JP6570883B2 - Submersible pump and trolley - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、液中ポンプおよび台車に関する。 Embodiments described herein relate generally to a submersible pump and a carriage.
例えば水処理設備の液槽において機器の設置やコア抜きなどの工事を行う場合、液槽内の液体を事前に液槽外へ排出する必要がある。一般的に、設備に既設のポンプで液槽内の底部まで液体を排出可能であれば問題がない。ただし、液槽の底部にスロープのような傾斜部を含む一段低くなった部分があると、既設のポンプでは液槽内の液体を十分に排出することが困難な場合がある。
既設のポンプで液槽内の液体を十分に排出することができない場合、液槽内に入るための開口部から仮設の液中ポンプを液槽内に降ろし、その液中ポンプを用いて液体を排出することになる。ただし、液槽の底部において一段低くなった部分は、前記開口部の真下ではなく、液槽の奥側にある場合がある。このような場合、液槽内に液体が残っている状態で作業者が液槽内に入り、液体の排出が必要な場所まで液中ポンプを移動させてセットする必要がある。このため、従来の工事では、液槽から液体を排出するために多くの時間とコストがかかる場合があった。
For example, when performing installation such as equipment installation or core removal in a liquid tank of a water treatment facility, it is necessary to drain the liquid in the liquid tank out of the liquid tank in advance. Generally, there is no problem as long as the liquid can be discharged to the bottom of the liquid tank with an existing pump in the facility. However, if there is a lower part including an inclined part such as a slope at the bottom of the liquid tank, it may be difficult to sufficiently discharge the liquid in the liquid tank with the existing pump.
If the existing pump cannot sufficiently drain the liquid in the liquid tank, the temporary liquid pump is lowered into the liquid tank through the opening for entering the liquid tank, and the liquid is pumped using the liquid pump. Will be discharged. However, the portion that is one step lower at the bottom of the liquid tank may be on the back side of the liquid tank, not directly below the opening. In such a case, it is necessary for the operator to enter the liquid tank with the liquid remaining in the liquid tank and move and set the submerged pump to a place where the liquid needs to be discharged. For this reason, in the conventional construction, it may take a lot of time and cost to discharge the liquid from the liquid tank.
本発明が解決しようとする課題は、液槽から液体を排出する作業の効率向上を図ることができる液中ポンプおよび台車を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a submerged pump and a carriage that can improve the efficiency of the operation of discharging the liquid from the liquid tank.
実施形態の液中ポンプは、ポンプ本体と、台部と、走行部とを持つ。前記ポンプ本体は、吸込口が設けられた吸込口部材と、ホースが接続可能な排出口とを有し、前記吸込口から吸い込んだ液体を前記排出口から排出可能である。前記台部は、前記ポンプ本体を支持する。前記走行部は、前記台部に設けられ、進行方向に並ぶ2つの車輪を含む複数の車輪を有し、液槽に液体が収容された状態で前記液槽の底部を自走可能である。前記台部は、前記吸込口部材が通される孔部を有する。前記ポンプ本体は、前記吸込口部材が前記孔部に通された状態で前記台部に載置されている。前記吸込口は、前記車輪の少なくとも一部よりも下方に配置されるとともに、前記進行方向における前記2つの車輪の間の位置で外部に露出し、前記進行方向における前記2つの車輪の間の位置で前記液槽から前記液体を直接吸い込み可能である。 The submerged pump according to the embodiment includes a pump main body, a base portion, and a traveling portion. The pump body has a suction port member provided with a suction port and a discharge port to which a hose can be connected, and can discharge the liquid sucked from the suction port from the discharge port. The platform supports the pump body. The traveling unit is provided in the base portion includes a plurality of wheels comprising two wheels arranged in the traveling direction, it is possible to self-propelled bottom of the front Symbol tank with a liquid being contained in the liquid tank . The base has a hole through which the suction port member is passed. The pump main body is placed on the base in a state where the suction port member is passed through the hole. The suction port is disposed below at least a part of the wheel, exposed to the outside at a position between the two wheels in the traveling direction, and a position between the two wheels in the traveling direction. The liquid can be directly sucked from the liquid tank.
以下、実施形態の液中ポンプおよび台車を、図面を参照して説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それらの重複する説明は省略する場合がある。 Hereinafter, the submerged pump and the carriage of the embodiment will be described with reference to the drawings. In the following description, the same reference numerals are given to configurations having the same or similar functions. And those overlapping descriptions may be omitted.
(第1の実施形態)
図1から図5を参照して、第1の実施形態の液中ポンプ1について説明する。
図1は、液中ポンプ(自走式液中ポンプ)1の全体構成を示す。図1中の(a)は、液中ポンプ1の側面図を示す。図1中の(b)は、液中ポンプ1の正面図を示す。
液中ポンプ1は、液槽T(図5参照)に収容された液体を液槽Tの外部に排出するためのポンプである。液槽Tの一例は、水処理設備の汚水槽である。ただし、液中ポンプ1が利用可能な液槽Tは、上記例に限定されない。また、本願で言う「液中ポンプ」とは、少なくとも一部が液体に浸かった状態で使用可能なポンプを幅広く意味し、水中ポンプを含む。
(First embodiment)
A submerged
FIG. 1 shows an overall configuration of a submersible pump (self-propelled submersible pump) 1. (A) in FIG. 1 shows a side view of the submerged
The submerged
図1に示すように、液中ポンプ1は、ポンプ本体10と、ポンプ本体10を支持する台部11(図1中の(b)参照)と、台部11に設けられた走行部12と、ポンプ本体10および走行部12を制御する制御部13(図2参照)と、作業者が操作可能なコントローラ14(図2参照)とを含む。
As shown in FIG. 1, the submerged
まず、ポンプ本体10について説明する。
図1に示すように、ポンプ本体10は、ケーシング21と、ケーシング21の内部に設けられた吸引機構22とを有する。
First, the
As shown in FIG. 1, the
ケーシング21は、中心軸が鉛直方向に沿う円筒状に形成される。ケーシング21は、吸込口部材25と、ポンプケーシング26と、モータケーシング27とを含む。
The
吸込口部材25は、ポンプ本体10の底部に設けられる。すなわち、吸込口部材25は、ケーシング21の最下部に設けられる。言い換えると、吸込口部材25は、ポンプケーシング26の底部から下方に突出している。吸込口部材25は、ポンプケーシング26と同軸上の円筒状に形成される。吸込口部材25の周面および底面の少なくとも一方には、1つ以上の吸込口28が設けられる。例えば、吸込口部材25は、比較的小さな吸込口28が複数開口するストレーナである。
The
ポンプケーシング26は、ケーシング21の下部に設けられる。ポンプケーシング26は、扁平な円筒状の外形を有する。ポンプケーシング26の外径は、吸込口部材25の外径およびモータケーシング27の外径のそれぞれに比べて大きい。
ポンプケーシング26の周方向の一部には、エルボ部29が設けられる。エルボ部29は、ポンプケーシング26から該ポンプケーシング26の周方向に突出するとともに、上方に向けて略90度曲がっている。エルボ部29の上端部には、排出口(吐出口)30が形成される。排出口30には、液槽Tの外部まで延びるホース31が接続可能である。
The
An
モータケーシング27は、ケーシング21の上部に設けられる。モータケーシング27は、鉛直方向に比較的細長い円筒状に形成される。このため、ケーシング21は、全体として、横幅に比べて高さが大きい。モータケーシング27の上部には、取っ手32が設けられる。取っ手32は、チェーンブロックのフックなどに係合可能である。
The
次に、ケーシング21の内部に設けられる吸引機構22について説明する。
吸引機構22は、モータ35、回転軸36、およびインペラ37を含む。
モータ35は、モータケーシング27の内部に収容される。モータ35には、液槽Tの外部まで延びるケーブル38を介して、液槽Tの外部から電源が供給される。回転軸36は、モータ35から下方に延びている。回転軸36は、直接または減速機を介してモータ35に連結される。
Next, the
The
The
インペラ37は、ポンプケーシング26の内部に収容される。インペラ37は、回転軸36に固定される。モータ35は、回転軸36を介して、インペラ37を回転させる。インペラ37が回転すると、ポンプ本体10は、吸込口28から液体を吸い込むとともに、吸い込んだ液体を排出口30から排出する。排出口30から排出された液体は、ホース31を介して液槽Tの外部に導かれる。例えば、ポンプ本体10は、一般的なサンドポンプと同様に、液槽Tの底面に溜まる汚泥などの沈殿物を液体と共に吸い込み可能である。
The
次に、ポンプ本体10が取り付けられる台部11について説明する。
台部(載置部、支持部)11は、例えば平板状に形成される。ポンプ本体10は、台部11の上に設けられることで、台部11によって下方から支持される。詳しく述べると、台部11には、吸込口部材25が挿通可能な孔部41が設けられる(図1中の(b)参照)。孔部41の内径は、吸込口部材25の外径よりも大きいとともに、ポンプケーシング26の外径よりも小さい。このため、吸込口部材25が孔部41に通されると、吸込口部材25が台部11の下方に突出するとともに、ポンプケーシング26が台部11の上に載置される。台部11は、ポンプケーシング26の下面を支持することで、ポンプ本体10を支持する。
Next, the base 11 to which the
The base part (mounting part, support part) 11 is formed in a flat plate shape, for example. The
図1に示すように、ポンプ本体10の吸込口28は、ポンプ本体10が台部11に載置された状態で、台部11の下方で開口する。また別の観点で見ると、ケーシング21の吸込口28は、走行部12の後述する駆動部51の一部よりも低い位置に形成される。さらに言うと、ケーシング21の吸込口28は、駆動部51の車輪55(または後述の無限軌道110)の一部よりも低い位置に形成される。
As shown in FIG. 1, the
次に、走行部12について説明する。
走行部12は、台部11を介してポンプ本体10を支持するとともに、液槽Tに液体が収容された状態で、液槽Tの底部93(図5参照)を自走可能である。走行部12は、車輪55などを含む駆動部51と、ポンプ本体10の動作時に駆動部51の動きをロックするロック部52とを有する。
Next, the traveling
The traveling
図2は、駆動部51の構成を詳しく示す。図2に示すように、本実施形態の駆動部51は、それぞれ複数の車輪55、モータ56、および減速機57を有する。
FIG. 2 shows the configuration of the
複数(例えば4つ)の車輪55は、平面視において、台部11の4つの角部に対応して配置される。走行部12の進行方向における2つの車輪55の車軸間の距離L1(図1中の(a)参照)は、ポンプケーシング26の外径(またはモータケーシング27の外径)よりも大きい。また、走行部12の幅方向(進行方向に略直交する方向)における2つの車輪55の間の距離L2(図1中の(b)参照)は、ポンプケーシング26の外径(またはモータケーシング27の外径)よりも大きい。これら車輪55の間の距離L1,L2が比較的大きく確保されることで、縦長のポンプ本体10が安定して支持される。
A plurality of (for example, four)
車輪55の材質は、特に限定されない。液中ポンプ1は、使用時に液中に投入されるだけであり、液体に常時浸かるわけではない。このため、車輪55の少なくとも一部(例えば周面)は、ゴムのような部材で形成されてもよい。摩擦係数が比較的高い材質で車輪55の周面が形成されると、汚泥などを含む液槽Tの内部を液中ポンプ1がより安定して走行しやすくなる。
The material of the
モータ56は、走行部12を駆動する駆動源の一例である。モータ56には、例えばケーブル38(図1参照)を介して液槽Tの外部から電源が供給される。これに代えて、走行部12には、モータ56に電源を供給するバッテリが搭載されてもよい。
減速機57は、図2に示すように、モータ56と車輪55との間に設けられ、モータ56の回転を車輪55に伝達する。なお、走行部12は、減速機57を有さず、モータ56の回転が車輪55に直接に伝達されるものでもよい。
The
As shown in FIG. 2, the
本実施形態では、モータ56および減速機57は、各車輪55に対して設けられる。すなわち、本実施形態の走行部12は、4つの車輪55の全てが駆動される四輪駆動である。走行部12が四輪駆動であると、滑りやすい面に対する走行力や、傾斜面に対する走行力が良好になる。なお、四輪駆動を実現する走行部12の構成は、上記例に限定されない。走行部12は、少なくとも1つのモータの回転を複数の車輪55に伝える伝達機構を有してもよい。
In the present embodiment, the
次に、駆動部51の動きをロックするロック部52について説明する。
図3は、ロック部52の動作を示す。ロック部52は、ポンプ本体10が駆動される場合に、駆動部51の動きをロックする。例えば、ロック部52は、ベース52aと、ベース52aに対して進退可能な係合部52bとを有する。係合部52bは、例えば円柱状のピンである。係合部52bは、車輪55の内側の側面に面する。車輪55には、係合部52bが係合可能な複数の受け部59が設けられる。例えば、受け部59は、車輪55の側面に設けられる穴または凹部である。
Next, the
FIG. 3 shows the operation of the
図3に示すように、係合部52bは、車輪55から離れた第1位置(図3中の(a)参照)と、車輪55の受け部59に挿入される第2位置(図3中の(b)参照)との間で移動可能である。係合部52bが前記第1位置にあると、車輪55の回転が許容される。一方で、係合部52bが前記第2位置にあると、車輪55の回転が固定される。車輪55の回転が固定されると、駆動部51の動きがロックされる。
As shown in FIG. 3, the engaging
係合部52bは、コントローラ14からの信号に基づき、制御部13によって前記第1位置と前記第2位置との間で制御される。作業者は、コントローラ14を操作することで、ポンプ本体10を駆動する前に、駆動部51の動きをロックすることができる。
The engaging
図2に示すように、ロック部52は、複数の車輪55の各々に設けられる。これに代えて、ロック部52は、一部の車輪55に対してのみ設けられてもよい。また、ロック部52の係合部52bが挿入される受け部59は、車輪55に限らず、車輪55に連結された車軸55aや、モータ56と減速機57との間に延びる駆動シャフト56aなどに設けられてもよい。車輪55、車軸55a、および駆動シャフト56aの各々は、駆動部51に含まれる「回転体」の一例である。すなわち、係合部52bは、駆動部51に含まれる回転体に係合して前記回転体の動きをロックするものであればよい。
As shown in FIG. 2, the
次に、制御部13について説明する。
図2に示すように、制御部13は、有線(例えばケーブル38)または無線を通じて、液槽Tの外部に配置されるコントローラ14と通信可能である。制御部13は、コントローラ14からの制御信号に基づき、ポンプ本体10の駆動(吸込開始/吸込停止)を制御する。また、制御部13は、コントローラ14からの制御信号に基づき、走行部12の動きを制御する。例えば、制御部13は、各モータ56の回転を個別に制御可能である。これにより、制御部13は、コントローラ14からの制御信号に基づき、前進、後進、左旋回、および右旋回を走行部12に行わせることができる。例えば、制御部13は、CPU(Central Processing Unit)を含む回路基板によって形成される。
Next, the
As shown in FIG. 2, the
次に、コントローラ14について説明する。
コントローラ14は、液槽Tの外部に配置され、液中ポンプ1の操作者が操作可能である。コントローラ14は、ポンプ本体10の駆動に関する指示(液体の吸込引開始/吸込停止)、駆動部51の駆動に関する指示(前進、後進、左旋回、右旋回)、およびロック部52の操作に関する指示を、液中ポンプ1の制御部13に送ることができる。
Next, the
The
次に、液中ポンプ1に設けられるセンサ部61について説明する。
図2に示すように、液中ポンプ1は、センサ部61と、出力部62とを備える。
センサ部61は、方位検出部65と、傾き検出部66とを含む。方位検出部65は、液中ポンプ1が向いている方位(例えば東西南北)を検出可能である。傾き検出部66は、水平方向に対する液中ポンプ1の傾きを検出可能である。
なお、センサ部61は、液中ポンプ1の位置を検出可能な位置検出部67を有してもよい。例えば、位置検出部67は、駆動部51のモータ56の回転数などに基づき、液中ポンプ1の位置を検出可能である。
Next, the
As shown in FIG. 2, the submerged
The
The
出力部62は、例えば制御部13の一部として設けられる。なお、出力部62は、制御部13とは別に設けられてもよい。出力部62は、センサ部61の検出結果を、有線(例えばケーブル38)または無線を介して液槽Tの外部に配置される装置に出力する。「液槽Tの外部に配置される装置」の一例は、上述のコントローラ14である。コントローラ14は、センサ部61の検出結果を表示可能な表示部を有してもよい。なお、「液槽Tの外部に配置される装置」は、コントローラ14に限定されない。出力部62がセンサ部61の検出結果を出力する装置は、液槽Tの外部に配置されるモニターなどでもよい。
The
次に、走行部12に設けられる防水構造について説明する。
図4は、一つの車輪55の近傍を拡大して示す。図4に示すように、走行部12は、防水構造の一例として、各車輪55に対するシーリング構造70を有する。シーリング構造70は、ケース71と、シーリング部材72,73とを有する。ケース71は、モータ56および減速機57を収容する。一方で、車輪55は、ケース71の外部に配置される。
Next, the waterproof structure provided in the traveling
FIG. 4 shows an enlarged view of the vicinity of one
車輪55と減速機57との間は、車軸55aによって連結される。ケース71は、車軸55aが通される第1挿通部71aを有する。第1挿通部71aの内面と車軸55aの外周面との間には、第1シーリング部材72が設けられる。第1シーリング部材72は、車軸55aを回動可能に支持するとともに、第1挿通部71aの内面と車軸55aの外周面との間をシールする。
The
また、ケース71は、モータ56から延びるケーブル74が通される第2挿通部71bを有する。第2挿通部71bの内面とケーブル74の外周面との間には、第2シーリング部材73が設けられる。第2シーリング部材73は、第2挿通部71bの内面とケーブル74の外周面との間をシールする。
以上のような構成により、ケース71の内部に対する防水構造が実現される。
The
With the above configuration, a waterproof structure for the inside of the
次に、液中ポンプ1を用いて液槽Tから液体を排出する方法について説明する。
図5は、液中ポンプ1が使用される液槽Tの一例を示す。液槽Tは、天井部91と、天井部91に設けられた開口部92と、底部93とを有する。底部93は、第1底面部93aと、第1底面部93aに対して段差を有した第2底面部93bと、第1底面部93aと第2底面部93bとの間を繋ぐスロープ93cとを有する。第2底面部93bは、第1底面部93aよりも低いとともに、開口部92の下方を外れた液槽Tの奥側に位置する。
Next, a method for discharging liquid from the liquid tank T using the submerged
FIG. 5 shows an example of the liquid tank T in which the submerged
液槽Tから液体を排出する手順としては、まず、設備に既設のポンプ(例えば大型のポンプ)がある場合、既設のポンプを用いて可能なところまで液体を排出する。そして、既設のポンプでは排出できない液体が液槽Tに残る場合、または既設のポンプがない場合、液中ポンプ1を用いて液槽Tから液体を排出する。
As a procedure for discharging the liquid from the liquid tank T, first, when there is an existing pump (for example, a large pump) in the facility, the liquid is discharged to the extent possible using the existing pump. When the liquid that cannot be discharged by the existing pump remains in the liquid tank T, or when there is no existing pump, the liquid is discharged from the liquid tank T by using the submerged
具体的には、まず、液槽Tの開口部92から液体ポンプ1が液槽Tの内部に降ろされる。例えば、開口部92の上部または近傍には、チェーンブロックなどが取り付け可能な支持構造が設置される。液体ポンプ1は、チェーンブロックなどで吊り下げられることで、開口部92の真下(第1底面部93a)に降ろされる。
Specifically, first, the
液中ポンプ1は、開口部92から降ろされる過程で、例えばチェーンブロックのチェーンを中心に(すなわち鉛直方向に沿う軸線を中心に)回転する可能性がある。このため、液中ポンプ1は、開口部92に投入される段階と、第1底面部93aに降ろされた段階とでは、液中ポンプ1が向いている方位が異なる可能性がある。そのため、液中ポンプ1の操作者は、液中ポンプ1の方位検出部65が検出する検出結果に基づき、液中ポンプ1が向いている方位を確認する。そして、操作者は、液中ポンプ1の方位検出部65から得られる検出結果と、液槽Tに関する設備情報(例えば液槽Tの設計図面)などに基づき、第2底面部93bに向けて液中ポンプ1を走行させる。
In the process of being lowered from the
液中ポンプ1がスロープ93cに到達すると、スロープ93cの角度に合わせて液中ポンプ1が傾斜する。操作者は、液中ポンプ1の傾き検出部66が検出する検出結果に基づき、液中ポンプ1がスロープ93cを走行中であることを知ることができる。また、液中ポンプ1がスロープ93cを下り終えて第2底面部93bに到達すると、液中ポンプ1の姿勢が水平状態に復帰する。液中ポンプ1の姿勢が水平状態に復帰すると、操作者は、液中ポンプ1の傾き検出部66が検出する検出結果に基づき、液中ポンプ1が第2底面部93bに到達したことを知ることができる。なお、液中ポンプ1が位置検出部67を有する場合、操作者は、位置検出部67の検出結果に基づき、液中ポンプ1が第2底面部93bに到達したことを知ることができる。
When the submerged
操作者は、液中ポンプ1が第2底面部93bに到達した後、ロック部52を操作することで、液中ポンプ1の駆動部51を固定する。これにより、液中ポンプ1の位置が固定される。操作者は、ロック部52によって液中ポンプ1の駆動部51を固定した後に、ポンプ本体10を駆動させる。すなわち、ポンプ本体10のインペラ37を回転させることで、吸込口28から液体の吸い込みを開始する。吸込口28から吸い込まれた液体は、ホース31を介して、液槽Tの外部に排出される。これにより、第2底面部93bの底面の近くまで液槽T内の液体を排出することができる。
The operator fixes the
なお、液中ポンプ1の使用方法は、上記例に限られない。例えば、第1底面部93aの上方まで液体が残っている場合、液中ポンプ1は、第1底面部93aに位置した状態で、液体の排出を開始してもよい。そして、第1底面部93aよりも上方に溜まる液体を排出した後に、第2底面部93bに向けて移動されてもよい。
In addition, the usage method of the submerged
以上のような構成の液中ポンプ1によれば、液槽Tから液体を排出する作業の効率向上を図ることができる。
ここで比較のため、本実施形態の液中ポンプ1を用いない場合を考える。上述したように、液槽の底部にスロープのような傾斜部を含む一段低くなった部分があると、設備に既設のポンプでは液槽内の液体を完全に排出することができない場合がある。また、上述のような一段低くなった部分は、液槽内に入るための開口部の真下ではなく、液槽の奥側にある場合がある。このような場合、液槽内に液体が残っている状態で作業者が液槽内に入り、液中ポンプを必要な場所まで移動させてセットする必要がある。液槽内に液体が残っている状態で作業者が液槽内に入り液中ポンプを移動させる場合、その作業に多くの時間とコストがかかる。
According to the submerged
Here, for comparison, consider a case where the submerged
また、液槽内に液体が残っている状態で作業者が液槽内に入ると、酸欠や、有毒ガスを吸い込む可能性、またはスロープから液中に転倒する可能性がある。このため、液槽内に液体が残っている状態で作業者が液槽内に入る場合には、十分な安全対策を行う必要がある。
また、液中ポンプを使用せずに液体を排出する場合、浚渫工事を行うための特殊ダンパーバキューム車や洗浄車などの特殊車両を手配する必要がある。これらのような特殊車両の手配が必要になると、作業コストが高くなる。
In addition, when an operator enters the liquid tank with the liquid remaining in the liquid tank, there is a possibility that oxygen deficiency, toxic gas may be sucked, or the slope may fall into the liquid. For this reason, when an operator enters the liquid tank with the liquid remaining in the liquid tank, it is necessary to take sufficient safety measures.
In addition, when discharging liquid without using a submersible pump, it is necessary to arrange a special vehicle such as a special damper vacuum car or washing car for dredging work. When special vehicles such as these need to be arranged, the work cost increases.
そこで本実施形態の液中ポンプ1は、ポンプ本体10と、走行部12とを備える。ポンプ本体10は、吸込口28と、ホース31が接続可能な排出口30とを有し、吸込口28から吸い込んだ液体を排出口30から排出可能である。走行部12は、ポンプ本体10を支持するとともに、液槽Tに液体が収容された状態で、液槽Tの底部93を自走可能である。
Therefore, the submerged
このような構成によれば、液中ポンプ1は、液槽Tに降ろされた後、液槽Tのなかで一段低くなった部分まで自走によって移動することができる。すなわち、液槽T内に液体が残っている状態で作業者が液槽T内に入り、液中ポンプ1を必要な場所まで移動させる作業を無くすまたは減らすことができる。このため、液中ポンプ1のセットに関する作業を効率的に行うことができる。これにより、液槽Tから液体を排出する作業の効率向上を図ることができる。
また、液槽T内に液体が残っている状態で作業者が液槽T内に入る必要を無くすまたは減らすことができると、酸欠や、有毒ガスを吸い込む可能性、またはスロープから液中に転倒する可能性をより確実に防止することができる。また、安全対策に必要な時間も短縮することができ、この観点でも液槽Tから液体を排出する作業の効率向上を図ることができる。
さらに、液中ポンプ1によって液体を排出することができると、特殊ダンパーバキューム車や洗浄車などの特殊車両の手配が不要になる。このため、液槽Tから液体を排出する作業に必要なコストを大きく削減することができる。
According to such a configuration, the submerged
Further, if it is possible to eliminate or reduce the need for the operator to enter the liquid tank T while the liquid remains in the liquid tank T, there is a possibility that oxygen deficiency, toxic gas may be inhaled, or the slope may enter the liquid. The possibility of falling can be prevented more reliably. In addition, the time required for safety measures can be shortened, and the efficiency of the work of discharging the liquid from the liquid tank T can be improved from this viewpoint.
Furthermore, if the liquid can be discharged by the submerged
本実施形態では、液中ポンプ1は、液槽Tの外部に配置されるコントローラ14からの信号に基づき走行部12の動きを制御する制御部13を備える。
このような構成によれば、作業者は、液槽Tの外部にいながら液中ポンプ1の駆動を操作することができる。このため、液中ポンプ1を必要な場所まで確実、且つ、効率的に移動させることができる。
In the present embodiment, the submerged
According to such a configuration, the operator can operate the drive of the submerged
本実施形態では、吸込口28は、走行部12の少なくとも一部よりも低い位置に形成される。このような構成によれば、液槽Tの底面の近くにポンプ本体10の吸込口28が位置する。これにより、液槽Tの底面の近くまで液中ポンプ1によって液体を排出することが可能になる。液槽Tの底面の近くまで液中ポンプ1によって液体を排出することができると、液槽Tから液体を排出する作業のさらなる効率向上を図ることができる。
In the present embodiment, the
本実施形態では、走行部12は、ポンプ本体10が駆動される場合に、走行部12の動きをロックするロック部52を有する。
このような構成によれば、ポンプ本体10が駆動される場合に、液中ポンプ1が移動しないように走行部12の動きをロックすることができる。これにより、ポンプ本体10が駆動される場合に、液中ポンプ1の安定性を高めることができる。液中ポンプ1の安定性を高めることができると、液槽Tから液体を排出する作業のさらなる効率向上を図ることができる。
In the present embodiment, the traveling
According to such a configuration, when the
ここで、液中ポンプ1は、チェーンブロックなどで吊り下げられることで、液槽Tに降ろされる。液中ポンプ1は、開口部92から降ろされる過程で、鉛直方向に沿う軸線を中心に回転する可能性がある。また、液中ポンプ1が液中に降ろされた後は、液中ポンプ1が向いている方位を目視によって確認することは困難である。
Here, the submerged
本実施形態では、液中ポンプ1は、液中ポンプ1が向いている方位を検出可能なセンサ部61と、センサ部61の検出結果を、液槽Tの外部に配置される装置に出力可能な出力部62とを備える。
このような構成によれば、液槽T内に降ろされた液中ポンプ1が向いている方位を容易に特定することができる。これにより、液槽Tに降ろされた液中ポンプ1を必要な場所に向けて効率的に移動させることができる。これにより、液槽Tから液体を排出する作業のさらなる効率向上を図ることができる。
In the present embodiment, the submerged
According to such a configuration, it is possible to easily specify the direction in which the submerged
本実施形態では、液中ポンプ1は、水平方向に対する走行部12の傾きを検出可能なセンサ部61と、センサ部61の検出結果を、液槽Tの外部に配置される装置に出力可能な出力部62とを備える。
このような構成によれば、操作者は、センサ部61の検出結果を確認することで、液中ポンプ1がスロープ93cを走行中であることや、液中ポンプ1が第2底面部93bに到達したことを容易に知ることができる。これにより、液中ポンプ1の移動をより確実に行うことができる。液中ポンプ1の移動をより確実に行うことができると、液槽Tから液体を排出する作業のさらなる効率向上を図ることができる。
In the present embodiment, the submerged
According to such a configuration, the operator confirms the detection result of the
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る台車(自走式ポンプ運搬台車)101について説明する。
本実施形態は、液中ポンプ100とは別体として形成され、必要時に液中ポンプ100が搭載される台車101に関するものである。なお、本実施形態の台車101において液中ポンプ100を取り付ける部分以外の構成は、第1の実施形態の台部11、走行部12、制御部13、およびコントローラ14の構成と同様である。そのため、第1の実施形態と同様の部分の説明は省略する。
(Second Embodiment)
Next, a cart (self-propelled pump carrier cart) 101 according to the second embodiment will be described.
This embodiment relates to a
図6および図7は、本実施形態に係る台車101を示す。図6中の(a)は、液中ポンプ100と台車101とを分けて示す側面図である。図6中の(b)は、液中ポンプ100と台車101とを分けて示す正面図である。図6中の(c)は、液中ポンプ100を搭載した台車101を示す正面図である。
6 and 7 show a
まず、台車101に搭載可能な液中ポンプ100について説明する。
液中ポンプ100は、例えば一般的な液中ポンプ(水中ポンプ)である。液中ポンプ100は、吸込口28から吸い込んだ液体を排出口30から排出可能なものであれば、その具体的な構成や形状、サイズなどは問わない。例えば、液中ポンプ100は、液槽Tからの液体の排出に従来から使用されている既存のポンプである。
First, the
The submerged
液中ポンプ100の一例は、第1の実施形態のポンプ本体10と略同じ構成を有する。すなわち、液中ポンプ100は、ケーシング21と、吸引機構22とを有する。ケーシング21は、吸込口部材25と、ポンプケーシング26と、モータケーシング27とを含む。吸込口部材25は、ポンプケーシング26の底部から下方に突出している。吸込口部材25は、ポンプケーシング26と同軸上の円筒状に形成される。吸込口部材25の外径は、ポンプケーシング26の外径よりも小さい。
An example of the submerged
図6に示すように、台車101は、台部11と、走行部12とを有する。また台車101は、第1の実施形態と同様に、制御部13とコントローラ14とを有する。
図7は、台部11を拡大して示す。図7に示すように、台部11は、例えば平板状に形成される。液中ポンプ100は、台部11の上に載置されることで、台部11によって下方から支持される。詳しく述べると、台部11には、吸込口部材25が挿通可能な孔部41が設けられる。孔部41の内径は、吸込口部材25の外径よりも大きいとともに、ポンプケーシング26の外径よりも小さい。このため、吸込口部材25が孔部41に通されると、吸込口部材25が台部11の下方に突出するとともに、ポンプケーシング26が台部11の上に載置される。台部11は、ポンプケーシング26の下面を支持することで、液中ポンプ100を支持する。
As shown in FIG. 6, the
FIG. 7 shows the base 11 in an enlarged manner. As shown in FIG. 7, the
図6に示すように、台車101は、台部11に液中ポンプ100を固定する固定構造103を有する。例えば、固定構造103は、取付部材103aと、締結部材103bとを含む。取付部材103aの第1端部は、液中ポンプ100の一部(例えばポンプケーシング26)に対して台部11とは反対側から面する。取付部材103aの第2端部は、締結部材103bによって台部11に固定される。締結部材103bは、ねじまたはボルトである。これにより、液中ポンプ100は、取付部材103aと台部11とによって挟み持たれる。これにより、液中ポンプ100は、台部11に固定される。
As shown in FIG. 6, the
図6に示すように、液中ポンプ100の吸込口28は、液中ポンプ100が台部11に載置された状態で、台部11の下方で開口する。また別の観点で見ると、ケーシング21の吸込口28は、駆動部51の一部よりも低い位置に形成される。さらに言うと、ケーシング21の吸込口28は、駆動部51の車輪55(または後述の無限軌道110)の一部よりも低い位置に形成される。
As shown in FIG. 6, the
走行部12は、台部11を支持するとともに、液槽Tに液体が収容された状態で、液槽Tの底部93を自走可能である。なお、走行部12の詳細は、例えば第1の実施形態の走行部12と同様である。
The traveling
図6に示すように、台車101は、液槽Tの外部まで延びるケーブル38を有する。台車101には、ケーブル38を介して電源が供給される。
図7に示すように、液中ポンプ100は、電源ケーブル105を有する。台車101は、液中ポンプ100の電源ケーブル105が接続可能なコネクタ106を有する。台車101は、ケーブル38を介して液槽Tの外部から供給される電源の一部を、電源ケーブル105を介して液中ポンプ100に供給する。すなわち、液中ポンプ100は、台車101から電源が供給されて駆動する。なお、電源ケーブル105とコネクタ106との接続部には、防水構造107が設けられる。防水構造107は、電源ケーブル105とコネクタ106との接続部を外部から液密に隔離する。
As shown in FIG. 6, the
As shown in FIG. 7, the submerged
このような構成の台車101によれば、液槽Tから液体を排出する作業の効率向上を図ることができる。
すなわち、本実施形態の台車101は、液中ポンプ100が載置可能な台部11と、走行部12とを備える。走行部12は、台部11を支持するとともに、液槽Tに液体が収容された状態で、液槽Tの底部93を自走可能である。
According to the
That is, the
このような構成によれば、第1の実施形態と同様に、液槽Tのなかで一段低くなった部分まで液中ポンプ100を自走によって移動させることができる。すなわち、液槽T内に液体が残っている状態で作業者が液槽T内に入り、液中ポンプ100を必要な場所まで移動させる作業を無くすまたは減らすことができる。このため、液中ポンプ100のセットに関する作業を効率的に行うことができる。これにより、液槽Tから液体を排出する作業の効率向上を図ることができる。
According to such a configuration, in the liquid tank T, the submerged
また、本実施形態のような台車101によれば、液中ポンプ100として既存の液中ポンプを用いることができる。このため、第1の実施形態の液中ポンプ1を使用する場合に比べて、必要なコストを削減することができる。
Moreover, according to the
本実施形態では、台部11は、孔部41を有する。孔部41は、液中ポンプ100の底部に設けられて吸込口28が開口する吸込口部材25が挿通可能に形成される。
In the present embodiment, the
このような構成によれば、液中ポンプ100の吸込口28は、液中ポンプ100が台部11に載置された状態で、台部11の下方で開口する。すなわち、液槽Tの底面に近い位置に、液中ポンプ100の吸込口28が位置する。これにより、液槽Tの底面の近くまで液中ポンプ100によって液体を排出することが可能になる。液槽Tの底面の近くまで液中ポンプ100によって液体を排出することができると、液槽Tから液体を排出する作業のさらなる効率向上を図ることができる。
According to such a configuration, the
本実施形態では、台車101は、液中ポンプ100の電源ケーブル105が接続可能なコネクタ106を有する。このような構成によれば、台車101と液中ポンプ100から液槽Tの外部に向けて延びるケーブルの本数を減らすことができる。ケーブルの本数を減らすことができると、ケーブルが絡まりにくくなり、液槽Tから液体を排出する作業のさらなる効率向上を図ることができる。
In the present embodiment, the
次に、第1の実施形態の液中ポンプ1に関するいくつかの変形例を説明する。なお、以下に示す全ての変形例は、第2の実施形態の台車101にも適用可能である。この場合は、以下の説明において、「ポンプ本体10」を「液中ポンプ100」と読み替えるとともに、ポンプ本体10以外の構成を、台車101の構成として読み替えればよい。また、各変形例において、以下に示す以外の構成は、第1の実施形態および第2の実施形態の構成と同様である。
Next, some modified examples related to the submerged
(第1変形例)
図8および図9は、第1の変形例を示す。図8に示すように、本変形例の走行部12は、複数の車輪55に代えて、一対の無限軌道110を有する。すなわち、本変形例の走行部12は、無限軌道110を含む駆動部51を有する。なお、駆動部51は、車輪55および無限軌道110の両方を有してもよい。
(First modification)
8 and 9 show a first modification. As shown in FIG. 8, the traveling
一対の無限軌道110は、台部11の両側に分かれて配置される(図9参照)。一対の無限軌道110の間の距離L2(図9参照)は、ポンプケーシング26の外径(またはモータケーシング27の外径)よりも大きい。各無限軌道110は、起動輪111、遊動輪112、複数の転輪113、および履帯114を有する。無限軌道110の一例は、キャタピラー(登録商標)である。
The pair of
無限軌道110を有する走行部12は、車輪55を有する走行部12に比べて、液槽Tの底面に対する接触面積を大きく確保することができる。このため、液槽Tの底面が滑りやすい場合などでは、無限軌道110を有する走行部12は、車輪55を有する走行部12に比べて、スムーズに走行することができる。例えば、無限軌道110を有する走行部12は、スロープ93cを下から上に登る場合などでも、車輪55を有する走行部12に比べて、スムーズに登ることができる。
The traveling
図9は、走行部12の防水構造を示す。図9に示すように、走行部12は、防水構造の一例として、シーリング構造70を有する。シーリング構造70は、ケース71と、シーリング部材72とを有する。ケース71は、モータ56および減速機57などを収容する。一方で、無限軌道110は、ケース71の外部に配置される。
FIG. 9 shows a waterproof structure of the traveling
無限軌道110の起動輪111と減速機57との間は、車軸55aによって連結される。ケース71は、車軸55aが通される挿通部71aを有する。挿通部71aの内面と車軸55aの外周面との間には、シーリング部材72が設けられる。シーリング部材72は、車軸55aを回動可能に支持するとともに、挿通部71aの内面と車軸55aの外周面との間をシールする。また、無限軌道110の遊動輪112および転輪113は、ケース71の外面に設けられた軸部によって回転可能に支持される。以上のような構成により、ケース71の内部に対する防水構造が実現される。
The starting
(第2変形例)
図10は、第2の変形例を示す。図10中の(a)は、液中ポンプ1の側面図を示す。図10中の(b)は、液中ポンプ1の正面図を示す。
図10に示すように、本変形例のケーシング21は、ポンプケーシング26の周面から、ポンプケーシング26の径方向に突出した筒部121を有する。筒部121は、台部11よりも低い位置に向けて曲がっている。本変形例では、筒部121は、台部11の側方に向けて突出している。例えば、筒部121は、一対の車輪55の間に位置する。なおこれに代えて、筒部121は、台部11の前方または後方に向けて突出するものでもよい。
(Second modification)
FIG. 10 shows a second modification. (A) in FIG. 10 shows a side view of the submerged
As shown in FIG. 10, the
本変形例では、吸込口28は、筒部121の先端部に設けられる。吸込口28は、駆動部51の少なくとも一部よりも低い位置に形成される。
In the present modification, the
このような構成によれば、台部11に孔部41を設ける必要がない。このため、台部11および走行部12の構成を比較的単純にすることができる。台部11および走行部12の構成を比較的単純にすることができると、台部11および走行部12の小型化やコストダウンを図ることができる。
According to such a configuration, it is not necessary to provide the
(第3変形例)
図11は、第3の変形例を示す。図11に示すように、本変形例では、吸込口部材25を囲う破砕ユニット126が設けられる。破砕ユニット126は、吸込口28を覆うケース127と、ケース127の内側に設けられた破砕部128とを有する。ケース127は、下方に開口している。破砕部128は、ケース127の内部で回転するカッターを含む。
(Third Modification)
FIG. 11 shows a third modification. As shown in FIG. 11, in the present modification, a crushing
液槽Tの底面には、固体物の塊になった沈殿物が存在する場合がある。このような固体物の塊が吸込口28からポンプ本体10の内部に吸い込まれると、ポンプ本体10の内部が詰まる可能性がある。
On the bottom surface of the liquid tank T, there may be a precipitate that is a solid mass. If such a solid mass is sucked into the
そこで本実施形態の液中ポンプ1は、吸込口部材25を囲む破砕ユニット126を有する。破砕ユニット126は、固体物の塊が吸込口28に入る前に、その塊を小さく粉砕する。これにより、ポンプ本体10の内部が詰まることを抑制することができる。ポンプ本体10の内部が詰まることを抑制することができると、液槽Tから液体を排出する作業のさらなる効率向上を図ることができる。
Therefore, the submerged
(第4変形例)
図12は、第4の変形例を示す。図12に示すように、本変形例では、液中ポンプ1は、ポンプ本体10に対して駆動部51を上下に昇降させる昇降部131を有する。例えば、昇降部131は、台部11に対して駆動部51を昇降させる。
(Fourth modification)
FIG. 12 shows a fourth modification. As shown in FIG. 12, in the present modification, the submerged
昇降部131は、吸込口部材25が液槽Tの底面から離れるとともに、駆動部51が液槽Tの底面に接する第1状態(図12中の(a)参照)と、吸込口部材25が液槽Tの底面に接するとともに、駆動部51が液槽Tの底面から離れた第2状態(図12中の(b)参照)との間で液中ポンプ1を変形させる。
The elevating
液中ポンプ1は、前記第1状態で走行することができる。また、液中ポンプ1は、前記第2状態で位置が安定して固定された状態で、ポンプ本体10によって液体を吸引することができる。
The submerged
このような構成によれば、前記第2状態では、例えば第1状態に比べて、液中ポンプ1の吸込口28が液槽Tの底面のさらに近くに位置する。これにより、液槽Tの底面にさらに近い位置まで液中ポンプ1によって液体を排出することが可能になる。液槽Tの底面のさらに近い位置まで液中ポンプ1によって液体を排出することが可能になると、液槽Tから液体を排出する作業のさらなる効率向上を図ることができる。
According to such a configuration, in the second state, the
(第5変形例)
図13は、第5の変形例を示す。図13に示すように、本変形例では、液中ポンプ1は、走行部12に対してポンプ本体10を傾斜させる傾斜ユニット136を有する。例えば、傾斜ユニット136は、走行部12に対して台部11を傾斜させる。
(5th modification)
FIG. 13 shows a fifth modification. As shown in FIG. 13, in the present modification, the submerged
本変形例では、傾き検出部66は、走行部12に設けられ、水平方向に対する走行部12の傾き角度を検出する。傾斜ユニット136は、傾き検出部66の検出結果に基づき、ポンプ本体10が水平方向に対して傾かないように、走行部12に対する台部11の傾斜角度を変更する。例えば、傾斜ユニット136は、油圧シリンダなどであるが、これに限定されるものではない。
In this modification, the
このような構成によれば、液中ポンプ1がスロープ93cを走行する場合、ポンプ本体10が水平方向に対して大きく傾くことを抑制することができる。これにより、液中ポンプ1がスロープ93cを走行する場合において、ポンプ本体10の姿勢が安定し、液中ポンプ1が転倒することを抑制することができる。これにより液槽Tから液体を排出する作業のさらなる効率向上を図ることができる。
According to such a configuration, when the
以上、2つの実施形態と5つの変形例に係る液中ポンプ1および台車101ついて説明したが、実施形態および変形例はこれらに限定されない。例えば、これら2つの実施形態と5つの変形例は、互いに組み合わせて適用することができる。
As mentioned above, although the
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、液中ポンプ1は、ポンプ本体10と、走行部12とを持つ。ポンプ本体10は、吸込口28と、ホース31が接続可能な排出口30とを有し、吸込口28から吸い込んだ液体を排出口30から排出可能である。走行部12は、ポンプ本体10を支持するとともに、液槽Tに液体が収容された状態で、液槽Tの底部を自走可能である。このような構成によれば、液槽Tに関する工事の作業効率の向上を図ることができる。
According to at least one embodiment described above, the submerged
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
T…液槽、1…液中ポンプ、10…ポンプ本体、11…台部、12…走行部、13…制御部、14…コントローラ、25…吸込口部材、28…吸込口、30…排出口、31…ホース、41…孔部、52…ロック部、61…センサ部、62…出力部、100…液中ポンプ、101…台車。 T ... liquid tank, 1 ... submerged pump, 10 ... pump body, 11 ... base part, 12 ... traveling part, 13 ... control part, 14 ... controller, 25 ... suction port member, 28 ... suction port, 30 ... discharge port , 31 ... hose, 41 ... hole, 52 ... lock part, 61 ... sensor part, 62 ... output part, 100 ... submersible pump, 101 ... trolley.
Claims (7)
前記ポンプ本体を支持する台部と、
前記台部に設けられ、進行方向に並ぶ2つの車輪を含む複数の車輪を有し、液槽に液体が収容された状態で前記液槽の底部を自走可能な走行部と、
を備え、
前記台部は、前記吸込口部材が通される孔部を有し、
前記ポンプ本体は、前記吸込口部材が前記孔部に通された状態で前記台部に載置され、
前記吸込口は、前記車輪の少なくとも一部よりも下方に配置されるとともに、前記進行方向における前記2つの車輪の間の位置で外部に露出し、前記進行方向における前記2つの車輪の間の位置で前記液槽から前記液体を直接吸い込み可能である、
液中ポンプ。 A pump body having a suction port member provided with a suction port, and a discharge port to which a hose can be connected, and capable of discharging the liquid sucked from the suction port from the discharge port;
A base for supporting the pump body ;
Provided in the base portion includes a plurality of wheels comprising two wheels arranged in the traveling direction, and self-propelled travel section bottom portion before Symbol tank with a liquid being contained in the liquid tank,
Equipped with a,
The base has a hole through which the suction port member is passed,
The pump body is placed on the base in a state where the suction port member is passed through the hole,
The suction port is disposed below at least a part of the wheel, exposed to the outside at a position between the two wheels in the traveling direction, and a position between the two wheels in the traveling direction. The liquid can be directly sucked from the liquid tank.
Submersible pump.
前記複数の吸込口に含まれる少なくとも1つの吸込口は、前記進行方向における前記2つの車輪の間の位置で前記走行部の側方に向いて開口し、前記複数の吸込口は、前記進行方向における前記2つの車輪の間の位置で前記走行部の側方を含む周囲から前記液体を吸い込み可能である、At least one suction port included in the plurality of suction ports opens toward the side of the traveling unit at a position between the two wheels in the traveling direction, and the plurality of suction ports are in the traveling direction. The liquid can be sucked from the periphery including the side of the traveling unit at a position between the two wheels at
請求項1に記載の液中ポンプ。The submerged pump according to claim 1.
前記複数の吸込口に含まれる少なくとも1つの吸込口は、前記進行方向における前記2つの車輪の間の位置で前記吸込口部材の底面に開口している、At least one suction port included in the plurality of suction ports opens to the bottom surface of the suction port member at a position between the two wheels in the traveling direction.
請求項1または請求項2に記載の液中ポンプ。The submerged pump according to claim 1 or 2.
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の液中ポンプ。 The submerged pump according to any one of claims 1 to 3.
前記液中ポンプは、前記吸込口部材が前記液槽の底面から離れるとともに、前記駆動部が前記液槽の底面に接する第1状態と、前記吸込口部材が前記液槽の底面に接するとともに、前記駆動部が前記液槽の底面から離れた第2状態との間で、前記ポンプ本体に対して前記駆動部を上下させる昇降部をさらに備えた、The submerged pump has a first state in which the suction port member is separated from the bottom surface of the liquid tank, the drive unit is in contact with the bottom surface of the liquid tank, and the suction port member is in contact with the bottom surface of the liquid tank. An elevating unit that moves the drive unit up and down relative to the pump body between the second state where the drive unit is separated from the bottom surface of the liquid tank,
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の液中ポンプ。The submerged pump according to any one of claims 1 to 4.
前記傾き検出部の検出結果に基づき、前記ポンプ本体が前記水平方向に対して傾かないように、前記走行部に対する前記台部の傾斜角度を変更する傾斜ユニットと、An inclination unit that changes an inclination angle of the base part with respect to the traveling part so that the pump body does not incline with respect to the horizontal direction based on a detection result of the inclination detection part;
をさらに備えた、Further equipped with,
請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の液中ポンプ。The submerged pump according to any one of claims 1 to 5.
前記台部に設けられ、進行方向に並ぶ2つの車輪を含む複数の車輪を有し、液槽に液体が収容された状態で前記液槽の底部を自走可能な走行部と、
を備え、
前記台部は、前記吸込口部材が通される孔部を有し、前記吸込口部材が前記孔部に通された状態で前記ポンプ本体が前記台部に載置可能であり、前記吸込口が、前記車輪の少なくとも一部よりも下方に配置されるとともに、前記進行方向における前記2つの車輪の間の位置で外部に露出し、前記進行方向における前記2つの車輪の間の位置で前記液槽から前記液体を直接吸い込み可能である、
台車。 Submerged pump and can be placed base unit capable of discharging the liquid sucked from the suction port from the outlet suction port member and the hose inlet is provided and a possible outlet connection,
Provided in the base portion includes a plurality of wheels comprising two wheels arranged in the traveling direction, and self-propelled travel section bottom portion before Symbol tank with a liquid being contained in the liquid tank,
Equipped with a,
The base portion has a hole portion through which the suction port member is passed, and the pump body can be placed on the base portion in a state where the suction port member is passed through the hole portion, and the suction port Is disposed below at least a part of the wheel, exposed to the outside at a position between the two wheels in the traveling direction, and the liquid at a position between the two wheels in the traveling direction. The liquid can be sucked directly from the tank,
Trolley.
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