JP6575948B2 - アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法、アクセスポイント、およびステーション - Google Patents

アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法、アクセスポイント、およびステーション Download PDF

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Description

本出願は、2015年3月24日に中国特許庁に提出された、「METHOD FOR SENDING UPLINK MULTI−USER TRANSMISSION TRIGGER FRAME、ACCESS POINT、AND STATION」と題する出願番号PCT/CN2015/074951の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明の実施形態は、通信技術の分野に関し、特に、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法、アクセスポイント、およびステーションに関する。
直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略してOFDM)は、現在の無線通信の基本的な伝送モードであり、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、略してLTE)、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(Worldwide Interoperability for Microwave Access、略してWiMAX)、およびワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、略してWiFi)などの無線通信システムに広く応用されている。さらに、OFDMは、固定されたネットワーク伝送、例えば、光ファイバ、銅撚り線、およびケーブルなどの伝送モードにさらに適用される。OFDMの基本原理は、サブキャリアが直交することが保証される場合に、サブキャリア間の間隔が最小に圧縮されることである。これにより、互いに干渉しない複数の並列経路が形成されることが保証されるとともに、システムの周波数利用効率が向上する。OFDMは上記の特徴を有するので、互いに干渉しないOFDMサブキャリアが複数のユーザに割り当てられれば、OFDMを使用してマルチユーザアクセスまたはマルチユーザデータ伝送を実現することができる。OFDMAを使用して並列マルチユーザデータ伝送を実現することができ、データ伝送の並行性が改善されることが分かる。
さらに、多重入力多重出力(Multiple−Input Multiple−Output、略してMIMO)技術は、送信(受信)電力を効果的に改善し、通信システムの信頼性を効果的に向上させるために、送信(受信)ビームフォーミングを提供することができる。さらに、MIMO技術は、システムのスループットを多く向上させ、通信システムの速度を効果的に向上させるために、さらなる空間的自由度を生成することができる。MIMO技術のこれらの利点のために、MIMO技術は、802.11n標準プロトコルおよび802.11ac標準プロトコルにおける重要な技術の1つになっている。さらに、ビームフォーミング技術が使用されるので、送信側は、多重空間フローを使用して複数のユーザにデータを送信することができ、または異なる空間フローで複数のユーザによって送信されたデータを受信することができるので、並列マルチユーザデータ伝送を実現し、データ伝送の並行性を向上させることができる。
現在、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、略してOFDMA)モード、マルチユーザMIMO(Multi−User MIMO、MU−MIMO)モード、またはOFDMAおよびMU−MIMOハイブリッド伝送モードが、アップリンクマルチユーザ伝送で一般的に使用されている。ステーション(Station、略してSTA)は、アクセスポイント(Access Point、略してAP)を用いて、ステーションの送信構成およびパラメータ、例えば、特定の使用されるスペクトルリソースブロック、使用される空間フローの数、使用される変調および符号化方式、ならびに時間同期情報を知る必要がある。したがって、アクセスポイントがアップリンクマルチユーザ伝送を実行するようにステーションをトリガする方法には、大きな注目が集まっている。しかしながら、アクセスポイントによってトリガされるアップリンクマルチユーザ伝送では、アクセスポイントがトリガフレームを送信する時刻をステーションが知らない場合には、ステーションは、アップリンク伝送を実行するトリガフレームを受信するためにチャネルを聴取し続ける必要がある。これは、ステーションの省電力のために不便である。
従来技術では、アクセスポイントは、ビーコン(Beacon)フレームを使用してトリガフレームスケジューリング情報要素を周期的にブロードキャストし、トリガフレームスケジューリング情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻と、このビーコンフレームの後に送信されるトリガフレームの数と、を運ぶ。さらに、アクセスポイントは、トリガフレームを送信する際に、トリガフレームの送信時刻と次のトリガフレームの送信時刻との間の送信間隔をトリガフレームに追加することができ、すなわち、送信間隔の後に、アクセスポイントは再びトリガフレームを送信する。
しかしながら、アクセスポイントがトリガフレームの送信時刻と次のトリガフレームの送信時刻との間の送信間隔を各トリガフレームに加えると、トリガフレームのトリガ信号がトリガフレームの物理層プリアンブルにあるので、シグナリングリソースのこの部分は比較的貴重であり、比較的大きなシグナリングオーバーヘッドが生じる。ステーションがトリガフレームを正常に受信しなかった場合には、ステーションは次のトリガフレームの送信時刻を取得することができない。したがって、信頼性は比較的低い。そこで、本発明は、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知り、適切な時間内に受信状態を維持するという技術的効果を達成する。
本発明の実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法、アクセスポイント、およびステーションを提供し、それによって、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知り、適切な期間内に受信状態を維持する。
第1の態様によれば、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法が提供され、本方法は、
アクセスポイントによって、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをステーションに送信するステップであって、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期を取得するためにステーションによって使用される、ステップと、
アクセスポイントによって、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップと、
アクセスポイントによって、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合するステップと、
競合が成功した後に、アクセスポイントによって、トリガフレームをステーションに送信するステップであって、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点である、ステップと、
を含む。
第1の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数である。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の可能な実施態様では、トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
アクセスポイントによって、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップは、
第1のトリガフレームの送信時刻とトリガフレームの送信周期とに従って、アクセスポイントによって、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップを含み、目標伝送時系列は、
t0、t1、...、tnを含み、ここで、t0、t1、...、tnは∀i、j∈{1,2、...、n}、ti −ti−1=tj −tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0は第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の可能な実施態様では、トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
アクセスポイントによって、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップは、
トリガフレーム送信ウィンドウサイズとトリガフレームの送信周期とに従って、アクセスポイントによって、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップを含み、目標伝送時系列は、
t0+A0,t1+A1,...,tn+Anを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、A0,A1,...,Anは∀i∈{1,2,...,n},−U<Ai<Uを満たし、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。
第1の態様または第1の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第4の可能な実施態様では、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
第1の態様または第1の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第5の可能な実施態様では、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、第1の送信周期と第2の送信周期とを含み、第1の送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、第2の送信周期は、ランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
第2の態様によれば、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法が提供され、本方法は、
ステーションによって、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信するステップであって、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含む、ステップと、
ステーションによって、トリガフレームの送信情報に従ってトリガフレームの送信周期を取得するステップと、
ステーションによって、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップと、
ステーションによって、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにアクティブ状態に切り替えるステップと、
ステーションによって、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信するステップであって、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点である、ステップと、
ステーションによって、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行するステップと、
を含む。
第2の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数である。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の可能な実施態様では、トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
ステーションによって、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップは、
第1のトリガフレームの送信時刻とトリガフレームの送信周期とに従って、ステーションによって、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップを含み、目標伝送時系列は、
t0、t1、...、tnを含み、ここで、t0、t1、...、tnは∀i、j∈{1,2、...、n}、ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0は第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の可能な実施態様では、トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
ステーションによって、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップは、
トリガフレーム送信ウィンドウサイズとトリガフレームの送信周期とに従って、ステーションによって、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップを含み、目標伝送時系列は、
t0−U,t1−U,...,tn−Uを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。
第2の態様または第2の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第4の可能な実施態様では、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
第2の態様または第2の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第5の可能な実施態様では、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、第1の送信周期と第2の送信周期とを含み、第1の送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、第2の送信周期は、ランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
第3の態様によれば、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法が提供され、本方法は、
アクセスポイントによって、チャネルについて競合するステップと、
アクセスポイントによって、競合が成功した後にステーションにトリガフレームを送信するステップと、を含み、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用される。
第3の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、予め設定された条件は、ステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにアクセスポイントによってトリガされる必要がある別のステーションが存在するか、またはステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のステーションが存在することを含む。
第4の態様によれば、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法が提供され、本方法は、
ステーションによって、チャネルを聴取することにより、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを受信するステップであって、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用される、ステップと、
ステーションによって、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行するステップと、
ステーションによって、指示情報の指示に従ってアップリンク伝送を完了した後にアクティブ状態を維持して、チャネルを聴取することにより別のトリガフレームを受信するステップと、
を含む。
第4の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、予め設定された条件は、
ステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにアクセスポイントによってトリガされる必要がある別のステーションが存在するか、またはステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のステーションが存在すること
を含む。
第5の態様によれば、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法が提供され、本方法は、
アクセスポイントによって、ステーションによって送信されたリソース割り当て要求を受信するステップであって、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む、ステップと、
アクセスポイントによって、指示情報を運ぶ応答フレームをステーションに送信するステップであって、指示情報は、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用される、ステップと、
アクセスポイントによって、予め設定された期間内にトリガフレームをステーションに配信するステップと、
を含む。
第5の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、アップリンク伝送要求情報は、ステーションのアップリンク伝送のデータ量、データタイプおよびサービス優先度を含む。
第6の態様によれば、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法が提供され、本方法は、
ステーションによって、リソース割り当て要求をアクセスポイントに送信するステップであって、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む、ステップと、
ステーションによって、指示情報を運ぶ応答フレームをアクセスポイントから受信するステップであって、指示情報は、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用される、ステップと、
指示情報が、アクセスポイントが予め設定された期間内にトリガフレームをステーションに配信することを示す場合には、ステーションによって、アクティブ状態に切り替えるステップと、
ステーションによって、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信するステップと、
を含む。
第6の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、アップリンク伝送要求情報は、ステーションのアップリンク伝送のデータ量、データタイプおよびサービス優先度を含む。
第7の態様によれば、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法が提供され、本方法は、
アクセスポイントによって、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをステーションに送信するステップであって、サービス識別子マッピング情報は、信対象のダウンリンクデータをステーションが有するかどうかを示すために使用される、ステップと、
アクセスポイントによって、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションにトリガフレームを送信するステップと、
アクセスポイントによって、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの少なくとも1つのステーションからフィードバック情報を受信するステップであって、フィードバック情報は、少なくとも1つのステーションがアクティブ状態であることを示すために使用される、ステップと、
アクセスポイントによって送信されたトリガフレームが、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちのすべてのステーションをトリガすることができない場合には、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちのすべてのステーションがトリガされるまで、アクセスポイントによって、信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にある別のトリガされていないステーションにトリガフレームを再度送信するステップと、
を含む。
第7の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、ビーコンフレームは、指示情報をさらに含み、指示情報は、ビットマップまたはオフセット情報を含む。
第7の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の可能な実施態様では、指示情報がビットマップである場合には、アクセスポイントによって、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをステーションに送信するステップの前に、本方法は、
アクセスポイントによって、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちから、トリガされるステーションとトリガされないステーションとを決定するステップと、
アクセスポイントによって、トリガされるステーションおよびトリガされないステーションに従ってビットマップを生成するステップと、をさらに含み、ビットマップの各ビットは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの1つのステーションに対応し、ステーションをトリガするかどうかを示すために使用される。
第7の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の可能な実施態様では、指示情報がオフセット情報である場合には、アクセスポイントによって、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをステーションに送信するステップの前に、本方法は、
アクセスポイントによって、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちから、トリガされるステーションとトリガされないステーションとを決定するステップと、
アクセスポイントによって、トリガされるステーションおよびトリガされないステーションに従ってオフセット情報を生成するステップと、をさらに含み、オフセット情報は、スタートステーションのサブ識別子とオフセットと、
を含む。
第7の態様または第7の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第4の可能な実施態様では、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
第8の態様によれば、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法が提供され、本方法は、
ステーションによって、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信するステップであって、サービス識別子マッピング情報は、信対象のダウンリンクデータをステーションが有するかどうかを示すために使用される、ステップと、
サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、ステーションによって、アクティブ状態に切り替えるステップと、
アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを、ステーションによって、チャネルを聴取することにより受信するステップと、
ステーションによって、フィードバック情報をアクセスポイントに送信するステップであって、フィードバック情報は、ステーションがアクティブ状態にあることを示すために使用される、ステップと、
を含む。
第8の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、ビーコンフレームは、指示情報をさらに含み、指示情報は、ビットマップまたはオフセット情報を含む。
第8の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の可能な実施態様では、指示情報がビットマップである場合には、サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合に、ステーションによって、アクティブ状態に切り替えるステップは、
ステーションによって、サービス識別子マッピング情報に従って、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定するステップと、
ステーションが信対象のダウンリンクデータを有する場合には、ステーションによって、ビットマップ内にあり、かつステーションに対応するビットに従って、ステーションをトリガするかどうかを決定するステップであって、ビットマップ内の各ビットは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの1つのステーションに対応し、ステーションをトリガするかどうかを示すために使用される、ステップと、
ステーションをトリガする場合には、ステーションによってアクティブ状態に切り替えるステップと、
を含む。
第8の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の可能な実施態様では、指示情報がオフセット情報である場合には、オフセット情報は、スタートステーションのサブ識別子およびオフセットを含み、サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合に、ステーションによって、アクティブ状態に切り替えるステップは、
ステーションによって、サービス識別子マッピング情報に従って、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定するステップと、
ステーションが信対象のダウンリンクデータを有する場合には、ステーションによって、サービス識別子マッピング情報に従ってステーションのサブ識別子を取得するステップと、
ステーションによって、スタートステーションのサブ識別子およびオフセットに従って、トリガされるステーションの識別子範囲を決定するステップと、
ステーションによって、ステーションのサブ識別子が識別子範囲内にあるかどうかを判定するステップと、
ステーションのサブ識別子が識別子範囲内にある場合には、ステーションによってアクティブ状態に切り替えるステップと、
を含む。
第8の態様または第8の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第4の可能な実施態様では、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
第9の態様によれば、アクセスポイントが提供され、アクセスポイントは、トランシーバおよびプロセッサを含み、
トランシーバは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをステーションに送信するように構成され、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期を取得するためにステーションによって使用され、
プロセッサは、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、
プロセッサは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合するようにさらに構成され、
トランシーバは、競合が成功した後にトリガフレームをステーションに送信するようにさらに構成され、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点である。
第9の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数である。
第9の態様または第9の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の可能な実施態様では、トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
プロセッサは、具体的には、
第1のトリガフレームの送信時刻とトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0、t1、...、tnを含み、ここで、t0、t1、...、tnは∀i、j∈{1,2、...、n}、ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0は第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
第9の態様または第9の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の可能な実施態様では、トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
プロセッサは、具体的には、
トリガフレーム送信ウィンドウサイズとトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0+A0,t1+A1,...,tn+Anを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、A0,A1,...,Anは∀i∈{1,2,...,n},−U<Ai<Uを満たし、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。
第9の態様または第9の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第4の可能な実施態様では、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
第9の態様または第9の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第5の可能な実施態様では、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、第1の送信周期と第2の送信周期とを含み、第1の送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、第2の送信周期は、ランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
第10の態様によれば、ステーションが提供され、ステーションは、トランシーバおよびプロセッサを含み、
トランシーバは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信するように構成され、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、
プロセッサは、トリガフレームの送信情報に従ってトリガフレームの送信周期を取得するように構成され、
プロセッサは、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するようにさらに構成され、
プロセッサは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにアクティブ状態に切り替えるようにさらに構成され、
トランシーバは、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信するようにさらに構成され、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点であり、
トランシーバは、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行するようにさらに構成される。
第10の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数である。
第10の態様または第10の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の可能な実施態様では、トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
プロセッサは、具体的には、
第1のトリガフレームの送信時刻とトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0、t1、...、tnを含み、ここで、t0、t1、...、tnは∀i、j∈{1,2、...、n}、ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0は第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
第10の態様または第10の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の可能な実施態様では、トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
プロセッサは、具体的には、
トリガフレーム送信ウィンドウサイズとトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0−U,t1−U,...,tn−Uを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。
第10の態様または第10の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第4の可能な実施態様では、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
第10の態様または第10の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第5の可能な実施態様では、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、第1の送信周期と第2の送信周期とを含み、第1の送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、第2の送信周期は、ランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
第11の態様によれば、アクセスポイントが提供され、アクセスポイントは、トランシーバおよびプロセッサを含み、
プロセッサは、チャネルについて競合するように構成され、
トランシーバは、競合が成功した後にステーションにトリガフレームを送信するようにさらに構成され、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用される。
第11の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、予め設定された条件は、ステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにアクセスポイントによってトリガされる必要がある別のステーションが存在するか、またはステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のステーションが存在することを含む。
第12の態様によれば、ステーションが提供され、ステーションは、トランシーバおよびプロセッサを含み、
トランシーバは、チャネルを聴取することにより、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを受信するように構成され、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用され、
トランシーバは、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行するようにさらに構成され、
プロセッサは、指示情報の指示に従ってアップリンク伝送が完了した後もアクティブ状態を維持するように構成され、
トランシーバは、チャネルを聴取することによって別のトリガフレームを受信するようにさらに構成される。
第12の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、予め設定された条件は、
ステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにアクセスポイントによってトリガされる必要がある別のステーションが存在するか、またはステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のステーションが存在すること
を含む。
第13の態様によれば、アクセスポイントが提供され、アクセスポイントは、トランシーバおよびプロセッサを含み、
トランシーバは、ステーションによって送信されたリソース割り当て要求を受信するように構成され、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含み、
トランシーバは、指示情報を運ぶ応答フレームをステーションに送信するようにさらに構成され、指示情報は、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用され、
トランシーバは、予め設定された期間にトリガフレームをステーションに配信するようにさらに構成される。
第13の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、アップリンク伝送要求情報は、ステーションのアップリンク伝送のデータ量、データタイプおよびサービス優先度を含む。
第14の態様によれば、ステーションが提供され、ステーションは、トランシーバおよびプロセッサを含み、
トランシーバは、リソース割り当て要求をアクセスポイントに送信するように構成され、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含み、
トランシーバは、指示情報を運び、かつステーションに送信される応答フレームをアクセスポイントから受信するようにさらに構成され、指示情報は、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用され、
プロセッサは、指示情報が、アクセスポイントが予め設定された期間内にトリガフレームをステーションに配信することを示す場合に、アクティブ状態に切り替わるように構成され、
トランシーバは、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信するようにさらに構成される。
第14の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、アップリンク伝送要求情報は、ステーションのアップリンク伝送のデータ量、データタイプおよびサービス優先度を含む。
第15の態様によれば、アクセスポイントが提供され、アクセスポイントは、トランシーバおよびプロセッサを含み、
トランシーバは、ビーコンフレームをステーションに送信するように構成され、ビーコンフレームは、サービス識別子マッピング情報を含み、サービス識別子マッピング情報は、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示すために使用され、
トランシーバは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションにトリガフレームを送信するようにさらに構成され、
トランシーバは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの少なくとも1つのステーションからフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、フィードバック情報は、少なくとも1つのステーションがアクティブ状態であることを示すために使用され、
トランシーバは、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームが、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちのすべてのステーションをトリガすることができない場合には、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちのすべてのステーションがトリガされるまで、信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションにトリガフレームを再度送信するようにさらに構成される。
第15の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、ビーコンフレームは、指示情報をさらに含み、指示情報は、ビットマップまたはオフセット情報を含む。
第15の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の可能な実施態様では、指示情報がビットマップである場合には、プロセッサは、
ビーコンフレームがステーションに送信される前に、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちから、トリガされるステーションとトリガされないステーションとを決定し、
トリガされるステーションおよびトリガされないステーションに従ってビットマップを生成するようにさらに構成され、ビットマップの各ビットは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの1つのステーションに対応し、ステーションをトリガするかどうかを示すために使用される。
第15の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の可能な実施態様では、指示情報がオフセット情報である場合には、プロセッサは、
ビーコンフレームがステーションに送信される前に、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちから、トリガされるステーションとトリガされないステーションとを決定し、
トリガされるステーションおよびトリガされないステーションに従ってオフセット情報を生成するようにさらに構成され、オフセット情報は、スタートステーションのサブ識別子とオフセットとを含む。
第15の態様または第15の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第4の可能な実施態様では、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
第16の態様によれば、ステーションが提供され、ステーションは、トランシーバおよびプロセッサを含み、
トランシーバは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信するように構成され、サービス識別子マッピング情報は、信対象のダウンリンクデータをステーションが有するかどうかを示すために使用され、
プロセッサは、サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、アクティブ状態に切り替わるように構成され、
トランシーバは、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信するようにさらに構成され、
トランシーバは、フィードバック情報をアクセスポイントに送信するようにさらに構成され、フィードバック情報は、ステーションがアクティブ状態にあることを示すために使用される。
第16の態様を参照して、第1の可能な実施態様では、ビーコンフレームは、指示情報をさらに含み、指示情報は、ビットマップまたはオフセット情報を含む。
第16の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の可能な実施態様では、指示情報がビットマップである場合には、プロセッサは、具体的には、
サービス識別子マッピング情報に従って、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定し、
ステーションが信対象のダウンリンクデータを有する場合には、ビットマップ内にあり、かつステーションに対応するビットに従って、ステーションをトリガするかどうかを決定し、ビットマップ内の各ビットは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの1つのステーションに対応し、ステーションをトリガするかどうかを示すために使用され、
ステーションをトリガする場合には、アクティブ状態に切り替わるように構成される。
第16の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の可能な実施態様では、指示情報がオフセット情報である場合には、オフセット情報は、スタートステーションのサブ識別子とオフセットとを含み、プロセッサは、具体的には、
サービス識別子マッピング情報に従って、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定し、
ステーションが信対象のダウンリンクデータを有する場合には、サービス識別子マッピング情報に従ってステーションのサブ識別子を取得し、
スタートステーションのサブ識別子およびオフセットに従って、トリガされるステーションの識別子範囲を決定し、
ステーションのサブ識別子が識別子範囲内にあるかどうかを判定し、
ステーションのサブ識別子が識別子範囲内にある場合には、アクティブ状態に切り替わるように構成される。
第16の態様または第16の態様の上記の可能な実施態様のいずれか1つを参照して、第4の可能な実施態様では、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
本発明の実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法、アクセスポイント、およびステーションを提供する。アクセスポイントは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをステーションに送信し、トリガフレーム情報要素はトリガフレームの送信情報を含み、送信情報はトリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数であってもよい。ステーションは、ビーコンフレームを受信した後に、送信情報に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。アクセスポイントは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、アクセスポイントは、競合が成功した後に、トリガフレームをステーションに送信する。この場合、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信し、ステーションは、トリガフレームを受信した後にトリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行う。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
本発明の実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法、アクセスポイント、およびステーションを提供する。アクセスポイントは、競合が成功した後にステーションにトリガフレームを送信し、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用され、そのようにして、アップリンク伝送を行っていない別のステーションまたはアップリンク伝送を完了していない別のステーションがアップリンク伝送を完了することができる。
本発明の実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法、アクセスポイント、およびステーションを提供する。ステーションは、アクセスポイントがトリガフレームを送信する前に、まずリソース割り当て要求をアクセスポイントに送信し、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む。アクセスポイントは、アップリンク伝送要求情報に従って、指示情報を運ぶ応答フレームをステーションに送信し、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示す。したがって、ステーションは、応答フレームを受信した後にアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
本発明の実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法、アクセスポイント、およびステーションをさらに提供する。アクセスポイントは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをステーションに送信し、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示す。サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明白に説明するために、以下では実施形態を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すものであり、当業者であれば、創造的努力なしに、これらの添付図面から他の図面をさらに導出することができる。
本発明の一実施形態による、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の適用シナリオの概略図である。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第1の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第2の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第3の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第4の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第5の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第6の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第7の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第8の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第9の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態による、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法におけるビーコンフレームの概略構成図である。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第10の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の別の第1の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第11の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の別の第2の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第12の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態による、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法におけるTIM情報の概略図である。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第13の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態による、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法におけるビットマップの概略図である。 本発明の一実施形態によるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法の第14の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態による、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法におけるサブ識別子の概略図である。 本発明の一実施形態によるアクセスポイントの概略構成図である。 本発明の一実施形態によるステーションの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のアクセスポイントの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のステーションの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のアクセスポイントの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のステーションの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のアクセスポイントの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のアクセスポイントの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のステーションの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のアクセスポイントの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のステーションの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のアクセスポイントの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のステーションの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のアクセスポイントの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のステーションの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のアクセスポイントの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別のステーションの概略構成図である。 本発明の一実施形態によるステーショングループ化の概略図である。 本発明の一実施形態によるビーコンフレーム伝送の概略図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下、本発明の実施形態における図面を参照して本発明の実施形態の技術的解決策について明確に説明する。明らかに、記載された実施形態は、本発明の実施形態の一部であって、そのすべてではない。創造的努力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られたすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本発明の実施形態は、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、略してWLAN)に適用することができ、WLANは複数の基本サービスセット(Basic Service Set、略してBSS)を含むことができる。BSSのネットワークノードはステーション(Station、略してSTA)であり、ステーションはアクセスポイント(Access Point、略してAP)ステーションおよび非アクセスポイントステーション(Non Access Point Station、略してNon−AP STA)を含む。各BSSは、1つのAPおよびAPに関連する複数の非AP STAを含むことができる。
APは、無線アクセスポイント、ホットスポットなどとも呼ばれる。APは、モバイルユーザが有線ネットワークにアクセスするために使用するアクセスポイントであり、主に家、建物、キャンパス内に展開されている。典型的なカバレッジ半径は数十メートルから数百メートルである。確かに、APは屋外で展開されてもよい。APは、有線ネットワークと無線ネットワークを接続するブリッジに相当する。APの主な機能は、すべての無線ネットワーククライアントを互いに接続し、次いで無線ネットワークをイーサネット(登録商標)に接続することである。現在、APで主に使用されている規格はIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11シリーズである。具体的には、APは、端末デバイスであってもよいし、WiFi(Wireless Fidelity)チップを有するネットワークデバイスであってもよい。オプションとして、APは、802.11ax規格をサポートするデバイスであってもよい。さらに、オプションとして、APは、802.11ac、802.11n、802.11g、802.11b、および802.11aなどの複数のWLAN規格をサポートするデバイスであってもよい。
非AP STAは、以下ではSTAと呼ぶが、無線通信チップ、無線センサ、あるいはWiFi通信機能をサポートする携帯電話、WiFi通信機能をサポートするタブレットコンピュータ、WiFi通信機能をサポートするセットトップボックス、WiFi通信機能をサポートするスマートテレビ、WiFi通信機能をサポートするインテリジェントウェアラブルデバイス、またはWiFi通信機能をサポートするコンピュータなどの無線通信端末であってもよい。オプションとして、STAは802.11ax規格をサポートすることができる。さらに、オプションとして、STAは、802.11ac、802.11n、802.11g、802.11b、および802.11aなどの複数のWLAN規格をサポートすることができる。
図1は、典型的なWLAN展開シナリオの概略的なシステム図である。1つのAPと3つのSTAが関与し、APはSTA1、STA2、およびSTA3と別々に通信する。APとSTAとの間のアップリンク伝送のモードには、OFDMAモード、MU−MIMOモード、あるいはOFDMAおよびMU−MIMOハイブリッド伝送モードが含まれるが、これらに限定されない。以下では、本発明の一実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信する方法について詳細に説明する。
実施形態1
本発明のこの実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法を提供し、本方法はAPに適用される。図2に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ101:APは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期を取得するためにSTAによって使用される。
ステップ102:APは、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。
ステップ103:APは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合する。
ステップ104:競合が成功した後に、APは、トリガフレームをSTAに送信し、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点である。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、APは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、トリガフレーム情報要素はトリガフレームの送信情報を含み、送信情報はトリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数であってもよい。STAは、ビーコンフレームを受信した後に、送信情報に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。APは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、APは、競合が成功した後に、トリガフレームをSTAに送信する。この場合、STAはアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信し、STAは、トリガフレームを受信した後にトリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行う。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、STAは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態2
本発明のこの実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法を提供し、本方法はSTAに適用される。図3に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ201:STAは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをAPから受信し、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含む。
ステップ202:STAは、トリガフレームの送信情報に従ってトリガフレームの送信周期を取得する。
ステップ203:STAは、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。
ステップ204:STAは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにアクティブ状態に切り替わる。
ステップ205:STAは、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信し、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点である。
ステップ206:STAは、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行する。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、STAは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをAPから受信し、トリガフレーム情報要素はトリガフレームの送信情報を含み、送信情報はトリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数であってもよい。STAは、ビーコンフレームを受信した後に、送信情報に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。APは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、APは、競合が成功した後に、トリガフレームをSTAに送信する。この場合、STAはアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信し、STAは、トリガフレームを受信した後にトリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行う。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、STAは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態3
本発明のこの実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法を提供し、本方法はAPに適用される。図4に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ301:APはチャネルについて競合する。
ステップ302:APは、競合が成功した後にSTAにトリガフレームを送信し、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、STAがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、APが別のトリガフレームをSTAに配信することを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、APは、競合が成功した後にSTAにトリガフレームを送信し、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、STAがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、APが別のトリガフレームをSTAに配信することを示すために使用され、そのようにして、アップリンク伝送を行っていない別のSTAまたはアップリンク伝送を完了していない別のSTAがアップリンク伝送を完了することができる。
実施形態4
本発明のこの実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法を提供し、本方法はSTAに適用される。図5に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ401:STAは、チャネルを聴取することにより、APによって送信されたトリガフレームを受信するステップであって、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、STAがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、APが別のトリガフレームをSTAに配信することを示すために使用される。
ステップ402:STAは、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行する。
ステップ403:STAは、指示情報の指示に従ってアップリンク伝送を完了した後にアクティブ状態を維持して、チャネルを聴取することにより別のトリガフレームを受信する。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、APは、競合が成功した後にSTAにトリガフレームを送信し、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、STAがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、APが別のトリガフレームをSTAに配信することを示すために使用され、そのようにして、アップリンク伝送を行っていない別のSTAまたはアップリンク伝送を完了していない別のSTAがアップリンク伝送を完了することができる。
実施形態5
本発明のこの実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法を提供し、本方法はAPに適用される。図6に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ501:APは、STAによって送信されたリソース割り当て要求を受信し、リソース割り当て要求は、STAのアップリンク伝送要求情報を含む。
ステップ502:APは、指示情報を運ぶ応答フレームをSTAに送信し、指示情報は、APが予め設定された期間内にSTAにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用される。
ステップ503:APは、予め設定された期間内にトリガフレームをSTAに配信する。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、STAは、APがトリガフレームを送信する前に、まずリソース割り当て要求をAPに送信し、リソース割り当て要求は、STAのアップリンク伝送要求情報を含む。APは、アップリンク伝送要求情報に従って、指示情報を運ぶ応答フレームをSTAに送信し、APが予め設定された期間内にSTAにトリガフレームを配信するかどうかを示す。したがって、STAは、応答フレームを受信した後にアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、STAは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態6
本発明のこの実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法を提供し、本方法はSTAに適用される。図7に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ601:STAは、リソース割り当て要求をAPに送信し、リソース割り当て要求は、STAのアップリンク伝送要求情報を含む。
ステップ602:STAは、指示情報を運び、かつSTAに送信された応答フレームをAPから受信し、指示情報は、APが予め設定された期間内にSTAにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用される。
ステップ603:STAは、指示情報が、APが予め設定された期間内にトリガフレームをSTAに配信することを示す場合には、アクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信する。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、STAは、APがトリガフレームを送信する前に、まずリソース割り当て要求をAPに送信し、リソース割り当て要求は、STAのアップリンク伝送要求情報を含む。APは、アップリンク伝送要求情報に従って、指示情報を運ぶ応答フレームをSTAに送信し、APが予め設定された期間内にSTAにトリガフレームを配信するかどうかを示す。したがって、STAは、応答フレームを受信した後にアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、STAは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態7
本発明のこの実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法を提供し、本方法はAPに適用される。図8に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ701:APは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、サービス識別子マッピング情報は、信対象のダウンリンクデータをSTAが有するかどうかを示すために使用される。
ステップ702:APは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAにトリガフレームを送信する。
ステップ703:APは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのうちの少なくとも1つのSTAからフィードバック情報を受信し、フィードバック情報は、少なくとも1つのSTAがアクティブ状態であることを示すために使用される。
ステップ704:APによって送信されたトリガフレームが、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのうちのすべてのSTAをトリガすることができない場合には、APは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのうちのすべてのSTAがトリガされるまで、信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAにトリガフレームを再度送信する。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、APは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、STAが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示す。サービス識別子マッピング情報が、STAが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、STAはアクティブ状態に切り替わり、APによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、STAは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態8
本発明のこの実施形態は、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法を提供し、本方法はSTAに適用される。図9に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ801:STAは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをAPから受信し、サービス識別子マッピング情報は、信対象のダウンリンクデータをSTAが有するかどうかを示すために使用される。
ステップ802:STAは、サービス識別子マッピング情報が、STAが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、アクティブ状態に切り替わる。
ステップ803:STAは、APによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することにより受信する。
ステップ804:STAは、フィードバック情報をAPに送信し、フィードバック情報は、STAがアクティブ状態にあることを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、APは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、STAが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示す。サービス識別子マッピング情報が、STAが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、STAはアクティブ状態に切り替わり、APによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、STAは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態9
本発明の実施形態1および実施形態2において提供される技術的解決策を当業者により明確に理解させるために、具体的な実施形態を用いて、本発明の実施形態1および実施形態2において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法について以下で詳細に説明する。APは、一般に、同時に複数のSTAと対話する。説明を容易にするために、以下の実施形態の説明のための一例として1つのSTAを用いる。STAは、複数のSTAのうちの任意のSTAであってもよい。図10に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ901:APは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期を取得するためにSTAによって使用される。
送信情報は、トリガフレームの送信周期であってもよいし、送信されたトリガフレームの数であってもよい。
さらに、ビーコン(Beacon)フレームは、ブロードキャストによって定期的に送信され、主にネットワークAPの存在を通知するために使用されるフレームである。ビーコンフレームはまた、STAとAPとの間にアソシエーション(Association)が確立されている場合にも使用する必要がある。
例えば、最も一般的なWiFiネットワークでは、AP(例えば、ルータ)は定期的にビーコンフレームを送信するので、APのカバレッジ内のSTA(例えば、UE)は、スキャニングによってビーコンフレームを取得することができ、したがって、APに対応するWiFiネットワークを識別することができる。さらに、STAがWiFiネットワークにアクセスする場合に、STAは、取得したビーコンフレームをさらに使用して同期を実行する。ビーコンフレームは、一般にミリ秒単位であり、各ビーコン周期は同じ持続時間を有し、次のビーコン周期は、デフォルトでは一般に100ミリ秒である。
ステップ902:APは、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。
例えば、トリガフレームの送信周期に従って得られる目標伝送時系列は、t0,t1,...,tnを含むことができ、t0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たす。
この時系列では、t0は第1のトリガフレームの送信時刻を示す。この時刻は、デフォルトの時点、例えばビーコンフレームの送信時点であってもよい。
あるいは、APは、第1のトリガフレームの送信時刻としてある時刻を指定してもよい。したがって、オプションとして、トリガフレーム情報要素が第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含むことができる場合には、t0はトリガフレーム情報要素内の第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
オプションとして、トリガフレームを送信する前に、APはチャネルの使用許可を得るためにチャネルについて競合する必要がある。したがって、トリガフレームの実際の送信時刻は、目標伝送時系列における目標伝送時刻よりも遅くなる場合がある。トリガフレームが送信されると、STAはトリガフレームを受信するためにアクティブ状態のままであり、トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用される。
これに対応して、APが、トリガフレームの送信周期に従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するが、これは、トリガフレーム送信ウィンドウサイズおよびトリガフレームの送信周期に従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップを含む。
目標伝送時系列は、t0+A0,t1+A1,...,tn+Anを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、A0,A1,...,Anは∀i∈{1,2,...,n},−U<Ai<Uを満たし、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。A0,A1,...,Anは、APによって決定される。
したがって、結論として、例えば、図11に示すように、トリガフレームの送信周期(Trigger Frame Interval)またはトリガフレームの数(Trigger Frame Number)などの以下のフィールドをビーコンフレームに新たに追加してもよい。オプションとして(破線を参照)、第1のトリガフレームの送信時刻(Trigger Frame Start Time)および/またはトリガフレーム送信ウィンドウサイズ(Trigger Frame Window Size)をさらに含めることができる。
ステップ903:STAは、トリガフレームの送信情報に従ってトリガフレームの送信周期を取得する。
送信情報がトリガフレームの送信周期である場合には、送信情報を読み取ることによってトリガフレームの送信周期を取得することができる。送信情報が送信されたトリガフレームの数である場合には、トリガフレームの送信周期は、ビーコンフレームの送信周期を、送信されたトリガフレームの数で除算することによって取得することができる。
ステップ904:STAは、トリガフレームの送信周期に従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得する。
ステップ902に対応して、トリガフレームの送信周期に従ってSTAによって取得される目標伝送時系列は、t0,t1,...,tnを含むことができ、t0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たす。
この時系列では、t0は第1のトリガフレームの送信時刻を示す。この時刻は、デフォルトの時点、例えばビーコンフレームの送信時点であってもよい。
オプションとして、受信したビーコンフレーム内のトリガフレーム情報要素が第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含む場合には、t0はトリガフレーム情報要素内の第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
オプションとして、受信したビーコンフレーム内のトリガフレーム情報要素がさらにトリガフレーム送信ウィンドウサイズを含む場合には、STAがトリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得することは、トリガフレーム送信ウィンドウサイズおよびトリガフレームの送信周期に従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップを含み、目標伝送時系列は、t0−U,t1−U,...,tn−Uを含み、t0,t1,...,tnは、∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。
すなわち、この場合に得られる目標伝送時系列は、トリガフレームが到着することができる最も早い時点の系列である。
ステップ905:APは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、目標伝送時刻は目標伝送時系列の任意の時点である。
例えば、ステップ902で得られた目標伝送時系列がt0,t1,...,tnである場合には、t0,t1,...,tnのいずれかの時点が到来すると、APはそのチャネルについて競合を開始する。
あるいは、ステップ902で得られた目標伝送時系列がt0+A0,t1+A1,...,tn+Anである場合には、t0+A0から始まるt0+A0,t1+A1,...,tn+Anのいずれかの時点が到来すると、APはそのチャネルについて競合を開始する。
ステップ906:STAは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにアクティブ状態に切り替わる。
トリガフレームの目標伝送時刻が到来すると、APはチャネルについて競合を開始し、STAは同時にアクティブ状態に切り替わり、競合が成功した後にAPによって送信されたトリガフレームを受信する準備をする。
ステップ907:競合が成功した後に、APはトリガフレームをSTAに送信する。
ステップ908:STAは、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信する。
APが競合を成功させた後に、APがチャネルの使用許可を取得するので、STAは、チャネルを聴取することによって、APによって送信されたトリガフレームを受信することができる。
ステップ909:STAは、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行する。
さらに、トリガフレームは、2つのタイプ、すなわち、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含むことに留意されたい。
本発明のこの実施形態においてAPによって送信されるトリガフレームは、前述の2つのタイプのうちのいずれかであってもよい。したがって、トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であってもよい。
あるいは、本発明のこの実施形態においてAPによって送信されるトリガフレームは、前述の2つのタイプの両方を含んでもよい。すなわち、APは2つのトリガフレームを送信し、一方はスケジューリング伝送をサポートするトリガフレームであり、他方はランダム競合伝送をサポートするトリガフレームである。したがって、トリガフレームの送信周期は、第1の送信周期と第2の送信周期とを含むことができ、第1の送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、第2の送信周期は、ランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。第1の送信周期を取得する方法は、第2の送信周期を取得する方法と同じであり、第1の送信周期と第2の送信周期の両方を、APがビーコンフレームを用いて直接送信してもよいし、あるいはAPによって送信されたトリガフレームの数を使用して計算することによって取得してもよい。第1の送信周期に従って目標伝送時系列を取得する方法も、第2の送信周期に従って目標伝送時系列を取得する方法と同じである。詳細については、ステップ902およびステップ904を参照されたい。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、APは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、トリガフレーム情報要素はトリガフレームの送信情報を含み、送信情報はトリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数であってもよい。STAは、ビーコンフレームを受信した後に、送信情報に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。APは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、APは、競合が成功した後に、トリガフレームをSTAに送信する。この場合、STAはアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信し、STAは、トリガフレームを受信した後にトリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行う。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、STAは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態10
本発明の実施形態3および実施形態4において提供される技術的解決策を当業者により明確に理解させるために、具体的な実施形態を用いて、本発明の実施形態3および実施形態4において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法について以下で詳細に説明する。APは、一般に、同時に複数のSTAと対話する。説明を容易にするために、以下の実施形態の説明のための一例として1つのSTAを用いる。STAは、複数のSTAのうちの任意のSTAであってもよい。図12に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ1101:APは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期を取得するためにSTAによって使用される。
送信情報は、トリガフレームの送信周期であってもよいし、送信されたトリガフレームの数であってもよい。
ステップ1102:APは、トリガフレームの送信周期に従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得する(具体的には、ステップ1102はステップ902と同じであり、ステップ902を参照することができるので、詳細については繰り返して説明しない)。
ステップ1103:STAは、トリガフレームの送信情報に従ってトリガフレームの送信周期を取得する。
ステップ1104:STAは、トリガフレームの送信周期に従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得する(具体的なステップはステップ904と同じであり、ステップ904を参照することができるので、詳細については繰り返して説明しない)。
ステップ1105:APは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、目標伝送時刻は目標伝送時系列の任意の時点である。(具体的なステップはステップ905と同じであり、ステップ905を参照することができるので、詳細については繰り返して説明しない)。
ステップ1106:STAは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにアクティブ状態に切り替わる。
トリガフレームの目標伝送時刻が到来すると、APはチャネルについて競合を開始し、STAは同時にアクティブ状態に切り替わり、競合が成功した後にAPによって送信されたトリガフレームを受信する準備をする。
ステップ1107:競合が成功した後に、APはトリガフレームをSTAに送信する。
指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、STAがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、APが別のトリガフレームをSTAに配信することを示すために使用される。
予め設定された条件は、STAがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにAPによってトリガされる必要がある別のSTAが存在するか、またはSTAがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のSTAが存在することを含むことができる。
予め設定された期間は、比較的短い期間に設定されてもよい。すなわち、APによって配信されたトリガフレームが指示情報を運ぶ場合に、それは、STAが予め設定された条件を満たすと、APは直ちに別のトリガフレームを配信することを示している。
例えば、ステップ1107の処理を図13に示すことができる。図13において、Tはトリガフレームの送信周期であり、tは予め設定された期間であり、BAはブロック確認応答を意味する。通常の場合には、トリガフレームが送信された後に、APがTの期間後にトリガフレームを再び配信することが分かる。しかし、このときに受信されたトリガフレームは、アップリンク伝送の完了後の期間t内に指示情報を運ぶので、STAは、APによって送信された別のトリガフレームを直ちに受信する。
ステップ1108:STAは、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信する。
APが競合を成功させた後に、APがチャネルの使用許可を取得するので、STAは、チャネルを聴取することによって、APによって送信されたトリガフレームを受信することができる。
ステップ1109:STAは、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行する。
ステップ1110:STAは、指示情報の指示に従ってアップリンク伝送を完了した後にアクティブ状態を維持して、チャネルを聴取することにより別のトリガフレームを受信する。
さらに、この実施形態で提供される前述の解決策では、APがトリガフレームをSTAに送信した後に、予め設定された条件が満たされる場合には、APは直ちに別のトリガフレームをSTAに送信することに留意されたい。この解決策は、前述のシナリオに適用できるだけでなく、別のシナリオにも適用することができる。例えば、この解決策は以下の実施形態にも適用可能である。すなわち、トリガフレームを送受信するための実施態様にかかわらず、APがトリガフレームをSTAに送信した後に、予め設定された条件が満たされた場合には、APは直ちに別のトリガフレームをSTAに送信することができる。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、APは、STAに送信されるトリガフレームに指示情報を追加し、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、STAがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、APが別のトリガフレームをSTAに配信することを示すために使用され、そのようにして、アップリンク伝送を行っていない別のSTAまたはアップリンク伝送を完了していない別のSTAがアップリンク伝送を完了することができる。
実施形態11
本発明の実施形態5および実施形態6において提供される技術的解決策を当業者により明確に理解させるために、具体的な実施形態を用いて、本発明の実施形態5および実施形態6において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法について以下で詳細に説明する。APは、一般に、同時に複数のSTAと対話する。説明を容易にするために、以下の実施形態の説明のための一例として1つのSTAを用いる。STAは、複数のSTAのうちの任意のSTAであってもよい。図14に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ1301:STAは、リソース割り当て要求(Resource Allocation Request、略してRAR)をAPに送信し、RARはSTAのアップリンク伝送要求情報を含む。
アップリンク伝送要求情報には、STAのアップリンク伝送のデータ量、データタイプ、サービス優先度などの情報が含まれる。
ステップ1302:APは、指示情報を運ぶ応答フレームをSTAに送信し、応答フレームは、STAによって送信されたRARが受信されたことをSTAに応答するために使用され、指示情報は、APが予め設定された期間内にSTAにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用される。
ステップ1303:STAは、指示情報が、APが予め設定された期間内にトリガフレームをSTAに配信することを示す場合には、アクティブ状態に切り替わる。
ステップ1304:APは、予め設定された期間内にトリガフレームをSTAに配信する。
ステップ1305:STAは、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信する。例えば、ステップ1305の処理を図15に示すことができる。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、STAは、APがトリガフレームを送信する前に、まずリソース割り当て要求をAPに送信し、リソース割り当て要求は、STAのアップリンク伝送要求情報を含む。APは、アップリンク伝送要求情報に従って、指示情報を運ぶ応答フレームをSTAに送信し、APが予め設定された期間内にSTAにトリガフレームを配信するかどうかを示す。したがって、STAは、応答フレームを受信した後にアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、STAは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態12
本発明の実施形態7および実施形態8において提供される技術的解決策を当業者により明確に理解させるために、具体的な実施形態を用いて、本発明の実施形態7および実施形態8において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための別の方法について以下で詳細に説明する。APは、一般に、同時に複数のSTAと対話する。説明を容易にするために、以下の実施形態の説明のための一例として1つのSTAを用いる。STAは、複数のSTAのうちの任意のSTAであってもよい。図16に示すように、本方法は以下のステップを含む。
ステップ1501:APは、サービス識別子マッピング(Traffic Indication Map、略してTIM)情報を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、TIM情報は、信対象のダウンリンクデータをSTAが有するかどうかを示すために使用される。
例えば、図17にTIM情報を示すことができる。図中のAIDは、アソシエーション識別子である。TIM情報内の各ビット(bit)は、スリープ状態にある対応するSTAが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示すために使用されるだけである。ビットの値が1であれば、スリープ状態にあって、そのビットに対応するSTAが、信対象のダウンリンクデータを有することを示す。ビットの値が0であれば、スリープ状態にあって、そのビットに対応するSTAが、信対象のダウンリンクデータを有しないことを示す。
ステップ1502:APは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAにトリガフレームを送信する。
ステップ1503:APは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのうちの少なくとも1つのSTAからフィードバック情報を受信し、フィードバック情報は、少なくとも1つのSTAがアクティブ状態であることを示すために使用される。
フィードバック情報は、PS(Power Save、パワーセーブ)−POLL(ポール)フレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
ステップ1504:APは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのすべてのSTAがトリガされたかどうかを決定し、すべてのSTAがトリガされていない場合には、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのすべてのSTAがトリガされるまで、ステップ1502からステップ1504を再度実行する。
別の可能な実施態様では、TIM情報に加えて、ビーコンフレームが指示情報を含み、指示情報はビットマップ(Trigger Indication Map)またはオフセット情報であってもよい。
指示情報がビットマップである場合には、図18に示すように、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法は、以下のステップを含む。
ステップ1701:APは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのうちから、トリガされるSTAとトリガされないSTAとを決定する。
ステップ1702:APは、トリガされるSTAおよびトリガされないSTAに従ってビットマップを生成する。
例えば、図19にビットマップを示すことができる。ビットマップ内の各ビットは、TIM情報内の値が1であるビットに対応するSTA上で指示を行うために使用される。ビットマップ内のビットが1であれば、そのビットに対応するSTAがAPによってトリガされ、ビットマップ内のビットが0であれば、そのビットに対応するSTAはAPによってトリガされない。
ステップ1703:APは、TIM情報およびビットマップを運ぶビーコンフレームをSTAに送信する。
ステップ1704:STAは、TIM情報に従って、STAが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定し、STAが受信対象のダウンリンクデータを有する場合には、ステップ1705が実行され、そうでなければ、処理が終了する。
ステップ1705:STAは、ビットマップ内にあり、かつSTAに対応するビットに従って、STAがトリガされるかどうかを決定し、STAがトリガされる場合には、ステップ1706が実行され、そうでなければ、処理が終了する。
ステップ1706:STAがアクティブ状態に切り替わる。
ステップ1707:APは、STAがAPによってトリガされることをビットマップが示しているSTAに、トリガフレームを送信し、STAは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTA内にある。
ステップ1708:STAは、APによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することにより受信する。
ステップ1709:STAは、フィードバック情報をAPに送信し、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
オプションとして、本方法は、APによってSTAがトリガされることをビットマップが示すSTA内のすべてのSTAがトリガされるかどうかをAPによって決定するステップと、すべてのSTAがトリガされていない場合には、ビットマップがSTAがAPによってトリガされることを示すSTA内のすべてのSTAがトリガされるまで(図示せず)、ステップ1707を再度実行するステップと、をさらに含むことができる。
指示情報がオフセット情報である場合には、図20に示すように、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法は、以下のステップを含む。
ステップ1901:APは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのうちから、トリガされるSTAとトリガされないSTAとを決定する。
ステップ1902:APは、トリガされるSTAおよびトリガされないSTAに従ってオフセット情報を生成し、オフセット情報は、スタートSTAのサブ識別子(Sub ID)とオフセット(Offset)とを含む。
例えば、オフセット情報を図21に示すことができる。STAのサブ識別子は、TIM内にあってSTAに対応するビットの値に従って決定することができる。図21に示すように、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのサブ識別子は、TIM内の値が1である第1のビットから値が1であるビットを順次番号付けすることによって取得することができる。
したがって、トリガされるSTAは、スタートSTAのサブ識別子およびオフセットに従って決定することができる。
ステップ1903:APは、TIM情報およびオフセット情報を運ぶビーコンフレームをSTAに送信する。
ステップ1904:STAは、TIM情報に従って、STAが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定し、STAが受信対象のダウンリンクデータを有する場合には、ステップ1905が実行され、そうでなければ、処理が終了する。
ステップ1905:STAは、オフセット情報に従って、STAがトリガされるかどうかを決定し、STAがトリガされる場合には、ステップ1906が実行され、そうでなければ、処理が終了する。
具体的には、STAのサブ識別子が[Sub ID、Sub ID+Offset]の範囲内であるかどうかを判定して、STAをトリガするかどうかを決定することができる。例えば、STAのサブ識別子が3であり、スタートSTAのサブ識別子が1であり、オフセットが8である場合には、3は[1,1+8]の範囲内に入る。したがって、STAがAPによってトリガされることを決定することができる。
ステップ1906:STAがアクティブ状態に切り替わる。
ステップ1907:APは、STAがAPによってトリガされることをオフセット情報が示しているSTAに、トリガフレームを送信し、STAは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTA内にある。
ステップ1908:STAは、APによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することにより受信する。
ステップ1909:STAは、フィードバック情報をAPに送信し、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
オプションとして、本方法は、APによってSTAがトリガされることをオフセット情報が示すSTA内のすべてのSTAがトリガされるかどうかをAPによって決定するステップと、すべてのSTAがトリガされていない場合には、オフセット情報がSTAがAPによってトリガされることを示すSTA内のすべてのSTAがトリガされるまで(図示せず)、ステップ1907を再度実行するステップと、をさらに含むことができる。
本発明のこの実施形態において提供されるアップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法によれば、APは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、STAが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示す。サービス識別子マッピング情報が、STAが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、STAはアクティブ状態に切り替わり、APによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、STAがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、STAは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態13
本発明のこの実施形態は、アクセスポイント01を提供する。図22に示すように、アクセスポイント01は、送信部011と処理部012とを有する。
送信部011は、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをステーションに送信するように構成され、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期を取得するためにステーションによって使用される。
処理部012は、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成される。
処理部012は、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合するようにさらに構成される。
送信部011は、競合が成功した後にトリガフレームをステーションに送信するように構成され、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点である。
オプションとして、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数である。
オプションとして、トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
処理部012は、具体的には、
第1のトリガフレームの送信時刻とトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0,t1,...,tnを含み、ここで、t0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0は第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
オプションとして、トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
処理部012は、具体的には、
トリガフレーム送信ウィンドウサイズとトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0+A0,t1+A1,...,tn+Anを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、A0,A1,...,Anは∀i∈{1,2,...,n},−U<Ai<Uを満たし、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。
オプションとして、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
オプションとして、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、第1の送信周期と第2の送信周期とを含み、第1の送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、第2の送信周期は、ランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
本発明のこの実施形態は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをステーションに送信し、トリガフレーム情報要素はトリガフレームの送信情報を含み、送信情報はトリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数であってもよい。ステーションは、ビーコンフレームを受信した後に、送信情報に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。アクセスポイントは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、アクセスポイントは、競合が成功した後に、トリガフレームをステーションに送信する。この場合、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信し、ステーションは、トリガフレームを受信した後にトリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行う。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態14
本発明のこの実施形態は、ステーション02を提供する。図23に示すように、ステーション02は、受信部021と、処理部022と、送信部023と、を含む。
受信部021は、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信するように構成され、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含む。
処理部022は、トリガフレームの送信情報に従ってトリガフレームの送信周期を取得するように構成される。
処理部022は、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するようにさらに構成される。
処理部022は、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにアクティブ状態に切り替えるようにさらに構成される。
受信部021は、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信するようにさらに構成され、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点である。
送信部023は、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行するように構成される。
オプションとして、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数である。
オプションとして、トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
処理部022は、具体的には、
第1のトリガフレームの送信時刻とトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0,t1,...,tnを含み、ここで、t0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0は第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
オプションとして、トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
処理部022は、具体的には、
トリガフレーム送信ウィンドウサイズとトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0−U,t1−U,...,tn−Uを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。
オプションとして、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
オプションとして、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、第1の送信周期と第2の送信周期とを含み、第1の送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、第2の送信周期は、ランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
本発明のこの実施形態は、ステーションを提供する。ステーションは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信し、トリガフレーム情報要素はトリガフレームの送信情報を含み、送信情報はトリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数であってもよい。ステーションは、ビーコンフレームを受信した後に、送信情報に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。アクセスポイントは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、アクセスポイントは、競合が成功した後に、トリガフレームをステーションに送信する。この場合、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信し、ステーションは、トリガフレームを受信した後にトリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行う。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態15
本発明のこの実施形態は、アクセスポイント03を提供する。図24に示すように、アクセスポイント03は、処理部031と送信部032とを含む。
処理部031は、チャネルについて競合するように構成される。
送信部032は、競合が成功した後にステーションにトリガフレームを送信するように構成され、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用される。
オプションとして、予め設定された条件は、ステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにアクセスポイントによってトリガされる必要がある別のステーションが存在するか、またはステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のステーションが存在することを含む。
本発明のこの実施形態は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、ステーションに送信されるトリガフレームに指示情報を追加し、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用され、そのようにして、アップリンク伝送を行っていない別のステーションまたはアップリンク伝送を完了していない別のステーションがアップリンク伝送を完了することができる。
実施形態16
本発明のこの実施形態は、ステーション04を提供する。図25に示すように、ステーション04は、受信部041と、送信部042と、処理部043と、を含む。
受信部041は、チャネルを聴取することにより、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを受信するようにさらに構成され、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用される。
送信部042は、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行するように構成される。
処理部043は、指示情報の指示に従ってアップリンク伝送が完了した後もアクティブ状態を維持するように構成される。
受信部041はチャネルを聴取することによって別のトリガフレームを受信するようにさらに構成される。
オプションとして、予め設定された条件は、ステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにアクセスポイントによってトリガされる必要がある別のステーションが存在するか、またはステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のステーションが存在することを含む。
本発明のこの実施形態は、ステーションを提供する。アクセスポイントは、ステーションに送信されるトリガフレームに指示情報を追加し、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用され、そのようにして、アップリンク伝送を行っていない別のステーションまたはアップリンク伝送を完了していない別のステーションがアップリンク伝送を完了することができる。
実施形態17
本発明のこの実施形態は、アクセスポイント05を提供する。図26に示すように、アクセスポイント05は、受信部051と送信部052とを含む。
受信部051は、ステーションによって送信されたリソース割り当て要求を受信するように構成され、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む。
送信部052は、指示情報を運ぶ応答フレームをステーションに送信するように構成され、指示情報は、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用される。
送信部052は、予め設定された期間にトリガフレームをステーションに配信するようにさらに構成される。
オプションとして、アップリンク伝送要求情報は、ステーションのアップリンク伝送のデータ量、データタイプおよびサービス優先度を含む。
本発明のこの実施形態は、アクセスポイントを提供する。ステーションは、アクセスポイントがトリガフレームを送信する前に、まずリソース割り当て要求をアクセスポイントに送信し、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む。アクセスポイントは、アップリンク伝送要求情報に従って、指示情報を運ぶ応答フレームをステーションに送信し、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示す。したがって、ステーションは、応答フレームを受信した後にアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態18
本発明のこの実施形態は、ステーション06を提供する。図27に示すように、ステーション06は、送信部061と、受信部062と、処理部063と、を含む。
送信部061は、リソース割り当て要求をアクセスポイントに送信するように構成され、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む。
受信部062は、指示情報を運び、かつステーションに送信される応答フレームをアクセスポイントから受信するように構成され、指示情報は、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用される。
処理部063は、指示情報が、アクセスポイントが予め設定された期間内にトリガフレームをステーションに配信することを示す場合に、アクティブ状態に切り替わるように構成される。
受信部062は、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信するようにさらに構成される。
オプションとして、アップリンク伝送要求情報は、ステーションのアップリンク伝送のデータ量、データタイプおよびサービス優先度を含む。
本発明のこの実施形態は、ステーションを提供する。ステーションは、アクセスポイントがトリガフレームを送信する前に、まずリソース割り当て要求をアクセスポイントに送信し、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む。アクセスポイントは、アップリンク伝送要求情報に従って、指示情報を運ぶ応答フレームをステーションに送信し、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示す。したがって、ステーションは、応答フレームを受信した後にアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態19
本発明のこの実施形態は、アクセスポイント07を提供する。図28に示すように、アクセスポイント07は、送信部071と受信部072とを含む。
送信部071は、ビーコンフレームをステーションに送信するように構成され、ビーコンフレームは、サービス識別子マッピング情報を含み、サービス識別子マッピング情報は、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示すために使用される。
送信部071は、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションにトリガフレームを送信するようにさらに構成される。
受信部072は、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの少なくとも1つのステーションからフィードバック情報を受信するように構成され、フィードバック情報は、少なくとも1つのステーションがアクティブ状態であることを示すために使用される。
送信部071は、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームが、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちのすべてのステーションをトリガすることができない場合には、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちのすべてのステーションがトリガされるまで、信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションにトリガフレームを再度送信するようにさらに構成される。
オプションとして、ビーコンフレームは指示情報をさらに含み、指示情報はビットマップまたはオフセット情報を含む。
オプションとして、指示情報がビットマップである場合には、図29に示すように、アクセスポイントは処理部073をさらに含む。処理部073は、
ビーコンフレームがステーションに送信される前に、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちから、トリガされるステーションとトリガされないステーションとを決定し、
トリガされるステーションおよびトリガされないステーションに従ってビットマップを生成するように構成され、ビットマップの各ビットは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの1つのステーションに対応し、ステーションをトリガするかどうかを示すために使用される。
オプションとして、指示情報がオフセット情報である場合には、処理部073は、
ビーコンフレームがステーションに送信される前に、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちから、トリガされるステーションとトリガされないステーションとを決定し、
トリガされるステーションおよびトリガされないステーションに従ってオフセット情報を生成するように構成され、オフセット情報は、スタートステーションのサブ識別子とオフセットとを含む。
オプションとして、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
本発明のこの実施形態は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをステーションに送信し、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示す。サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態20
本発明のこの実施形態は、ステーション08を提供する。図30に示すように、ステーション08は、受信部081と、処理部082と、送信部083と、を含む。
受信部081は、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信するように構成され、サービス識別子マッピング情報は、信対象のダウンリンクデータをステーションが有するかどうかを示すために使用される。
処理部082は、サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、アクティブ状態に切り替えるようにさらに構成される。
受信部081は、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信するようにさらに構成される。
送信部083は、フィードバック情報をアクセスポイントに送信するように構成され、フィードバック情報は、ステーションがアクティブ状態にあることを示すために使用される。
オプションとして、ビーコンフレームは指示情報をさらに含み、指示情報はビットマップまたはオフセット情報を含む。
オプションとして、指示情報がビットマップである場合には、処理部082は、具体的には、
サービス識別子マッピング情報に従って、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定し、
ステーションが信対象のダウンリンクデータを有する場合には、ビットマップ内にあり、かつステーションに対応するビットに従って、ステーションをトリガするかどうかを決定し、ビットマップ内の各ビットは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの1つのステーションに対応し、ステーションをトリガするかどうかを示すために使用され、
ステーションをトリガする場合には、アクティブ状態に切り替わるように構成される。
オプションとして、指示情報がオフセット情報である場合には、オフセット情報は、スタートステーションのサブ識別子とオフセットとを含み、処理部082は、具体的には、
サービス識別子マッピング情報に従って、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定し、
ステーションが信対象のダウンリンクデータを有する場合には、サービス識別子マッピング情報に従ってステーションのサブ識別子を取得し、
スタートステーションのサブ識別子およびオフセットに従って、トリガされるステーションの識別子範囲を決定し、
ステーションのサブ識別子が識別子範囲内にあるかどうかを判定し、
ステーションのサブ識別子が識別子範囲内にある場合には、アクティブ状態に切り替わるように構成される。
オプションとして、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
本発明のこの実施形態は、ステーションを提供する。アクセスポイントは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをステーションに送信し、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示す。サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態21
本発明のこの実施形態は、アクセスポイント09を提供する。図31に示すように、アクセスポイント09は、トランシーバ091およびプロセッサ092を含む。
トランシーバ091は、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをステーションに送信するように構成され、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期を取得するためにステーションによって使用される。
プロセッサ092は、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成される。
プロセッサ092は、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合するようにさらに構成される。
トランシーバ091は、競合が成功した後にトリガフレームをステーションに送信するように構成され、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点である。
オプションとして、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数である。
オプションとして、トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
プロセッサ092は、具体的には、
第1のトリガフレームの送信時刻とトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0,t1,...,tnを含み、ここで、t0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0は第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
オプションとして、トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
プロセッサ092は、具体的には、
トリガフレーム送信ウィンドウサイズとトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0+A0,t1+A1,...,tn+Anを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、A0,A1,...,Anは∀i∈{1,2,...,n},−U<Ai<Uを満たし、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。
オプションとして、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
オプションとして、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、第1の送信周期と第2の送信周期とを含み、第1の送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、第2の送信周期は、ランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
本発明のこの実施形態は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをステーションに送信し、トリガフレーム情報要素はトリガフレームの送信情報を含み、送信情報はトリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数であってもよい。ステーションは、ビーコンフレームを受信した後に、送信情報に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。アクセスポイントは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、アクセスポイントは、競合が成功した後に、トリガフレームをステーションに送信する。この場合、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信し、ステーションは、トリガフレームを受信した後にトリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行う。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態22
本発明のこの実施形態は、ステーション10を提供する。図32に示すように、ステーション10は、トランシーバ1001およびプロセッサ1002を含む。
トランシーバ1001は、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信するように構成され、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含む。
プロセッサ1002は、トリガフレームの送信情報に従ってトリガフレームの送信周期を取得するように構成される。
プロセッサ1002は、トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時刻シーケンスを取得するようにさらに構成される。
プロセッサ1002は、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにアクティブ状態に切り替えるようにさらに構成される。
トランシーバ1001は、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信するようにさらに構成され、目標伝送時刻は、目標伝送時系列内の任意の時点である。
トランシーバ1001は、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行するようにさらに構成される。
オプションとして、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数である。
オプションとして、トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
プロセッサ1002は、具体的には、
第1のトリガフレームの送信時刻とトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0,t1,...,tnを含み、ここで、t0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0は第1のトリガフレームの送信時刻に等しい。
オプションとして、トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
プロセッサ1002は、具体的には、
トリガフレーム送信ウィンドウサイズとトリガフレームの送信周期とに従って、トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、目標伝送時系列は、
t0−U,t1−U,...,tn−Uを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tはトリガフレームの送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、Uはトリガフレーム送信ウィンドウサイズである。
オプションとして、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
オプションとして、トリガフレームは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレーム、またはランダム競合伝送をサポートするトリガフレームを含み、
トリガフレームの送信周期は、第1の送信周期と第2の送信周期とを含み、第1の送信周期は、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、第2の送信周期は、ランダム競合伝送をサポートするトリガフレームの送信周期である。
本発明のこの実施形態は、ステーションを提供する。ステーションは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信し、トリガフレーム情報要素はトリガフレームの送信情報を含み、送信情報はトリガフレームの送信周期または送信されたトリガフレームの数であってもよい。ステーションは、ビーコンフレームを受信した後に、送信情報に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得する。アクセスポイントは、トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合し、アクセスポイントは、競合が成功した後に、トリガフレームをステーションに送信する。この場合、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信し、ステーションは、トリガフレームを受信した後にトリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行う。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態23
本発明のこの実施形態は、アクセスポイント11を提供する。図33に示すように、アクセスポイント11は、トランシーバ1101およびプロセッサ1102を含む。
プロセッサ1102は、チャネルについて競合するように構成される。
トランシーバ1101は、競合が成功した後にステーションにトリガフレームを送信するように構成され、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用される。
オプションとして、予め設定された条件は、ステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにアクセスポイントによってトリガされる必要がある別のステーションが存在するか、またはステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のステーションが存在することを含む。
本発明のこの実施形態は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、ステーションに送信されるトリガフレームに指示情報を追加し、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用され、そのようにして、アップリンク伝送を行っていない別のステーションまたはアップリンク伝送を完了していない別のステーションがアップリンク伝送を完了することができる。
実施形態24
本発明のこの実施形態は、ステーション12を提供する。図34に示すように、ステーション12は、トランシーバ1201およびプロセッサ1202を含む。
トランシーバ1201は、チャネルを聴取することにより、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを受信するように構成され、トリガフレームは指示情報を運び、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用される。
トランシーバ1201は、トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を実行するようにさらに構成される。
プロセッサ1202は、指示情報の指示に従ってアップリンク伝送が完了した後もアクティブ状態を維持するようにさらに構成される。
トランシーバ1201は、チャネルを聴取することによって別のトリガフレームを受信するようにさらに構成される。
オプションとして、予め設定された条件は、ステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにアクセスポイントによってトリガされる必要がある別のステーションが存在するか、またはステーションがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のステーションが存在することを含む。
本発明のこの実施形態は、ステーションを提供する。アクセスポイントは、ステーションに送信されるトリガフレームに指示情報を追加し、指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、ステーションがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、アクセスポイントが別のトリガフレームをステーションに配信することを示すために使用され、そのようにして、アップリンク伝送を行っていない別のステーションまたはアップリンク伝送を完了していない別のステーションがアップリンク伝送を完了することができる。
実施形態25
本発明のこの実施形態は、アクセスポイント13を提供する。図35に示すように、アクセスポイント13は、トランシーバ1301およびプロセッサ1302を含む。
トランシーバ1301は、ステーションによって送信されたリソース割り当て要求を受信するように構成され、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む。
トランシーバ1301は、指示情報を運ぶ応答フレームをステーションに送信するようにさらに構成され、指示情報は、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用される。
トランシーバ1301は、予め設定された期間にトリガフレームをステーションに配信するようにさらに構成される。
オプションとして、アップリンク伝送要求情報は、ステーションのアップリンク伝送のデータ量、データタイプおよびサービス優先度を含む。
本発明のこの実施形態は、アクセスポイントを提供する。ステーションは、アクセスポイントがトリガフレームを送信する前に、まずリソース割り当て要求をアクセスポイントに送信し、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む。アクセスポイントは、アップリンク伝送要求情報に従って、指示情報を運ぶ応答フレームをステーションに送信し、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示す。したがって、ステーションは、応答フレームを受信した後にアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態26
本発明のこの実施形態は、ステーション14を提供する。図36に示すように、ステーション14は、トランシーバ1401およびプロセッサ1402を含む。
トランシーバ1401は、リソース割り当て要求をアクセスポイントに送信するように構成され、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む。
トランシーバ1401は、指示情報を運び、かつステーションに送信される応答フレームをアクセスポイントから受信するようにさらに構成され、指示情報は、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示すために使用される。
プロセッサ1402は、指示情報が、アクセスポイントが予め設定された期間内にトリガフレームをステーションに配信することを示す場合に、アクティブ状態に切り替わるように構成される。
トランシーバ1401は、チャネルを聴取することによってトリガフレームを受信するようにさらに構成される。
オプションとして、アップリンク伝送要求情報は、ステーションのアップリンク伝送のデータ量、データタイプおよびサービス優先度を含む。
本発明のこの実施形態は、ステーションを提供する。ステーションは、アクセスポイントがトリガフレームを送信する前に、まずリソース割り当て要求をアクセスポイントに送信し、リソース割り当て要求は、ステーションのアップリンク伝送要求情報を含む。アクセスポイントは、アップリンク伝送要求情報に従って、指示情報を運ぶ応答フレームをステーションに送信し、アクセスポイントが予め設定された期間内にステーションにトリガフレームを配信するかどうかを示す。したがって、ステーションは、応答フレームを受信した後にアクティブ状態に切り替わり、チャネルを聴取することによりトリガフレームを受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態27
本発明のこの実施形態は、アクセスポイント15を提供する。図37に示すように、アクセスポイント15は、トランシーバ1501およびプロセッサ1502を含む。
トランシーバ1501は、ビーコンフレームをステーションに送信するように構成され、ビーコンフレームは、サービス識別子マッピング情報を含み、サービス識別子マッピング情報は、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示すために使用される。
トランシーバ1501は、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションにトリガフレームを送信するようにさらに構成される。
トランシーバ1501は、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの少なくとも1つのステーションからフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、フィードバック情報は、少なくとも1つのステーションがアクティブ状態であることを示すために使用される。
トランシーバ1501は、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームが、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちのすべてのステーションをトリガすることができない場合には、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちのすべてのステーションがトリガされるまで、信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションにトリガフレームを再度送信するようにさらに構成される。
オプションとして、ビーコンフレームは指示情報をさらに含み、指示情報はビットマップまたはオフセット情報を含む。
オプションとして、指示情報がビットマップである場合には、プロセッサ1502は、
ビーコンフレームがステーションに送信される前に、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちから、トリガされるステーションとトリガされないステーションとを決定し、
トリガされるステーションおよびトリガされないステーションに従ってビットマップを生成するようにさらに構成され、ビットマップの各ビットは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの1つのステーションに対応し、ステーションをトリガするかどうかを示すために使用される。
オプションとして、指示情報がオフセット情報である場合には、プロセッサ1502は、
ビーコンフレームがステーションに送信される前に、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちから、トリガされるステーションとトリガされないステーションとを決定し、
トリガされるステーションおよびトリガされないステーションに従ってオフセット情報を生成するように構成され、オフセット情報は、スタートステーションのサブ識別子とオフセットとを含む。
オプションとして、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
本発明のこの実施形態は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをステーションに送信し、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示す。サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
実施形態28
本発明のこの実施形態は、ステーション16を提供する。図38に示すように、ステーション16は、トランシーバ1601およびプロセッサ1602を含む。
トランシーバ1601は、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをアクセスポイントから受信するように構成され、サービス識別子マッピング情報は、信対象のダウンリンクデータをステーションが有するかどうかを示すために使用される。
プロセッサ1602は、サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、アクティブ状態に切り替えるように構成される。
トランシーバ1601は、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信するようにさらに構成される。
トランシーバ1601は、フィードバック情報をアクセスポイントに送信するようにさらに構成され、フィードバック情報は、ステーションがアクティブ状態にあることを示すために使用される。
オプションとして、ビーコンフレームは指示情報をさらに含み、指示情報はビットマップまたはオフセット情報を含む。
オプションとして、指示情報がビットマップである場合には、プロセッサ1602は、具体的には、
サービス識別子マッピング情報に従って、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定し、
ステーションが信対象のダウンリンクデータを有する場合には、ビットマップ内にあり、かつステーションに対応するビットに従って、ステーションをトリガするかどうかを決定し、ビットマップ内の各ビットは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるステーションのうちの1つのステーションに対応し、ステーションをトリガするかどうかを示すために使用され、
ステーションをトリガする場合には、アクティブ状態に切り替わるように構成される。
オプションとして、指示情報がオフセット情報である場合には、オフセット情報は、スタートステーションのサブ識別子とオフセットとを含み、プロセッサ1602は、具体的には、
サービス識別子マッピング情報に従って、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを決定し、
ステーションが信対象のダウンリンクデータを有する場合には、サービス識別子マッピング情報に従ってステーションのサブ識別子を取得し、
スタートステーションのサブ識別子およびオフセットに従って、トリガされるステーションの識別子範囲を決定し、
ステーションのサブ識別子が識別子範囲内にあるかどうかを判定し、
ステーションのサブ識別子が識別子範囲内にある場合には、アクティブ状態に切り替わるように構成される。
オプションとして、フィードバック情報は、PS−Pollフレーム、バッファ情報、またはアップリンクデータを含む。
本発明のこの実施形態は、ステーションを提供する。アクセスポイントは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをステーションに送信し、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有するかどうかを示す。サービス識別子マッピング情報が、ステーションが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、ステーションはアクティブ状態に切り替わり、アクセスポイントによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することによって受信する。トリガフレームに情報を追加する必要がないことが分かるので、シグナリングオーバーヘッドが削減され、トリガフレーム障害が次のトリガフレームに及ぼす影響を回避することができる。このように、シグナリングオーバーヘッドが増加せず、信頼性が確保された場合に、ステーションがトリガフレームの送信時刻を知ることができ、ステーションは適切な期間内に受信状態を維持する。
本発明で提供されるいくつかの実施形態では、開示された装置および方法は、他の方法で実施することができることを理解されたい。例えば、記載した装置の実施形態は単なる一例に過ぎない。例えば、ユニット分割は単なる論理機能の分割であって、実際の実施では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素は、組み合わせてもよいし、あるいは別のシステムに統合してもよいし、あるいはいくつかの特徴は無視してもよいし、実行しなくてもよい。さらに、表示または説明された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを用いて実現することができる。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的、機械的、または他の形態で実現することができる。
個別の部品として記載されたユニットは物理的に分離されてもよいし、されなくてもよく、ユニットとして表示された部品は物理的なユニットであってもよいし、そうでなくてもよく、物理的なユニットは1つの場所に配置されてもよいし、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。ユニットのいくつかまたは全部は、実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要に従って選択することができる。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合してもよいし、あるいはユニットの各々が物理的に単独で存在してもよいし、あるいは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実現されてもよいし、あるいは、ソフトウェア機能ユニットの形態に加えてハードウェアの形態で実現されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実現される場合には、統合されたユニットはコンピュータ可読記憶媒体に格納することができる。ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に格納され、本発明の実施形態において説明された方法のステップのいくつかを実行するために、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであってもよい)またはプロセッサ(processor)に命令するためのいくつかの命令を含む。記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどのプログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
当業者であれば明確に理解できることであるが、簡潔かつ簡単な説明のために、前述の機能モジュールの分割は例示のための一例として示してある。実際の応用では、前述の機能は異なる機能モジュールに割り当てられ、必要に応じて実現することができる。すなわち、装置の内部構成は、上述した機能のすべてまたは一部を実現するために異なる機能モジュールに分割される。前述の装置の詳細な作動プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することができ、詳細はここでは説明しない。
最後に、上記の実施形態は、本発明を限定するものではなく、本発明の技術的解決策を説明するためのものに過ぎないことに留意されたい。本発明について上記の実施形態を参照して詳細に説明したが、当業者であれば、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、上記の実施形態に記載された技術的解決策に改変を行い、あるいはその複数またはすべての技術的特徴に等価な置換を行うことができることを理解すべきである。
上述した実施形態9は、少なくとも以下の実施態様をさらに含むことに留意されたい。
実施形態9のステップ901で述べたように、APは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、トリガフレームの送信情報は、トリガフレームの送信周期を取得するためにSTAによって使用される。
送信情報は、トリガフレームの送信周期であってもよいし、送信されたトリガフレームの数であってもよい。
ステップ903で述べたように、送信情報が送信されたトリガフレームの数である場合には、トリガフレームの送信周期は、ビーコンフレームの送信周期を、送信されたトリガフレームの数で除算することによって取得することができる。
さらに、APは、送信されたトリガフレームの数を使用することによって、別の計算規則に従って、トリガフレームの送信周期を算出することができる。計算規則には、以下の方法が含まれるが、これらに限定されない。
方法1:トリガフレームの送信周期は、ビーコンフレーム間隔から第1トリガフレームの送信時刻を差し引いて得られた差を、送信されたトリガフレームの数で除算することによって取得することができる。具体的な計算式は次の通りである。
Figure 0006575948
ここで、triggerIntervalはトリガフレームの送信周期であり、beaconIntervalはビーコンフレームの送信周期であり、firstTriggerTimeは前回のビーコンフレームに対する第1のトリガフレームの送信時刻であり、triggerNumは送信されたトリガフレームの数である。
トリガフレームの送信周期は、時間単位(Time Unit、TU=1024μs)の単位であってもよい。上式を用いて計算して得られたトリガフレームの送信周期がTUの整数倍でない場合には、トリガフレームの送信周期を求めるために送信周期を切り捨ててもよい。
方法2:
ビーコンフレーム間隔は、競合伝送フェーズとスケジューリング伝送フェーズの2つのフェーズに分割することができ、競合伝送フェーズの継続時間とスケジューリング伝送フェーズの継続時間は、それぞれcontentionPhaseTimeとschedulingPhaseTimeであり、contentionPhaseTimeとschedulingPhaseTimeの和はビーコンフレーム間隔である。
競合伝送をサポートするトリガフレームについては、トリガフレームの送信周期は、競合伝送フェーズの継続時間から第1のトリガフレームの送信時刻を差し引いて得られた差を、送信されたトリガフレームの数で除算することによって取得することができる。具体的な計算式は次の通りである。
Figure 0006575948
ここで、triggerInterval_Rは競合をサポートするトリガフレームの送信周期であり、contentionPhaseTimeは競合伝送フェーズの継続時間であり、firstTriggerTimeは前回のビーコンフレームに関連し、かつ競合をサポートする第1のトリガフレームの送信時刻であり、triggerNumは競合伝送トリガフレームの数である。
スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームについては、トリガフレームの送信周期は、スケジューリング伝送フェーズの継続時間から第1のトリガフレームの送信時刻を差し引いて得られた差を、送信されたトリガフレームの数で除算することによって取得することができる。具体的な計算式は次の通りである。
Figure 0006575948
ここで、triggerInterval_Sはスケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの送信周期であり、schedulingPhaseTimeはスケジューリング伝送フェーズの継続時間であり、firstTriggerTimeは、スケジューリング伝送フェーズの開始点に関連し、かつスケジューリング伝送をサポートする第1のトリガフレームの送信時刻であり、triggerNumは、スケジューリング伝送をサポートするトリガフレームの数である。
トリガフレームの送信周期は、時間単位(Time Unit、TU=1024μs)の単位であってもよい。上式を用いて計算して得られたトリガフレームの送信周期がTUの整数倍でない場合には、トリガフレームの送信周期を求めるために送信周期を切り捨ててもよい。
さらに、この実施形態で述べた第1のトリガフレームの送信時刻は、絶対時間であってもよいし、相対時間であってもよい。絶対時間とは、ノードに格納されているシステム時間を基準として用いる時間をいう。相対時間とは、ビーコンフレームの送信開始時刻または送信終了時刻を起点として用いる期間をいう。好ましくは、相対時間を用いることができる。
上述した実施形態10は、少なくとも以下の実施態様をさらに含むことに留意されたい。
実施形態10のステップ1107で述べたように、特定の予め設定された条件が満たされたときにAPが直ちに別のトリガフレームを配信することを示すために、APがトリガフレームに指示情報を追加することができる。ステップ1110で述べたように、STAは、指示情報の指示に従ってアップリンク伝送を完了した後にアクティブ状態を維持して、チャネルを聴取することにより別のトリガフレームを受信する。
本明細書では、指示情報は、すべてのSTAに固有の公開情報であってもよいし、あるいは、トリガフレームによってトリガされる各STAに固有の私的な指示情報であってもよいことを強調すべきである。前者の場合には、指示情報は、APが別のトリガフレームを配信し、別のトリガフレームがすべてのSTAをトリガすることができることを示す。後者の場合には、各STAに固有の指示情報は、APが別のトリガフレームを配信し、別のトリガフレームが、伝送を行うようにSTAをトリガすることを示す。
指示情報がすべてのSTAに固有の公開情報である場合には、APおよびSTAの実施手順は、上記の実施形態10と同じである。
指示情報が、トリガフレームによってトリガされた各STAに固有の私的な指示情報である場合には、特定の実施手順では、実施形態10の元のステップ1107は、以下のステップに変更される。
ステップ1107:競合が成功した後に、APはトリガフレームをSTAに送信する。
トリガフレームは、指示情報を含む。指示情報は、ビットマップフィールドであり、ビットマップフィールドは、トリガフレームによってトリガされたSTAに従って生成される。各STAは、ビットマップフィールドの1ビットに対応する。各ビットが1であることは、予め設定された条件が満たされた場合に、STAがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、APが別のトリガフレームをSTAに配信することを示す。
指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、STAがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、APが別のトリガフレームをSTAに配信することを示すために使用される。
予め設定された条件は、STAがアップリンク伝送を完了した後に、STAが他の送信対象データを有することを含むことができる。
予め設定された期間は、比較的短い期間に設定されてもよい。すなわち、APによって配信されたトリガフレームが指示情報を運ぶ場合に、それは、STAが予め設定された条件を満たすと、APは直ちに別のトリガフレームを配信することを示している。
例えば、ステップ1107の処理を図13に示すことができる。図13において、Tはトリガフレームの送信周期であり、tは予め設定された期間であり、BAはブロック確認応答を意味する。通常の場合には、トリガフレームが送信された後に、APがTの期間後にトリガフレームを再び配信することが分かる。しかし、このときに受信されたトリガフレームは、アップリンク伝送の完了後の期間t内に指示情報を運ぶので、STAは、APによって送信された別のトリガフレームを直ちに受信する。
上述した実施形態12は、少なくとも以下の実施態様をさらに含むことに留意されたい。
実施形態12で述べたように、APはサービス識別子マッピング情報の指示に従ってSTAをトリガすることができる。さらに、STAは、以下のようにトリガされてもよい。
AP側:
ステップ1:APは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、サービス識別子マッピング情報は、信対象のダウンリンクデータをSTAが有するかどうかを示すために使用される。
ステップ2:APは、グループ情報に従って、ステップ1でサービス識別子マッピング情報をグループ化する。サービス識別子マッピング情報の各グループは、1つのグループ識別子に対応しているので、サービス識別子マッピング情報の各グループにマッピングされたSTAの各グループもまた、1つのグループ識別子に対応している。グループ情報は、APによって生成することができて、STAに配信され、あるいは規格によって指定することができる。
ステップ3:APは、STAの各グループにトリガフレームを送信する。すなわち、APは、送信されたトリガフレームにグループ識別子を追加して、グループ識別子に対応するSTAをトリガしてアップリンク伝送を実行する。
ステップ4:APは、受信対象のダウンリンクデータを有し、かつスリープ状態にあるSTAのうちの少なくとも1つのSTAからフィードバック情報を受信し、フィードバック情報は、少なくとも1つのSTAがアクティブ状態であることを示すために使用される。
ステップ2では、特定のグループ化方法は以下のようにすることができる。APは、ビーコンフレームに各グループ内のSTAの数を加え、STAは、TIM内のSTAの位置に従ってSTAのグループ識別子を算出する。具体的には、STAが、TIMを読み取り、TIM内にあり、かつAIDがSTAのAIDより小さいセグメント内の1の数を取得し、1の数を各グループ内のSTAの数で除算して得られた整数部分がSTAのグループ識別子である。例えば、図39に示すように、各グループ内のSTAの数が4であり、かつTIM内にあって、AIDが16に等しいSTAの場合では、AIDが16に等しいSTAに先行するTIM値1を有する9つのSTAがあり、STAのグループ識別子は、
Figure 0006575948
(切り捨て)である。
STA側:
ステップ1:STAは、サービス識別子マッピング情報を運ぶビーコンフレームをAPから受信し、サービス識別子マッピング情報は、信対象のダウンリンクデータをSTAが有するかどうかを示すために使用される。
ステップ2:STAは、グループ情報に従ってSTAのグループ識別子を決定し、グループ情報は、APによって生成することができて、STAに配信され、あるいは規格によって指定することができる。
ステップ3:STAは、サービス識別子マッピング情報が、STAが信対象のダウンリンクデータを有することを示す場合には、アクティブ状態に切り替わる。
ステップ4:STAは、APによって送信されたトリガフレームを、チャネルを聴取することにより受信する。
ステップ5:STAのグループ識別子がトリガフレーム内のグループ識別子と一致する場合には、STAは、フィードバック情報をAPに送信し、フィードバック情報は、STAがアクティブ状態にあることを示すために使用される。特定の送信方法は、送信するためにサブチャネルをランダムに選択することであってもよい。
本発明の解決策は、以下の実施形態をさらに含むことができることに留意されたい。
AP側:
ステップ1:APは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームをSTAに送信し、トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻情報を含む。
ステップ2:APはトリガフレームをSTAに送信し、トリガフレームは指示情報を運び、次のビーコンフレームが到着する前にAPがトリガフレームをさらに配信するかどうかを示す。
STA側:
ステップ1:STAは、ビーコンフレームを受信し、第1のトリガフレームのものであって、ビーコンフレーム内のトリガフレーム情報要素に含まれる送信時刻を読み取り、第1のトリガフレームが到着すると、APによって送信されたトリガフレームを受信する。
ステップ2:STAは、トリガフレーム内の指示情報を読み取り、指示情報が、次のビーコンフレームが到着する前にAPがトリガフレームを送信しないことを示す場合には、STAはスリープ状態に入ることを選択し、次のビーコンフレームが到着するとアクティブ状態に戻ってビーコンフレームを受信することができ、あるいは、次のビーコンフレームが到着する前にAPがさらにトリガフレームを送信することを指示情報が示す場合には、STAはアクティブ状態を維持して、チャネルを聴取し、次のトリガフレームを受信して、ステップ2を再度実行する。
指示情報は、予め設定された条件が満たされた場合に、STAがアップリンク伝送を完了してから予め設定された期間内に、APが別のトリガフレームをSTAに配信することを示すために使用される。
予め設定された条件は、STAがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を実行するためにAPによってトリガされる必要がある別のSTAが存在するか、またはSTAがアップリンク伝送を完了した後に、アップリンク伝送を完了していない別のSTAが存在することを含むことができる。
予め設定された期間は、比較的短い期間に設定されてもよい。すなわち、APによって配信されたトリガフレームが指示情報を運ぶ場合に、それは、STAが予め設定された条件を満たすと、APは直ちに別のトリガフレームを配信することを示している。
例えば、ステップ2の処理を図40に示すことができる。図40において、tは予め設定された期間であり、BAはブロック確認応答を意味する。このときに受信されたトリガフレームがアップリンク伝送の完了後の期間t内に指示情報を運ぶ場合には、STAは、APによって送信された別のトリガフレームを直ちに受信する。そうでない場合には、次のビーコンフレームが到着する前に、STAはトリガフレームを受信しない。
01,03,05,07,09,11,13,15 アクセスポイント
02,04,06,08,10,12,14,16 ステーション
011,023,032,042,052,061,071,083 送信部
012,022,031,043,063,073,082 処理部
021,041,051,062,072,081 受信部
091,1001,1101,1201,1301,1401,1501,1601 トランシーバ
092,1002,1102,1202,1302,1402,1502,1602 プロセッサ

Claims (10)

  1. アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを送信するための方法であって、前記方法は、
    トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームを生成するステップであって、前記トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、前記トリガフレームの前記送信情報は、前記トリガフレームの送信周期を示すために使用される、ステップと、
    前記ビーコンフレームを送信するステップと、
    前記トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップと、
    前記トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合するステップと、
    前記競合が成功した後に、アクセスポイントによって、トリガフレームをステーションに送信するステップと、を含み、前記目標伝送時刻は、前記目標伝送時系列内の任意の時点であり、前記トリガフレームは、前記ステーションに、アップリンク伝送を行うことを指示するために使用される、
    方法。
  2. ステーションによって、アップリンクマルチユーザ伝送トリガフレームを信するための方法であって、前記方法は、
    前記ステーションによって、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームを受信するステップであって、前記トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、前記トリガフレームの前記送信情報は、前記トリガフレームの送信周期を示す、ステップと、
    前記ステーションによって、前記トリガフレームの前記送信情報に従って前記トリガフレームの前記送信周期を取得するステップと、
    前記ステーションによって、前記トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するステップと、
    前記ステーションによって、前記トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにアクティブ状態に切り替わるステップと、
    前記ステーションによって、チャネルを聴取することにより前記トリガフレームを受信するステップであって、前記目標伝送時刻は、前記目標伝送時系列内の任意の時点である、ステップと、
    前記ステーションによって、前記トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行うステップと、
    を含む方法。
  3. 前記トリガフレームの前記送信情報は、前記トリガフレームの前記送信周期または前記トリガフレームの数である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
    記トリガフレームの前記送信周期に従って前記トリガフレームの目標伝送時系列を取得する前記ステップは、
    前記第1のトリガフレームの前記送信時刻と前記トリガフレームの前記送信周期とに従って、前記トリガフレームの前記目標伝送時系列を取得するステップを含み、前記目標伝送時系列は、
    t0、t1、...、tnを含み、ここで、t0、t1、...、tnは∀i、j∈{1,2、...、n}、ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tは前記トリガフレームの前記送信周期に等しく、t0は前記第1のトリガフレームの前記送信時刻に等しく、
    または、前記トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、前記トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、前記トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
    記トリガフレームの前記送信周期に従って前記トリガフレームの目標伝送時系列を取得する前記ステップは、
    前記トリガフレーム送信ウィンドウサイズと前記トリガフレームの前記送信周期とに従って、前記トリガフレームの前記目標伝送時系列を取得するステップを含み、前記目標伝送時系列は、
    t0+A0,t1+A1,...,tn+Anを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tは前記トリガフレームの前記送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、A0,A1,...,Anは∀i∈{1,2,...,n},−U<Ai<Uを満たし、Uは前記トリガフレーム送信ウィンドウサイズである、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 装置であって、前記装置は、トランシーバおよびプロセッサを含み、
    前記トランシーバは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームを生成するように構成され、前記トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、前記トリガフレームの前記送信情報は、前記トリガフレームの送信周期を示すために使用され、
    前記トランシーバは、前記ビーコンフレームを送信するように構成され
    前記プロセッサは、前記トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、
    前記プロセッサは、前記トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにチャネルについて競合するように更に構成され、
    前記トランシーバは、前記競合が成功した後に、トリガフレームをステーションに送信するように更に構成され、前記目標伝送時刻は、前記目標伝送時系列内の任意の時点であり、前記トリガフレームは、前記ステーションに、アップリンク伝送を行うことを指示するために使用される、装置。
  6. 装置であって、前記装置は、トランシーバおよびプロセッサを含み、
    前記トランシーバは、トリガフレーム情報要素を運ぶビーコンフレームを受信するように構成され、前記トリガフレーム情報要素は、トリガフレームの送信情報を含み、前記トリガフレームの前記送信情報は、前記トリガフレームの送信周期を示すために使用され、
    前記プロセッサは、前記トリガフレームの前記送信情報に従って前記トリガフレームの前記送信周期を取得するように構成され
    前記プロセッサは、前記トリガフレームの送信周期に従ってトリガフレームの目標伝送時系列を取得するように更に構成され、
    前記プロセッサは、前記トリガフレームの目標伝送時刻が到来したときにアクティブ状態に切り替わるように更に構成され、
    前記トランシーバは、チャネルを聴取することにより前記トリガフレームを受信するように更に構成され、前記目標伝送時刻は、前記目標伝送時系列内の任意の時点であり、
    前記トランシーバは、前記トリガフレームの指示に従ってアップリンク伝送を行うように更に構成される、装置。
  7. 前記トリガフレームの前記送信情報は、前記トリガフレームの前記送信周期または送信されたトリガフレームの数である、請求項5または6に記載の装置。
  8. 前記トリガフレーム情報要素は、第1のトリガフレームの送信時刻をさらに含み、
    前記プロセッサは、具体的には、
    前記第1のトリガフレームの前記送信時刻と前記トリガフレームの前記送信周期とに従って、前記トリガフレームの目標伝送時系列を取得するように構成され、前記目標伝送時系列は、
    t0、t1、...、tnを含み、ここで、t0、t1、...、tnは∀i、j∈{1,2、...、n}、ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tは前記トリガフレームの前記送信周期に等しく、t0は前記第1のトリガフレームの前記送信時刻に等しく、
    または、前記トリガフレーム情報要素は、トリガフレーム送信ウィンドウサイズをさらに含み、前記トリガフレーム送信ウィンドウサイズは、前記トリガフレームの送信時刻の調整範囲を示すために使用され、
    前記プロセッサは、具体的には、
    前記トリガフレーム送信ウィンドウサイズと前記トリガフレームの前記送信周期とに従って、前記トリガフレームの前記目標伝送時系列を取得するように構成され、前記目標伝送時系列は、
    t0+A0,t1+A1,...,tn+Anを含み、ここでt0,t1,...,tnは∀i,j∈{1,2,...,n},ti−ti−1=tj−tj−1=Tを満たし、Tは前記トリガフレームの前記送信周期に等しく、t0,t1,...,tnは周期がTである周期的系列であり、A0,A1,...,Anは∀i∈{1,2,...,n},−U<Ai<Uを満たし、Uは前記トリガフレーム送信ウィンドウサイズである、請求項5または6に記載の装置。
  9. 請求項1から4のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. プログラムが記録されたコンピュータ可読記録媒体であって、前記プログラムは、実行されると、コンピュータが請求項1から4のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にする、コンピュータ可読記録媒体。
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