JP6573562B2 - すれ違い灯用光源モジュールおよび車載前照灯 - Google Patents

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この発明は、車両前方にすれ違い灯用配光を照射するすれ違い灯用光源モジュールおよび車載前照灯に関するものである。
昨今、車載前照灯に用いる光源には、従来のタングステンフィラメントの電球およびアーク放電による放電灯に代替して、発光ダイオード(LED)等の半導体光源が普及してきた。当LEDは、長寿命、かつ、少ない電力で必要な明るさを確保できる上に、一定の電流を供給する簡単な制御によって安定した明るさを発することができ、車載用灯具の光源としては好適である。
また、LEDは、アーク放電による放電灯に比べて紫外線の発生量が少なく、タングステンフィラメントの電球およびアーク放電による放電灯に比べて発熱が少ない。そのため、LEDを車載用灯具の光源とした場合には、投影レンズおよび配光形成用部材等に樹脂が使用されることが多い。
配光形成用部材は、すれ違い灯において車両前方に照射する配光の明るい下部と暗い上部の明暗の境、つまりカットオフラインを形成するための部材であり、投影レンズの焦点近傍に設置される。太陽光が灯具内部へ入射し、投影レンズにより焦点近傍の配光形成用部材上に集光された場合、樹脂製の配光形成用部材が太陽光の熱により変形または劣化し、配光が歪む恐れがある。
この問題に対し、例えば特許文献1には、樹脂製の配光形成用部材に高熱伝導性素材製シートを接合することによって、熱による樹脂の劣化を防ぐことが記載されている。
特開2014−149981号公報
特許文献1に係る発明においては、樹脂製の配光形成用部材に高熱伝導性素材製シートを接合する手間および部品点数が増えるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡素な構成ながら配光が劣化しないすれ違い灯用光源モジュール、およびすれ違い灯用光源モジュールを搭載した車載前照灯を提供することを目的とする。
この発明に係るすれ違い灯用光源モジュールは、半導体光源と、半導体光源が発する光をすれ違い灯用の配光にして車両前方に照射する樹脂製の導光部材とを備え、導光部材は、半導体光源が発する光をすれ違い灯用の配光にする配光形成部と、配光形成部が形成したすれ違い灯用の配光を車両前方に照射する投影レンズ部と、配光形成部の下方であって投影レンズ部よりも半導体光源に近い位置で、投影レンズ部を介して入射される太陽光を拡散する拡散部とを有し、配光形成部の投影レンズ部側の端辺は、すれ違い灯用の配光の明暗の境であるカットオフラインを形成するカットオフライン形成部であり、拡散部は、カットオフライン形成部から下方にのびた面であり、投影レンズ部の光軸に垂直でかつ投影レンズ部の焦点を通る焦点面よりも車両後方に傾斜しているものである。
また、この発明に係るすれ違い灯用光源モジュールは、半導体光源と、半導体光源が発する光をすれ違い灯用の配光にして車両前方に照射する樹脂製の導光部材とを備え、導光部材は、半導体光源が発する光をすれ違い灯用の配光にする配光形成部と、配光形成部が形成したすれ違い灯用の配光を車両前方に照射する投影レンズ部と、配光形成部の下方であって投影レンズ部よりも半導体光源に近い位置で、投影レンズ部を介して入射される太陽光を拡散する拡散部とを有し、配光形成部の投影レンズ部側の端辺は、すれ違い灯用の配光の明暗の境であるカットオフラインを形成するカットオフライン形成部であり、拡散部は、カットオフライン形成部から下方にのびた面であり、投影レンズ部の光軸に垂直でかつ投影レンズ部の焦点を通る焦点面よりも車両前方に向かって凹む曲面であるものである。
この発明によれば、樹脂製の導光部材に、投影レンズ部を介して入射される太陽光を拡散する拡散部を設けるようにしたので、投影レンズ部を介して入射した太陽光が導光部材上の一点に集中することを防ぐことができ、導光部材の変形および劣化を防止することができる。よって、簡素な構成ながら配光が劣化しないすれ違い灯用光源モジュール、およびすれ違い灯用光源モジュールを搭載した車載前照灯を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係るすれ違い灯用光源モジュールを搭載した車載前照灯の構成例を示す断面図である。 図2Aおよび図2Bは、実施の形態1に係るすれ違い灯用光源モジュールの導光部材の構成例を示す斜視図である。 実施の形態1に係るすれ違い灯用光源モジュールの構成例を示す図である。 実施の形態1に係るすれ違い灯用光源モジュールの変形例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るすれ違い灯用光源モジュールの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るすれ違い灯用光源モジュールの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態4に係るすれ違い灯用光源モジュールの構成例を示す図である。 この発明に係るすれ違い灯用光源モジュールの変形例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るすれ違い灯用光源モジュールを搭載した車載前照灯1の構成例を示す断面図である。この車載前照灯1は、すれ違い灯用LED2と、すれ違い灯用LED2が発する光をすれ違い灯用の配光にして車両前方に照射する導光部材3と、すれ違い灯用LED2が発する熱を放熱するヒートシンクおよびすれ違い灯用LED2を固定する固定部材を兼用する放熱兼固定部材4と、これらを収容するケース5と、前面レンズ6とを備えている。車載前照灯1に用いる半導体光源は、LEDの他、LD(レーザダイオード)またはOLED(有機発光ダイオード)等であってもよい。
図2Aおよび図2Bは、実施の形態1に係る導光部材3の構成例を示す斜視図である。導光部材3は、透明な樹脂を用いて、図2Aに示すような一部が凹んだ略円柱形状または図2Bに示すような一部が凹んだ略角柱形状等に形成されている。この導光部材3は、すれ違い灯用LED2が発した光をすれ違い灯用の配光にする配光形成部3bと、配光形成部3bが形成したすれ違い灯用の配光を車両前方に照射する投影レンズ部3aと、投影レンズ部3aを介して入射される太陽光を拡散する拡散部3cとを備えている。図示例では、投影レンズ部3aと配光形成部3bと拡散部3cは一体に構成されている。
すれ違い灯用の配光は、対向車の運転者を照らさないために照射光の上部を暗くすると共に、路面を照らすために照射光の下部を明るくする必要がある。照射光の上側の暗部と下側の明部との境がカットオフラインである。導光部材3の配光形成部3bは、すれ違い灯用LED2が下方に向けて発した光を上方に反射させる反射面である。配光形成部3bが存在しない場合、すれ違い灯用LED2が下方に向けて発した光は、投影レンズ部3aで反転されて上方に向かうため、カットオフラインの上部が明るくなってしまう。一方、配光形成部3bが存在する場合、すれ違い灯用LED2が下方に向けて発した光は、配光形成部3bで上方に反射され、投影レンズ部3aで反転されて下方に向かうため、カットオフラインの下部が明るく、上部が暗くなる。
配光形成部3bの投影レンズ部3a側の端辺は、カットオフラインを形成するカットオフライン形成部3dである。このカットオフライン形成部3dは、投影レンズ部3aの焦点F近傍に配置されるため、このカットオフライン形成部3dの形状が投影レンズ部3aにより車両前方へ投影されて明瞭なカットオフラインが形成される。図2Aおよび図2Bでは、カットオフライン形成部3dが直線状であるため、車両前方に照射された照射光のカットオフラインも直線状になる。カットオフライン形成部3dの形状は、直線状に限定されるものではなく、カットオフラインの形状に応じて設計可能である。
この構成の車載前照灯1の内部には太陽光が入射する可能性がある。投影レンズ部3aを介して導光部材3の内部に入射した太陽光が、投影レンズ部3aの焦点Fに集光されると、焦点F近傍に配置された配光形成部3bとカットオフライン形成部3dが太陽光の熱により変形または劣化するおそれがある。配光形成部3bとカットオフライン形成部3dが変形または劣化すると、車両前方に照射されるすれ違い灯用の配光が歪む。そこで、配光形成部3bの下方に拡散部3cを設け、拡散部3cの光学作用により太陽光が配光形成部3b上の一点に集中しないようにする。ここで、配光形成部3bの下方とは、導光部材3が車両に設置された状態における配光形成部3bの路面側を指す。
ここで、図3を参照して、拡散部3cの光学作用を説明する。図3には、図1に示す車載前照灯1の中からすれ違い灯用光源モジュールを抜粋して示す。拡散部3cは、配光形成部3bの端辺であるカットオフライン形成部3dから下方にのびた面であり、カットオフライン形成部3d側の上端部よりも下端部の方が車両後方に傾斜している。つまり、拡散部3cを、投影レンズ部3aの光軸に垂直で、かつ焦点Fを通る焦点面Fpよりも車両後方へ傾斜させたことにより、投影レンズ部3aから導光部材3の内部に入射した太陽光は、拡散部3cよりも投影レンズ部3a側で集光され、拡散部3cで反射されて外部へ出射される。このように、拡散部3cに太陽光が集中しないため、この拡散部3cに連なるカットオフライン形成部3dと配光形成部3bの温度上昇を防ぎ、形状の歪みを抑止できる。すなわち、太陽光が対峙しても配光が劣化しない車載前照灯1が実現できる。
図3では、拡散部3cにおける反射の光学作用により太陽光の集光を防いでいるが、他の光学作用により太陽光の集光を防ぐことも可能である。ここで、図4を参照して、拡散部3c−1における屈折の光学作用を説明する。
図4は、実施の形態1に係るすれ違い灯用光源モジュールの変形例を示す図である。図4に示す拡散部3c−1の傾斜面は、上端部よりも下端部の方が車両前方に傾斜している。拡散部3c−1を、焦点面Fpよりも車両前方へ傾斜させたことにより、投影レンズ部3aから導光部材3の内部に入射した太陽光は、集光されないまま拡散部3c−1で屈折して外部へ出射される。このように、拡散部3c−1に太陽光が集中しないため、この拡散部3c−1に連なるカットオフライン形成部3dと配光形成部3bの温度上昇を防ぎ、形状の歪みを防止できる。すなわち、太陽光が対峙しても配光が劣化しない車載前照灯1が実現できる。
以上のように、実施の形態1に係るすれ違い灯用光源モジュールは、すれ違い灯用LED2と、すれ違い灯用LED2が発する光をすれ違い灯用の配光にして車両前方に照射する樹脂製の導光部材3とを備える構成である。この導光部材3は、すれ違い灯用LED2が発する光をすれ違い灯用の配光にする配光形成部3bと、配光形成部3bが形成したすれ違い灯用の配光を車両前方に照射する投影レンズ部3aと、配光形成部3bの下方であって投影レンズ部3aよりもすれ違い灯用LED2に近い位置で、投影レンズ部3aを介して入射される太陽光を拡散する拡散部3cとを有する構成である。この構成により、投影レンズ部3aを介して入射した太陽光が導光部材3上の一点に集中することを防ぐことができ、導光部材3の変形および劣化を防止することができる。よって、簡素な構成ながら配光が劣化しないすれ違い灯用光源モジュール、およびこのすれ違い灯用光源モジュールを搭載した車載前照灯1を提供することができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2に係るすれ違い灯用光源モジュールの構成例を示す図である。このすれ違い灯用光源モジュールが搭載される車載前照灯1の構成は、図1で示した構成と同じであるため、図示および説明を省略する。
実施の形態2の拡散部3c−2は、上端部よりも下端部の方が車両前方に傾斜した傾斜面であり、さらにその傾斜面が曲面になっている。拡散部3c−2を、焦点面Fpよりも車両前方に配置したことにより、投影レンズ部3aから導光部材3の内部に入射した太陽光は、集光されないまま拡散部3c−2で屈折して外部へ出射される。このように、拡散部3c−2に太陽光が集中しないため、この拡散部3c−2に連なるカットオフライン形成部3dと配光形成部3bの温度上昇を防ぎ、形状の歪みを防止できる。すなわち、太陽光が対峙しても配光が劣化しない車載前照灯1が実現できる。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3に係るすれ違い灯用光源モジュールの構成例を示す図である。このすれ違い灯用光源モジュールが搭載される車載前照灯1の構成は、図1で示した構成と同じであるため、図示および説明を省略する。
実施の形態3の拡散部3c−3は、表面が凹凸面になっている。投影レンズ部3aから導光部材3の内部に入射した光は、拡散部3c−3の凹凸面で散乱される。このように、拡散部3c−3に太陽光が集中しないため、この拡散部3c−3に連なるカットオフライン形成部3dと配光形成部3bの温度上昇を防ぎ、形状の歪みを防止できる。すなわち、太陽光が対峙しても配光が劣化しない車載前照灯1が実現できる。
なお、図1〜図3に示す拡散部3c、図4に示す拡散部3c−1、または図5に示す拡散部3c−2に、拡散部3c−3のような凹凸面が形成されていてもよい。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、拡散部3c,3c−1〜3c−3の反射、屈折または散乱等の光学作用を用いて太陽光の集光を防ぐことで、導光部材3の温度上昇を防いでいた。これに対し、実施の形態4では、太陽光の熱に対する保護部材を用いて、導光部材3の温度上昇を防ぐ。
図7は、この発明の実施の形態4に係るすれ違い灯用光源モジュールの構成例を示す図である。このすれ違い灯用光源モジュールが搭載される車載前照灯1の構成は、図1で示した構成と同じであるため、図示および説明を省略する。
実施の形態4のすれ違い灯用光源モジュールにおいて、導光部材3のうちの少なくともカットオフライン形成部3dを覆うように、太陽光の熱に対する保護部材7が設けられている。図示は省略するが、保護部材7は、カットオフライン形成部3dだけでなく、拡散部3cの一部または全体を覆う形状であってもよい。
例えば、保護部材7は、放熱材を用いて形成されている。放熱材としては、熱を他の部材に伝えやすい銅またはアルミニウム等の金属を用いる。放熱材である保護部材7は、投影レンズ部3aから導光部材3の内部に入射した太陽光の熱を、空気中に放熱する。これにより、カットオフライン形成部3dと配光形成部3bの温度上昇を防ぎ、形状の歪みを防止できる。すなわち、太陽光が対峙しても配光が劣化しない車載前照灯1が実現できる。
あるいは、放熱材である保護部材7を、放熱兼固定部材4等の他の部材に連結し、投影レンズ部3aから導光部材3の内部に入射した太陽光の熱を、保護部材7から放熱兼固定部材4等へ伝熱し、放熱兼固定部材4等から空気中に放熱するようにしてもよい。
また、例えば、保護部材7は、断熱材を用いて形成されていてもよい。断熱材としては、熱を他の部材に伝えにくく、かつ耐熱性が高いガラス等を用いる。断熱材である保護部材7は、投影レンズ部3aから導光部材3の内部に入射した太陽光の熱を受熱し、導光部材3に伝熱することを防ぐ。これにより、カットオフライン形成部3dと配光形成部3bの温度上昇を防ぎ、形状の歪みを防止できる。すなわち、太陽光が対峙しても配光が劣化しない車載前照灯1が実現できる。
なお、図7に例示したように、導光部材3に拡散部3cを設けた上で、さらに保護部材7を設置することで、導光部材3に対する太陽光の影響をより一層抑制することができる。同様に、図4に示す拡散部3c−1、図5に示す拡散部3c−2、または図6に示す拡散部3c−3を導光部材3に設けた上で、さらに保護部材7を設置してもよい。
また、上記実施の形態1〜4では、投影レンズ部3a、配光形成部3bおよび拡散部3cが一体に形成されている構成であったが、個別に形成された各部品を近接配置して導光部材3と同等の構成にすることも可能である。
ここで、図8に、この発明に係るすれ違い灯用光源モジュールの変形例を示す。図8に示すすれ違い灯用光源モジュールにおいては、投影レンズ部3aとしての機能を備える投影レンズ11と、拡散部3cとしての機能を備える拡散部材12と、配光形成部3bおよびカットオフライン形成部3dとしての機能を備える配光形成部材13とが個別に形成されている。そして、これら投影レンズ11、拡散部材12および配光形成部材13が近接配置され、実施の形態1〜4に示した導光部材3と同等の機能を発揮する。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
また、この発明に係るすれ違い灯用光源モジュールは、太陽光の熱による樹脂製部材の温度上昇を防ぐようにしたので、特に大口径の投影レンズを使用する車載用すれ違い灯などに用いるのに適している。
ちなみに、走行灯用の光学系においては、照射光の上側の暗部、つまりカットオフラインを形成する部材が無く、半導体光源が太陽光によって直接加熱されることになる。しかし、走行灯用に使用される発熱量の大きな半導体光源には、もともと充分な放熱性が確保されているので、半導体光源に障害を与えるほどの温度になることは無く、すれ違い灯のような配光劣化の問題はない。
1 車載前照灯、2 すれ違い灯用LED、3 導光部材、3a 投影レンズ部、3c,3c−1〜3c−3 拡散部、3b 配光形成部、3d カットオフライン形成部、4 放熱兼固定部材、5 ケース、6 前面レンズ、7 保護部材、11 投影レンズ、12 拡散部材、13 配光形成部材、F 焦点、Fp 焦点面。

Claims (7)

  1. 半導体光源と、前記半導体光源が発する光をすれ違い灯用の配光にして車両前方に照射する樹脂製の導光部材とを備え、
    前記導光部材は、
    前記半導体光源が発する光をすれ違い灯用の配光にする配光形成部と、
    前記配光形成部が形成したすれ違い灯用の配光を車両前方に照射する投影レンズ部と、
    前記配光形成部の下方であって前記投影レンズ部よりも前記半導体光源に近い位置で、前記投影レンズ部を介して入射される太陽光を拡散する拡散部とを有し、
    前記配光形成部の前記投影レンズ部側の端辺は、すれ違い灯用の配光の明暗の境であるカットオフラインを形成するカットオフライン形成部であり、
    前記拡散部は、前記カットオフライン形成部から下方にのびた面であり、前記投影レンズ部の光軸に垂直でかつ前記投影レンズ部の焦点を通る焦点面よりも車両後方に傾斜していることを特徴とするすれ違い灯用光源モジュール。
  2. 半導体光源と、前記半導体光源が発する光をすれ違い灯用の配光にして車両前方に照射する樹脂製の導光部材とを備え、
    前記導光部材は、
    前記半導体光源が発する光をすれ違い灯用の配光にする配光形成部と、
    前記配光形成部が形成したすれ違い灯用の配光を車両前方に照射する投影レンズ部と、
    前記配光形成部の下方であって前記投影レンズ部よりも前記半導体光源に近い位置で、前記投影レンズ部を介して入射される太陽光を拡散する拡散部とを有し、
    前記配光形成部の前記投影レンズ部側の端辺は、すれ違い灯用の配光の明暗の境であるカットオフラインを形成するカットオフライン形成部であり、
    前記拡散部は、前記カットオフライン形成部から下方にのびた面であり、前記投影レンズ部の光軸に垂直でかつ前記投影レンズ部の焦点を通る焦点面よりも車両前方に向かって凹む曲面であることを特徴とするすれ違い灯用光源モジュール。
  3. 前記拡散部は凹凸面を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のすれ違い灯用光源モジュール。
  4. 前記カットオフライン形成部に、前記投影レンズ部を介して入射される太陽光の熱に対する保護部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のすれ違い灯用光源モジュール。
  5. 前記保護部材は放熱材であることを特徴とする請求項記載のすれ違い灯用光源モジュール。
  6. 前記保護部材は断熱材であることを特徴とする請求項記載のすれ違い灯用光源モジュール。
  7. 請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載のすれ違い灯用光源モジュールを備える車載前照灯。
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