JP6575942B2 - プロジェクトqcd管理システム - Google Patents

プロジェクトqcd管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6575942B2
JP6575942B2 JP2015153681A JP2015153681A JP6575942B2 JP 6575942 B2 JP6575942 B2 JP 6575942B2 JP 2015153681 A JP2015153681 A JP 2015153681A JP 2015153681 A JP2015153681 A JP 2015153681A JP 6575942 B2 JP6575942 B2 JP 6575942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
qcd
project
model
personnel
estimated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015153681A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017027564A (ja
Inventor
隆司 打矢
隆司 打矢
Original Assignee
株式会社筑波総合研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社筑波総合研究所 filed Critical 株式会社筑波総合研究所
Priority to JP2015153681A priority Critical patent/JP6575942B2/ja
Publication of JP2017027564A publication Critical patent/JP2017027564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6575942B2 publication Critical patent/JP6575942B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Description

この発明は、共分散構造分析によるQCD見積モデルを使用して、ソフトウェア開発工数見積りなどのプロジェクト管理指標値(開発工数(C)、工期(D)、欠陥率(Q))を推論するプロジェクトQCD管理システムに関するものである。
ソフトウェア開発において、多くの場合、ソフトウェア開発にかかる工数を見積り、その見積を基準に開発を進めていくため、開発工数の見積り手法が必要となっている。
ソフトウェアの規模を測定する手法として、ソースコード行数を評価するSLOC(Source Line Of Code)やソフトウェアの機能数や複雑さを評価したFP(Function Point)法が広く知られている。また、規模を基に工数を見積る手法として、COCOMO(Constructive Cost Model)やCoBRA(Cost estimation,Benchmarking and Risk Assessment)法が著名である。
また工期の設定も必要であるが、必要な工期を見積る手法としてBoehmが考案した方法の簡略形で、工数だけを基に見積もる方法が著名である。
そして欠陥率の見積に関しては、COQUALMO(Constructive QUALity MOdel)があるが、複雑であり、一般には知られていない。
従来のソフトウェア開発工数見積支援システムでは、プロジェクトデータを回帰分析するなどして見積りを行なっている。(たとえば、特許文献1参照)
ソフトウェア開発工期の見積もり支援システムは、工数との関係を回帰分析した結果を用いるなどして見積を行っている。
欠陥率に関する見積支援システムは公になっているものは存在しない。
特開2014−203228号広報
打矢隆司,椿広計,木野泰信(2015):"ソフトウェア計量管理のためのQCD統合構造モデル″,「品質」45,[1],98−115.
従来のソフトウェア開発工期の見積り支援システムは、工数のみを見積のための変数としているため、見積もられる工期は現実のプロジェクトと乖離した見積り手法となる可能性が高いという問題点があった。
また欠陥率に対する見積り支援システムは無く、類似システムの平均値を用いるしかないため、欠陥率を目標以下にするために工数を幾ら増加すべきか、工期をどの程度伸ばすか等は、感に頼らざるを得ない状況であった。
本発明は工期の見積精度を倍増させ、一般に使用されている方法での工数見積精度と同じ程度にたかめることで、現場で使用できる精度の見積を可能にすることを目的にするものである。
また従来見積もることが出来なかった欠陥率に関し、従来の工期の見積に近い精度の見積もりを可能にすることを目的にするものである。
この発明に係わるプロジェクトQCD管理システムにおいては、プロジェクト指標値の推論を行うための情報を蓄積したプロジェクト管理実績データ、このプロジェクト管理実績データの情報を基にしてプロジェクト指標値を見積るためのQCD見積モデルを生成し、検定したQCD見積モデルを見積機として出力するQCD見積機生成装置、及び見積機を用いて、ユーザにより入力されたデータに基づき、工数、工期、欠陥率を見積る見積装置を備え、QCD見積機生成装置は、共分散構造分析モデルの機械学習機を利用して、プロジェクト管理実績データの情報を基にしてQCD見積モデルを作成するモデル作成部と、このモデル作成部により生成されたQCD見積モデルを検定するモデル検定機とを有するものである。
また目標とする工数、工期、欠陥率とするためには、平均要員数、ピーク要員数、専任率などのプロジェクト管理指標をどれだけ改善すれば良いかのシミュレーションをシミュレーション装置によって実現する。
工期に関しては、工数以外の説明変数を加えることにより、従来よりも見積精度を倍増させる。欠陥率に関しても、従来見積は難しかったが、基礎的は変数を説明変数にすることと、欠損値があっても補いロジックを備えた共分散構造分析を用いることで、見積もることを可能にしている。
また、QCD間のトレードオフ関係をモデル化することにより、欠陥率を幾ら改善するには工期を何日延長すればよいかなどのシミュレーションも可能にする。
この発明の実施の形態1によるプロジェクトQCD管理システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるプロジェクトQCD管理システムのプロジェクト管理実績データの例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるプロジェクトQCG管理システムのQCD見積機生成装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるプロジェクトQCD管理システムのQCD見積装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるプロジェクトQCD管理システムのQシミュレーション装置の処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるプロジェクトQCD管理システムを示す構成図である。
図1において、QCD見積機生成装置1は、与えられたプロジェクト管理実績データ6を入力とし、QCD見積機11とQCDシミュレーション機12を生成するための装置である。QCD見積装置2は、新規又は再構築プロジェクトの見積りを行うためのデータを入力とし、QCD見積機11を用いて、工数、工期そして欠陥率の見積りに必要な情報を推論する装置である。
なお、QCD見積機生成装置1とQCD見積装置2とシミュレーション機3は、それぞれ計算機によって構成される。
QCD見積機生成装置1は、変数構築機7、QCD見積モデル構築機8、モデル検定機10を有している。
変数構築機7は、プロジェクト管理実績データ6のデータ項目を組み合わせ、出力値(工数、工期、欠陥率)や他変数と関連度の高い変数を構築する。
QCD見積モデル構築機8は、共分散構造分析モデルを利用して実現され、プロジェクト管理実績データ6の統計情報から工数、工期、欠陥率各々の見積りを推論するQCD見積モデル9を生成する。
モデル検定機10は、機械学習機によって生成されたQCD見積モデル9を検定し、その精度を検証する部分で、統計的有意が認められる変数間の相関だけを残す様、モデルをチューニングする。
QCD見積装置2は、QCD見積機11とインターフェース13を有する。
QCD見積機11は、QCD見積機生成装置1によってチューニングされたQCD見積モデル9を元にQCD見積りを行う部分である。
シミュレーション装置3は、QCDシミュレーション機12とインターフェース13を有する。
QCDシミュレーション機12は、QCD見積機生成装置1によってチューニングされたQCD見積モデル9を元にQCDのシミュレーションを行う部分である。
ユーザインターフェース13は、プロジェクト変数14、見積値15、目標値16そして変数の改善巾17で構成される。ユーザインターフェース13は、ユーザ端末4からソフトウェア開発のQCDを見積るためのプロジェクト変数を受け取り、見積値を返すことや、ユーザ端末5からQCDの目標値を受取、目標を達するための変数の改善巾を返すインターフェースである。
QCD見積機11はユーザ端末からのユーザインターフェースの内のプロジェクト変数14を受けて、見積値15をユーザ端末に返す。
QCDシミュレーション機はユーザ端末5からQCDの目標値16を受けて、その改善値を達成するに必要なプロジェクト管理指標の変数の改善巾17を返す。
図2は、この発明の実施の形態1によるプロジェクトQCD管理システムのプロジェクト管理実績データの例を示す図である。
図2において、プロジェクト管理実績データ6として、ソフトウェア開発QCD見積りのための指標を示し、各指標について単位、備考を示している。
次に、動作について説明する。
まず、図3に従い、実施の形態1のQCD見積機生成装置1の動作について説明する。
処理310で、過去に蓄積されたプロジェクト管理実績データを変数構築機7に入力する。次に、処理311で平均要員数と工期及び工数を組み合わせて専任率を導出し、平均要員数、ピーク要員数そして専任率を掛け合わせた、ピーク要員比率という指標を設ける。この指標はQCDとの相関が非常に強く、工期と欠陥率の見積精度を上げている。
次に、処理312から処理314のフローでQCD見積機11を生成する。
処理312では、変数間相互の因果関係をパス図モデルとして作成する。パス図モデル設定後、処理313で、プロジェクト管理実績データをQCD見積モデル構築機8に入力し、共分散構造分析を行うことで、有意な相関のパスのみを残したQCD見積モデル9を生成し、処理314で、QCD見積モデル9の推定精度検定を行う。
共分散構造分析ではデータの欠測値があってもそのデータを補完する機能を設定することで、欠測値があるプロジェクト管理実績データも生かすことで、見積精度の高いモデルを生成する。
処理316の検定で十分な見積り精度が出ると判定された場合、生成されたQCD見積モデル9をQCD見積機11として出力し、処理を終了する。
次に、図4に従い、実施の形態1のQCD見積装置2の動作について説明する。
処理410では、QCDの見積を行いたいプロジェクト変数14をユーザ端末4から入力する。処理420では、変数をQCD見積機11に入力し、QCDの見積値15をユーザ端末4へ出力する。
次に、図5に従い、実施の形態1のシミュレーション装置3の動作について説明する。
QCD見積モデルは、共分散構造分析を用いることで、変数及びQCD間の相互関係を定量的に表し、変数やQCDの一つが変動した時、他の変数やQCDがどの程度影響を受けるかの算定を可能にする。この機能を用いてシミュレーションを可能にする。
処理510では、QCDの目標値16をユーザ端末4から入力する。処理520では、目標値をQCDシミュレーション機12に入力し、目標値とするために必要な変数の改善巾17をユーザ端末4へ出力する
1 QCD見積機生成装置
2 QCD見積装置
3 シミュレーション装置
4 ユーザ端末1
5 ユーザ端末2
6 プロジェクト管理実績データ
7 変数構築機
8 QCD見積モデル構築機
9 QCD見積モデル
10 モデル検定機
11 QCD見積機
12 QCDシミュレーション機
13 ユーザインターフェース
14 プロジェクト変数
15 見積値
16 目標値
17 変数の改善巾

Claims (3)

  1. 入力されたプロジェクト管理実績データから、ソフトウェア開発の工数(C)、工期(D)及び欠陥率(Q)各々の見積りを推論するQCD見積モデルを生成するQCD見積機生成装置
    力された、工数(C)、工期(D)及び欠陥率(Q)の見積りを行うためのプロジェクト変数と、前記QCD見積モデルから、工数(C)、工期(D)及び欠陥率(Q)の見積値を生成するQCD見積装
    入力された、工数(C)、工期(D)及び欠陥率(Q)の目標値と、前記QCD見積モデルを用いたシミュレーションを行い、前記見積値を前記目標値とするための前記プロジェクト変数の改善巾を出力するシミュレーション装置と、
    を備え
    前記プロジェクト管理実績データは平均要員数及びピーク時要員数を変数として含み
    前記QCD見積機生成装置は、
    平均要員数、ピーク時要員数、工期(D)及び工数(C)を組み合わせて導出される専任率前記平均要員数、前記ピーク時要員数及び前記専任率から導出される、工数(C)、工期(D)及び欠陥率(Q)との相関が強いピーク要員比率とを指標として用いて、前記QCD見積モデルの精度を検証する
    ことを特徴とするプロジェクトQCD管理システム。
  2. 前記QCD見積機生成装置は、前記プロジェクト管理実績データに対して共分散構造分析を用いることで前記QCD見積モデルを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクトQCD管理システム。
  3. 前記共分散構造分析には、欠測値を補完する機能が設定されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のプロジェクトQCD管理システム。


JP2015153681A 2015-07-15 2015-07-15 プロジェクトqcd管理システム Active JP6575942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015153681A JP6575942B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 プロジェクトqcd管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015153681A JP6575942B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 プロジェクトqcd管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017027564A JP2017027564A (ja) 2017-02-02
JP6575942B2 true JP6575942B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=57950106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015153681A Active JP6575942B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 プロジェクトqcd管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6575942B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7131447B2 (ja) * 2019-03-22 2022-09-06 富士通株式会社 情報処理装置、作業選択方法および作業選択プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013257821A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム
JP6176979B2 (ja) * 2013-04-04 2017-08-09 三菱電機株式会社 プロジェクト管理支援システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017027564A (ja) 2017-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Makiela et al. Foreign direct investment and economic growth: Exploring the transmission channels
JP6636071B2 (ja) コンピュータ実装方法、コンピュータシステム及びコンピュータ装置
JP6243080B1 (ja) プリプロセッサおよび異常予兆診断システム
US20140207415A1 (en) Performance evaluation system and method therefor
JP6176979B2 (ja) プロジェクト管理支援システム
KR101852527B1 (ko) 기계학습 기반의 동적 시뮬레이션 파라미터 교정 방법
CN108829718B (zh) 一种数据处理的方法和装置
Beaudry et al. When is nonfundamentalness in VARs a real problem? An application to news shocks
JP2014502366A5 (ja)
Lee et al. The meta Taylor rule
Hegedus Revealing the effect of coding practices on software maintainability
JP6575942B2 (ja) プロジェクトqcd管理システム
WO2009055967A1 (en) Real-time model validation
Akpan et al. Dynamic time series regression: A panacea for spurious correlations
JP5818439B2 (ja) ソフトウェア改造見積り方法及びソフトウェア改造見積りシステム
JP2016224862A (ja) 保守作業間隔決定装置
CN113657656A (zh) 贷款数据分析预测方法及装置
JP4903472B2 (ja) システム規模推計システム、システム規模推計方法及びシステム規模推計プログラム
JP6558862B2 (ja) 生存確率推定装置、方法、及びプログラム
Lipke Project duration increase from rework
JPWO2020217494A5 (ja) フィッティング支援装置、フィッティング支援方法、及びプログラム
Pérez-Alfonso et al. Recommendation of process discovery algorithms: a classification problem
WO2020079815A1 (ja) 学習プログラム、学習方法および学習装置
Haque et al. An NHPP-based SRGM with time dependent growth process
WO2022153487A1 (ja) シミュレーションを実施するための計算機システム、及び、シミュレーションのための方法

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20150810

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190610

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6575942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250