JP6567656B2 - 低電力ロケーション情報報告 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
[0001]
本願は、2014年9月22日に出願された米国仮特許出願シリアル番号第62/053,596号および2015年9月21日に出願された米国出願シリアル番号第14/860,634号の利益を主張し、その両方は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
分野
[0002]
本開示の態様は、一般的に、ワイヤレス通信システムに関連し、より具体的には、ロケーション情報を報告するための技術に関連する。
背景
[0003]
音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等のような、さまざまな通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に配備されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートできる多元接続ネットワークであってもよい。このような多元接続ネットワークの例には、コード分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、および単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワークが含まれる。
[0004]
ワイヤレス通信ネットワークは、多数のユーザ機器(UE)に対する通信をサポートできる多数のeノードBを含んでいてもよい。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介してeノードBと通信してもよい。ダウンリンク(またはフォワードリンク)は、eノードBからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(またはリバースリンク)は、UEからeノードBへの通信リンクを指す。
[0005]
いくつかのケースでは、(例えば、ロケーション情報、ポジション情報、地理的ロケーション情報、ジオ−ロケーション情報等として呼ばれている)UEの地理的ロケーションに関する情報を、さまざまなサービスおよびアプリケーションで使用してもよい。ジオ−ロケーションタグ付けまたはジオタグ付けとして知られている、収集した情報を地理的ロケーション情報に関係付けることは、収集したデータの価値を拡張するために使用してもよい。ジオ−ロケーションタグ付けにおいて使用してもよいロケーション情報は、さまざまなソースを通して集めてもよい。
[0006]
いくつかのケースでは、UEがそうする必要ない(例えば、UEが実質的に静的である)場合でさえ、UEは、ロケーション情報を規則的に決定し、報告するかもしれない。このような情報報告は、結果として、不必要な電力消費となり、バッテリー寿命を減少させる。
概要
[0007]
UEによる低電力ロケーション情報報告のための技術をここで説明する。
[0008]
本開示の態様は、ユーザ機器によって実行される、低電力ロケーション情報提供を可能にするための方法を提供する。方法は、一般的に、UEの1つ以上の特性を決定することと、UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータを調節することとを含む。本開示の態様は、UEによるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般的に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、UEの1つ以上の特性を決定するようにと、UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータを調節するように構成されている。本開示の態様は、UEによるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般的に、UEの1つ以上の特性を決定する手段と、UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータを調節する手段とを含む。本開示の態様は、UEによるワイヤレス通信のためのコンピュータ読取可能媒体を提供する。コンピュータ読取可能媒体は、一般的に、コードを含み、コードは、少なくとも1つのプロセッサにより実行されるときに、UEに、UEの1つ以上の特性を決定させ、UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータを調節させる。
[0009]
本開示の態様は、さまざまな他の方法、装置、および、コンピュータ読取可能媒体も提供する。
[0010]
本開示のさまざまな態様および特徴を、さらに詳細に以下で説明する。
[0011] 図1は、本開示のある態様にしたがった、電気通信システムの例を概念的に図示したブロックダイヤグラムである。 [0012] 図2は、本開示のある態様にしたがった、電気通信システムにおけるダウンリンクフレーム構造の例を概念的に図示したブロックダイヤグラムである。 [0013] 図3は、本開示のある態様にしたがって構成されたeノードBおよびUEの設計を概念的に図示したブロックダイヤグラムである。 [0014] 図4は、本開示のある態様にしたがった、例示的なサブフレームリソースエレメントマッピングを図示している。 [0015] 図5は、本開示のある態様にしたがった、例示的なユーザ機器のブロックダイヤグラムを図示している。 [0016] 図6は、本開示のある態様にしたがった、ユーザ機器により実行することができる例示的な動作を図示している。 [0017] 図7は、本開示のある態様にしたがった、ロケーション情報を報告するための例示的な動作のフローダイヤグラムを図示している。 [0018] 図8は、本開示のある態様にしたがった、衛星ポジショニングシステム(SPS)を使用して、ロケーション決定を実行するための例示的な動作のフローダイヤグラムを図示している。 [0019] 図9は、本開示のある態様にしたがった、UEが動くスピードに基づいて、いつロケーション情報を報告するかを決定するための例示的な動作のフローダイヤグラムを図示している。
詳細な説明
[0020]
本開示の態様は、UEによってロケーション情報を報告するためのさまざまな技術を提供する。いくつかのケースでは、適切なときに、(例えば、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、GPS、GLONASS、北斗等のような、衛星ポジショニングシステム(SPS)を介して取得される)ロケーション情報を、デバイスがどのように報告するか(またはデバイスが報告するか否か)を、不必要な電力消費を回避するように制御してもよい。例えば、そのバッテリーを使用して動作するUEは、UEが外部電力にプラグインされている(充電している)ときよりも、より少ない頻度でまたはより低い精度でロケーション情報を報告してもよい。同様に、静的であるまたはゆっくりと動いているUEも、UEが速く動いているときよりも、より少ない頻度またはより低い精度で報告してもよい。
[0021]
添付の図面とともに以下で述べる詳細な説明は、さまざまなコンフィギュレーションの説明として意図されており、ここに説明する概念を実施できる唯一のコンフィギュレーションを表すようには意図されていない。詳細な説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的として特定の詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施されてもよいことは、当業者に明らかだろう。いくつかの例において、このような概念を曖昧にすることを避けるために、よく知られた構造およびコンポーネントを、ブロックダイヤグラム形態で示している。
[0022]
CDMAや、TDMAや、FDMAや、OFDMAや、SC−FDMAや、他のネットワークのような、さまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して、ここで説明する技術を使用してもよい。用語「ネットワーク」および「システム」は、交換可能に使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000等のような無線テクノロジーを実現してもよい。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856標準規格をカバーしている。TDMAネットワークは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))のような無線テクノロジーを実現してもよい。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のような無線テクノロジーを実現してもよい。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRAや、E−UTRAや、UMTSや、LTEや、LTE−Aや、GSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられている機関からの文書中に説明されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられている機関からの文書中に説明されている。簡略化のために、「LTE」はLTEとLTE−Aの両方を指す。ここで説明する技術は、上述したワイヤレスネットワークおよび無線テクノロジーとともに、他のワイヤレスネットワークおよび無線テクノロジーに対して使用してもよい。明確にするために、本技術のある態様を、LTEに関して以下で説明し、以下の説明の多くにおいてLTE専門用語を使用している。
[0023]
図1は、本開示の態様を実施できるワイヤレス通信ネットワーク100を示している。例えば、UE120は、ここで説明するさまざまな技術を利用して、ロケーション情報を報告してもよい。
[0024]
いくつかのケースでは、ネットワーク100は、多数の進化型ノードB(eノードB)110および他のネットワークエンティティを含むLTEネットワークであってもよい。eノードBは、UEと通信する局であってもよく、また、基地局、アクセスポイント等とも呼ばれることがある。ノードBは、UEと通信する局の別の例である。
[0025]
各eノードB110は、特定の地理的エリアのための通信カバレッジを提供してもよい。3GPPにおいて、用語「セル」は、用語が使用される文脈に依存して、eノードBのカバレッジエリア、および/または、このカバレッジエリアを担当しているeノードBサブシステムのカバレッジエリアを指すことがある。
[0026]
eノードBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに対する通信カバレッジを提供する。マクロセルは、比較的大きい地理エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、サービス加入を有するUEによる無制限のアクセスを可能にすることができる。ピコセルは、比較的小さい地理エリアをカバーし、サービス加入を有するUEによる無制限のアクセスを可能にすることができる。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、家)をカバーし、フェムトセルとの関係を有するUE(例えば、閉じられた加入者グループ(CSG)内におけるUE、家にいるユーザのためのUE、等)による制限されたアクセスを可能にすることができる。マクロセルのためのeノードBは、マクロeノードBとして呼ばれることがある。ピコセルのためのeノードBは、ピコeノードBとして呼ばれることがある。フェムトセルのためのeノードBは、フェムトeノードBまたはホームeノードBとして呼ばれることがある。図1中に示す例において、eノードB110a、110bおよび110cは、それぞれ、マクロセル102a、102bおよび102cに対するマクロeノードであってもよい。eノードB110xは、ピコセル102xに対するピコeノードBであってもよい。eノードB110yおよび110zは、それぞれ、フェムトセル102yおよび102zに対するフェムトeノードBであってもよい。eノードBは、1つまたは複数の(例えば、3つの)セルをサポートしてもよい。
[0027]
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含んでいてもよい。中継局は、アップストリーム局(例えば、eノードBまたはUE)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、ダウンストリーム局(例えば、UEまたはeノードB)にデータおよび/または他の情報の送信を送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEであってもよい。図1に示す例において、中継局110rは、eノードB110aとUE120rとの間の通信を促進するために、eノードB110aおよびUE120rと通信してもよい。中継局はまた、中継eノードB、中継器等として呼ばれることがある。
[0028]
ワイヤレスネットワーク100は、例えば、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、中継器等のような、異なるタイプのeノードBを含んでいる異種ネットワークであってもよい。これらの異なるタイプのeノードBは、ワイヤレスネットワーク100における、異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、および、干渉に対する異なる影響を有しているかもしれない。例えば、マクロeノードBが高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有しているかもしれないのに対し、ピコeノードB、フェムトeノードB、および中継器は、より低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しているかもしれない。
[0029]
ワイヤレスネットワーク100は、同期または非同期動作をサポートしてもよい。同期動作では、eノードBは、類似したフレームタイミングを有していてもよく、異なるeノードBからの送信は、時間的にほぼ整列される。非同期動作では、eノードBは、異なるフレームタイミングを有していてもよく、異なるeノードBからの送信は、時間的に整列されてないかもしれない。ここで説明する技術は、同期動作と非同期動作の両方に使用してもよい。
[0030]
ネットワーク制御装置130は、eノードBのセットに結合され、これらのeノードBに対する調整および制御を提供してもよい。ネットワーク制御装置130は、バックホールを介して、eノードB110と通信してもよい。eノードB110はまた、例えば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して、直接または間接的に、互いに通信してもよい。
[0031]
UE120(例えば、120x、120y等)は、ワイヤレスネットワーク100全体を通して分散してもよく、各UEは、静的または移動体であってもよい。UEはまた、端末、移動局、加入者ユニット、局等として呼ばれることがある。UEは、セルラ電話機(例えば、スマートフォン)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、カメラ、ゲーミングデバイス、ロボット、ドローン、モニタ、センサ、メータ、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス、スマートクロージング、スマートリストバンド、スマートリング、スマートブレスレット)、等であってもよい。UEは、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、中継器等と通信できてもよい。図1において、両側矢印の実線は、UEと担当eノードBとの間の所望の送信を示し、担当eノードBは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEを担当するように指定されたeノードBである。両側矢印の破線は、UEとeノードBとの間の干渉する送信を示す。
[0032]
LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンク上では単一搬送波周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を複数(K個)の直交副搬送波に区分してもよく、直交副搬送波は、通常、トーン、ビン等としても呼ばれる。各副搬送波は、データにより変調されてもよい。一般的に、変調シンボルは、OFDMにより周波数ドメインで送られ、SC−FDMにより時間ドメインで送られる。隣接副搬送波間の間隔は固定されていてもよく、副搬送波の総数(K個)は、システム帯域幅に依存してもよい。例えば、副搬送波の間隔は、15kHzであってもよく、(「リソースブロック」と呼ばれる)最小リソース割り振りは、12個の副搬送波(または180kHz)であってもよい。結果的に、公称FFTサイズは、1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対して、それぞれ、128、256、512、1024、または2048と等しくてもよい。システム帯域幅はまた、副帯域に区分されてもよい。例えば、副帯域は、1.08MHz(6個のリソースブロック)をカバーしてもよく、1.25、2.5、5、10または20MHzのシステム帯域幅に対して、それぞれ1、2、4、8、または16個の副帯域が存在してもよい。
[0033]
図2は、本開示のある態様にしたがった、LTEにおいて使用されるダウンリンクフレーム構造を示している。ダウンリンクのための送信タイムラインは、無線フレームのユニットに区分してもよい。各無線フレームは、予め定められた持続期間(例えば、10ミリ秒(ms))を有していてもよく、0〜9のインデックスを有する10個のサブフレームに区分してもよい。各サブフレームは2つのスロットを含んでいてもよい。各無線フレームは、したがって、0〜19のインデックスを有する20個のスロットを含んでいてもよい。各スロットは、L個のシンボル期間を含んでいてもよく、例えば、(図2中で示しているように)ノーマルサイクリックプリフィックスに対して7個のシンボル期間、または、拡張サイクリックプリフィックスに対して14個のシンボル期間を含んでいてもよい。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間は、0〜2L−1のインデックスが割り当てられてもよい。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分してもよい。各リソースブロックは、1つのスロット中でN個の副搬送波(例えば、12個の副搬送波)をカバーしてもよい。
[0034]
LTEにおいて、eノードBは、eノードB中の各セル対して1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS)を送ってもよい。1次および2次同期信号は、図2中で示すように、通常のサイクリックプレフィックスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5のそれぞれにおけるシンボル期間6および5中で、それぞれ、送られてもよい。同期信号は、セル検出および獲得のために、UEによって使用されてもよい。eノードBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0から3において物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送ってもよい。PBCHは、あるシステム情報を搬送してもよい。
[0035]
図2では、第1のシンボル期間全体において描かれているが、eノードBは、各サブフレームの第1のシンボル期間の一部において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送ってもよい。PCFICHは、制御チャネルに対して使用されるシンボル期間の数(M個)を伝えてもよく、ここで、Mは、1、2、または3と等しくてもよく、サブフレーム毎に変化させてもよい。Mはまた、例えば、10個未満のリソースブロックを有する小さなシステム帯域幅に対して、4と等しくてもよい。図2中に示す例では、M=3である。eノードBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間において(図2においてM=3)、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送ってもよい。PHICHは、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)をサポートするための情報を伝えてもよい。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクリソース割り振りに関する情報とアップリンクチャネルに対する電力制御情報とを伝えてもよい。図2における第1のシンボル期間には示していないが、PDCCHおよびPHICHもまた、第1のシンボル期間に含まれることを理解すべきである。同様に、PHICHおよびPDCCHはまた、図2ではそのようには示していないが、第2および第3のシンボル期間の両方にある。eノードBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送ってもよい。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジューリングされたUEのためのデータを伝えてもよい。LTE中のさまざまな信号およびチャネルは、「進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」と題される、3GPP TS 36.211において説明されており、これは公に入手可能である。
[0036]
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzで、PSS、SSS、およびPBCHを送ってもよい。eノードBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間において、システム帯域幅全体に渡って、PCFICHおよびPHICHを送ってもよい。eノードBは、システム帯域幅のある一部分において、UEのグループにPDCCHを送ってもよい。eノードBは、システム帯域幅の特定の一部分において、特定のUEにPDSCHを送ってもよい。eノードBは、すべてのUEに対してブロードキャスト方法でPSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送ってもよく、特定のUEに対してユニキャスト方法でPDCCHを送ってもよく、特定のUEに対してユニキャスト方法でPDSCHも送ってもよい。
[0037]
多数のリソースエレメントが各シンボル期間において利用可能であってもよい。各リソースエレメントは、1つのシンボル期間において1つの副搬送波をカバーしてもよく、1つの変調シンボルを送るために使用してもよく、変調シンボルは、実数値または複素数値であってもよい。各シンボル期間における基準信号に対して使用しないリソースエレメントは、リソースエレメントグループ(REG)中に配置してもよい。各REGは、1つのシンボル期間中に4つのリソースエレメントを含んでいてもよい。PCFICHは、4つのREGを占有してもよく、それらは、シンボル期間0において、周波数に渡ってほぼ均等に間隔が空けられていてもよい。PHICHは、3つのREGを占有してもよく、それらは、1つ以上の構成可能なシンボル期間において、周波数に渡って拡散させてもよい。例えば、PHICHに対する3つのREGは、すべてシンボル期間0に属してもよく、または、シンボル期間0、1および2において拡散させてもよい。PDCCHは、9、18、32、または64個のREGを占有してもよく、これらは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択してもよい。REGのある組み合せが、PDCCHに対して許容されてもよい。
[0038]
UEは、PHICHおよびPCFICHに対して使用される特定のREGを知っていてもよい。UEは、PDCCHに対するREGの異なる組み合わせをサーチしてもよい。サーチする組み合わせの数は典型的に、PDCCHに対する許容された組み合わせの数よりも少ない。eノードBは、UEがサーチするであろう組み合わせの任意のものにおいてPDCCHをUEに送ってもよい。
[0039]
UEは、複数のeノードBのカバレッジ内にあってもよい。これらのeノードBのうちの1つが、UEを担当するために選択されてもよい。担当eノードBは、受信電力、パス損失、信号対雑音比(SNR)、等のようなさまざまな基準に基づいて選択してもよい。
[0040]
図3は、基地局/eノードB110とUE120との設計のブロックダイヤグラム300を示しており、基地局/eノードB110とUE120は、図1中の基地局/eノードBのうちの1つとUEのうちの1つとであってもよい。基地局110はアンテナ334a〜334tを装備していてもよく、UE120はアンテナ352a〜352rを装備していてもよい。
[0041]
基地局110において、送信プロセッサ320は、データソース312からデータを、制御装置/プロセッサ340から制御情報を受け取ってもよい。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等に対するものであってもよい。データは、PDSCH等に対するものであってもよい。プロセッサ320は、データおよび制御情報を処理(たとえば、エンコードおよびシンボルマッピング)して、それぞれ、データシンボルおよび制御シンボルを取得してもよい。プロセッサ320はまた、例えば、PSS、SSSに対する基準シンボルと、セル特有の基準信号とを発生させてもよい。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能な場合に、データシンボル、制御シンボル、および/または、基準シンボル上で、空間処理(例えば、プリコーディング)を実行してもよく、変調器(MOD)332a〜332tに出力シンボルストリームを提供してもよい。各変調器332は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得してもよい。各変調器332はさらに、出力サンプルストリームを処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得してもよい。変調器332a〜332tを通るダウンリンク信号はそれぞれ、アンテナ334a〜334t介して送信されてもよい。
[0042]
UE120において、アンテナ352a〜352rは、基地局110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、それぞれ、復調器(DEMOD)354a〜354rに提供してもよい。各復調器354は、それぞれの受信した信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得してもよい。各復調器354はさらに、(例えば、OFDM等のために)入力サンプルを処理して、受信シンボルを取得してもよい。MIMO検出器356は、すべての復調器354a〜354rから受信したシンボルを取得し、適用可能な場合、受信したシンボルにおいてMIMO検出を実行し、検出したシンボルを提供してもよい。受信プロセッサ358は、検出したシンボルを処理(たとえば、復調、デインタリーブ、およびデコード)し、UE120に対してデコードされたデータをデータシンク360に供給し、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ380に提供してもよい。
[0043]
アップリンク上で、UE120において、送信プロセッサ364は、データソース362から(例えば、PUSCHに対する)データを、および、制御装置/プロセッサ380から(例えば、PUCCHに対する)制御情報を、受信して処理してもよい。送信プロセッサ364はまた、基準信号のための基準シンボルを発生させてもよい。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ366によってプリコーディングされ、(例えば、SC−FDM、等のために)復調器354a〜354rによってさらに処理され、基地局110に送信されてもよい。基地局110において、UE120からのアップリンク信号はアンテナ334によって受信され、変調器332によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器336によって検出され、受信プロセッサ338によってさらに処理され、UE120によって送られた、デコードされたデータおよび制御情報を取得してもよい。受信プロセッサ338は、デコードされたデータをデータシンク339に提供し、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ340に提供してもよい。
[0044]
制御装置/プロセッサ340および380は、それぞれ、基地局110およびUE120における動作を指示してもよい。制御装置/プロセッサ340、ならびに/あるいは、基地局110における他のプロセッサ、制御装置、または、モジュールは、ここで説明する技術のためのさまざまな動作またはプロセスの実行を実施または指示してもよい。制御装置/プロセッサ380、ならびに/あるいは、UE120における他のプロセッサ、制御装置、または、モジュールは、例えば、図6中に図示した動作、および/または、ここで説明する技術のための他の動作またはプロセスの実行も、実施または指示してもよい。メモリ342および382は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶してもよい。スケジューラ344は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジューリングしてもよい。
[0045]
1つのコンフィギュレーションにおいて、UE120は、UEの1つ以上の特性を決定する手段と、UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータを調節する手段とを含んでいる。1つの態様において、前述の手段は、前述の手段によって規定された機能を実行するように構成された、制御装置/プロセッサ380、メモリ382、受信プロセッサ358、送信プロセッサ364、または、これらの組み合わせであってもよい。別の態様において、前述の手段は、例えば、ワイヤレスデバイス500のモジュールまたはコンポーネントのような、前述の手段によって規定された機能を実行するように構成された任意のモジュールまたは装置であってもよい。
[0046]
図4は、本開示のある態様にしたがった、ノーマルサイクリックプリフィックスを有する、ダウンリンクのための2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示している。ダウンリンクに対して利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分されてもよい。各リソースブロックは、1つのスロット中で12個の副搬送波をカバーしており、多数のリソースエレメントを含んでいてもよい。各リソースエレメントは、1つのシンボル期間中の1つの副搬送波をカバーしており、1つの変調シンボルを送るために使用してもよく、変調シンボルは、実数値であっても、または、複素数値であってもよい。
[0047]
サブフレームフォーマット410は、2本のアンテナを装備しているeNBに対して使用してもよい。シンボル期間0、4、7、および11中で、アンテナ0および1からCRS(セル特有基準信号)を送信してもよい。基準信号は、送信機および受信機により事前に知られている信号であり、パイロットとして呼ばれることもある。CRSは、例えば、セル識別子(ID)に基づいて発生された、セルに対して特有の基準信号である。図4において、ラベルRaを有する所定のリソースエレメントに対して、アンテナaから、そのリソースエレメント上で変調シンボルを送信してもよく、他のアンテナからは、そのリソースエレメント上で変調シンボルは送信されないかもしれない。サブフレームフォーマット420は、4本のアンテナを装備しているeNBに対して使用してもよい。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11中で、アンテナ0および1から送信してもよく、シンボル期間1および8中では、アンテナ2および3から送信してもよい。両方のサブフレームフォーマット410および420に対して、CRSは、均等に間隔を空けた副搬送波上で送信してもよく、これはセルIDに基づいて決定してもよい。異なるeNBが、それらのセルIDに依存して、同じ副搬送波上または異なる副搬送波上で、それらのCRSを送信してもよい。両方のサブフレームフォーマット410および420に対して、CRSに対して使用されないリソースエレメントは、データ(例えば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用してもよい。
[0048]
LTEにおける、PSS、SSS、CRS、およびPBCHは、「進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」と題されている3GPP TS 36.211中で説明されており、これは公に入手可能である。
[0049]
LTEにおけるFDDに関するダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれのために、インターレース構造を使用してもよい。例えば、0ないしQ−1のインデックスを有するQ個のインターレースを規定してもよく、Qは、4、6、8、10、または他の何らかの値と等しくてもよい。各インターレースは、Q個のフレームだけ間隔を空けて離されているサブフレームを含んでいてもよい。特に、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Q等を含んでいてもよく、ここで、q∈{0,...,Q−1}である。
[0050]
ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信に対して、ハイブリッド自動再送(HARQ)をサポートしてもよい。HARQに対して、受信機(例えば、UE)によりパケットが正しくデコードされるまで、または、他の何らかの終了条件に直面するまで、送信機(例えば、eNB)は、パケットの1つ以上の送信を送ってもよい。同期HARQに対して、パケットのすべての送信は、単一インターレースのサブフレーム中で送られてもよい。非同期HARQに対して、パケットの各送信は、任意のサブフレーム中で送られてもよい。
[0051]
UEは、複数のeNBのカバレッジエリア内に位置付けられていてもよい。これらのeNBのうちの1つが、UEを担当するように選択されてもよい。担当eNBは、受信信号強度、受信信号品質、パス損失等のような、さまざまな基準に基づいて選択されてもよい。受信信号品質は、信号対干渉プラス雑音比(SINR)、または、基準信号受信品質(RSRQ)、または、他の何らかのメトリックによって定量化してもよい。UEが1つ以上の干渉eNBからの高い干渉を観測するかもしれない、支配的な干渉シナリオにおいて、UEは、動作するかもしれない。
[0052]
図5は、本開示の態様にしたがった、ロケーション情報報告を可能にする動作を実行するかもしれない、例示的なワイヤレスデバイス500のブロックダイヤグラムを図示している。ワイヤレスデバイス500は、例えば、図1中に示すUE120の1つのインプリメンテーションであってもよい。
[0053]
ワイヤレスデバイス500は、ワイヤレスデバイス500の動作を制御する1つ以上の制御装置/プロセッサ504を含んでいてもよい。1つ以上の制御装置/プロセッサ504は、図6中で図示した機能ブロック、および/または、ここで説明したさまざまな技術に対応する他のプロセスの実行を実施または指示してもよい。
[0054]
制御装置/プロセッサ504はまた、中央処理ユニット(CPU)として呼ばれることがある。メモリ506は、リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含んでいてもよく、命令およびデータを制御装置/プロセッサ504に提供する。メモリ506の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでいてもよい。制御装置/プロセッサ504は典型的に、メモリ506内に記憶されているプログラム命令に基づいて、論理動作および演算動作を実行する。メモリ506中の命令は、ここで説明する方法を実現するように実行可能であってもよい。
[0055]
図示したように、ワイヤレスデバイス500は、複数のRAT(無線アクセステクノロジー)無線510と512とを含むトランシーバ514も含んでいてもよい。いくつかのケースでは、無線510は、LTE無線に対応していてもよい一方で、無線512は、衛星ポジショニングシステム(SPS)(例えば、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS))受信機に対応していてもよい。
[0056]
ワイヤレスデバイス500は、信号検出器518も備えていてもよく、信号検出器518は、トランシーバ514によって受信される信号のレベルを検出して定量化しようとするために使用してもよい。信号検出器518は、総エネルギー、シンボル当たりの副搬送波毎のエネルギー、電力スペクトル密度、および、他の信号として、このような信号を検出してもよい。ワイヤレスデバイス500は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)520と、UE500のコンポーネントを結合するためのバス522も備えていてもよい。
[0057]
上記で着目したように、本開示の態様は、ユーザ機器(UE)によってロケーション情報を決定して、報告するときに、電力消費を低減することを手助けできる技術を提供する。以下でより詳細にこれから説明するように、いつ、どのように、このような情報が報告されるかは、UEの1つ以上の特性に依存してもよい。
[0058]
多くのアプリケーションに対して、サービスおよび機能性の提供は、少なくとも部分的に、地理的ロケーションを使用してもよい。このようなアプリケーションは、ジオ−ロケーションタグ付け(例えば、地理的ロケーションを1つ以上のデータに関係付けること)を使用して、データの精度を改善し、収集したデータの後処理値を向上させ、UE、ネットワーク、または、その両方の性能の最適化をしてもよい。さまざまなアプリケーションおよびサービスは、ジオ−ロケーションタグ付けされたデータの使用から利益を得てもよい。これらのアプリケーションおよびサービスは、例えば、サービス選択およびキャンプ、サービス外および無線リンク故障復旧、ネットワーク計画および性能分析、ドライブテスト(eMDT)機能性の拡張された最小化を含んでいてもよい。
[0059]
UEによる情報のジオーロケーションタグ付けをイネーブルするために、UEは、複数のロケーション情報ソースを使用して、UEのロケーションを決定してもよい。例えば、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)(例えば、グローバルポジショニングシステム、(GPS)、GLONASS、ガリレオ、北斗等)のような、衛星ポジショニングシステム(SPS)から、(例えば、ロケーションサーバまたはワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ベースのロケーション情報からの)ネットワーク提供ロケーション情報を使用する地域衛星システム等から、またはセンサエレメント(例えば動き検出器またはジャイロスコープ)から、UEはロケーション情報を取得してもよい。UEのロケーションを決定するために使用できる各デバイスは、異なる電力使用プロフィールを有していてもよく、例えば、SPS受信機は、比較的高い電力量を使用するかもしれない一方で、センサエレメントは、比較的低い電力量を使用するかもしれない。高電力使用を有するロケーション情報ソースを使用することは、いくつかの状況(例えば、UEがライン電力または完全に充電されたバッテリー上で動作するとき)では適しているかもしれないが、他の状況(例えば、UEがほぼ完全に放電されているバッテリー上で動作するとき)では、適していないかもしれない。
[0060]
UEのロケーションと利用可能なサービスに基づいて、UEは、1以上のソースを使用して、ロケーション情報を検索または決定してもよい。各ロケーション情報ソースは、電力使用とロケーション決定の信頼性または精度との間にトレードオフを課してもよい。例えば、SPS(例えば、GPS)導出ロケーション情報を使用することは、高電力使用を伴うかもしれないが高い精度のロケーション情報である一方で、センサエレメントからロケーション情報を導出することは、UEのロケーションを決定する際に、低電力使用でより低い精度を伴うかもしれない。
[0061]
いくつかのサービスは、長い実行期間を有しているかもしれず、これは、サービスの動作タイムラインの間、複数のロケーションクエリ要求を伴う。例えば、eMDTでは、時間期間に渡って、ネットワークカバレッジまたは性能に関連する情報を送信するようにUEはネットワークによって要求され、UEは、複数のカバレッジまたは性能の測定を実行し、各測定をロケーションに相関させ、ジオ−ロケーションタグ付けされた情報をネットワークに送信してもよい。各測定に対してロケーションを決定することは、UEに対する電力の影響を増加させるかもしれず、特に、UEが、高電力使用デバイスまたは方法を使用してロケーション情報を決定する場合、データ収集のような活動において協力するためのユーザの意欲に影響を及ぼすかもしれない。
[0062]
さらに、いくつかのロケーションでは、SPSロケーション情報は、常に利用可能でないかもしれず、または、取得するのに多くの時間量がかかるかもしれない。例えば、UEは、建物の内部に、または、または視線障害物を有するエリア(例えば、UEが高い建物によって囲まれているダウンタウン環境)中に位置しており、UEは、UEのロケーションを決定するために、十分な数のSPS衛星から信号を取得することができないかもしれず、または、十分な数のSPS衛星からの信号を取得するのに長い時間を費やすかもしれない。しかしながら、UEは、SPS受信機からロケーション情報を継続的に要求するかもしれず、これは、電力使用を増加させる(これに対応してバッテリー寿命を減少させる)かもしれない。SPS受信機からの情報に対する複数の要求と、SPS受信機からロケーション情報を取得するための長い活動時間とが、サービス電力フィンガープリントを増加させる。
[0063]
図6は、本開示の態様にしたがって、例えば、UEによって実行されてもよい例示的な動作600を図示している。動作600は、602において開始し、UEがUEの1つ以上の特性を決定してもよい。604において、UEは、UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上の特性を調節する。
[0064]
ある態様にしたがうと、UEは、利用可能な情報を使用して、異なるサービスに対してロケーション情報を決定することに関する電力影響を制御してもよい。例えば、UEが更新されたSPSロケーション情報を要求するときを、UEの最後に知られたロケーションについての情報を、報告されたロケーション情報に関する精度または信頼性しきい値(または制約)についての情報をUEが再使用できるときを、(例えば、応答が受信されない場合)提示したロケーション情報要求をキャンセルするときを、または、ロケーション情報の報告をオプトアウトするとき等を、決定するために、利用可能な情報を使用してもよい。
[0065]
ある態様にしたがうと、電力状態に基づいて、いつ、どのように、ロケーション情報を集めるまたは報告するかをUEは決めてもよい。例えば、利用可能なバッテリーレベル、充電ステータス、または、両方に依存して、ロケーション情報についての確定を得るために、UEは、GPS(または他のタイプのSPSデバイス)エンジンに携わるか否かを決めてもよい。いくつかのケースでは、SPSエンジンに携わらないと決めることは、SPSエンジンの電源を切断すること、または、SPSエンジンを低電力状態に置くことを含んでいてもよい。UEがライン電力に接続されず、UEのバッテリーレベルがしきい値を下回る場合、UEは、より低い電力使用プロフィールを有するデバイスを使用して、ロケーション情報を決定してもよい。ある態様にしたがうと、このような決定はさらに、UEの最後に知られたロケーションに基づいていてもよい。例えば、UEが空港に位置付けられている場合、電力を節約するためにUEがライン電力に接続されていたとしても、UEは、ロケーション情報を取得するためにSPSデバイスを使用すべきでないと決定し、それにより、フライトの間にUEが使用できる時間量を増加させてもよい。このようなケースでは、UEは、ロケーション情報を決定するためにより低い電力使用を有する他のデバイスを選択でき、または、ロケーション情報を報告すべきでないことを決定できる。
[0066]
ある態様にしたがうと、サービスがロケーション情報を要求することができる頻度をUEは制御してもよい。例えば、特定のサービスがどのくらいの頻度でSPSデバイスからのロケーション情報を要求してもよいか、あるいは、サービスがどのくらいの頻度で1つ以上のセンサ(例えば、動き検出器センサ、ジャイロスコープ)からの、または、ネットワークフィードバック(例えば、1つのセルから別のセルへのハンドオーバーの頻度またはドロップシフト)からの、ロケーション情報を要求してもよいかを、UEは制御してもよい。
[0067]
ある態様にしたがうと、ロケーション情報報告のパラメータが基づいていてもよい特性は、サービス期間の間にロケーション情報が要求される回数であってもよい。例えば、サービス期間の間にどれだけ多くのクエリを提示することができるかについて、特定のサービスを限定することができる。
[0068]
ある態様にしたがうと、UEは、ロケーション情報を決定するために、例えば、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)ベースロケーション情報報告(例えば、支援型GPS(A−GPS))を使用するか否かを、データ使用しきい値を使用して、決定してもよい。例えば、UEがデータ使用キャップまたはしきい値で動作している場合、WWANベースのロケーション情報が制限される(例えば、わずかに使用される)またはディセーブルされてもよいことを、UEは決定してもよい。
[0069]
ある態様にしたがうと、ロケーション情報に対する許容可能な精度/信頼性レベルを調節することが、(例えば、UEによって)実行されてもよい。ある態様にしたがうと、ロケーション情報報告のパラメータは、ロケーション情報に対する許容可能な精度または信頼性レベルを備えていてもよい。ターゲット電力フィンガープリント、UE条件、サービスの履歴およびサービスパラメータに依存して、UEは、ロケーション情報に対する精度および/または信頼性の許容可能なレベルを調節してもよい。許容可能なロケーション精度および/または信頼性レベルは、例えば、ロケーション情報を要求するサービスのタイプに、要求するサービスの優先度メトリックに、UEの電力ステータス(例えば、バッテリーレベルおよび/または充電状態)に、以前のロケーション情報要求の数または頻度に、あるいは、合計または予想されるサービス時間に基づいて決定してもよい。
[0070]
ロケーション情報報告のためのパラメータは、別々に、または任意の数のパラメータの組み合わせで使用して、UEがロケーション情報を決定して報告するために使用できる1つ以上のロケーション情報ソースを決定してもよい。1組のパラメータの条件を使用して、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータの決定または調節における他のパラメータの影響を調節してもよい。例えば、高いバッテリーレベルの条件は、UEがSPSベースのロケーション決定および報告のために行う許可される要求の頻度または数を増加させることができる。UEは、SPS確定のための新しい要求を提示するよりむしろ、以前に知られているロケーションに依存するように決めることができる。最良の利用可能なロケーション情報は、例えば、他のサービスがSPS確定に対する要求をしたときに更新されてもよい。
[0071]
いくつかのケースでは、最良の利用可能なポジション(BAP)情報が、要求するサービスに対して最小の精度および/または信頼性レベルを満たす場合に、UEは、更新されたロケーション情報に対するクエリを提示することを延期してもよい。BAP情報は、SPSロケーションデータから設定されてもよく、2次ソース(例えば、センサデータ、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ベースの情報、または、ネットワーク提供ロケーション情報)を使用して、BAP情報を更新してもよい。ロケーション情報に対する要求が受信されるときに、SPSデバイスがクエリされるべきと決定する前に、UEは、精度および/または信頼性についてBAP情報を調査できる。BAP情報が許容可能なレベルの精度および/または信頼性を有する場合、UEは、要求に応答して、BAP情報を戻してもよい。そうでない場合、UEは、SPSデバイスを使用して、ロケーション情報を決定し、要求に応答して、SPSロケーション情報を戻してもよい。BAP情報の精度および/または信頼性が許容可能である場合、UEは利用可能な情報を使用する。UEは、SPS(例えば、GPS、北斗等)エンジンロケーション情報と比較して、BAPに対して、異なるレベルの精度および/または信頼性を使用してもよい。
[0072]
BAP情報が許容可能なレベルの精度および/または信頼性を有するか否かの決定、または、BAP情報の精度および/または信頼性を更新することは、内部および外部ソースからの利用可能な入力に基づいていてもよい。例えば、動き検出器センサまたはジャイロスコープのような内部ソースは、UEが実質的に静的であるかまたは動いているかを決定するために使用できる。UEが実質的に静的であると決定される場合、(例えば、最後に知られたロケーションの)BAP情報を高い信頼の程度で再利用できるとUEは決定できる。UEが高速移動シナリオにある場合、UEは、BAP情報が、再使用のための精度および/または信頼性しきい値を下回るかもしれないと決定することができ、例えば、より高い精度および電力使用プロフィールを有するデバイスを使用して(例えば、BAP/センサデータからロケーション情報を導出するよりもむしろSPSデバイスを使用して)、UEのロケーションを繰り返し追跡することによって課せられる高電力ドローによる、ロケーション情報収集をオプトアウトすることを決めてもよい。ネットワークフィードバックのような外部ソースも使用して、BAP情報が精度および/または信頼性の許容可能なレベルを有するか否かを決定してもよい。短いハンドオーバー期間は、高速移動シナリオを示唆するかもしれず、これは、BAP信頼性の急速な劣化を伴うかもしれない。高干渉およびチャネルフェージングパラメータは、SPSロックを取得するには、(対応する高い電力使用量を有する)大量の時間の間、SPSデバイスに携わることを伴う環境で、例えば、ダウンタウン環境で、UEが動作していることを示唆するかもしれない。
[0073]
上記で着目したように、いくつかのケースでは、UEの1つ以上の特性を決定することは、バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定することを含んでいてもよい。例えば、バッテリーレベルがしきいを超えていると決定される場合、または、バッテリーが充電されていると決定される場合、1つ以上のパラメータを調節することは、SPS受信機をイネーブルにすることを含んでいてもよい。いくつかのケースでは、UEの1つ以上の特性を決定することは、ロケーション情報のための要求の頻度を決定することも含んでいてもよい。いくつかのケースでは、UEの1つ以上の特性を決定することは、UEが現在、以前に知られていたロケーションにあると決定することを含んでいてもよい。UEの1つ以上の特性を決定することは、データ使用しきい値を決定することを含んでいてもよい。例えば、UEがデータ使用しきい値より下で動作していると決定される場合、UEは、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)データサービスを使用して、ロケーション情報を要求できる回数を調節できる。
[0074]
本開示のいくつかの態様にしたがうと、図7は、BAP情報が精度および/または信頼性の許容可能なレベルを有しているか否かを決定し、SPS受信機または他のロケーション情報デバイスからの情報に基づいて、ロケーション情報を更新するように実行してもよい、動作700の例示的なフローチャートを図示している。動作700は、710で開始し、UEは、現在ロケーション情報の精度および/または信頼性をしきい値と比較する。現在ロケーション情報の精度および/または信頼性がしきい値を下回る場合、動作700は720に進む。
[0075]
720において、UEは、衛星ポジショニングシステム(SPS)受信機からロケーション情報を取得するために十分な電力が存在するか否かを決定する。例では、バッテリーレベルしきい値、ならびに/あるいは、UEがライン電力に接続されているか、またはそうでなければ、充電状態であるかに基づいて、UEは、SPS受信機からロケーション情報を取得するのに十分な電力が存在するか否かを決定してもよい。SPS受信機からロケーション情報を取得するのに十分な電力がない場合、動作700は730に進み、UEは、非SPSロケーション情報デバイスからロケーション情報を取得する。例えば、UEは、SPS受信機よりも少ない電力を使用しながら、WWANベースのロケーション決定(例えば、A−GPS)から比較的正確なロケーション情報を取得してもよい。そうではなく、SPS受信機からロケーション情報を取得するのに十分な電力がある場合、動作は700、740に進み、UEは、SPS受信機からロケーション情報を取得する。
[0076]
現在のロケーション情報の精度がしきい値を超えている場合、UEは、比較的高い精度および消費電力プロフィールを有するロケーション情報ソース(例えば、SPS受信機)から新しいロケーション情報を取得する必要はない。したがって、動作700は750に進み、UEは、1つ以上の低電力ロケーション情報デバイスから集められた情報に基づいて、現在のロケーション情報を更新する。例えば、現在のロケーション情報の精度が精度しきい値を超える場合、UEは、さまざまなセンサから集められた情報に基づいて、現在のロケーション情報を更新してもよい。760において、UEは、ロケーション情報を報告する。
[0077]
いくつかのケースでは、UEは、SPS受信機がロケーション情報を取得するためにアクティブであってもよい時間量を制御してもよい。図8は、本開示のいくつかの態様にしたがって、SPS受信機のアクティブ化とロケーション情報の取得との間に経過した時間量に基づいて、SPS受信機アクティビティを調節するためにUEによって実行されてもよい、例示的な動作800を図示している。動作800は、810で開始してもよく、UEは、SPS受信機からのロケーション情報を要求する。820では、UEは、SPS受信機からロケーション情報を取得するために経過した時間を測定する。いくつかのケースでは、UEは、SPS受信機がアクティブであってもよい最大時間量を特定するタイムアウト値を設定してもよく、測定された時間は、SPS受信機からロケーション情報を取得するために経過した時間量またはタイムアウト値のいずれかであってもよい。
[0078]
UEが、SPS受信機からロケーション情報を取得するために経過した時間を測定した後、動作800は830に進み、UEは、経過した時間をタイムアウト値と比較する。経過時間がしきい値未満である場合、動作800は840に進み、UEは、タイムアウト値を変更することなく、将来のロケーション決定に対するSPS受信機の使用を許可することを継続する。そうでなければ、動作800は850に進み、UEは、将来のSPSロケーション決定のために、より少ない時間量にタイムアウト値を設定する。したがって、UEが、ロケーション情報を取得するためにSPS受信機を使用しようと試行するときに、SPS受信機は、ロケーション情報を報告する前に、低減された時間量の間、動作してもよい。
[0079]
いくつかのケースでは、1つ以上のパラメータを調節することは、1つ以上のロケーション情報ソースからUEが情報を要求できる頻度を調節することを含んでいてもよい。図9は、本開示のいくつかの態様にしたがって、ロケーション情報が要求される頻度を修正するために実行されてもよい例示的な動作900を図示している。動作900は、910で開始してもよく、UEは、例えば、UEのスピードを測定し、またはそうでなければ、取得する。920において、UEは、UEのスピードを高スピードしきい値と比較する。UEのスピードが高スピードしきい値を下回るまたは等しい場合、動作900は930に進み、UEは、UEのスピードを低スピードしきい値と比較する。UEのスピードが低スピードしきい値未満である場合、UEは静的である、または、実質的に静的である(例えば、部屋または建物内で動いている)と想定できる。したがって、動作は940に進み、UEは、静的UE状態に対応する値にロケーション要求頻度を設定する。UEが静的である、または、実質的に静的であることから、UEのロケーションは比較的一定であり、UEは、ロケーション情報を頻繁に更新し報告する必要がない。
[0080]
UEのスピードが高スピードしきい値より遅いまたは等しいが、低スピードしきい値より速いまたは等しい場合に、UEは低い速度で動いていると想定することができる。したがって、動作900は950に進み、UEは、低速度UEに対応する値にロケーション要求頻度を設定する。この値は、一般的に、結果として、UEが不動または静的状態にあるときよりも、より頻繁なロケーション情報要求となるが、UEが高速で動いているときよりも、より少ない頻度のロケーション情報要求となる。
[0081]
UEのスピードが高スピードしきい値を超える場合、動作900は、920から960に進み、UEは、高速度UEに対応する値にロケーション要求頻度を設定する。UEは、急速にロケーションを変更するかもしれないことから、ロケーション情報の更新および報告は、UEが低速度で移動するときよりもより頻繁に生じるかもしれない。
[0082]
さまざまな異なるテクノロジーおよび技術のうちのいずれかを使用して情報および信号を表してもよいことを、当業者は理解するだろう。例えば、上記の説明全体に渡って参照されるかもしれない、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁粒、周波数、光界または光粒、あるいはこれらの任意の組み合わせにより表してもよい。
[0083]
ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または別の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、ソフトウェアは、命令、命令のセット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ファームウェア、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、等を意味するように広く解釈すべきである。当業者は、ここでの開示に関連して説明したさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムのステップが、ハードウェア、ソフトウェア、または、これらの組み合わせとして実現してもよいことをさらに認識するだろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、さまざまな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、一般的にそれらの機能性に関して上記で説明した。このような機能性をハードウェアとして実現するか、またはソフトウェアとして実現するかは、特定のアプリケーションと全体的なシステムに課せられている設計制約とに依存する。熟練者は、各特定のアプリケーションに対してさまざまな方法で、説明した機能性を実現するかもしれないが、このようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲から逸脱をもたらすと解釈すべきでない。
[0084]
ここでの開示に関連して説明した、さまざまな実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、ここで説明した機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいはそれらの任意の組み合わせを用いて、実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、または、他の何らかのこのようなコンフィギュレーションである、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実現してもよい。
[0085]
ここでの開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、または2つの組み合わせで具現化してもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROM(登録商標)メモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、PCM(位相変更メモリ)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または、技術的に既知である他の何らかの形態の記憶媒体中に存在してもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込んだりできるように、プロセッサに結合されている。代替実施形態では、記憶媒体は、プロセッサと一体化されていてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に存在してもよい。ASICは、ユーザ端末中に存在してもよい。代替実施形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中のディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。
[0086]
1つ以上の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、または、これらの組み合わせで実現されてもよい。ソフトウェアで実現する場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上に記憶されていてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上で送信されてもよい。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含んでいる。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータによりアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータ、もしくは汎用プロセッサまたは特殊目的プロセッサによってアクセスできる他の何らかの媒体を備えることができる。また、任意接続は、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイトから、サーバから、あるいは、同軸ケーブルを、光ファイバケーブルを、撚り対を、デジタル加入者線(DSL)を、または、赤外線、無線、マイクロ波のようなワイヤレステクノロジーを使用する他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、DSLや、または、赤外線、無線、マイクロ波のようなワイヤレステクノロジーは、媒体の定義中に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、通常、ディスク(disk)はデータを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザにより光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。さらに、用語「または」は、排他的な「または」よりむしろ、包含的な「または」を意味することを意図している。すなわち、特に指定がない限り、または、文脈から明らかでない限り、例えば「XがAまたはBを用いる」というフレーズは、自然な包含的順列のうちのいずれかを意味することを意図している。すなわち、例えば「XがAまたはBを用いる」というフレーズは、以下の事例、XがAを用いる、XがBを用いる、または、XがAおよびBの両方とも用いる、のうちのいずれによっても満たされる。加えて、本出願および添付した特許請求の範囲中で使用しているような冠詞「a」および「an」は、特に指定がない限り、または、単数形に向けられている文脈から明らかでない限り、一般的に、「1つ以上」を意味すると解釈すべきである。
[0087]
本開示の先の説明は、任意の当業者が本開示を製造または使用することを可能にするように提供されている。本開示に対するさまざまな改良は、当業者に容易に明らかとなり、ここで規定される包括的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく他のバリエーションに適用してもよい。したがって、本開示は、ここで説明した例および設計に限定されるように意図してはおらず、ここで開示した原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法において、
前記UEの1つ以上の特性を決定することと、
前記UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータを調節することとを含む方法。
[2] 前記UEの1つ以上の特性を決定することは、バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定することを含む[1]記載の方法。
[3] 前記バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定することは、前記バッテリーレベルがしきい値を超えていることを決定すること、または、バッテリーが充電されていることを決定することを含み、
前記1つ以上のパラメータを調節することは、衛星ポジショニングシステム(SPS)受信機をイネーブルすることを含む[2]記載の方法。
[4] 前記UEの1つ以上の特性を決定することは、ロケーション情報に対する要求の頻度を決定することを含む[1]記載の方法。
[5] 前記UEの1つ以上の特性を決定することは、前記UEが現在、以前に知られていたロケーションにあることを決定することを含む[1]記載の方法。
[6] 前記UEの1つ以上の特性を決定することは、データ使用しきい値を決定することを含む[1]記載の方法。
[7] 前記1つ以上のパラメータを調節することは、前記決定したデータ使用しきい値に基づいて、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)データサービスを使用して、前記UEがロケーション情報を要求できる回数を調節することを含む[6]記載の方法。
[8] 前記1つ以上のパラメータを調節することは、ロケーション精度の許容可能なレベルを調節することを含む[1]記載の方法。
[9] 前記1つ以上のパラメータを調節することは、前記UEが1つ以上のロケーション決定デバイスからのロケーション情報を要求できる頻度を調節することを含む[1]記載の方法。
[10] 前記1つ以上のパラメータを調節することは、サービス期間の間に、前記UEができるロケーション情報に対する要求の最大数を調節することを含む[1]記載の方法。
[11] ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置において、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを具備し、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記UEの1つ以上の特性を決定するようにと、
前記UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータを調節するように構成されている装置。
[12] 前記少なくとも1つのプロセッサは、バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定するようにさらに構成されている[11]記載の装置。
[13] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記バッテリーレベルがしきい値を超えていることを決定するように、または、バッテリーが充電されていることを決定するように、
衛星ポジショニングシステム(SPS)受信機をイネーブルするようにさらに構成されている[12]記載の装置。
[14] 前記少なくとも1つのプロセッサは、ロケーション情報に対する要求の頻度を決定するようにさらに構成されている[11]記載の装置。
[15] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEが現在、以前に知られていたロケーションにあることを決定するようにさらに構成されている[11]記載の装置。
[16] 前記少なくとも1つのプロセッサは、データ使用しきい値を決定するようにさらに構成されている[11]記載の装置。
[17] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記決定したデータ使用しきい値に基づいて、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)データサービスを使用して、前記UEがロケーション情報を要求できる回数を調節するようにさらに構成されている[16]記載の装置。
[18] 前記少なくとも1つのプロセッサは、ロケーション精度の許容可能なレベルを調節するようにさらに構成されている[11]記載の装置。
[19] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEが1つ以上のロケーション決定デバイスからのロケーション情報を要求できる頻度を調節するようにさらに構成されている[11]記載の装置。
[20] 前記少なくとも1つのプロセッサは、サービス期間の間に、前記UEができるロケーション情報に対する要求の最大数を調節するようにさらに構成されている[11]記載の装置。
[21] ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置において、
前記UEの1つ以上の特性を決定する手段と、
前記UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータを調節する手段とを具備する装置。
[22] 前記UEの1つ以上の特性を決定する手段は、バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定する手段を備える[21]記載の装置。
[23] 前記バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定する手段は、前記バッテリーレベルがしきい値を超えていることを決定する手段、または、バッテリーが充電されていることを決定する手段を備え、
前記1つ以上のパラメータを調節する手段は、衛星ポジショニングシステム(SPS)受信機をイネーブルする手段を備える[22]記載の装置。
[24] 前記UEの1つ以上の特性を決定する手段は、ロケーション情報に対する要求の頻度を決定する手段を備える[21]記載の装置。
[25] 前記UEの1つ以上の特性を決定する手段は、前記UEが現在、以前に知られていたロケーションにあることを決定する手段を備える[21]記載の装置。
[26] 前記UEの1つ以上の特性を決定する手段は、データ使用しきい値を決定する手段を備える[21]記載の装置。
[27] 前記1つ以上のパラメータを調節する手段は、前記決定したデータ使用しきい値に基づいて、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)データサービスを使用して、前記UEがロケーション情報を要求できる回数を調節する手段を備える[26]記載の装置。
[28] 前記1つ以上のパラメータを調節する手段は、ロケーション精度の許容可能なレベルを調節する手段を備える[21]記載の装置。
[29] 前記1つ以上のパラメータを調節する手段は、前記UEが1つ以上のロケーション決定デバイスからのロケーション情報を要求できる頻度を調節する手段を備える[21]記載の装置。
[30] ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のためのコンピュータ読取可能媒体において、
コードを具備し、
前記コードは、少なくとも1つのプロセッサにより実行されるときに、前記UEに、
前記UEの1つ以上の特性を決定させ、
前記UEの決定した1つ以上の特性に基づいて、ロケーション情報報告の1つ以上のパラメータを調節させるコンピュータ読取可能媒体。

Claims (24)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法において、
    前記UEの1つ以上の特性を決定し、前記1つ以上の特性は、少なくとも、電力状態と最後に知られたロケーション情報とデータ使用しきい値とを含むことと、
    前記UEの決定した1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのロケーションを決定するためにアクティブ化する、前記UEの複数のロケーション情報デバイスのうちの1つ以上のロケーション情報デバイスを選択し、前記1つ以上のロケーション情報デバイスを選択することは、前記UEのロケーションを決定するために使用する、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)データサービスを選択することを含むことと、
    前記UEの決定した1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別し、前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別することは、前記決定したデータ使用しきい値に基づいて、前記WWANデータサービスを使用して前記UEがロケーション情報を要求できる回数を調節することを含むことと、
    前記選択した1つ以上のロケーション情報デバイスからのデータに基づいて、前記UEのロケーションを決定し、前記データは、前記1つ以上のパラメータに少なくとも部分的に基づいて発生されることと、
    前記UEの決定したロケーションを報告することとを含む方法。
  2. 前記UEの1つ以上の特性を決定することは、バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定することを含む請求項1記載の方法。
  3. 前記バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定することは、前記バッテリーレベルがしきい値を超えていることを決定すること、または、バッテリーが充電されていることを決定することを含み、
    前記1つ以上のロケーション情報デバイス選択することは、衛星ポジショニングシステムSPS受信機をイネーブルすることを含む請求項2記載の方法。
  4. 前記UEの1つ以上の特性を決定することは、ロケーション情報に対する要求の頻度を決定することを含請求項1記載の方法。
  5. 記UEの1つ以上の特性を決定することは、前記UEが現在、以前に知られていたロケーションにあることを決定することを含む請求項1記載の方法。
  6. 前記1つ以上のパラメータは、ロケーション精度の許容可能なレベルを含む請求項1記載の方法。
  7. 記1つ以上のパラメータは、前記UEが選択した1つ以上のロケーション情報デバイスからのロケーション情報を要求できる頻度を含む請求項1記載の方法。
  8. 前記1つ以上のパラメータは、サービス期間の間に、前記UEができるロケーション情報に対する要求の最大数を含む請求項1記載の方法。
  9. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置において、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを具備し、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記UEの1つ以上の特性を決定し、前記1つ以上の特性は、少なくとも、電力状態と最後に知られたロケーション情報とデータ使用しきい値とを含むようにと、
    前記UEの決定した1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのロケーションを決定するためにアクティブ化する、前記UEの複数のロケーション情報デバイスのうちの1つ以上のロケーション情報デバイスを選択し、前記1つ以上のロケーション情報デバイスを選択することは、前記UEのロケーションを決定するために使用する、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)データサービスを選択することを含むようにと、
    前記UEの決定した1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別し、前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別することは、前記決定したデータ使用しきい値に基づいて、前記WWANデータサービスを使用して前記UEがロケーション情報を要求できる回数を調節することを含むようにと、
    前記選択した1つ以上のロケーション情報デバイスからのデータに基づいて、前記UEのロケーションを決定し、前記データは、前記1つ以上のパラメータに少なくとも部分的に基づいて発生されるようにと、
    前記UEの決定したロケーションを報告するように構成されている装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定するようにさらに構成されている請求項9記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記バッテリーレベルがしきい値を超えていることを決定するように、または、バッテリーが充電されていることを決定するように、
    衛星ポジショニングシステム(SPS)受信機をイネーブルすることより、前記1つ以上のロケーション情報デバイスを選択するようにさらに構成されている請求項10記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、ロケーション情報に対する要求の頻度を決定するようにさらに構成されている請求項9記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEが現在、以前に知られていたロケーションにあることを決定するようにさらに構成されている請求項9記載の装置。
  14. 前記1つ以上のパラメータは、ロケーション精度の許容可能なレベルを含む請求項9記載の装置。
  15. 前記1つ以上のパラメータは、前記UEが選択した1つ以上のロケーション情報デバイスからのロケーション情報を要求できる頻度を含む請求項9記載の装置。
  16. 前記1つ以上のパラメータは、サービス期間の間に、前記UEができるロケーション情報に対する要求の最大数を含む請求項9記載の装置。
  17. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置において、
    前記UEの1つ以上の特性を決定する手段と、前記1つ以上の特性は、少なくとも、電力状態と最後に知られたロケーション情報とデータ使用しきい値とを含み
    前記UEの決定した1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのロケーションを決定するためにアクティブ化する、前記UEの複数のロケーション情報デバイスのうちの1つ以上のロケーション情報デバイスを選択する手段と、前記1つ以上のロケーション情報デバイスを選択する手段は、前記UEのロケーションを決定するために使用する、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)データサービスを選択する手段を備え、
    前記UEの決定した1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別する手段と、前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別する手段は、前記決定したデータ使用しきい値に基づいて、前記WWANデータサービスを使用して前記UEがロケーション情報を要求できる回数を調節する手段を備え、
    前記選択した1つ以上のロケーション情報デバイスからのデータに基づいて、前記UEのロケーションを決定する手段と、前記データは、前記1つ以上のパラメータに少なくとも部分的に基づいて発生され、
    前記UEの決定したロケーションを報告する手段とを具備する装置。
  18. 前記UEの1つ以上の特性を決定する手段は、バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定する手段を備える請求項17記載の装置。
  19. 前記バッテリーレベルまたは充電状態のうちの少なくとも1つを決定する手段は、前記バッテリーレベルがしきい値を超えていることを決定する、または、バッテリーが充電されていることを決定する手段を備え、
    前記UEのロケーションを決定するためにアクティブ化する、複数のロケーション情報デバイスのうちの1つ以上のロケーション情報デバイスを選択する手段は、衛星ポジショニングシステムSPS受信機をイネーブルする手段を備える請求項18記載の装置。
  20. 前記UEの1つ以上の特性を決定する手段は、ロケーション情報に対する要求の頻度を決定する手段を備える請求項17記載の装置。
  21. UEの1つ以上の特性を決定する手段は、前記UEが現在、以前に知られていたロケーションにあることを決定する手段を備える請求項17記載の装置。
  22. 前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別する手段は、ロケーション精度の許容可能なレベルを調節する手段を備える請求項17記載の装置。
  23. 前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別する手段は、前記UEが選択した1つ以上のロケーション情報デバイスからのロケーション情報を要求できる頻度を調節する手段を備える請求項17記載の装置。
  24. ユーザ機器UEによるワイヤレス通信のためのコンピュータ読取可能記憶媒体において、
    コードを具備し、
    前記コードは、少なくとも1つのプロセッサにより実行されるときに、前記UEに、
    前記UEの1つ以上の特性を決定させ、前記1つ以上の特性は、少なくとも、電力状態と最後に知られたロケーション情報とデータ使用しきい値とを含み
    前記UEの決定させた1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのロケーションを決定するためにアクティブ化する、前記UEの複数のロケーション情報デバイスのうちの1つ以上のロケーション情報デバイスを選択させ、前記1つ以上のロケーション情報デバイスを選択させることは、前記UEのロケーションを決定するために使用する、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)データサービスを選択させることを含み、
    前記UEの決定させた1つ以上の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別させ、前記UEのロケーションを決定するための1つ以上のパラメータを識別させることは、前記決定したデータ使用しきい値に基づいて、前記WWANデータサービスを使用して前記UEがロケーション情報を要求できる回数を調節させることを含み、
    前記選択させた1つ以上のロケーション情報デバイスからのデータに基づいて、前記UEのロケーションを決定させ、前記データは、前記1つ以上のパラメータに少なくとも部分的に基づいて発生され、
    前記UEの決定させたロケーションを報告させるコンピュータ読取可能記憶媒体。
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