関する第1の表示領域210と、第1の表示領域210の下方に配置された当該金融商品の指値注文を行うための第2の表示領域220とを備える。第2の表示領域220は、図2においては表示画面の下端に配されているが、必ずしも最下端である必要はない。
第1の表示領域210には、板情報211及びチャート情報212が含まれ、さらに約定履歴情報213、建玉情報214、証拠金情報215、損益情報216等を含むことができる。
第2の表示領域220には、当該金融商品の売却を行うための売却領域221、購入を行うための購入領域222、売買する数量の指定領域223及び売買する価格の指定領域224が含まれ、注文価格を表示する注文価格領域225、後述する詳細取引画面に遷移するためのアイコン226等をさらに含むことができる。これらの各領域は、第2の表示領域220においてその境界線が可視であることは必ずしも必要ではなく、また、矩形領域であることも必ずしも必要ではない。注文価格領域225は、第2の表示領域220ではなく第1の表示領域210のいずれかの位置に表示することも可能である。
売却領域221と購入領域222とは、売却と購入の誤操作を抑制するために隣り合わないことが望ましく、一方を第2の表示領域220の右端側に配置し、他方を左端側に配置することがさらに望ましい。そして、売却領域221と購入領域222との間に注文価格225が描画されることが望ましい。図2に示すように、注文価格225は第2の表示領域220の中央付近の凸領域に少なくとも部分的に描画することによって、指定した注文数量×指定した注文価格がいくらになるかが一目瞭然となり、注文金額に対する即時理解性を高めている。
本発明の一態様においては、当該アプリが開かれた際に、市場における最終取引価格(Last Trade Price(LTP))が売買価格として指定されて注文価格として注文価格領域225に表示される。また、売買価格の指定領域224には、LTPが指定されていることが示される。
そして、ユーザーが指定領域224をタップ又はクリックしたことに応じて、LTP211Aを基準としてあらかじめ定めた金額だけ増加又は減少させることができる。たとえば、図3の例は、指定領域224をタップすることで注文価格をLTP+1000円と定めて注文価格領域225を更新している。LTP211Aは市場において取引が約定するたびに変化し、その変化に追随して注文価格も変化していく。このようにすることによって、ユーザーは、刻々と変化する資産価格を基準とした所望の注文価格を指定した状態で、売却又は購入の発注機会を狙うことが可能となる。
ユーザー端末は、LTP211Aを含む板情報211を表示するために市場における取引データを有するサーバとコンピュータネットワークを介して継続的、定期的又は断続的に通信を行い、板情報211を表示するための板データを受信することができる。板データには、LTP211Aを表すLTPデータが含まれる。
図2及び3の例では、ワンタッチでLTPに所定の金額を加えた価格を指定し、さらにワンタッチでLTPから所定の金額を引いた価格を指定することができ、さらにワンタッチでLTPの指定に戻ることができる。ここでは3つの価格が指定可能となっているが、加算する金額を2段階、減算する金額を2段階として合計5つの価格を指定可能とするように、指定可能な金額の数は3つに限定されるものではない。売買価格の指定領域224の右、左、上又は下に指定可能な価格のいずれが指定されているかを視覚的に示すインジケータを配置してもよい。インジケータは、一列に配置された複数の点灯部とすることができる。また、加算又は減算の幅は、ユーザーが決定可能であり、それぞれ個別に決定可能としてもよい。
また、同一画面において、第2の表示領域220は売買数量の指定領域223も有することから、発注前に発注数量も指定しておくことができる。発注数量の指定についても、発注金額の指定と同様にワンタッチで切替可能とすることができ、また、指定可能な数量のいずれが指定されているかを視覚的に示すインジケータを配置することができる。また、切り替えられる複数の数量をユーザーが決定可能としてもよく、一例として、0.01BTC、0.05BTC、0.10BTC、0.50BTC、1.00BTCのうちの3つの中から切替可能とすることができる。
上述の処理をユーザー端末における流れ図として示すと図4のとおりである。すなわち、まず表示画面の第1の表示領域210に、LTP211Aを含む板情報211を表示する(S401)。図5に示すように、ユーザー端末510は、通信可能なサーバ520から金融商品の板情報211を表示するための板データを継続的、定期的又は断続的に受信し、板情報211を更新する。
それと同時に又はその前後に、第1の表示領域210の下方に配置された第2の表示領域220に、金融商品の売却を行うための売却領域221、購入を行うための購入領域222、売買数量の指定領域223、売買価格の指定領域224及びLTPを基準とした注文価格を表示する注文価格領域225を表示する(S402)。
次に、売買価格の指定領域224がタップ又はクリックされたことを検出して、すなわち指定領域224がタップ又はクリックされたことに応じて、注文価格を所定の金額だけ増減させ、また注文価格領域225に表示される金額を更新する(S403)。LTPを基準として算出された注文価格は、ユーザー端末において記憶され、LTPが変化した場合、再計算して注文価格領域225に再描画される。LTPを基準として算出される注文価格は、注文価格領域225に表示する必要はあるものの、LTPに基づいて発注時に指定可能であればよく、その値自体を記憶して保持し続けておくことは必ずしも必要ではない。
注文価格の更新の前又は後に、売買数量の指定領域223がタップ又はクリックされたことを検出して、すなわち指定領域223がタップ又はクリックされたことに応じて、注文数量を所定の数量に切り替えて数量指定領域223に表示する(S404)。切替後の売買数量は、発注時に指定可能であればよく、その値又はそれを特定可能な当該値に対応するデータを記憶しておけばよい。また、指定された数量は、数量指定領域223に必ずしも表示しなくともよく、第1の表示領域210又は第2の表示領域220のいずれかの位置に表示してもよい。
ユーザーは、指定した価格及び数量でLTPの変動に合わせて所望のタイミングで売却領域221又は購入領域222をタップ又はクリックすることによってユーザー端末510に対して発注を指示し、ユーザー端末510は、発注指示がなされたことを検出して、すなわち発注指示がなされたことに応じて、指定された価格及び数量での発注要求を取引市場を提供するコンピュータに向けて送信する(S405)。
上述のユーザー端末510は、通信インターフェースなどの通信部511と、プロセッサ、CPU等の処理部512と、メモリ、ハードディスク等の記憶装置又は記憶媒体を含む記憶部513とを備え、各処理を行うためのプログラムを実行することによって構成することができる。当該プログラムは、1又は複数のプログラムを含むことがあり、また、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録して非一過性のプログラムプロダクトとすることができる。
なお、「××のみに基づいて」、「××のみに応じて」、「××のみの場合」というように「のみ」との記載がなければ、本明細書においては、付加的な情報も考慮し得ることが想定されていることに留意されたい。
また、念のため、なんらかの方法、プログラム、端末、装置、サーバ又はシステム(以下「方法等」)において、本明細書で記述された動作と異なる動作を行う側面があるとしても、本発明の各態様は、本明細書で記述された動作のいずれかと同一の動作を対象とするものであり、本明細書で記述された動作と異なる動作が存在することは、当該方法等を本発明の各態様の範囲外とするものではないことを付言する。
また、本明細書及びその添付図面に示されたUIは、仮想通貨又は暗号通貨を含む金融商品の取引機能付き電子計算機において、灰色に着色した部分を部分意匠として開示するものでもある。灰色に着色された第2の表示領域220の内部において濃灰色に着色された「売り」又は「買い」の取引ボタンは、その境界が部分意匠として意匠登録を受けようとする部分とその他の部分との境界のみを示す線であると解することができる。また、アイコン226についてもその境界が部分意匠として意匠登録を受けようとする部分とその他の部分との境界のみを示す線であると解することができ、インジケータを構成する各点灯部についても同様であり、本明細書及びその添付図面は、これらの任意の組み合わせにおいて、各種部分意匠を開示するものである。電子計算機としては、スマートフォン、タブレット等が挙げられる。
図2又は3に表された画像は、金融商品の発注条件を板情報等の当該金融商品に関する情報を見ながら指定するための画像であり、取引の実行に進むための取引ボタンと、取引を行う条件を指定するための条件指定領域の近傍に一列に配置された複数の点灯部とが表示される。各複数の点灯部は、当該複数の点灯部の近傍の条件指定領域によって指定された取引条件を視覚的に表すインジケータとして機能する。そして、数量指定領域へのタップ等の操作に応じて取引を行う数量が変化し、当該数量に対応して近傍に配置されたインジケータの点灯パターンが変化する。また、価格指定領域へのタップ等の操作に応じて取引を行う価格が変化し、当該価格に対応して近傍に配置されたインジケータの点灯パターンが変化する。価格については、LTP、LTP+1000円、LTP−1000円等のLTPを基準として予め定められた価格が指定可能である。このように条件を指定して取引ボタンのタップ等の操作を行うことで、資産価格の変動スピードが速い金融商品についても、売却又は購入の取引の実行に確実に進むことができる。
(第2の実施形態)
ユーザーによっては、LTPを基準とした価格ではなく、板情報211に表示されたいずれかの買値又は売値を基準とした発注を行いたいことがある。図6の例では、買値871841円をユーザーがタップ又はクリックすることによって選択したことに応じて、注文価格として当該金額を注文価格領域225に表示している。選択された売買価格は、発注時に指定可能であればよく、その値又はそれを特定可な当該値に対応するデータを記憶しておけばよい。
図6では、売買価格の指定領域224に買値又は売値600がユーザーによって選択されたことを示す「選択」という表示がなされており、当該指定領域224がタップ又はクリックされた場合、注文価格をLTP又はLTPから所定の金額を増減した価格に変更することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態にかかるUI200を用いることによって変動する金融商品の価格にリアルタイムに追随した発注の確実性が大きく高まるものの、第1の表示領域210と同一画面に表示可能な発注のための第2の表示領域220の大きさには限りがあることから、精緻な条件指定は行いづらい。
そこで、第3の実施形態では、第2の表示領域220に含まれるアイコン226がタップ、クリック、長押し等されることに応じて、詳細取引のためのUI700に遷移する。ここで、遷移は、アイコン226のタップ等以外に、売却領域221又は購入領域224の長押し等によって行われてもよく、また、第2の表示領域221の売却領域又は購入領域224以外の領域のタップ、クリック、長押し等によって行われてもよい。
UI700は、板領域710と、板領域710の下方に配置された注文領域720と、注文領域の下方又は上方に配置された入力領域730とを有する。入力領域730は注文領域720の下方に配置するのが好ましい。
注文領域720には、金融商品の売却を行うための売却領域721及び購入を行うための購入領域722が含まれ、また、入力領域730を売買する数量のための第1の入力領域に切り替える第1の切替領域723及び当該入力領域730を売買する価格のための第2の入力領域に切り替える第2の切替領域724が含まれてもよい。また、注文領域720には、指定された価格及び数量による総発注価格を表示してもよく、これは、売却領域721と購入領域722との間に描画することが好ましい。売却領域721と購入領域722とは、売却と購入の誤操作を抑制するために隣り合わないことが望ましく、一方を注文領域720の右端側に配置し、他方を左端側に配置することがさらに望ましい。
入力領域730を有することによって、UI700では、詳細な取引条件の指定を行うことができる。入力領域730には、第1の入力領域の際には、第1の実施形態にかかるUI200が有する数量指定領域223により指定可能な数量の値を0から9の数字に加えて表示し、第2の入力領域の際には、当該UI200が有する価格指定領域224により指定可能な増減金額の値を0から9の数字に加えて表示することができる。また、入力領域730には、0から9の数字に加えて小数点を入力可能に表示してもよい。
200 UI
210 第1の表示領域
211 板情報
211A LTP
212 チャート情報
213 約定情報
214 建玉情報
215 証拠金情報
216 損益情報
220 第2の表示領域
221 売却領域
222 購入領域
223 数量指定領域
224 価格指定領域
225 注文価格領域
226 アイコン
510 携帯端末
511 通信部
512 処理部
513 記憶部
520 サーバ
600 買値
700 UI
710 板領域
720 注文領域
721 売却領域
722 購入領域
723 第1の切替領域
724 第2の切替領域
730 入力領域

Claims (10)

  1. 金融商品の指値注文を行うための装置であって、
    表示画面の第1の表示領域に板情報を表示し、
    前記表示画面の前記第1の表示領域の下方に配置された第2の表示領域に、前記金融商品の売却のための売却領域、前記金融商品の購入のための購入領域、売買する数量の数量指定領域、売買する価格の価格指定領域及び注文価格を表示する注文価格領域を表示し、
    前記価格指定領域がタップ又はクリックされたことに応じて、前記注文価格領域に前記金融商品のLTP又は前記LTPに所定の金額を加算若しくは前記LTPから所定の金額を減算した価格を表示し、
    前記価格指定領域は、その右、左、上又は下に指定可能な価格のいずれが指定されているかを視覚的に示すインジケータを伴うことを特徴とする装置。
  2. 前記注文価格領域に表示される価格を、前記金融商品のLTPが変化したことに応じて更新することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記注文価格領域は、前記売却領域と前記購入領域との間の中央付近に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記注文価格領域は、前記第2の表示領域の中央付近の凸領域に少なくとも部分的に表示されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記数量指定領域がタップ又はクリックされたことに応じて、前記第1の表示領域又は前記第2の表示領域に表示される数量を切り替えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の装置。
  6. 前記数量指定領域は、その右、左、上又は下に指定可能な数量のいずれが指定されているかを視覚的に示すインジケータを伴うことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の装置。
  7. 前記売却領域又は前記購入領域がタップ又はクリックされたことに応じて、指定された価格及び数量における前記金融商品の発注要求を送信することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の装置。
  8. 前記第2の表示領域のいずれかの領域がタップ、クリック又は長押しされたことに応じて、板領域、注文領域及び入力領域を有する詳細取引画面に前記表示画面を遷移させることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の装置。
  9. 金融商品の指値注文を行うための方法であって、
    表示画面の第1の表示領域に板情報を表示するステップと、
    前記表示画面の前記第1の表示領域の下方に配置された第2の表示領域に、前記金融商品の売却のための売却領域、前記金融商品の購入のための購入領域、売買する数量の数量指定領域、売買する価格の価格指定領域及び注文価格を表示する注文価格領域を表示するステップと
    を含み、
    前記価格指定領域がタップ又はクリックされたことに応じて、前記注文価格領域に前記金融商品のLTP又は前記LTPに所定の金額を加算若しくは前記LTPから所定の金額を減算した価格を表示し、
    前記価格指定領域は、その右、左、上又は下に指定可能な価格のいずれが指定されているかを視覚的に示すインジケータを伴うことを特徴とする方法。
  10. コンピュータに、金融商品の指値注文を行うための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、
    表示画面の第1の表示領域に板情報を表示するステップと、
    前記表示画面の前記第1の表示領域の下方に配置された第2の表示領域に、前記金融商品の売却のための売却領域、前記金融商品の購入のための購入領域、売買する数量の数量指定領域、売買する価格の価格指定領域及び注文価格を表示する注文価格領域を表示するステップと
    を含み、
    前記価格指定領域がタップ又はクリックされたことに応じて、前記注文価格領域に前記金融商品のLTP又は前記LTPに所定の金額を加算若しくは前記LTPから所定の金額を減算した価格を表示し、
    前記価格指定領域は、その右、左、上又は下に指定可能な価格のいずれが指定されているかを視覚的に示すインジケータを伴うことを特徴とするプログラム。
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