JP6571426B2 - 情報資産管理システム、及び情報資産管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報資産管理システム、及び情報資産管理方法に関する。
ソフトウェア資産等の情報資産を管理する方法が、従来より数多く提案されている。例えば、特許文献1には、資産情報収集サーバがユーザ端末から機器固有情報を定期的に収集し、収集日時と対応付けて記憶し、資産管理サーバが指定された棚卸対象機器の固有情報を基に、資産情報収集サーバの収集日時を参照し、存在確認日として記憶し、指定された棚卸期間に該当しない機器の利用者情報からメールアドレスを抽出し、棚卸未実施としてフォローメールを送信するとともに、指定された棚卸対象機器の利用者情報、機器情報、存在確認日を基に棚卸結果をファイルとして出力することが記載されている。
特許文献2には、資産管理クライアントが、回線網を流通する情報のヘッダ部分から、宛先MACアドレス又は送信元MACアドレスと、宛先IPアドレス又は送信元IPアドレスといった資産管理情報を収集して資産管理サーバに配付し、資産管理サーバは、収集された管理情報を資産管理台帳マスタの登録内容と比較して、例えば資産の他部署への移管等により比較結果が一致しなかった場合は、収集した管理情報によって登録内容を更新することが記載されている。
特許文献3には、資産の識別子と各種属性情報からなる複数のレコードで構成される資産テーブルと、少なくとも各資産の入出などの移動の履歴を記述する移動履歴テーブルとからなるデータベース、及び管理制御部を備えたサーバーと、そのサーバーと接続する通信回線と、その通信回線を介して、前記のサーバーに接続し、表示および入力をするための複数の端末を有してなる資産管理システムにおいて、前記の移動履歴テーブルが、テーブルを構成するレコードの項目として、各資産の識別子、移動元の保管セクション、移動日、移動先の保管セクションのほかに、資産の管理セクションを含ませることが記載されている。
特開2011−237898号公報 特開2001−290937号公報 特開2006−202239号公報
特許文献1は、コンピュータ資産の存在確認による棚卸実施と、存在未確認による棚卸未実施資産の利用者フォローを自動化するものであり、資産管理のうち棚卸し業務を目的としたものである。また、特許文献2も、資産管理検証のための棚卸し時に関するシステムの自動化や大規模LAN管理における管理方法の自動化をするものであり、棚卸し業務を目的としている。また、特許文献3は、組織体の複数のセクションに分散配置されている資産の移動および所在の管理をするものである。
ところで、ソフトウェア等の情報資産の管理においては、プログラム(ソースコード)からロードモジュール(実行モジュール)を製作するといった資産開発の管理が特に重要であり、この場合、ソースコードの修正やバージョン管理、ロードモジュールの配布先の管理等、様々な管理を行わなければならない。ところが、上記特許文献はこれらをカバー
するものではないので、マニュアル操作、属人的なオペレーションが必要となり、資産管理に慣れていない開発者等は、資産管理をマニュアル等で確認する必要があり、誤った管理・運用をするリスクが高かった。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報資産の開発作業を効率よく行うための、情報資産管理システム、及び情報資産管理方法を提供することにある。
前述の課題を解決するための本発明の一態様は、プログラムを実行するプロセッサとメモリとを有し、指定された情報資産に基づき新たな情報資産を生成する情報資産管理システムであって、前記情報資産と、前記情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理とを対応づけてなる資産対応情報を記憶している資産対応記憶部と、前記資産対応情報に基づき、前記指定された情報資産に対して行う前記処理を特定する処理特定部と、前記特定した処理に基づき、前記指定された情報資産から前記新たな情報資産を生成する資産生成部と、を備える。
本発明によれば、情報資産の開発作業を効率よく行うことができる。
図1は、本実施形態として説明する、情報資産管理システムの全体構成を説明する図である。 図2は、資産管理装置10のハードウェア構成の一例を説明する図である。 図3は、資産管理装置10が備える機能、及び資産管理装置10が有する記憶領域の一例を説明する図である。 図4は、資産対応情報122の一例を説明する図である。 図5は、開発者装置20が備える機能の一例を説明する図である。 図6は、資産管理処理S0を説明するフローチャートである。 図7は、実行装置40が備える機能の一例を説明する図である。 図8は、資産管理処理S0を説明するフローチャートである。 図9は、資産指定処理S1の詳細を説明するフローチャートである。 図10は、開発要件情報121の構成の一例を説明する図である。 図11は、資産編集処理S3の詳細を説明するフローチャートである。 図12は、開発環境情報123の一例を示す図である。 図13は、資産開発処理S5の詳細を説明するフローチャートである。 図14は、資産登録処理S7の詳細を説明するフローチャートである。 図15は、資産配布処理S9の詳細を説明するフローチャートである。 図16は、資産遷移出力部214が出力する画面の一例を示す図である。 図17は、資産遷移出力部214が出力する他の画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態として説明する、情報資産管理システムの全体構成を説明する図である。同図に示すように、情報資産管理システム1は、プログラムのソースコード等の情報資産や、これらの情報資産から生成されるロードモジュール(例えば、ソースコードをコンパイルして生成されるオブジェクトコード、実行ファイル(ロードモジュール))等の新たな情報資産(以下、生成資産という)等を記憶、管理する情報処理装置(コンピュ
ータ)である資産管理装置10と、生成資産を開発する開発者や、開発した生成資産の配布担当者等(以下、開発者等という)が使用する情報処理装置である開発者装置20と、生成資産を生成する情報処理装置である資産開発装置30と、資産開発装置30により生成された生成資産を実行する情報処理装置である実行装置40とを含んで構成されている。資産管理装置10、開発者装置20、資産開発装置30、及び実行装置40の間は、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、専用線、インター
ネット等の通信ネットワーク50によって通信可能に接続されている。
図2は、資産管理装置10のハードウェア構成の一例を説明する図である。同図に示すように、資産管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサ11と、メモリ12(RAM、ROM、NVRAM等の揮発性又は不揮発性メモリ)と、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)等の記憶
装置13と、他の情報処理装置(開発者装置20、資産開発装置30、及び実行装置40)との通信を行う通信インタフェース14と、キーボード、タッチパネルや操作ボタン等の入力装置15と、液晶ディスプレイ等の出力装置16とを備える。
なお、不図示であるが、他の情報処理装置(開発者装置20、資産開発装置30、及び実行装置40)も資産管理装置10と同様のハードウェア構成を備える。
図3は、資産管理装置10が備える機能、及び資産管理装置10が有する記憶領域の一例を説明する図である。同図に示すように、資産管理装置10は、資産記憶部111、資産編集部112、開発要件情報記憶部113、資産対応記憶部114、環境情報生成部115、処理特定部116、登録部117、及び配布部118の各機能を備える。また、資産管理装置10は、開発要件情報121、資産対応情報122、及び環境情報123を記憶する環境領域120と、管理領域130と、編集領域140と、配布用領域150とを含む記憶領域を有する。
資産記憶部111は、各種の情報資産を管理領域130に記憶する。具体的には、資産記憶部111は、COBOL等の言語によるプログラムのソースコード(以下、プログラム131という)、資産開発装置30によりプログラム131から新たに生成される情報資産であり、情報処理装置において実行可能なモジュールであるロードモジュール132、及び、ロードモジュール132の生成、開発に際して生成される情報であるコンパイルリスト133を記憶する。
資産編集部112は、開発者装置20からの指定に基づき、管理領域130に記憶されている情報資産の内容を編集する。具体的には、例えば、資産編集部112は、開発者装置20からの指定があると、指定されたプログラム131を、管理領域130から編集領域140に移動し(貸し出し)、編集領域140に移動したプログラム131を編集する処理を行う。そして、プログラム131の編集が終了すると、資産編集部112は、編集後のプログラム131を管理領域130に移動する(返却する)。なお、プログラム131が編集領域140に貸し出されている間、そのプログラム131は、上記の指定を行った開発者装置20以外の装置が編集することができないように設定されている。
開発要件情報記憶部113は、開発者装置20の指定に基づく新たな情報資産(生成資産)を生成するために必要な情報資産に関する情報である開発要件情報121(以下、makefileともいう)を生成して環境領域120に記憶する。
資産対応記憶部114は、情報資産と、情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理とを対応づけてなる情報である資産対応情報122を環境領域120に記憶する。
図4は、資産対応情報122の一例を説明する図である。資産対応情報122は、情報資産を複数の種類に区分し、区分した情報資産ごとに、当該情報資産と、当該情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理とを対応づけている。
同図に示すように、資産対応情報122は、プログラム名称1221、対象資産1222、資産ファイル名1223、管理パターン1224、資産区分1225、ライブラリ格納階層1226、開発本番環境サーバ格納ディレクトリ1227、及び配布サイト1228を含む、少なくとも1つ以上のレコードから構成されるテーブル(資産対応表)である。これらの資産対応情報122の各項目は、例えば、情報資産管理システム1の管理者により手動で、又は自動で、任意に修正/追加/削除することができる。
プログラム名称1221には、生成資産を示す情報が格納される。対象資産1222には、プログラム名称1221の情報資産の内容を特定する情報が格納される。資産ファイル名1223には、プログラム名称1221の情報資産を生成するために必要な情報資産を特定する情報(例えばファイル名)が格納される。
管理パターン1224には、資産ファイル名1223の情報資産に対して実行される処理を特定する情報が格納される。資産区分1225には、資産ファイル名1223の情報資産に割り当てられた区分を特定する情報が格納される。例えば、資産区分1225には、資産ファイル名1223の情報資産がプログラムであるか、ロードモジュールであるか、またはコンパイルリストであるかの区分を示す情報が格納される。この区分は、例えば、資産ファイル名1223に格納されているファイル名の拡張子によって表す。例えば、拡張子が「ecb」の場合は、その情報資産の区分がCOBOLプログラム(のソースコード)であることを表し、拡張子が無い場合は、その情報資産の区分がロードモジュールであることを表し、拡張子が「lst」の場合は、その情報資産の区分がコンパイルリストであることを表す。
ここで、管理パターン1224について詳説する。
管理パターン1224には、資産区分1225の情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理の内容が格納される。
例えば、資産区分1225の区分がプログラムである場合は、管理パターン1224に「C1」を格納することができる。「C1」は、その区分の情報資産を管理領域130から編集領域140に移動し(貸し出し)、その後貸し出した情報資産を管理領域130に移動し(返却し)、返却した情報資産を資産開発装置30にコピーし、また、管理領域130に記憶されている情報資産を配布用領域150にコピーする処理を実行することを表す。
また、資産区分1225の区分がロードモジュールである場合は、例えば、管理パターン1224に「C2」を格納することができる。「C2」は、その区分の情報資産を管理領域130から資産開発装置30に移動し(貸し出し)、その後貸し出した情報資産を管理領域130に移動し(返却し)、また、管理領域130に記憶されている情報資産を配布用領域150にコピーし、配布用領域150に記憶されている情報資産を実行装置40に送信(配布)する処理を実行することを表す。
また、資産区分1225の区分がコンパイルリストである場合は、例えば、管理パターン1224に「C3」を格納することができる。「C3」は、その区分の情報資産を管理領域130から資産開発装置30に移動し(貸し出し)、その後貸し出した情報資産を管
理領域130に移動し(返却し)、また、管理領域130に記憶されている情報資産を配布用領域150にコピーする処理を実行することを表す。
ライブラリ格納階層1226には、資産ファイル名1223の情報資産が管理(記憶)されている資産管理装置10の場所を特定する情報が格納される(例えば、ディレクトリ名やフォルダ名が格納される)。本実施形態では、ライブラリ格納階層1226には、管理領域130の場所を特定する情報が格納される。
開発本番環境サーバ格納ディレクトリ1227には、新たな情報資産を生成する場所、又はその生成した新たな情報資産を記憶する場所が格納される。すなわち、開発本番環境サーバ格納ディレクトリ1227には、プログラム名称1221により特定される情報資産に基づき新たな情報資産を生成する場所、又はその生成した情報資産を格納する場所が格納される(例えば、ディレクトリ名やフォルダ名が格納される)。本実施形態では、開発本番環境サーバ格納ディレクトリ1227には、資産開発装置30や実行装置40におけるディレクトリ名やフォルダ名が格納される。
配布サイト1228には、生成した情報資産を実行する場所(情報処理装置)が格納される。すなわち、配布サイト1228には、資産ファイル名1223の情報資産から生成された情報資産を実行する場所が格納される(例えば装置名が格納される)。本実施形態では、実行装置40の装置名が格納される。
次に、図3に示すように、環境情報生成部115は、開発要件情報121と、資産対応情報122とに基づき、情報資産と、新たな情報資産を生成する場所とを対応づけた情報(以下、第1の情報という)、及び、情報資産と、生成した情報資産を実行する場所とを対応づけた情報(以下、第2の情報という)を含む情報である環境情報123(以下、parameterfileともいう)を生成し、環境領域120に記憶する。
処理特定部116は、資産対応情報122に基づき、開発者装置20から指定された情報資産に対して行う処理を特定する。具体的には、処理特定部116は、資産対応情報122に基づき、指定された情報資産の区分に対応する処理を特定する。
そして処理特定部116は、上記で特定した処理と、環境情報123とに基づき、指定された情報資産から新たな情報資産を生成するよう、資産開発装置30に指示する。
登録部117は、資産開発装置30により生成された新たな情報資産を登録(記憶)する。具体的には、例えば、登録部117は、資産開発装置30で生成されたロードモジュール132及びコンパイルリスト133を管理領域130に記憶する。
配布部118は、登録部117に登録された新たな情報資産を、実行装置40に配布する。具体的には、例えば、配布部118は、管理領域130に記憶したロードモジュール132及びコンパイルリスト133を配布用領域150に移動し(貸し出し)、移動したロードモジュール132を実行装置40に送信する。なお、この送信が終了すると、配布部118は、配布用領域150に移動したロードモジュール132及びコンパイルリスト133を管理領域に移動する(返却する)。なお、配布用領域150に移動されているロードモジュール132及びコンパイルリスト133は、開発者装置20以外の情報処理装置からはアクセスできないように設定されている。
以上に説明した資産管理装置10の機能は、資産管理装置10のハードウェアによって、もしくは、資産管理装置10のプロセッサ11が、メモリ12又は記憶装置13に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
図5は、開発者装置20が備える機能の一例を説明する図である。同図に示すように、開発者装置20は、資産指定部211、編集指示部212、及び生成指示部213を備える。
資産指定部211は、資産管理装置10に対して、生成資産を生成するための情報資産を指定する。
編集指示部212は、資産指定部211が指定した情報資産の内容の編集を指示する。
生成指示部213は、資産指定部211が指定した情報資産(もしくは編集指示部212により編集された情報資産)から新たな情報資産を生成するように、資産管理装置10に指示する。
以上の開発者装置20の機能は、開発者装置20のハードウェアによって、もしくは、開発者装置20のプロセッサが、メモリ又は記憶装置に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
図6は、資産開発装置30が備える機能の一例を説明する図である。同図に示すように、資産開発装置30は、資産生成部311を備える。
資産生成部311は、資産管理装置10による指示に基づき、新たな情報資産を生成する。具体的には、例えば、資産生成部311は、指定されたプログラム131に基づき、ロードモジュール132、及びコンパイルリスト133を生成する。なお、この機能は、資産開発装置30のハードウェアによって、もしくは、資産開発装置30のプロセッサが、メモリ又は記憶装置に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
図7は、実行装置40が備える機能の一例を説明する図である。同図に示すように、実行装置40は、実行部411を備える。
実行部411は、資産開発装置30の資産生成部311により生成された新たな情報資産を実行する。なお、この機能は、実行装置40のハードウェアによって、もしくは、実行装置40のプロセッサが、メモリ又は記憶装置に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
<処理説明>
次に、情報資産管理システム1において実行される処理について説明する。
図8は、情報資産管理システム1において実行される、資産管理装置10に管理されている情報資産に基づき新たな情報資産(生成資産)を生成するための処理(以下、資産管理処理S0という)を説明するフローチャートである。この資産管理処理S0は、例えば、所定のタイミングで、又は、開発者装置20に開発者等から所定の指示が入力されることにより実行される。
同図に示すように、まず情報資産管理システム1は、新たな情報資産を生成するために必要な情報資産を指定する処理(以下、資産指定処理S1という)を実行する(S1)。
そして情報資産管理システム1は、S1で指定した情報資産を編集する処理(以下、資産編集処理S3という)を実行する(S3)。
次に情報資産管理システム1は、S3で編集した情報資産に基づき、新たな情報資産を生成し開発する処理(以下、資産開発処理という)を実行する(S5)。そして情報資産管理システム1は、新たに生成した情報資産を登録する処理(以下、資産登録処理S7という)を実行する(S7)。そして情報資産管理システム1は、登録した新たな情報資産を配布する処理(以下、資産配布処理S9という)を実行する(S9)。
図9は、資産指定処理S1の詳細を説明するフローチャートである。同図に示すように、まず開発者装置20は、資産管理装置10に、開発要件情報121(makefile)の生成を指示する情報を送信する(S11)。そして資産管理装置10は、この受信した指示に従い、開発要件情報121を生成する(S12)。具体的には、例えば、開発者等が、開発者装置20にインストールされているエディタを操作して、資産管理装置10に開発要件情報121を生成する。
図10は、開発要件情報121の構成の一例を説明する図である。同図に示すように、開発要件情報121は、資産ファイル名1211、及びロードモジュール生成フラグ1212を含む情報である。資産ファイル名1211には、1つ又は複数の情報資産を特定する情報が格納される。ロードモジュール生成フラグ1212には、資産ファイル名1211の情報資産に基づきロードモジュール132を作成するか否かを示す情報が格納され、例えば、ロードモジュール132を作成する場合は「P」と指定される。
図11は、資産編集処理S3の詳細を説明するフローチャートである。資産編集処理S3は、例えば、開発者装置20に、所定の入力操作が行われた場合に開始される。
資産編集処理S3が開始されると、まず開発者装置20は、開発要件情報121で指定した情報資産について、資産編集処理S3の処理を開始することを資産管理装置10に指示する旨を示す情報(以下、依頼書という)を生成し、生成した依頼書を資産管理装置10に送信する(S31)。なお、この依頼書は、例えば、開発者装置20に設けられた依頼書の入力受付機能(入力メニュー等)によって生成される。
資産管理装置10は、開発者装置20が送信した依頼書を受信する(S32)。なお、以下では、依頼書により指定された情報資産を、指定資産という。
依頼書は、例えば、S1で生成した開発要件情報121(makefile)を特定する情報(すなわち指定資産を特定する情報)と、依頼書を識別する情報(例えば、日付及び通し番号で構成される)とを含む情報である。なお、これらの情報は、例えば、依頼書のファイル名によって指定される。
次に、資産管理装置10は、依頼書と、資産対応情報122とに基づき、環境情報123(parameterfile)を生成する(S33)。具体的には、資産管理装置10は、資産対応情報122のレコードのうち、対象資産1222に指定資産が格納されているレコードを取得し、取得したレコードに基づき、環境情報123を生成する。
図12は、環境情報123の一例を示す図である。同図に示すように、環境情報123は、管理パターン1231、資産ファイル名1232、ライブラリ格納階層1233、開発本番環境サーバ格納ディレクトリ1234、及び配布サイト1235の各項目を含む、少なくとも1つ以上のレコードから構成されるテーブルである。
管理パターン1231には、管理パターン1224に対応する情報が格納される。資産ファイル名1232には、資産ファイル名1223に対応する情報が格納される。ライブラリ格納階層1233には、ライブラリ格納階層1226に対応する情報が格納される。
開発本番環境サーバ格納ディレクトリ1234には、開発本番環境サーバ格納ディレクトリ1227に対応する情報が格納される。配布サイト1235には、配布サイト1228に対応する情報が格納される。
図11のS35に示すように、資産管理装置10は、指定資産の管理パターン(指定資産に対して行う処理)を特定する。具体的には、資産管理装置10は、環境情報123のレコードを1つ取得し、取得したレコードの管理パターン1231を参照する。
管理パターン1231が「C1」である場合(S35:YES)はS36に進み、管理パターン1231が「C1」でない場合(S35:NO)は、資産管理装置10は、資産編集処理S2の終了の通知を開発者装置20に送信し(不図示)、これにより資産編集処理S3は終了する(S41)。
図11のS36では、資産管理装置10は、指定資産を貸し出す。具体的には、資産管理装置10は、指定資産を管理領域130から編集領域140に移動する。なお、ここで、資産管理装置10は、開発要件情報121を資産開発装置30に送信し(S37)、資産開発装置30は、この開発要件情報121を受信する(S38)。
次に、資産管理装置10は、開発者装置20から送信されてきた、指定資産を編集する指示を受信すると、受信した指示に基づき、S36で編集領域140に移動された指定資産を編集する(S39、S40)。具体的には、例えば、開発者等が、開発者装置20にインストールされているテキストエディタの機能を使用して、編集領域140の指定資産を編集する。
以上で資産編集処理S3は終了する(S41)。なお、指定資産に複数の情報資産が含まれている場合は、S35〜S40の処理を、その情報資産の分、繰り返して行う(環境情報123の全てのレコードについて、S35〜S40の処理を行う)。
図13は、資産開発処理S5の詳細を説明するフローチャートである。資産開発処理S5は、例えば、資産編集処理S3の終了後、開発者装置20の入力装置に、資産開発処理S5の開始を通知する情報(以下、第1保留解除という)が入力されたことを機に開始される。
同図に示すように、資産開発処理S5が開始されると、まず開発者装置20は、資産管理装置10に、指定資産から新たな資産を開発する指示を送信する(S51)。そして資産管理装置10は、この指示を受信すると(S52)、指定資産の管理パターンを特定する(S53)。具体的には、資産管理装置10は、環境情報123のレコードを一つ取得し、取得したレコードの管理パターン1231を参照する。
管理パターン1231が「C1」である場合(S53:YES)はS54に進み、管理パターン1231が「C1」でない場合(S53:NO)は、資産管理装置10は、資産開発処理S5の終了の通知を開発者装置20に送信し(不図示)、これにより資産開発処理S5は終了する。なお、S53において、依頼書により特定される開発要件情報121のロードモジュール生成フラグ1212に「P」が設定されていない場合、資産管理装置10は、資産開発処理S5の終了の通知を開発者装置20に送信し(不図示)、これにより資産開発処理S5を終了するようにしてもよい。
S54では、資産管理装置10は、指定資産を返却する。具体的には、資産管理装置10は、指定資産を編集領域140から管理領域130に移動する。
そして、資産管理装置10は、返却した指定資産を、資産開発装置30に送信する(S55)。
資産開発装置30は、資産管理装置10から指定資産を受信すると(S56)、受信した指定資産に基づき、ロードモジュール、及びコンパイルリストを生成する(S57)。具体的には、資産開発装置30は、受信した指定資産のパーミッションを変更すると共に改行コードを変更する処理を行い、これらの処理を行った指定資産をコンパイルすることによりロードモジュール、及びコンパイルリストを生成する。
なお、ここで、情報資産管理システム1の管理者等は、生成したロードモジュールを資産開発装置30において実行することで、開発環境におけるロードモジュールのテストを行ってもよい(S58)。なお、このS58の処理は自動で行うようにしてもよい。
以上で、資産開発処理S5は終了する。なお、指定資産に複数の情報資産が含まれている場合は、S53〜S58の処理を、その情報資産の分、繰り返して行う(環境情報123の全てのレコードについて、S53〜S58の処理を行う)。
図14は、資産登録処理S7の詳細を説明するフローチャートである。資産登録処理S7は、例えば、資産開発処理S5の終了後、開発者装置20の入力装置に、資産登録処理S7の開始を通知する情報(以下、第2保留解除という)が入力されたことを機に開始される。
同図に示すように、資産登録処理S7が開始されると、まず開発者装置20は、資産管理装置10に、資産開発処理S5で生成した新たな資産(本実施形態では、ロードモジュール132及びコンパイルリスト133)を資産管理装置10に登録する旨の指示を送信する(S71)。そして資産管理装置10は、この指示を受信すると(S72)、指定資産の管理パターンを特定する(S73)。具体的には、資産管理装置10は、環境情報123のレコードを一つ取得し、取得したレコードの管理パターン1231を参照する。
管理パターン1231が「C2」である場合(S73:YES)はS74に進み、管理パターン1231が「C2」でない場合(S73:NO)は、S78に進む。
S74では、資産管理装置10は、資産開発処理S5で生成したロードモジュールの登録を要求する指示を送信する。資産開発装置30は、この指示を受信すると(S75)、資産開発処理S5で生成したロードモジュールを資産管理装置10に送信し(S76)、資産管理装置10は、このロードモジュールを受信し(S77)、管理領域130に記憶する。これにより、ロードモジュールが資産管理装置10に登録される。その後はS78に進む。
S78では、資産管理装置10は、S73で取得した管理パターン1231を参照する。その管理パターン1231が「C3」である場合(S78:YES)はS79に進み、その管理パターン1231が「C3」でない場合(S78:NO)は、資産管理装置10は、資産登録処理S7の終了の通知を開発者装置20に送信し(不図示)、これにより資産登録処理S7は終了する(S83)。
S79では、資産管理装置10は、資産開発処理S5で生成したコンパイルリストの登録を要求する指示を送信する。資産開発装置30は、この指示を受信すると(S80)、資産開発処理S5で生成したコンパイルリストを資産管理装置10に送信し(S81)、資産管理装置10は、このコンパイルリストを受信し(S82)、管理領域130に記憶する。これにより、コンパイルリストが資産管理装置10に登録される。
以上で資産登録処理S7は終了する(S83)。なお、指定資産に複数の情報資産が含まれている場合は、S73〜S82の処理を、その情報資産の分、繰り返して行う(環境情報123の全てのレコードについて、S73〜S82の処理を行う)。
図15は、資産配布処理S9の詳細を説明するフローチャートである。資産配布処理S9は、例えば、開発者装置20の入力装置に、資産配布処理S9の開始を通知する情報(以下、第3保留解除という)が入力されたことを機に開始される。
同図に示すように、資産配布処理S9が開始されると、まず開発者装置20は、資産管理装置10に、資産開発処理S7で登録した新たな資産を配布先に配布する旨の指示を送信する(S91)。そして資産管理装置10は、この指示を受信すると(S92)、指定資産の管理パターンを特定する(S93)。具体的には、資産管理装置10は、環境情報123のレコードを一つ取得し、取得したレコードの管理パターン1231を参照する。
管理パターン1231が「C2」である場合(S93:YES)はS94に進み、管理パターン1231が「C2」でない場合(S93:NO)は、資産管理装置10は、資産配布処理S9の終了の通知を開発者装置20に送信し(不図示)、これにより資産配布処理S9は終了する(S100)。
S94では、資産管理装置10は、資産登録処理S7で登録したプログラム131を配布用領域150に貸し出す。具体的には、資産管理装置10は、管理領域130に記憶されているプログラム131を、配布用領域150に移動する。
また、資産管理装置10は、資産登録処理S7で登録したロードモジュール132を配布用領域150に貸し出す(S95)。具体的には、資産管理装置10は、管理領域130に記憶されているロードモジュール132を、配布用領域150に移動する。
また、資産管理装置10は、資産登録処理S7で登録したコンパイルリスト133を配布用領域150に貸し出す(S96)。具体的には、資産管理装置10は、管理領域130に記憶されているコンパイルリスト133を、配布用領域150に移動する。
そして、資産管理装置10は、配布用領域150に貸し出したロードモジュール132を配布する(S97)。具体的には、資産管理装置10は、S93で取得したレコードの配布サイト1235に格納されている配布先(本実施形態では実行装置40)を特定し、特定した配布先に、配布領域150に貸し出したロードモジュール132を送信する。
そして、配布先である実行装置40は、資産管理装置10から送信されてきたロードモジュール132を受信する(S98)。なお、ここで、開発者等や、情報資産管理システム1の管理者等は、配布された(送信されてきた)ロードモジュール132を実行装置40において実行することで、実行環境におけるテストを行ってもよい(S99)。なお、このS99の処理は自動で行うようにしてもよい。また、この実行環境におけるテストを行った際に実行装置40に不具合が生じた場合には、資産管理装置10は、配布用領域150におけるロードモジュール132を再度、実行装置40に送信するようにしてもよい。
以上で資産配布処理S9は終了する(S100)。なお、指定資産に複数の情報資産が含まれている場合は、S93〜S99の処理を、その情報資産の分、繰り返して行う(環境情報123の全てのレコードについて、S93〜S99の処理を行う)。
図16は、資産遷移出力部214が出力する画面の一例を示す図である。
同図に示すように、開発者装置20の出力装置には、情報資産管理システム1が行っている処理の遷移を示す画面500が表示される。すなわち、資産編集処理S3において依頼書の送信が行われたことを示す依頼書指定511、依頼書に基づき、資産編集処理S3においてプログラム131が管理領域130から編集領域140に貸し出されたことを示す資産貸し出し512、資産開発処理S5において、編集領域140に貸し出されたプログラム131が管理領域130に返却され、返却されたプログラム131の開発(ロードモジュール132の生成)が開始されたことを示す資産返却・開発開始513、及び、資産開発処理S7において、生成されたロードモジュール132等を資産管理装置10に登録したことを示す資産登録514の各項目が表示される。
また、情報資産管理システム1が上記の各項目に示される処理を完了した場合には、その処理に該当する項目がハイライト表示や色つき表示等される(符号520)。
以上のような画面出力により、プログラムの開発者等は、依頼書で指定された情報資産の開発状況をリアルタイムに、容易に把握することができる。
なお、資産返却・開発開始513の項目は、第1保留解除を送信するインタフェースも兼ねており、この項目に対して入力を行うことにより、例えば、プログラム131の返却、及びロードモジュール132の生成が開始される。また、資産登録514の項目は、第2保留解除を送信するインタフェースも兼ねており、この項目に対して入力を行うことにより、例えば、ロードモジュール132等の登録が開始される。
図17は、資産遷移出力部214が出力する他の画面の一例を示す図である。
同図に示すように、開発者装置20の出力装置には、情報資産管理システム1が行っている処理の進捗を示す画面600が表示される。すなわち、資産編集処理S3において依頼書の送信が行われたことを示す依頼書指定611、及び資産配布処理S9において、資産配布処理S7で登録されたロードモジュール132が配布されたことを示す資産配布612の各項目が表示される。
また、情報資産管理システム1が上記の各項目に示される処理を完了した場合には、その処理に該当する項目がハイライト表示や色つき表示等される(符号620)。
なお、資産配布612の項目は、第3保留解除を送信するインタフェースも兼ねており、この項目に対して入力を行うことにより、例えば、ロードモジュール132等の配布が開始される。
以上のような画面出力により、ロードモジュール132の配布担当者等は、依頼書の指定に基づき生成されたロードモジュール132の配布状況をリアルタイムに、容易に把握することができる。
なお、画面500及び画面600は同時に出力するようにしてもよい。また、以上の資産遷移出力部214の機能は、資産管理装置10、開発者装置20、資産開発装置30、及び実行装置40のいずれに設けてもよい。
以上のように、本実施形態の情報資産管理システム1によれば、情報資産と、情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理とを対応づけた資産対応情報122を記憶し、資産対応情報122に基づき、指定された情報資産に対応する処理を特定し、特定
した処理に基づき、指定された情報資産から新たな情報資産を生成するので、新たな情報資産を生成するための情報資産を指定するだけで、容易に、指定した情報資産に対応した処理を実行し、新たな情報資産を生成することができる。これにより、情報資産の開発作業における自動化(省力化)、標準化を図り、作業者の管理ミス・作業ミスの低減を図ることができる。
特に、プログラムのソースコードから新たな情報資産としてロードモジュール等を生成するようなプログラム開発の場面では、開発作業におけるプログラムのソースコードやロードモジュール等のバージョン管理、デバッグ等が煩雑になりやすい。しかし、本実施形態の情報資産管理システム1によれば、これら情報資産(プログラムのソースコードやロードモジュール等)の管理を効率よく誤りなく行うことができる。
また、情報資産と、新たな情報資産を生成する場所とを対応づけた第1の情報(資産ファイル名1232及び開発本番環境サーバ格納ディレクトリ1234)、及び、情報資産と、生成した情報資産を実行する場所とを対応づけた第2の情報(資産ファイル名1232、開発本番環境サーバ格納ディレクトリ1234、及び配布サイト1235)を含む情報である環境情報123を生成し、環境情報123に基づき、指定された情報資産から新たな情報資産を生成し、生成した情報資産を実行するので、生成した情報資産を記憶する場所や生成した情報資産を実行する場所が指定された情報資産によって異なる場合でも、確実に、適切な場所に情報資産を生成し、生成した情報資産を実行することができる。これにより、情報資産の開発作業の管理がより容易になる。
また、資産対応情報122は、情報資産を複数の種類に区分し、区分した情報資産ごとに、当該情報資産と、当該情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理とを対応づけて記憶しており、情報資産管理システム1は、資産対応情報122に基づき、指定された情報資産の区分に対応する処理を特定するので、管理される情報資産の種類が多岐に亘り、その処理方法がその種類によって異なる場合でも、確実に、新たな情報資産を適切に生成することができる。
以上の実施形態の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれる。
例えば、本実施形態では、資産管理装置10に指定される情報資産としてプログラム131を挙げたが、シェルスクリプト等のスクリプトのソースコード、画面データ、帳票データ、文書データ等の他の情報資産でもよい。そして、これらから生成される、制御プログラムや統合文書等を新たな情報資産(生成資産)として、これを管理するようにしてもよい。
また、本実施形態では、資産管理装置10、開発者装置20、資産開発装置30、及び実行装置40のそれぞれが別々の情報処理装置であるとしたが、これらの一部又は全部の情報処理装置を同一の情報処理装置としてもよく、例えば、資産管理装置10及び資産開発装置30を一つの情報処理装置としてもよい。
1 情報資産管理システム、10 資産管理装置、20 開発者装置、30 資産開発装置、40 実行装置、114 資産対応記憶部、115 環境情報生成部、116 処理特定部、117 登録部、118 配布部、122 資産対応情報、123 環境情報、131 プログラム、132 ロードモジュール、133 コンパイルリスト、1227
開発本番環境サーバ格納ディレクトリ、1228 配布サイト、214 資産遷移出力
部、311 資産生成部

Claims (6)

  1. プログラムを実行するプロセッサとメモリとを有し、指定された情報資産に基づき新たな情報資産を生成する情報資産管理システムであって、
    前記情報資産と、前記情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理とを対応づけてなる資産対応情報を記憶している資産対応記憶部と、
    前記資産対応情報に基づき、前記指定された情報資産に対して行う前記処理を特定する処理特定部と、
    前記特定した処理に基づき、前記指定された情報資産から前記新たな情報資産を生成する資産生成部と、
    を備え、
    前記処理特定部は、前記指定された情報資産に設定された区分が所定の管理パターンに対応づけられているか否かを前記資産対応情報に基づき判定し、
    前記資産生成部は、前記情報資産の区分が前記所定の管理パターンに対応づけられている場合、所定の管理領域に記憶されている前記指定された情報資産を、当該情報資産の編集を受け付ける編集領域に移動し、ユーザによる前記移動した情報資産の編集を受け付け、編集された情報資産を前記管理領域に移動し、前記管理領域に移動した情報資産を、前記新たな情報資産を生成する開発装置にコピーする
    情報資産管理システム。
  2. 請求項1に記載の情報資産管理システムであって、
    前記生成した新たな情報資産を実行する実行部と、
    前記資産対応情報に基づき、前記情報資産と、前記新たな情報資産を生成する場所とを対応づけた第1の情報、及び、前記情報資産と、前記生成した情報資産を実行する場所とを対応づけた第2の情報を含む情報である環境情報を生成する環境情報生成部とを備え、
    前記資産生成部は、前記特定した処理と、前記環境情報とに基づき、前記指定された情報資産から前記新たな情報資産を生成し、
    前記実行部は、前記特定した処理と、前記環境情報とに基づき、前記生成した情報資産を実行する
    情報資産管理システム。
  3. 請求項1に記載の情報資産管理システムであって、
    前記資産対応記憶部は、情報資産を複数の種類に区分し、区分した情報資産ごとに、当該情報資産と、当該情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理とを対応づけて前記資産対応情報を記憶しており、
    前記処理特定部は、前記資産対応情報に基づき、前記指定された情報資産の区分に対応する前記処理を特定する
    情報資産管理システム。
  4. 請求項1に記載の情報資産管理システムであって、
    前記情報資産はプログラムのソースコードであり、
    前記新たな情報資産は、前記プログラムのソースコードから生成されるロードモジュールを含み、
    前記生成した新たな情報資産を実行する実行部と、
    前記情報資産と、前記生成した新たな情報資産を記憶する場所とを対応づけた第1の情報、及び、前記情報資産と、前記生成した情報資産を実行する場所とを対応づけた第2の情報を含む情報である環境情報を生成する環境情報生成部とを備え、
    前記資産対応記憶部は、情報資産を複数の種類に区分し、区分した情報資産ごとに、当該情報資産と、当該情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理とを対応づけて前記資産対応情報を記憶しており、
    前記処理特定部は、前記資産対応情報に基づき、前記指定された情報資産の区分に対応する前記処理を特定し、
    前記資産生成部は、前記特定した処理と、前記環境情報とに基づき、前記指定された情報資産から前記新たな情報資産を生成し、
    前記実行部は、前記特定した処理と、前記環境情報とに基づき、前記生成した情報資産を実行し、
    前記処理特定部は、前記指定された情報資産に設定された区分が所定の管理パターンに対応づけられているか否かを前記資産対応情報に基づき判定し、
    前記資産生成部は、前記情報資産の区分が前記所定の管理パターンに対応づけられている場合、所定の管理領域に記憶されている前記指定された情報資産を、当該情報資産の編集を受け付ける編集領域に移動し、ユーザによる前記移動した情報資産の編集を受け付け、編集された情報資産を前記管理領域に移動し、前記管理領域に移動した情報資産を、前記新たな情報資産を生成する開発装置にコピーする
    情報資産管理システム。
  5. 請求項1に記載の情報資産管理システムであって、
    前記指定された情報資産から前記新たな情報資産を生成したことを示す情報と、前記生成した情報資産を記憶したことを示す情報と、前記生成した情報資産を他の情報処理装置に送信したことを示す情報とを出力する資産遷移出力部を備える
    情報資産管理システム。
  6. プログラムを実行するプロセッサとメモリとを有し、指定された情報資産に基づき新たな情報資産を生成する情報処理装置であって、前記情報資産と、前記情報資産から新たな情報資産を生成し管理するための処理とを対応づけてなる資産対応情報を記憶している前記情報処理装置が、
    前記情報資産の指定に関する情報を受信し、
    前記資産対応情報に基づき、前記指定された情報資産に対して行う前記処理を特定し、
    前記特定した処理に基づき、前記指定された情報資産から前記新たな情報資産を生成し、
    前記処理の特定においては、前記指定された情報資産に設定された区分が所定の管理パターンに対応づけられているか否かを前記資産対応情報に基づき判定し、
    前記新たな情報資産の生成においては、前記情報資産の区分が前記所定の管理パターンに対応づけられている場合、所定の管理領域に記憶されている前記指定された情報資産を、当該情報資産の編集を受け付ける編集領域に移動し、ユーザによる前記移動した情報資産の編集を受け付け、編集された情報資産を前記管理領域に移動し、前記管理領域に移動した情報資産を、前記新たな情報資産を生成する開発装置にコピーする
    情報資産管理方法。
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