JP6567454B2 - 凝集沈殿処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、凝集沈殿処理装置に関する。
従来、被処理水中の懸濁物質や凝集フロック等を沈降分離させて被処理水を清澄化する凝集沈殿処理装置として、以下の特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の凝集沈殿処理装置は、槽内の中央に立設され被処理水が導入されると共に懸濁物質等の凝集を行う筒状のミキシングチャンバと、略水平方向に延び、ミキシングチャンバ内の凝集フロックを有する被処理水を槽内に分配供給する吐出口を複数備える筒状のディストリビュータと、を具備し、槽内で粗大化した凝集フロックを沈降して分離させるものである。
特開2003−205206号公報
ここで、上記凝集沈殿処理装置にあっては、ディストリビュータが槽内の凝集フロックを含む被処理水に浸漬していることから、適宜ディストリビュータの洗浄が必要となる。このようなディストリビュータの洗浄にあっては、作業者が槽内に入って作業をすることになるが、この場合、槽内の水を全部抜く必要があり、多大な作業工数を要してしまう。また、このように槽内の水を全部抜くのは、例えば年1回の設備メンテナンス等に限られてしまうため、洗浄時期が限定されてしまうといった問題もある。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、ディストリビュータの洗浄の際に槽内の水を全部抜く必要がなく、作業工数を低減できる共に洗浄時期の自由度を向上できる凝集沈殿処理装置を提供することを目的とする。
本発明による凝集沈殿処理装置は、槽内に、直立状態で配設され被処理水が導入されるチャンバ、及び、チャンバ内の被処理水を槽内に分配供給するディストリビュータを備え、槽内に生じた凝集フロックを沈降分離させる凝集沈殿処理装置において、ディストリビュータの高さに応じて、槽を構成する筒状の胴部に開閉可能な開口部が設けられていることを特徴としている。
このような凝集沈殿処理装置によれば、槽内の水をディストリビュータの下の辺りまで(ディストリビュータが出現する位置まで)抜けば、ディストリビュータの高さに応じて槽の胴部に設けられた開口部を通して、ディストリビュータに容易にアクセス(接近)でき洗浄できる。このため、ディストリビュータの洗浄の際に槽内の水を全部抜く必要がなく、作業工数を低減できる共に洗浄時期の自由度を向上できる。
ここで、開口部は、ディストリビュータと同じ高さに設けられていると、開口部を通したディストリビュータの先端部へのアクセスが容易であり、洗浄作業が容易となる。
また、開口部の径は、ディストリビュータの先端径より大きいと、ディストリビュータに対する洗浄等を始めとした種々の作業性を向上できる。
また、開口部は、ディストリビュータの先端部と対向する位置に設けられていると、ディストリビュータが固定の場合には、開口部を通したディストリビュータの先端部へのアクセスが容易であり、洗浄作業が容易となる。また、ディストリビュータが回転する場合には、ディストリビュータの先端部を、開口部と対向する位置に停止させることにより、開口部を通したディストリビュータの先端部へのアクセスが容易であり、洗浄作業が容易となる。
本発明によれば、ディストリビュータの洗浄の際に槽内の水を全部抜く必要がなく、作業工数を低減できる共に洗浄時期の自由度を向上できる凝集沈殿処理装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る凝集沈殿処理装置を示す概略構成図である。 図1中のディストリビュータの先端部を拡大して示す正面図である。 図2の右側面図であり、ディストリビュータの蓋部を一軸であるボルトの雄螺子を支点として開閉した状態も表した図である。 図1中のハンドホールを拡大して示す正面図である。 図4の右側面図である。 図5の平面図であり、ハンドホールの蓋部を一軸であるヒンジ機構の軸体を支点として開閉した状態も表した図である。
以下、本発明による凝集沈殿処理装置の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、凝集沈殿処理装置を示す概略構成図、図2は、図1中のディストリビュータの先端部を示す正面図、図3は、図2の右側面図、図4は、図1中のハンドホールを示す正面図、図5は、図4の右側面図、図6は、図5の平面図である。
図1に示すように、凝集沈殿処理装置100は、導入された被処理水に対して凝集沈殿処理を行うものである。なお、被処理水の種類は特に限定されず、無機排水でも有機排水でも良く、活性汚泥処理等による処理水が被処理水として導入されても良い。
凝集沈殿処理装置100は、汚泥を沈降分離するための有底筒状の槽1と、槽1内に直立状態で配設された筒状のミキシングチャンバ2と、ミキシングチャンバ2内の被処理水を槽1内に分配供給するディストリビュータ3と、を概略備える。この凝集沈殿処理装置100は、より具体的には、槽1内に直立状態で配設されたミキシングチャンバ2内に被処理水を導入すると共に、ミキシングチャンバ2内に被処理水中の懸濁物質を凝集させるための各種添加剤を添加することによって、添加剤とフロックとの接触性を高めてフロックを集合させた凝集フロックを生成する。そして、ミキシングチャンバ2内の凝集フロックを含む被処理水を、略水平方向に延び回転する筒状のディストリビュータ3から槽1内に均等に分散供給し槽1内に均等な上昇流を形成することによって、凝集フロック(粗大フロックとも呼ぶ)を沈降分離させて槽1内の底部に濃縮汚泥層Aを形成する。そして、この濃縮汚泥層Aの上に、凝集フロック分離槽、上澄みである清澄層を順に形成する。
ディストリビュータ3は、ミキシングチャンバ2に連通すると共に、当該ミキシングチャンバ2の下端部を水封しながら回転するものであり、ここでは、ミキシングチャンバ2を間に挟むようにして一対が配置される。これらのディストリビュータ3は、センタシャフト4に連結されて回転する。センタシャフト4は、ミキシングチャンバ2の軸心位置において上下方向に延びるように配置され、駆動源Mの駆動により回転する。なお、ディストリビュータ3の個数は特に限定されるものではなく、1個又は3個以上であっても良い。このディストリビュータ3の最下部には、ミキシングチャンバ2内の凝集フロックを含む被処理水を槽1内に吐出するための吐出孔5が、ディストリビュータ3の長手方向に沿って一列に複数個が穿設されている。なお、吐出孔5の位置はディストリビュータ3の最下部に限定されず他の位置でも良く、また、個数や配列は特に限定されない。また、ここでは、ディストリビュータ3が回転するようになっているが、複数のディストリビュータ3が固定配置され回転しないものもある。
センタシャフト4は、ディストリビュータ3よりも下方に延長されており、その先端にレーキ6が固定される。レーキ6は、凝集フロックが沈降して形成する汚泥の濃縮に寄与すると共に、汚泥ラインL1を通して濃縮汚泥を排出すべく槽底面中央に汚泥を掻き寄せる。
また、槽1内の上部にはトラフ7が設けられており、このトラフ7を越流した槽1内の上澄水が処理水として槽外部に流出されるようになっている。
ここで、ディストリビュータ3の先端部は、従来のような閉塞とはなっておらず、開閉可能となっている。具体的には、ディストリビュータ3の先端部は蓋部8を有し、当該蓋部8によりディストリビュータ3の先端部の開閉が可能となっている。
より具体的には、図2に示すように、ディストリビュータ3の先端部には、フランジ部9が円環状に設けられる。このフランジ部9の下部にあっては、ボルト10の頭部10aがフランジ部9の裏面(図示左側の面)に溶接固定され、ボルト10の軸部である雄螺子10bがフランジ部9を貫き表面(図示右側の面)から外方へ突出し、さらに蓋部8を貫くように配置される。
また、ディストリビュータ3の上方には、ディストリビュータ3の軸線に沿って平行に延びる長尺な円柱状の軸体が11が配置されている。この軸体11の先端側(図示右側)には雄螺子11aが形成されている。軸体11は、その後端部において軸線に直交し且つ水平方向(紙面垂直方向)に延びるピン30が、ディストリビュータ3の上部に設けられた突設部31に回動可能に支持されることにより、軸体11の先端側が上下方向に回動可能となっている。また、フランジ部9の裏面には、図3に示すように、蓋部8を閉の位置で留めるための平板状のストッパ12が外周面から外方へ突き出るように設けられる。
蓋部8は、図2及び図3に示すように、フランジ部9を先端側から覆うような円板状に構成され、フランジ部9に対面して当接しディストリビュータ3の先端部を閉じるようになっている。蓋部8の下部には、フランジ部9のボルト10の雄螺子10bが通されるボルト孔(不図示)が開口されており、図3に示すように、蓋部8の上部には、上方から切り欠かれ軸体11の雄螺子11aが上方から進入可能なU溝16が設けられる。また、蓋部8の表面には、フランジ部9のストッパ12に当接するための平板状のストッパ13が設けられる。このストッパ13は、蓋部8の外周面から外方且つ後方(図2の左側、図3の紙面奥側)へ延びストッパ12に当接することが可能である。
そして、ストッパ12,13同士が当接しフランジ部9に対して蓋部8が重ねられた状態で、ボルト10の雄螺子10bに対して蝶ナット14が締め込まれることにより、蓋部8の下部がフランジ部9に固定されると共に、軸体11の雄螺子11aがU溝16に上方から進入し当該雄螺子11aに対して蝶ナット15が締め込まれることにより、蓋部8の上部がフランジ部9に固定される。すなわち、この状態で、ディストリビュータ3の先端部が、蓋部8により閉とされた(蓋された)状態となっている。
また、図1に示すように、槽1を構成する筒状の胴部1aには、開閉可能な開口部が設けられる。この開閉可能な開口部を、ここでは、ハンドホール20と呼ぶ。このハンドホール20は、図4〜図6に示すように、槽1内に連通する筒状のパイプ部21と、パイプ部21の外側(図4における右側)を開閉する蓋部22と、を備える。
ハンドホール20は、ディストリビュータ3と同じ高さに設けられる。ハンドホール20の個数は特に限定されず、本実施形態では1個とされているが、複数個が設けられていても良い。なお、ディストリビュータ3が回転せず固定されている場合には、ハンドホール20は、ディストリビュータ3の先端部である蓋部8と対向する位置に設けられる。
ハンドホール20を構成するパイプ部21は、その内径、すなわち開口部の径が、ディストリビュータ3の先端部である蓋部8の径より大きくなっている。このパイプ部21の外端部には、フランジ部23が円環状に設けられる。
蓋部22は、その外周面が、フランジ部23の外周面と一致するサイズの円板状に構成され、フランジ部23に対面して当接しパイプ部21を閉じるようになっている。蓋部22とフランジ部23とは、図5及び図6に示すように、これらの側部同士が、上下方向に延びる長尺な円柱状の軸体24を支点としたヒンジ機構25により回動可能に連結される。また、蓋部22及びフランジ部23には、外周側の位置に周方向に沿って一定間隔でボルト孔26が多数開口されている。蓋部22のボルト孔26とフランジ部23のボルト孔26とは、全てが重なるように配置されている。
そして、パイプ部21のフランジ部23に対して蓋部22が重ねられた状態で、フランジ部23に対して蓋部22がボルト結合されることにより、パイプ部21が、蓋部22により閉とされた(蓋された)状態となっている。この状態で、蓋部22とフランジ部23との間にはパッキン(不図示)が円環状に介在しており、水密が図られている。また、蓋部22の表面には、開閉の際に利用される把手27が設けられている。なお、図4〜図6においては、パイプ部21のフランジ部23に対して蓋部22を固定するためのボルトは省略されており、図5のみにボルト孔26が描かれている。
このように構成された凝集沈殿処理装置100において、ディストリビュータ3内の洗浄を行う場合には、先ず、凝集沈殿処理装置100の運転を停止し、槽1内の水をディストリビュータ3の下の辺りまで(ディストリビュータ3が出現する位置まで)抜く。
次いで、ディストリビュータ3の蓋部8が、ハンドホール20に対向するようにディストリビュータ3を回転・停止させる。なお、水抜き前に、点検窓等を介して目視しながら、ディストリビュータ3の蓋部8が、ハンドホール20に対向するようにディストリビュータ3を回転・停止させても良い。また、蓋部8とハンドホール20とが概ね対向していれば、ディストリビュータ3を移動させなくても良い。なお、ディストリビュータ3が固定の場合には、元々、蓋部8とハンドホール20とは対向しているため、この対向作業はスキップする。
次いで、作業者は、ハンドホール20のボルト結合を解除し、把手27を手で持ち、ヒンジ機構25の軸体24を支点として蓋部22を回動させ、図6に仮想線で示すように、蓋部22を閉から開とする。
次いで、作業者は、パイプ部21内に手を入れることにより、ディストリビュータ3の先端部へのアクセス(接近)が可能となる。このとき、ハンドホール20(パイプ部21)は、ディストリビュータ3と同じ高さに設けられているため、ディストリビュータ3の蓋部8へのアクセスは容易である。
そして、作業者は、下部の蝶ナット14を若干緩めると共に、上部の蝶ナット15を多少緩め螺合を解除することなく軸体11をピン30を支点として上方へ回動し取り付けを解除する。
ここで、下部の蝶ナット14は若干緩められているが、取り付けは解除されていないため、蝶ナット14を蓋部8の抜け止めとして機能させながら、ボルト10(雄螺子10b)を支点として蓋部8を下方へ回動させ(自重により回動させ)、図3に仮想線で示すように、蓋部8を閉から開とする。この際、蓋部8は、一軸であるボルト10(雄螺子10b)を支点として支えられるため、その作業は容易である。また、蓋部8は、一箇所の取り付け(軸体11による取り付け)を解除することにより開にできるため、その操作は容易である。
このような作業者による蓋部8の開作業に際し、ハンドホール20を構成するパイプ部21の内径、すなわち開口部の径が、ディストリビュータ3の蓋部8の径より大きくなっているため、その作業を容易にできる。
そして、作業者は、洗浄手段である例えば長尺な高圧洗浄ノズル等を、ハンドホール20を通してディストリビュータ3内に進入させ、ディストリビュータ3内の洗浄を行う。
ここで、ディストリビュータ3が複数個でハンドホール20が1個の場合には、ディストリビュータ3を回転・停止させて、ディストリビュータ3の洗浄を順次行う。また、ディストリビュータ3が複数個の場合、ハンドホール20をディストリビュータ3の個数分設け、ディストリビュータ3の回転・停止により、各ディストリビュータ3の先端部が、各ハンドホール20にそれぞれ対向させるようにしても良い。また、複数のディストリビュータ3が固定の場合には、前述したように、各ハンドホールを、各ディストリビュータ3の先端部に対向する位置に配置する必要がある。
そして、洗浄が終わったら、作業者は、ボルト10(雄螺子10b)を支点として蓋部8を上方へ回動させ、蝶ナット14,15を締め込むことにより蓋部8を開から開とし、次いで、ヒンジ機構25の軸体24を支点として蓋部22を回動させボルト結合することにより、蓋部22を開から閉とする。
このように、本実施形態においては、ハンドホール20及び蓋部8を開とすることにより、ディストリビュータ3内を洗浄できるため、槽1内の水を全部抜くことなく、槽1外からディストリビュータ3内の洗浄作業を極めて容易に行うことができる。
なお、ここでは、ディストリビュータ3の先端部を開閉可能とする蓋部8を設けると共に、槽1の胴部1aに開閉可能な開口部としてのハンドホール20を設け、槽1外からディストリビュータ3内の洗浄作業を極めて容易とする例を述べているが、ディストリビュータ3の先端部の蓋部8が開かない場合でも以下の作用・効果を奏する。
すなわち、槽1内の水をディストリビュータ3の下の辺りまで(ディストリビュータ3が出現する位置まで)抜けば、ディストリビュータ3と同じ高さで、槽1の胴部1aに設けられたハンドホール20、より具体的には、パイプ部(開口部)21を通して、ディストリビュータ3に容易にアクセス(接近)でき、例えばディストリビュータ3の外面や吐出孔5を外側(ディストリビュータ3の外方)から容易に洗浄できる。すなわち、ディストリビュータ3の洗浄の際に、槽1内の水を全部抜く必要がなく、作業工数を低減できる共に洗浄時期の自由度を向上できる。なお、ディストリビュータ3の先端部の端面に、内外を連通する貫通孔を設けておけば、この貫通孔を通してディストリビュータ3内を洗浄できる。
また、ディストリビュータ3の先端部が開閉可能な場合も同様であるが、ハンドホール20を構成するパイプ部21の内径、すなわち開口部の径が、ディストリビュータ3の先端部の径より大きくなっているため、ディストリビュータ3に対する洗浄等を始めとした種々の作業性を向上できる。
また、ディストリビュータ3の先端部が開閉可能な場合も同様であるが、ディストリビュータ3が固定の場合には、ハンドホール20がディストリビュータ3の先端部と対向する位置に設けられるため、パイプ部21を通したディストリビュータ3の先端部へのアクセスが容易であり、洗浄作業が容易となる。また、ディストリビュータ3が回転する場合には、ディストリビュータ3の先端部を、ハンドホール20と対向する位置に停止させることにより、パイプ部21を通したディストリビュータ3の先端部へのアクセスが容易であり、洗浄作業が容易となる。
なお、ディストリビュータ3の吐出孔5や当該吐出孔5の近辺の外周面を直接外方から洗浄したい場合には、ハンドホール20は、ディストリビュータ3の先端部の対向位置より多少下方に位置している方が作業性が良い。従って、ハンドホール20は、必ずしもディストリビュータ3と同じ高さに設けられていなくても良く、ディストリビュータ3の高さに応じて設けられていれば良い。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、蓋部22をヒンジ機構25により開閉可能としているが、水封できればディストリビュータ3の蓋部8の開閉機構のような他の機構に代えても良く、また、蓋部を単に着脱する構成や、スライドにより蓋部を移動させて着脱する構成等、種々のものを選択できる。
1…槽、1a…胴部、2…チャンバ、3…ディストリビュータ、20…ハンドホール、21…パイプ部、22…蓋部、100…凝集沈殿処理装置。

Claims (3)

  1. 槽内に、直立状態で配設され被処理水が導入されるチャンバ、及び、前記チャンバ内の被処理水を前記槽内に分配供給するディストリビュータを備え、前記槽内に生じた凝集フロックを沈降分離させる凝集沈殿処理装置において、
    記槽を構成する筒状の胴部に開閉可能な開口部が設けられ、前記開口部は、前記ディストリビュータと同じ高さに設けられていることを特徴とする凝集沈殿処理装置。
  2. 前記開口部の径は、前記ディストリビュータの先端径より大きいことを特徴とする請求項1記載の凝集沈殿処理装置。
  3. 前記開口部は、前記ディストリビュータの先端部と対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の凝集沈殿処理装置。
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