JP6573149B2 - 燃料電池発電装置と方法 - Google Patents

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Description

本発明は、固体高分子型燃料電池を用いた燃料電池発電装置と方法に関する。
固体高分子型燃料電池(polymer electrolyte fuel cell:PEFC)は、イオン伝導性を有する高分子膜を電解質として用いる燃料電池である。
PEFCの基本構造は、アノード(燃料極、負極)、電解質膜(固体高分子膜)、カソード(空気極、正極)、及びセパレータ(バイポーラプレート)からなる。アノード、電解質膜、カソードを貼り合せて一体化したものを「膜/電極接合体」と呼ぶ。セパレータは、反応ガスの供給流路が彫り込まれた導電板である。膜/電極接合体をセパレータで挟みこんだ1つのセルを「単セル」と呼び、単セルを積層して高電圧を得られるようにしたものを「スタック」と呼ぶ。
アノードでは、水素やメタノールなどの燃料が供給され、式(1)の反応によって、プロトン(H)と電子に分解する。
→2H+2e・・・(1)
プロトン(H)は、電解質膜内を、電子は導線内を通ってカソードに移動する。
カソードでは、電解質膜から来たプロトンと、導線から来た電子が空気中の酸素と反応して、式(2)の反応により水を生成する。
4H+O+4e→2HO・・・(2)
PEFCでは、膜中の水分がアノードからカソードへと移動し、アノード側では水分が徐々に失われる。そのため、燃料には水分を含ませる必要がある。この「水を使用する」という条件から、PEFCは、0℃以下、又は100℃以上での使用が困難であることが知られている。
上述したPEFCは、例えば特許文献1〜4に開示されている。
また、PEFC用の加湿手段は、例えば特許文献5〜8に開示されている。
特許第4723723号公報 特開2007−220637号公報 特開2012−221863号公報 特開2004−206922号公報 特開2007−093192号公報 特開2011−014256号公報 特開2004−221020号公報 特開2002−231282号公報
特許文献1は、70℃前後の温度で制御しながら発電運転を行なう固体高分子型燃料電池スタックを開示している。また、特許文献1は、燃料電池を冷却するために、ガス流路の向きと実質的に直交する向きに冷却媒体が流れる冷却媒体用流路を備えている。冷却媒体は、水又はエチレングリコール水溶液である。
特許文献2は、燃料電池の反応用ガスの供給経路を燃料電池内部に立体的に形成して、反応用ガスにより燃料電池を冷却すると同時に反応用ガスを加熱する構成を開示している。
すなわち特許文献2では、燃料電池の反応用ガスである水素と空気で冷却を行っているが、ガスによる冷却はその熱容量が小さいことから冷却水による冷却に比べて伝熱面積を大幅に増加する必要がある問題点がある。
特許文献3は、燃料電池の効率を上げるために、耐熱性を有する電解質膜を採用した燃料電池システム(高温型燃料電池)を開示している。高温型燃料電池を用いた場合、70℃以上、180℃以下で燃料電池本体を運転することが可能となる。
また、特許文献3は、燃料電池の冷却を水の蒸発潜熱および蒸気で行う手段を提案している。しかし、水の蒸発潜熱および蒸気で冷却する場合、燃料電池の冷却媒体(水と蒸気)に温度分布が生じ、燃料電池内の温度分布が大きくなり、燃料電池の安定運転が困難になる可能性がある。
特許文献4は、燃料電池本体の運転圧力を上昇させ、外部からの水の補給をなくした燃料電池システム(加圧型燃料電池)を開示している。
しかし、特許文献4では、燃料電池本体を圧力容器内に収容するため、システムが大型化する問題点があった。
特許文献5、6は、膜を用いた加湿を提案している。特許文献5では、カソード排気の蒸気を膜を介してカソード入口ガスの加湿に利用している。特許文献6では、膜を介して必要量の加湿水を入口ガスに供給する手段を提案している。
特許文献7、8は、バブリングによる加湿を提案している。特許文献7では、マスフローコントローラで送ガス量を調整し所望量の搬送ガスをバブリングによる気化器に供給している。特許文献8では、燃料電池に導入する空気と水回収装置の回収水とを直接接触させて加湿している。
しかし、特許文献5〜8の加湿手段では、反応用ガスを高効率かつ高精度に加湿することが困難だった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、耐熱性を有する電解質膜を採用した燃料電池を用いて発電性能を高め、かつ反応用ガスを高効率かつ高精度に加湿することができる燃料電池発電装置と方法を提供することにある。
本発明によれば、運転温度が80℃以上、180℃以下である燃料電池と、
前記運転温度より高い前記燃料電池内の最高セル温度における飽和蒸気圧及び大気圧を超える供給圧を有する加圧冷却水を前記燃料電池に供給してこれを冷却する閉ループの冷却装置と、
前記燃料電池に供給する反応用ガスを加湿するガス加湿装置と、を備え、
前記燃料電池に供給する前記供給圧は、前記最高セル温度に応じて、0.12MPaから1.30MPaの範囲であり、
前記ガス加湿装置は、
加湿用の加湿水を保有し、内部で前記反応用ガスと前記加湿水が直接接触する接触加湿器と、
前記加湿水を前記燃料電池で加熱された前記加圧冷却水で間接加熱する加熱装置と、
前記燃料電池に供給される反応用ガスの水分含有量が、前記加湿水の温度の飽和湿度に相当するように前記加湿水の温度を制御する温度制御装置と、を有する、ことを特徴とする燃料電池発電装置が提供される。
前記接触加湿器で加湿された反応用ガスを、前記燃料電池を出た反応排ガスで間接加熱する熱交換器を備える。
また、本発明によれば、運転温度が80℃以上、180℃以下である燃料電池と、
前記運転温度より高い前記燃料電池内の最高セル温度における飽和蒸気圧及び大気圧を超える供給圧を有する加圧冷却水を前記燃料電池に供給してこれを冷却する閉ループの冷却装置と、
前記燃料電池に供給する反応用ガスを加湿するガス加湿装置と、を準備し、
前記燃料電池に供給する前記供給圧は、前記最高セル温度に応じて、0.12MPaから1.30MPaの範囲であり、
加湿用の加湿水を保有する接触加湿器の内部で前記反応用ガスと前記加湿水を直接接触させ、
加熱装置により前記加湿水を前記燃料電池で加熱された前記加圧冷却水で間接加熱し、
温度制御装置により、前記燃料電池に供給される反応用ガスの水分含有量が、前記加湿水の温度の飽和湿度に相当するように前記加湿水の温度を制御する、ことを特徴とする燃料電池発電方法が提供される。

上記本発明の装置及び方法によれば、運転温度が80℃以上、180℃以下である燃料電池(高温型の固体高分子型燃料電池)を用いるので、従来の70℃前後の運転温度と比較して発電性能(例えば燃料電池の発電効率)を高めることができる。
また、本発明によれば、燃料電池に供給する反応用ガスを加湿するガス加湿装置を備える。ガス加湿装置は、接触加湿器内の加湿水を燃料電池で加熱された加圧冷却水で加熱するので、追加の熱源が不要であり、反応用ガスを高効率に加湿することができる。
さらに、ガス加湿装置は、温度制御装置により、燃料電池に供給される反応用ガスの水分含有量が、加湿水の温度の飽和湿度に相当するように加湿水の温度を制御するので、反応用ガスに必要な加湿量を高精度に制御することができる。
本発明で用いる燃料電池の模式的構成図である。 本発明による燃料電池発電装置の全体構成図である。 ガス加湿装置の第2実施形態図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明で用いる燃料電池10の全体構成図である。
この図において、燃料電池10は、固体高分子型燃料電池(PEFC)で
あり、アノードA、電解質膜T、カソードC、及びセパレータSからなる。
なおこの図では、明瞭化のため、それぞれのコンポーネント間を隔てて示している。また、セパレータSとアノードA及びカソードCとの間にガス拡散層(図示せず)を挟持してもよい。
膜/電極接合体1は、アノードA、電解質膜T、カソードCを貼り合せて一体化したものである。また単セル2は、膜/電極接合体1を1対のセパレータSで挟みこんで構成される。さらに、スタック3は、複数の単セル2を積層して構成される。以下、単セル2を単に「セル2」と呼ぶ。
なお、スタック3の両端(図で上端と下端)には、反応ガスの供給流路が片側(内側)のみに設けられた導電板(図示せず)が設けられ、この導電板を介して外部に直流電流を取り出すようになっている。
またこの図において、電解質膜Tの上側にカソードC、下側にアノードAを示しているが、上下が逆であってもよい。また、上下方向にセル2を積層したスタック3を示しているが、水平方向でも斜め方向であってもよい。
図1において、アノードAとセパレータSの間に図示しないマニホールドを介して、水素やメタノールなどの燃料が供給され、上述した式(1)の反応によって、プロトン(H)と電子に分解する。
また、カソードCとセパレータSの間に図示しないマニホールドを介して、空気が供給され、電解質膜Tから来たプロトンと、導線から来た電子が空気中の酸素と反応して、式(2)の反応により水を生成する。
図1において、燃料電池10は、導電性かつ耐圧構造の複数の金属セパレータ12を有する。金属セパレータ12は、膜/電極接合体1を間に挟持し、これを冷却する。また、各金属セパレータ12は、内部に加圧冷却水Wが通過する冷却水流路11を有する。
この構成により、燃料電池10を圧力容器内に収容することなく、加圧冷却水Wで燃料電池10を冷却することができる。
図2は、本発明による燃料電池発電装置の全体構成図である。
この図において、本発明の燃料電池発電装置は、燃料電池10、冷却装置20、及びガス加湿装置30を備える。
なおこの図におけるガス加湿装置30は第1実施形態である。
燃料電池10は、運転温度tが80℃以上、180℃以下である高温型の固体高分子型燃料電池である。なお、燃料電池10の運転温度tとは、燃料電池10が正常に発電する際の平均温度を意味する。固体高分子型燃料電池は、運転温度tより低い温度、例えば常温(約20〜30℃)でも発電することができる。
燃料電池10の運転温度tに対し、燃料電池10内のセル温度はt−αからt+αの範囲で温度が制御される。αはこの例では10℃である。なお、「セル温度」とは、上述したセル2の温度を意味する。
すなわち、燃料電池10内の最高セル温度tHは、運転温度tより高く、例えば90℃以上、190℃以下であり、燃料電池10内の最低セル温度tLは、運転温度tより低く、例えば70℃以上、170℃以下である。
図2において、本発明の燃料電池発電装置は、さらに、原料ガス供給ライン13、空気供給ライン14、アノード排気ライン15、カソード排気ライン16、インバータ17、及び制御装置18を備える。
原料ガス供給ライン13は、原料ガス(アノードガスAG1)を燃料電池10のアノードAへ供給する。原料ガスは、例えば水素や改質ガスである。
空気供給ライン14は、空気(カソードガスCG1)を燃料電池10のカソードCへ供給する。
アノード排気ライン15は、アノードAを通過した排ガス(アノード排ガスAG2)を燃料電池10から排気する。
カソード排気ライン16は、カソードCを通過した排ガス(カソード排ガスCG2)を燃料電池10から排気する。
インバータ17は、燃料電池10に接続され、燃料電池10で発電された直流電力を交流電力に変換する。
制御装置18は、需要側の要求に応じて、インバータ17を制御し、変換された発電出力(交流電力)を外部に出力する。また制御装置18は、冷却装置20及びガス加湿装置30も制御する。
図2において、冷却装置20は、燃料電池10に加圧冷却水Wを供給してこれを冷却する。この加圧冷却水Wは、金属セパレータ12の冷却水流路11に供給され、各セル2を冷却した後、冷却水流路11から外部に排出される。
燃料電池10に供給する加圧冷却水Wは、燃料電池10内の最高セル温度tHにおける飽和蒸気圧及び大気圧よりも高い供給圧P1を有する。燃料電池10の運転温度tが80℃以上、180℃以下である場合、燃料電池10内の最高セル温度tHは、運転温度tより高く、この例では90℃以上、190℃以下である。
大気圧における飽和蒸気圧は、約0.10MPaであり、190℃における飽和蒸気圧は、約1.26MPaである。従って、燃料電池10に供給する加圧冷却水Wの供給圧P1は、燃料電池内の最高セル温度tHに応じて、約0.10MPaから約1.26MPaの範囲で設定される。
すなわち、燃料電池10に供給する加圧冷却水Wの供給圧P1は、燃料電池10内の最高セル温度tHに応じて、その飽和蒸気圧及び大気圧を超える供給圧P1に設定する。
例えば、最高セル温度tHが80℃以上、100℃未満の場合には、加圧冷却水Wの供給圧P1を大気圧における飽和蒸気圧(約0.10MPa)より高い供給圧P1(例えば、約0.12MPa)に設定する。また、最高セル温度tHが190℃の場合には、加圧冷却水Wの供給圧P1を190℃における飽和蒸気圧(約1.26MPa)より高い供給圧P1(例えば、約1.30MPa)に設定する。
最高セル温度tHが100℃以上、190℃未満の場合も同様である。
上述した構成により、燃料電池10内における加圧冷却水Wの沸騰を防止して液体状態を維持することができる。
図2において、冷却装置20は、加圧水タンク22、加圧水ポンプ24、冷却器26、及び減圧装置28を有する。
加圧水タンク22は、供給圧P1より低くかつ加圧冷却水Wの温度における飽和蒸気圧より高い保有圧P0で加圧冷却水Wを保有する。燃料電池10に供給する供給圧P1は、上述の例では、約0.12MPaから約1.30MPaであり、加圧水タンク22内の保有圧P0は、供給圧P1より低くかつ加圧冷却水Wの温度における飽和蒸気圧より高い、例えば約0.10MPaから約1.26MPaである。
また、燃料電池10に供給する加圧冷却水Wの供給温度t1は、最低セル温度tL(上述の例では、70℃以上、170℃以下)に設定する。
なお、加圧水タンク22内の保有圧P0を、供給圧P1より低くかつ加圧冷却水Wの温度における飽和蒸気圧より高い圧力に保持するための圧力調整装置(図示せず)を設けることが好ましい。
また、加圧水タンク22内の温度t0を一定に保持するため、図示しない温度調整装置を設けることが好ましい。
加圧水ポンプ24は、加圧水タンク22と燃料電池10(金属セパレータ12の冷却水流路11)を結ぶ加圧供給ライン23に設けられ、加圧水タンク22から供給される加圧冷却水Wを供給圧P1に加圧して燃料電池10に供給する。
金属セパレータ12の冷却水流路11において、加圧冷却水Wの供給圧P1は、燃料電池10内の最高セル温度tH(例えば、90℃以上、190℃以下)における飽和蒸気圧及び大気圧を超える供給圧P1(約0.12MPaから約1.30MPa)を有する。従って、燃料電池内において加圧冷却水Wの沸騰を防止して液体状態を維持できる。
上述した制御装置18は、燃料電池10内の最高セル温度tHを上述した範囲に制御する。この制御は、例えば加圧水ポンプ24による加圧冷却水Wの流量を制御することで実施することができる。
燃料電池10を出た加圧冷却水Wの排水温度t2は、燃料電池10の冷却により供給温度t1より上昇し、この温度上昇により排水圧P2も供給圧P1より高くなる。
冷却器26及び減圧装置28は、燃料電池10(金属セパレータ12の冷却水流路11)と加圧水タンク22を結ぶ加圧排水ライン25に設けられている。
冷却器26は、加圧冷却水Wを排水温度t2から加圧水タンク22内の保有温度t0まで冷却する。加圧水タンク22内の保有温度t0は、燃料電池10に供給する供給温度t1と同一であってもよい。
また冷却器26は、この例では燃料電池10から出た加圧冷却水Wを冷却しているが、燃料電池10に供給する前の加圧冷却水Wを冷却するように構成してもよい。
冷却器26は、空冷ラジエータを用いる空冷冷却器、又は冷却媒体(水)と熱交換する水冷冷却器である。
減圧装置28は、燃料電池10から出た加圧冷却水Wを、排水圧P2から加圧水タンク内の保有圧P0まで減圧する。減圧装置28は、例えば、背圧弁、所定クラック圧を有する弁(例えば逆止弁)、減圧弁である。減圧装置28は、加圧冷却水Wの排水圧P2を所定値に維持できるように減圧機能を有する弁であればよい。
図2において、ガス加湿装置30は、燃料電池10に供給する反応用ガス(アノードガスAG1とカソードガスCG1)を加湿する。以下、特に必要な場合を除き、アノードガスAG1とカソードガスCG1を「反応用ガス」と呼び、アノード排ガスAG2とカソード排ガスCG2を「反応排ガス」と呼ぶ。
ガス加湿装置30は、反応用ガス(アノードガスAG1とカソードガスCG1)をそれぞれ処理するために、接触加湿器32A、32B、加熱装置34A、34B、及び温度制御装置36A、36Bを有する。
接触加湿器32A、32Bは、それぞれ加湿用の加湿水W2を内部に保有し、内部で反応用ガスと加湿水W2が直接接触する。接触加湿器32A、32Bは、この例では、加湿水W2を内部に保有する加湿水タンクであり、反応用ガスが加湿水内を通過する際に、反応用ガスに水分を加湿するようになっている。
接触加湿器32A、32Bによる加湿手段は、この例では、加湿水内に反応用ガスを下部から供給してバブリングさせて加湿するバブリング手段である。なお本発明はこれに限定されず、充填材を充填して充填水を循環させながら下部から供給する反応用ガスを加湿する水循環手段、或いは、膜を通して反応用ガスに加湿する手段であってもよい。
加熱装置34A、34Bは、接触加湿器32A、32B内の加湿水W2を燃料電池10で加熱された加圧冷却水Wで加熱する。加熱装置34A、34Bは、この例では、加湿水内に配置された伝熱管であり、加熱装置34A、34Bによる加熱は、この例では、加圧冷却水Wによる間接加熱である。
温度制御装置36A、36Bは、燃料電池10に供給される反応用ガスの水分含有量が、加湿水W2の温度の飽和湿度に相当するように加湿水W2の温度を制御する。
温度制御装置36A、36Bは、この例では、温度センサと、加熱水供給ライン31A、31Bに設けられた流量調節弁からなる。加熱水供給ライン31A、31Bは、上述した加圧排水ライン25から分岐されている。
温度センサは、接触加湿器32A、32B内の加湿水W2の温度を検出する。流量調節弁は、加圧排水ライン25から燃料電池10で加熱された高温の加圧冷却水Wを加熱装置34A、34B(伝熱管)に供給する。
また加熱装置34A、34B(伝熱管)を出た加圧冷却水Wは、加熱水排出ライン33A、33Bを介して加圧水タンク22に戻るようになっている。
すなわち、加湿水W2の温度を制御するため、接触加湿器32A、32Bには加湿水W2の温度を検出する温度センサを備え、加湿水W2の温度が一定値になるように高温の加圧冷却水Wを供給する。
高温の加圧冷却水Wの供給手段は、所定流量を間欠的に供給する手段、又は流量を調整しながら連続的に供給する手段が有効である。
高温の加圧冷却水Wの供給を間欠的に制御するために、電動弁、電磁弁を用いるのがよい。
高温の加圧冷却水Wの供給を流量調節しながら連続的に行う手段として、出力可変の水ポンプを用いる手段、又は流路の開度を流量調節弁でインバータ制御する手段が有効である。
また温度センサには、熱電対を用いてアナログデータを計測するセンサ、又は所定の温度で信号を発信する温度スイッチを使用することが有効である。
図2において、接触加湿器32Aより上流側の原料ガス供給ライン13には、上流側から減圧弁13aと遮断弁13bが設けられ、原料ガスが減圧弁13aと遮断弁13bを介して接触加湿器32Aに供給される。
上述した構成により、接触加湿器32Aの内部でアノードガスAG1と加湿水W2が直接接触して、アノードガスAG1に水分を加湿する。また、アノードガスAG1の水蒸気含有量が、加湿水W2の温度の飽和湿度に相当するように加湿水W2の温度が制御されているので、接触加湿器32Aに充填する水の温度の飽和蒸気圧まで、アノードガスAG1を加湿することができる。
従って、接触加湿器32Aから、原料ガス供給ライン13を介して燃料電池10に供給されるアノードガスAG1は、必要量の水分を含んだ状態となる。
図2において、接触加湿器32Bより上流側の空気供給ライン14には、空気ブロア14aが設けられ、空気ブロア14aから空気(カソードガスCG1)が接触加湿器32Bに供給される。
上述した構成により、接触加湿器32Bの内部でカソードガスCG1と加湿水W2が直接接触して、カソードガスCG1に水分を加湿する。また、カソードガスCG1の水蒸気含有量が、加湿水W2の温度の飽和湿度に相当するように加湿水W2の温度が制御されているので、接触加湿器32Bに充填する水の温度の飽和蒸気圧まで、カソードガスCG1を加湿することができる。
従って、接触加湿器32Bから、空気供給ライン14を介して燃料電池10に供給されるカソードガスCG1は、必要量の水分を含んだ状態となる。
燃料電池入口の反応用ガスの相対湿度を制御する場合は、接触加湿器32A、32Bを出た後の熱交換器41A、42A(後述する)で加熱された反応用ガスの温度から飽和蒸気圧を計算する。次いで、加湿水W2の飽和蒸気圧の情報から相対湿度を算出し、この相対湿度を加湿水W2の飽和蒸気圧、具体的には加湿水W2の温度を制御することで制御する。
図2において、アノード排気ライン15には、冷却器15a、気水分離機15b、及び減圧弁15cが設けられ、アノード排ガスAG2を冷却して水分を凝縮させ、アノード排ガスAG2から水分を分離し、減圧弁15cを介して排気するようになっている。
この排ガス(アノード排ガスAG2)は、主成分が水素と水蒸気であり、再利用することができる。
また、気水分離機15bで分離された水は、上述した接触加湿器32A(又は加圧水タンク22)に補給水として供給される。
図2において、カソード排気ライン16には、冷却器16a、気水分離機16b、及び減圧弁16cが設けられ、カソード排ガスCG2を冷却して水分を凝縮させ、カソード排ガスCG2から水分を分離し、減圧弁16cを介して排気するようになっている。
この排ガス(カソード排ガスCG2)は、主成分が空気と水蒸気であり、そのまま排気することができる。
また、気水分離機16bで分離された水は、上述した接触加湿器32B(又は加圧水タンク22)に補給水として供給される。
また後述する熱交換器41B、42B、43Bによる反応排ガスの冷却が不十分な場合でも、冷却器15a、16aにより反応排ガスをさらに冷却し水分を凝縮させるので、気水分離機15b、16bで効率よく水分を分離することができる。
冷却器15a、16aは、冷水を用いて冷却するガス液熱交換器、又は雰囲気空気を用いてガスガス熱交換で冷却する手段が有効である。
図2において、本発明の燃料電池発電装置は、さらに、接触加湿器32A、32Bで加湿された反応用ガスを、燃料電池10を出た反応排ガスで間接加熱する熱交換器41A、41B、42A、42Bを備える。熱交換器41A、41B、42A、42Bは、ガスガス熱交換器である。
すなわち、接触加湿器32A、32Bを出た反応用ガスと燃料電池10を出た反応排ガスを熱交換器41A、41B、42A、42Bで熱交換する。
熱交換器41A、41Bは、原料ガス供給ライン13に設けられた熱交換器41Aと、アノード排気ライン15に設けられた熱交換器41Bとからなり、高温のアノード排ガスAG2で低温のアノードガスAG1を予熱する。
熱交換器42A、42Bは、燃料電池10に近い空気供給ライン14に設けられた熱交換器42Aと、燃料電池10に近いカソード排気ライン16に設けられた熱交換器42Bとからなり、高温のカソード排ガスCG2で低温のカソードガスCG1を予熱する。
この例において、本発明の燃料電池発電装置は、さらに、熱交換器43A、43Bを備える。
熱交換器43A、43Bは、接触加湿器32Bより上流の空気供給ライン14に設けられた熱交換器43Aと、熱交換器42Bより下流のカソード排気ライン16に設けられた熱交換器43Bとからなり、高温のカソード排ガスCG2で低温のカソードガスCG1を予熱する。
カソードCに供給する空気は、アノードAに供給する原料ガスに比べて流量が大きく、接触加湿器32Bで蒸発する蒸発水の量が多い。そのため接触加湿器32Bの熱負荷が高い。そこで、接触加湿器32Bに供給する空気(カソードガスCG1)を予めカソード排ガスCG2と熱交換して温度を上げることで、接触加湿器32Bにおける熱負荷を軽減することが有効となる。
すなわち、上述のようにカソード排ガスCG2と接触加湿器32Bに供給するカソードガスCG1を、熱交換器43A、43B(ガスガス熱交換器)で熱交換することが好ましい。
上述した熱交換器41A、41B、42A、42B、43A、43Bにより、アノードガスAG1とカソードガスCG1を高効率に予熱することができる。
図3は、ガス加湿装置30の第2実施形態図である。なおこの例は、原料ガス供給ライン13について説明しているが、空気供給ライン14も同様である。
この例において、ガス加湿装置30は、さらに、加熱水供給ライン31Aから加圧冷却水Wを分岐する分岐ライン37、分岐ライン37の流量を制御する流量制御弁38、及び、接触加湿器32Aの内部に加圧冷却水Wをスプレイするスプレイノズル39を有する。
この構成により、接触加湿器32A内の加湿水W2を高温の加圧冷却水Wで直接加熱することができる。なおこの図で40は随伴する水滴を除去するためのエルミネータである。
その他の構成は、図2と同様である。
図3のガス加湿装置30を用いる場合、加圧冷却水Wが接触加湿器32Aに供給されるため、加圧水タンク22内の加圧冷却水Wの量が減少する。そのため、上述した気水分離機15b、16bで分離した水を図示しない加圧ポンプを介して加圧水タンク22に補給することが好ましい。
本発明の燃料電池発電方法は、上述した燃料電池10、冷却装置20、及びガス加湿装置30を準備し、
(A)加湿用の加湿水W2を保有する接触加湿器32A、32Bの内部で反応用ガスと加湿水W2を直接接触させ、
(B)加熱装置34A、34Bにより加湿水W2を燃料電池10で加熱された加圧冷却水Wで加熱し、
(C)温度制御装置36A、36Bにより、燃料電池10に供給される反応用ガスの水分含有量が、加湿水の温度の飽和湿度に相当するように加湿水の温度を制御する。
上述した(A)(B)(C)は同時に実施することが好ましい。
上述した本発明の装置及び方法によれば、運転温度tが80℃以上、180℃以下である燃料電池10(高温型の固体高分子型燃料電池)を用いるので、従来の70℃前後の運転温度と比較して発電性能(例えば燃料電池10の発電効率)を高めることができる。
また、燃料電池10に加圧冷却水Wを供給してこれを冷却する冷却装置20を備える。加圧冷却水Wは、燃料電池内の最高セル温度tH(例えば、90℃以上、190℃以下)における飽和蒸気圧及び大気圧を超える供給圧P1(約0.12MPaから約1.30MPa)を有する。従って、燃料電池内において加圧冷却水Wの沸騰を防止して液体状態を維持できる。
従って、燃料電池10は常に液体状態の加圧冷却水Wで冷却されるので、燃料電池内の温度分布を狭く制御して安定運転が可能となる。
また、本発明によれば、燃料電池10に供給する反応用ガス(アノードガスAG1とカソードガスCG1)を加湿するガス加湿装置30を備える。ガス加湿装置30は、接触加湿器32A、32B内の加湿水W2を燃料電池10で加熱された加圧冷却水Wで加熱するので、追加の熱源が不要であり、反応用ガスを高効率に加湿することができる。
さらに、ガス加湿装置30は、温度制御装置36A、36Bにより、燃料電池10に供給される反応用ガスの水分含有量が、加湿水W2の温度の飽和湿度に相当するように加湿水W2の温度を制御するので、反応用ガスに必要な加湿量を高精度に制御することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
A アノード(燃料極、負極)、C カソード(空気極、正極)、
S セパレータ(バイポーラプレート)、T 電解質膜(固体高分子膜)、
AG1 アノードガス、AG2 アノード排ガス、CG1 カソードガス、
CG2 カソード排ガス、W 加圧冷却水、W2 加湿水、t 運転温度、
tH 最高セル温度、tL 最低セル温度、t0 保有温度、
t1 供給温度、t2 排水温度、P0 保有圧、P1 供給圧、
P2 排水圧、1 膜/電極接合体、2 単セル(セル)、3 スタック、
10 燃料電池(高温型の固体高分子型燃料電池)、11 冷却水流路、
12 金属セパレータ、13 原料ガス供給ライン、13a 減圧弁、
13b 遮断弁、14 空気供給ライン、14a 空気ブロア、
15 アノード排気ライン、15a 冷却器、15b 気水分離機、
15c 減圧弁、16 カソード排気ライン、16a 冷却器、
16b 気水分離機、16c 減圧弁、17 インバータ、18 制御装置、
20 冷却装置、22 加圧水タンク、23 加圧供給ライン、
24 加圧水ポンプ、25 加圧排水ライン、26 冷却器、
28 減圧装置、30 ガス加湿装置、
32A、32B 接触加湿器(加湿水タンク)、
34A、34B 加熱装置(伝熱管)、36A、36B 温度制御装置、
37 分岐ライン、38 流量制御弁、39 スプレイノズル、
40 エルミネータ、41A、41B 熱交換器、
42A、42B 熱交換器、43A、43B 熱交換器

Claims (3)

  1. 運転温度が80℃以上、180℃以下である燃料電池と、
    前記運転温度より高い前記燃料電池内の最高セル温度における飽和蒸気圧及び大気圧を超える供給圧を有する加圧冷却水を前記燃料電池に供給してこれを冷却する閉ループの冷却装置と、
    前記燃料電池に供給する反応用ガスを加湿するガス加湿装置と、を備え、
    前記燃料電池に供給する前記供給圧は、前記最高セル温度に応じて、0.12MPaから1.30MPaの範囲であり、
    前記ガス加湿装置は、
    加湿用の加湿水を保有し、内部で前記反応用ガスと前記加湿水が直接接触する接触加湿器と、
    前記加湿水を前記燃料電池で加熱された前記加圧冷却水で間接加熱する加熱装置と、
    前記燃料電池に供給される反応用ガスの水分含有量が、前記加湿水の温度の飽和湿度に相当するように前記加湿水の温度を制御する温度制御装置と、を有する、ことを特徴とする燃料電池発電装置。
  2. 前記接触加湿器で加湿された反応用ガスを、前記燃料電池を出た反応排ガスで間接加熱する熱交換器を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池発電装置。
  3. 運転温度が80℃以上、180℃以下である燃料電池と、
    前記運転温度より高い前記燃料電池内の最高セル温度における飽和蒸気圧及び大気圧を超える供給圧を有する加圧冷却水を前記燃料電池に供給してこれを冷却する閉ループの冷却装置と、
    前記燃料電池に供給する反応用ガスを加湿するガス加湿装置と、を準備し、
    前記燃料電池に供給する前記供給圧は、前記最高セル温度に応じて、0.12MPaから1.30MPaの範囲であり、
    加湿用の加湿水を保有する接触加湿器の内部で前記反応用ガスと前記加湿水を直接接触させ、
    加熱装置により前記加湿水を前記燃料電池で加熱された前記加圧冷却水で間接加熱し、
    温度制御装置により、前記燃料電池に供給される反応用ガスの水分含有量が、前記加湿水の温度の飽和湿度に相当するように前記加湿水の温度を制御する、ことを特徴とする燃料電池発電方法。
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