JP6576856B2 - 液圧シリンダの制御装置 - Google Patents

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本発明は、各種の産業機械類の駆動源として使用される液圧シリンダの制御装置に関する。
従来より、リフターなどの昇降駆動のために、油圧シリンダがしばしば用いられる。
図6には一般的なリフター1の概略の構成の例が、図7には従来の油圧シリンダの制御装置80が、それぞれ示されている。
図6に示すリフター1は、キャスター14が設けられた台車12の上に、軸17で回動可能な支持脚15,16が配置され、その上にテーブル13が載置される。支持脚15,16の間に油圧シリンダ11が設けられ、油圧シリンダ11のロッド111が伸長するとテーブル13が上昇し、収縮するとテーブル13が下降する。
図7において、ポンプからの油圧PM11は、チェック弁83および第1のパイロットチェック弁81を介して油圧シリンダ11のシリンダ室11aに接続される。チェック弁83と第1のパイロットチェック弁81との間の管路KR11とタンクTとの間に、第2のパイロットチェック弁82が接続される。これら第1および第2のパイロットチェック弁81,82に対して、共通のパイロット圧PP11が供給される。
リフター1を上昇させるときは、ポンプからの油圧PM11を第1のパイロットチェック弁81を介してシリンダ室11aに供給し、ロッド111を伸長させる。リフター1を下降させるときは、油圧PM11を供給することなく、パイロット圧PP11を供給し、第1および第2のパイロットチェック弁81,82を開状態とする。これにより、テーブル13などの自重によりロッド111が下降し、シリンダ室11aの油をこれら第1および第2のパイロットチェック弁81,82を介してタンクTに排出する。
特許文献1および2には、液圧シリンダの制御装置の例が開示されている。
特開2011−148583号公報 特開平11−336116号公報
図7で示すようにシリンダ室11aから油を排出する回路に第1と第2の2つのパイロットチェック弁81,82を設ける理由は、装置の信頼性を向上させるためである。
すなわち、もし弁や管路などに何らかの異常が発生した場合であっても、テーブル13などが不測に下降することがないよう、2つのパイロットチェック弁81,82を設けて安全性を二重化することが行われている。
ところが、もしパイロットチェック弁81,82の一方に異常が発生した場合に、その異常が共通のパイロット圧PP11の回路または管路KR11を介して他方に影響を与え、それが誤作動につながる恐れがないとは言えなかった。
つまり、第1のパイロットチェック弁81は、図の下側の一端がタンクTではなくチェック弁83の上端の管路KR11に接続されているため、ここに背圧が発生する可能性がある。もしも第1のパイロットチェック弁81に漏れが発生した場合に、漏れた油によって管路KR11に背圧が発生し、それがパイロット圧PP11の回路に廻り込んで第2のパイロットチェック弁82を開状態とする可能性が考えられる。その場合には、2つのパイロットチェック弁81,82で安全性を二重化しているにも係わらず、実際には完全な二重化とはなっていないこととなる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、2つのパイロットチェック弁による二重化を確実にして信頼性を一層向上させることを目的とする。
本発明の一実施形態に係る装置は、シリンダ室に液体を給排することによってピストンを移動させるための液圧シリンダの制御装置であって、前記シリンダ室に一端側が接続された第1のパイロットチェック弁と、前記第1のパイロットチェック弁の他端側とタンク側との間に接続された第2のパイロットチェック弁と、前記シリンダ室の液体を排出するときに前記第1のパイロットチェック弁および前記第2のパイロットチェック弁にパイロット圧を加えてこれらを開くためのパイロット回路と、を有し、前記パイロット回路には、前記第2のパイロットチェック弁に加わるパイロット圧を前記第1のパイロットチェック弁に加わるパイロット圧よりも時間的に遅くするものであり、前記第1のパイロットチェック弁が開く前記パイロット圧よりも圧力の高い前記パイロット圧により切り替わって前記パイロット圧を時間差を設けて前記第2のパイロットチェック弁に供給するための遅延部材が設けられる。
好ましくは、前記遅延部材は、シーケンス弁である。また、パイロット圧によって動作する他の切り替え弁を用いることができる。
また好ましくは、前記第1のパイロットチェック弁は、外部パイロット式である。
また、前記パイロット回路には、前記パイロット圧を供給するための手動式のポンプが設けられる。なお、手動式とは、手による操作のみならず、足その他による操作をも含む。
また、前記第2のパイロットチェック弁には、前記シリンダ室の液体を排出するときの流量を調節して前記ピストンの移動速度を調整するための絞り調整弁が直列に接続される。
また、前記第1のパイロットチェック弁と前記第2のパイロットチェック弁とが接続される回路に、前記シリンダ室に液体を供給するための液圧ポンプがチェック弁を介して接続される。
また、前記液圧ポンプは、シリンダと、前記シリンダ内を摺動するポンプピストンと、前記シリンダの両端を閉塞するヘッドカバーおよびロッドカバーと、前記ロッドカバーを貫通して前記ポンプピストンと一体的に移動するポンプロッドと、前記ポンプロッドを往復移動させるための駆動操作部材と、を有し、前記ポンプピストンと前記ヘッドカバーとの間のピストン側室から吐出される液体を前記シリンダ室に供給する。
また、平常時には前記ポンプピストンと前記ロッドカバーとの間のロッド側室をタンク側に接続するとともに、前記ピストン側室の液圧が所定値よりも高くなったときに前記ロッド側室を前記ピストン側室に接続するよう切り替わって差動回路とするための切替え弁が設けられる。
また、前記ピストンは、前記シリンダ室に液体が供給されたときに移動して押し動作を行い、外力により押されかつ前記第1のパイロットチェック弁および前記第2のパイロットチェック弁が開いたときに前記シリンダ室の液体を前記タンク側に排出するよう移動して引き動作を行う。
本発明によると、2つのパイロットチェック弁による二重化を確実にして信頼性を一層向上させることができる。
本発明の一実施形態の油圧シリンダの制御装置の回路を示す図である。 手動式の油圧ポンプの回路の部分を拡大して示す図である。 制御装置に用いられるパイロットチェック弁の構造の例を示す図である。 油圧シリンダの上昇時の各部の動作の様子を示すタイミング図である。 油圧シリンダの下降時の各部の動作の様子を示すタイミング図である。 リフターの概略の構成の例を示すである。 従来の油圧シリンダの制御装置の回路を示す図である。
図1には、本発明の一実施形態の油圧シリンダの制御装置2の回路が、図2には手動式の油圧ポンプ31の回路の部分の拡大図が、図3には制御装置2に用いられるパイロットチェック弁39の構造の例が、それぞれ示されている。
図1において、制御装置2は、油圧シリンダ11のシリンダ室11aに圧油を給排することによってピストン112を移動させるための装置である。制御装置2は、電力で油圧シリンダ11の駆動および制御を行う電気制御部と、電力が供給されない場合に手動で駆動および制御を行う手動制御部とを有する。
電気制御部は、モータ22、油圧ポンプ21、電磁式の切替え弁24、26、28、リリーフ弁25、チェック弁35、絞り調整弁41、および図示しない制御回路部材などから構成される。
手動制御部は、手動式の油圧ポンプ31,36、チェック弁32,37、リリーフ弁33,38、第1のパイロットチェック弁39、第2のパイロットチェック弁40、シーケンス弁42などから構成される。
切替え弁26および第1のパイロットチェック弁39は、油圧シリンダ11と一体的に組み込まれたシリンダモジュール3として構成され、油圧ポンプ21およびモータ22はポンプモジュール5として構成され、それ以外の部材は制御モジュール4として構成される。
シリンダモジュール3と制御モジュール4との間は、ホース27,28によって油路が接続されている。油圧シリンダ11は、例えば図6に示すリフター1に取り付けて使用される。
制御装置2の電気制御部において、モータ22で駆動される油圧ポンプ21からは、リリーフ弁25で調整された圧力の油圧PM1が出力される。切替え弁24がオンすると、チェック弁35および切替え弁26を介してシリンダ室11aに圧油が供給される。これによって油圧シリンダ11は上昇駆動する。油圧シリンダ11のロッド側室11bの圧油はタンク23に排出される。
切替え弁26,28がオンすると、自重でピストン112が下降し、シリンダ室11aの圧油は切替え弁26,28および絞り調整弁41を介してタンク23に排出される。
制御装置2の手動制御部において、上でも述べたように、シリンダ室11aに一端側が接続された第1のパイロットチェック弁39、第1のパイロットチェック弁39の他端側とタンク23の側との間に接続された第2のパイロットチェック弁40、および、シリンダ室11aの圧油を排出するときに第1のパイロットチェック弁39および第2のパイロットチェック弁40にパイロット圧PP1,2を供給してこれらを開くためのパイロット回路KP1を有する。
パイロット回路KP1には、第2のパイロットチェック弁40に加わるパイロット圧PP2を第1のパイロットチェック弁39に加わるパイロット圧PP1よりも時間的に遅くするための遅延部材であるシーケンス弁42が設けられている。
シーケンス弁42は、パイロット圧PP1により切り替わってそのパイロット圧PP1をパイロット圧PP2として第2のパイロットチェック弁40に供給する。
本実施形態において、第1のパイロットチェック弁39は外部パイロット式であり、第2のパイロットチェック弁40は内部パイロット式である。しかし、これに限ることはなく、例えば第2のパイロットチェック弁40を外部パイロット式としてもよい。
パイロット回路KP1には、パイロット圧PP1,2を供給するための手動式のポンプ36が設けられている。ポンプ31,36は足踏み式でもよい。
第2のパイロットチェック弁40には、シリンダ室11aの圧油を排出するときの流量を調節してピストン112の移動速度を調整するための絞り調整弁41が直列に接続されている。絞り調整弁41として、ニードル弁または圧力補償付きの流量調整弁などを用いることができる。
第1のパイロットチェック弁39と第2のパイロットチェック弁40とが接続される管路KR1に、シリンダ室11aに圧油を供給するための手動式の油圧ポンプ31がチェック弁35を介して接続されている。
図2に示すように、手動式の油圧ポンプ31は、シリンダ311と、シリンダ311内を摺動するポンプピストン312と、シリンダ311の両端を閉塞するヘッドカバー314およびロッドカバー315と、ロッドカバー315を貫通してポンプピストン312と一体的に移動するポンプロッド313と、ポンプロッド313を往復移動させるための駆動操作部材316とを有する。ポンプピストン312とヘッドカバー314との間にピストン側室31aが形成され、ポンプピストン312とロッドカバー315との間にロッド側室31bが形成される。
ユーザが駆動操作部材316を操作することによって、ピストン側室31aから吐出される油圧PM2を、油圧シリンダ11のシリンダ室11aに供給する。
油圧ポンプ31のピストン側室31aとロッド側室31bとの間に、油圧ポンプ31の圧油の吐出動作を差動に切り替えるための切替え弁34が設けられている。
つまり、切替え弁34は、平常時にはロッド側室31bをタンク23の側に接続するとともに、ピストン側室31aの圧油が設定値Psaよりも高くなったときに、それをパイロット圧とし、ロッド側室31bをピストン側室31aに接続するよう切り替わって差動回路とする。
図1に戻って、油圧シリンダ11のピストン112は、シリンダ室11aに圧油が供給されたときに移動して押し動作を行ってテーブル13などを上昇させる。また、テーブル13やロッド111の自重などの外力により押されかつ第1および第2のパイロットチェック弁39,40が開いたときに、シリンダ室11aの圧油をタンク23の側に排出するよう移動して引き動作を行う。
図3において、第1のパイロットチェック弁39は、ボディ51内の空間にバネ53で付勢された弁体52が摺動可能に設けられ、通常は弁座53に当接し、ポートPT2からポートPT1への流路を塞いでいる。ポートPT3にパイロット圧PPが供給されると、ピストン56および押しロッド55が移動し、これによって弁体52が押されて弁座53から離れ、ポートPT2からポートPT1への流路が流通する。
ポートPT4はタンク23に接続されており、漏れた圧油はタンク23に排出されるよになっている。つまり、例えば、パッキン57の劣化などによって弁室54の圧油がパイロット側に漏れたとしても、漏れた圧油は全てポートPT4からタンク23に排出されるため、これがポートPT3に流れ込んでパイロット圧PPに影響を与えることはない。
このように、第1のパイロットチェック弁39は外部パイロット式であるため、内部に不具合が発生したとしてもその不具合を他に伝搬させることがない。
次に、制御装置2の手動時の動作について説明する。
図4には油圧シリンダ11の手動時による上昇時の各部の動作の様子を示すタイミング図が、図5には手動時による下降時の各部の動作の様子を示すタイミング図が、それぞれ示されている。
図4において、油圧シリンダ11の上昇時には、時点t1またはそれ以前から手動式の油圧ポンプ31を繰り返し押し引きすることにより、油圧PM2が間欠的に発生しかつ増大していく。これにともなって、油圧シリンダ11のシリンダ室11aに供給される油圧PM4も徐々に増大していく。時点t2において油圧PM4がある一定の値になると、油圧シリンダ11が上昇を開始する。時点t3、時点t4と経過するにつれて、油圧シリンダ11が上昇を継続する。
時点t5において、油圧PM2が切替え弁34をパイロット圧として作動させる設定値Psaに達すると、切替え弁34がオフからオンに切り替えられ、差動回路となる。これにより、油圧PM2,4がさらに増大し、油圧シリンダ11の推力が増大し、負荷に抗して所定のストロークSTaまで上昇させることができる。
このように、手動式の油圧ポンプ31を用いた場合でも、切替え弁34によって差動回路とすることにより、出力される油圧PM2,4を増大させて油圧シリンダ11の推力を増大させることができる。
図5において、油圧シリンダ11の下降時には、時点t11において手動式の油圧ポンプ36を操作して押すことにより、パイロット圧PPが徐々に増大していく。このときには、第1のパイロットチェック弁39にのみパイロット圧PP1が供給され、第2のパイロットチェック弁40には供給されない。
時点t12において、パイロット圧PPが圧力PPaに達すると、第1のパイロットチェック弁39が開く。さらにパイロット圧PPが増大し時点t13において圧力PPbに達すると、シーケンス弁42がオンに切り替わる。シーケンス弁42の切り替わりによって、第2のパイロットチェック弁40にパイロット圧PP2が供給され、時点t14において第2のパイロットチェック弁40が開く。これによって、第1および第2のパイロットチェック弁39,40の両方が開状態となり、油圧シリンダ11のシリンダ室11aの圧油がタンク23に接続され、排出される。これにより油圧シリンダ11の下降が開始され、時点t16で下降端に至る。
また、他の例として、油圧ポンプ36を押すことによって油圧シリンダ11が下降中である場合に、時点t17において油圧ポンプ36を戻すと、時点t18においてパイロット圧PPが低下し、第1および第2のパイロットチェック弁39,40が閉じる。これによって、油圧シリンダ11の下降は中断され、中間位置において停止することになる。
つまり、油圧シリンダ11の下降中の任意の時点で油圧ポンプ36を戻すことにより、第1および第2のパイロットチェック弁39,40を閉じて油圧シリンダ11を中間停止させることができる。
このように、第1および第2のパイロットチェック弁39,40を設け、かつシーケンス弁42を設けることにより、2つの第1および第2のパイロットチェック弁39,40の動作に時間差を設けることができる。これにより、パイロット用の油圧ポンプ36が手動式であることによるパイロット圧PPの不安定さに起因する第1および第2のパイロットチェック弁39,40の振動などを抑え、動作を安定化させることができる。
つまり、油圧ポンプ36のパイロット圧PPが不安定であることによって、第1または第2のパイロットチェック弁39,40などが完全に動作せず部分的に開いた状態となることがあるが、これによる影響を抑えることができる。
なお、シーケンス弁42の設定圧力は、第1のパイロットチェック弁39を開くのに必要な圧力値以上であって、かつ第1のパイロットチェック弁39に故障が発生した際にパイロット圧PP1に発生し得る圧力値以上に設定すればよい。
さらに、シーケンス弁42の存在によって、パイロット圧PP1,2の間を時間的に遮蔽して悪影響の伝搬をなくし、2つのパイロットチェック弁による二重化を確実にして信頼性を一層向上させることができる。
つまり、もし、第1のパイロットチェック弁39に不具合が発生して圧油がパイロット圧PP1の回路に漏れた場合であっても、それによってシーケンス弁42および第2のパイロットチェック弁40が開状態となることはなく、二重化の信頼性は極めて高い。
また、上に述べたように、第1のパイロットチェック弁39は外部パイロット式であるため、一方の不具合が他方に伝搬することがなく、これと相まって二重化による制御の信頼性は極めて高い。
上に述べた実施形態において、第1および第2のパイロットチェック弁39,40に代えて、パイロットチェック弁の一種であるカウンターバランス弁を用いることも可能である。シーケンス弁42に代えて、パイロット圧PPによって動作する他の切り替え弁を用いることができる。油圧ポンプ31,36として種々の構造のポンプを用いることができる。
その他、制御装置2の各部または全体の構成、構造、回路、形状、個数、配置、タイミングなどは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができる。
2 制御装置
11 油圧シリンダ(液圧シリンダ)
11a シリンダ室
112 ピストン
23 タンク
31 油圧ポンプ(手動式の液圧ポンプ)
311 シリンダ
312 ポンプピストン
313 ポンプロッド
314 ヘッドカバー
315 ロッドカバー
316 駆動操作部材
31a ピストン側室
31b ロッド側室
34 切替え弁
35 チェック弁
36 油圧ポンプ(手動式のポンプ)
39 第1のパイロットチェック弁
40 第2のパイロットチェック弁
41 絞り調整弁
42 シーケンス弁(遅延部材)
KP1 パイロット
PP1,2 パイロット圧
KR1 管路

Claims (10)

  1. シリンダ室に液体を給排することによってピストンを移動させるための液圧シリンダの制御装置であって、
    前記シリンダ室に一端側が接続された第1のパイロットチェック弁と、
    前記第1のパイロットチェック弁の他端側とタンク側との間に接続された第2のパイロットチェック弁と、
    前記シリンダ室の液体を排出するときに前記第1のパイロットチェック弁および前記第2のパイロットチェック弁にパイロット圧を加えてこれらを開くためのパイロット回路と、
    を有し、
    前記パイロット回路には、前記第2のパイロットチェック弁に加わるパイロット圧を前記第1のパイロットチェック弁に加わるパイロット圧よりも時間的に遅くするものであり、前記第1のパイロットチェック弁が開く前記パイロット圧よりも圧力の高い前記パイロット圧により切り替わって前記パイロット圧を時間差を設けて前記第2のパイロットチェック弁に供給するための遅延部材が設けられている、
    ことを特徴とする液圧シリンダの制御装置。
  2. 前記遅延部材は、シーケンス弁である、
    請求項1記載の液圧シリンダの制御装置。
  3. 前記遅延部材は、切り替え弁である、
    請求項1記載の液圧シリンダの制御装置。
  4. 前記第1のパイロットチェック弁は、外部パイロット式である、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の液圧シリンダの制御装置。
  5. 前記パイロット回路には、前記パイロット圧を供給するための手動式のポンプが設けられている、
    請求項1ないしのいずれかに記載の液圧シリンダの制御装置。
  6. 前記第2のパイロットチェック弁には、前記シリンダ室の液体を排出するときの流量を調節して前記ピストンの移動速度を調整するための絞り調整弁が直列に接続されている、
    請求項1ないしのいずれかに記載の液圧シリンダの制御装置。
  7. 前記第1のパイロットチェック弁と前記第2のパイロットチェック弁とが接続される回路に、前記シリンダ室に液体を供給するための手動式の液圧ポンプがチェック弁を介して接続されている、
    請求項1ないしのいずれかに記載の液圧シリンダの制御装置。
  8. 前記液圧ポンプは、
    シリンダと、
    前記シリンダ内を摺動するポンプピストンと、
    前記シリンダの両端を閉塞するヘッドカバーおよびロッドカバーと、
    前記ロッドカバーを貫通して前記ポンプピストンと一体的に移動するポンプロッドと、
    前記ポンプロッドを往復移動させるための駆動操作部材と、
    を有し、
    前記ポンプピストンと前記ヘッドカバーとの間のピストン側室から吐出される液体を前記シリンダ室に供給する、
    請求項記載の液圧シリンダの制御装置。
  9. 平常時には前記ポンプピストンと前記ロッドカバーとの間のロッド側室をタンク側に接続するとともに、前記ピストン側室の液圧が所定値よりも高くなったときに前記ロッド側室を前記ピストン側室に接続するよう切り替わって差動回路とするための切替え弁が設け
    られている、
    請求項記載の液圧シリンダの制御装置。
  10. 前記ピストンは、前記シリンダ室に液体が供給されたときに移動して押し動作を行い、外力により押されかつ前記第1のパイロットチェック弁および前記第2のパイロットチェック弁が開いたときに前記シリンダ室の液体を前記タンク側に排出するよう移動して引き動作を行う、
    請求項1ないしのいずれかに記載の液圧シリンダの制御装置。
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